JP2015228979A - 遊技機 - Google Patents

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古屋 玲子
Reiko Furuya
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Abstract

【課題】多彩な電飾演出により演出効果の向上を図ることができる遊技機を提供する。
【解決手段】
電飾演出装置30は、バックライト31の前側に駆動源Mにより変動可能に設けられ、バックライト31の第1光を透過させて第1の情報Sを発光表示させる可動板324と、可動板324の前側にあって、可動板324を透過した第1光(第1の情報)が透過可能であるとともに、第1光の発光方向と略直交するように端面から導入されたエッジライト34の第2光を乱反射させて前面に第2の情報Bを発光表示させる導光板33とを含み、バックライト31及びエッジライト34が発光し、かつ可動板324が変動した場合、導光板33の表面には、可動板324の動きに合わせて発光態様が変化する第1の情報Sが表示されるとともに、第2の情報Bが第1の情報Sとは独立して第1の情報Sの前側に重なり合う態様で表示される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、パチンコ店などの遊技ホールに設置される遊技機(パチンコ機:弾球遊技機、スロットマシン:回胴式遊技機)は、予め定められた遊技媒体の遊技機内への投入に基づく所定の抽選条件を満たすことにより行われる所定の抽選結果に応じて遊技が進行し、興趣を高めるために当該遊技に合わせて様々な演出を行う。具体的には、例えば、前記抽選結果を事前に示唆するための予告演出のうち、図柄等を表示する表示演出の他に、光源の光によって行う電飾演出として、例えば遊技機に設けられたLED等の光源の光を導光板に導入させて、その導光板の表面の一部を強調して発光させる演出を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−094443号公報
しかし、上記の特許文献1に記載された遊技機における電飾演出は、平面的であって、演出の視覚的効果が十分ではなく、演出が単調となる虞があった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑み、多彩な電飾演出により演出効果の向上を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、遊技の進行に応じて電飾演出を行う電飾演出装置を備える遊技機において、前記電飾演出装置は、遊技の進行に応じて発光可能なバックライトの前側に駆動源により変動可能に設けられ、前記バックライトの前方に向かう第1光を透過させて所定の第1の情報を発光表示させる透光部及び遮光部を形成した可動板と、前記可動板の前側にあって、前記可動板の透光部を透過した前記第1光による前記第1の情報が透過可能であるとともに、前記第1光の発光方向と略直交するように端面から導入されたエッジライトの第2光を乱反射させて前面または後面に所定の第2の情報を発光表示させる反射部を形成した導光板とを含み、前記バックライト及び前記エッジライトが発光し、かつ前記可動板が変動した場合、前記導光板の表面には、変動する前記可動板の透光部を透過した前記バックライトの第1光によって前記可動板の動きに合わせて発光態様が変化する前記第1の情報が表示されるとともに、前記エッジライトの第2光によって前記第2の情報が前記第1の情報とは独立して前記第1の情報の前側に重なり合う態様で表示されることを特徴とする。
第1の発明において、透光部を透過したバックライトの第1光及び遮光部により遮光された第1光により影絵的な態様で表示されるとともに、可動板の動きに合わせて発光態様が変化する第1の情報と、エッジライトの第2光を反射部により乱反射することによって導光板において発光表示される第2の情報とが同時期に表示されるため、動的に発光態様が変化する第1の情報と静的に表示される第2の情報とが、前後の関係でそれぞれ独立して、かつ重なり合う態様で表示されることから、動的かつ立体的な電飾演出を行うことが可能となり、演出効果の向上を図ることができる。
なお、可動板が平面的に可動可能(例えば、遊技盤面に沿うような所定の往復動または回転動)とした場合、前後方向の省スペース化を図ることができ、好適である。
第2の発明は、第1の発明において、前記電飾演出装置は、前記バックライトの第1光または前記エッジライトの第2光と同期してまたは非同期に第3光を発光可能な第2エッジライトと、前記導光板の前側に設置され、前記可動板の前記透光部を透過した前記第1光及び前記導光板において乱反射した前記第2光によって、前記第1の情報及び前記第2の情報の双方またはいずれか一方を前面に表示可能とし、前記第1光の発光方向と略直交するように端面から導入された前記第2エッジライトの第3光を乱反射させて前面または後面を発光可能な第2反射部を有する第2導光板とを設け、前記第2導光板は、前記第2反射部によって前記第2エッジライトの第3光を乱反射させて、少なくとも前記第2導光板の前面または後面の一部を発光させることにより、前面に表示される前記第1の情報または前記第2の情報を少なくとも視認し難くすることを特徴とする。
第2の発明において、第2導光板の端面から第2エッジライトの第3光を導入させて第2反射部で前面または後面に乱反射させることによって、電飾演出を行うとともに、バックライト及びエッジライトによる後方からの光を少なくとも視認し難くする(視認不能とすることを含む)ことができるため、バックライト及びエッジライトを消灯せずとも第1の情報及び第2の情報をそれぞれ一気に視認し難くする(非表示とする)ことができ、また、その状態で第2エッジライトを消灯することによって、第1の情報及び第2の情報を再び視認可能とする(表示する)ことができ、演出効果の向上を図るとともに、電飾演出時の処理の効率化を図ることができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記電飾演出装置は遊技球が流下可能な遊技盤の開口部に臨むように設けられ、前記電飾演出装置または前記可動板を前記開口部における初期位置から変動させるための駆動装置を設けることを特徴とする。
第3の発明において、電飾演出装置または可動板を初期位置から遊技盤の開口部内において変動可能に設けることによって、電飾演出を実行させるときに、その全体またはその全体の一部を変位させて動的に演出を行うことができ、電飾演出の自由度が向上し、演出効果を高めることができる。
本発明によると、立体的でかつ動的な電飾演出を行うことにより演出効果の向上を図ることができる。
本発明における実施形態を適用した遊技機の正面図である。 同じく遊技機の遊技盤の拡大正面図である。 同じく遊技機の電飾演出装置の分解斜視図である。 同じく遊技機の電飾演出装置の第1発光素子基板の正面図である。 同じく遊技機の電飾演出装置の回転装飾装置の正面図である。 同じく遊技機の電飾演出装置の第1導光板の正面図である。 同じく遊技機の電飾演出装置の第2導光板(模様無し)の正面図である。 同じく遊技機におけるいずれの発光素子基板の発光素子も発光していない状態の電飾演出装置の(第2導光板に模様有り)の正面図である。 同じく遊技機における第1発光素子基板の発光素子が発光した状態の電飾演出装置の正面図である。 同じく遊技機における第2発光素子基板の発光素子が発光した状態の電飾演出装置の正面図である。 同じく遊技機における第1発光素子基板及び第2発光素子基板の発光素子がそれぞれ発光した状態の電飾演出装置の正面図である。 同じく遊技機における第3発光素子基板の発光素子が発光した状態の電飾演出装置の正面図である。 変形例1における電飾演出装置の変動態様を示すための遊技盤の拡大正面図である。
以下、本発明の遊技機の一実施形態を、添付図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態は、本発明を限定するものではない。なお、以下の説明において遊技機の各部の基準となる方向は、その遊技機の正面に対面する遊技者の視点(正面視)に合わせて説明する。
(遊技機の概観)
図1に示すように、遊技機1は、外郭を形成する縦長矩形枠状の外枠2を備える。外枠2内には、合成樹脂で形成された内枠3が嵌め込まれており、外枠2の下側には合成樹脂の幕板4が設けられ、同じく左下部には、後述する中高音用スピーカ11L、11Rとともに遊技の状況に応じた効果音を出力する音響演出が可能な演出装置である低音用スピーカ5が設けられる。
内枠3は、左上下部が外枠2の左上下部に設けられた上下1対の内枠ヒンジ部(図示省略)により垂直軸回りに前後方向へ開閉可能に枢支される。
内枠3の前面には、遊技機1の前面を形成する枠状の前扉6が、上下1対の扉ヒンジ部2a、2bにより垂直軸回りに前後方向へ開閉可能に枢支されている。前扉6の略中央には、ガラスやプラスチック等からなる縦長楕円形の透明板7が嵌め込まれる。
内枠3の内側には、盤面に円形の遊技領域9a(図2参照)を形成した遊技盤9が着脱可能に設けられる。遊技盤9の盤面に形成された遊技領域9aは閉鎖状態の前扉6における透明板7を透して前方から視認可能となっている。
演出装置として、前扉6の左右両側には、遊技の状況に応じて点灯、消灯または点滅して照明による演出(照明演出)を行う演出ランプ10L、10Rが設けられ、また、同じく左右上部には、低音用スピーカ5とともに遊技の状況に応じた効果音を出力する音響演出が可能な中高音用スピーカ11L、11Rが設けられる。
前扉6の前面下部には、入賞に基づいて払い出される遊技球を、貯留するとともに、遊技盤9の下側に設けられる発射装置(図示省略)へ供給可能な上皿12と、上皿12の直下にあって、上皿12で貯留しきれなくなった遊技球を受入れて貯留し、また、貯留した遊技球を底面に設けた開閉可能な排出口(図示省略)から遊技機1とは別体として設けられる遊技球貯留箱(図示省略)へ排出な下皿13が設けられる。上皿12の前縁部12aの中央には所定のタイミングで遊技者が押下操作することによって、後述する演出表示装置21等の表示演出を変化させることが可能なプッシュボタン14が設けられる。
前扉6の前面右下部には、発射装置と電気的に接続されて打球の発射力を回転操作によって調整可能とする発射ハンドル15が前後方向の水平軸回りに回転可能に設けられる。発射装置は、発射ハンドル15が遊技者により回転操作されることにより、供給された遊技球を遊技盤9の遊技領域9aへ射出することができるようになっている。
(遊技領域9a)
図2に示すように、遊技領域9aには、遊技盤9の下側に設けられる発射装置により遊技領域9aに射出された遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘(図示省略)、前方に突出しそのほぼ中央に開口部20aを有し、ワープ孔(図示省略)から入球した遊技球を一時的に滞留させほぼ左右方向の中央から流下可能なステージ20bを有するセンター役物20、センター役物20の後方に設けられ、例えば、複数列の演出図柄Pを変動表示及び停止表示する等の表示演出が可能な例えば液晶ディスプレイからなる演出装置である演出表示装置21、遊技領域9aの左側の領域を流下する遊技球が入賞可能な複数の一般入賞口22、遊技領域9aの右側の領域を流下する遊技球(以下、右打ちした遊技球ともいう)が入球可能なゲート状のスルーチャッカ23、ステージ20bの下方に設けられ遊技球が入賞可能な第1始動入賞口24、第1始動入賞口24の直下に設けられ、スルーチャッカ23への入球を契機に遊技球が入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに変動可能な電動チューリップ(以下、電チューという)25aを設ける第2始動入賞口25、後述する大当たり遊技状態において開閉板26aにより開放されることによって複数の遊技球が入賞可能な大入賞口26、遊技領域9aに射出された遊技球のうち入賞しなかった遊技球を遊技盤9の裏面側に送り出すアウト口27等が設けられる。また、センター役物20と演出表示装置21との間には、遊技の進行に合わせて発光して演出(電飾演出)を行う演出装置である電飾演出装置30が設けられる。
(遊技機1の遊技の流れ)
遊技球が上皿12を介して発射装置に供給された状態で、遊技者が発射ハンドル15を所定の角度回転させたことに基づいて、発射装置は遊技球(予め定められた遊技媒体)を遊技盤9の遊技領域9a(遊技機1内)へ射出(投入)する。
遊技機1は、遊技領域9aに射出された遊技球が、遊技釘に衝突しながら流下し、例えば、ステージ20bを経由等して第1始動入賞口24に入賞すること(所定の抽選条件を満たすこと)、また、右打ちした遊技球がスルーチャッカ23へ入球したことを契機に電チュー25aが開放され、第2始動入賞口25に入賞すること(所定の抽選条件を満たすこと)により、短時間で多くの遊技球が払出し可能な大当たり遊技状態への移行抽選(所定の抽選:大当たり抽選ともいう)を実行するとともに、大当たり抽選の結果に応じて、後述する特別図柄及び演出表示装置21に停止表示された演出図柄Pを変動表示させる。これらの変動表示とともに、大当たり抽選の結果を示唆する予告演出などが行われ、大当り抽選の結果を表示する。具体的には、大当たり抽選に当選すると、多くの場合、予告演出として当選した可能性が高いことを報知する演出を行うことによって大当たり抽選の結果を示唆し、最終的に、演出表示装置21に変動表示させている演出図柄Pを所定の組合せ(例えば「7・7・7」)で停止表示させ、大入賞口26を開放する大当たり遊技状態へ移行する。大当たり遊技状態は、短時間で多くの遊技球を入賞可能とし、遊技球の入賞に比例して多くの遊技球が賞球として払出される(例えば、1球入賞に対して賞球10球)ことにより、遊技者にとって有利な有利遊技状態となっている。大当たり遊技終了後、演出図柄Pが停止表示された組合せ態様に応じて、所定の遊技回数(例えば100回)、第2始動入賞口25への遊技球の入賞を容易にすることにより遊技球を減らすことなく遊技の進行が速やかに行われる時短状態や、時短状態とともに大当たり抽選の当選確率を向上させた確率変動状態(例えば、大当たり抽選の当選確率が1/80)で遊技が進行するようになっている。なお、これらの遊技状態(大当たり遊技状態、時短状態または確率変動状態)の他に、遊技状態の初期状態として設定され、これらの遊技状態よりも遊技上不利に設定される通常遊技状態(例えば、大当たり抽選の当選確率が1/300)が設けられる。
ここで、本実施形態の遊技機では、1遊技は、第1始動入賞口24または第2始動入賞口25への遊技球の入賞等により行われる演出表示装置21による演出図柄Pの変動表示の開始を始期とし、当該演出図柄Pの停止表示時を終期とする。
本実施形態の遊技機は、遊技の進行に際して、メイン制御手段(図示省略)が、大当たり抽選や、大当たり抽選の結果を報知するための複数の特別図柄(図示省略)の変動表示、遊技球の払出し等の遊技の主要な制御を行い、サブ制御手段(図示省略)が、メイン制御手段からの制御コマンドに基づいて、上述の特別図柄の変動表示が行われる期間内において実行される視覚的または聴覚的な演出であって、上述の予告演出や、特別図柄の変動表示と連動して複数の演出図柄Pの変動表示等を実行するように演出装置に対する演出に係る制御(例えば、演出表示装置21による表示演出や、スピーカ5、11R、11Lによる音響演出や、演出ランプ10L、10Rによる照明演出、電飾演出装置30による電飾演出や可動演出等の制御)を行う。サブ制御手段により行われる上述の予告演出や演出図柄Pの変動表示等に係る演出等は、サブ制御手段により行われる演出パターン抽選により決定された演出パターンに基づいて実行される。
また、演出パターンに基づいてサブ制御手段が実行する予告演出のうち、大当たり抽選の当選に期待を持たせる演出として、1遊技において、連続的に演出図柄Pが変動及び停止を繰り返す一連の態様で行われる擬似連続演出、演出表示装置21に表示される演出図柄Pにおいて、例えば3つの同列図柄のうち2つが同一図柄で停止表示されるノーマルリーチ演出、ノーマルリーチ演出後、当該演出図柄Pが縮小表示されて(図13参照)画面背景の切り替えが伴うスーパーリーチ演出等が設定されている。本実施形態の遊技機では、ノーマルリーチ演出からスーパーリーチ演出に発展する場合や、擬似連続演出後、ノーマルリーチ演出からスーパーリーチ演出に発展する場合等があるが、疑似連続演出を経由して発展したスーパーリーチ演出の方が大当たりの信頼度が高く、換言すると、その演出が行われた際、他の演出が行われた場合よりも、結果的に、大当たり抽選の当選確率が高くなるように設定されている。
(電飾演出装置30)
次に、本実施形態の遊技機における電飾演出装置30の構成について図2〜図8を参照しながら説明する。
図2に示すように、電飾演出装置30は、遊技盤9の裏側に設けられたセット板(図示省略)に、センター役物20の開口部20aを通してその一部が前面から視認可能となるように設置される。図2に示す電飾演出装置30は一部の光源が発光している状態となっている。
図3に示すように、電飾演出装置30は、後方から、遊技の進行に応じて(例えば、遊技状態や他の演出装置で行われる演出等に応じて)、前方へ第1光を発光可能な第1発光素子基板(バックライト)31と、第1発光素子基板31の前側に設けられ、モータ(駆動源)Mの駆動力により変動可能であって、第1発光素子基板31の発光素子31aからの光を後述する第1の図柄領域から透光可能な回転板(可動板)324を有する回転装飾装置32と、回転装飾装置32の前側に設けられ、端面から導入され面に沿って透過した光が後述する第2の図柄領域において乱反射可能な第1導光板(導光板)33と、第1導光板33の側方に設けられ、第1導光板33へ向けて第2光を発光可能な第2発光素子基板(エッジライト)34と、第1導光板33の前側に設けられ、端面から導入され面に沿って透過した光が後述する第3の図柄領域において乱反射可能な第2導光板35と、第2導光板35の側方に設けられ、第2導光板35へ向けて第3光を発光可能な第3発光素子基板(第2エッジライト)36と、これらの構成部材を包括的に固定するとともに遊技盤9の所定部位に取り付けるためのハウジング部材(図示省略)とから構成される。
第1発光素子基板(バックライト)31は、電飾演出装置30における最後部に設けられ、図4に示すように、例えば、LED等の複数の発光素子31aが、後述する回転板324の透光部324bの形状に合わせて環状に配置されるプリント基板である。第1発光素子基板31の発光素子31aは、遊技の進行に応じて前方へ第1光を発光可能となっている。
回転装飾装置32は、第1発光素子基板31の前側に設けられ、図5に示すように、矩形状のアクリル樹脂等の透過性を有する素材から形成されるベース部材322と、ベース部材322の前面に、前後方向の軸回りに回転可能に設けられ、第1発光素子基板31の発光素子31aからの第1光を遮蔽して前方へ第1光を透光不能な円形の遮光部324a及び遮光部324aの外周に円環状に形成され、その表面を非平坦状として凹凸を形成することによって発光素子31aからの第1光を乱反射させつつ透光可能である透光部324bを有するとともに、外周部に歯車324cが形成された円板状の回転板(可動板)324と、回転板324の左右上下方に設けられ回転板324の歯車324cに噛合して回転可能であって、ベース部材322と同様の素材で形成される複数の小歯車326と、小歯車326を介して駆動力を回転板324に伝達する駆動源であるモータMとを設ける。
図5に示すように、回転板324の透光部324b内には、透光部324bが回転していることをより明確に認識可能とするために、その周縁に沿って等間隔に所定の形状(例えば丸形等)に隆起し表面がレンズ状をなす透光性の隆起部324dが設けられる。なお、隆起部324dの代わりに所定形状の非透光性の非透光部としてもよい。すなわち、透光部324bに第1発光素子基板31の発光素子31aからの第1光が透光した場合、隆起部324dに光を収束させ、隆起部324dを、隆起部324d以外の他の透光部324b部分よりも高明度とすること、または非透光部により光を遮蔽して、非透光部を、非透光部以外の他の透光部324b部分よりも低明度とすることにより、透光部324bにおいて、隆起部324dまたは非透光部が目印となり、透光部324bの回転を明確に認識することができる。
回転装飾装置32は、第1発光素子基板31の発光素子31aが発光することにより、回転板324の遮光部324a及び透光部324bによって形成される第1の図柄領域により、影絵的態様で表示される所定の第1の図柄(第1の情報、例えば輪状の光、以下、輪光Sともいう)が表面から視認可能となる。さらに、回転板324がモータMの駆動力により回転すると、回転板324の回転(動き)に応じて透光部(第1の図柄領域)324bを透過する発光素子31aの光の入射角及び入射位置が絶えず異なり、動的に乱反射を繰り返すため、輪光Sの発光態様を、例えばキラキラと煌めくように変化させたり、隆起部324dにより輪光Sが回転していることを認識させたりして動的に表示することができる電飾演出(可動演出)が可能となり、演出の誘目性を向上させ、演出効果を高めることができる。
また、モータMによって回転板324が回転のON/OFF駆動制御されることにより、輪光Sを動的または静的に発光表示するように切り替え制御可能となっている。
第2発光素子基板(エッジライト)34は、第1導光板33の側方に設けられ、図6に示すように、例えば、LED等の複数の発光素子34aが、第1導光板33の端面に対向するように縦方向に配置されるプリント基板である。第2発光素子基板34の発光素子34aは、第1発光素子基板31の発光素子31aと同期してまたは非同期に遊技の進行に応じて第1導光板33の端面に向けて第2光を発光可能となっている。
第1導光板(導光板)33は、後述する第1反射部(第2の図柄領域)332が、回転装飾装置32の遮光部324aに対向するとともに、透光部324bの一部に重なり合う位置となるように回転装飾装置32の前側に設けられ、図6に示すように、横長矩形状のアクリル樹脂等の透過性を有する素材から形成される(例えば透明板)とともに、第2発光素子基板34における発光素子34aの第2光が一方の端面から他方の端面(左右方向)に向かうように導入され、面に沿って、換言すると、第1発光素子基板31における発光素子31aの第1光の発光方向に略直交する左右方向に透過した第2光を屈折させて前面または後面に向かって乱反射させる第1反射部(反射部)332を設ける。第1反射部332は、第2の図柄領域として、前面または後面に複数の板厚(前後)方向の凹凸を形成することによってドットパターンを設けることにより、光を乱反射させて第2の図柄領域全体を発光(面発光)させた態様で、俯瞰視で遊技機に係るキャラクタ等から構成される所定の第2の図柄(第2の情報、例えば、鳥をモチーフとした図柄、以下、鳥図柄Bともいう)を表示する。第1反射部(第2の図柄領域)332のドットパターンを構成する複数の凹凸は、例えば、ほぼ無色の光沢インクを蒸着することにより形成され、第2発光素子基板34における発光素子34aの第2光が発光されないときは、後方から前方に向かう第1発光素子基板31における発光素子31aの第1光を透過させて、当該第1光を視認可能な状態を保持している。
第1導光板33は、第2発光素子基板34における発光素子34aの第2光が、第1反射部332以外の領域でその面に対して平行に透過し、第1反射部332で乱反射することによって、第1反射部332の全領域(第2の図柄領域)が面発光して鳥図柄B(第2の図柄領域)が表示される。
一方、第1反射部332及び第1反射部332以外領域に対して、垂直に透過する第1発光素子基板31における発光素子31aの第1光が、乱反射することなく(乱反射をわずかに留めて)透過することにより、当該第1光が透過した部分が発光して輪光Sが表示される。
このように、発光素子34aが発光することによって、第1反射部332において鳥図柄Bを表示させるとともに、鳥図柄Bが表示されることによって、鳥図柄Bの左右部によって輪光Sの一部を視認不能と(視認し難く)することにより、輪光Sを後側として、鳥図柄Bを前面に重ね合わせるような多層的な態様で表示することができるため、立体的に表示することができる(図11参照)。
第3発光素子基板(第2エッジライト)36は、第2導光板35の側方に設けられ、図7に示すように、例えば、LED等の複数の発光素子36aが、第2導光板35の端面に対向するように縦方向に配置されるプリント基板である。第3発光素子基板36の発光素子36aは、第1発光素子基板31や第2発光素子基板34の発光素子31a、34aと同期してまたは非同期に遊技の進行に応じて第2導光板35の端面に向けて第3光を発光可能となっている。
第2導光板35は、後述する第2反射部(第3の図柄領域)352が、第1導光板33の第1反射部332に対向する位置となるように第1導光板33の前側に、すなわち、電飾演出装置30における最前部に設けられ、図7に示すように、第1導光板33と同様、横長矩形状のアクリル樹脂等の透過性を有する素材から形成され(例えば透明板)、その前面における後述する第2反射部352(第3の図柄領域)以外の領域に、後方の構成部材を視認不能と(視認し難く)しつつ、後方からの光を透過可能な透過性インキにより描かれた模様F(図8等参照)が付されるとともに、第3発光素子基板36における発光素子36aの第3光が一方の端面から他方の端面(左右方向)に向かうように導入され、面に沿って、換言すると、第1発光素子基板31における発光素子31aの第1光の発光方向に略直交する左右方向に透過した第3光を屈折させて前面または後面に向かって乱反射させる第2反射部352を設ける。第2反射部352は、第3の図柄領域として、第2の図柄領域と同様、前面または後面に複数の凹凸を形成することによってドットパターンを設けることにより、光を乱反射させて第3の図柄領域全体を発光(面発光)させた態様で、俯瞰視で所定の第3の図柄(第3の情報、例えば、菱形状の図柄、以下、菱形図柄Rともいう)を表示する。第2反射部(第3の図柄領域)352のドットパターンを構成する複数の凹凸は、上述の第1反射部(第2の図柄領域)332の複数の凹凸部と同じ構成及び機能であるため詳細の説明は省略する。
第2導光板35は、第3発光素子基板36における発光素子36aの第3光が、第2反射部352以外の領域でその面に対して平行に透過し、第2反射部352で乱反射することによって、第2反射部352の全領域(第3の図柄領域)が面発光して菱形図柄R(第3の図柄領域)が表示される。
一方、第2反射部352及び第2反射部352以外領域に対して、垂直に透過する第1発光素子基板31における発光素子31aの第1光、及び第2発光素子基板34における発光素子34aの第2光が、第2反射部352によって乱反射することなく(乱反射をわずかに留めて)透過することにより、第1光や第2光が透過した部分が発光して輪光Sや鳥図柄Bが表示される。
このように、発光素子36aが発光することによって、第2反射部352において菱形図柄Rを表示させるとともに、菱形図柄Rが表示されることによって、後方から投光されることにより第2反射部352において表示される輪光Sや鳥図柄Bを視認不能と(視認し難く)する。
また、本実施形態の遊技機においては、第1の図柄〜第3の図柄は、遊技の進行に応じて表示されることから移行先の遊技状態等を示唆する所定の情報を示すようになっている。
(発光素子基板の発光素子による発光パターンと電飾演出装置30の光の表示態様)
本実施形態の遊技機では、第1発光素子基板31〜第3発光素子基板36における各発光素子31a、34a、36a発光の有無により複数の発光パターンが設定され、当該発光パターンに応じて、第2導光板35の前面に表示される光の表示態様が変化するようになっている。
なお、本実施形態の遊技機における各発光素子31a、34a、36aは、例えばフルカラーLEDにより構成され、発光パターンに発色を組み合わせることにより遊技の進行に応じた多彩な電飾演出を行うことができる(例えば、それぞれ異なる発色で同時に発光して斑模様とすることも可能)。
具体的には、図8に示すように、電飾演出装置30は、第1発光素子基板31〜第3発光素子基板36の各発光素子31a、34a、36aのいずれもが発光しない第1発光パターンの場合、光によっていずれの図柄も表示されないため、第2導光板35の表面に付された模様F及び第2反射部352の後方が視認可能となる。
図9に示すように、電飾演出装置30は、第1発光素子基板31の発光素子31aのみが発光する第2発光パターンの場合、回転装飾装置32の回転板324の透光部324bによって、発光素子31aの第1光が乱反射して輪光Sが第2導光板35を透して第2反射部352上に表示される。さらに、モータMによって回転板324が回転のON/OFF駆動(切り替え制御)させられることにより、輪光Sは動的または静的に発光表示される。
図10に示すように、電飾演出装置30は、第2発光素子基板34の発光素子34aのみが発光する第3発光パターンの場合、第1導光板33の第1反射部332によって、発光素子34aの光が乱反射して鳥図柄Bが第2導光板35を透して第2反射部352上に表示される。
図11に示すように、電飾演出装置30は、第1発光素子基板31の発光素子31a及び第2発光素子基板34の発光素子34aが同時に発光する第4発光パターンの場合、発光素子31aの第1光が回転板324の透光部324bを透光することにより表示される輪光Sと、発光素子34aの第2光が第1導光板33の第1反射部332において乱反射することにより表示される鳥図柄Bとが、第2導光板35を透して第2反射部352上に前側の鳥図柄Bの一部が後方の輪光Sと重なるような立体的(多層的)な態様で表示される。
図12に示すように、電飾演出装置30は、第1発光素子基板31の発光素子31a及び第2発光素子基板34の発光素子34aの双方またはいずれか一方の発光の有無にかかわらず、第3発光素子基板36の発光素子36aが発光する第5発光パターンの場合、第2導光板35の第2反射部352によって発光素子36aの光が乱反射して第2導光板35の第2反射部352上に菱形図柄Rが表示され、発光素子31a、31bが発光している場合は、第1光により表示される輪光S、及び第2光により表示される鳥図柄Bを視認不能と(視認し難く)する。
このように、第1導光板33を透して鳥図柄Bを表示する電飾演出と回転装飾装置32の回転板324を透して輪光Sを表示する電飾演出とを、各々別々に行うことができ、さらには、第1発光素子基板31の発光素子31a、第2発光素子基板34の発光素子34a、及び第3発光素子基板36の発光素子36aを段階的に発光させたり、同期させたりすることによって、多彩な電飾演出を行うことができ、演出の多様化を図り、演出効果を高めることができる。
また、電飾演出における図柄(輪光S、鳥図柄B及び菱形図柄R)を、視覚的に前後関係を持たせるように表示可能とすることにより立体的に電飾演出を行うことができ、演出における表現力の向上を図ることができ、演出効果を高めることができる。
また、輪光Sを動的に表示することにより、演出の誘目性を向上させることができ、演出効果を高めることができる。
また、第2導光板35の端面から第3発光素子基板36の発光素子36aの光を導入させて第2反射部352によって前面または後面に乱反射させることにより菱形図柄Rを表示する電飾演出を行うとともに、当該菱形図柄Rにより後方からの光を相殺し視認不能と(視認し難く)することによって、第1発光素子基板31の発光素子31a及び第2発光素子基板34の発光素子34aを消灯せずとも輪光S及び鳥図柄Bをそれぞれ一気に視認不能(非表示)とすることができ、また、その状態で第3発光素子基板36の発光素子36aを消灯することによって、輪光S及び鳥図柄Bを再び視認可能と(表示)することができ、演出効果を高めるとともに、演出時の処理の効率化を図ることができる。
(電飾演出装置30による電飾演出と他の演出との関連について)
電飾演出装置30は、演出パターンに基づく予告演出として、例えば、上記の疑似連続演出やスーパーリーチ演出の進行に合わせて、輪光S、鳥図柄B、菱形図柄Rを段階的または同期して表示する。これにより、演出表示装置21の演出図柄Pの変動表示等に係る表示演出と電飾演出装置30の電飾演出との相乗効果により効果的に演出を行うことができる。
なお、本実施形態の遊技機では、サブ制御手段(図示省略)は、メイン制御手段(図示省略)による大当たり抽選の結果に基づいて、演出表示装置21等を通して疑似連続演出やスーパーリーチ演出等を行うとともに、電飾演出装置30を通して電飾演出を行うようになっている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記の本実施形態の遊技機に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
また、上記の本発明の一実施形態、及び下記変形例におけるそれぞれの構成部材等を適宜組み合わせることが可能である。
なお、以下の変形例において本実施形態の遊技機と同一の機能を有する部分にあっては、本実施形態の説明で使用した符号と同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。
(変形例1)
電飾演出装置30に、さらに回転装飾装置32を独立して上下/左右にスライド変動させるための駆動装置(図示省略)を設ける。
図13に示すように、電飾演出装置30のうち、回転装飾装置32は、遊技の進行に合わせて、第2導光板35の裏面の位置を初期位置として、駆動装置によって遊技盤9に沿って上昇し、所定の電飾演出を行った後、下降して、初期位置に戻るように変動する。なお、回転装飾装置32は、上昇から下降までの間、第1発光素子基板31の発光素子31aを発光させるとともに、回転板324を回転させて輪光Sを動的に表示してもよい。また、駆動装置は、回転装飾装置32を上昇及び下降させる以外に、左右方向へ遊技盤9に沿って変動させたり、前後方向へ変動させたり、振動させたりしてもよい。
具体的には、例えば、遊技者が、遊技機1に設けられたプッシュボタン14(図1参照)を、所定のタイミング、例えば、スーパーリーチ演出において大当たりの確定演出を行うタイミング等で押下操作することにより、大当たりの確定演出の一つとして、回転装飾装置32を変動(上昇、前方へ移動、振動等)させるようにしてもよい。
なお、回転装飾装置32の代わりに、または回転装飾装置32とともに、第1導光板33及び第2導光板35の双方またはいずれか一方、または、電飾演出装置30の全体を、演出表示装置21の表示領域の前面に臨むセンター役物20の開口部20a内に設定された初期位置から変動させるための駆動装置(図示省略)を設けるようにしてもよい。
これにより、回転装飾装置32の構成部材の一部あるいは複数、または電飾演出装置30の全体を変動可能とすることにより、他の演出、例えば、具体的には、演出表示装置21による演出図柄Pの変動表示、当該変動表示に伴う動画表示(例えば、大当たり抽選の結果を最終的に報知するストーリー性を有するアニメーション演出)、またスピーカ5、11L、11Rによる所定の効果音等と連動させて電飾演出(可動演出)を行うことにより、電飾演出の自由度が向上し、演出効果を高めることができる。
なお、上述の駆動装置の駆動対象を、平面的に可動可能(例えば、遊技盤面に沿うような所定の往復動または回転動)とした場合、前後方向の省スペース化を図ることができる。
(変形例2)
上記の本発明の本実施形態では、第1発光素子基板31の発光素子31aが発光することにより、遮光部324a及び透光部324bによって、輪光Sが表面から視認可能となるが、それに限定されず、表示態様が、多角形の枠状(例えば、四角枠状)に視認可能となるように、または、所定の模様をなすように遮光部324a及び透光部324bを形成するようにしてもよい。
(変形例3)
上記の本発明の本実施形態では、第3発光素子基板36の発光素子36aが発光することにより、第2導光板35の第2反射部352において菱形図柄Rが表示されるようになっているが、それに限定されず、第2導光板35の全面を第2反射部として形成してもよい。これにより、第2導光板35の面の全ての範囲で、後方からの光を視認不能と(視認し難く)することができる。
(変形例4)
上記の本発明の本実施形態における電飾演出装置30の一部を構成する第2導光板35の代わりに、第1導光板33の前側に、ハーフミラーをなす半透鏡板(図示省略)を設けてもよい。これにより、半透鏡板の裏側から、第1発光素子基板31の発光素子31a、及び第2発光素子基板34の発光素子34aの双方またはいずれか一方が発光することにより、半透鏡板の表側から、後方からの輪光S及び鳥図柄Bの双方またはいずれか一方を出現(表示)可能とする。
この場合、半透鏡板は、輪光Sを表示するための第1光、鳥図柄Bを表示するための第2光によって、半透鏡板の内側を視認させることができるため、例えば、発光しない演出用の役物(可動でも不動でもよい)を半透鏡板の内側に設置した場合、当該演出用の役物を、輪光S及び鳥図柄Bの双方またはいずれか一方と同時に出現(表示)することができ、演出効果を高めることができる。
また、発光素子34aを要することなくなるため、部品点数減少によるコストダウンを図ることができる。
(変形例5)
上記の本発明の本実施形態では、第1導光板33の第1反射部332及び第2導光板35の第2反射部352は、複数の凹凸を形成することによってドットパターンを設けているが、その形成方法は、先端が鋭利な工具で表面に溝を削ったり、押出成形等により表面を凹凸状としたり、レーザー波により凹凸状に表面処理することにより形成するようにしてもよい。さらには、シルク印刷により形成するようにしてもよい。
これらの表面処理では、光の透過性と反射を調整することができ、例えば、光を透しつつ後方にある物を視認し難くしたり、光を透しつつ後方にある物を視認可能としたりすることができ(いずれの場合であっても、表面処理された部分では光は乱反射して面発光するようになっている)、用途に応じて適宜選択することができる。
(変形例6)
上記の本発明の本実施形態では、電飾演出装置30を、パチンコ機(弾球遊技機)に搭載したものとしているが、スロットマシン(回胴式遊技機)に搭載するようにしてもよい。その場合、スロットマシンに、上述のプッシュボタン14を合わせて設けるようにしてもよい。
(変形例7)
第2導光板35は、その前面に第2反射部352(第3の図柄領域)以外の領域に、後方の構成部材を視認不能と(視認し難く)しつつ、後方からの光を透過可能な透過性インキにより描かれた模様Fが付されているが、模様Fを全面に付すようにしてもよい。
このような構成とした場合、第2導光板35は、第2導光板35の後方に設けられた構成部材を隠蔽可能とするとともに、輪光S、鳥図柄B、菱形図柄Rを表面に表示可能となる。
1 遊技機、5 低音用スピーカ、9 遊技盤、9a 遊技領域、10L、10R 演出ランプ、11L、11R 中高音用スピーカ、14 プッシュボタン、20 センター役物、21 演出表示装置、24 第1始動入賞口、25 第2始動入賞口、26 大入賞口、30 電飾演出装置、31 第1発光素子基板、31a 発光素子、32 回転装飾装置、322 ベース部材、324 回転板、324a 遮光部、324b 透光部、324c 歯車、324d 隆起部、326 小歯車、33 第1導光板、332 第1反射部、34 第2発光素子基板、34a 発光素子、35 第2導光板、352 第2反射部、36 第3発光素子基板、36a 発光素子、B 鳥図柄、F 模様、M モータ、P 演出図柄、R 菱形図柄、S 輪光

Claims (3)

  1. 遊技の進行に応じて電飾演出を行う電飾演出装置を備える遊技機において、
    前記電飾演出装置は、
    遊技の進行に応じて発光可能なバックライトの前側に駆動源により変動可能に設けられ、前記バックライトの前方に向かう第1光を透過させて所定の第1の情報を発光表示させる透光部及び遮光部を形成した可動板と、
    前記可動板の前側にあって、前記可動板の透光部を透過した前記第1光による前記第1の情報が透過可能であるとともに、前記第1光の発光方向と略直交するように端面から導入されたエッジライトの第2光を乱反射させて前面または後面に所定の第2の情報を発光表示させる反射部を形成した導光板とを含み、
    前記バックライト及び前記エッジライトが発光し、かつ前記可動板が変動した場合、前記導光板の表面には、変動する前記可動板の透光部を透過した前記バックライトの第1光によって前記可動板の動きに合わせて発光態様が変化する前記第1の情報が表示されるとともに、前記エッジライトの第2光によって前記第2の情報が前記第1の情報とは独立して前記第1の情報の前側に重なり合う態様で表示されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記電飾演出装置は、
    前記バックライトの第1光または前記エッジライトの第2光と同期してまたは非同期に第3光を発光可能な第2エッジライトと、
    前記導光板の前側に設置され、前記可動板の前記透光部を透過した前記第1光及び前記導光板において乱反射した前記第2光によって、前記第1の情報及び前記第2の情報の双方またはいずれか一方を前面に表示可能とし、前記第1光の発光方向と略直交するように端面から導入された前記第2エッジライトの第3光を乱反射させて前面または後面を発光可能な第2反射部を有する第2導光板とを設け、
    前記第2導光板は、前記第2反射部によって前記第2エッジライトの第3光を乱反射させて、少なくとも前記第2導光板の前面または後面の一部を発光させることにより、前面に表示される前記第1の情報または前記第2の情報を少なくとも視認し難くすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記電飾演出装置は遊技球が流下可能な遊技盤の開口部に臨むように設けられ、前記電飾演出装置または前記可動板を前記開口部における初期位置から変動させるための駆動装置を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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