JP2020171348A - 遊技機 - Google Patents

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一樹 志村
Kazuki Shimura
一樹 志村
孝雄 久保
Takao Kubo
孝雄 久保
吉田 邦彦
Kunihiko Yoshida
邦彦 吉田
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Abstract

【課題】発光演出手段による光演出の表現力を高めることができる遊技機を提供する。【解決手段】下パネル(発光演出手段)60は、発光する発光部62と、発光部62からの光を前方に照射する導光板(照射部)63と、導光板63の前方を覆い導光板63からの照射光を前方に透過させる面状の加飾シート(加飾部)64と、を備える。導光板63は、平坦面に沿って設けられ前方に照射光を出射する第1出射部を備える。加飾シート64には、絵柄64aと、導光板63からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する演出透過部64bと、が印刷されている。【選択図】図3

Description

本発明は、スロットマシン等に代表される遊技機に関する。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、外装カバーと、装飾プレートと、透明カバーと、投光部材と、発光部材と、を有する腰部パネル(下パネル)を備えている。装飾プレートは、透光性を有する複数の色の合成樹脂によって形成され、投光部材は、LED基板と、反射板と、導光板と、を有している。LED基板には、複数のLEDが実装され、LEDからの光は、導光板の端縁に入射されるとともに、導光板の前面から均一に出射され、装飾プレート全体を均一に光らせるように構成されている。
特開2017−104647号公報
しかしながら、従来のような発光演出手段を備えた遊技機では、LEDから導光板の端縁に入射された光が導光板の前面から均一に出射されることで、装飾プレート全体を均一に光らせることができるものの、装飾プレートの形状や絵柄等によっては透過光が平坦で単調な印象となり光演出効果が得られにくく、遊技者の興味を引き付けることが難しい。
本発明の目的は、発光演出手段による光演出の表現力を高めることができる遊技機を提供することである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、
遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機であって、
前記発光演出手段は、
発光する発光部と、
前記発光部からの光を前方に照射する照射部と、
前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部と、を備え、
前記照射部は、導光板と、前記導光板の表面に設けられて前方に不均一な照射光を出射する出射部と、を備え、
前記加飾部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する演出透過部を備える
ことを特徴とする遊技機である。
このような本発明に係る遊技機によれば、発光部と照射部と加飾部とを備えた発光演出手段は、照射部が導光板の表面に設けられた出射部を備えることで、加飾部に向かって不均一な照射光が照射され、照射光に変化を加えることができる。さらに、加飾部が照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させる演出透過部を備え、照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させることで、加飾部を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりすることができる。したがって、不均一な照射光による面内の明るさの変化と、加飾部の演出透過部による光演出と、の相乗作用により光演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味を引き付けることができる。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの発光演出手段である下パネルを示す斜視図である。 下パネルを前面側から見た分解斜視図である。 下パネルを背面側から見た分解斜視図である。 (A)〜(C)は、下パネルの正面図、横断面図および縦断面図である。 (A)〜(C)は、下パネルにおける照射部を示す正面図である。 図6に囲み部Aで示す照射部の部分拡大図である。 図5に囲み部Bで示す下パネルの部分拡大断面図である。 図5に囲み部Cで示す下パネルの部分拡大断面図である。 照射部における出射部の加工パターンを説明する表である。 出射部の加工パターンの変形例を説明する表である。 (A)、(B)は、照射部における加工部の配置による作用を示す断面図である。 (A)、(B)は、照射部から加飾部への照射光の照射状態を説明する斜視図および正面図である。 (A)、(B)は、照射部の変形例を示す部分拡大図である。 (A)、(B)は、照射部の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。以下では、本発明を遊技機の一種である回胴式遊技機、具体的にはスロットマシン10に適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、スロットマシン10の斜視図である。
〔遊技機の全体構造〕
図1に示すように、スロットマシン10は、その外殻を形成する筐体11を備えている。筐体11は、木製のパネルを組み合わせて、全体として前面を開放した箱状に形成されており、遊技ホールへの設置の際にいわゆる島設備に対し釘を打ち付ける等して取り付けられる。なお、筐体11は、木製のパネルによって構成されるものに限らず、合成樹脂製パネルまたは金属製パネルによって構成されてもよいし、合成樹脂材料または金属材料によって一体の箱状に形成されたものでもよい。筺体11の側面下部には、スロットマシン10を運搬する際に利用される取手部11aが設けられている。
筐体11の前面側には、前面扉12が開閉可能に取り付けられている。すなわち、筐体11には、その正面から見て左側部に上下三箇所の支軸(図示せず)が設けられており、前面扉12には、各支軸と対応する位置に軸受部(図示せず)が設けられている。そして、各軸受部に各支軸が挿入された状態では、前面扉12が筐体11に対して各支軸を結ぶ上下方向に延びる開閉軸線を中心として回動可能に支持され、前面扉12の回動によって筐体11の前面開放側を開放したり閉鎖したりすることができるようになっている。
また、前面扉12において開閉軸の反対側(正面から見て右側)には、その背面に施錠装置15が設けられ、筐体11における施錠装置15に対応した位置には錠受部(図示せず)が設けられている。この施錠装置15は、筐体11に対して閉鎖した前面扉12を開放不能な施錠状態とするものである。前面扉12の前面右端部には、施錠装置15と一体化されたキーシリンダ15aが設けられており、キーシリンダ15aに対する所定のキー操作によって施錠装置15の施錠状態と解錠状態とが切り替えられるように構成されている。すなわち、キーシリンダ15aをキー操作することにより、施錠装置15を錠受部に係合させて施錠状態とすることで、前面扉12が開放不能となり、施錠装置15と錠受部との係合を解除して解錠状態とすることで、前面扉12が開放可能となる。
前面扉12の前面中央部には、遊技に関する情報を表示するための遊技パネル20が設けられている。遊技パネル20は、合成樹脂材料から透明に構成されており、遊技パネル20を通じてスロットマシン10の内部が視認可能となっている。この遊技パネル20に対応した前面扉12の背面側には、回胴式表示装置であるリールユニット21が取り付けられている。リールユニット21は、筐体11の内部に設けられた図示しない主制御装置によって動作が制御されるようになっている。
リールユニット21は、円筒状(円環状)にそれぞれ形成された左リール22L,中リール22M,右リール22Rを備えている。各リール22L,22M,22Rは、その中心軸線が当該リールの回転軸線となるように回転可能に支持されている。各リール22L,22M,22Rの回転軸線は略水平方向に延びる同一軸線上に配設され、各リール22L,22M,22Rの表面の一部は遊技パネル20を通じて視認可能な状態となっている。また、各リール22L,22M,22Rが正回転すると、遊技パネル20を通じて各リール22L,22M,22Rの表面は上から下へ向かって移動しているかのように視認される。
ここで、リールユニット21の構成を簡単に説明する。各リール22L,22M,22Rは、それぞれがステッピングモータに連結されており、各ステッピングモータの駆動により各リール22L,22M,22Rが個別に、すなわちそれぞれ独立して回転駆動し得る構成となっている。ステッピングモータは、例えば504パルスの駆動信号(以下、励磁パルスとも言う)を与えることにより1回転されるように設定されており、この励磁パルスによってステッピングモータの回転位置、すなわちリールの回転位置が制御される。また、リールユニット21には、リールが1回転したことを検出するためのリールインデックスセンサが各リール22L,22M,22Rに設置されている。そして、リールインデックスセンサからは、リールが1回転したことを検出した場合、その検出の都度、主制御装置に検出信号が出力されるようになっている。このため主制御装置は、リールインデックスセンサの検出信号と、当該検出信号が入力されるまでに出力した励磁パルス数とに基づいて、各リール22L,22M,22Rの角度位置を1回転毎に確認するとともに補正することができる。
各リール22L,22M,22Rの外周面には、リールテープが貼り付けられている。リールテープの長辺方向(周回方向)に識別情報としての図柄が複数個、具体的には、各リール22L,22M,22R毎に、21個の図柄が等間隔に描かれており、そのうち連続する3個の図柄が遊技パネル20の上段、中段、下段の位置にそれぞれ視認可能に構成されている。このため、所定の位置においてある図柄を次の図柄へ切り替えるには、24パルス(=504パルス÷21図柄)の励磁パルスの出力を要する。また、主制御装置は、リールインデックスセンサの検出信号が入力されてから出力した励磁パルス数により、遊技パネル20から視認可能な状態となっている図柄を把握したり、遊技パネル20から視認可能な位置に所定の図柄を停止させたりする制御を行うことができる。
図1に示すように、遊技パネル20の下方左側には、各リール22L,22M,22Rの回転を開始させるために操作されるスタートレバー23が設けられている。スタートレバー23は、遊技者が遊技(ゲーム)を開始するときに手で押し操作(押される方向は限定されない)するレバーであり、所定数のメダルが投入されている状態でスタートレバー23が操作されると、各リール22L,22M,22Rの回転が一斉に(但し、同時である必要はない)開始されるようになっている。
スタートレバー23の右側には、回転している各リール22L,22M,22Rを個別に停止させるために操作されるボタン状のストップスイッチ24L,24M,24Rが設けられている。各ストップスイッチ24L,24M,24Rは、停止対象となるリール22L,22M,22Rに対応して配置されている。すなわち、左ストップスイッチ24Lが操作された場合には左リール22Lの回転が停止し、中ストップスイッチ24Mが操作された場合には中リール22Mの回転が停止し、右ストップスイッチ24Rが操作された場合には右リール22Rの回転が停止する。
遊技パネル20の下方右側には、メダルを投入するためのメダル投入部25が設けられている。メダル投入部25から投入されたメダルは、前面扉12の背面に設けられた図示しないセレクタによって取込用通路か排出用通路のいずれかへ導かれる。そして、取込用通路に導かれたメダルは、筺体11の内部に収容されたホッパ装置(図示せず)へと導かれる。一方、排出用通路に導かれたメダルは、前面扉12の前面下部に設けられたメダル排出口28からメダル受け皿29へと導かれ、遊技者に返還される。ホッパ装置は、メダル貯留タンクと、メダルを遊技者に払い出す払出装置とにより構成されている。払出装置は、図示しないメダル払出用回転板を回転させることにより、排出用通路を介してメダル受け皿29へメダルを払い出すようになっている。
前面扉12の前面側において、上部には、発光表示部としての上部ランプ51と、上部ランプ51の左右両側に隣り合うスピーカグリル52と、が設けられ、遊技パネル20の左右両側には、側部ランプ53が設けられている。また、遊技パネル20の上方には、遊技者に各種情報を与える液晶表示装置55が設けられ、遊技パネル20の下方には、発光演出手段としての下パネル60が設けられ、下パネル60の下方両側には、左右一対のスピーカグリル54が設けられている。上部ランプ51および側部ランプ53は、遊技の進行に伴い点灯したり点滅したりすることで演出を実行する。液晶表示装置55は、遊技の進行に伴って各種表示演出を実行したり、電源投入時やエラー発生時にその状態を報知したりするためのものであり、映像を表示する液晶ディスプレイ56を備えて構成されている。
前面扉12の背面側における上部には、左右一対の上部スピーカ(図示せず)が設けられ、下部には、左右一対の下部スピーカ(図示せず)が設けられ、液晶表示装置55の背面には、副スピーカ(ウーファー)が設けられている。上部スピーカは、遊技の進行に伴い種々の効果音を発生し、この効果音がスピーカグリル52を通して前面扉12の前面側に送出される。下部スピーカは、遊技者に遊技状態を報知する報知音を発生し、この報知音がスピーカグリル54を通して前面扉12の前面側に送出される。副スピーカは、遊技の進行に伴い重低音等の効果音を発生するものである。上部ランプ51や側部ランプ53、液晶表示装置55、上部スピーカや下部スピーカ、副スピーカ、下パネル60は、筐体11の内部に設けられた図示しないサブ制御装置によって制御される。
下パネル60は、スロットマシン10の機種名を表す文字やキャラクターを表す絵柄等を表示するものであって、前面扉12の前面側下部表面を構成する外装カバー12aの開口部12bに嵌め込まれている。
〔発光演出手段〕
以下、図2〜図13を参照し、本実施形態の発光演出手段である下パネル60について説明する。図2は、下パネルを示す斜視図である。図3は、下パネルを前面側から見た分解斜視図である。図4は、下パネルを背面側から見た分解斜視図である。図5(A)〜(C)は、下パネルの正面図、横断面図および縦断面図である。
下パネル60は、図2〜図5に示すように、背面側(前面扉12の内部側)に設けられて前面扉12に固定されるベース部61と、ベース部61の下部に取り付けられて発光する発光部62と、ベース部61の前方を覆って設けられる照射部としての導光板63と、導光板63の前方を覆って設けられる加飾部としての加飾シート64と、加飾シート64の前方を覆って設けられる透明カバー65と、を備えている。下パネル60の発光部62は、前面扉12の内部にて図示しない配線を介してサブ制御装置に接続されることよって、電力が供給されるとともに点灯制御される。
ベース部61は、有色の樹脂材料から一体成形され、平板状の背面部61aと、背面部61aの周縁から前方に延びる上縁部61bおよび側縁部61cと、背面部61aの下縁から前後に延びる底面部61dと、を有している。ベース部61の背面部61aには、後方に突出して設けられる複数のボス部61eが設けられ、これらのボス部61eによって前面扉12の内部に固定される。ベース部61の底面部61dには、発光部62を固定するための2箇所の固定部61fと、発光部62からの光を上方に通過させる複数の通過孔61gが形成されている。さらに、ベース部61の上縁部61bおよび側縁部61cには、透明カバー65と係合する係合部61hが設けられ、側縁部61cには、透明カバー65をビス止め固定するためのビス固定部61iが設けられている。
発光部62は、左右に延びる長尺板状の基板62aと、基板62a上に設けられてサブ制御装置からの配線が接続されるコネクタ62bと、基板62a上に設けられて発光する複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)62cと、を有している。基板62aには、ベース部61の固定部61fにビス止め固定される2箇所の被固定部62dが設けられている。複数の発光素子62cは、上方に向かって発光し、ベース部61の通過孔61gを通して導光板63の下端縁に光が入射されるようになっている。
導光板63は、例えば、アクリル等の透明な樹脂材料から平板状に形成され、その下端縁は、複数の発光素子62cおよび通過孔61gに応じて凹凸状に形成され、発光素子62cからの光が入射される入射部63aとなっている。導光板63は、その表面に後述する第1出射部63dおよび第2出射部63eが設けられ、発光素子62cから入射した光を導光板63の前面である出射面63bから前方に向かって照射するようになっている。この導光板63は、ベース部61の背面部61aに密接するとともに、上縁部61b、側縁部61cおよび底面部61dに周縁が当接することで、ベース部61の内部に保持されている。
加飾シート64は、透明な樹脂材料から薄いフィルム状に形成され、その表面には後述する絵柄64aが有色インク等によって印刷されている。また、加飾シート64には、導光板63からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する演出透過部64b(後述)が設けられている。この加飾シート64は、透明カバー65の背面側に密接することで、前方に凸な曲面状の形態で保持されている。
透明カバー65は、透明な樹脂材料から一体成形され、前方に凸な曲面を有した前面部65aと、前面部65aの周縁から後方に折り返される折返し部65bと、を有している。折返し部65bには、ベース部61の係合部61hに係合される複数の係合片65cと、ビス固定部61iにビス止め固定される複数の固定片65dと、が設けられている。したがって、透明カバー65は、係合部61hに係合片65cが係合されるとともに、ビス固定部61iに固定片65dがビス止め固定されることで、ベース部61に固定されるようになっている。
次に、図6〜図11に基づいて下パネル60の照射部である導光板63の構成について詳しく説明する。図6(A)〜(C)は、下パネルにおける照射部を示す正面図である。図7は、図6に囲み部Aで示す照射部の部分拡大図である。図8は、図5に囲み部Bで示す下パネルの部分拡大断面図である。図9は、図5に囲み部Cで示す下パネルの部分拡大断面図である。図10は、照射部における出射部の加工パターンを説明する表である。図11は、出射部の加工パターンの離隔距離と面積比およびドット径との関係を示すグラフである。
図6には、導光板63の第1出射部63dを構成する加工部63fの例として3種類の加工パターンが示されている。図6(A)は、グリッドパターンの加工部63f、図6(B)は、ドットパターンの加工部63f、図6(C)は、幾何学模様のパターンの加工部63fを示している。加工部63fは、導光板63の背面63cにシルクスクリーン印刷により白色インクを転写することで形成されている。また、図7に示すように、第1出射部63dである加工部63f以外の部分(非加工部分)は、平坦かつ透明な状態の第2出射部63eとなっている。したがって、導光板63の内部に入射した光は、第2出射部63eでは全反射を繰り返して出射されず、第1出射部63d(加工部63f)で乱反射されることで出射面63bから前方に出射され、第2出射部63eは第1出射部63dよりも弱い光を出射するか光を出射しないようになっている。なお、第1出射部63dである加工部63fの形成方法としては、印刷(シルクスクリーン印刷)に限らず、レーザー加工や機械加工、型を用いた成形などによって溝や凹みを形成するものでもよい。
図6(A)に示すグリッドパターンの加工部63fは、縦横それぞれに延びる複数の直線からなり、これら縦横の直線が等間隔で交差した格子状に形成されている。図6(B)に示すドットパターンの加工部63fは、所定間隔に並んだ複数の点から形成されている。図6(C)に示す幾何学模様のパターンの加工部63fは、曲線または複数の屈曲線からなり、この曲線または屈曲線で囲まれた図形が連続して繰り返す蜂の巣状に形成されている。すなわち、いずれのパターンの加工部63fも平坦面である導光板63の背面63cに沿って規則的に設けられており、このような加工部63fによって第1出射部63dが構成されている。また、各パターンにおいて、加工部63fが形成されない部分が第2出射部63eであり、導光板63の表面積に占める加工部63fの面積である加工面積比は、後述する範囲に設定されている。
図7は、ドットパターンの加工部63f(第1出射部63d)が設けられた導光板63の部分拡大図である。ここで加工部63fは、例えば、直径が1.5mmの円形であり、4個の加工部63fの各中心を通るグリッドGは、4.95mm角の正方形となっている。したがって、グリッドGに含まれる加工部63fの面積が約3.53mmであり、グリッドGの面積が約24.5mmであることから、この場合の加工面積比は、14.4%となる。この加工面積比は、後述するように、導光板63の左右方向の中央側と端縁側とで異なる値に設定されている。なお、グリッドパターンの加工部63fの場合、加工面積比は、直線の線幅とその間隔とで決まり、幾何学模様のパターンの加工部63fの場合、直線や曲線の線幅とその密度とで決まる。
図8は、下パネル60の側端部を拡大した横断面図であり、図9は、下パネル60の下端部を拡大した縦断面図である。図8、9に示すように、導光板63の出射面63bおよび背面63cは、前後方向および左右方向に直交する平面に沿って設けられ、出射面63bと加飾シート64との間には空間が設けられている。一方、透明カバー65の前面部65aが左右方向において前方に凸な曲面を有していることから、加飾シート64は、左右方向において中央部が前方に向かって凸となる曲面状に形成され、上下方向においては直線状に設けられている。したがって、導光板63の出射面63bと加飾シート64との離隔距離は、導光板63の左右方向の中央部から端縁部に向かうにしたがって徐々に小さくなるように構成されている。
図10には、導光板63の出射面63bから加飾シート64までの離隔距離と、ドットパターンの加工部63fの加工面積比と、の関係が示されている。図10に示すように、導光板63の左右方向の中央側では、離隔距離が19mmであり、加工部63fは直径が2.6mmでピッチが4.95mmに設定され、加工面積比が43.3%となっている。導光板63の左右方向の端縁部では、離隔距離が11mmであり、加工部63fは直径が1.5mmでピッチが4.95mmに設定され、加工面積比が14.4%となっている。すなわち、離隔距離が徐々に小さくなる導光板63の左右方向の端縁部に向かうにしたがって加工面積比が小さくなるように、加工部63fのピッチが同じで直径が徐々に拡大されている。なお、加工面積比は、加工部63fは直径を変更することに限らず、ピッチを変更することによって設定されてもよい。このような加工部63fの加工面積比は、5%〜50%に設定されていることが好ましく、さらに加工面積比は、10%〜30%に設定されていることがより好ましい。
図11には、加工部63fの加工面積比の変形例が示されている。図11に示す導光板63の加工パターンでは、導光板63の中央側の加工面積比が14.4%であり、端縁部の加工面積比が43.3%となっている。このように導光板63の端縁部における加工面積比を大きく設定する理由としては、例えば、導光板63の端縁部において発光部62の発光素子62cの配置個数が少ない場合がある。すなわち、導光板63の端縁部では、発光部62の基板62aのレイアウトや、下パネル60の内部構造上の制約などの理由により、発光素子62cが端部近傍まで十分に設置できず、配置個数が少なくなってしまうことがある。このような場合、導光板63の端縁部における加工部63fの加工面積比を大きくすることで、照射光の明るさを確保するような構成を採用することもできる。
次に、図12、図13に基づいて下パネル60の作用について詳しく説明する。図12(A)、(B)は、照射部における加工部の配置による作用を示す断面図である。図12(A)には、背面63cに加工部63fが設けられた導光板63が示され、図12(B)には、前面である出射面63bに加工部63fが設けられた導光板63が示されている。図12(A)に示すように、背面63cに加工部63fが設けられた導光板63では、導光板63の内部に入射した光が加工部63fで乱反射し、導光板内を板厚方向に通過してから出射面63bで屈折してから出射するので、出射される光(照射光)の拡散が抑制され、加飾シート64に対して輝度を高めつつ不均一な照射光が照射されることになる。図12(B)に示すように、出射面63bに加工部63fが設けられた導光板63では、加工部63fで乱反射した光がそのまま前方に出射するため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、加飾シート64に対して照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。したがって、加工部63fは導光板63の背面63cに設けられていることが好ましく、これにより照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
図13(A)、(B)は、照射部から加飾部への照射光の照射状態を説明する斜視図および正面図である。図13(A)、(B)に示すように、加飾シート64には、絵柄64aが印刷されるとともに、演出透過部64bが設けられ、遊技者からは絵柄64aおよび演出透過部64bを透過した照射光が透明カバー65を通して視認されるようになっている。演出透過部64bは、絵柄64aに重なって設けられ、導光板63からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する。演出透過部64bは、ちぢみ印刷、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、および光沢印刷のうちの少なくとも1つにより形成されている。
ちぢみ印刷とは、UVインキを塗布し、波長の異なる紫外線を照射することで加飾シート64を伸縮させて凹凸を形成する印刷方法であり、凹凸によって照射光を不規則的に屈折させることで、加飾シート64を部分的にキラキラと光らせることができる。ラメ印刷とは、ラメ片を混ぜ込んだ印刷インキを使用した印刷方法であり、ラメ片によって照射光を反射させることで、加飾シート64を部分的にキラキラと光らせることができる。パール印刷とは、パール粉を混ぜ込んだ印刷インキを使用した印刷方法であり、パール粉によって照射光をスペクトルに分けることで、見る方向によって色が異なる光を得ることができる。メタリック印刷とは、金属粉顔料を混ぜ込んだ印刷インキを使用した印刷方法であり、金属粉によって照射光を反射させることで、金属調の輝度感のある光を得ることができる。
プリズム印刷とは、ホログラムフィルムを使用した印刷方法であり、照射光を不規則的に屈折させることで、加飾シート64を部分的にキラキラと光らせることができる。蓄光印刷とは、照射光中の紫外線を吸収して蓄積し、発光部62を消灯した後も一定時間だけ演出透過部64bを発光させ続けることができる。蛍光印刷とは、蛍光インキを使用した印刷方法であり、照射光により蛍光インキが発光することで、加飾シート64を部分的に光らせることができる。フォトクロミック印刷とは、紫外線によって発色するフォトクロミック物質を含んだ印刷インキを使用した印刷方法であり、照射光によってフォトクロミック物質が発光することで、加飾シート64を部分的に光らせることができる。光沢印刷とは、金属光沢を有するインキを使用した印刷方法であり、照射光を透過させることで加飾シート64の表面に艶感を付与することができる。
図13(A)に示すように、導光板63の背面63cに設けられた加工部63fで乱反射し、導光板内を板厚方向に通過してから出射面63bから出射した照射光は、加飾シート64に向かって拡がりながら進む。図13(B)に示すように、加飾シート64に到達した照射光Lは、規則的な面内配置および不均一な明るさを有し、すなわち、導光板63の各々の加工部63f(第1出射部63d)から加飾シート64に到達する照射光Lが均一に混ざり合うことなく、面内方向の輝度が比較的分散した状態で加飾シート64を透過するようになっている。また、加飾シート64の絵柄64aおよび演出透過部64bは、照射光Lの規則的な面内配置と異なり、不規則的な面内配置を有して設けられている。このため、加飾シート64における絵柄64aや演出透過部64b、その他の部分を照射光Lが透過すると、絵柄64aの色や演出透過部64bの光演出が部分的に加わることで、加飾シート64に立体的な印象を付与しつつ遊技者から視認されるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)発光部62と導光板63と加飾シート64とを備えた下パネル60は、導光板63が平坦面に沿って設けられた第1出射部63d(加工部63f)と、第1出射部63dよりも弱い光を出射する第2出射部63eと、を備えることで、加飾シート64に向かって照射される照射光が均一ではなくなり、この不均一な照射光が加飾シート64を透過して遊技者から視認されることになる。したがって、加飾シート64に設けられた絵柄64a等に対して照射光による変化を加えることができ、光演出の表現力を高めて遊技者の興味を引き付けることができる。
(2)加飾シート64は、導光板63からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させる演出透過部64bを備えることで、導光板63からの不均一な照射光による面内の明るさの変化と、演出透過部64bによる光演出と、の相乗作用が得られ、加飾シート64を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりすることができ、光演出の表現力をさらに高めることができる。また、演出透過部64bは、ちぢみ印刷や、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、光沢印刷により形成されていることで、これらの印刷形式から適宜なものを選択するだけで光演出のバリエーションを増やすことができる。
(3)導光板63の第1出射部63dは、導光板63の背面63cに設けられた加工部63fからなり、この加工部63fにより導光板63内の光を乱反射させて照射光を出射し、第2出射部63eは導光板63の表面が加工されないことで、導光板63の構成を簡単化して下パネル60の薄型化を図ることができる。また、加工部63fがドットパターン、グリッドパターンまたは幾何学模様のパターンのいずれかで構成され、このような加工部63fのパターンを適宜に選択することで、加飾シート64の絵柄64a等に応じた演出効果を奏する照射光を得ることができる。
(4)導光板63の加工部63fが背面63cに設けられていることで、加工部63fで乱反射させた光が導光板63内を通過してから前方に出射され、出射される光(照射光)の拡散を抑制することができる。すなわち、導光板63の前面である出射面63bに加工部63fを設けた場合には、この加工部63fによって乱反射した光がそのまま前方に出射されるため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。これに対して、導光板63の背面63cに加工部63fが設けられていることで、照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
(5)導光板63の出射面63bと加飾シート64との間に空間が設けられていることで、第1出射部63dからの出射光と第2出射部63eの暗部との明暗差が緩和されて適度に均一化された照射光を加飾シート64に到達させることができる。加飾シート64が前方に凸な曲面状とされ、導光板63からの距離が中央部から端縁部に向かって小さくなる配置において、導光板63の中央側と端縁側とで加工部63fの加工面積比が相違し、図10に示すように、加工面積比が導光板63の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されていることで、加飾シート64との距離が遠くなる中央側において明るさを確保することができるとともに、加飾シート64との距離が近くなる端縁側において加工部63fのドットが目立たないようにすることができる。一方、導光板63の端縁側において発光部62の発光素子62cの配置個数が少ない場合など、図11に示すように、端縁側の加工面積比を中央側よりも大きく設定することで、端縁側の明るさを確保することができる。また、加工部63fの加工面積比が5%〜50%に設定されていることで、不均一な照射光による加飾シート64に対する変化を効果的に生じさせることができる。
〔実施形態の変形例〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
(1)前記実施形態では、発光演出手段である下パネル60は、複数の発光素子62cを有する発光部62と、照射部としての導光板63と、を備え、導光板63の下端縁の入射部63aから入射した光を複数の第1出射部63dから出射するように構成されていたが、発光部および照射部の構成は前記実施形態のものに限られない。すなわち、発光部は、単一のランプによって構成され、ランプからの光を複数に分光するような分光手段を有して照射部に光を供給するものでもよく、その際、分光手段は光ファイバなどが利用可能である。また、照射部は、導光板63に限らず、光ファイバの先端出射部が平坦面に沿って規則的に並べられた構成であってもよい。さらに、発光部が全面均一発光するバックライトであり、照射部は、バックライトの前方に設けられて規則的に並んだ開口を有したフィルタで構成されていてもよい。
(2)前記実施形態では、加飾部が加飾シート64から構成され、この加飾シート64に印刷により絵柄64aおよび演出透過部64bが設けられていたが、このような構成に限定されるものではない。すなわち、加飾部としては、シート部材によって構成されるものに限らず、樹脂板やガラス板などの透明板材によって構成されてもよい。また、演出透過部64bは、ちぢみ印刷等の各種の印刷によって形成されたものに限らず、透明板材にレーザー加工や機械加工、型を用いた成形などによって凹凸を形成したものであってもよい。さらに、演出透過部64bは、加飾シート64の全面に設けられていてもよい。また、加飾部は、前方に凸な曲面状に設けられたものに限らず、平面状に設けられていてもよいし、前方に凹な曲面状に設けられていてもよいし、前後左右に凹凸状となる複数の曲面を有して設けられていてもよい。
(3)前記実施形態では、発光演出手段として下パネル60を例示したが、発光演出手段としては、下パネル60に限らず、上部ランプや側部ランプとして用いられてもよい。また、前記実施形態では、照射部である導光板63から前方に照射光を出射する構成であったが、照射光の出射方向は、前方に限らず、側方や上方、下方、斜め方向など任意方向であってもよいし、複数の方向に向かって照射光が出射される構成であってもよい。その際、加飾部は、照射部からの照射光の出射方向前方を覆うように適宜な形態を有していればよく、照射部と加飾部との離間距離も任意に設定されていればよい。
(4)前記実施形態では、照射部としての導光板63において、第1出射部63dを構成する加工部63fは、導光板63の背面63cに設けられていたが、加工部63fが導光板63の前面である出射面63bに設けられていてもよいし、導光板63の内部に設けられていてもよい。また、第1出射部63dとしては、シルクスクリーン印刷やレーザー加工、機械加工、成形などによって形成される加工部63fに限らず、導光板63の表面に貼付されるフィルムによって構成されていてもよい。また、加工部63fの加工面積比は、導光板63の全面に亘って均一であってもよいし不均一であってもよい。また、加工面積比を不均一とする場合には、導光板63の左右方向端部側において加工面積比が大きく設定されるものに限らず、導光板63の中央側で加工面積比が大きく設定されてもよいし、上下方向の端部側や中央側で加工面積比が大きく設定されてもよい。
(5)前記実施形態では、導光板63において、第1出射部63dを構成する加工部63fは、規則的な格子状に並んだドットパターンで設けられ、各加工部63fの大きさ(直径)は、導光板63の部位ごとに揃えられていたが、そのような構成に限定されず、図14に示すような構成であってもよい。図14は、照射部としての導光板63の変形例を示す部分拡大図である。図14(A)に示す導光板63において、加工部63fは、規則的な格子状に並んで設けられているものの、その直径は、ランダムに大きさが異なっている。図14(B)に示す導光板63において、加工部63fは、直径が揃えられているものの、規則的に並んでおらず、不規則(ランダム)な配置となっている。このような加工部63fの構成によれば、導光板63から加飾シート64に向かって照射される照射光の明るさが不均一になり、より一層演出効果を高めることができる。
(6)前記実施形態では、導光板63の全面に第1出射部63dを構成する加工部63fが設けられていたが、図15に示すように、加工部63f(第1出射部63d)が導光板63の全面ではなく部分的に設けられていてもよい。図15は、照射部としての導光板63の変形例を示す正面図である。図15(A)に示す導光板63において、加工部63fは、加飾シート64(図3、4参照)の演出透過部64bに対応した位置に部分的に設けられている。図15(B)に示す導光板63において、加工部63fは、上下方向に延びる波型の線状であり左右方向に所定間隔で並んで部分的に設けられている。なお、図15に示す導光板63において、加工部63fが設けられる部分以外は、導光板63の表面が加工されず加工部63f(第1出射部63d)よりも弱い光を出射する第2出射部63eであってもよいし、導光板63の表面に一様な乱反射層が形成されて均一な照射光を照射する構成であってもよい。
〔各実施形態から抽出される発明群〕
以下、前記各実施形態から抽出される発明群の特徴を説明する。なお、本発明群の特徴のうち、前記各実施形態において対応する構成を括弧書きで示すが、本発明群の特徴は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明群の特徴の目的を達成できる範囲での変形、改良等や、各特徴の組み合わせは本発明群の特徴に含まれるものである。
<特徴A群>
特徴A1.
遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記発光演出手段(下パネル60)は、
発光する発光部(62)と、
前記発光部からの光を前方に照射する照射部(導光板63)と、
前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部(加飾シート64)と、を備え、
前記照射部は、平坦面に沿って設けられ前方に照射光を出射する第1出射部(63d)と、前記平坦面における前記第1出射部の他の部分に設けられ前記第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部(63e)と、を備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A1によれば、発光部と照射部と加飾部とを備えた発光演出手段は、照射部が平坦面に沿って設けられた第1出射部と、第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部と、を備えることで、加飾部に向かって照射される照射光が均一ではなくなり、この不均一な照射光が加飾部を透過して遊技者から視認されることになる。したがって、加飾部に設けられた文字や絵柄等に対して照射光による変化を加えることができ、光演出の表現力を高めて遊技者の興味を引き付けることができる。
特徴A2.
本発明群の特徴A1に記載の遊技機において、
前記照射部は、導光板と、前記導光板の表面に加工された加工部(63f)で構成される前記第1出射部と、前記導光板の表面が加工されない前記第2出射部と、を備え、前記第1出射部は、前記加工部により前記導光板内の光を乱反射させることで照射光を出射する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A2によれば、照射部の第1出射部は、導光板の表面に加工された加工部からなり、この加工部により導光板内の光を乱反射させて照射光を出射し、第2出射部は導光板の表面が加工されないことで、照射部の構成を簡単化して発光演出手段の薄型化を図ることができる。
特徴A3.
本発明群の特徴A2に記載の遊技機において、
前記照射部は、点状の前記加工部が所定間隔で並ぶドットパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴A4.
本発明群の特徴A2に記載の遊技機において、
前記照射部は、直線状の前記加工部が互いに交差するグリッドパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴A5.
本発明群の特徴A2に記載の遊技機において、
前記照射部は、曲線状または屈曲線状の前記加工部が連続して繰り返す幾何学模様のパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A2から特徴A5によれば、加工部がドットパターン、グリッドパターンまたは幾何学模様のパターンのいずれかで構成され、このような加工部のパターンを適宜に選択することで、加飾部の絵柄等に応じた演出効果を奏する照射光を得ることができる。
特徴A6.
本発明群の特徴A2から特徴A5のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部は、前記加飾部とは反対側の前記導光板の背面(63c)側に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A6によれば、加工部が導光板の背面側に設けられていることで、加工部で乱反射させた光が導光板内を通過してから前方に出射され、出射される光(照射光)の拡散を抑制することができる。すなわち、導光板の前面側に加工部を設けた場合には、この加工部によって乱反射した光がそのまま前方に出射されるため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。これに対して、導光板の背面側に加工部が設けられていることで、照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
特徴A7.
本発明群の特徴A2から特徴A6のいずれかに記載の遊技機において、
前記導光板の前面と前記加飾部との間には空間が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A7によれば、導光板の前面と加飾部との間に空間が設けられていることで、第1出射部からの出射光と第2出射部の暗部との明暗差が緩和されて適度に均一化された照射光を加飾部に到達させることができる。
特徴A8.
本発明群の特徴A2から特徴A7のいずれかに記載の遊技機において、
前記導光板は、平面状に形成され、前記加飾部は、前方に向かって凸となる曲面状に形成されるとともに、前記導光板の中央部から端縁部に向かうにしたがって前記導光板までの距離が徐々に小さくなるように設けられ、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側と端縁側とで相違している
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A8によれば、平面状の導光板と前方に凸な曲面状の加飾部との距離が中央部から端縁部に向かって小さくなる配置において、導光板の中央側と端縁側とで加工部の加工面積比が相違していることで、導光板から加飾部に到達する照射光の明るさを適宜に調整することができる。すなわち、加工部の加工面積比を大きくすれば照射光が明るくなり、加工面積比を小さくすれば照射光が暗くなることから、加飾部との距離に応じて加工面積比を適宜に設定すればよい。
特徴A9.
本発明群の特徴A8に記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A9によれば、加工部の加工面積比が導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されていることで、加飾部との距離が遠くなる中央側において明るさを確保することができるとともに、加飾部との距離が近くなる端縁側において加工部(第1出射部)が目立たないようにすることができる。
特徴A10.
本発明群の特徴A8または特徴A9に記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、5%〜50%に設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A10によれば、加工部の加工面積比が5%〜50%に設定されていることで、不均一な照射光による加飾部に対する変化を効果的に生じさせることができる。なお、加工面積比としては、5%〜50%であれば一定の効果を得ることができるが、さらに、加工面積比が10%〜30%に設定されていることが好ましい。
特徴A11.
本発明群の特徴A1から特徴A10のいずれかに記載の遊技機において、
前記加飾部には、前記照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させる演出透過部(64b)が部分的に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A11によれば、加飾部に演出透過部が部分的に設けられ、照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させることで、不均一な照射光による面内の明るさの変化と、加飾部の演出透過部による光演出と、の相乗作用により光演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴A12.
本発明群の特徴A11に記載の遊技機において、
前記演出透過部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A12によれば、演出透過部は、照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで、加飾部を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりすることができ、光演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴A13.
本発明群の特徴A11または特徴A12に記載の遊技機において、
前記加飾部は、樹脂製のシート部材からなり、その表面に絵柄や文字が印刷され、
前記演出透過部は、前記シート部材にちぢみ印刷、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、および光沢印刷のうちの少なくとも1つにより形成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A13によれば、演出透過部は、ちぢみ印刷や、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、光沢印刷により形成されていることで、これらの印刷形式から適宜なものを選択するだけで光演出のバリエーションを増やすことができる。
このような本発明の特徴A群によれば、加飾部に設けられた文字や絵柄等に対して照射光による変化を加えることができ、光演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、外装カバーと、装飾プレートと、透明カバーと、投光部材と、発光部材と、を有する腰部パネル(下パネル)を備えている。装飾プレートは、透光性を有する複数の色の合成樹脂によって形成され、投光部材は、LED基板と、反射板と、導光板と、を有している。LED基板には、複数のLEDが実装され、LEDからの光は、導光板の端縁に入射されるとともに、導光板の前面から均一に出射され、装飾プレート全体を均一に光らせるように構成されている。
しかしながら、従来のような発光演出手段を備えた遊技機では、LEDから導光板の端縁に入射された光が導光板の前面から均一に出射されることで、装飾プレート全体を均一に光らせることができるものの、装飾プレートの形状や絵柄等によっては透過光が平坦で単調な印象となり光演出効果が得られにくく、遊技者の興味を引き付けることが難しい。
<特徴B群>
特徴B1.
遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記発光演出手段(下パネル60)は、
発光する発光部(62)と、
前記発光部からの光を前方に照射する照射部(導光板63)と、
前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部(加飾シート64)と、を備え、
前記照射部は、導光板と、前記導光板の表面に設けられて前方に不均一な照射光を出射する出射部(第1出射部63d)と、を備え、
前記加飾部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する演出透過部(64b)を備えている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B1によれば、発光部と照射部と加飾部とを備えた発光演出手段は、照射部が導光板の表面に設けられた出射部を備えることで、加飾部に向かって不均一な照射光が照射され、照射光に変化を加えることができる。さらに、加飾部が照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させる演出透過部を備え、照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させることで、加飾部を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりすることができる。したがって、不均一な照射光による面内の明るさの変化と、加飾部の演出透過部による光演出と、の相乗作用により光演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味を引き付けることができる。
特徴B2.
本発明群の特徴B1に記載の遊技機において、
前記加飾部は、樹脂製のシート部材からなり、その表面に絵柄や文字が印刷され、
前記演出透過部は、前記シート部材に部分的に設けられ、ちぢみ印刷、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、および光沢印刷のうちの少なくとも1つにより形成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B2によれば、演出透過部は、ちぢみ印刷や、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、光沢印刷により形成されていることで、これらの印刷形式から適宜なものを選択するだけで光演出のバリエーションを増やすことができる。
特徴B3.
本発明群の特徴B1または特徴B2に記載の遊技機において、
前記出射部は、前記導光板の表面に加工された加工部(63f)で構成され、前記加工部により前記導光板内の光を乱反射させることで照射光を出射する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B3によれば、照射部の出射部は、導光板の表面に加工された加工部からなり、この加工部により導光板内の光を乱反射させて照射光を出射することで、照射部の構成を簡単化して発光演出手段の薄型化を図ることができる。
特徴B4.
本発明群の特徴B3に記載の遊技機において、
前記照射部は、点状の前記加工部が所定間隔で並ぶドットパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴B5.
本発明群の特徴B3に記載の遊技機において、
前記照射部は、直線状の前記加工部が互いに交差するグリッドパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴B6.
本発明群の特徴B3に記載の遊技機において、
前記照射部は、曲線状または屈曲線状の前記加工部が連続して繰り返す幾何学模様のパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B3から特徴B6によれば、加工部がドットパターン、グリッドパターンまたは幾何学模様のパターンのいずれかで構成され、このような加工部のパターンを適宜に選択することで、加飾部の絵柄等に応じた演出効果を奏する照射光を得ることができる。
特徴B7.
本発明群の特徴B3から特徴B6のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部は、前記加飾部とは反対側の前記導光板の背面(63c)側に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B7によれば、加工部が導光板の背面側に設けられていることで、加工部で乱反射させた光が導光板内を通過してから前方に出射され、出射される光(照射光)の拡散を抑制することができる。すなわち、導光板の前面側に加工部を設けた場合には、この加工部によって乱反射した光がそのまま前方に出射されるため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。これに対して、導光板の背面側に加工部が設けられていることで、照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
特徴B8.
本発明群の特徴B3から特徴B7のいずれかに記載の遊技機において、
前記導光板の前面と前記加飾部との間には空間が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B8によれば、導光板の前面と加飾部との間に空間が設けられていることで、出射部からの出射光と光を出射しない暗部との明暗差が緩和されて適度に均一化された照射光を加飾部に到達させることができる。
特徴B9.
本発明群の特徴B3から特徴B8のいずれかに記載の遊技機において、
前記導光板は、平面状に形成され、前記加飾部は、前方に向かって凸となる曲面状に形成されるとともに、前記導光板の中央部から端縁部に向かうにしたがって前記導光板までの距離が徐々に小さくなるように設けられ、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側と端縁側とで相違している
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B9によれば、平面状の導光板と前方に凸な曲面状の加飾部との距離が中央部から端縁部に向かって小さくなる配置において、導光板の中央側と端縁側とで加工部の加工面積比が相違していることで、導光板から加飾部に到達する照射光の明るさを適宜に調整することができる。すなわち、加工部の加工面積比を大きくすれば照射光が明るくなり、加工面積比を小さくすれば照射光が暗くなることから、加飾部との距離に応じて加工面積比を適宜に設定すればよい。
特徴B10.
本発明群の特徴B9に記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B10によれば、加工部の加工面積比が導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されていることで、加飾部との距離が遠くなる中央側において明るさを確保することができるとともに、加飾部との距離が近くなる端縁側において加工部(出射部)が目立たないようにすることができる。
特徴B11.
本発明群の特徴B9または特徴B10に記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、5%〜50%に設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B11によれば、加工部の加工面積比が5%〜50%に設定されていることで、不均一な照射光による加飾部に対する変化を効果的に生じさせることができる。なお、加工面積比としては、5%〜50%であれば一定の効果を得ることができるが、さらに、加工面積比が10%〜30%に設定されていることが好ましい。
このような本発明の特徴B群によれば、不均一な照射光による面内の明るさの変化と、加飾部の演出透過部による光演出と、の相乗作用により光演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、外装カバーと、装飾プレートと、透明カバーと、投光部材と、発光部材と、を有する腰部パネル(下パネル)を備えている。装飾プレートは、透光性を有する複数の色の合成樹脂によって形成され、投光部材は、LED基板と、反射板と、導光板と、を有している。LED基板には、複数のLEDが実装され、LEDからの光は、導光板の端縁に入射されるとともに、導光板の前面から均一に出射され、装飾プレート全体を均一に光らせるように構成されている。
しかしながら、従来のような発光演出手段を備えた遊技機では、LEDから導光板の端縁に入射された光が導光板の前面から均一に出射されることで、装飾プレート全体を均一に光らせることができるものの、装飾プレートの形状や絵柄等によっては透過光が平坦で単調な印象となり光演出効果が得られにくく、遊技者の興味を引き付けることが難しい。
<特徴C群>
特徴C1.
遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記発光演出手段(下パネル60)は、
発光する発光部(62)と、
前記発光部からの光を前方に照射する照射部(導光板63)と、
前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部(加飾シート64)と、を備え、
前記照射部は、導光板と、前記導光板の表面に加工された加工部(63f)で構成されて前方に照射光を出射する第1出射部(63d)と、前記導光板の表面が加工されず前記第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部(63e)と、を備え、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の部位によって相違している
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C1によれば、発光部と照射部と加飾部とを備えた発光演出手段は、照射部が導光板の表面に設けられた第1出射部と、第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部と、を備えることで、加飾部に向かって照射される照射光が均一ではなくなり、単調ではない不均一な照射光を照射することができる。また、第1出射部を構成する加工部の加工面積比が導光板の中央側と端縁側とで相違していることで、導光板から加飾部に到達する照射光の明るさを適宜に調整することができる。したがって、加飾部に設けられた文字や絵柄等に対して照射光による変化を加えることができ、光演出の表現力を高めて遊技者の興味を引き付けることができる。
特徴C2.
本発明群の特徴C1に記載の遊技機において、
前記導光板と前記加飾部との距離が部位によって相違し、前記加工部の加工面積比は、前記導光板と前記加飾部との距離が大きいほど大きくなるように設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C2によれば、加工部の加工面積比が導光板と加飾部との距離に応じて、距離が大きいほど加工面積比が大きくなるように設定されていることで、部位ごとに適切な明るさを確保することができる。
特徴C3.
本発明群の特徴C1または特徴C2に記載の遊技機において、
前記発光部の明るさが部位によって相違し、前記加工部の加工面積比は、前記発光部の明るさが弱い部位ほど大きくなるように設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C3によれば、発光部の明るさが部位によって相違する場合に、発光部の明るさが弱い部位ほど加工面積比が大きくなるように設定されていることで、部位ごとに適切な明るさを確保することができる。
特徴C4.
本発明群の特徴C1から特徴C3のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、5%〜50%に設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C4によれば、加工部の加工面積比が5%〜50%に設定されていることで、不均一な照射光による加飾部に対する変化を効果的に生じさせることができる。なお、加工面積比としては、5%〜50%であれば一定の効果を得ることができるが、さらに、加工面積比が10%〜30%に設定されていることが好ましい。
特徴C5.
本発明群の特徴C1から特徴C4のいずれかに記載の遊技機において、
前記導光板は、平面状に形成され、前記加飾部は、前方に向かって凸となる曲面状に形成されるとともに、前記導光板の中央部から端縁部に向かうにしたがって前記導光板までの距離が徐々に小さくなるように設けられ、
前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C5によれば、平面状の導光板と前方に凸な曲面状の加飾部との距離が中央部から端縁部に向かって小さくなる配置において、加工部の加工面積比が導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されていることで、加飾部との距離が遠くなる中央側において明るさを確保することができるとともに、加飾部との距離が近くなる端縁側において加工部(第1出射部)が目立たないようにすることができる。
特徴C6.
本発明群の特徴C1から特徴C5のいずれかに記載の遊技機において、
前記照射部は、点状の前記加工部が所定間隔で並ぶドットパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴C7.
本発明群の特徴C1から特徴C5のいずれかに記載の遊技機において、
前記照射部は、直線状の前記加工部が互いに交差するグリッドパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴C8.
本発明群の特徴C1から特徴C5のいずれかに記載の遊技機において、
前記照射部は、曲線状または屈曲線状の前記加工部が連続して繰り返す幾何学模様のパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C6から特徴C8によれば、加工部がドットパターン、グリッドパターンまたは幾何学模様のパターンのいずれかで構成され、このような加工部のパターンを適宜に選択することで、加飾部の絵柄等に応じた演出効果を奏する照射光を得ることができる。
特徴C9.
本発明群の特徴C1から特徴C8のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部は、前記加飾部とは反対側の前記導光板の背面(63c)側に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C9によれば、加工部が導光板の背面側に設けられていることで、加工部で乱反射させた光が導光板内を通過してから前方に出射され、出射される光(照射光)の拡散を抑制することができる。すなわち、導光板の前面側に加工部を設けた場合には、この加工部によって乱反射した光がそのまま前方に出射されるため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。これに対して、導光板の背面側に加工部が設けられていることで、照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
特徴C10.
本発明群の特徴C1から特徴C9のいずれかに記載の遊技機において、
前記加飾部には、前記照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させる演出透過部(64b)が部分的に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C10によれば、加飾部に演出透過部が部分的に設けられ、照射部からの照射光に光演出を付与しつつ透過させることで、不均一な照射光による面内の明るさの変化と、加飾部の演出透過部による光演出と、の相乗作用により光演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴C11.
本発明群の特徴C10に記載の遊技機において、
前記演出透過部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C11によれば、演出透過部は、照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで、加飾部を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりすることができ、光演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴C12.
本発明群の特徴C10または特徴C11に記載の遊技機において、
前記加飾部は、樹脂製のシート部材からなり、その表面に絵柄や文字が印刷され、
前記演出透過部は、前記シート部材にちぢみ印刷、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、および光沢印刷のうちの少なくとも1つにより形成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C12によれば、演出透過部は、ちぢみ印刷や、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、光沢印刷により形成されていることで、これらの印刷形式から適宜なものを選択するだけで光演出のバリエーションを増やすことができる。
このような本発明の特徴C群によれば、加飾部に設けられた文字や絵柄等に対して照射光による変化を加えることができ、光演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、外装カバーと、装飾プレートと、透明カバーと、投光部材と、発光部材と、を有する腰部パネル(下パネル)を備えている。装飾プレートは、透光性を有する複数の色の合成樹脂によって形成され、投光部材は、LED基板と、反射板と、導光板と、を有している。LED基板には、複数のLEDが実装され、LEDからの光は、導光板の端縁に入射されるとともに、導光板の前面から均一に出射され、装飾プレート全体を均一に光らせるように構成されている。
しかしながら、従来のような発光演出手段を備えた遊技機では、LEDから導光板の端縁に入射された光が導光板の前面から均一に出射されることで、装飾プレート全体を均一に光らせることができるものの、装飾プレートの形状や絵柄等によっては透過光が平坦で単調な印象となり光演出効果が得られにくく、遊技者の興味を引き付けることが難しい。
<特徴D群>
特徴D1.
遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記発光演出手段(下パネル60)は、
平坦面から前方に向かって光を照射する照射部(導光板63)と、
前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部(加飾シート64)と、を備え、
前記照射部は、面内において不均一な明るさを有した照射光を前記加飾部に到達させ、
前記加飾部は、不規則的な面内配置を有して前記照射光に光演出を付与する演出透過部(64b)を備えている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D1によれば、照射部と加飾部とを備えた発光演出手段は、照射部が面内において不均一な明るさを有した照射光を加飾部に到達させ、この照射光が加飾部の演出透過部を透過することで、不均一な照射光に対して不規則的な演出透過部による光演出を付与することができ、その相乗作用により光演出の表現力を高め、遊技者の興味を引き付けることができる。
特徴D2.
本発明群の特徴D1に記載の遊技機において、
前記照射部は、平坦面に沿って設けられ前方に照射光を出射する第1出射部(63d)と、前記平坦面における前記第1出射部の他の部分に設けられる前記第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部(63e)と、を備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D2によれば、照射部が平坦面に沿って設けられた第1出射部と、第1出射部よりも弱い光を出射する第2出射部と、を備えることで、加飾部に向かって照射される照射光が均一ではなくなり、この不均一な照射光を加飾部に到達させることができる。
特徴D3.
本発明群の特徴D1または特徴D2に記載の遊技機において、
前記演出透過部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させて光演出を付与する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D3によれば、加飾部の演出透過部が照射部からの照射光を不規則的に屈折させて光演出を付与することで、加飾部を部分的に煌めかせたり立体的に見せたりなど、光演出の表現力を高めることができる。
特徴D4.
本発明群の特徴D1から特徴D3のいずれかに記載の遊技機において、
前記加飾部は、樹脂製のシート部材からなり、その表面に絵柄や文字が印刷され、
前記演出透過部は、前記シート部材に部分的に設けられ、ちぢみ印刷、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、および光沢印刷のうちの少なくとも1つにより形成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D4によれば、演出透過部は、ちぢみ印刷や、ラメ印刷、パール印刷、メタリック印刷、プリズム印刷、蓄光印刷、蛍光印刷、フォトクロミック印刷、光沢印刷により形成されていることで、これらの印刷形式から適宜なものを選択するだけで光演出のバリエーションを増やすことができる。
特徴D5.
本発明群の特徴D1から特徴D4のいずれかに記載の遊技機において、
前記照射部は、発光部からの光が入射される導光板と、前記導光板の表面に加工された加工部(63f)で構成される第1出射部(63d)と、前記導光板の表面が加工されない第2出射部(63e)と、を備え、前記第1出射部は、前記加工部により前記導光板内の光を乱反射させることで照射光を出射する
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D5によれば、照射部の第1出射部は、導光板の表面に加工された加工部で構成され、この加工部により導光板内の光を乱反射させて照射光を出射し、第2出射部は導光板の表面が加工されないことで、照射部の構成を簡単化して発光演出手段の薄型化を図ることができる。
特徴D6.
本発明群の特徴D5に記載の遊技機において、
前記照射部は、点状の前記加工部が所定間隔で並ぶドットパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴D7.
本発明群の特徴D5に記載の遊技機において、
前記照射部は、直線状の前記加工部が互いに交差するグリッドパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
特徴D8.
本発明群の特徴D5に記載の遊技機において、
前記照射部は、曲線状または屈曲線状の前記加工部が連続して繰り返す幾何学模様のパターンで構成される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D6から特徴D8によれば、加工部がドットパターン、グリッドパターンまたは幾何学模様のパターンのいずれかで構成され、このような加工部のパターンを適宜に選択することで、加飾部の絵柄等に応じた演出効果を奏する照射光を得ることができる。
特徴D9.
本発明群の特徴D5から特徴D8のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部の加工面積比は、5%〜50%に設定されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D9によれば、加工部の加工面積比が5%〜50%に設定されていることで、不均一な照射光による加飾部に対する変化を効果的に生じさせることができる。なお、加工面積比としては、5%〜50%であれば一定の効果を得ることができるが、さらに、加工面積比が10%〜30%に設定されていることが好ましい。
特徴D10.
本発明群の特徴D5から特徴D9のいずれかに記載の遊技機において、
前記加工部は、前記加飾部とは反対側の前記導光板の背面(63c)側に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴D10によれば、加工部が導光板の背面側に設けられていることで、加工部で乱反射させた光が導光板内を通過してから前方に出射され、出射される光(照射光)の拡散を抑制することができる。すなわち、導光板の前面側に加工部を設けた場合には、この加工部によって乱反射した光がそのまま前方に出射されるため、出射される光(照射光)が拡散してしまい、照射光がぼやけるとともに輝度が低下する。これに対して、導光板の背面側に加工部が設けられていることで、照射光の拡散を抑制して輝度およびコントラストを高めることができ、光演出効果を高めることができる。
このような本発明の特徴D群によれば、不均一な照射光に対して不規則的な演出透過部による光演出を付与することができ、その相乗作用により光演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、外装カバーと、装飾プレートと、透明カバーと、投光部材と、発光部材と、を有する腰部パネル(下パネル)を備えている。装飾プレートは、透光性を有する複数の色の合成樹脂によって形成され、投光部材は、LED基板と、反射板と、導光板と、を有している。LED基板には、複数のLEDが実装され、LEDからの光は、導光板の端縁に入射されるとともに、導光板の前面から均一に出射され、装飾プレート全体を均一に光らせるように構成されている。
しかしながら、従来のような発光演出手段を備えた遊技機では、LEDから導光板の端縁に入射された光が導光板の前面から均一に出射されることで、装飾プレート全体を均一に光らせることができるものの、装飾プレートの形状や絵柄等によっては透過光が平坦で単調な印象となり光演出効果が得られにくく、遊技者の興味を引き付けることが難しい。
以上のように、本発明は、スロットマシン、パチンコ遊技機等の遊技機に好適に利用できる。
10 スロットマシン(遊技機)
60 下パネル(発光演出手段)
62 発光部
63 導光板(照射部)
63b 照射面
63c 背面
63d 第1出射部
63e 第2出射部
63f 加工部
64 加飾シート(加飾部)
64a 絵柄
64b 演出透過部

Claims (7)

  1. 遊技者から視認可能に設けられた発光演出手段を備えた遊技機であって、
    前記発光演出手段は、
    発光する発光部と、
    前記発光部からの光を前方に照射する照射部と、
    前記照射部の前方を覆い前記照射部からの照射光を前方に透過させる面状の加飾部と、を備え、
    前記照射部は、導光板と、前記導光板の表面に設けられて前方に不均一な照射光を出射する出射部と、を備え、
    前記加飾部は、前記照射部からの照射光を不規則的に屈折させつつ透過させることで光演出を付与する演出透過部を備えている
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記出射部は、前記導光板の表面に加工された加工部で構成され、前記加工部により前記導光板内の光を乱反射させることで照射光を出射する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記加工部は、前記加飾部とは反対側の前記導光板の背面側に設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項2または請求項3に記載の遊技機において、
    前記導光板の前面と前記加飾部との間には空間が設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の遊技機において、
    前記導光板は、平面状に形成され、前記加飾部は、前方に向かって凸となる曲面状に形成されるとともに、前記導光板の中央部から端縁部に向かうにしたがって前記導光板までの距離が徐々に小さくなるように設けられ、
    前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側と端縁側とで相違している
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項5に記載の遊技機において、
    前記加工部の加工面積比は、前記導光板の中央側よりも端縁側の方が小さくなるように設定されている
    ことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項5または請求項6に記載の遊技機において、
    前記加工部の加工面積比は、5%〜50%に設定されている
    ことを特徴とする遊技機。
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