JPH0552354A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0552354A
JPH0552354A JP21513491A JP21513491A JPH0552354A JP H0552354 A JPH0552354 A JP H0552354A JP 21513491 A JP21513491 A JP 21513491A JP 21513491 A JP21513491 A JP 21513491A JP H0552354 A JPH0552354 A JP H0552354A
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JP
Japan
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temperature
cooking
plate
display
heater
Prior art date
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JP21513491A
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English (en)
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Kazunari Imamoto
和成 今本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者に高温のプレートに手等を触れないよ
うに警告すると共に、そのプレートにどの程度の熱が残
っているかをも知らせるようにする。 【構成】 本体1内に加熱ユニット4,5及びコイルヒ
ータ6をトッププレート3で覆って設けることにより、
トッププレート3上に3か所の調理部9,10,11を
設ける。各調理部9,10,11の手前側に位置して、
夫々4個のLED28を備える表示部32,33,34
を設ける。マイクロコンピュータ31は、各調理部9,
10,11の温度を検出する温度センサ29の検出信号
を受け、その検出温度に応じて、4個のLED28の点
灯,消灯を制御する。安全な低温であるときには、4個
のLED28が全て消灯され、それよりも高温のときに
は、その温度が高くなるほど点灯個数が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物が載置される
プレートが高温であることを表示するための表示部を設
けた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱調理器として、例えばハロ
ゲンランプヒータを熱源としたクッキングヒータが供さ
れている。このものは、上面に鍋などが載置される耐熱
ガラス製のプレートを設けた矩形箱状の本体内に、例え
ば左右2か所に位置させて複数本のハロゲンランプから
なる2組の加熱ユニット(ヒータ)を配設して構成され
ている。この場合、プレート上に2か所の調理部(鍋な
どが載置される場所)が形成されることになり、使用者
は、どちらかの調理部に被調理物を載置して加熱調理を
実行させることができ、また、2か所で並行して加熱調
理を実行させることもできる。
【0003】而して、この種の加熱調理器は、調理が終
了した後、ハロゲンランプヒータが消灯状態にあっても
プレートはしばらくの間高温のままとなっている。この
ため、近年では、高温のプレートに手等を触れないよう
に使用者に警告するために、プレートの各調理部部分に
高温注意ランプを設け、各加熱ユニットの近傍に設けら
れたバイメタルにより前記高温注意ランプをオン・オフ
(例えば60℃以下に下がったら消灯)させるようにし
たものが供されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な加熱調理器にあっては、プレートが高温となるまでに
は比較的時間がかかり、また、上述のように、一旦調理
を終了させた後も、しばらくはプレートが高温の状態が
続くといった事情がある。従って、前回の調理が終了し
た後に、次の調理を行うような場合には、前回調理を行
った高温状態の調理部を続けて使用する方が、効率の良
い調理を行うことができる。
【0005】ところが、例えば前回の調理で2か所の調
理部を両方使用していたような場合には、使用者は次の
調理をどちらの調理部にて行ったほうが効率的かという
ことがわかり難い。この場合、上記高温注意ランプが調
理部の温度の一応の目安とはなるが、従来の高温注意ラ
ンプでは、消灯か点灯かつまりその調理部が安全な温度
か否かを表示するだけなので、調理部にどの程度の熱が
残っているのかまではわからなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、使用者に高温のプレートに手等を触れ
ないように警告することができると共に、そのプレート
にどの程度の熱が残っているかをも使用者に知らせるこ
とができる加熱調理器を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の加熱調理
器は、ヒータをプレートで覆い、このプレート上に被加
熱物を載置するようにしたものであって、プレートの温
度を検出する温度センサと、プレートに設けられ該プレ
ートが高温であることを表示するための表示部と、温度
センサの検出温度に応じて前記表示部の表示の態様を切
換える表示制御手段とを具備するところに特徴を有す
る。
【0008】また、本発明の第2の加熱調理器は、出力
調整可能なヒータをプレートで覆い、このプレート上に
被加熱物を載置するようにしたものであって、プレート
の温度を検出する温度センサと、プレートに設けられた
表示部と、ヒータの通電時には前記表示部に該ヒータの
出力に応じた態様の表示を行わせ且つ前記ヒータの断電
時には該表示部に前記温度センサの検出温度に応じた態
様の表示を行わせる表示制御手段とを具備するところに
特徴を有する。
【0009】
【作用】本発明の第1の加熱調理器によれば、表示部に
よりプレートが高温であることを表示するにあたって、
表示制御手段により、温度センサにより検出されたプレ
ートの温度に応じて表示の態様が切換えられる。従っ
て、使用者はこの表示部の表示を見ることにより、プレ
ートが安全な温度か否かを知ることができると共に、プ
レートにどの程度の熱が残っているのかを知ることがで
きる。
【0010】また、本発明の第2の加熱調理器によれ
ば、ヒータの通電時即ち調理時には、プレートに設けら
れた表示部に、前記ヒータの出力に応じた態様の表示が
行われる。従って、使用者は、表示部の表示を見ること
により、現在行われている調理に関するヒータの出力を
知ることができる。また、表示部がプレートに設けられ
ているので、表示が見やすく、ひいては出力の調整作業
などを容易に行うことができる。
【0011】一方、ヒータの断電時即ち調理終了時に
は、表示部には、温度センサにより検出されたプレート
の温度に応じた態様の表示が行われる。従って、使用者
はこの表示部の表示を見ることにより、プレートが安全
な温度か否かを知ることができると共に、プレートにど
の程度の熱が残っているのかを知ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をハロゲンランプヒータを備え
たクッキングヒータに適用した第1の実施例について図
1乃至図5を参照して説明する。尚、本実施例は請求項
1に対応している。
【0013】まず、本実施例に係る加熱調理器の全体構
成について述べる。図1に示すように、加熱調理器の本
体1は、矩形箱状に形成されて例えば調理台2に組込ま
れている。この本体1の上面には例えば結晶化ガラス
(耐熱ガラス)からなる透光性あるトッププレート3が
設けられ、その下部には、この場合、ヒータとしての2
個の加熱ユニット4,5が配設されていると共に、ヒー
タとしてのコイルヒータ6が配設されている。これに
て、これら加熱ユニット4,5およびコイルヒータ6
は、1枚の大きなトッププレート3により覆われてい
る。
【0014】前記加熱ユニット4,5は、図3にも示す
ように、夫々複数本のハロゲンランプ7を断熱性ある容
器状の支持体8に支持させ、この支持体8を本体1の内
底面に取付けて構成されている。この加熱ユニット4,
5は本体1内の左右部位に位置して設けられ、また、前
記コイルヒータ6はこれら加熱ユニット4,5間の本体
1の奥側に位置して設けられている。これにてトッププ
レート3上には、加熱ユニット4,5及びコイルヒータ
6の上方に位置して、鍋などの被加熱物が載置される3
か所の調理部9,10,11が構成されている。
【0015】尚、本実施例では、それら調理部9,1
0,11のうち左側に位置する調理部9(加熱ユニット
4)により、揚げ物調理もできるようになっている。こ
の場合、天ぷら油を収容した天ぷら鍋12には、揚げ物
調理用の温度センサ13が着脱可能に設けられ、この温
度センサ13のリード線13aの先端に設けられたプラ
グ14を本体1に設けられたジャック15に差込むこと
に基づいて、揚げ物調理が可能とされるようになってい
る。
【0016】一方、本体1の前面には、操作パネル16
が設けられている。図4に示すように、この操作パネル
16には、前記調理部9,10及び11に対応して、加
熱ユニット4,5(左ヒータ,右ヒータ)及びコイルヒ
ータ6(中ヒータ)のオン・オフスイッチ17,18及
び19が設けられていると共に、それら加熱ユニット
4,5及びコイルヒータ6の加熱出力の増加(up)と
減少(down)とが一対となった出力調整スイッチ2
0,21及び22が設けられている。さらには、それら
加熱ユニット4,5及びコイルヒータ6の加熱出力を表
示するための多数個のLEDからなるインジケータ2
3,24及び25が設けられている。
【0017】さて、前記本体1内には、加熱ユニット
4,5及びコイルヒータ6の手前部分に位置して、夫々
表示ユニット26が設けられている。この表示ユニット
26は、図2に示すように、上面が開口した断熱性を有
するケース27内に、例えば4個のLED28及び例え
ばサーミスタからなる温度センサ29を配設した基板3
0を有して構成されている。
【0018】このうち、温度センサ29は、前記トップ
プレート3の底面に接するように設けられており、これ
にて、トッププレート3の温度を検出するようになって
いる。この場合、加熱ユニット4の近傍に設けられた表
示ユニット26の温度センサ29により、トッププレー
ト3のうちの調理部9部分の温度が検出されるといった
ように、3個の温度センサ29が各調理部9,10,1
1の温度を夫々検出するようになっている。
【0019】これら温度センサ29の検出信号は後述す
るマイクロコンピュータ31に入力されるようになって
いる。また、このマイクロコンピュータ31により、前
記LED28の点灯,消灯が制御されるようになってい
る。詳しくは後述するが、LED28は、その表示ユニ
ット26における温度センサ29の検出温度が高温であ
るときに点灯されるようになっており、その点灯,消灯
状態が、透光性あるトッププレート3の上面側から目視
することができる。従って、前記トッププレート3に
は、各調理部9,10,11の手前側に位置して3か所
の表示部32,33,34が設けられているのである。
【0020】図5には上記した加熱調理器の電気的構成
が示されている。尚、ここでは、図面が煩雑となること
を避けるため、右側の加熱ユニット5(調理部10)に
関係する部分のみを示している。ここで、加熱ユニット
5を構成する複数本のハロゲンランプ7は、電源35に
並列に接続されており、マイクロコンピュータ31によ
り通電制御されるようになっている。
【0021】即ち、このマイクロコンピュータ31は、
前記オン・オフスイッチ18及び出力調整スイッチ21
からの信号を受け、それらの信号に基づいて、加熱ユニ
ット5に接続されたトライアック36を駆動回路37を
介してオン・オフ制御することにより加熱ユニット5を
通電制御(出力制御)するようになっている。また、そ
の出力レベルに応じて操作パネル16に設けられたイン
ジケータ24を点灯させるようになっている。
【0022】そして、マイクロコンピュータ31は、前
記右側の加熱ユニット5部分に設けられた表示ユニット
26の温度センサ29の検出信号を受け、その検出温度
に応じてその表示ユニット26の4個のLED28の点
灯,消灯を制御するようになっている。この場合、温度
センサ29の検出温度が、使用者がトッププレート3
(調理部10)に触れても安全な低温であるときには、
4個のLED28が全て消灯され、それよりも高温のと
きには、その温度が高くなるほど点灯個数が増加するよ
うになっている。
【0023】これにて、表示部33には、消灯状態も含
めた5段階の態様の表示が可能とされ、その表示は温度
センサ29の検出温度に応じて切換えられるようになっ
ている。従って、マイクロコンピュータ31が本発明に
いう表示制御手段として機能するものである。
【0024】尚、左側の加熱ユニット4(調理部9)及
びコイルヒータ6(調理部11)についても上述と同様
の制御がなされ、表示部32及び34についても上述と
同様の制御がなされるようになっている。またこの場
合、左右の加熱ユニット4,5は、例えばハロゲンラン
プ7の本数が異なることにより最大出力が異なるように
なっている。
【0025】次に、上記構成の作用について述べる。使
用者が調理を実行させるにあたっては、鍋などの被加熱
物をトッププレート3の例えば調理部10上に載置し、
操作パネル16のオン・オフスイッチ18をオン操作す
る。すると、ハロゲンランプ7に通電されて加熱ユニッ
ト5が発熱し、トッププレート3を介して被調理物が加
熱される。また、このとき、使用者は、インジケータ2
4を見ながら出力調整スイッチ21を操作することによ
り、加熱ユニット5の加熱出力を調整することができ
る。
【0026】そして、この調理時には、トッププレート
3(調理部10)の温度も上昇して高温となり、調理が
終了した後、加熱ユニット5のハロゲンランプ7が消灯
状態となっても、トッププレート3(調理部10)はし
ばらくの間高温のままとなっている。
【0027】このとき、トッププレート3(調理部1
0)の温度が温度センサ29により検出され、表示部3
3にその温度に応じた個数のLED28の点灯による表
示が行われる。この温度検出及び表示は調理が終了した
後も行われるものであるが、調理中及び調理が終了した
時点では、調理部10は非常に高温となっているため、
表示部33には4個全てのLED28が点灯した表示が
なされ、調理部10の温度が次第に低下するにつれて、
LED28の点灯個数が、3個,2個,1個と減少して
いき、遂には使用者が触れても安全な温度まで低下する
と、4個全てのLED28が消灯状態とされる。
【0028】使用者はこの表示部33の表示を見ること
により、トッププレート3(調理部10)が安全な温度
まで低下したか否かを知ることができ、ひいては、火傷
等を未然に防止することができるものである。
【0029】而して、前記トッププレート3が高温とな
るまでには比較的時間がかかり、上述のように、一旦調
理を終了させた後も、しばらくはトッププレート3の高
温の状態が続くといった事情がある。従って、前回の調
理が終了した後に、引続いて次の調理を行うような場合
には、前回調理を行った高温状態の調理部を続けて使用
する方が、効率の良い調理を行うことができる。ところ
が、例えば前回の調理で2か所の調理部9,10を両方
使用していたような場合には、次の調理を行うにあた
り、使用者は、どちらかの調理部9,10を選ばなけれ
ばならない。
【0030】本実施例では、表示部32,33,34の
点灯個数を、温度センサ29により検出された対応する
調理部9,10,11の温度に応じて切換えるようにし
ているので、使用者は、各調理部9,10,11にどの
程度の熱が残っているのかを知ることができる。従っ
て、使用者は、次の調理を行うにあたり、効率的に調理
を行い得る調理部を一目で容易に選ぶことができるもの
である。
【0031】このように本実施例によれば、表示部3
2,33,34の表示の態様を、温度センサ29により
検出された調理部9,10,11の温度に応じて切換え
るようにしたので、プレートが安全な温度か否かを表示
するだけの従来の高温注意ランプと異なり、使用者に高
温のトッププレート3に手等を触れないように警告する
ことができると共に、どの調理部9,10,11にどの
程度の熱が残っているかをも使用者に知らせることがで
きるものである。
【0032】尚、上記実施例では、温度センサ29を表
示ユニット26に設けるようにしたが、図6に示すよう
に、温度センサ38を、加熱ユニット4等の容器状の支
持体8部分に設けるようにしても良い。
【0033】次に、本発明の第2の実施例(請求項2対
応)について、図7及び図8を参照して述べる。この第
2の実施例が上記第1の実施例と異なるところは、表示
部(表示ユニット)の構成及びマイクロコンピュータ3
1の制御内容にあり、その他の構成は上記第1の実施例
と共通している。従って、上記第1の実施例と共通する
部分については、新たな図示及び詳しい説明を省略し、
符号も共通させることとする。
【0034】本実施例では、トッププレート3に、各調
理部9,10,11の手前側に位置して、夫々例えば7
個のLED41を横一列に備えて構成される表示部42
が設けられている。そして、この表示部42には、レベ
ルを表すために、7個のLEDに対応して、左から順
に、「弱」の文字,「2〜6」の数字,「強」の文字が
記されている。尚、図には調理部9に対応する表示部4
2を示している。
【0035】そして、表示制御手段たるマイクロコンピ
ュータ31は、加熱ユニット4の通電時つまり調理中に
おいては、7個のLED41を制御することにより、前
記表示部42にインジケータ23と同様に出力レベルを
表示させるようになっている。従って、使用者が出力調
整スイッチ20を操作して、加熱ユニット4の出力を例
えば最大出力1.4KWに対して1KWに調整したとき
には、出力レベルが「5」となって、図7に示すよう
に、左から5個のLED41が点灯、残りが消灯となる
のである(図には便宜上点灯部分を斜線を付して示して
いる)。尚、この出力レベルの表示では、表示部42に
絶対的な出力レベルが表示されるようになっている。
【0036】一方、マイクロコンピュータ31は、加熱
ユニット4の断電時においては、7個のLED41を制
御することにより、表示部42に温度センサ29の検出
温度に応じた態様の表示を行わせるようになっている。
【0037】この場合、トッププレート3の各調理部の
温度を検出する温度センサ29の検出温度が、使用者が
トッププレート3(調理部9)に触れても安全な低温で
あるときには、7個のLED41が全て消灯され、それ
よりも高温のときには、その温度が高くなるほど点灯個
数が増加するようになっている。これにて、表示部42
には、温度センサ29の検出温度に応じて、消灯状態も
含めた8段階の態様の表示がなされるようになってい
る。尚、ここでも、絶対的な温度に応じた表示がなされ
るようになっている。
【0038】また、このようなトッププレート3の温度
に係る表示を行うときには、温度に応じた個数のLED
41を点滅させるようになっている。従って、このトッ
ププレート3の温度に係る表示を行っているか、上述の
加熱ユニット4の出力レベルを表示しているかはLED
41が点滅しているか点灯しているかでも区別できるよ
うになっている。
【0039】図8は、調理が終了したばかりで調理部9
が非常に高温となっているときの表示部42の様子を示
し、7個全てのLED41が点滅されている。次第に調
理部9の温度が低下するにつれて、LED41の点滅個
数が、6個,5個,……2個,1個と減少していき、遂
には使用者が触れても安全な温度まで低下すると、全て
のLED41が消灯状態とされる。
【0040】このような本実施例でも、上記第1の実施
例と同様に、加熱ユニット4,5あるいはコイルヒータ
6の断電時即ち調理終了時には、表示部42に、温度セ
ンサ29により検出された調理部9,10,11の温度
に応じた態様の表示が行われる。従って、使用者はこの
表示部42の表示を見ることにより、各調理部9,1
0,11が安全な温度か否かを知ることができると共
に、各調理部9,10,11にどの程度の熱が残ってい
るのかを知ることができる。
【0041】そして、加熱ユニット4,5あるいはコイ
ルヒータ6の通電時即ち調理時には、表示部42に、加
熱ユニット4,5あるいはコイルヒータ6の出力レベル
が表示されるので、使用者は、この表示部42を見て、
現在行われている調理に関する出力レベルを知ることが
できる。この場合、表示部42が各調理部9,10,1
1のすぐ近傍に設けられているので、どの調理部がどの
ような出力レベルなのかが一目瞭然となり、ひいては操
作パネル16における出力調整の操作ミスなどを減少し
得るものである。
【0042】その他、本発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、例えば表示の形態としてはLEDの個
数によるものではなく、デジタル式の表示部に数字を表
示させたり、表示部のランプの色を変化させたりするな
どの種々の変形例が考えられる等、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変更して実施することが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
【0044】即ち、請求項1の加熱調理器によれば、使
用者に高温のプレートに手等を触れないように警告する
ことができると共に、そのプレートにどの程度の熱が残
っているかをも使用者に知らせることができるものであ
る。
【0045】また、請求項2の加熱調理器によれば、使
用者に高温のプレートに手等を触れないように警告する
ことができると共に、そのプレートにどの程度の熱が残
っているかをも使用者に知らせることができ、さらに
は、出力の調整作業を容易とすることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、トッププ
レートの一部を破断して示す加熱調理器全体の斜視図
【図2】表示ユニット部分の縦断正面図
【図3】加熱ユニット部分の縦断側面図
【図4】操作パネルの拡大正面図
【図5】電気的構成を示す図
【図6】本発明の他の実施例を示す加熱ユニット部分の
縦断側面図
【図7】本発明の第2の実施例を示すもので、調理時に
おける表示部部分の上面図
【図8】調理停止時における表示部部分の上面図
【符号の説明】
1は本体、3はトッププレート(プレート)、4,5は
加熱ユニット(ヒータ)、6はコイルヒータ(ヒー
タ)、7はハロゲンランプ、9,10,11は調理部、
16は操作パネル、17,18,19はオン・オフスイ
ッチ、20,21,22は出力調整スイッチ、26は表
示ユニット、28はLED、29,38は温度センサ、
31はマイクロコンピュータ(表示制御手段)、32,
33,34は表示部、41はLED、42は表示部を示
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータをプレートで覆い、このプレート
    上に被加熱物を載置するようにした加熱調理器におい
    て、前記プレートの温度を検出する温度センサと、前記
    プレートに設けられ該プレートが高温であることを表示
    するための表示部と、前記温度センサの検出温度に応じ
    て前記表示部の表示の態様を切換える表示制御手段とを
    具備することを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 出力調整可能なヒータをプレートで覆
    い、このプレート上に被加熱物を載置するようにした加
    熱調理器において、前記プレートの温度を検出する温度
    センサと、前記プレートに設けられた表示部と、前記ヒ
    ータの通電時には前記表示部に該ヒータの出力に応じた
    態様の表示を行わせ且つ前記ヒータの断電時には該表示
    部に前記温度センサの検出温度に応じた態様の表示を行
    わせる表示制御手段とを具備することを特徴とする加熱
    調理器。
JP21513491A 1991-08-27 1991-08-27 加熱調理器 Pending JPH0552354A (ja)

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CN102235700A (zh) * 2010-04-23 2011-11-09 台湾樱花股份有限公司 加热装置、加热装置的余温显示方法及余温显示控制电路
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