JP2010156488A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010156488A JP2010156488A JP2008334351A JP2008334351A JP2010156488A JP 2010156488 A JP2010156488 A JP 2010156488A JP 2008334351 A JP2008334351 A JP 2008334351A JP 2008334351 A JP2008334351 A JP 2008334351A JP 2010156488 A JP2010156488 A JP 2010156488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression chamber
- compression
- refrigerant
- chamber
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
【解決手段】第1圧縮機構(41)の第1圧縮室(53)と第2圧縮機構(42)の第2圧縮室(73)及び第3圧縮室(83)の3つの圧縮室のうち少なくとも1つが、低段側圧縮室となって、該3つの圧縮室のうち少なくとも1つが高段側圧縮室になる二段圧縮冷凍サイクルが行われる冷凍装置(10)に、吸入容積比を変更する容積比変更手段(60)を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態1について説明する。実施形態1は、本発明に係る冷凍装置(10)である。
図1に示すように、本実施形態1の冷凍装置(10)は、冷房運転と暖房運転を行う空気調和装置により構成されている。冷凍装置(10)は、冷凍サイクルを行う冷媒回路(11)を備えている。冷媒回路(11)には、冷媒として二酸化炭素が充填されている。また、冷媒回路(11)には、圧縮機(30)、四路切換弁(12)、室外熱交換器(14)、室内熱交換器(15)、第1膨張弁(16)、第2膨張弁(17)及び気液分離器(18)が接続されている。また、冷媒回路(11)には、圧縮機(30)において低圧から高圧まで昇圧させる途中の冷媒を冷却する冷却手段(61)を構成するインジェクション管(26)が設けられている。
図2に示すように、圧縮機(30)は、縦長で密閉容器状のケーシング(40)を備えている。ケーシング(40)内には、上述したように、第1圧縮機構(41)と、第2圧縮機構(42)と、第1圧縮機構(41)及び第2圧縮機構(42)を駆動する電動機(47)とが収容されている。第1圧縮機構(41)及び第2圧縮機構(42)は、1本の駆動軸(50)で機械的に連結されている。
なお、本実施形態1では、可動外側室(53a)の吸入容積と可動内側室(53b)の吸入容積とが等しくなっているが、可動外側室(53a)の吸入容積と可動内側室(53b)の吸入容積とが互いに相違する場合には、可動外側室(53a)の吸入容積と可動内側室(53b)の吸入容積の平均値が第1圧縮室(53)の吸入容積となる。また、第1圧縮機構(41)では、その吐出容積(吐出ポート(57)が連通した時点の第1圧縮室(53)の容積)が吸入容積V1の半分になっている。つまり、リリーフポート(58)から冷媒を逃がさない場合には、圧縮比が0.5となる。
次に、冷凍装置(10)の運転動作について説明する。この冷凍装置(10)は、冷房運転等と暖房運転とに切り換え可能となっている。
冷房運転では、図7に示すように、四路切換弁(12)が第1状態に設定された状態で、圧縮機(30)の運転が行われる。冷媒回路(11)では、室内熱交換器(15)が蒸発器となって室外熱交換器(14)が放熱器となる冷凍サイクルが行われる。この冷凍サイクルでは、冷凍サイクルの高圧圧力が二酸化炭素の臨界圧力よりも高くなる。この点は、後述する暖房運転でも同じである。
暖房運転では、図8に示すように、四路切換弁(12)が第2状態に設定された状態で、圧縮機(30)の運転が行われる。冷媒回路(11)では室内熱交換器(15)が放熱器となって室外熱交換器(14)が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。
本実施形態1では、容積比変更手段(60)によって、第1圧縮室(53)と第2圧縮室(73)と第3圧縮室(83)との接続関係が切り換えられ、その結果、第2圧縮機構(42)の吸入容積が変更されて、上記吸入容積比が変更される。具体的に、容積比変更手段(60)によって、第2圧縮室(73)と第3圧縮室(83)とが互いに並列に接続された並列状態と、第2圧縮室(73)と第3圧縮室(83)とが互いに直列に接続された直列状態との間の切り換えが行われる。
一方、直列状態では、第1電磁弁(21)が閉状態に、第2電磁弁(22)が開状態に、第3電磁弁(23)が閉状態に設定される。直列状態では、第1圧縮室(53)で圧縮された後にインジェクション管(26)によって冷却された冷媒が、図8に示すように、第2圧縮室(73)で圧縮される。第2圧縮室(73)で圧縮された冷媒は、連絡吐出管(35)及び第2高段吸入管(34)を経て、第3圧縮室(83)に導入されて、第3圧縮室(83)で圧縮される。第3圧縮室(83)で圧縮された冷媒は、電動機(47)のコアカットやエアギャップを通って、第2空間(46)に流入して、高段吐出管(37)から吐出される。
本実施形態1では、冷房運転では並列状態に切り換えられる。冷房運転では、高段となる第2圧縮機構(42)の吸入容積が大きくなる方の並列状態に切り換えられるので、第1圧縮機構(41)と第2圧縮機構(42)との間の中間圧が比較的低くなる。冷房運転では、冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力との高低差圧が比較的小さくなるので、中間圧を低くすることで、冷却手段(61)によって冷却される冷媒の圧力が、冷凍サイクルの高圧圧力と低圧圧力の平均値に近い値となる。また、中間圧が低くなるので、ガスインジェクション量が比較的多くなる。冷房運転では、ガスインジェクション量を多くして、第2圧縮機構(42)に導入される冷媒の温度をなるべく低下させて、圧縮機(30)の入力が少なくなるようにしている。
本実施形態1では、第1圧縮機構(41)及び第2圧縮機構(42)が1本の駆動軸(50)で機械的に連結されているが、容積比変更手段(60)によって第1圧縮室(53)と第2圧縮室(73)と第3圧縮室(83)との接続関係を切り換えることによって、中間圧を変化させることが可能である。具体的に、高段側となる第2圧縮機構(42)の第2圧縮室(73)及び第3圧縮室(83)に対して、並列状態と直列状態との間の切り換えを行うことによって、中間圧を変化させることが可能である。従って、運転条件等によって中間圧の値が最適な値に近づくように、中間圧を調節することが可能になるので、COPの向上を図ることができる。
この変形例1では、図9に示すように、圧縮機(30)で圧縮する冷媒を冷却するため冷却手段(61)として、インジェクション管(26)に加えて、中間冷却器(19)が設けられている。なお、インジェクション管(26)を設けずに、中間冷却器(19)だけを設けてもよい。
この変形例2では、図10に示すように、第2圧縮機構(42)の構成が上記実施形態1と相違している。
この変形例2では、上記実施形態1と同様に、容積比変更手段(60)によって、第2圧縮室(105)と第3圧縮室(106)とが互いに並列に接続された並列状態と、第2圧縮室(105)と第3圧縮室(106)とが互いに直列に接続された直列状態との間の切り換えは行われる。
一方、直列状態では、第1電磁弁(21)が閉状態に、第2電磁弁(22)が開状態に、第3電磁弁(23)が閉状態に設定される。直列状態では、第1圧縮室(53)で圧縮された後にインジェクション管(26)によって冷却された冷媒が、第2圧縮室(105)で圧縮される。第2圧縮室(105)で圧縮された冷媒は、連絡吐出管(35)及び第2高段吸入管(34)を経て、第3圧縮室(106)に導入されて、第3圧縮室(106)で圧縮される。第3圧縮室(106)で圧縮された冷媒は、電動機(47)のコアカットやエアギャップを通って、第2空間(46)に流入して、高段吐出管(37)から吐出される。
なお、この変形例2では、第2圧縮機構(42)が、シリンダ(101)とピストン(102)のうちピストン(102)が偏心回転運動を行うように構成されているが、シリンダ(101)とピストン(102)のうちシリンダ(101)が偏心回転運動を行うように構成されていてもよい。
本発明の実施形態2について説明する。以下では、実施形態1と異なる点について説明する。
この実施形態2では、電磁弁(60)が閉状態に設定されると、両方圧縮状態になる。両方圧縮状態では、第1圧縮室(53)で圧縮されて冷却手段(61)によって冷却された冷媒が、図13に示すように、第2圧縮室(73)、第3圧縮室(83)の順番で圧縮される。第3圧縮室(83)で圧縮された冷媒は、第1空間(45)及び第2空間(46)を通って、高段吐出管(37)から吐出される。
一方、電磁弁(60)が開状態に設定されると、片方圧縮状態になる。片方圧縮状態では、第1圧縮室(53)で圧縮されて冷却手段(61)によって冷却された冷媒が、図14に示すように、第2圧縮室(73)、第3圧縮室(83)の順番で流通するが、第2圧縮室(73)では吸入側と吐出側とが連通しているので、第2圧縮室(73)では冷媒の圧縮行程は行われない。第2圧縮室(73)が形成された第1圧縮部(43)は、第1圧縮室(53)で圧縮された冷媒と、自ら吐出した冷媒とを吸入して、昇圧させることなく吐出する。一方、第3圧縮室(83)が形成された第2圧縮部(44)は、第2圧縮室(73)から吐出された冷媒の一部を吸入して圧縮する。第3圧縮室(83)で冷媒された冷媒は、高段吐出管(37)からケーシング(40)外へ吐出される。
本実施形態2では、上記実施形態1と同様に、冷房運転では、第2圧縮機構(42)の吸入容積が大きくなる方の状態に切り換えられ、暖房運転では、第2圧縮機構(42)の吸入容積が小さくなる方の状態に切り換えられる。冷房運転では、第1圧縮機構(41)と第2圧縮機構(42)との間の中間圧力が比較的低くなり、ガスインジェクション量が比較的多くなる。一方、暖房運転では、第1圧縮機構(41)と第2圧縮機構(42)との間の中間圧力が比較的高くなり、ガスインジェクション量が比較的少なくなる。
本実施形態2では、第1圧縮機構(41)及び第2圧縮機構(42)が1本の駆動軸(50)で機械的に連結されているが、高段側となる第2圧縮機構(42)の第2圧縮室(73)及び第3圧縮室(83)に対して、両方圧縮状態と片方圧縮状態との間の切り換えを行うことによって、中間圧を変化させることが可能である。従って、運転条件等によって中間圧の値が最適な値に近づくように、中間圧を調節することが可能になるので、COPの向上を図ることができる。
この変形例1では、図15に示すように、第2圧縮機構(42)が、上記実施形態1の変形例2と同様の構成をしている。
続いて、冷媒回路(11)について、上記実施形態2に対する相違点を説明する。この変形例1では、容積比変更手段(60)を構成する開閉自在の電磁弁(60)が、連絡吐出管(35)に設けられている。
一方、暖房運転において電磁弁(60)が開状態に設定されると、片方圧縮状態になる。片方圧縮状態では、内側吐出室(111)が連絡吐出管(35)を通じて第2圧縮機構(42)の吸入側に連通する。つまり、第3圧縮室(106)では、吸入側と吐出側とが連通する。このため、内側吐出室(111)の内圧は上昇せずに、逆止弁(118)は常に閉状態となる。従って、第1圧縮室(53)で圧縮されて冷却手段(61)によって冷却された冷媒は、図16に示すように、第2圧縮室(105)と第3圧縮室(106)に分配されるが、第3圧縮室(106)では冷媒の圧縮行程は行われない。第2圧縮機構(42)から第1空間(45)へは、第2圧縮室(105)で圧縮された冷媒だけが吐出される。第1空間(45)へ吐出された冷媒は、第2空間(46)を経て高段吐出管(37)から吐出される。
なお、この変形例では、第2圧縮機構(42)の吸入側にマフラー(28)を設けている。但し、第2圧縮機構(42)では冷媒が連続的に吸入されるので、第2圧縮機構(42)の吸入冷媒による圧力脈動はそれほど大きくならない。従って、マフラー(28)を省略することも可能である。
この変形例1では、第2圧縮機構(42)が、上記実施形態1と同様の構成をしている。但し、第1圧縮部(43)の構成が若干相違している。
本発明の実施形態3について説明する。以下では、実施形態1と異なる点について説明する。
また、冷媒回路(11)には、容積比変更手段(60)を構成する三路切換弁(60)が設けられている。三路切換弁(60)では、第1ポート(P1)に、インジェクション管(26)が接続され、第2ポート(P2)に第1マフラー(28)から延びる冷媒配管が接続され、第3ポート(P3)に第2マフラー(29)から延びる冷媒配管が接続されている。三路切換弁(60)は、第1ポート(P1)と第2ポート(P2)とが連通する第1状態と、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)とが連通する第2状態とが切換自在に構成されている。
一方、第2冷却状態では、図19に示すように、インジェクション管(26)によって第3圧縮室(83)から第1圧縮室(53)へ流れる冷媒が冷却されるので、第3圧縮室(83)と第1圧縮室(53)の間で低段側と高段側が分かれる。つまり、第2圧縮室(73)及び第3圧縮室(83)が低段側圧縮室となって第1圧縮室(53)が高段側圧縮室となる。そして、低段側圧縮室のうち低圧冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値は、第2圧縮室(73)の吸入容積となり、高段側圧縮室のうちインジェクション管(26)によって冷却された後の冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値は、第1圧縮室(53)の吸入容積V1になる。その結果、吸入容積比Vrは、下記の式15で表される。
なお、この実施形態3では、2つのマフラー(28,29)を設けているが、2つのマフラー(28,29)を省略することも可能である。
本実施形態3では、第1冷却状態と第2冷却状態との間の切り換えを行うことによって、中間圧を変化させることが可能である。従って、運転条件等によって中間圧の値が最適な値に近づくように、第1冷却状態と第2冷却状態との間の切り換えを行うことによって中間圧を調節することが可能になるので、COPの向上を図ることができる。この点は、後述する実施形態4でも同じである。
この変形例1では、図20に示すように、第2圧縮機構(42)が、上記実施形態1の変形例2と同じ構成になっている。
この変形例1では、実施形態3と同様に、三路切換弁(60)の切り換えによって、インジェクション管(26)によって第2圧縮室(105)から第3圧縮室(106)へ流れる冷媒を冷却する第1冷却状態と、インジェクション管(26)によって第3圧縮室(106)から第1圧縮室(53)へ流れる冷媒を冷却する第2冷却状態との間の切り換えを行うことにより、吸入容積比が変更される。三路切換弁(60)が第1状態に設定されると第1冷却状態になり、三路切換弁(60)が第2状態に設定されると第2冷却状態になる。この変形例1でも、冷房運転時に第1冷却状態に切り換えられ、暖房運転時に第2冷却状態に切り換えられる。
この変形例2の冷媒回路(11)では、上流側から第1圧縮室(53)、第2圧縮室(73)、第3圧縮室(83)の順番で、第1圧縮室(53)と第2圧縮室(73)と第3圧縮室(83)とが互いに直列に接続されている。
本発明の実施形態4について説明する。以下では、実施形態3と異なる点について説明する。
本実施形態4では、容積比変更手段(60)が、中間冷却器(19)によって第2圧縮室(73)から第3圧縮室(83)へ流れる冷媒を冷却する第1冷却状態と、中間冷却器(19)によって第3圧縮室(83)から第1圧縮室(53)へ流れる冷媒を冷却する第2冷却状態との間の切り換えを行うことによって、吸入容積比を変更する。
一方、第2冷却状態では、図22に示すように、中間冷却器(19)によって第3圧縮室(83)から第1圧縮室(53)へ流れる冷媒が冷却されるので、第3圧縮室(83)と第1圧縮室(53)の間で低段側と高段側が分かれる。つまり、第2圧縮室(73)及び第3圧縮室(83)が低段側圧縮室となって第1圧縮室(53)が高段側圧縮室となる。そして、低段側圧縮室のうち低圧冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値は、第2圧縮室(73)の吸入容積となり、高段側圧縮室のうちインジェクション管(26)によって冷却された後の冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値は、第1圧縮室(53)の吸入容積V1になる。その結果、吸入容積比Vrは、下記の式19で表される。
−実施形態4の変形例−
この変形例では、冷却手段(61)として、さらにインジェクション管(26)が設けられている。インジェクション管(26)は、第2四路切換弁(91)の第2ポート(P2)と第3四路切換弁(92)の第1ポート(P1)との間に接続されている。
本発明の実施形態5について説明する。
また、この実施形態5では、容積比変更手段(60)によって、第1圧縮室(53)と第2圧縮室(105)と第3圧縮室(106)との接続関係が切り換えられ、その結果、上記吸入容積比が変更される。具体的に、容積比変更手段(60)によって、第1圧縮室(53)が低段側圧縮室になって第2圧縮室(105)及び第3圧縮室(106)が高段側圧縮室になる第1切換状態と、第2圧縮室(105)及び第3圧縮室(106)が低段側圧縮室になって第1圧縮室(53)が高段側圧縮室になる第2切換状態との間の切り換えが行われる。容積比変更手段(60)は、2つの四路切換弁(12a,12b)により構成されている。
一方、第2切換状態では、図24に示すように、第2圧縮室(105)及び第3圧縮室(106)が低段側圧縮室となって第1圧縮室(53)が高段側圧縮室となる。その結果、吸入容積比Vrは、下記の式22で表される。第2切換状態では、第1空間(45)及び第2空間(46)が中間圧の空間になる。
《その他の実施形態》
上述した各実施形態については、以下のような構成としてもよい。
11 冷媒回路
21 第1電磁弁(容積比変更手段)
22 第2電磁弁(容積比変更手段)
23 第3電磁弁(容積比変更手段)
26 インジェクション管(冷却手段)
30 圧縮機
41 第1圧縮機構
42 第2圧縮機構
53 第1圧縮室
60 容積比変更手段
61 冷却手段
73 第2圧縮室
83 第3圧縮室
Claims (11)
- 第1圧縮機構(41)と第2圧縮機構(42)とが1本の駆動軸(50)によって機械的に連結された圧縮機(30)が接続された冷媒回路(11)と、
上記圧縮機(30)において低圧から高圧まで昇圧させる途中の冷媒を冷却する冷却手段(61)とを備え、
上記冷媒回路(11)において二段圧縮冷凍サイクルを行う冷凍装置であって、
上記第1圧縮機構(41)は、固定スクロール(51)と、該固定スクロール(51)と共に圧縮室(53)を形成する可動スクロール(52)とを備えて、冷媒を圧縮室(53)に吸い込んで圧縮するように構成され、
上記第2圧縮機構(42)は、第1圧縮部(43)及び第2圧縮部(44)を備え、該第1圧縮部(43)及び該第2圧縮部(44)が共に、両端が閉塞されたシリンダ(71,81)と、該シリンダ(71,81)内に配置されて偏心回転するピストン(72,82)と、該シリンダ(71,81)の内周面と該ピストン(72,82)の外周面との間に形成された圧縮室(73,83)を低圧側と高圧側とに区画する区画部材(74,84)とを備えて、冷媒を圧縮室(73,83)に吸い込んで圧縮するように構成され、
上記圧縮機(30)では、上記第1圧縮機構(41)の圧縮室(53)が第1圧縮室(53)を、上記第1圧縮部(43)の圧縮室(73)が第2圧縮室(73)を、上記第2圧縮部(44)の圧縮室(83)が第3圧縮室(83)をそれぞれ構成し、
上記第1圧縮室(53)と上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)では、一部の圧縮室が、上記冷却手段(61)によって冷却される前の冷媒を圧縮するための低段側圧縮室を、残りの圧縮室のうち少なくとも1つが、上記冷却手段(61)によって冷却された後の冷媒を圧縮するための高段側圧縮室をそれぞれ構成し、
上記低段側圧縮室のうち低圧冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値に対する、上記高段側圧縮室のうち上記冷却手段(61)によって冷却された後の冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値の比率である吸入容積比を変更する容積比変更手段(60)を備えていることを特徴とする冷凍装置。 - 第1圧縮機構(41)と第2圧縮機構(42)とが1本の駆動軸(50)によって機械的に連結された圧縮機(30)が接続された冷媒回路(11)と、
上記圧縮機(30)において低圧から高圧まで昇圧させる途中の冷媒を冷却する冷却手段(61)とを備え、
上記冷媒回路(11)において二段圧縮冷凍サイクルを行う冷凍装置であって、
上記第1圧縮機構(41)は、固定スクロール(51)と、該固定スクロール(51)と共に圧縮室(53)を形成する可動スクロール(52)とを備えて、冷媒を圧縮室(53)に吸い込んで圧縮するように構成され、
上記第2圧縮機構(42)は、環状のシリンダ室(104)を有するシリンダ(101)と、該シリンダ(101)に対して偏心して該シリンダ室(104)に収納されてシリンダ室(104)を外側の圧縮室(105)と内側の圧縮室(106)とに区画する環状のピストン(102)と、該シリンダ室(104)に配置されて各圧縮室(105,106)を低圧側と高圧側とに区画する区画部材(100)とを備えて、上記シリンダ(101)と上記ピストン(102)とが相対的に偏心回転運動することによって各圧縮室(105,106)で冷媒を圧縮するように構成され、
上記圧縮機(30)では、上記第1圧縮機構(41)の圧縮室(53)が第1圧縮室(53)を、上記第2圧縮機構(42)の外側の圧縮室(105)と内側の圧縮室(106)の一方が第2圧縮室(105)を、該外側の圧縮室(105)と内側の圧縮室(106)の他方が第3圧縮室(106)をそれぞれ構成し、
上記第1圧縮室(53)と上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)では、一部の圧縮室が、上記冷却手段(61)によって冷却される前の冷媒を圧縮するための低段側圧縮室を、残りの圧縮室のうち少なくとも1つが、上記冷却手段(61)によって冷却された後の冷媒を圧縮するための高段側圧縮室をそれぞれ構成し、
上記低段側圧縮室のうち低圧冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値に対する、上記高段側圧縮室のうち上記冷却手段(61)によって冷却された後の冷媒を吸入する圧縮室の吸入容積の合計値の比率である吸入容積比を変更する容積比変更手段(60)を備えていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記容積比変更手段(60)は、上記第1圧縮室(53)と上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)との接続関係を切り換えることによって上記吸入容積比を変更することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項3において、
上記冷媒回路(11)では、上記第1圧縮機構(41)と上記第2圧縮機構(42)の一方から他方へ向かう冷媒が上記冷却手段(61)によって冷却される一方、
上記容積比変更手段(60)は、上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)とが互いに並列に接続された並列状態と、該第2圧縮室(73)と該第3圧縮室(83)とが互いに直列に接続された直列状態とを切り換えることによって、上記吸入容積比を変更することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記冷媒回路(11)では、上記第1圧縮機構(41)と上記第2圧縮機構(42)の一方から他方へ向かう冷媒が上記冷却手段(61)によって冷却される一方、
上記容積比変更手段(60)は、上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)の両方で冷媒の圧縮行程が行われる両方圧縮状態と、該第2圧縮室(73)と該第3圧縮室(83)の片方のみで冷媒の圧縮行程が行われる片方圧縮状態とを切り換えることによって、上記吸入容積比を変更することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項5において、
上記両方圧縮状態では、上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)とが互いに並列に接続されていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項5において、
上記第2圧縮機構(42)では、上記第2圧縮室(73)の吸入容積と上記第3圧縮室(83)の吸入容積とが互いに相違する一方、
上記両方圧縮状態では、上記第2圧縮室(73)の下流に上記第3圧縮室(83)が位置するように該第2圧縮室(73)と該第3圧縮室(83)とが互いに直列に接続され、
上記片方圧縮状態では、上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)のうち第3圧縮室(83)でのみ冷媒の圧縮行程が行われることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項3乃至7の何れか1つにおいて、
上記第2圧縮機構(42)では、上記第2圧縮室(73)の吐出ポート(77)及び上記第3圧縮室(83)の吐出ポート(87)のそれぞれに、該吐出ポート(77,87)を開閉する吐出弁(79,89)が設けられる一方、
上記冷媒回路(11)では、上記第1圧縮機構(41)、上記第2圧縮機構(42)の順番で冷媒が圧縮されるように上記圧縮機(30)が接続されていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記冷媒回路(11)では、下流に向かって順に上記第1圧縮室(53)と上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)とが互いに直列に接続される一方、
上記容積比変更手段(60)は、上記冷却手段(61)が上記第1圧縮室(53)から上記第2圧縮室(73)へ流れる冷媒を冷却する第1冷却状態と、該冷却手段(61)が上記第2圧縮室(73)から上記第3圧縮室(83)へ流れる冷媒を冷却する第2冷却状態とを切り換えることによって、上記吸入容積比を変更することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記冷媒回路(11)では、下流に向かって順に上記第2圧縮室(73)と上記第3圧縮室(83)と上記第1圧縮室(53)とが互いに直列に接続される一方、
上記容積比変更手段(60)は、上記冷却手段(61)が上記第2圧縮室(73)から上記第3圧縮室(83)へ流れる冷媒を冷却する第1冷却状態と、該冷却手段(61)が上記第3圧縮室(83)から上記第1圧縮室(53)へ流れる冷媒を冷却する第2冷却状態を切り換えることによって、上記吸入容積比を変更することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1乃至10の何れか1つにおいて、
上記冷媒回路(11)には、冷媒として二酸化炭素が充填されていることを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008334351A JP5228905B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008334351A JP5228905B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010156488A true JP2010156488A (ja) | 2010-07-15 |
JP5228905B2 JP5228905B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=42574530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008334351A Expired - Fee Related JP5228905B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5228905B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207537A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Toshiba Carrier Corp | ロータリ式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
WO2013005568A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 東芝キヤリア株式会社 | 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
CN103423164A (zh) * | 2012-05-22 | 2013-12-04 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 双级变容量压缩机及其控制方法 |
CN103727034A (zh) * | 2012-10-12 | 2014-04-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机 |
CN105297370A (zh) * | 2014-05-29 | 2016-02-03 | 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 | 一种带双排气压缩机系统的热泵干衣机及控制方法 |
CN105332888A (zh) * | 2014-07-22 | 2016-02-17 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机及具有其的空调器 |
CN106382760A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-08 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 压缩机及具有其的制冷系统 |
JP2017534039A (ja) * | 2015-10-10 | 2017-11-16 | クワントン メイヂー コンプレッサー カンパニー リミテッド | 空気調和システム及びこれを備える空気調和機 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051686A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-08 | Daikin Ind Ltd | 多気筒回転圧縮機 |
JPH05133367A (ja) * | 1991-11-12 | 1993-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイパス弁装置を備えた多段気体圧縮機 |
JPH07151396A (ja) * | 1993-11-30 | 1995-06-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
JPH09229498A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | 冷凍装置及びその運転制御方式 |
JP2007263109A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Daikin Ind Ltd | 回転式圧縮機 |
JP2008144643A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 多段圧縮機およびそれを用いた冷凍サイクル |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008334351A patent/JP5228905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051686A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-08 | Daikin Ind Ltd | 多気筒回転圧縮機 |
JPH05133367A (ja) * | 1991-11-12 | 1993-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイパス弁装置を備えた多段気体圧縮機 |
JPH07151396A (ja) * | 1993-11-30 | 1995-06-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
JPH09229498A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | 冷凍装置及びその運転制御方式 |
JP2007263109A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Daikin Ind Ltd | 回転式圧縮機 |
JP2008144643A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 多段圧縮機およびそれを用いた冷凍サイクル |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207537A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Toshiba Carrier Corp | ロータリ式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
WO2013005568A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 東芝キヤリア株式会社 | 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
JPWO2013005568A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2015-02-23 | 東芝キヤリア株式会社 | 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
CN103423164A (zh) * | 2012-05-22 | 2013-12-04 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 双级变容量压缩机及其控制方法 |
CN103727034A (zh) * | 2012-10-12 | 2014-04-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机 |
CN103727034B (zh) * | 2012-10-12 | 2016-04-06 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机 |
US10633784B2 (en) | 2014-05-29 | 2020-04-28 | Qingdao Jiaonan Haier Washing Machine Co., Ltd. | Heat pump dryer with dual-exhaust compressor system and control method thereof |
CN105297370A (zh) * | 2014-05-29 | 2016-02-03 | 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 | 一种带双排气压缩机系统的热泵干衣机及控制方法 |
KR20170007345A (ko) * | 2014-05-29 | 2017-01-18 | 칭다오 지아오난 하이어 워싱 머신 캄파니 리미티드 | 이중배기압축기 시스템의 열펌프 건조기 및 제어방법 |
KR102199422B1 (ko) * | 2014-05-29 | 2021-01-06 | 칭다오 지아오난 하이어 워싱 머신 캄파니 리미티드 | 이중배기압축기 시스템의 열펌프 건조기 및 제어방법 |
JP2017528171A (ja) * | 2014-05-29 | 2017-09-28 | 青島膠南海爾洗衣机有限公司 | 2つの排気圧縮機システムを備えたヒートポンプ衣類乾燥機および制御方法 |
CN105332888A (zh) * | 2014-07-22 | 2016-02-17 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机及具有其的空调器 |
JP2017534039A (ja) * | 2015-10-10 | 2017-11-16 | クワントン メイヂー コンプレッサー カンパニー リミテッド | 空気調和システム及びこれを備える空気調和機 |
CN106382760A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-08 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 压缩机及具有其的制冷系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5228905B2 (ja) | 2013-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5228905B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP5040907B2 (ja) | 冷凍装置 | |
WO2005108793A1 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP6291533B2 (ja) | 高圧圧縮機及びそれを備えた冷凍サイクル装置 | |
WO2009098874A1 (ja) | 圧縮機及び冷凍装置 | |
JP5760836B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
WO2011148453A1 (ja) | 二段回転式圧縮機及びヒートポンプ装置 | |
JP5338314B2 (ja) | 圧縮機および冷凍装置 | |
JP5515289B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2004044569A (ja) | ロータリ式膨張機及び流体機械 | |
US7588428B2 (en) | Rotary fluid device performing compression and expansion of fluid within a common cylinder | |
JP2007023993A (ja) | 二段圧縮機 | |
WO2012042894A1 (ja) | 容積型圧縮機 | |
JP2010156498A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2012172571A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP5401899B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2008208758A (ja) | 容積型膨張機、膨張機一体型圧縮機、および冷凍サイクル装置 | |
JP5234168B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP5321055B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2010156246A (ja) | 圧縮機 | |
JP5807175B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP2010156487A (ja) | 冷凍装置 | |
JP5727348B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
JP5835299B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2013224595A (ja) | 2気筒ロータリ圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110811 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130304 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |