JP5938319B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置を備えた遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の設置枠台に固定される固定枠としての外枠と、該外枠に対して開閉可能に支持されて遊技盤を着脱可能に保持する本体枠としての中枠と、該中枠の前側に開閉可能に支持されてパチンコ機前面を装飾すると共に遊技盤を透視保護する装飾枠としての前枠とを基本的に備えている。またパチンコ機では、前記遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に枠状の装飾部材(所謂センター役物)が配設されて、該装飾部材の開口から液晶式やドラム式等の図柄表示装置を臨ませ、この図柄表示装置で図柄変動に伴うリーチ演出等の各種の遊技演出を行なうよう構成されている。
前記パチンコ機では、前枠に形成された遊技盤が臨む窓口の周縁部に、光透過性の化粧板が配設されると共に、該化粧板の後側にLED等の発光体を備えた照明装置が配設されており、図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて照明装置を点灯したり点滅することで、遊技の臨場感や興趣を高めるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−5384号公報
特許文献1に開示のパチンコ機では、前枠の前側に配設される化粧板が平面的であるため、立体的な発光演出を行なうことができず、発光演出による充分な興趣の向上は望めなかった。そこで、化粧板を前方に膨出する立体形状とすることで、インパクトのある発光演出を行ない得るようにすることが考えられる。しかしながら、化粧板を立体形状にすると、前枠の縁部前面に配設される発光体と、化粧板における発光体の光照射方向と交差する内面との離間距離が部位によって異なることとなり、化粧板の全体を均一に照明することができなくなって装飾効果が低下してしまう。また、照明装置の発光体を化粧板の内面に対向する構成では、点光となって見栄えが低下する問題を招く。
すなわち本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、立体的な形状によりインパクトのある発光演出を行ない得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
体枠(13)の前側に備えた装飾枠(15)において当該装飾枠(15)の後方を前側から視認可能にする可視部(15a)の外周を発光させるよう構成された遊技機において、
前記装飾枠(15)は、
前記可視部(15a)が設けられた基枠(33)と、
前記基枠(33)における可視部(15a)の外周に配設され、前方に膨出するよう形成されて基枠(33)の前側に収容空間(S)を画成する透光性の装飾カバー(45)とを備え、
前記装飾カバー(45)は、前記基枠(33)における可視部(15a)の側方に臨む側縁部(38)に配設されると共に、該装飾カバー(45)における可視部(15a)側の壁部である内側壁部(59)または可視部(15a)から離間する側の壁部である外側壁部(61)に、非透光性部(61a)を設けることで透光性部(61b)が形成され、
前記装飾カバー(45)の前記収容空間(S)に、前記装飾カバー(45)における前記内側壁部(59)に対応する壁部(65)および前記外側壁部(61)に応する壁部(66)を備えた光拡散部材(64)が収容され、
前記透光部(61b)が形成された前記内側壁部(59)または外側壁部(61)と、前記光拡散部材(64)において当該透光部(61b)が形成された内側壁部(59)または外側壁部(61)に対応する前記壁部(65,66)との間に、第2の光拡散部材(67)が位置するよう構成されると共に、
前記基枠(33)における可視部(15a)の外周に配設された発光基板(42a)に、前記光拡散部材(64)の両壁部(65,66)に向けて光を照射する複数の発光体(42b)が実装され、
前記光拡散部材(64)の両壁部(65,66)の夫々に、前記発光体(42b)からの光を拡散する複数の拡散部(65c,66a)を並列に設けたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、光拡散部材に後方から照射される光を並列に設けた複数の拡散部で拡散することで、立体的な形状の装飾カバーの全体を略均一に照明することができる。すなわち、見栄えを低下させることなく立体的な形状の装飾カバーの全体を略均一に照明することができ、インパクトのある発光演出を行ない得る。
また、遊技機の前方に膨出する装飾カバーを照明することで、透光性部を発光表示することができ、遊技を行なう遊技機を探している客の注目を惹いて集客力を向上し得る。
また、本願には次の様な技術的思想が含まれている。
記基枠(33)における可視部(15a)の左右両側に臨む側縁部(37,38)に前記装飾カバー(43,45)が夫々配設され、
両装飾カバー(43,45)の前方への突出寸法を異なるよう構成したことを要旨とする。
この構成によれば、左右の装飾カバーの突出高さを異ならせることで、インパクトのあるデザインにより他機種との差別化を図ることができる。
また、本願には次の様な技術的思想が含まれている。
記基枠(33)における可視部(15a)の上方に臨む上縁部(35)に、左右の装飾カバー(43,45)に接続する透光性の上部装飾カバー(44)が配設されると共に、基枠(33)の上縁部(35)に上部照明装置(41)が配設されて、該上部照明装置(41)の発光体(41b)によって上部装飾カバー(44)を内側から照明するよう構成され、
前記上部装飾カバー(44)は、基枠(33)からの突出寸法が、突出寸法が小さい装飾カバー(43)側から大きい装飾カバー(45)側に向かうにつれて大きくなるように変化するよう構成したことを要旨とする。
この構成によれば、可視部を囲む左右両側および上部のデザイン性を向上して他機種との差別化を図ることができる。
また、本願には次の様な技術的思想が含まれている。
記装飾枠(15)は、前記本体枠(13)に対して一側部側がヒンジ手段(39)を介して回動自在に支持され、前記基枠(33)におけるヒンジ手段(39)が配設される一側部側とは反対側に突出寸法が大きい装飾カバー(45)が配設されることを要旨とする。
この構成によれば、インパクトのあるデザインを採用しても、本体枠に対して装飾枠を大きく開放することができ、良好なメンテナンス性を維持し得る。
本発明に係る遊技機によれば、見栄えを低下させることなくインパクトのある発光演出を行ない得る。
本発明の実施例に係るパチンコ機を前側から見た概略斜視図である。 実施例のパチンコ機を、中枠に対して前枠を開放した状態で示す概略斜視図であって、前枠の透視保護板や遊技盤における案内レールの内側に配設される各種遊技部品を省略している。 実施例に係る前枠を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤を示す概略正面図である。 実施例に係る前枠から3つの装飾カバーを分解して前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る前枠から3つの装飾カバーを分解して後側から見た概略斜視図である。 実施例に係る第1装飾カバーを分解して前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る第1装飾カバーを分解して後側から見た概略斜視図である。 図3のA−A線で示す要部断面図である。 図3のB−B線に対応する前枠の前第1側枠部側の断面図である。 実施例に係る第2装飾カバーを分解して前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る第2装飾カバーを分解して後側から見た概略斜視図である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線に対応する前枠の上枠部側の断面図である。 実施例に係る第3装飾カバーを分解して前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る第3装飾カバーを分解して後側から見た概略斜視図である。 図3のE−E線で示す要部断面図である。 図3のF−F線で示す要部断面図である。 実施例に係る第3装飾カバーを縦断して示す要部正面図である。 図3のB−B線に対応する前枠の第2側枠部側の断面図である。 図3のB−B線断面図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤12を着脱可能に保持する本体枠としての中枠13が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤12の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置14が着脱可能に配設されている。また、前記中枠13の前面側には、前記遊技盤12を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板15bで前後に開口する窓口15aを覆うよう構成された装飾枠としての前枠(機前面側を構成する前面部材)15が開閉可能に組み付けられる。前枠15の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球受け皿16および下球受け皿17が上下に離間して前枠15と一体的に開閉可能に設けられている。また前枠15には、下球受け皿17の側方に、前記中枠13に配設された打球発射装置18を作動する操作ハンドル19が設けられ、該操作ハンドル19の回動操作によって打球発射装置18が作動されて、前記上球受け皿16に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤12に向けて発射されるようになっている。なお、実施例では、前記図柄表示装置14としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。
(外枠11および中枠13について)
前記外枠11は、4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されるものであって、該外枠11に対して前記中枠13は、後述する第1側枠部材23側が、ヒンジ機構20を介して開閉および着脱自在に支持され、外枠11に対して中枠13を閉成することで、該外枠11の内側に中枠13が収容されるよう構成される。図2に示すように、前記中枠13は、上縁をなす上枠部材21と、下縁をなし、打球発射装置18や各種制御装置(図示せず)等を設置する設置部として機能する下枠部材22と、左縁(一方の側縁)をなす第1側枠部材23と、右縁(他方の側縁)をなす第2側枠部材24とから構成されて、これら上下左右の枠部材21,22,23,24を組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠13は、第1側枠部材23がヒンジ機構20を介して回動自在に支持され、外枠11に対して中枠13を第1側枠部材23側を中心として回動して閉成することで、外枠11の内側に中枠13が収容されるよう構成される。中枠13の第2側枠部材24には施錠装置(図示せず)が設けられ、外枠11に対して中枠13を閉成した状態で、該施錠装置により第2側枠部材24が外枠11に対して施錠されるようになっている。また、中枠13には、上下左右の枠部材21,22,23,24を組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部25が画成され、該遊技盤保持部25に遊技盤12が着脱自在にセット保持される。実施例では、上下の枠部材21,22が合成樹脂材で成形されると共に、左右の側枠部材23,24はアルミ等の金属材により成形されて、中枠13全体としての剛性を確保しつつ軽量化が図られている。図1,図2において、遊技盤12の前面に配設されている各種の遊技部品は、後述する案内レール26を除いて図示省略してある。また、図2においては、前枠15に配設されている透視保護板15bも図示省略している。
(遊技盤12について)
前記遊技盤12は、合板等の木製板部材の表面にセル板を配設したもの、あるいはアクリル板等の透明な合成樹脂材等からなる平板状の板部材で構成される。遊技盤12の前面には、図4に示す如く、案内レール26によって遊技領域12aが画成され、前記中枠13に配設された打球発射装置18から発射されたパチンコ球が遊技領域12a内に打ち出され、該遊技領域12a内をパチンコ球が流下して遊技が行なわれる。また遊技盤12の前面には、遊技領域12a内に枠状装飾部材27、パチンコ球が入賞可能な始動入賞装置28、特別入賞装置29、普通入賞装置30等の各種入賞装置および多数本の遊技釘31や風車32等の各種遊技部品が配設されている。遊技盤12の裏側には、図柄表示装置14、可動演出装置および発光装置等の各種の遊技部品が配設される合成樹脂材で形成された設置部材(図示せず)が配設される。そして、設置部材に形成された前後に開口する開口部および枠状装飾部材27に形成した開口部27aを介して図柄表示装置14の表示部を前面側から視認し得るよう構成されている。
前記始動入賞装置28には、遊技領域12aを流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞口が設けられ、該始動入賞口へ入賞したパチンコ球が始動入賞センサ(図示せず)で検出されることで、図柄表示装置14の表示部で図柄変動が開始されると共に、所定数(例えば5個)のパチンコ球が賞球として前記上下の球受け皿16,17に払い出される。また、前記特別入賞装置29は、入賞口が開閉扉で常には閉鎖されており、前記図柄表示装置14での図柄変動の結果、図柄表示装置14に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂「大当り」が発生し、これにより開閉扉が開放するよう作動制御されて、入賞口への入賞により多数の賞球を獲得し得る機会が遊技者に与えられるようになっている。
(前枠15について)
前記前枠15は、図2,図3,図5または図6に示す如く、全体が合成樹脂により前記中枠13の外形サイズに成形され、前記遊技盤12の遊技領域12aを前側から視認し得る前記窓口(可視部)15aを開設した基枠33と、該基枠33の裏側に配設された金属製のベース部材34とを備え、該ベース部材34の裏側に保持した透視保護板15b(図1参照)によって遊技盤12の遊技領域12aを透視可能に保護するよう構成される。基枠33は、上縁をなす上枠部35と、下縁をなす下枠部36と、左縁(一方の側縁)をなす第1側枠部37と、右縁(他方の側縁)をなす第2側枠部38が一体的に成形され、下枠部36の前面に前記上下の球受け皿16,17が組み付けられている。そして、中枠13に対して前枠15は、第1側枠部37がヒンジ機構(ヒンジ手段)74を介して回動自在に支持され、中枠13に対して前枠15を第1側枠部37側を中心として回動して閉成することで、中枠13の前側が前枠15で覆われる。また、中枠13に対して前枠15を閉成した状態で、前記施錠装置を利用して第2側枠部38が中枠13に対して施錠されるようになっている。前記窓口15aは、上下および左右の枠部35,36,37,38の内縁部によって画成されており、図5に示す如く、上枠部35の内縁部は上側に凸となる略弧状に形成され、第1側枠部37の内縁部は左側に凸となる略弧状に形成され、第2側枠部38の内縁部は右側に凸となる略弧状に形成されるのに対し、下枠部36の内縁部は左右方向に水平に延在する直線部の両端部に第1側枠部37および第2側枠部38の内縁部に接続する下側に凸となる弧状部が連設された形状に形成されている。なお、実施例では前枠15に上下の球受け皿16,17を一体的に設けるようにしたが、下球受け皿17を中枠13に対して開閉自在に配設する構成を採用し得る。また、球受け皿については、上下2枚の球受け皿16,17を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記前枠15の基枠33には、第1側枠部(側縁部)37に第1照明装置40が配設され、上枠部(上縁部)35に第2照明装置(上部照明装置)41が配設され、第2側枠部(側縁部)38に第3照明装置42が配設されて、これら3基の照明装置40,41,42によって、窓口15aの外周(左右側部および上部)を発光装飾し得るよう構成される。また、第1側枠部37の前側に第1照明装置40から光が照射される透光性の第1装飾カバー(装飾カバー)43が組み付けられ、上枠部35の前側に第2照明装置41から光が照射される透光性の第2装飾カバー(上部装飾カバー)44が組み付けられ、第2側枠部38の前側に第3照明装置42からの光が照射される透光性の第3装飾カバー45が組み付けられている。また、基枠33の下枠部36に、第1装飾カバー43および第3装飾カバー45を接続する第4装飾カバー68が上球受け皿16の上側に配設されている。そして、4つの装飾43,44,45,68によって、前記窓口15aの外周が囲繞されている。
(第1照明装置40について)
前記第1側枠部37に配設される第1照明装置40は、図9または図10に示す如く、第1側枠部37の裏側に配設された第1発光基板40aと、該第1発光基板40aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の第1発光体40bとを備えている。第1側枠部37には、第1発光基板40aに実装した各第1発光体40bと対応する位置に、前後方向に開口する第1通孔37aが形成され、第1発光体40bから照射された光は、対応する第1通孔37aを通って前記第1装飾カバー43に向けて照射されるよう構成される。なお、第1発光体40bとしては、フルカラーLEDまたは単色発光LEDを採用し得ると共に、フルカラーLEDからなる第1発光体40bと単色発光LEDからなる第1発光体40bとを組み合わせることもできる。
(第1装飾カバー43について)
前記第1装飾カバー43は、図5〜図10に示す如く、全体が透明(透光性)で後方に開口する横断面の外形が略台形状に形成された第1基体46を備え、該第1基体46は、第1側枠部37の前側を上下方向の全長に亘って覆うように取り付けられて、該第1基体46(第1装飾カバー43)は、前記窓口15aにおける第1側枠部37の内縁部により画成される左側外周において該第1側枠部37の前面から前方に膨出している(図1参照)。第1基体46は、図7,図8,図9に示す如く、下部位置に、前面が前後方向への凹凸が略ない平部46aが設けられ、該平部46aは、第1基体46(第1装飾カバー43)を第1側枠部37に取り付けた際に、第1側枠部37の前面から前方への突出寸法が最も小さい部分となる。また、第1基体46には、平部46aより上側に、該平部46aより前方に突出する下突出部46bと上突出部46cとが上下方向に離間して設けられており、両突出部46b,46cの間に、前端部が両突出部46b,46cの前端部より後方に位置する段部46dが設けられている。なお、上下の突出部46b,46cの前端部や側部には所要の意匠を構成する凹凸が形成されると共に、内面には光拡散処理が施されている。また、上突出部46cの前端部は、下突出部46bの前端部よりも前方に位置するように設定される。
前記第1基体46の平部46aには、前記第1照明装置40の第1発光体40bから光が照射される裏面に光拡散処理が施された光拡散部46eが複数箇所に設けられている。なお、各光拡散部46eの前面は、平部46aの前面から前方に突出している。また、平部46aの裏側には、各光拡散部46eに対応する部分に光拡散処理が施された第1光拡散部材43aが配設されている(図8参照)。実施例では、光拡散部46eおよび第1光拡散部材43aにはダイヤモンドカット等の凹凸による光拡散処理が施されているが、光拡散部46eの凹凸の大きさより第1光拡散部材43aの凹凸の大きさが細く設定されている。また、平部46aには、光拡散部46eを前側に露出する開口部47aが形成された第1被覆部材47が前側から配設されている。この第1被覆部材47は、全体にメッキ処理が施された非透明な部材であって、該第1被覆部材47の開口部47aから露出する光拡散部46eを他の部位と区画して、該光拡散部46eが第1発光体40bからの光によって明輝する状態を際だたせ得るよう構成してある。
前記第1基体46には、図10に示す如く、前記段部46dに、後方に開口する横断面の外形が略台形状に形成された第2被覆部材48が配設されて、該段部46dの前側が第2被覆部材48で覆われており、前記第1発光体40bから段部46dに向けて照射された光は、該段部46dを透過した後に第2被覆部材48に照射される。この第2被覆部材48は、略台形状に形成された透明部材の一部に、メッキ処理により半透明となる第1光透過部48aを形成したものであって、該第1光透過部48aと、メッキ処理されていない第1光透過部48a以外の透明な第2光透過部48bとで、照射された光による明輝度合が異なるよう構成してある。また、第2被覆部材48の前端位置は、図9に示す如く、下突出部46bの前端部から上突出部46cの前端部に向かうにつれて(下側から上側に向かうにつれて)前方に変位するように構成されている。すなわち、第1基体46に第1および第2被覆部材47,48を取り付けて構成された第1装飾カバー43は、前記窓口15aの左側外周において前方に膨出すると共に、図9に示す如く、前記平部46aから上側に向かうにつれて前端部が徐々に前方に変位するように構成されている。なお、第2被覆部材48には、前記上下の突出部46b,46cに施された凹凸と同じような凹凸が形成されて、両突出部46b,46cと第2被覆部材48とが一連の部材であるかのように認識させ得るようになっている。
(第2照明装置41について)
前記上枠部35に配設される第2照明装置41は、図13または図14に示す如く、上枠部35の裏側に配設された第2発光基板41aと、該第2発光基板41aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の第2発光体(発光体)41bとを備えている。上枠部35には、第2発光基板41aに実装した各第2発光体41bと対応する位置に、前後方向に開口する第2通孔35aが形成され、第2発光体41bから照射された光は、対応する第2通孔35aを通って前記第2装飾カバー44に向けて照射されるよう構成される。なお、第2発光体41bとしては、フルカラーLEDまたは単色発光LEDを採用し得ると共に、フルカラーLEDからなる第2発光体41bと単色発光LEDからなる第2発光体41bとを組み合わせることもできる。
(第2装飾カバー44について)
前記第2装飾カバー44は、図12に示す如く、全体が透明で後方に開口する箱状の第2基体49を備え、該第2基体49が上枠部35の前側を左右方向の全長に亘って覆うように取り付けられて、該第2基体49(第2装飾カバー44)は、前記窓口15aの上枠部35の内縁部により画成される上外周において該上枠部35の前面から前方に膨出している(図1参照)。図11,図12に示す如く、第2基体49の左右両端部に、スピーカ取付部49aが夫々設けられ、各スピーカ取付部49aに、スピーカユニット50を装着したスピーカ用装飾部材51,52が前側から着脱自在に取り付けられるよう構成される。また第2装飾カバー44は、上枠部35の前側に取り付けた状態で、左前側に取り付けられた第1スピーカ用装飾部材51が、前記第1装飾カバー43の上端部に接続されて(図9参照)、第1装飾カバー43と第2装飾カバー44とが一連の装飾カバーを構成する形態に見えるようになっている。
前記第2基体49における左右のスピーカ取付部49a,49aの間に位置する連設部53は、両スピーカ取付部49a,49aにスピーカ用装飾部材51,52を取り付けた状態で、両スピーカ用装飾部材51,52の前端部より後方に該連設部53の前端部が位置するよう設定される。この連設部53は、図14に示す如く、縦断面において後方に開口する略コ字状に形成されており、該連設部53の上側を構成する上壁53aが略水平となる平坦に形成されるのに対し、下側を構成する下壁53bにおける前部は後側から前側に向かうにつれて上方傾斜するよう形成されている。そして、前記第2照明装置41の第2発光体41bからの光は、下壁53bにおける傾斜部分に向けて照射されるようになっている。また、下壁53bは、左右方向においては上側に凸となる弧状に形成されると共に、該下壁53bの内面に、前後方向に延在すると共に内側に凸となるレンズ状の上光拡散部53cが左右方向に並列に形成されており、該上光拡散部53cに向けて照射された光を広範囲に拡散し得るよう構成される。
前記第2基体49には、後方に開口する略U字状に形成された被覆部54aを備える第3被覆部材54が、該被覆部54aで前記連設部53の前側を覆うように前側から取り付けられている。この第3被覆部材54は、全体が透明に形成されて、連設部53に向けて照射された第2発光体41bの光が前方へ透過可能に構成される。第3被覆部材54の被覆部54aには、所要の意匠をなす凹凸が形成されると共に、該被覆部54aから右方に延出する装着部54bに、右側のスピーカ取付部49aに取り付けられた第2スピーカ用装飾部材52を被覆するスピーカ用被覆部材55が取り付けられている。なお、スピーカ用被覆部材55は、全体がメッキ処理された非透光性の部材である。また、前記連設部53の下側後端縁部には、略全長に亘って非透光性の縁部用装飾部品56が配設されており(図14参照)、前記第2発光体41bの光が前記窓口15aに臨む透視保護板15bに写り込んで遊技盤12や図柄表示装置14の表示部が前側から視認し難くなるのを防止するようになっている。前記第3被覆部材54には、メッキ処理または不透明な樹脂材から形成された複数の装飾部品57が配設されており、該第3被覆部材54において光が透過しない部位を設けることで、明輝する部分と明輝しない部分とによってメリハリを付け得るようになっている。
ここで、前記各スピーカユニット50は発光装置(図示せず)を備えており、該発光装置を発光することでスピーカユニット50の周囲(スピーカ用装飾部材51,52)を発光により装飾し得るよう構成されている。すなわち、前記上枠部35に第2装飾カバー44を取り付けた状態で、前記窓口15aの上側外周を左右方向の全長に亘って発光により装飾し得るようになっている。
前記第3被覆部材54は、被覆部54aの前端位置が、左側のスピーカ取付部49aに取り付けられた第1スピーカ用装飾部材51の前端部から右側のスピーカ取付部49aに取り付けらた第2スピーカ用装飾部材52の前端部に向かうにつれて(左側から右側に向かうにつれて)概ね前方に変位するように構成されている(図13参照)。また、第3被覆部材54の装着部54bに取り付けられたスピーカ用被覆部材55の前端部は、左側から右側に向かうにつれて概ね前方に変位するように構成されると共に、該スピーカ用被覆部材55における左端部は、第3被覆部材54における被覆部54aの右端部の前端位置よりも前方に位置するようになっている。すなわち、第2基体49にスピーカ用装飾部材51,52、第3被覆部材54およびスピーカ用被覆部材55を取り付けて構成された第2装飾カバー44は、前記窓口15aの上側外周において前方に膨出すると共に、図13に示す如く、全体として左側から右側に向かうにつれて前端部が徐々に前方に変位するように構成される。なお、左側の第1スピーカ用装飾部材51における前記第1装飾カバー43の上端部との接続部における前端部の位置は、図9に示す如く、該第1装飾カバー43の上端部における前端部の位置と略同じレベルに位置しており、パチンコ機10における前記窓口15aの外周前側において、左側下部から左上隅部、該左上隅部から右上隅部に向かうにつれて装飾カバー43,44の前端部が徐々に前方に変位するよう構成される(図1参照)。
(第3照明装置42について)
前記第2側枠部38に配設される第3照明装置42は、図17,図18,図20に示す如く、第2側枠部38の裏側に配設された第3発光基板(発光基板)42aと、該第3発光基板42aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の第3発光体(発光体)42bとを備えている。第2側枠部38には、第3発光基板42aに実装した各第3発光体42bと対応する位置に、前後方向に開口する第3通孔38aが形成され、第3発光体42bから照射された光は、対応する第3通孔38aを通って前記第3装飾カバー45に向けて照射されるよう構成される。なお、第3発光体42bとしては、フルカラーLEDまたは単色発光LEDを採用し得ると共に、フルカラーLEDからなる第3発光体42bと単色発光LEDからなる第3発光体42bとを組み合わせることもできる。
(第3装飾カバー45について)
前記第3装飾カバー(装飾カバー)45は、図17,図18,図20に示す如く、後方に開口する横断面の外形が略台形状に形成され、該第3装飾カバー45が第2側枠部38の前側を上下方向の全長に亘って覆うように取り付けられて、該第3装飾カバー45は、前記窓口15aにおける第2側枠部38の内縁部により画成される右側外周において該第2側枠部38の前面から前方に膨出している(図1参照)。第3装飾カバー45は、全体が透明で前記窓口15aに近接する側の壁部を構成する内壁部材59と、該内壁部材59に配設されて第3装飾カバー45の前側の壁部を構成する前壁部材60と、内壁部材59から右方に離間して位置して窓口15aから離間する側の壁部を構成する外壁部材(外側壁部)61とを備え、外壁部材61の前端部は前壁部材60で覆われるようになっている(図20参照)。そして、第2側枠部38の前側に第3装飾カバー45を取り付けた状態で、該第3装飾カバー45と第2側枠部38との間に収容空間Sが画成される。なお、第3装飾カバー45は、第2側枠部38の前側に取り付けた状態で、上端部が前記第2装飾カバー44の右端部に接続されて、第2装飾カバー44と第3装飾カバー45とが一連の装飾カバーを構成する形態に見えるようになっている(図3参照)。
前記第3装飾カバー45の前端部は、上側から下側に向かうにつれて後方に変位するよう構成されている。また、第3装飾カバー45における前壁部材60の上端における前端部は、前記第2基体49に取り付けたスピーカ用被覆部材55における前端部の位置と略同じレベルに位置しており(図17,図18参照)、パチンコ機10における前記窓口15aの外周前側において、右上隅部から右下部に向かうにつれて装飾カバー44,45の前端部が徐々に後方に変位するよう構成される。すなわち、前枠15における基枠33の前側に、第1〜第3装飾カバー43,44,45を取り付けた状態で、3つの装飾カバー43,44,45の前端部は、前記窓口15aの左下部側から左上隅部を経て右上隅部に向かうにつれて徐々に前方へ変位すると共に、該右上隅部から右下部に向かうにつれて徐々に後方へ変位するようになっている。つまり、基枠33に装飾カバー43,44,45を取り付けた状態の前枠15において、右上隅部が最も前方に膨出している。また、第1側枠部37に取り付けた第1装飾カバー43と第2側枠部38に取り付けた第3装飾カバー45とでは、図21に示す如く、対応する側枠部37,38から前方への突出寸法は、前記ヒンジ機構39が配設される第1側枠部37とは反対側の第2側枠部38に取り付けられる第3装飾カバー45の方が大きく設定されており、前枠15において装飾カバー43,44,45で構成される前側の形態は左右非対称となっている。
(内壁部材59について)
前記内壁部材59は、図20に示す如く、第2側枠部38から前方に向かうにつれて右側(外壁部材61側)へ傾斜すると共に、その前端部は、上側から下側に向かうにつれて後方に変位するよう構成されている。また内壁部材59には、前後方向に延在する凸部が上下方向に略並んで形成されて全体が凹凸形状に形成されている。なお、内壁部材59の後端縁部には、略全長に亘って非透光性の縁部用装飾部品62が配設されており(図20参照)、前記第3発光体42bの光が窓口15aに臨む透視保護板15bに写り込んで遊技盤12や図柄表示装置14の表示部が前側から視認し難くなるのを防止するようになっている。また、図15,図16において符号63は、内壁部材59に配設される非透光性の小型の装飾部品を示す。
(外壁部材61について)
前記外壁部材61は、図20に示す如く、前記第2側枠部38から前方に略垂直に延出して、外側面(右側の側面)が左右方向に略凹凸のない平坦に形成されている。また外壁部材61は、図15に示す如く、透明な部材にメッキ処理等の非透光性処理が施された非透光性部61aを設けることで、該非透光性部61a以外の部分に、所要の意匠を構成する透光性部61bを形成したものであって、透光性部61bを取り囲むように存在する非透光性部61aによって、該透光性部61bが明輝した際の注目度を高めることができるようになっている。なお、前記第3装飾カバー45は、図6に示す如く、前記内壁部材59の上端から外壁部材61が所定長さだけ上方に突出して、該外壁部材61の突出部分が前記第2装飾カバー44の右側面に重なるように接続されている。すなわち、パチンコ機10の右側面において、図1,図20に示す如く、前記基枠33の上端部から下側へ所定長さの領域に亘って、基枠33から前方に突出する平坦な外壁部材61が視認可能に露出するよう構成される。外壁部材61の前記透光性部61bで表わす意匠としては、例えば社名や機種名、その他キャッチフレーズ等の文字、あるいはパチンコ機10のモチーフとなるキャラクタ等の図柄等、各種のものを採用可能である。
なお、前記外壁部材61における透光性部61bに対応する表面に、凹凸による光拡散処理が施されて、該透光性部61bの全体が均一に明輝し得るようになっている。実施例では、透光性部61bの表面に、上下方向に延在する突条を前後方向に並列に設け、これらの突条によって光を拡散し得るよう構成してある。
(前壁部材60について)
前記前壁部材60は、表面の全体がメッキ処理された非光透過性の部材であって、第3装飾カバー45の前端部は前記第3発光体42bからの光によって明輝しないよう構成される。なお、実施例では、内壁部材59の前端部に2つの前壁部材60,60を上下に並ベて取り付けているが(図15,図16参照)、前壁部材60は内壁部材59の全長に亘る長さの1つの部品であってもよい。
(第2光拡散部材64について)
前記第3装飾カバー45に内部画成された前記収容空間Sに、前記第3発光体42bから前方に向けて照射された光を拡散する第2光拡散部材(光拡散部材)64が収容されている。この第2光拡散部材64は、図20に示す如く、後方に開口する横断面の外形が略台形状に形成された透明部材であって、該第2光拡散部材64を収容空間Sに収容した状態で、前記第2側枠部38に配設された第3発光体42bの前側に該第2光拡散部材64の後部開口が臨み、該第3発光体42bからの光は第2光拡散部材64の内部に向けて照射されるようになっている。また第2光拡散部材64は、図19または図20に示す如く、前記窓口15a側に位置する光拡散内壁部(壁部)65が、第3装飾カバー45における内壁部材59に対応して内側に離間して延在するように位置すると共に、窓口15aから離間する側に位置する光拡散外壁部(壁部)66が、第3装飾カバー45における外壁部材61に対応して内側に離間して延在するように位置している。
前記光拡散内壁部65は、図20に示す如く、前記第2側枠部38から前方に略垂直に延出する基部65aと、該基部65aの前端に連設されて後側から前側に向かうにつれて窓口15aから離間(光拡散外壁部66に近接)するように傾斜する傾斜部65bとを備え、該傾斜部65bの内面は、前記第3発光体42bの光軸に対して傾斜するよう構成される。また、光拡散内壁部65の内面(基部65aおよび傾斜部65bの内面)には、図17および図19に示す如く、前後方向に延在すると共に内側に凸となるレンズ状の第1光拡散部(拡散部)65cが上下方向に並列に設けられている。そして、第3発光体42bから光拡散内壁部65に向けて照射された光は、一部が第1光拡散部65c内に導入されて内部で多重反射することで前端部側まで導かれると共に、一部が前記光拡散外壁部66に向けて反射することで、広範囲に亘って光を拡散し得るようになっている。なお、前記第3照明装置42を構成する複数の第3発光体42bは、上下方向および左右方向に離間して配置されており、左側に偏って位置する第3発光体42bからの光が、前記傾斜部65bにおける後部側の領域に照射されると共に、右側に偏って位置する第3発光体42bからの光が、傾斜部65bの前部側の領域に照射されるよう構成してある(図20参照)。また、右側に偏って位置する第3発光体42bからの光は、前記光拡散外壁部66の内側に近接する位置を前方に向かって照射されるようになっている。
前記光拡散外壁部66は、図20に示す如く、第3装飾カバー45の外壁部材61と略平に延在するよう位置決めされており、該光拡散外壁部66の内面(光拡散内壁部65と向き合う面)は、前記第3発光体42bの光軸に沿って延在するよう構成される。また光拡散外壁部66の内面には、上下方向に延在すると共に外側(外壁部材61側)に凸となる第2光拡散部(拡散部)66aが前後方向に並列に設けられている。そして、第3発光体42bから照射された光や前記光拡散内壁部65で反射された光が、該光拡散外壁部66内に導入されて各第2光拡散部66aで多重反射することで広範囲に亘って光を拡散し得るようになっている。なお、第3発光体42bから照射された光や光拡散内壁部65で反射された光は、全てが第2光拡散部66a内に導入されるものでなく、一部は光拡散内壁部65に向けて反射される。また、第1光拡散部65cと第2光拡散部66aとは交差する方向に延在するよう形成されており、両光拡散部65c,66aの拡散効果によって、光拡散内壁部65および光拡散外壁部66において全面に亘って略均等に明輝するよう構成される。
(光拡散シート67について)
前記第2光拡散部材64の光拡散外壁部66と前記第3装飾カバー45の外壁部材61との間に、表面に微小な凹凸を形成した光拡散シート67が配設されている。この光拡散シート67は、外壁部材61に形成した前記透光性部61bを覆うように位置決めされており、光拡散外壁部66を透過した光を更に拡散して透光性部61bを均等に明輝するよう構成される。すなわち、光拡散シート67に光が照射されることで当該光拡散シート67自体で全体的に明輝することで、透光性部61bを均等に明輝させ得ると共に、前記光拡散内壁部65の全体を明輝させ得るようになっている。なお、実施例では外壁部材61に形成した複数の透光性部61bの全てを覆う1枚の光拡散シート67を用いたが、各透光性部61b毎に対応する光拡散シート67で覆う構成を採用し得る。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記遊技領域12aに打ち出されたパチンコ球が始動入賞装置28に入賞すると、前記図柄表示装置14で図柄が変動開始され、所要の図柄変動演出が行なわれる。前記図柄表示装置14で行なわれる図柄変動演出の結果、図柄表示装置14の表示部に所定の図柄組合わせで図柄が停止表示されたときに大当りが発生する。そして、大当りが発生すると、図柄表示装置14の表示部に表示された図柄組み合わせに応じて、前記特別入賞装置29の入賞口が開放され、遊技者は多くの賞球が獲得可能となる。
前記パチンコ機10では、前記図柄表示装置14で行なわれる図柄変動演出に応じて、前記各照明装置40,41,42が発光されたり点滅され、前記窓口15aの外周において行なわれる発光による演出により遊技の興趣が向上される。またパチンコ機10では、遊技者が遊技を行なっていない客待ち状態においても、前記各照明装置40,41,42を発光したり点滅することで、遊技店内の客の注意を惹いて当該パチンコ機10で遊技を行なうことを促している。
実施例のパチンコ機10は、図1に示す如く、前記前枠15の窓口15aを囲う左右両側および上側に取り付けられた3つの装飾カバー43,44,45が、何れも前方へ膨出する立体的な形状に形成されている。また、第1〜第3装飾カバー43,44,45の前端部は、窓口15aの左下部側から左上隅部を経て右上隅部に向かうにつれて徐々に前方へ変位すると共に、該右上隅部から右下部に向かうにつれて徐々に後方へ変位している。すなわち、前枠15の前側の形態が立体的でかつ左右非対称で遊技者の注意を惹くことができるデザインとなっているので、他機種との差別化を図ることができる。
また、図21に示す如く、前記前枠15の左側に位置する第1装飾カバー43に対して右側に位置する第3装飾カバー45の前方への突出寸法を大きくし、かつ該第3装飾カバー45の外側面に、図1に示すように透光性部61bが形成されて、前記第3照明装置42の発光により透光性部61bが明輝するようになっている。従って、遊技を行なう遊技機を探している客の注意を惹いて集客力を向上し得る。また、第3装飾カバー45における透光性部61bが形成される面は平坦であるので見易く、かつ該透光性部61bは非透光性部61aで囲われているので明輝した場合には目立ち、注目度を高めることができる。
また、実施例のパチンコ機10では、前記中枠13に対して前枠15を開閉するためのヒンジ機構39が配設される第1側枠部37に取り付けられる第1装飾カバー43の前方への突出寸法を低く抑えているのに対し、反対側の第2側枠部38に取り付けられる第3装飾カバー45の前方への突出寸法を大きくしている。これにより、インパクトのあるデザインを採用しつつ前枠15を開放する際に装飾カバーが邪魔となることなく該前枠15を大きく開放することができ、良好なメンテナンス性を維持し得る。
(第1装飾カバー43での明輝態様)
前記第1照明装置40の第1発光体40bを発光すると、該第1発光体40bの光は、前記第1装飾カバー43を構成する第1基体46に向けて照射される。第1基体46において、下部に位置する平部46aは、図5,図9に示す如く、光拡散部46eを除く部位が非透光性の第1被覆部材47で覆われているので、該第1被覆部材47の開口部47aから露出する光拡散部46e,46eが明輝することで興趣のある演出が期待できる。しかも、光拡散部46eの裏側には第1光拡散部材43aが配設されると共に、光拡散部46eおよび第1光拡散部材43aによる明輝度合が異なる光拡散処理を施してあるので、興趣の高い発光演出を行ない得る。
また、前記第1装飾カバー43では、前記下突出部46bと上突出部46cとの間に、第2被覆部材48を配設しているので、前記第1発光体40bからの光が直接照射される両突出部46b,46cでの明輝態様と、前記段部46dを透過した後に第2被覆部材48に照射される光での明輝態様とが異なる。すなわち、第1装飾カバー43において、明輝態様が異なる複数の領域を設けてあるので、全体が同じ形態で明輝する場合に比べて演出効果を向上することができる。
(第2装飾カバー44での明輝態様)
前記第2照明装置41の第2発光体41bを発光すると、該第2発光体41bの光は、前記第2装飾カバー44を構成する第2基体49に向けて照射される。前記第2発光体41bの前側には、図14に示す如く、上光拡散部53cが位置しているので、該上光拡散部53cに向けて照射された光は、広範囲に亘って拡散し、前記窓口15aの上部側を左右方向に亘って好適に発光装飾することができる。また、上光拡散部53cのレンズ作用によって後側から照射される第2発光体41bからの光を収束させることで、各上光拡散部53cにおいて強い光を前部に導びいて前端部側を強く明輝させ得る。更に、第2基体49の前側には、透明な第3被覆部材54が位置しているので、該第3被覆部材54を透かして奥側で第2基体49が明輝することで、奥行きのある発光演出ができ、興趣を向上し得る。なお、第2基体49の下部後端縁、すなわち前記透視保護板15bに近接する縁部に非透光性の縁部用装飾部品56を配設してあるので、第2発光体41bの光が透視保護板15bに写り込むのを防ぐことができ、遊技盤12や図柄表示装置14の表示部が前側から視認し難くなるのを防止し得る。
(第3装飾カバー45での明輝態様)
前記第3照明装置42の第3発光体42bを発光すると、該第3発光体42bの光は、前記第3装飾カバー45に内部画成された収容空間Sに収容されている第2光拡散部材64の内部に向けて照射される。第2光拡散部材64の前記光拡散内壁部65に向けて照射された光は、該光拡散内壁部65に対して斜めに当ることで、一部が反射すると共に一部が壁部内に入射する。この光拡散内壁部65の内面には、図17および図19に示す如く、第1光拡散部65cが前後方向に延在しているから、壁部内に入射した光は内部で多重反射することで前端部側まで導かれる。そして、光を前端部側まで導くことができる第1光拡散部65cが上下方向に並列に設けられているので、前記第3発光体42bが発光した際には、光拡散内壁部65の全体を略均等に明輝することができる。従って、光拡散内壁部65の外側に位置する第3装飾カバー45の内壁部材59の全体を略均等に明輝することができる。すなわち、第3装飾カバー45を立体的に形成して後端部側に第3発光体42bを配置した構成であっても、第3装飾カバー45の内壁部材59の全体を均一に明輝させることができる。従って、発光体の光が点光となることもなく、良好な見栄えを維持しつつインパクトのあるデザインにより注目を惹ことができる。
前記第2光拡散部材64の光拡散外壁部66には、前記第1光拡散部65cとは延在方向が交差する上下方向に延在する第2光拡散部66aを前後方向に並列に設けているので、第3発光体42bから照射された光や前記光拡散内壁部65で反射された光が、該光拡散外壁部66内に導入されて各第2光拡散部66aで多重反射することで広範囲に亘って拡散する。すなわち、実施例では、第3発光体42bから光が照射される第2光拡散部材64における向い合う光拡散内壁部65と光拡散外壁部66とに、延在方向が交差(直交)する光拡散部65c,66aを並列に設けたので、第3発光体42bからの光を前後方向および上下方向に拡散することができ、光拡散内壁部65および光拡散外壁部66をムラなく均一に明輝することができる。言い替えれば、第2光拡散部材64を収容した第3装飾カバー45の内壁部材59および外壁部材61に、前記第3発光体42bからの離間距離が異なる領域があっても、該第3発光体42bの光によって内壁部材59および外壁部材61を均一に明輝することができる。更に、光拡散内壁部65に設けた第1光拡散部65cのレンズ効果によって光拡散外壁部66で反射した光を収束させて強く明輝させることができ、第3発光体42bから離間した前端部側においても内壁部材59をムラなく明輝することができる。
従って、前記光拡散外壁部66の外側に位置する前記外壁部材61に形成された透光性部61bは、全体が均一に明輝し、該透光性部61bの見栄えを良好にし得る。また、光拡散外壁部66と外壁部材61との間に光拡散シート67が位置しているので、該光拡散シート67によって前記透光性部61bはより均一に明輝する。すなわち、光拡散シート67に当った光は広範囲に広がって該光拡散シート67自体の全体が明輝することで、透光性部61bも均一に明輝する。すなわち、パチンコ機10において前方への突出寸法を大きくして注目を惹ことができる第3装飾カバー45において、遊技を行なうパチンコ機10を探している客の注目を透光性部61bが均等に明輝することでより惹くことができる。また、第3装飾カバー45における前記窓口15a側に位置する内壁部材59は透明であるので、該内壁部材59を透かして奥側に見える光拡散内壁部65の明輝態様により奥行きのある発光演出ができ、興趣を向上し得る。なお、内壁部材59の後端縁、すなわち前記透視保護板15bに近接する縁部に非透光性の縁部用装飾部品62を配設してあるので、第3発光体42bの光が透視保護板15bに写り込むのを防ぐことができ、遊技盤12や図柄表示装置14の表示部が前側から視認し難くなるのを防止し得る。なお、光拡散シート67の全体が明輝することで、前記光拡散内壁部65も全体が明輝する効果を奏する。
(変更例)
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、窓口の右側に前方への突出寸法の大きな装飾カバーを配設したが、実施とは左右逆で窓口の左側に前方への突出寸法の大きな装飾カバーを配設する構成を採用し得る。
(2) 実施例では、窓口の上側に、左右の装飾カバーに接続する第2装飾カバー(上部装飾カバー)を配設するよう構成したが、第2装飾カバーを省略することもできる。また、第1装飾カバーを省略することもできる。
(3) 実施例では、第3装飾カバーについて、上端から下端に向かうにつれて前端部が徐々に後方に変位するよう構成したが、前方への変位と後方への変位が反復する形状であってもよい。また、第3装飾カバーの断面形状についても、台形状に限らず矩形状や三角形状等、各種の形状を採用可能である。
(4) 実施例では、第3装飾カバーを複数の部材から構成した場合で説明したが、単一の部材で構成したものであってもよい。
(5) 実施例では、第3装飾カバーにおける窓口から離間する外側に、所要の意匠を表わす透光性部を形成したが、窓口側(遊技者から見える側)である内側に透光性部を形成する構成を採用できる。
(6) 実施例では、第2光拡散部材における窓口に近接する側の光拡散内壁部に、前後方向に延在する光拡散部を上下方向に並列に設けると共に、窓口から離間する側の光拡散外壁部に、上下方向に延在する光拡散部を前後方向に並列に設けるようにしたが、各壁部に設ける光拡散部の方向は逆であってもよい。また、向き合う壁部に設けられる光拡散部の延在方向は、交差していれば直交するものでなくてもよい。
(7) 実施例では、第3装飾カバーの内部に、該第3装飾カバーを構成する壁部に対応する壁部を備えた光拡散部材を収容した構成とし、第1装飾カバーの内部には壁部を備えた光拡散部材を配設しない構成としたが、第1装飾カバーの内部にも、該第1装飾カバーを構成する壁部に対応する壁部を備えた光拡散部材を収容した構成を採用し得る。すなわち、窓口の左側と右側とで、光拡散部材を収容した前方への突出寸法が異なる装飾カバーを取り付ける構成を採用することができる。
(8) 実施例では、各装飾カバーを透明とした場合で説明したが、透明に限らず透光性であればよい。
(9) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
12 遊技盤,13 中枠(本体枠),15 前枠(装飾枠),15a 窓口
33 基枠,35 上枠部(上縁部),37 第1側枠部(側縁部)
38 第2側枠部(側縁部),39 ヒンジ機構(ヒンジ手段)
41 第2照明装置(上部照明装置),41b 第2発光体(発光体)
42a 第3発光基板(発光基板),42b 第3発光体(発光体)
43 第1装飾カバー(装飾カバー),44 第2装飾カバー(上部装飾カバー)
45 第3装飾カバー(装飾カバー),59 内壁部材(壁部)
61 外壁部材(壁部,外側壁部),61a 非透光性部,61b 透光性部
64 第2光拡散部材(光拡散部材),65 光拡散内壁部(壁部)
65c 第1光拡散部(拡散部),66 光拡散外壁部(壁部)
66a 第2光拡散部(拡散部),67 光拡散シート,S 収容空間

Claims (1)

  1. 体枠の前側に備えた装飾枠において当該装飾枠の後方を前側から視認可能にする可視部の外周を発光させるよう構成された遊技機において、
    前記装飾枠は、
    前記可視部設けられた基枠と、
    前記基枠における可視部の外周に配設され、前方に膨出するよう形成されて基枠の前側に収容空間を画成する透光性の装飾カバーとを備え、
    前記装飾カバーは、前記基枠における可視部の側方に臨む側縁部に配設されると共に、該装飾カバーにおける可視部側の壁部である内側壁部または可視部から離間する側の壁部である外側壁部に、非透光性部を設けることで透光性部が形成され、
    前記装飾カバーの前記収容空間に、前記装飾カバーにおける前記内側壁部に対応する壁部および前記外側壁部に対応する壁部を備えた光拡散部材が収容され、
    前記透光部が形成された前記内側壁部または外側壁部と、前記光拡散部材において当該透光部が形成された内側壁部または外側壁部に対応する前記壁部との間に、第2の光拡散部材が位置するよう構成されると共に、
    前記基枠における可視部の外周に配設された発光基板に、前記光拡散部材の両壁部に向けて光を照射する複数の発光体が実装され、
    前記光拡散部材の両壁部の夫々に、前記発光体からの光を拡散する複数の拡散部を並列に設けた
    ことを特徴とする遊技機。
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