JP2006181372A - 照明装置付きの遊技機 - Google Patents

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Hitoshi Tsuji
斉 辻
Fuyutoshi Sato
冬季 佐藤
Takeshi Maeso
剛 前岨
Takashi Fujii
隆 藤井
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Abstract

【課題】リールの所定位置に対応する矩形領域の周囲を明るくかつ均一に照明できるようにする。
【解決手段】板状の導光体11と、この導光体11の背面側に設けられる反射シート13と、導光体11の前面側に設けられる拡散シート18と、導光体11の上下の端縁に沿ってそれぞれ配備される冷陰極ランプ16,17と、各冷陰極ランプ16,17を覆うランプリフレクタ16,17とを含む照明装置を、スロットマシンのリールの前面に配備する。導光体11の裏面には、ドット印刷による拡散パターンが形成されているが、中央パネル1のリール表示窓1aに対応する矩形部分11aは拡散パターンが形成されない透光部となっている。また反射シート13および拡散シート18のリールの所定位置に対向する部分には、それぞれ矩形の切り欠き穴13a,18aが形成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、機体内部に並設された複数のリールの回転および停止表示を、各リールの所定位置に対向する位置に設定された矩形領域から視認しながら遊技を実行する遊技機(スロットマシンやパチンコ機など)であって、特に前記矩形領域の周囲やその背後のリールを明るく照明するための照明装置が組み込まれた遊技機に関する。
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機では、機種毎のキャラクタや種々の表示が装飾的に印刷された正面パネルのほぼ中央に、遊技内容を表示する液晶画面やリール装置などの可変表示部が配置されている。
図10は、従来のスロットマシンの正面図である。マシン正面には中央パネル101と、上飾りパネル102と、下飾りパネル103とが設けられている。中央パネル101には、背面側に配置されたリール装置の表示を視認できるように中央部にリール表示窓101aが設けられ、またこのリール表示窓101a周囲に遊技に必要なメダル投入枚数表示器などの表示部101bが設けられている。
図11は、図10に示したスロットマシンのXI−XI′線断面を示す要部断面図である。また図12は、図11における中央パネル101部を拡大した拡大断面図である。
中央パネル101の背面側には、複数のリール104が並設されている。各リール104の周面にはそれぞれ複数のシンボルが付与されている。また、各リール104の回転は、リール駆動装置105によって制御される。
また、中央パネル101の背面側上部には蛍光灯107が取り付けられており、この蛍光灯107によってリール104が照明される。これにより、リール表示窓101aをとおして、外部からリール104のシンボルを視認できる。なお、この蛍光灯107は中央パネル101の照明を兼ねている。
また、中央パネル101の背面側には、各種表示器のランプ106が配置されている。各ランプ106は中央パネル101に形成された表示部101bと対向するように配置されている。
一方、上飾りパネル102の背面側中央部には、パネル照明用の蛍光灯108が近接配置されている。また、下飾りパネル103の背面側にも同様に、蛍光灯109が近接配置されている。
明るい装飾パネル照明を行なうのに、ランプ類を用いることも考えられる。しかしこの場合、多数のランプが必要になるとともに、電気配線が複雑になる。このため、上記したように蛍光灯107〜109が一般的に使用されている。
上記構成のスロットマシンのように、リール照明を兼ねた蛍光灯107で中央パネル101を照明すると、中央パネル101を通して蛍光灯107の陰が見えることがあった。
本発明は、上記の問題点を解決して、前面のパネルのリール表示窓の周囲を明るくかつ均一に照明できるようにすることを目的とする。
この発明にかかる遊技機は、周面に複数のシンボルが付与されたリールが複数個並設されたリール装置と、このリール装置の前方に配備されて、機体の前面側に向かう面状の照明光を発光する照明装置とを具備する。
この発明にかかる第1の遊技機では、前記照明装置は、透光性部材により構成された平板状の導光体と、前記導光体の背面側に設けられる反射シートと、前記導光体の前面側に設けられる拡散シートと、前記導光体の上下の端縁に沿ってそれぞれ配備される一対の冷陰極ランプとを具備する。
前記導光体の背面には、ドット印刷による拡散パターンが形成されるとともに、前記各リールの所定位置に対向する部分に、前記拡散パターンが形成されていない矩形領域が設けられる。また前記反射シートおよび拡散シートは、それぞれ前記拡散パターンが形成されていない矩形領域に対応する部分が矩形状にくりぬかれており、これらのくり抜き部分および前記導光体の前記矩形領域に対応する厚み部分を介して、前記各リールの所定位置のシンボルを機体外部の前面側から視認できるように構成されている。
またこの発明にかかる第2の遊技機も、第1の遊技機と同様に、前記照明装置は、透光性部材により構成された平板状の導光体と、前記導光体の背面側に設けられる反射シートと、前記導光体の前面側に設けられる拡散シートとを具備する。前記導光体の背面には、ドット印刷による拡散パターンが形成されるとともに、前記各リールの所定位置に対向する部分に、前記拡散パターンが形成されていない矩形領域が設けられ、前記反射シートおよび拡散シートは、それぞれ前記拡散パターンが形成されていない矩形領域に対応する部分が矩形状にくりぬかれており、これらのくり抜き部分および前記導光体の前記矩形領域に対応する厚み部分を介して、前記各リールの所定位置のシンボルを機体外部の前面側から視認できるように構成される。
さらに、前記照明装置は、前記各リールの所定位置のシンボルを照明するために水平に配備された上下一対の冷陰極ランプを具備し、前記一対の冷陰極ランプに対し、それぞれそのランプからの光を反射させるためのランプリフレクタが、前記冷陰極ランプの長さ方向に沿って設けられる。
上記の第1、第2の遊技機によれば、各冷陰極ランプから導光体に導入された光は背面の拡散パターンによって乱反射され、前面に導かれる。また導光体の背面から漏れた光も、反射シートにより反射されることによって、導光体の前面に導かれる。
これら導光体の前面に導かれた光は、さらに拡散シートに導入されて拡散し、面方向に均一な光となって、前記パネルを背後から照明する。一方、照明装置のリール表示窓に対応する矩形部分は、前記拡散パターン、反射シート、拡散シートを有しておらず、リールを視認することが可能な透光部として機能するので、遊技者は、矩形領域を介して各リールの周面のシンボルを視認することができる。
さらに、第2の遊技機によれば、各リールの所定位置のシンボルが前記各冷陰極ランプからの光により照明されるので、矩形領域から視認できる各リールのシンボルを効果的に明るく照明することができる。
この発明の好ましい態様の遊技機では、前記一対の冷陰極ランプからの光を、導光体を介してリールを視認可能な矩形領域の上下位置から照明装置の背後に向けて放出することにより、前記各リールの周面の前記透光部に対応する部分を照明する。
また他の好ましい態様の遊技機には、透光性を有し、かつ遊技内容に関する情報を表示するためのパネルが、前記照明装置の前面の前記各リールの視認が可能な領域およびその周囲の面状発光領域を覆うように配置される。この構成によれば、前記矩形領域の周囲に対応するパネル部分を明るく照明することができる。
さらに他の好ましい態様の遊技機では、前記照明装置の前記導光体の背面の拡散パターンは、前記冷陰極ランプに対向する端面から離れた領域ほど間隔が密になるように設定される。この構成により、前記矩形領域を除く導光体の前面からほぼ均一な光を放出させることができる。
この発明によれば、複数のリールが並設されたリール装置の前方に設けられた照明装置により、前方に向かって均一な面状の照明を施すことができるから、前記リール照明を兼ねた蛍光灯107により照明した場合のような陰の発生を防止することができる。また、各リールの所定位置のシンボルを機体外部の前面側から視認可能にしながら、リール表示窓の周囲を面状に明るく照明して、イルミネーション効果などのアピール性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明による遊技機としてのスロットマシンの正面図である。図1に示したスロットマシンは、中央パネル1と上飾りパネル2と下飾りパネル3とからなる遊技装飾パネルを有している。中央パネル1には、背面側に配置されたリール装置の表示を視認できるように中央部にリール表示窓1aが設けられ、またこのリール表示窓1aの周囲にメダル投入枚数や入賞ライン選択、賭率などの各種表示器の表示部1bが設けられている。
図2は、図1に示したスロットマシンのII−II′線断面を示す要部断面図である。
中央パネル1の背面側には、複数のリール4が並設されている。各リール4の周面にはそれぞれ、遊技に使用する図柄などの複数のシンボルが付与されている。各リール4の回転はリール駆動装置5によって制御される。各リール4とリール駆動装置5とによりリール装置が構成される。中央パネル1は、各リール4の所定位置のシンボル(被照明対象)を外部から視認できるように、リール表示窓1aが各リール4の所定位置と対向するように配置されている。
また、中央パネル1の背面側には、上記した各種表示器のランプ6が配置されている。各ランプ6は中央パネル1に形成された表示部1bと対向するように配置されている。
中央パネル1のリール4側には、照明装置10が配置されている。この照明装置10は、中央パネル1の背面側に、図示しない取付金具による固着、又は接着剤によって固定されている。この照明装置10は、中央パネル1をイルミネーション照明するとともに、外部から視認する各リール4の所定位置をスポット照明するものである。
また、上飾りパネル2及び下飾りパネル3の背面側にはそれぞれ、パネル照明用の蛍光灯8,9が近接配置されている。
次に、図3〜図7を用いて、図2に示した照明装置10の構成について説明する。
図3は、照明装置10の斜視図である。また図4は、照明装置10の一部の構成の展開図である。また図5は、図4における第2の導光体11のV−V′断面を示す断面図である。また図6は、図4における第1の導光体12の他の構成を示す斜視図である。また図7は、図1に示したスロットマシンのII−II′線断面の中央パネル部を拡大した部分断面図である。
第2の導光体11は例えば厚さ4mm程度の平板であり、全体として矩形をしている。この導光体11は、例えばアクリル系樹脂などの透光性部材で構成されている。
導光体11の背面(すなわち、リール4側の面)11dには、図5に示すように、反射手段として拡散パターン11′が例えば水玉模様状にドット印刷されている。この拡散パターン11′は、後述する光源側の端面11cから導光体11内に導入された光を、導光体11の前面側(すなわち、中央パネル1側)に反射させるものである。
端面11cから離れた領域ほど拡散パターン11′が密になるように印刷を施して、端面11cからの距離に応じて背面11dにおける反射率を大きくすることによって、より均一な面状発光を得るようにしている。
ただし、シンボルが視認される各リール4の所定位置に対向する矩形の部分11aには拡散パターン11′が施されていないので、この部分11aは板厚方向に透明になっている。また、各種表示器のランプ6に対向する部分11bにも拡散パターン11′が施されていないので、この部分11bも板厚方向に透明になっている。
導光体11の背面11dには、この背面11dからの漏光を前面11e側に反射する反射シート13が配置されている。反射シート13は、例えば白色のポリエステルフィルム材やアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられる。この反射シート13にも、各リール4の所定位置に対向する部分及びランプ6に対向する部分にそれぞれ矩形の切り欠き穴13a,13bが形成されている。
また図4に示すように、導光体11の背面11d側には、反射シート13を介して、導光体11と同じ素材で同じ大きさに形成された第1の導光体12が配置されている。ただし、この導光体12には、各リール4の所定位置に対向する部分に、矩形の切り欠き穴12aが形成されている。
導光体12の前面及び背面いずれの面にも導光体11のような拡散パターン11′が施されていない。このため、外周をなす端面のうち後述する光源側に配置された端面(一方の端面)12cから導入された光は前面及び背面の両面で全反射され、切り欠き穴12aの端面のうち端面12cと対向する近い側の端面12f(他方の端面)から放出される。
図4における導光体12の代わりに、第1の導光体として、図6に示すような2枚の平板状透光性部材121,122によって構成された導光体12′を用いても同様の効果が得られる。各透光性部材121,122はそれぞれ、互いに対向する一対の端面を有しており、一方の端面12cが光源側に、他方の端面12fが各リール4の所定位置側に向くように配置されている。導光体12′にも拡散パターン11′は施されていない。
図4及び図6における導光体12,12′はいずれも、リール4側の端面12fが導光体11の背面11dに対して鋭角をなすように傾斜している。この端面12fの角度は、端面12fからの放射光が、外部から視認するリール4の所定位置に最も多く到達するように設定される。
以下、第1の導光体として図4における導光体12を用いて説明を続ける。
導光体11,12の外周は同一面をなしており、この外周の互いに対向する2辺(すなわち、上記した端面11c及び12c)に沿って光源としての冷陰極ランプ14,15がそれぞれ配置されている。
この冷陰極ランプ14,15の両端の電極部は発光しないので、図3に示すように冷陰極ランプ14,15は電極部を含む非発光領域が、導光体11,12の各端面11c,12cから突出するように配置されている。このようにして冷陰極ランプ14,15の発光領域のみを端面11c,12cに近接させることにより、導光体11の前面11eに冷陰極ランプ14,15の非発光領域に起因する暗部が生じるのを防ぐことができる。
なお、光源としてLEDアレイ、長尺状蛍光ランプなどを使用することもできる。また、光源は導光体11,12の外周の少なくとも一辺に沿って配置されればよい。
冷陰極ランプ14は、導光体11,12の端面11c,12c側を除き、ランプリフレクタ16で覆われている。このランプリフレクタ16の両端は、各導光体11,12の端面11c,12cの周縁に接着されている。ランプリフレクタ16は、冷陰極ランプ14から放射された光のうち、導光体11,12内に導入されなかった光を端面11c,12c側に反射するものである。
冷陰極ランプ15も同様にランプリフレクタ17で覆われている。ランプリフレクタ16,17には、例えばポリエステルフィルムの一面に銀蒸着膜が形成されたものが使用される。
さらに、導光体11の前面11eには、拡散シート18が密着配置されている。この拡散シート18は、例えばポリカボネート樹脂により形成され、導光体11の前面11e側の面にはドット印刷による微細な拡散パターンが形成されている。この拡散パターンを形成することにより、導光体11の前面11eからの放射光を拡散させ、導光体11の背面11dに形成された拡散パターン11′が遊技者の目に映らないようにしている。
なお、拡散シート18にも各リール4の所定位置に対向する部分に矩形の切り欠き穴18aが形成され、またランプ6に対向する部分にも矩形の切り欠き穴18bが形成されている。
上述したように、導光体11の各リール4の所定位置と対向する部分11aには拡散パターン11′が形成されていないので、この部分11aは板厚方向に透明になっている。さらに導光体12、反射シート13及び拡散シート18にはそれぞれ切り欠き穴12a,13a,18aが形成されているので、照明装置10の各リール4の所定位置と対向する部分には、図7に示すように、板厚方向に透明な透光部10aが形成される。
導光体12の各種表示器のランプ6と対向する部分には切り欠き穴が形成されていないが、導光体12には拡散パターンが施されていないので、導光体12は全体的に板厚方向に透明である。このため各リール4の所定位置と対向する部分と同様に、ランプ6と対向する部分には板厚方向に透明な透光部10bが形成される(図9参照)。
中央パネル1などの遊技装飾パネルはガラス又はアクリル樹脂を素材とし、リール表示窓1aを除き、背面側の印刷面1′に遊技内容に関する情報などの装飾印刷が施されている。特に、表示部1bに対応する印刷面1′にはメダル投入枚数や入賞ライン選択などの表示が印刷されており、後述するように照明装置10とは別の各種表示器のランプ6による点灯表示に供される。これらの装飾は後方光源による照明光を透過させる程度の厚さで印刷されている。
図7に示すように、中央パネル1の印刷面1′側に拡散シート18を介して導光体11の前面11eを対向させて、照明装置10の面状発光により印刷面1′を照明する。このとき、中央パネル1のリール表示窓1aに照明装置10の透光部10aを対向させる。
次に、図8を用いて照明装置10の動作を説明する。図8は、照明装置10の動作を説明するための説明図である。図8では、冷陰極ランプ14,15の放射光を点線で示しており、断面記号の一部を省略している。
冷陰極ランプ14から放射された光は、一部が各導光体11,12の端面11c,12cに直接入射され、残りはランプリフレクタ16により乱反射されて各導光体11,12の端面11c,12cに入射される。冷陰極ランプ15から放射された光も同様にして、各導光体11,12の端面11c,12cに入射される。
導光体11の端面11cから導入された光は、導光体11内を透過して、拡散パターン11′により乱反射され、中央パネル1側の前面11eから放出される。また、拡散パターン11′が形成されている背面11dから漏れた光は反射シート13により反射され、同じく導光体11の前面11eから放出される。
拡散パターン11′はグラディエーションをもつように形成されているので、中央パネル1のリール表示窓1a及び表示部1bに対向する部分を除き、前面11eからはほぼ均一な光が放射される。
導光体11の前面11eから拡散シート18に導入された光は、拡散シート18の光拡散機能により拡散され、面方向に均一な光となって中央パネル1のリール表示窓1a及び表示部1bを除く印刷面1′を照明する。
図10に示した従来のスロットマシンのようにリール照明を兼ねた蛍光灯107でパネル照明すると、中央パネル101を通して蛍光灯107の陰が見えることがあった。
しかし、図1に示したスロットマシンでは照明装置10を用いることにより、中央パネル1におけるリール表示窓1a及び表示部1bの周囲を明るく、しかも均一に裏側照明できる。このため中央パネル1の輝度斑がなくなるので、表示品位が向上する。また、リール表示窓1a及び表示部1bの周囲が前方に明るく発光するので、イルミネーション効果などのアピール性が向上する。
一方、導光体12には導光体11のような拡散パターン11′が形成されていないので、導光体12の端面12cから導入された光は導光体12の前面及び背面の両方で全反射され、リール4側の端面12fから放出される。この端面12fから放出された光は、外部からシンボルが視認される各リール4の所定位置を照らす。
このように冷陰極ランプ14,15から放射された光を導光体12で導いてライトガイドとして機能させることにより、リール4の周面全体ではなく、照明したい部分だけをスポット照明できる。これにより、中央パネル1のリール表示窓1aを通して外部から視認する各リール4の所定位置を効果的に明るく照明できる。
また、導光体12の各リール4側の端面12fは上述したように傾斜しており、この端面12fから放出される光は各リール4の所定位置に向けられるので、各リール4の所定位置が更に明るくなる。
リール4の所定位置で反射された光は、反射シート13の切り欠き穴13a、導光体11、拡散シート18の切り欠き穴18a、中央パネル1のリール表示窓1aを通って、外部に放出される。これにより、遊技者はリール表示窓1aからリール4周面のシンボルを視認できる。
図9は、図1に示したスロットマシンのIX−IX′線断面の中央パネル部を拡大した部分断面図である。
中央パネル1の各種表示器の表示部1bには、照明装置10を介して、表示器のランプ6が対向配置されている。上述したように、中央パネル1の表示部1bには照明装置10の透光部10bが接している。
したがって、ランプ6から放射された光は、導光体12の背面から導光体12内に導入され、反射シート13の切り欠き穴13b、導光体11、拡散シート18の切り欠き穴18bを通過して、中央パネル1の表示部1bの印刷面1′を照明する。これにより表示部1bの印刷が点灯表示されるので、遊技者は表示器による表示を視認できる。
なお、ランプ6の代わりに発光ダイオードを使用しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
ところで、図10に示した従来のスロットマシンでは、上述したように蛍光灯107をリール照明とパネル照明とに兼用している。このため、蛍光灯107で効果的にパネル照明すべく、図11に示したように、蛍光灯107を中央パネル101の後方にできるだけ離間して配置する必要があった。リール4は蛍光灯107の位置を基に設置されるので、これにより従来のスロットマシンの奥行きは厚くなる。
これに対して、図1に示したスロットマシンでは、リール4の周面をスポット照明する導光体12は薄い平板で形成され、しかも中央パネル1を照明する導光体11に反射シート13を介して接着されている。したがって、リール4を導光体11に近接して配置できる。このため、図1に示したスロットマシンでは、従来のスロットマシンよりも奥行きを薄くすることができる。
なお、本発明による遊技機は、パネルの背面側に被照明対象が配置され、パネルの一部に形成された表示窓部をとおして被照明対象を見る構成を有するものに適用できるので、例えばパチンコ機やアミューズメントゲーム機器などの遊技機にも適用できる。
本発明の一実施例としてのスロットマシンの正面図である。 スロットマシンのII−II′線断面を示す要部断面図である。 照明装置の斜視図である。 照明装置の一部の構成の展開図である。 第2の導光体のV−V′断面を示す断面図である。 第1の導光体の他の構成を示す斜視図である。 スロットマシンのII−II′線断面の中央パネル部を拡大した部分断面図である。 照明装置の動作を説明するための説明図である。 スロットマシンのIX−IX′線断面の中央パネル部を拡大した部分断面図である。 従来のスロットマシンの正面図である。 従来のスロットマシンのXI−XI′線断面を示す要部断面図である。 図11における中央パネル部を拡大した部分断面図である。
符号の説明
1 中央パネル
1a リール表示窓
1b 表示部
1′ 印刷面
4 リール
10 照明装置
10a,10b 透光部
11 導光体
11d 背面
11e 前面
11′ 拡散パターン
13a,18a 切り欠き穴
13 反射シート
14,15 冷陰極ランプ
16,17 ランプリフレクタ
18 拡散シート

Claims (5)

  1. 周面に複数のシンボルが付与されたリールが複数個並設されたリール装置と、このリール装置の前方に配備されて、機体の前面側に向かう面状の照明光を発光する照明装置とを具備する遊技機であって、
    前記照明装置は、透光性部材により構成された平板状の導光体と、前記導光体の背面側に設けられる反射シートと、前記導光体の前面側に設けられる拡散シートと、前記導光体の上下の端縁に沿ってそれぞれ配備される一対の冷陰極ランプとを具備し、
    前記導光体の背面には、ドット印刷による拡散パターンが形成されるとともに、前記各リールの所定位置に対向する部分に、前記拡散パターンが形成されていない矩形領域が設けられており、
    前記反射シートおよび拡散シートは、それぞれ前記拡散パターンが形成されていない矩形領域に対応する部分が矩形状にくりぬかれており、これらのくり抜き部分および前記導光体の前記矩形領域に対応する厚み部分を介して、前記各リールの所定位置のシンボルを機体外部の前面側から視認できるように構成されている照明装置付きの遊技機。
  2. 周面に複数のシンボルが付与されたリールが複数個並設されたリール装置と、このリール装置の前方に配備されて、機体の前面側に向かう面状の照明光を発光する照明装置とを具備する遊技機であって、
    前記照明装置は、透光性部材により構成された平板状の導光体と、前記導光体の背面側に設けられる反射シートと、前記導光体の前面側に設けられる拡散シートとを具備し、
    前記導光体の背面には、ドット印刷による拡散パターンが形成されるとともに、前記各リールの所定位置に対向する部分に、前記拡散パターンが形成されていない矩形領域が設けられており、
    前記反射シートおよび拡散シートは、それぞれ前記拡散パターンが形成されていない矩形領域に対応する部分が矩形状にくりぬかれており、これらのくり抜き部分および前記導光体の前記矩形領域に対応する厚み部分を介して、前記各リールの所定位置のシンボルを機体外部の前面側から視認できるように構成され、
    前記照明装置は、前記各リールの所定位置のシンボルを照明するために水平に配備された上下一対の冷陰極ランプを具備し、前記一対の冷陰極ランプに対し、それぞれそのランプからの光を反射させるためのランプリフレクタが、前記冷陰極ランプの長さ方向に沿って設けられている照明装置付きの遊技機。
  3. 前記照明装置は、前記一対の冷陰極ランプからの光を、導光体を介してリールを視認可能な矩形領域の上下位置から照明装置の背後に向けて放出することにより、前記各リールの周面の前記透光部に対応する部分を照明する請求項1または2に記載された照明装置付きの遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載された遊技機において、
    透光性を有し、かつ遊技内容に関する情報を表示するためのパネルが、前記照明装置の前面の前記各リールの視認が可能な領域およびその周囲の面状発光領域を覆うように配置されている照明装置付きの遊技機。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された遊技機において、
    前記照明装置の前記導光体の背面の拡散パターンは、前記冷陰極ランプに対向する端面から離れた領域ほど間隔が密になるように設定されている照明装置付きの遊技機。
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