JP2015107164A - 遊技機の発光表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】導光板の枚数を増やすことなく表示可能な発光情報の種類を増やすことができる遊技機の発光表示装置を提供する。【解決手段】導光板の端面54A・54Bに対向して光源53A・53Bを配置すると共に、導光板に絵柄(発光情報)に対応する凸部(反射部)を設けた遊技機の発光表示装置において、凸部として、第一の絵柄を表示するための凸部と、第二の絵柄を表示するための第二の凸部とを設けると共に、光源として、第一の凸部に光を照射するための第一の光源53Aと、第二の凸部に光を照射するための第二の光源53Bとを設け、第一の光源53Aから出射されて広がる光のうち、第二の凸部に向かう光の光路上に、当該光が第二の凸部に到達するのを阻止する阻止部65を設けた。【選択図】図13
Description
本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に用いる発光表示装置に関する。
従来、導光板の端面に対向して光源を配置すると共に、導光板に所定の発光情報に対応する反射部を設け、光源から導光板の端面に入射された光を反射部により導光板の前面に導き、導光板に発光情報を表示する遊技機の発光表示装置が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された発光表示装置は、それぞれに固有の発光情報に対応する反射部の配置パターンを有する複数の導光板を前後方向に積層するとともに、各導光板の端面に光源を配置し、光源を導光板ごとに発光させることで複数種類の発光情報を表示可能としている。
しかし、従来の発光表示装置は、表示する発光情報を増やしたい場合には、発光情報の数に応じた枚数の導光板が必要となっていた。
そこで、本発明はかかる課題に鑑み、導光板の枚数を増やすことなく表示可能な発光情報の種類を増やすことができる遊技機の発光表示装置を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1において、導光板の端面に対向して光源を配置すると共に、前記導光板に所定の発光情報に対応する反射部を設け、前記光源から前記導光板の端面に入射された光を前記反射部により前記導光板の前面に導き、前記導光板に前記発光情報を表示する遊技機の発光表示装置において、前記反射部として、第一の発光情報を表示するための第一の反射部と、第二の発光情報を表示するための第二の反射部とを設けると共に、前記光源として、前記第一の反射部に光を照射するための第一の光源と、前記第二の反射部に光を照射するための第二の光源とを設け、前記第一の光源から出射されて広がる光のうち、前記第二の反射部に向かう光の光路上に、当該光が前記第二の反射部に到達するのを阻止する阻止部を設けたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、導光板の枚数を増やすことなく表示可能な発光情報の種類を増やすことができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係る遊技機の一実施形態であるパチンコ遊技機の全体的な構成について、図1から図3を用いて説明する。
なお、以下の説明では、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、手前側をパチンコ遊技機の前側とし、奥側をパチンコ遊技機の後側として、前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、左手側をパチンコ遊技機の左側とし、右手側をパチンコ遊技機の右側として、左右方向を規定する。
なお、以下の説明では、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、手前側をパチンコ遊技機の前側とし、奥側をパチンコ遊技機の後側として、前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、左手側をパチンコ遊技機の左側とし、右手側をパチンコ遊技機の右側として、左右方向を規定する。
パチンコ遊技機は、図1及び図2に示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、パチンコ遊技機の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、遊技盤5Aと、窓枠4と、下皿ユニット6と、が設けられる。
遊技盤5Aは、遊技球が転動する領域である遊技領域7が形成される部材である。遊技盤5Aは、中枠3に着脱可能に取り付けられる。
窓枠4は、略平板状に形成される枠体である。窓枠4は、遊技板5の前方に配置される。窓枠4は、中枠3の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。窓枠4の略中央には、略円形状の窓枠開口部8が開口される。窓枠開口部8は、透明板8aにより被覆される。これによって、遊技者は、前方から透明板8aを介して窓枠4の後方に配置された遊技板5(より詳細には、遊技領域7)を視認することができる。窓枠開口部8の下方には、発射前の遊技球が貯溜される上皿9が配設される。窓枠開口部8の左右上方には、スピーカ10がそれぞれ配設される。
下皿ユニット6は、中枠3の下側であって窓枠4の下方に取り付けられる。下皿ユニット6の略中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿6aが配設される。下皿ユニット6の右側部であって下皿6aの右方には、上皿9に貯溜された遊技球を遊技板5の遊技領域7へ向けて発射可能に構成される発射ハンドル15が配設される。
次に、遊技盤5Aの構成について、図3を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤5Aは、図3に示すように、主として遊技板5と、図柄表示装置12と、始動ゲート17と、可変入賞装置21と、大入賞装置24と、一般入賞口14等を備える。
遊技板5は、略平板状に形成される部材である。遊技板5には、その中央部において遊技板5を前後方向に貫通する図柄表示開口部13が形成される。また、遊技板5の前側面には、ガイドレール11が正面視で略円形状に配置され、前方へ向けて立設される。さらに、図柄表示開口部13の周囲前側には中央装飾部材41が固設される。
ガイドレール11は、略円弧状に形成された帯状の部材である。ガイドレール11は、遊技板5の前側面に、当該前側面に対して立ち上がり状に取り付けられる。ガイドレール11は、遊技板5の前側面に正面視で略円形状を形成するように配置される。そして、遊技板5において、ガイドレール11により略円形状に形成された内側の領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域7として構成される。
図柄表示装置12は、液晶画面20を設けて、当該液晶画面20に図柄や数字等を変動表示可能に構成される装置である。図柄表示装置12は、液晶画面20を前方へ向けた状態で、遊技板5の後側面に取り付けられる。
図柄表示開口部13は、遊技者が前方から図柄表示装置12の液晶画面20を視認するための開口部である。図柄表示開口部13は、正面視で遊技領域7の概ね中央で、遊技板5を前後方向に貫通して形成される。図柄表示開口部13には、図柄表示装置12の液晶画面20が配置される。これによって、遊技者は、前方から図柄表示開口部13を通じて遊技板5の後側面に取り付けられた図柄表示装置12の液晶画面20を視認することができる。
始動ゲート17は、遊技領域7内の左部に配置される。始動ゲート17は、上下方向に貫通した平面視略コの字状に形成され、その内側を遊技球が通過可能に構成される。始動ゲート17の内側には、近接スイッチからなる始動ゲートセンサ31(図4参照)が配設される。始動ゲートセンサ31は、遊技球が始動ゲート17を通過すると当該通過を検知して、始動ゲート通過信号を出力する。始動ゲート17を遊技球が通過した場合には、普通図柄遊技が行われ、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、可変入賞装置21が作動して普通電動役物遊技が行われる。可変入賞装置21が作動して開状態になると、始動口23に遊技球が入賞可能となる。
可変入賞装置21(普通電動役物)は、遊技板5の中央下方に配置される。可変入賞装置21には、始動口23が設けられる。始動口23は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口23の左右上方には、一対の可動片22が配設される。一対の可動片22は、相互に対向して配置される。一対の可動片22には、可変入賞装置21に設けられた可動片用ソレノイド34(図4参照)の出力軸が連動連結される。そして、一対の可動片22は、可動片用ソレノイド34の出力軸の作動によって、下端を支点として相互に近接又は離間する方向に回動する。そして、一対の可動片22が下端を支点として相互に近接する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片22に干渉されて始動口23に入賞することができない(閉状態)。一方、一対の可動片22が下端を支点として相互に離間する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片22に干渉されず始動口23に入賞することができる(開状態)。
このように、可変入賞装置21は、その作動により遊技球が入賞可能な開状態及び入賞不能な閉状態を任意に切り替え可能に構成される。また、始動口23の内部には、近接スイッチからなる第二始動口センサ35(図4参照)が配設される。第二始動口センサ35は、遊技球が始動口23(可変入賞装置21)に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
大入賞装置24(特別電動役物)は、遊技領域7内の下部であって、可変入賞装置21の下方に配置される。大入賞装置24には、大入賞口26が設けられる。大入賞口26は、正面視で左右方向に細長い略矩形状であって、遊技領域7が前後方向に貫通して形成される。大入賞口26は、大入賞口扉25によって開閉される。大入賞口扉25は、下端を支点として遊技領域7に対して前後回りに回動可能に支持される。大入賞口扉25には、大入賞装置24に設けられた大入賞口扉用ソレノイド36(図4参照)の出力軸が連動連結される。そして、大入賞口扉25は、大入賞口扉用ソレノイド36の出力軸の作動によって、下端を支点として前回りに回動し、遊技領域7から前方へ向けて突出した(板面を上下方向へ向けた)姿勢となる。そして、遊技領域7内を転動する遊技球は、大入賞口扉25の上面側に上方から衝突し、当該大入賞口扉25によって大入賞口26に入球(入賞)するように案内される。つまり、大入賞口扉25が下端を支点として前回りに回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球が大入賞口26に入賞することができる(開状態)。一方、大入賞口扉25が大入賞口26を閉じている場合、遊技領域7内を転動する遊技球は大入賞口26に入賞することができない(閉状態)。
このように、大入賞装置24は、その作動により遊技球が入賞可能な開状態及び入賞不能な閉状態を任意に切り替え可能に構成される。また、大入賞口26の内部には、近接スイッチからなる大入賞口センサ37(図4参照)が配設される。大入賞口センサ37は、遊技球が大入賞口26(大入賞装置24)に入賞すると当該入賞を検知して、大入賞口入賞信号を出力する。
一般入賞口14は、上面が開口されたポケット状に形成され、遊技球が入球(入賞)可能に形成される部材である。一般入賞口14は、遊技領域7の下部であって適宜な位置に複数個が配置される。一般入賞口14は、遊技球が入球すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
アウト口16は、遊技領域7を転動する遊技球が、一般入賞口14、始動口23、大入賞口26等の各入賞口に入球(入賞)しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口16は、遊技領域7の最下部に、遊技板5を前後方向に貫通して形成される。なお、アウト口16に流入した遊技球は、パチンコ遊技機が設置されたパチンコホール等の遊技場側に回収される。
次に、パチンコ遊技機の電気的な構成について、図4を用いて説明する。
図4のメイン制御回路80は特別図柄遊技及び大当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御するものであり、CPU81とROM82とRAM83を有している。このメイン制御回路80のROM82には制御プログラム及び制御データが予め記録されており、CPU81はRAM83をワークエリアとしてROM82の制御プログラム及びROM82の制御データに基づいて処理動作を行う。入力回路84は始動ゲートセンサ31からの始動ゲート入賞信号、始動口センサ35からの始動口入賞信号及び大入賞口センサ37からの大入賞口入賞信号のそれぞれをメイン制御回路80に出力するものであり、メイン制御回路80は入力回路84を通して始動口入賞信号を検出した場合に制御コマンド及び賞球コマンドを設定し、大入賞口入賞信号を検出した場合に賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路85は可動片用ソレノイド34及び大入賞口扉用ソレノイド36を通断電するものであり、メイン制御回路80はソレノイド回路85を電気的に制御することで可動片22及び大入賞口扉25を開閉操作する。
図4の払出制御回路90は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路90のROMには制御プログラム及び制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラム及びROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を行う。この払出制御回路90はメイン制御回路80から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出した場合に駆動信号を出力する。モータ回路91は払出制御回路90から駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ92を駆動することで上皿9内に単位個数の賞品球を払出す。
図4の演出制御回路(演出装置制御手段)100は、図柄表示装置12の表示内容、及び、演出装置としての発光表示装置51の動作を制御するものであり、CPU101とROM102とRAM103とを有している。この演出制御回路100のROM102には制御プログラム及び制御データが予め記録されており、CPU101はRAM103をワークエリアとしてROM102の制御プログラム及びROM102の制御データに基づいて処理動作を行う。この演出制御回路100はメイン制御回路80から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、制御コマンドの送信結果を検出した場合に演出コマンドを設定する。
図4の表示制御回路110は図柄表示装置12の表示内容を制御するものであり、表示制御回路110には演出制御回路100から演出コマンドの設定結果が送信される。この表示制御回路110は演出コマンドの設定結果を受信した場合に図柄表示装置12に演出コマンドの受信結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは装飾図柄遊技の映像を表示するための画像データと装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の映像を表示するためのビデオデータと保留絵柄を表示するための画像データとが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データ及びビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、図柄表示装置12にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図4の音制御回路120は両スピーカ10のそれぞれの出力内容を制御するものであり、音制御回路120には演出制御回路100から演出コマンドの設定結果が送信される。この音制御回路120は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた音信号を設定するものであり、両スピーカ10のそれぞれを音信号の設定結果に応じて電気的に操作することで両スピーカ10のそれぞれから演出コマンドの受信結果に応じた効果音を出力する。
図4の役物制御回路130は後述する発光表示装置のLEDの発光状態を制御するものであり、演出制御回路100は役物制御回路130を電気的に制御することで発光表示装置51を操作する。役物制御回路130には、演出制御回路100から演出コマンドの設定結果が送信される。役物制御回路130は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた光源発光信号を設定するものであり、発光表示装置51(より詳しくは複数の光源53A・53B・53C)のそれぞれを光源発光信号の設定結果に応じて電気的に操作することで発光表示装置51を用いた演出を行う。
次に、中央装飾部材41の構成について図3、図5から図8を用いて説明する。
中央装飾部材41は、図柄表示開口部13の周囲に配置された枠状の部材である。中央装飾部材41の前面には装飾が施されており、遊技者は、前方から中央装飾部材41の後方は視認することができない。
中央装飾部材41の右側の装飾は、上下中央部に、右方(右側の遊技領域7側)に張り出す張り出し部41aを有し、下部に、左方(図柄表示開口部13側)へと傾斜する傾斜部41bを有するように形成されている。図8に示すように、張り出し部41a及び傾斜部41bの後側には、発光表示装置51を取り付けるための収容部41cが設けられている。収容部41cは、中央装飾部材41の後面から後方へ立設した壁41dと、張り出し部41a及び傾斜部41bとによって区画されたスペースである。発光表示装置51の右端は、ねじ等によって収容部41cに取り付けられるものである。
中央装飾部材41の右側の装飾は、上下中央部に、右方(右側の遊技領域7側)に張り出す張り出し部41aを有し、下部に、左方(図柄表示開口部13側)へと傾斜する傾斜部41bを有するように形成されている。図8に示すように、張り出し部41a及び傾斜部41bの後側には、発光表示装置51を取り付けるための収容部41cが設けられている。収容部41cは、中央装飾部材41の後面から後方へ立設した壁41dと、張り出し部41a及び傾斜部41bとによって区画されたスペースである。発光表示装置51の右端は、ねじ等によって収容部41cに取り付けられるものである。
次に、発光表示装置51の構成について図3、図5、並びに図9から図12を用いて説明する。
発光表示装置51は、図3及び図5に示すように、中央装飾部材41よりも後方に配置されており、中央装飾部材41に固設されている。発光表示装置51は、二つの導光板52A・52Bと、複数の光源53A・53B・53Cと、を有している。
導光板52A・52Bは、透明な樹脂製の板によって構成されており、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂等などの合成樹脂からなる板や、ガラス板などが用いられ、その中でも透明性、加工の容易さなどの点からアクリル板が好ましい。
発光表示装置51は、図3及び図5に示すように、中央装飾部材41よりも後方に配置されており、中央装飾部材41に固設されている。発光表示装置51は、二つの導光板52A・52Bと、複数の光源53A・53B・53Cと、を有している。
導光板52A・52Bは、透明な樹脂製の板によって構成されており、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂等などの合成樹脂からなる板や、ガラス板などが用いられ、その中でも透明性、加工の容易さなどの点からアクリル板が好ましい。
導光板52A・52Bは、前後に二枚設けられている。
導光板52Aは、第一の端面54Aと、第二の端面54Bと、第一の端面54A及び第二の端面54Bから入射された光を前方に反射する反射部である第一の凸部55A及び第二の凸部55Bと、第一の凸部55A及び第二の凸部55Bから反射される光の集合によって形成される発光情報である第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bの表示面としての表面56と、裏面57とを有する。
導光板52Bは、端面58と、端面58から入射された光を前方に反射する反射部である凸部59と、凸部59から反射される光の集合によって形成される発光情報である第三の絵柄63Cの表示面としての表面60と、裏面61とを有する。
導光板52Aは、第一の端面54Aと、第二の端面54Bと、第一の端面54A及び第二の端面54Bから入射された光を前方に反射する反射部である第一の凸部55A及び第二の凸部55Bと、第一の凸部55A及び第二の凸部55Bから反射される光の集合によって形成される発光情報である第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bの表示面としての表面56と、裏面57とを有する。
導光板52Bは、端面58と、端面58から入射された光を前方に反射する反射部である凸部59と、凸部59から反射される光の集合によって形成される発光情報である第三の絵柄63Cの表示面としての表面60と、裏面61とを有する。
前側の導光板52Aの第一の端面54A及び第二の端面54Bは、導光板52Aの右端に形成された面である。第一の端面54Aと、第二の端面54Bとは平行となるように形成されており、第一の端面54Aの方が、第二の端面54Bと比較して右側に配置されている。第一の端面54Aの下端と、第二の端面54Bの上端とは、それぞれと直交する左右方向に延びる第三の端面54Cによって連結されている。
第一の端面54A及び第二の端面54Bは、中央装飾部材41と前後に重なる位置であって後側に配置されている。すなわち、第一の端面54A及び第二の端面54Bは遊技者からは視認することができないように構成されている。より詳細には、第一の端面54Aは中央装飾部材41の張り出し部41aと前後に重なる位置であって後側に配置されており、第二の端面54Bは傾斜部41bと前後に重なる位置であって後側に配置されている。
後側の導光板52Bの端面58は、前側の導光板52Aの第一の端面54Aと同様の構成であり、第一の端面54Aの前後に重なる位置であって後側に配置されている。
第一の端面54A及び第二の端面54Bは、中央装飾部材41と前後に重なる位置であって後側に配置されている。すなわち、第一の端面54A及び第二の端面54Bは遊技者からは視認することができないように構成されている。より詳細には、第一の端面54Aは中央装飾部材41の張り出し部41aと前後に重なる位置であって後側に配置されており、第二の端面54Bは傾斜部41bと前後に重なる位置であって後側に配置されている。
後側の導光板52Bの端面58は、前側の導光板52Aの第一の端面54Aと同様の構成であり、第一の端面54Aの前後に重なる位置であって後側に配置されている。
前側の導光板52Aの表面56は、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bをそれぞれ表示するための上側に設けられた第一の領域62Aと、下側に設けられた第二の領域62Bとを有している。
第一の領域62Aは、第二の領域62Bと比して、遊技者から見て右側に延伸して形成されている。すなわち、第一の領域62Aの右端は第一の端面54Aが形成されており、第二の領域62Bの右端は第二の端面54Bが形成されている。
後側の導光板52Bの表面60は、上側において第三の絵柄63Cを表示し、その面積は、前側の導光板52Aと略同面積に構成されており、前側の導光板52Aの後方に設けられている。
第一の領域62Aは、第二の領域62Bと比して、遊技者から見て右側に延伸して形成されている。すなわち、第一の領域62Aの右端は第一の端面54Aが形成されており、第二の領域62Bの右端は第二の端面54Bが形成されている。
後側の導光板52Bの表面60は、上側において第三の絵柄63Cを表示し、その面積は、前側の導光板52Aと略同面積に構成されており、前側の導光板52Aの後方に設けられている。
凸部55A・55Bは、導光板52Aの裏面57から表面56方向に向けて凸となるように形成されている。微小な凸部55A・55Bを多数形成することにより、絵柄63A・63Bが描かれる。凸部59は、凸部55A・55Bと同様の構成であるので説明を省略する。
なお、本実施形態では、凸部55A・55Bは、図10(b)に示すように、断面視において反射面55aを斜辺とする三角形となるよう形成される。
前側の導光板52Aには、図9に示す第一の領域62Aに表示される第一の絵柄63Aと対応するように第一の凸部55Aが、第二の領域63Bに表示される第二の絵柄63Bと対応するように第二の凸部55Bがそれぞれ配置されている。ここで、第二の凸部55Bは、前方から見て第一の凸部55Aと重ならないように設けられている。また、後側の導光板52Bには、図16に示す第三の絵柄63Cと対応するように凸部59が配置されている。
なお、本実施形態においては、第一の絵柄63Aとして目が描かれており、第二の絵柄63Bとして口が描かれている。すなわち、第一の絵柄63Aが単独で表示された場合には顔の一部分が表示され、第一の絵柄63Aと第二の絵柄63Bとが同時に表示された場合には、第一の絵柄63Aと第二の絵柄63Bとを組み合わせて、顔を表示させることができる。また、第三の絵柄63Cとして花が描かれている。
なお、本実施形態では、凸部55A・55Bは、図10(b)に示すように、断面視において反射面55aを斜辺とする三角形となるよう形成される。
前側の導光板52Aには、図9に示す第一の領域62Aに表示される第一の絵柄63Aと対応するように第一の凸部55Aが、第二の領域63Bに表示される第二の絵柄63Bと対応するように第二の凸部55Bがそれぞれ配置されている。ここで、第二の凸部55Bは、前方から見て第一の凸部55Aと重ならないように設けられている。また、後側の導光板52Bには、図16に示す第三の絵柄63Cと対応するように凸部59が配置されている。
なお、本実施形態においては、第一の絵柄63Aとして目が描かれており、第二の絵柄63Bとして口が描かれている。すなわち、第一の絵柄63Aが単独で表示された場合には顔の一部分が表示され、第一の絵柄63Aと第二の絵柄63Bとが同時に表示された場合には、第一の絵柄63Aと第二の絵柄63Bとを組み合わせて、顔を表示させることができる。また、第三の絵柄63Cとして花が描かれている。
光源53A・53Bはそれぞれ前側の導光板52Aの第一の端面54A及び第二の端面54Bに対向して配置されている。また、光源53Cは後側の導光板52Bの端面58に対向して設けられている。光源53A・光源53Cは同一の発光基板64Aに配置されている。また、光源53Bは発光基板64Bに配置されている。
また、図12及び図13に示すように、光源53Aは光源53Bと比して、遊技者から見て右側に配置されており、光源53Aの照射面と光源53Bの照射面とは平行となるように形成されている。また光源53Cの照射面も、光源53Aの照射面と光源53Bの照射面と平行になるように形成されている。
光源53A・53Bは、第一の端面54Aおよび第二の端面54Bが、中央装飾部材41と前後に重なる位置であって後方に配置されているのと同様に、中央装飾部材41の後方に配置されている。また、光源53Cは、光源53Aの後方に配置されている。すなわち、光源53A・53B・53Cは遊技者からは視認することができないように構成されている。
光源53A・53B・53Cとしては、LEDなどを用いることができる。光源53A・53B・53Cは、例えば、複数のLEDが端面に沿う方向に配列されたものが使用できる。また、光源53A・53B・53Cが発する光の色は、白、赤、緑、青などの任意の色を例示でき、凸部55A・55B及び凸部59の構成するパターンに応じて適宜選択できる。
次に、導光板52A・52Bの光の入射及び出射について説明する。
まず、導光板52Aにおいては、図10(c)に示すように、光源53A・光源53Bから出射された光をそれぞれ第一の端面54A・第二の端面54Bから入射させる。第一の端面54A・第二の端面54Bから入射した光は導光板52Aの内部を通り、凸部55A・55Bに衝突しなかった光はそのまま左方向へ進む。凸部55A・55Bに衝突した光は、凸部55A・55Bの反射面55aにおいて前方へ反射され、前方にある表面56へ向けて出射される。表面56側から遊技者が見た場合に、凸部55A・55Bはドット状の輝点として観察される。凸部55A・55Bは、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bに対応して配置されているので、遊技者は、凸部55A・55Bの集合を観察することにより、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bを視認することができる。
まず、導光板52Aにおいては、図10(c)に示すように、光源53A・光源53Bから出射された光をそれぞれ第一の端面54A・第二の端面54Bから入射させる。第一の端面54A・第二の端面54Bから入射した光は導光板52Aの内部を通り、凸部55A・55Bに衝突しなかった光はそのまま左方向へ進む。凸部55A・55Bに衝突した光は、凸部55A・55Bの反射面55aにおいて前方へ反射され、前方にある表面56へ向けて出射される。表面56側から遊技者が見た場合に、凸部55A・55Bはドット状の輝点として観察される。凸部55A・55Bは、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bに対応して配置されているので、遊技者は、凸部55A・55Bの集合を観察することにより、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bを視認することができる。
また、導光板52Bにおいては、図10(c)に示すように、光源53Cから出射された光を端面58から入射させる。端面58から入射した光は導光板52Bの内部を通り、凸部59に衝突しなかった光はそのまま左方向へ進む。凸部59に衝突した光は、凸部59の反射面59aにおいて前方へ反射され、前方にある表面60へ向けて出射される。表面60側から遊技者が見た場合に、凸部59はドット状の輝点として観察される。凸部59は、第三の絵柄63Cに対応して配置されているので、遊技者は、凸部59の集合を観察することにより、第三の絵柄63Cを視認することができる。
次に、光源53Aから出射される光が発光させるべきでない領域に到達するのを阻止する阻止部65について図13を用いて説明する。
阻止部65は、光源53Aから出射されて光源53Aが発光させるべきでない第二の領域62Bに向かう光の光路上に設けられている。
本実施形態においては、阻止部65は、第一の領域62Aに対応する光源53Aについて設けられている。第一の領域62Aに対応する光源53Aについての阻止部65は、第三の端面54Cと第三の端面54C周辺の空気との界面、及び第二の領域62Bに対応する光源53Bの裏側面(右側の面)に配置された発光基板64Bとによって構成されている。
阻止部65は、光源53Aから出射されて光源53Aが発光させるべきでない第二の領域62Bに向かう光の光路上に設けられている。
本実施形態においては、阻止部65は、第一の領域62Aに対応する光源53Aについて設けられている。第一の領域62Aに対応する光源53Aについての阻止部65は、第三の端面54Cと第三の端面54C周辺の空気との界面、及び第二の領域62Bに対応する光源53Bの裏側面(右側の面)に配置された発光基板64Bとによって構成されている。
光源53Aから出射される光は、放射状に広がる。このうち斜め下方向に向かって出射される光の一部は、第三の端面54Cと第三の端面54C周辺の空気との界面において、斜め上方向に反射される。この際、光の入射角θが所定の角度θ1以上であれば、界面において全反射が行われる。ここで、所定の角度θ1は導光板52Aの絶対屈折率と空気の絶対屈折率とに基づいて定められる。
光の入射角θが所定の角度θ1より小さい場合には、光の一部は反射し、光の一部は屈折して透過し、第二の領域62Bを形成する第二の端面54B方向へと直進する。第二の端面54Bの右側には、第二の領域62Bに対応する光源53Bが設けられており、直進してきた光は光源53Bの裏側面(右側の面)に配置された発光基板64Bに当たって遮断される。これにより、光源53Aから出射される光が発光させるべきでない第二の領域62Bに到達するのを阻止することができる。
次に、発光表示装置51を用いた演出について図14から図16を用いて説明する。
役物制御回路130によって光源53A・53B・53Cの発光状態を制御することにより、発光表示装置51によって表示する絵柄を変更し、演出を行うものである。演出は、前側の導光板52Aの第一の領域62Aに第一の絵柄63Aを表示させる第一の演出、前側の導光板52Aの第一の領域62A及び第二の領域62Bに第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bを表示させる第二の演出、後側の導光板52Bに第三の絵柄63Cを表示させる第三の演出がある。
役物制御回路130によって光源53A・53B・53Cの発光状態を制御することにより、発光表示装置51によって表示する絵柄を変更し、演出を行うものである。演出は、前側の導光板52Aの第一の領域62Aに第一の絵柄63Aを表示させる第一の演出、前側の導光板52Aの第一の領域62A及び第二の領域62Bに第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bを表示させる第二の演出、後側の導光板52Bに第三の絵柄63Cを表示させる第三の演出がある。
第一の演出においては、図14に示すように、第一の領域62Aに対応する光源53Aから光が出射される。光源53Aからの光は放射状に出射されるが、阻止部65によって、光源53Aから出射される光が発光させるべきでない第二の領域62Bに到達するのを阻止するので、第一の領域62Aのみが発光する。第一の領域62Aが発光した場合、すなわち、第一の領域62Aへ光源53Aからの光が出射された場合、出射した光が第一の凸部55Aの反射面55aにおいて前方に反射されるため、表面56側から遊技者が見た場合に、第一の凸部55Aはドット状の輝点として観察される。第一の凸部55Aは、第一の絵柄63Aに対応して配置されているので、遊技者は、第一の凸部55Aの集合を観察することにより、第一の絵柄63Aを視認することができる。この際、光源53Aからの光は、阻止部65によって第二の領域62Bへ到達するのを阻止されるため、第二の領域62Bに描かれる第二の絵柄63Bは遊技者から視認できない。
第二の演出においては、図15に示すように、第一の領域62A及び第二の領域62Bに対応する光源53A及び光源53Bから光が出射される。第一の領域62A及び第二の領域62Bが発光した場合、すなわち、第一の領域62Aへ光源53Aからの光が出射され、第二の領域62Bへ光源53Bからの光が出射された場合、出射した光が凸部55A・55Bの反射面55aにおいて前方に反射されるため、表面56側から遊技者が見た場合に、凸部55A・55Bはドット状の輝点として観察される。凸部55A・55Bは、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bに対応して配置されているので、遊技者は、凸部55A・55Bの集合を観察することにより、第一の絵柄63A及び第二の絵柄63Bを視認することができる。
第三の演出においては、図16に示すように、後側の導光板52Bに対応する光源53Cから光が出射される。後側の導光板52Bが発光した場合、すなわち、後側の導光板52Bへ光源53Cからの光が出射された場合、出射した光が凸部59の反射面59aにおいて前方に反射されるため、表面60側から遊技者が見た場合に、凸部59はドット状の輝点として観察される。凸部59は、第三の絵柄63Cに対応して配置されているので、遊技者は、凸部59の集合を観察することにより、第三の絵柄63Cを視認することができる。
ところで、一般的な遊技機においては、限られたスペースに装飾に関する部材や表示に関する部材、演出に関する部材を配置するため、前記発光表示装置を配置するための十分なスペースを確保し難かった。
そこで、導光板252の端面となる部分をスペースの形状に合わせるために、図18(a)に示すように、導光板252の端面254を折れ線状に形成していた(特許文献1参照)。これに合わせて、複数の光源253・253・・・も、折れ線を形成する各線分にあたる端面254と対向するように配置されていた。
そこで、導光板252の端面となる部分をスペースの形状に合わせるために、図18(a)に示すように、導光板252の端面254を折れ線状に形成していた(特許文献1参照)。これに合わせて、複数の光源253・253・・・も、折れ線を形成する各線分にあたる端面254と対向するように配置されていた。
しかし、従来のように、折れ線を形成する各線分にあたる端面254と対向するように複数の光源253・253・・・を配置した場合、言い換えれば、複数の光源253・253・・・の照射面を平行に配置しなかった場合、複数の光源253・253・・・からの光が交わったり、光が入射されない部分が生じて導光板252の表面から反射される光の量が疎らになったりするおそれがあった。
また、図18(a)の矢印に示すように、光源253・253・・・から照射される光の光軸は平行でないため、隣接する光源253同士の光軸が交わることがあった。ここで、光軸とは、光源から放射状に照射される光の中心軸であり、光の強度が最も強い部分である。
また、図18(a)の矢印に示すように、光源253・253・・・から照射される光の光軸は平行でないため、隣接する光源253同士の光軸が交わることがあった。ここで、光軸とは、光源から放射状に照射される光の中心軸であり、光の強度が最も強い部分である。
そこで、複数の光源から照射される光の干渉を防止し、導光板の表面から反射される光の量を均一にすることができる遊技機の発光表示装置を提供する。
以下に、遊技機の発光表示装置51の構成について説明する。
図18(b)に示すように、光源53A・53Bはそれぞれ前側の導光板52Aの第一の端面54A及び第二の端面54Bに対向して配置されている。また、光源53Aは光源53Bと比して、遊技者から見て右側に配置されており、光源53Aの照射面と光源53Bの照射面とは平行となるように形成されている。また、図18(b)の矢印に示すように、光源53A及び光源53Bから照射される光の光軸は平行になるように構成されている。このように構成することにより、第一の光源53A及び第二の光源53Bからの光の干渉を低減させることができ、導光板52Aの表面から反射される光の量を均一にすることができる。
図18(b)に示すように、光源53A・53Bはそれぞれ前側の導光板52Aの第一の端面54A及び第二の端面54Bに対向して配置されている。また、光源53Aは光源53Bと比して、遊技者から見て右側に配置されており、光源53Aの照射面と光源53Bの照射面とは平行となるように形成されている。また、図18(b)の矢印に示すように、光源53A及び光源53Bから照射される光の光軸は平行になるように構成されている。このように構成することにより、第一の光源53A及び第二の光源53Bからの光の干渉を低減させることができ、導光板52Aの表面から反射される光の量を均一にすることができる。
また、光源53A・53Bは、第一の端面54Aおよび第二の端面54Bが、中央装飾部材41の裏側に設けられた収容部41cに取り付けられるのと同様に、中央装飾部材41の収容部41cに取り付けられる。
収容部41cは、図7及び図8に示すように、中央装飾部材41の後面から後方へ立設した壁41dと、張り出し部41a及び傾斜部41bとによって区画されたスペースである。発光表示装置51の右端は、ねじ等によって収容部41cに取り付けられるものである。収容部41cの前面には、張り出し部41a及び傾斜部41bが設けられており、光源53A・53Bは、中央装飾部材41の張り出し部41a及び傾斜部41bに重なって、遊技者からは視認することができないように構成されている。
収容部41cは、図7及び図8に示すように、中央装飾部材41の後面から後方へ立設した壁41dと、張り出し部41a及び傾斜部41bとによって区画されたスペースである。発光表示装置51の右端は、ねじ等によって収容部41cに取り付けられるものである。収容部41cの前面には、張り出し部41a及び傾斜部41bが設けられており、光源53A・53Bは、中央装飾部材41の張り出し部41a及び傾斜部41bに重なって、遊技者からは視認することができないように構成されている。
光源53Aは、光源53Bと比して、遊技者から見て右側に配置されており、張り出し部41aの後方に完全に隠れるように配置される。光源53Bは、光源53Aは、光源53Bと比して遊技者から見て左側に配置されており傾斜部41bの後方に完全に隠れるように配置される。このように、光源53A及び光源53Bは、中央装飾部材41の装飾の形状に合わせて遊技者から視認できないように配置されるのである。
以上のように、導光板52Aの端面54A・54Bに対向して光源53A・53Bを配置すると共に、導光板52Aに絵柄63A・63B(発光情報)に対応する凸部55A・55B(反射部)を設け、光源53A・53Bから導光板52Aの端面54A・54Bに入射された光を凸部55A・55Bにより導光板52Aの前面に導き、導光板52Aに絵柄63A・63Bを表示する遊技機の発光表示装置51において、凸部として、第一の絵柄63Aを表示するための凸部55Aと、第二の絵柄63Bを表示するための第二の凸部55Bとを設けると共に、光源として、第一の凸部55Aに光を照射するための第一の光源53Aと、第二の凸部55Bに光を照射するための第二の光源53Bとを設け、第一の光源53Aから出射されて広がる光のうち、第二の凸部55Bに向かう光の光路上に、当該光が第二の凸部55Bに到達するのを阻止する阻止部65を設けたものである。
このように構成することにより、第一の凸部55Bのみが発光する演出を行うことが可能となるため、一つの導光板52Aが複数の絵柄63A・63Bを表示することが可能となる。このため、導光板の枚数を増やすことなく表示可能な絵柄の種類を増やすことができる。
なお、本実施形態では、本発明に係る遊技機の一例としてパチンコ遊技機を挙げて説明しているが、これに限定されることはなく、スロットマシンのような他の遊技機にも適用することができる。
また、本実施形態においては、導光板52A・52Bを二枚備える構成としているが、導光板の数は限定するものではなく、例えば一枚で構成してもよいし、三枚以上で構成することも可能である。
また、本実施形態においては、反射部として凸部55及び凸部59を設けたがこれに限定するものではなく、例えば、微小なドットを印刷したものを導光板の裏面に設ける構成とすることもできる。
また、本実施形態においては、第一の領域62Aは、第二の領域62Bと比して、遊技者から見て右側に延設されているが、これに限定するものではなく、中央装飾部材の形状に合わせて形成することができる。例えば、中央装飾部材の右側の装飾が上部から下方に向かうにしたがって、右方へと傾斜するように形成されている場合には、第二の領域が、第一の領域と比して、遊技者から見て右側に延設される構成とすると好適である。
また、本実施形態においては、阻止部65を、第三の端面54Cと第三の端面54C周辺の空気との界面、及び第二の領域62Bに対応する光源53Bの裏側面(右側の面)に配置された発光基板64Bとによって構成しているが、これに限定するものではなく、光源から出射された光が第二の領域に到達するのを阻止することができる構成であれば良い。例えば、第三の端面の下面に反射部材を設ける構成としてもよい。これにより、光源から出射された光が反射部材により上方へ反射されるため、光源から出射された光が第二の領域に到達するのを阻止することができる。
また、例えば、図17に示す発光表示装置151の構成としても良い。発光表示装置151は、光源153Aと光源153Bを上下方向に伸びる同一直線上に配置し、上下方向における光源153Aと光源153Bとの間に当たる位置に、導光板152Aに切込み部166を形成する構成としてもよい。これにより、導光板152Aの光源153Aから第二の領域162Bへ向かう光の光路上にあたる部分に導光板152Aと空気との界面が設けられるため、光源153Aから出射された光が第二の領域162Bに到達するのを阻止することができる。また、導光板152Aの光源153Bから第一の領域162Aへ向かう光の光路上にあたる部分に導光板152Aと空気との界面が設けられるため、光源153Bから出射された光が第一の領域162Aに到達するのも阻止することができる。
このように構成することにより、第一の演出、第二の演出、第三の演出に加えて、導光板152Aの第二の領域162Bに第二の絵柄63Bを表示させる第四の演出を行うことも可能となる。
このように構成することにより、第一の演出、第二の演出、第三の演出に加えて、導光板152Aの第二の領域162Bに第二の絵柄63Bを表示させる第四の演出を行うことも可能となる。
また、例えば、光源153Aと光源153Bを上下方向に伸びる同一直線上に配置し、上下方向における光源153Aと光源153Bとの間に当たる位置に、屈折率の異なる部材を設ける構成としてもよい。これにより、導光板152Aの光源153Aから第二の領域162Bへ向かう光の光路上にあたる部分に導光板152Aと屈折率の異なる部材との界面が設けられるため、光源153Aから出射された光が第二の領域162Bに到達するのを阻止することができる。
また、例えば、光源153Aと光源153Bを上下方向に伸びる同一直線上に配置し、上下方向における光源153Aと光源153Bとの間に当たる位置に、反射部材を設ける構成としてもよい。これにより、導光板152Aの光源153Aから第二の領域162Bへ向かう光が上方へ反射するため、光源153Aから出射された光が第二の領域162Bに到達するのを阻止することができる。
51:発光表示装置,52A:導光板,53A:第一の光源,53B:第二の光源,55A:第一の凸部(第一の反射部),55B:第二の凸部(第二の反射部),63A:第一の絵柄(第一の発光情報),63B:第二の絵柄(第二の発光情報),65:阻止部
Claims (1)
- 導光板の端面に対向して光源を配置すると共に、前記導光板に所定の発光情報に対応する反射部を設け、前記光源から前記導光板の端面に入射された光を前記反射部により前記導光板の前面に導き、前記導光板に前記発光情報を表示する遊技機の発光表示装置において、
前記反射部として、第一の発光情報を表示するための第一の反射部と、第二の発光情報を表示するための第二の反射部とを設けると共に、前記光源として、前記第一の反射部に光を照射するための第一の光源と、前記第二の反射部に光を照射するための第二の光源とを設け、前記第一の光源から出射されて広がる光のうち、前記第二の反射部に向かう光の光路上に、当該光が前記第二の反射部に到達するのを阻止する阻止部を設けたことを特徴とする遊技機の発光表示装置。
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JP2016147001A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021029838A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社三共 | 遊技機 |
US11117468B2 (en) | 2016-11-08 | 2021-09-14 | Denso Corporation | Display device for vehicle |
-
2013
- 2013-12-03 JP JP2013250445A patent/JP2015107164A/ja not_active Withdrawn
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