JP2010148684A - 遊技機用演出表示装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一対の反射部材間に形成される光反射空間内に装飾体と光源とを配置することによって、奥行感、立体感のある装飾体像を視認可能とし、遊技者の興趣を飛躍的に高めることのできる遊技機用演出表示装置とそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 演出表示装置10の光反射空間Sでは、周囲に配置された各LED14からの光は装飾体13の表面で乱反射してきらきら輝くとともに、前後の反射膜111,121間で繰り返し反射する。これらの反射光は、前後の反射膜111,121における反射のたびに装飾体像13Iを結び、これらの装飾体像13Iは後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ。各LED14自身の光も前後の反射膜111,121間で繰り返し反射し、反射のたびに光源像14Iを結び、これらの光源像14Iもやはり後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機用演出表示装置とその演出表示装置を備えた遊技機に関する。
従来から、パチンコ機、アレパチ機等の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機を含む種々の遊技機では、ランプ、LED等の発光手段を用いた様々な演出表示を行うことによって、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防ぐための工夫がなされている。例えば、透光性の絵の具、印刷インク等によって、複数の文字・図形等にそれぞれ異なる色彩(着色)を施した図柄を透明なシート(表示体)に描き、シートの後方側(遊技者との対面側とは反対側)からLED(光源)を発光させることが提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2007−167465号公報 特開2007−61223号公報
特許文献1,2に開示された表示装置によれば、LED(光源)の発光色(点灯色)が図柄の色彩と一致するときには図柄が見えにくくなり、異なるとき(例えば補色関係)には混合色図柄(例えば無彩色図柄)が見えるようになる。したがって、LEDの発光色を変化させることによって、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのをある程度防ぐことができる。ところが、これらの表示装置では、図柄が表示されたシートの後方側にLEDを配置し、LEDからの光をレンズ等の光拡散部材を介してシートの図柄に照射するので、表示された図柄は平面的にしか視認(表現)されず、立体感(奥行感)に乏しいため、遊技者の興趣を高めるには十分とはいえなかった。
本発明の課題は、一対の反射部材間に形成される光反射空間内に装飾体と光源とを配置することによって、奥行感、立体感のある装飾体像を視認可能とし、遊技者の興趣を飛躍的に高めることのできる遊技機用演出表示装置とそれを備えた遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、遊技機に取り付けられる本発明の遊技機用演出表示装置は、
それぞれが反射層を含み(例えば、反射層を主表面又は内部に含む板状形態を有し)、それらの反射層を所定距離離間して対向配置することにより、両反射層間で光を繰り返し反射させるための光反射空間を形成するとともに、少なくとも遊技者に対面する前方側のものが光反射機能と光透過機能とを有する半透鏡として構成される一対の反射部材と、
前記光反射空間内に配置され、演出表示のために所定の形態を有する装飾体と、
同じく前記光反射空間内に配置され、前記装飾体に光を照射するための光源とを備え、
前記光源から発した光は、前記装飾体を照射し、かつ前記光反射空間内で繰り返し反射することにより後方側の第二反射部材から後方に向かって順次(例えば断続的に)並ぶ複数の装飾体像を結び、前方側の第一反射部材を介してそれらの装飾体像を遊技者が視認可能であることを特徴とする。
このように、一対の反射部材(例えば半透鏡)間に形成される光反射空間内に装飾体(例えば文字を象った象形物)と光源(例えばLED)とを配置することによって、奥行感、立体感のある装飾体像が視認可能となる。これによって、合わせ鏡のような斬新な演出表示が可能となり、遊技者の興趣を飛躍的に高めることができる。
なお、「装飾体」には、生物・無生物・キャラクタ等を模した模写物や、数字・文字・図形・記号等を象った象形物等が含まれる。これらの装飾体は、透光性素材(例えば透明高分子材料)、非透光性素材(例えば金属材料や金属めっき)のいずれで形成されていてもよく、シート状、板状、ブロック状等の形状を問わない。したがって、光源から照射された光は、透光性素材にて構成された装飾体では透過し、非透光性素材にて構成された装飾体では反射する。また、「反射層」は、例えば反射部材の主表面(端面)に、銀、錫、アルミニウム、ニッケル、クロム等を真空蒸着、めっき等によって薄膜状、シート状等に形成することができ、その膜厚を調整することによって、反射部材(半透鏡)の反射率と透過率の割合を変えることができる。
そして、光源を装飾体の周面外方に配置する場合には、
発光状態の光源自身の光が光反射空間内で繰り返し反射することにより第二反射部材から後方に向かって順次(例えば断続的に)並ぶ複数の光源像を結び、第一反射部材を介してそれらの光源像を遊技者が視認可能となる。
このように、光源を装飾体の周面外方に配置することによって、上記装飾体像と併せて奥行感、立体感のある光源像も視認可能となるので、さらに演出表示の幅を広げて興趣向上を図ることができる。
さらに、第一反射部材を構成する半透鏡を、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、光反射機能と光透過機能とを調整すれば、
光源の発光時には第一反射部材を介して装飾体像を遊技者が視認可能となる一方、光源の非発光時には装飾体像を遊技者が視認困難となる。
このように、前方側の第一反射部材をいわゆるハーフミラー(マジックミラー;マジックガラス)で構成することにより、上記した装飾体像を見せる(視認可能)状態と見せない(視認困難)状態とを切り替える際のコントラストを相対的に強めることができ、装飾体像をくっきりと表示できる。
ところで、装飾体を、光反射空間内において、第一反射部材及び第二反射部材のいずれからも離間する形で、両反射部材の間に配置することができる。
これによって、装飾体像は浮き上がったように、あるいは宙に浮いたように視認されるので、さらに奥行感、立体感を向上させることができる。また、装飾体像は装飾体の背面の形状等をも映し出すことができる。
そして、第二反射部材についても、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、光反射機能と光透過機能とが調整された半透鏡にて構成する場合には、
第二反射部材の後方には、その第二反射部材を介して装飾体に光を照射するための補助光源を備え、
補助光源の発光時には、第一反射部材及び第二反射部材を介し、補助光源の光で照らし出された装飾体を遊技者が視認可能とすることができる。
このように、後方側の第二反射部材をいわゆるハーフミラー(マジックミラー;マジックガラス)で構成し、第二反射部材の後方に補助光源を備える場合には、光源に加えてさらに補助光源を発光させることによって演出表示パターンを拡大し、遊技者の興趣を一層向上させることができる。
また、補助光源と第二反射部材との間には、補助光源からの光が前方側に位置する装飾体に向けて第二反射部材の前面側から拡散する(とともに、補助光源と装飾体とを離間させて光照射量を増大させる)ための光拡散透過部材を備えることができる。
このような光拡散透過部材(例えば拡散レンズ)を設けることによって、前後方向の寸法を短縮して演出表示装置のコンパクト化を図れるとともに、装飾体に対してより多くの光を照射でき、装飾体の視認が一層容易となる。
あるいは、第二反射部材の後方には、前後方向に所定の厚みを有し、かつ周面側に配置された補助光源から導入された光が前方側に位置する装飾体に向けて第二反射部材の前面側から導出可能な透光性の導光部材を備えることができる。
このような導光部材(例えば導光板)を設けることによっても、前後方向の寸法を短縮して演出表示装置のコンパクト化を図れるとともに、装飾体に対してより多くの光を照射でき、装飾体の視認が一層容易となる。
さらに、第一反射部材と第二反射部材とのうち少なくともいずれか一方を、装飾体に対して位置変更可能とすることができる。
このように、第一反射部材や第二反射部材の位置を変更可能とすることによって、前後方向に断続的に並ぶ装飾体像や光源像をずらして(例えば湾曲線に沿って)視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。なお、「第一反射部材や第二反射部材が位置変更可能」な態様として、
(1)第一反射部材又は第二反射部材の主表面に平行な又は交差(例えば直交)する軸線周りで回転可能とすること……このとき、装飾体像や光源像が湾曲線に沿って並ぶ場合がある;
(2)前後方向に、又は第一反射部材若しくは第二反射部材の主表面と平行な面内で直線状に移動可能とすること……このとき、装飾体像や光源像の相互間隔が変化する場合がある;
等を例示することができる。
また、
(a)第一反射部材と第二反射部材とのうち、一方が固定状態で、他方が装飾体と一体的に位置変更可能である場合;
(b)第一反射部材と第二反射部材とのうち少なくともいずれか一方が、両反射部材とは独立して位置変更可能な装飾体とは異なる態様にて位置変更可能である場合;
等も含まれる。
あるいは、装飾体は、光反射空間内において第一反射部材及び第二反射部材とは独立して単独で、又は第一反射部材若しくは第二反射部材と一体となって、位置変更可能であってもよい。
装飾体を位置変更可能とすることによって、装飾体に対して光源又は補助光源からの光(装飾体を透過する光又は反射する光)の照射方向が変わるので、装飾体像を異なるイメージで視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。なお、「装飾体が位置変更可能」な態様として、
(1)第一反射部材又は第二反射部材の主表面に平行な又は交差(例えば直交)する軸線周りで回転可能とすること……このとき、装飾体像と光源像との位置関係も変化する;
(2)前後方向に、又は第一反射部材若しくは第二反射部材の主表面と平行な面内で直線状に移動可能とすること……このとき、装飾体像と光源像との間隔も変化する;
等を例示することができる。
このうち、装飾体が、第一反射部材又は第二反射部材の主表面に平行な軸線周りで回転可能とする場合には、装飾体像を揺動させることによって光源像との位置関係を変化させることができ、遊技者により強い関心を持たせることができる。その際、装飾体は、主表面に平行な軸線周りで回転可能な第一反射部材又は第二反射部材と一体となって回転可能であってもよい。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような遊技機用演出表示装置を備えることを特徴とする。
このように、一対の反射部材(例えば半透鏡)間に形成される光反射空間内に装飾体(例えば文字を象った象形物)と光源(例えばLED)とを配置することによって、奥行感、立体感のある装飾体像が視認可能となる。これによって、合わせ鏡のような斬新な演出表示が可能な遊技機を提供できる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機用演出表示装置(以下、単に演出表示装置ともいう)を備えたパチンコ機を例示する正面図である。図1に示すように、パチンコ機1(遊技機)の遊技盤2の盤面(前面)には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール2bによって区画され、全体として円形の遊技領域2aが形成されている。遊技領域2aの中央には液晶表示部3が搭載され、液晶表示部3の下方(遊技領域2aの中央下部)に大入賞口4(アタッカー)が配置されている。また、液晶表示部3と大入賞口4との間には、電動チューリップ(電チュー)にて構成される始動口5が配置されている。また、液晶表示部3の上方(遊技領域2aの中央上部)には、パチンコ機1の作動中(遊技中又は待機中)に、遊技者等に対して演出表示を行うための演出表示装置10が取り付けられている。
なお、本明細書において、上下方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で遊技球が流下する方向(例えば、鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で上下方向と交差する方向(例えば、水平方向)を意味し、遊技者側からみて左側、右側をいう。さらに、前後方向とは遊技盤2と交差(例えば、直交)する方向を意味し、遊技者に対面する側(手前側)が前面側(前方側)であり、その反対側(奥側)が後面側(後方側)となる。
図2は本発明に係る演出表示装置の第一例を示す正面図及びA−A断面図、図3はその演出表示装置を分解して示す斜視図である。図2及び図3に示すように、演出表示装置10は、後方の収納ケース19B(保持部材)と前方のカバー19F(保持部材)とがビス19b等の締結部材で結合され、遊技機1の遊技領域2a(図1参照)に固定されている。収納ケース19Bとカバー19Fとはともに円筒状に形成され、その内部には、光反射空間Sを形成する前後一対の反射部材11,12と、光反射空間S内に配置された装飾体13と、LED14(光源)が実装されたLED基板14B(基板)とが収納されている。
一対の反射部材11,12は、例えばアクリル樹脂のように透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂製であり、それぞれ主表面(端面)に反射膜111,121(反射層)を含む円形板状形態を有し、それらの反射膜111,121を平行状に所定距離離間させて対向配置されている。そのうち、前方側の反射部材11は、LED14の光を後端面に形成された前方反射膜111(第一反射層)で後方に反射する光反射機能と、LED14の光を前方反射膜111から前方へ透過する光透過機能とを併有する前方レンズ11(第一反射部材;半透鏡)に構成されている。また、前方レンズ11は、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、上記光反射機能(反射率)と光透過機能(透過率)とが調整され、いわゆるハーフミラー(マジックミラー;マジックガラス)に構成されている。この前方レンズ11は、カバー19Fの前端部に形成された開口19cに後方側から嵌め込み固定されている。
具体的には、前方レンズ11の後端面(主表面)に、例えば銀めっきにより前方反射膜111を形成する。その際、前方反射膜111の膜厚を調整することによって、前方レンズ11は、例えば、LED14の点灯時には、反射率70%、透過率30%となり、LED14の消灯時には、反射率95%、透過率5%となるような、ハーフミラーを構成する。したがって、LED14の点灯時において、前方レンズ11を介して内部の装飾体13やLED14が見える(視認可能)状態と、LED14の消灯時において、前方レンズ11によりそれらが見えない(視認困難)状態とに切り替えることができる。
他方、後方側の反射部材12は、LED14の光を前端面に形成された後方反射膜121(第二反射層)で前方に反射する光反射機能を有する後方鏡12(第二反射部材;反射鏡)に構成されている。具体的には、後方鏡12の前端面(主表面)に、例えば銀めっきにより後方反射膜121を形成する際、その膜厚を調整することによって、後方鏡12は、LED14の点灯・消灯にかかわらず、反射率がほぼ100%となるような、反射鏡を構成する。
装飾体13は、数字・文字・図形・記号等を象った象形物(例えば“N”のアルファベット文字)として、板状の透光性素材(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)のような透明高分子材料)に金属めっきを施した非透光性素材で構成され、LED14の光を照射することにより種々の演出表示を行うことができる。また、装飾体13の後端面を後方鏡12の前端面(後方反射膜121)と密着させ、装飾体13と後方鏡12とを一体化することにより、演出表示装置10の前後方向の厚みの薄型化を図っている。具体的には、装飾体13と後方鏡12とをそれぞれ上記したような透光性素材で構成し、両者を一体化してその全体に銀めっきを施して非透光性を付与してある(このとき後方反射膜121が形成される)。
LED14は、円環状に形成されたLED基板14Bの内周面側に、所定の周方向角度間隔(例えば45°間隔)で複数(例えば8個)実装されている。つまり、LED14は光反射空間Sにおいて装飾体13を取り囲むように、装飾体13の周面に対してやや前方の外側に配置されている。
したがって、演出表示装置10の光反射空間Sでは、周囲に配置された各LED14からの光は装飾体13の表面で乱反射してきらきら輝くとともに、前後の反射膜111,121間で繰り返し反射する。これらの反射光は、前後の反射膜111,121における反射のたびに装飾体像13Iを結び、これらの装飾体像13Iは後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ(図4,図5参照)。さらに、各LED14自身の光も前後の反射膜111,121間で繰り返し反射し、反射のたびに光源像14Iを結び、これらの光源像14Iもやはり後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ(図4,図5参照)。
なお、収容ケース19Bの内面(内底面及び内周面)は、光反射空間Sから外方へ漏出する光を反射して光反射空間Sへ再導入するための反射面19aに形成されている。具体的には、収容ケース19Bを非透光性の白色合成樹脂材料で一体成形したり、内面を白色塗料で塗装したりすることによって、反射面19aを形成する。
また、カバー19Fの内面(内周面)は、光反射空間Sから外方へ漏出する光を反射して光反射空間Sへ再導入するための反射面19aに形成されている。具体的には、カバー19Fを白色の合成樹脂材料で一体成形したり、内面を白色塗料で塗装したりすることによって、反射面19aを形成する。
次に、以上のように構成された演出表示装置10の演出表示態様について、図4,図5を用いて具体的に説明する。図4は装飾体像及び光源像の生成状況を示す一部破断斜視説明図、図5はその平面図である。
<演出表示態様1(LED14の消灯時)>
一般的に、LED14の消灯時には、ハーフミラーである前方レンズ11によって前方側から光反射空間Sの内部を透視困難となり、前方レンズ11の前面が見える(図2(a)参照)。
<演出表示態様2(LED14の点灯時)>
前方レンズ11を介して前方側から光反射空間Sの内部を透視できる。このとき、各LED14からの光は装飾体13の表面で乱反射してきらきら輝くとともに、前後の反射膜111,121間で繰り返し反射し、後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ複数の装飾体像13Iを結ぶ。また、各LED14からの光はそれ自身が前後の反射膜111,121間で繰り返し反射し、後方鏡12から後方に向かって順次断続的に並ぶ複数の光源像14Iを結ぶ。遊技者は、これらの装飾体像13I及び光源像14Iを、前方レンズ11を介して視認することができる。なお、11Iは前方レンズ像(第一反射部材像)、12Iは後方鏡像(第二反射部材像)を表す。
このように、光反射空間S内に装飾体13とLED14とを配置することによって、奥行感、立体感のある装飾体像13I及び光源像14Iが視認可能となる。これらによって、合わせ鏡のような斬新な演出表示が可能となり、遊技者の興趣を飛躍的に高めることができる。なお、装飾体13を取り囲むように複数のLED14を設置し、各LED14毎に発光色を変えたり点滅させたりすることによって、演出表示の多様化を図ることができる。
また、前方レンズ11をハーフミラーで構成することにより、装飾体像13Iや光源像14Iを見せる(視認可能)状態と見せない(視認困難)状態とを切り替える際のコントラストを相対的に強めることができ、装飾体像13Iや光源像14Iをくっきりと表示できる。
(実施例2)
図6は演出表示装置の第二例を示す断面図、図7は装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図である。図6に示す演出表示装置10では、装飾体13は、光反射空間S内において、前方レンズ11(第一反射部材;半透鏡)及び後方鏡12(第二反射部材;反射鏡)のいずれからも離間する形で、両反射部材11,12の間に配置されている。また、装飾体13の後端面と後方鏡12の前端面(後方反射膜121)との離間により拡張した光反射空間Sを利用して、LED14(光源)が装飾体13の前後2列で配置されている。なお、この実施例では、透光性素材で構成された装飾体13及び後方鏡12に対して、それぞれ銀めっきを施すことにより非透光性を付与してある(このとき後方反射膜121が形成される)。
このように、装飾体13を前方レンズ11と後方鏡12との中間位置に配置したことにより、装飾体像13Iが浮き上がったように、あるいは宙に浮いたように視認されるので、さらに奥行感、立体感が向上する。また、図7に示すように、装飾体像13Iは装飾体13の背面の形状等をも映し出すことができる。さらに、2列のLED14を用いることにより、装飾体13への照射量を増大させて装飾体像13Iを明るく見せたり、LED14の発光態様を一層多様化したりすることが可能となる。なお、図7に示す装飾体13には、その後端面にカット、シボ、ローレット等の加工を施し、山型の凹凸13a(ギザギザ)が形成されている。装飾体13を透過する光がこの凹凸13aで屈折したり反射したりすることによって、装飾体像13Iをさらに明るく見せることができる。
(実施例3)
図8は演出表示装置の第三例を示す断面図、図9はその演出表示装置を分解して示す斜視図である。図8及び図9に示す演出表示装置10’の内部には、光反射空間Sを形成する前後一対の反射部材11,12’と、光反射空間S内に配置された装飾体13と、LED14(光源)が実装されたLED基板14B(基板)と、後方側の反射部材12’のさらに後方にて補助LED15(補助光源)が実装された補助LED基板15B(補助基板)と、補助LED15と後方側の反射部材12’との間に配置された拡散レンズ16(光拡散透過部材)とが収納されている。
この演出表示装置10’では、前方側の反射部材11に加えて後方側の反射部材12’も、後方レンズ(第一反射部材;半透鏡)に構成されている。すなわち、後方レンズ12’は、例えばアクリル樹脂のように透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂製であり、LED14の光を前端面に形成された後方反射膜121’(第二反射層)で前方に反射する光反射機能と、補助LED15の光を後方反射膜121’から前方へ透過する光透過機能とを併有する。また、後方レンズ12’は、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、上記光反射機能(反射率)と光透過機能(透過率)とが調整され、いわゆるハーフミラー(マジックミラー;マジックガラス)に構成されている。
具体的には、後方レンズ12’の前端面(主表面)に、例えば銀めっきにより後方反射膜121’を形成する。その際、後方反射膜121’の膜厚を調整することによって、後方レンズ12’は、例えば、LED14の消灯時には、反射率30%、透過率70%となり、LED14の点灯時には、反射率95%、透過率5%となるような、ハーフミラーを構成する。したがって、LED14の消灯状態であって補助LED15の点灯時において、前方レンズ11及び後方レンズ12’を介して補助LED15等が見える(視認可能)状態と、LED14の点灯時において、補助LED15の点灯・消灯にかかわらず、後方レンズ12’により補助LED15が見えない(視認困難)状態とに切り替えることができる。なお、この実施例では、装飾体13と後方レンズ12’とをそれぞれ透光性素材で構成し、両者を一体化して銀めっきを施してある。その際、装飾体13には銀めっきにより非透光性が付与され、後方レンズ12’の前端面(主表面)には後方反射膜121’が形成される。
補助LED15は、円形板状に形成された補助LED基板15Bの前端面側に多数(例えば26個)実装されている。つまり、補助LED15は、後方レンズ12’及び拡散レンズ16を介して装飾体13に背後から光を照射するように、演出表示装置10’の後端部に配置されている。
拡散レンズ16は、例えばアクリル樹脂のように透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂製であり、内蔵する補助LED15からの光を、前方側に位置する装飾体13に向けて後方レンズ12’の前面側から拡散させる。また、拡散レンズ16は、有底円筒状に形成され、補助LED15と装飾体13とを離間させて光照射量を増大させている。
したがって、図8に示すように、LED14の消灯状態であって補助LED15の点灯時には、遊技者は、前方レンズ11及び後方レンズ12’を介して、補助LED15の光で照らし出された装飾体13を視認できる。このとき、装飾体13は非透光性であるため補助LED15の光を遮断し、遊技者にはシルエットとして(影絵のように浮かび上がって)視認される。
次に、以上のように構成された演出表示装置10’の演出表示態様について、概略を説明する。
<演出表示態様1’(LED14及び補助LED15の消灯時)>
一般的に、LED14及び補助LED15の消灯時には、ハーフミラーである前方レンズ11及び後方レンズ12’によって前方側から演出表示装置10’の内部を透視困難となり、前方レンズ11の前面が見える(図2(a)参照)。
<演出表示態様2’(LED14の点灯時)>
前方レンズ11及び後方レンズ12’を介して前方側から演出表示装置10’の内部を透視できる。このとき、各LED14からの光は装飾体13の表面で乱反射してきらきら輝くとともに、前後の反射膜111,121’間で繰り返し反射し、後方レンズ12’から後方に向かって順次断続的に並ぶ複数の装飾体像13Iを結ぶ。また、各LED14からの光はそれ自身が前後の反射膜111,121’間で繰り返し反射し、後方レンズ12’から後方に向かって順次断続的に並ぶ複数の光源像14Iを結ぶ。遊技者は、これらの装飾体像13I及び光源像14Iを、前方レンズ11を介して視認することができる(図5参照)。一方、補助LED15の点灯・消灯にかかわらず、後方レンズ12’による補助LED15の視認が困難となる。なお、LED14の点灯時における後方レンズ12’の反射率(95%)と透過率(5%)との割合を変更する(例えば透過率の割合を高くする)ことによって、LED14の点灯時に補助LED15の点灯状況を遊技者が視認しやすくすることも可能である。
<演出表示態様3(補助LED15のみ点灯時)>
補助LED15からの光が拡散レンズ16及び後方レンズ12’を透過し、装飾体13を背後から照射する。遊技者は、補助LED15からの光によって照らし出された装飾体13を、前方レンズ11を介して視認することができる。このとき、装飾体13は非透光性であるため補助LED15の光を遮断し、遊技者にはシルエットとして(影絵のように浮かび上がって)視認される(図8参照)。
このように、後方レンズ12’をハーフミラーで構成し、後方レンズ12’の後方に補助LED15を備える場合には、LED14に加えてさらに補助LED15を発光させることによって演出表示パターンを拡大し、遊技者の興趣を一層向上させることができる。
また、拡散レンズ16を設けることによって、前後方向の寸法を短縮して演出表示装置10’のコンパクト化を図れるとともに、補助LED15の数が少なくても装飾体13全体により多くの光を照射でき、装飾体13の視認が一層容易となる。
(実施例4)
図10は演出表示装置の第四例を示す断面図である。図10に示す演出表示装置10’の後方レンズ12’(第二反射部材;半透鏡)の後方には、実施例3(図8)の拡散レンズ16に代えて透光性の導光板17(導光部材)が設けられている。
補助LED15’(補助光源)は、円環状に形成された共通基板18の内周面側において、LED14(光源)の後方側に所定の周方向角度間隔(例えば45°間隔)で複数(例えば8個)実装されている。つまり、LED14と補助LED15’とは、装飾体13及び後方レンズ12’を挟んで前後2列状に、周方向に沿って同位相で共通基板18の内周面側に実装されている。LED14は光反射空間Sにおいて装飾体13を取り囲むように、装飾体13の周面に対してやや前方の外側に配置され、補助LED15’は導光板17の外周面に対向する位置に配置されている。
導光板17は、例えばアクリル樹脂のように透光性を有する透明又は半透明の合成樹脂製であり、前後方向に所定の厚みを有する円盤状に形成されて、周面側に配置された補助LED15’から導入された光を前方側に位置する装飾体13に向けて後方レンズ12’の前面側から導出可能である。
このように、導光板17を設けることによっても、前後方向の寸法を短縮して演出表示装置10’のコンパクト化を図れるとともに、補助LED15の数が少なくても装飾体13全体により多くの光を照射でき、装飾体13の視認が一層容易となる。
(実施例5)
図11は演出表示装置の第五例を分解して示す斜視図、図12は装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図である。図11に示す演出表示装置10では、実施例1(図3)の後方鏡12(第二反射部材;反射鏡)が主表面(前端面)に平行な回転軸線O(軸線)周りで回転可能である。装飾体13の後端面は後方鏡12の前端面(後方反射膜121)と密着し、装飾体13は後方鏡12と一体化しているので、装飾体13は後方鏡12とともに回転軸線O周りで回転可能である。
具体的には、収容ケース19Bの底壁部(後壁部)に固定される電動モータ20の駆動力(回転力)が、傘歯車機構21等の伝動機構を介して後方鏡12の回転軸122(回転軸線O)に伝達される。後方鏡12と装飾体13とは、回転軸122と一体となって回転軸線O周りで回転する。
後方鏡12の回転軸線O周りでの回転に伴って、前後方向に断続的に並ぶ装飾体像13Iや光源像14Iをずらして(例えば湾曲線に沿って)視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。また、装飾体13の回転軸線O周りでの回転に伴って、装飾体13に対してLED14(光源)からの光(装飾体13を透過する光又は反射する光)の照射方向が変わるので、装飾体像13Iを異なるイメージで視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。さらに、装飾体13が後方鏡12の主表面に平行な回転軸線O周りで回転可能としたので、装飾体像13Iを揺動させることによって光源像14Iとの位置関係を変化させることができ、遊技者により一層強い関心を持たせることができる。
(実施例6)
図13は演出表示装置の第六例を示す断面図、図14は装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図である。図13に示す演出表示装置10では、実施例2(図6)の後方鏡12(第二反射部材;反射鏡)が主表面(前端面)に平行な回転軸線O(軸線)周りで回転可能である。
具体的には、収容ケース19Bの底壁部(後壁部)に固定される電動モータ20の駆動力(回転力)が、傘歯車機構21等の伝動機構を介して後方鏡12の回転軸122(回転軸線O)に伝達される。後方鏡12は、回転軸122と一体となって回転軸線O周りで回転する。
後方鏡12の回転軸線O周りでの回転に伴って、前後方向に断続的に並ぶ装飾体像13Iや光源像14Iをずらして(例えば湾曲線に沿って)視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。
(実施例7)
図15は演出表示装置の第七例を示す断面図、図16は装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図である。図15に示す演出表示装置10では、実施例2(図6)の装飾体13が後方鏡12(第二反射部材;反射鏡)の主表面(前端面)に平行な回転軸線O(軸線)周りで回転可能である。
具体的には、収容ケース19Bの底壁部(後壁部)に固定される電動モータ20の駆動力(回転力)が、傘歯車機構21等の伝動機構を介して装飾体13の回転軸132(回転軸線O)に伝達される。装飾体13は、回転軸132と一体となって回転軸線O周りで回転する。
装飾体13の回転軸線O周りでの回転に伴って、装飾体13に対してLED14(光源)からの光(装飾体13を透過する光又は反射する光)の照射方向が変わるので、装飾体像13Iを異なるイメージで視認させることができ、遊技者に更なる興趣を持たせることができる。また、装飾体13が後方鏡12の主表面に平行な回転軸線O周りで回転可能としたので、装飾体像13Iを揺動させることによって光源像14Iとの位置関係を変化させることができ、遊技者により一層強い関心を持たせることができる。
なお、実施例2〜実施例7(図6〜図16)において実施例1(図2〜図5)と共通する機能を有する部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。
以上の実施例では演出表示装置をパチンコ機に取り付けた場合のみについて説明したが、アレパチ機等の他の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機に取り付けてもよい。
また、各実施例では、透光性素材で構成した装飾体13に非透光性を付与したが、透光性素材で構成したままであってもよい。この場合には、LED14からの光は装飾体13を透過するとともに、前後の反射膜111,121(121’)間で繰り返し反射する。なお、拡散レンズ16(図8)の中央後面(内底面)や導光板17(図10)の後端面にも、図7に示す装飾体13と同様に、カット、シボ、ローレット等の加工を施し、凹凸を設けることによって、装飾体像13Iをさらに明るく見せることができる。
本発明に係る演出表示装置を備えたパチンコ機を例示する正面図。 本発明に係る演出表示装置の第一例を示す正面図及びA−A断面図。 図2の演出表示装置を分解して示す斜視図。 装飾体像及び光源像の生成状況を示す一部破断斜視説明図。 図4の平面図。 演出表示装置の第二例を示す断面図。 装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図。 演出表示装置の第三例を示す断面図。 図8の演出表示装置を分解して示す斜視図。 演出表示装置の第四例を示す断面図。 演出表示装置の第五例を分解して示す斜視図。 装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図。 演出表示装置の第六例を示す断面図。 装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図。 演出表示装置の第七例を示す断面図。 装飾体像及び光源像の生成状況を示す平面図。
符号の説明
1 パチンコ機(遊技機)
10,10’ 演出表示装置(遊技機用演出表示装置)
11 前方レンズ(第一反射部材;半透鏡)
111 前方反射膜(第一反射層)
12 後方鏡(第二反射部材;反射鏡)
12’ 後方レンズ(第二反射部材;半透鏡)
121,121’ 後方反射膜(第二反射層)
122 回転軸
13 装飾体
132 回転軸
13I 装飾体像
14 LED(光源)
14B LED基板(基板)
14I 光源像
15,15’ 補助LED(補助光源)
15B 補助LED基板(補助基板)
16 拡散レンズ(光拡散透過部材)
17 導光板(導光部材)
18 共通基板
19B 収容ケース(保持部材)
19F カバー(保持部材)
19a 反射面
19b ビス(締結部材)
19c 開口
20 電動モータ
21 傘歯車機構(伝動機構)
O 回転軸線(軸線)
S 光反射空間

Claims (10)

  1. 遊技機に取り付けられる遊技機用演出表示装置であって、
    それぞれが反射層を含み、それらの反射層を所定距離離間して対向配置することにより、両反射層間で光を繰り返し反射させるための光反射空間を形成するとともに、少なくとも遊技者に対面する前方側のものが光反射機能と光透過機能とを有する半透鏡として構成される一対の反射部材と、
    前記光反射空間内に配置され、演出表示のために所定の形態を有する装飾体と、
    同じく前記光反射空間内に配置され、前記装飾体に光を照射するための光源とを備え、
    前記光源から発した光は、前記装飾体を照射し、かつ前記光反射空間内で繰り返し反射することにより後方側の第二反射部材から後方に向かって順次並ぶ複数の装飾体像を結び、前方側の第一反射部材を介してそれらの装飾体像を遊技者が視認可能であることを特徴とする遊技機用演出表示装置。
  2. 前記光源は前記装飾体の周面外方に配置され、
    発光状態の光源自身の光が前記光反射空間内で繰り返し反射することにより前記第二反射部材から後方に向かって順次並ぶ複数の光源像を結び、前記第一反射部材を介してそれらの光源像を遊技者が視認可能である請求項1に記載の遊技機用演出表示装置。
  3. 前記第一反射部材を構成する半透鏡は、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、前記光反射機能と光透過機能とが調整され、
    前記光源の発光時には前記第一反射部材を介して前記装飾体像を遊技者が視認可能となる一方、前記光源の非発光時には前記装飾体像を遊技者が視認困難となる請求項1又は2に記載の遊技機用演出表示装置。
  4. 前記装飾体は、前記光反射空間内において、前記第一反射部材及び第二反射部材のいずれからも離間する形で、両反射部材の間に配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機用演出表示装置。
  5. 前記第二反射部材は、暗い側からは明るい側を透視しやすく、明るい側からは暗い側を透視しにくくなるように、光反射機能と光透過機能とが調整された半透鏡にて構成されるとともに、
    前記第二反射部材の後方には、その第二反射部材を介して前記装飾体に光を照射するための補助光源を備え、
    前記補助光源の発光時には、前記第一反射部材及び第二反射部材を介し、前記補助光源の光で照らし出された装飾体を遊技者が視認可能である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機用演出表示装置。
  6. 前記補助光源と第二反射部材との間には、前記補助光源からの光が前方側に位置する前記装飾体に向けて前記第二反射部材の前面側から拡散するための光拡散透過部材を備えている請求項5に記載の遊技機用演出表示装置。
  7. 前記第二反射部材の後方には、前後方向に所定の厚みを有し、かつ周面側に配置された前記補助光源から導入された光が前方側に位置する前記装飾体に向けて前記第二反射部材の前面側から導出可能な透光性の導光部材を備えている請求項5に記載の遊技機用演出表示装置。
  8. 前記第一反射部材と第二反射部材とのうち少なくともいずれか一方は、前記装飾体に対して位置変更可能である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊技機用演出表示装置。
  9. 前記装飾体は、前記光反射空間内において前記第一反射部材及び第二反射部材とは独立して単独で、又は前記第一反射部材若しくは第二反射部材と一体となって、位置変更可能である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊技機用演出表示装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊技機用演出表示装置を備えることを特徴とする遊技機。
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