JP2008161360A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾機能や演出効果を高めた弾球遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技盤10の前面10Fに設けられる遊技構成部材100として、枠状に形成され、遊技盤10の前面10Fにおける遊技領域PA内に設けられた枠部材110と、枠部材110の下枠内側辺部112を構成し、枠部材110に囲まれた内部空間110aに入球した遊技球を左右に転動させる光透過性を有する転動面131aが形成されたステージ部130と、転動面131aを照明する発光器152と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、前面に遊技領域が形成された遊技盤を有して構成された弾球遊技機に関する。
パチンコ機に代表される弾球遊技機は、遊技盤の後面側に、遊技領域内に形成された開口を通して前面側に向けて遊技の進行に応じた演出画像を表示させる表示装置を有して構成されている。
遊技盤の前面においては、開口を取り囲んで設けられた枠部材を有する遊技構成部材によって表示装置の周囲が装飾されている。この種の遊技構成部材として、枠部材の外部領域から枠部材の内部領域に遊技球を導くワープ通路と、枠部材の下枠内側辺部を構成してワープ通路からの遊技球を左右に転動させた後に下方に落下させるステージ部とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。一般にステージ部の左右中央部の下方には始動入賞装置等の入賞装置が配置され、ステージ部からの落下位置によっては遊技展開が有利なものに変化する可能性があるため、この遊技構成部材は、特にステージ部において、遊技者により注目される部品の一つとなっている。
特開2006−288702号公報
上記構成の遊技構成部材に対しては、特にステージ部において、装飾性や視覚的な演出効果を高めるように構成することが課題になっている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、装飾機能や演出効果を高めた弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る弾球遊技機は、前面に入賞装置を含む遊技構成部材が設けられて遊技領域が形成された遊技盤を有して構成され、遊技領域内に投入される遊技球が入賞装置に入賞したことに応じて遊技球を賞球として払い出す遊技を行う弾球遊技機において、この遊技構成部材として、枠状に形成され、遊技盤の前面における遊技領域内に設けられた枠部材と、枠部材の下枠内側辺部を構成し、枠部材に囲まれた内部空間に入球した遊技球を左右に転動させる光透過性を有する転動面が形成されたステージ部と、転動面を照明する発光器と、を備えている。
なお、転動面に、発光器の照明光を透過可能に所定意匠を施すことが好ましい。このとき、光透過性を有した材料からシート状に成形され、所定意匠が印刷された表面を転動面の裏面に沿わせて設けられたシート部材を備えてもよい。なお、所定意匠を、発光器の点灯色に応じて、発光器の照明光が転動面側に透過する部分を相違させるように施すことが好ましい。さらに、遊技盤の後面側に設けられ、遊技領域内に形成された表示用開口を通して遊技盤の前面側に向けて遊技の進行に応じた演出画像を表示させる表示装置を有し、枠部材を、遊技盤の前面において表示用開口を取り囲んで設けていてもよい。
以上のように構成される本発明に係る弾球遊技機によると、遊技球を転動させるステージ部を有した遊技構成部材において、光透過性を有する転動面を照明する発光器を有しているため、発光器の点灯時と非点灯時とで転動面の見え方を相違させることができるようになる。このため、この発光器の点灯を遊技展開に応じて行うなどすることで、装飾性が高く、視覚的な演出効果の高い遊技構成部材を提供することができるようになる。
なお、転動面に照明光を透過可能に所定の意匠を施すことにより、装飾性をさらに高めることができる。なお、転動面の裏側に光透過性を有して表面に意匠が印刷されたシート部材を設けることにより、このような装飾性の高い遊技構成部材を簡単に構成することができるようになる。さらに、この所定の意匠を、発光器の点灯色によって照明光を透過する部分を相違させるように施すことにより、発光器の点灯色に応じて転動面の見え方を相違させることができるようになる。このため、このように異なる色で点灯させる発光器の点灯制御を遊技展開に応じて行うなどして、装飾性がより高く、視覚的な演出効果がより高い遊技構成部材を提供することができるようになる。また、表示用開口を通して遊技の進行に応じた演出画像を表示させる表示装置を設け、枠部材をこの表示用開口を取り囲んで設けることにより、表示装置の画像を表示する部分の周囲が装飾され、装飾性の高い弾球遊技機を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を参照して本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチンコ機PMの全体構成について概要説明する。ここで、図1にパチンコ機PMの正面図を示している。
パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成された縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2が互いの左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3a,3bにより横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、常には右側縁部に設けられた施錠装置4を利用して外枠1に閉鎖施錠された状態で保持される。
前枠2には、前枠2の前側面域に合わせた方形状のガラス扉5と、球皿6aを正面に設けた下部扉部材6とが、正面左側部に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉および着脱が可能に組み付けられ、下部扉部材6の正面側においては球皿6aの右側下部に遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル8が装備されている。前枠2の中央部から上部にかけて後方に突出する方形枠状の収容枠(図示せず)が前枠2と一体に形成されており、この収容枠に所定のゲージ設定で構成された遊技盤10が着脱可能にセット保持される。
遊技盤10は、板厚19mm程度の積層合板を図示する所定形状に切断およびルータ加工して、所定の図柄が印刷されたセルを貼り付けて成形される化粧板11を基板として構成されている。化粧板11の前面には、上下2分割のレール飾り12,13がビス止めされており、内側に略円形の遊技領域PAが区画形成され、遊技球発射装置(図示せず)から発射される遊技球を遊技領域PAの上部に導く案内レール面14,15が形成される。遊技領域PAの内側には多数本の遊技釘とともに、風車、始動入賞装置17や大入賞装置18等の各種入賞装置、後述するセンター飾り100等の遊技構成部品が取り付けられ、下端部には各入賞装置に入賞することなく遊技領域PAを転動落下した遊技球を回収するためのアウト口19が設けられる(図6参照)。なお、この遊技領域PAは、常には閉鎖保持されるガラス扉5を通して前面側から視認可能になっている。
以上のように構成されたパチンコ機PMは、前枠2、ガラス扉5および下部扉部材6がともに閉止され施錠された状態で遊技に供され、球皿6aに遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドル8が回動操作されると、球皿6aに貯留された遊技球が打球発射装置により1球ずつ遊技盤10の遊技領域PAに打ち出され、パチンコゲームが展開される。このパチンコゲームにおいては、遊技領域PA内を落下移動する遊技球を各入賞装置に遊技球を入球させる弾球遊技が行われ、遊技球が入賞装置に入球すると賞球としての遊技球が球皿6aに払い出される。遊技球が始動入賞装置17に入球したときには、大入賞装置18の入賞口が開放されて遊技球を大入賞装置18に入球可能な状態になる可能性があり、このような状態になると賞球を得る機会が増えて遊技者にとってゲームの展開が有利になる。
なお、図2に遊技盤10の背面図を示しており、この図2を参照して遊技盤10の後面側の構成について簡単に説明する。遊技盤10の後面側には、パチンコ機PM全体の制御を行うための主制御基板を有した主基板アセンブリ20や、遊技展開に応じた演出用の画像を表示するための画像表示装置30が設けられている。なお、遊技盤10の中央部には開口10aが形成されており、画像表示装置30は、この開口10aを画像が表示される表示部30aで覆うようにして設けられ、開口10aを通して表示部30aを遊技盤10の前面側から視認可能になっている(図1参照)。
遊技盤10の後面10Bには、開口10aの下方における左右両縁部に主基板取付部材40,40が取り付けられており、開口10aを取り囲うようにして枠状の表示装置取付部材50が取り付けられている。主基板アセンブリ20は、主基板取付部材40,40の後面に取り付けられており、主基板取付部材40,40を介して遊技盤10に固定されている。また、画像表示装置30は、表示装置取付部材50の後面に取り付けられており、表示装置取付部材50を介して遊技盤10に固定されている。
一方、遊技盤10の前面側においては、図1に示すように開口10aを取り囲んで遊技構成部品の一つであるセンター飾り100が取り付けられており、このセンター飾り100の左右中央部に対して下方に位置して始動入賞装置17や大入賞装置18が取り付けられている。以降では、図1に併せて図3〜図5を参照してセンター飾り100の構成について説明する。ここで、図3には遊技盤10を前方から見る斜視図、図4にはセンター飾り100のステージ部周辺を示す図3の拡大図、図5には図1の矢印V−Vに沿って示す遊技盤10の断面図を示している。
センター飾り100は、樹脂材料を用いた射出成形等により一体的に成形された種々の構成部材が組み付けられて構成されており、枠状に成形されて開口10aを取り囲んで設けられた枠部110と、枠部110の左枠内側辺部111に設けられ、枠部110の外側の遊技領域PAを落下移動している遊技球を取り込んで枠部110に囲まれた内側領域(内部空間)110aに導くワープ通路121を形成する通路形成部120と、枠部110の下枠内側辺部112を構成し、ワープ通路121により内部空間110aに入球した遊技球を左右に転動させた後に下方に落下させるステージ部130と、を有している。
枠部110には枠外側方向に延びるフランジ部115が形成されている。センター飾り100は、枠部110を開口10aの内側に嵌め込んでフランジ部115を遊技盤10の前面10Fに当接させた状態にし、フランジ部115にビスを挿通して遊技盤10の前面10Fに固定されている。このようにしてセンター飾り100が取り付けられ、内部空間110aの内部に画像表示装置30の表示部30aが配置される。枠部110は、透明樹脂材料から成形されて光透過性を有しており、表示部30aに表示される画像に合わせて点灯制御が行われるように構成された電飾部材が内蔵され、電飾部材の点灯作動を前面側から視認可能になっている。このようにセンター飾り100により、画像表示装置30の表示部30aの周囲が装飾されている。
ステージ部130は、左右に指向するとともに上下に揺れる波状の転動面131aを有した転動部131と、転動部131の後端を上下に延びる後端壁部132と、転動部131の前端を下方に延びる前端壁部133と、前端壁部133の下端部から後方に延びる下端壁部134と、を有して枠部110の下枠内側辺部112を構成している。上記の通りセンター飾り100は開口10aに嵌め込んで取り付けられるが、このとき、ステージ部130の下端壁部134の下面が開口10aの内縁下部に整合される。
転動部131の転動面131aは、遊技球(直径約11mm)を転動させることができるだけの前後方向幅を有している。転動部131の前端には、上方に切り立った鍔部131bが設けられている。転動部131の転動面131aがこの鍔部131bと後端壁部132とにより前後に囲まれて、転動部131の転動面131a上における遊技球の左右方向の転動が案内される。転動部131の転動面131aを転動する遊技球は、この転動面131aに沿って上り下りしながら左右に往復動し、移動速度を低下させて略停止する。
波状に形成される転動部131は、左右両端部および中央部に上方に隆起した山部131Ua,131Ubと、その間に下方に凹んだ谷部131Da,131Dbとを有している。中央山部131Uaにおいて転動面には、後方に向かうに連れて下方へ傾斜する傾斜溝131cが形成されている。なお、後端壁部132には、この傾斜溝131cの後端に繋がる球通路135が形成されており、この球通路135は、前端壁部133において中央山部131Uaの直下に形成された開口133aに繋がっている。このため、転動部131の転動面131aを転動した遊技球のうち、中央山部131Uaで略停止した遊技球は、この傾斜溝131cに案内されて後方に導かれ、球通路135を通って前端壁部133の開口133aから下方に落下する。この開口133aの直下には始動入賞装置17が配置されているため、開口133aから落下した遊技球のほとんどが始動入賞装置17に入球する。
一方、左右の谷部131Da,131Dbにおいて転動面には、前方に向かうに連れて下方へ傾斜する傾斜溝131dが形成されている。なお、この傾斜溝131dの前端においては上記の鍔部131bが省略されている。このため、転動部131の転動面131aを転動した遊技球のうち、谷部131Da,131Dbで略停止した遊技球は、この傾斜溝131dに案内されて前方に導かれて下方に落下する。谷部131Da,131Dbから落下した遊技球は、各入賞装置17,18に入球する可能性が低くなるようにゲージ設定されており、そのほとんどがアウト口19に入球する。
このように、本構成例のセンター飾り100においては、転動部131で転動する遊技球が略停止される位置に応じて、その後の遊技展開を左右させる構成の遊技構成部品になっている。このため、特に転動部131において、遊技者により注目される遊技構成部品の一つとなっている。
ここで、センター飾り100のステージ部130の転動部131は、透明な樹脂材から成形されて光透過性を有している。そして、転動部131の裏面側には、表面140aに所定意匠が印刷された矩形帯状のセルシート140が配設されており、転動部131の転動面131a側からセルシート140の表面140aに印刷された意匠を視認可能になっている。このセルシート140についても、透明な樹脂フィルムを基材としてシート状に成形されたものであり光透過性を有している。なお、表面140aには、例えばパチンコ機PMの機種をモチーフにした意匠が適宜印刷される。これにより、遊技者により注目される遊技構成部品の一つであるセンター飾り100のステージ部130に対し、従来よりも装飾性を高めることができるようになる。
なお、転動部131の裏面131eから所定間隔だけ下方に離れた位置において、後端壁部132の前端面から前方に突出してリブ132bが設けられており、また、同様にして前端壁部133の後端面から後方に突出してリブ133bが設けられている。セルシート140は、これら2つのリブ132b,133bの上面と、転動部131の裏面131eとに囲まれた空間136内に、表面140aを上方に向けた状態にして、転動部131の左端に形成される空間136の開口から着脱自在に挿入配設されている。
そして、後端壁部132の後端面132cには、LEDを点灯させるための回路が設けられた左右に延びるLED基板150が固定されている。LED基板150上には上部および下部のそれぞれに複数のLEDが左右に並んで前方に突出して立設されており、そのLED151,152が後端壁部132に形成された貫通孔132d内に挿入されて設けられている。この孔132d内にLED151,152が挿入されることにより、LED基板150の上部に取り付けられた上部LED151からの照明光は、転動部131の転動面131aよりも上方において前方に向けて照明する。後端壁部132の前端面132aには、転動面131aよりも上方に位置して前面側に露出している部分において、複数の孔を有した板金部材155が取り付けられている。上部LED151からの照明光はこの孔を通り、遊技者はこの上部LED151の点灯作動を遊技盤10の前面側から視認可能になっている。LED基板150の下部に取り付けられた下部LED152からの照明光は、転動部131の裏面131eと、後端壁部132の前端面と、前端壁部133の後端面と、下端壁部134の上面とにより囲まれた空間内を照明する。この空間内に照明光が照射されることにより、セルシート140の裏面側から表面側に下部LED152の照明光が透過するようになっている。したがって、遊技者には、下部LED152の点灯時には、非点灯時に比べて転動面131aが明るく見えるようになる。
ここで、上記の通りLED基板150上には複数の下部LED152が左右に並んで設けられているが、これら下部LED152は異なる2色以上の点灯色の照明を行うことができるように構成されている。そして、セルシート140の表面140aには、点灯色に応じて表面側に照明光を透過する部分が異なるように上記の所定意匠が印刷されている。
以上のように構成される本構成例のステージ部130によると、転動部131の裏面側に表面に所定の意匠が印刷されるセルシート140が容易に着脱自在に取り付けられる構造になっている。このため、セルシート140の表面140aに印刷される意匠のみを変更することで、異なる機種間でセンター飾り100に係る構成部品のうちセルシート140以外の部品について共通にすることができ、また、セルシート140とセルシート140以外の部品との分別回収が容易になる。したがって、製造コストおよび廃棄コストを抑えることができる。また、所定意匠が施されたセルシートを着脱自在に設けて上記各効果が得ているが、このセルシートが転動部131における裏面側に配置されているため、転動面131a上での遊技球の転動に対して何ら妨げとならず、安定した弾球遊技が展開される。
また、ステージ部130を構成する後端壁部132にLED基板150を固定し、LED基板150に立設された下部LED152によりセルシート140の裏面側から照明を行うように構成されている。この照明により、セルシート140の表面140a側においては点灯時と非点灯時とで転動面131aの見え方を相違させることができ、ステージ部130の装飾性をさらに高めることができるようになる。また、遊技展開に応じた下部LED152の点灯制御を行うことにより、視覚的な演出効果を高めることができる。特に、始動入賞装置17に遊技球が入球したときに画像表示装置30の表示部30aに表示される演出用の画像に合わせて下部LED152の点灯制御を行うことにより、当たり抽選に対して視覚的な演出を行うステージ部130を提供することができ、画像表示装置30の表示部30aにおいて行われる演出制御と合わせて全体として視覚的な演出効果の高いパチンコ機PMを提供することができるようになる。
さらに、点灯色に応じてセルシート140の表面140a側に透過される部分が異なるように意匠が印刷されているため、遊技展開に応じて異なる色でLEDを点灯させる制御を行うことにより、転動面131aの見え方を大きく変化させることができるようになり、視覚的な演出効果をより高めることができるようになる。
なお、セルシート140を着脱自在に取り付けるための構造は、図5に示す構成に限られない。図6には、セルシート140を取り付けるための構造に対する変更例を示しており、図6を参照してこの変更例について説明する。この変更例においては、前端壁部233の後端面から、転動部131の裏面131eから所定間隔だけ下方に離れた位置において、前端壁部233の後端面から後端壁部232の後端面232cをなす位置まで後方に突出するリブ233bが形成されており、囲まれた空間236が形成されている。この空間236は、後端壁部の後端面に開放されており、この後端面には、左右に筋状に延びる開口232eが形成されている。このように構成されるステージ部130においては、セルシート140を表面140aが上方に向いた状態にして後端壁部232に形成された開口から空間内に着脱自在に挿入配設することができる。このような構造においても、ステージ部130に対してセルシート140を容易に着脱自在に取り付けることができ、上記と同様の効果が得られる。
また、この図6に示す構成においては、LED基板250の取り付けを変更している。このLED基板250は、下端壁部234の上面234aに取り付けられており、LED基板250から上方にLED252が突出して設けられている。このLED252が点灯作動すると、LED252からの照明光は、図5に示す下部LED152と同様にして、後端壁部232と、転動部231の裏面231eと、後端壁部232の前端面と、前端壁部233の後端面とに囲まれた空間内を照明する。なお、この空間は、リブ232aによって上下に仕切られているが、このリブ232aについても透明樹脂材料から成形されており、LED252からの照明光を空間236側に透過させてセルシート140を裏面側から照明することができる。そして、この照明光は上記のようにしてセルシート140の表面側に透過されるため、LED252の点灯時と非点灯時とで転動部131の見え方を相違させることができるようになる。このように、LED基板についても、基板に設けたLEDによってセルシート140を照明可能な構成であれば、どのようにして取り付けてもよい。
また、セルシートについては、転動部131の裏面側に着脱自在に取り付ける構造に限らず、転動部131の裏面側に一体成形してもよい。これにより、空間内に挿入配設する工程を省略することができ、パチンコ機PMの製造工程の簡略化に繋がる。なお、セルシートを転動面部131の裏面側に設ける構成に限らず、転動面131a上にセルシートを一体成形したり、転動面131a上にセルシートを貼り着ける構成としても、同様に装飾性や視覚的な演出効果の高い遊技部品を提供することができる。また、セルシート140は必ずしも光透過性を有したものに限らず、必ずしも裏面側から照明される構成に限られない。すなわち、非透明のシート材に意匠を印刷し、光透過性を有する転動面の上面側から例えば図5に示す上部LED151等によってシート材の表面側を照明する構成としてもよい。この構造においても、転動面の上面側からこのシート材に施された意匠を視認させることができるとともに、LEDの点灯時と非点灯時とで意匠の見え方を相違させることができるため、装飾性と視覚的な演出効果の高いセンター飾りを提供することができるようになる。
これまで、本発明に係る弾球遊技機の実施例としてパチンコ機PMを例示したが、アレンジボール機や雀球遊技機など、他の弾球遊技機に対しても本発明を適用可能である。
以上説明した本発明の実施形態において達成される効果を整理すると、次のようになる。第一に、センター飾り100のステージ部130につき、表面140aに所定意匠が印刷されたセルシート140を、透明樹脂材料から成形された転動部131の裏面に沿うようにして配設しており、表面140aの意匠を転動部131の上側から視認可能になっている。これにより、遊技者に注目される遊技構成部品であるセンター飾り100の装飾効果を高めることができる。しかも、セルシート140が着脱自在に配設されており、異なる機種間でセンター飾り100に係る部品のうちセルシート140を除く部品を共通にして製造コストを抑えることができ、分別回収が容易になって廃棄コストを抑えることができる。なお、セルシート140を裏面側に配置したことにより転動面上での遊技球の転動に対して何ら妨げとならない。
第二に、セルシート140をLEDによって照明するように構成されており、LEDの点灯時と非点灯時とで転動部131aの見え方を相違させることができるようになっており、このLEDの点灯制御を遊技展開に応じて行わせることにより、視覚的な演出効果の高い遊技構成部品を提供することができるようになる。また、異なる点灯色に対して表面側に透過する部分が異なるように意匠を施すことにより、遊技展開に応じた点灯制御を行うことで転動面131aの見え方を大きく変化させることができるようになり、視覚的な演出効果をより高めた遊技構成部品を提供することができるようになる。
本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機に設けられた遊技盤の背面図である。 上記遊技盤を前方から見た斜視図である。 センター飾りのステージ部周辺を示す斜視図である。 図1の矢印V−Vに沿って示す遊技盤の断面図である。 セルシートの取付構造およびLED基板の取付構造の変更例を示す遊技盤の断面図である。
符号の説明
PM パチンコ機
PA 遊技領域
10 遊技盤
10a 開口
30 画像表示装置
30a 表示部
50 表示装置取付部材
100 センター飾り
110 枠部
120 通路形成部
130 ステージ部
131 転動部
131a 転動面
132 後端壁部
133 前端壁部
135 球通路
140 セルシート
150 LED基板
151 上部LED
152 下部LED

Claims (5)

  1. 前面に入賞装置を含む遊技構成部材が設けられて遊技領域が形成された遊技盤を有して構成され、前記遊技領域内に投入される遊技球が前記入賞装置に入賞したことに応じて遊技球を賞球として払い出す遊技を行う弾球遊技機において、
    前記遊技構成部材として、
    枠状に形成され、前記遊技盤の前面における前記遊技領域内に設けられた枠部材と、
    前記枠部材の下枠内側辺部を構成し、前記枠部材に囲まれた内部空間に入球した遊技球を左右に転動させる光透過性を有する転動面が形成されたステージ部と、
    前記転動面を照明する発光器と、を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記転動面に、前記発光器の照明光を透過可能に所定意匠が施されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 光透過性を有した材料からシート状に成形され、前記所定意匠が印刷された表面を前記転動面の裏面に沿わせて設けられたシート部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記所定意匠が、前記発光器の点灯色に応じて、前記発光器の照明光が前記転動面側に透過する部分を相違させるように施されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記遊技盤の後面側に設けられ、前記遊技領域内に形成された表示用開口を通して前記遊技盤の前面側に向けて遊技の進行に応じた演出画像を表示させる表示装置を有し、
    前記枠部材が、前記遊技盤の前面において前記表示用開口を取り囲んで設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
JP2006352980A 2006-12-27 2006-12-27 弾球遊技機 Pending JP2008161360A (ja)

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