JP2010099674A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置精度の良いレーザ加工を行うレーザ加工装置を得ること。
【解決手段】レーザ加工装置において、第1のワークへの加工の指令位置と、指令位置にレーザ加工を行った場合の実加工位置と、の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部31と、レーザ加工時の位置補正を行う際に用いる位置ずれ補正情報を、位置ずれ量に基づいて算出する補正係数算出部33と、第2のワークにレーザ加工を行なう際に、位置ずれ補正情報に基づいて第2のワークへの加工目標位置に応じた位置補正を行うよう位置補正指令を出力する補正指令部34と、位置補正指令に従った位置補正を行いながらレーザ加工を行うレーザ加工機構4と、を備え、位置ずれ量算出部31は、第1のワーク上の複数位置に対してそれぞれの位置ずれ量を算出し、補正係数算出部33は、複数の位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正情報を算出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、加工位置の位置ずれを補正しながらワークのレーザ加工を行うレーザ加工装置に関するものである。
レーザビームを加工対象物であるワーク(被加工物)に照射してレーザ加工を行うレーザ加工装置は、ワーク上の所定位置に位置精度良く穴あけ加工する必要がある。このため、レーザ加工装置は、ガルバノスキャナミラーなどによって加工位置の位置ずれを補正しながら被加工物のレーザ加工を行っている。
例えば、特許文献1に記載のずれ補正方法(レーザ加工の位置決め方法)は、XYテーブル上に基準マークと位置決め用穴とを設けている。さらに、作業開始時の補正では、ワークにレーザ光を照射して加工穴を形成するとともに、位置決め用穴を基点とした加工穴の相対座標を算出している。そして、この相対座標が設計値となるようXYテーブルのテーブル移動量を補正してレーザ加工を行っている。また、複数のワークを同時加工する場合には、ガルバノスキャナの制御量にオフセットを付加してワーク間のズレを解消している。
特開2003−220483号公報
しかしながら、上記従来の技術では、固定されたテーブル上での基準マークと加工穴との相対座標を、テーブル全体の基準スケールとして規定しているので、レーザ加工を実施するテーブル位置によっては、テーブルの位置決めに誤差が発生し、加工穴の位置ずれが発生するという問題があった。これは、テーブル移動時の位置の基準として設定された基準スケールが実際のテーブルと必ずしも一致していないからである。
例えば、XYテーブルのスケール設定方法として、XYテーブルをある固定した測定位置から単軸移動させた際の誤差を、軸ごとに補正する方法が一般的に知られている。ところが、XYテーブルには、XYテーブル自体の加工精度に依存する直角度や真直度が存在する。そのため、XYテーブルを移動させた際には、軸ごとの1次元ずれに限らず、2次元(回転)ずれが必ず存在する。したがって、XYテーブルのテーブル位置毎にそのテーブル位置に移動した際の位置決めの誤差は異なる。このことを踏まえると、一般的なスケール設定を基準としたテーブル移動を行っても、大部分のテーブル位置において指令値と実測値は一致しないので、そのずれが加工穴の位置ずれとして現れてしまい、安定した高い加工位置精度を実現する妨げとなっていた。このため、上記従来の技術では、基準マークと対になる加工穴の周辺では、精度の高いレーザ加工を実施できるが、例えば基準マークと対になる加工穴から長距離のテーブル移動を必要とするワークの隅を加工した場合には、テーブル位置(移動)に起因するずれの分だけ加工位置精度が悪化するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、位置精度の良いレーザ加工を行うレーザ加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、加工テーブル上に載置されたワークにレーザ光を照射して前記ワークにレーザ加工を行うレーザ加工装置において、第1のワーク上の所定位置にレーザ加工を行なう場合の加工の指令位置と、前記指令位置にレーザ加工を行った場合の実加工位置と、の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、レーザ加工後の実加工位置がずれないようレーザ加工時の位置補正を行う際に用いる位置ずれ補正情報を、前記位置ずれ量に基づいて算出する補正情報算出部と、第2のワークにレーザ加工を行なう際に、前記位置ずれ補正情報に基づいて前記第2のワークへの加工目標位置に応じた位置補正を行うよう位置補正指令を出力する補正指令部と、前記位置補正指令に従った位置補正を行いながらレーザ加工を行うレーザ加工部と、を備え、前記位置ずれ量算出部は、前記第1のワーク上の複数位置に対してそれぞれの位置ずれ量を算出し、前記補正情報算出部は、前記位置ずれ量算出部が算出した複数の位置ずれ量に基づいて前記位置ずれ補正情報を算出することを特徴とする。
この発明によれば、ワーク上の複数位置に対してそれぞれの位置ずれ量を算出し、算出した複数の位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正情報を算出するので、位置精度の良いレーザ加工を行うことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。図1では、レーザ加工装置1のうちワーク(被加工物)Wにレーザ加工処理を行う機構(後述のレーザ加工機構4)の構成を図示している。
レーザ加工装置1は、ワークW上の所定位置に穴あけ加工を行わせる場合の、加工目標位置(後述の指令点B)と実際に加工した穴の位置(後述の加工点A)との位置ずれ(誤差)量に基づいて、実製品などの穴あけ加工を行う際の位置ずれ(レーザビーム照射位置でのテーブル位置など)を補正してレーザ加工する装置である。
本実施の形態のレーザ加工装置1は、予めワーク(第1のワーク)W上の複数の位置で、指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を測定するとともに、測定値に基づいて、穴あけ加工の位置ずれを補正するための補正係数(以下、位置ずれ補正係数という)を算出しておく。そして、実製品などの穴あけ加工を行う際には、算出した位置ずれ補正係数(位置ずれ補正情報)を用いてワーク(第2のワーク)W上の加工位置を補正する。
レーザ加工装置1は、ガルバノスキャナ11、fθレンズ12、XYテーブル(加工テーブル)13、ビジョンセンサ14、図示しないハイトセンサ、図示しないレーザ発振器(レーザ光源)などを含んで構成されている。
ガルバノスキャナ11は、レーザ発振器からのレーザ光を走査させるサーボモータであり、レーザ光をガルバノミラーで揺動することによって、レーザ光の照射位置をワークWの加工目標位置に高速に位置決めする。ガルバノスキャナ11は、例えば所定の振り角の範囲内で動作する。ガルバノスキャナ11は、レーザ加工装置1から指令を受けて、目標の加工位置にレーザ光が照射されるよう、レーザ光の照射位置を移動させて停止する。ガルバノスキャナ11は、レーザ光が照射された後に、次の目標の位置にレーザ光の照射位置を移動させて停止する動作を繰り返す。レーザ加工装置1は、2つのガルバノスキャナ11を有しており、一方のガルバノスキャナ11がワークWに対するレーザ光の照射位置をX方向に移動させ、他方のガルバノスキャナ11がワークWに対するレーザ光の照射位置をY方向に移動させる。
XYテーブル13は、ワークWを載置するとともに、ワークWをXY方向に移動させる。XYテーブル13は、ワークWの底面を吸着することによってワークWをXYテーブル13上に固定するとともに、X軸およびY軸方向へ移動することによって、ワークWへのレーザ照射位置を調節する。
fθレンズ12は、レーザ光をXYテーブル13上のワークW上に集光させる。ビジョンセンサ14は、レーザ加工後の加工穴の位置(座標)を検出する。レーザ加工装置1は、位置ずれ補正係数を算出するためにあけられた加工穴のXYテーブル13上の座標を検出して測定する。
レーザ発振器からのレーザ光(ビーム)は、軸ごとに取り付けられたガルバノスキャナ11と、fθレンズ12とを介して、所定のスキャンエリア内のワークWに照射される。レーザ加工装置1では、スキャンエリアに対してワークWの面積が大きいので、スキャンエリアごとにXYテーブル13の移動を実施し、ワークWの全体を加工する。
つぎに、レーザ発振器から出射されたレーザ光の転写マスク通過後の光路構成について説明する。図2は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の転写マスク通過後の光路構成を示す図である。レーザ発振器から出射されたレーザ光Bxは、加工穴形状と略同一形状のピンホールを具備した転写マスクを通過すると、ミラー17やリターダ16を介してガルバノスキャナ11に送られてくる。ガルバノスキャナ11に送られてくるレーザ光Bxは、ガルバノスキャナ11によって所定位置に揺動されたガルバノミラーで反射されてfθレンズ12に送られる。fθレンズ12に送られてきたレーザ光Bxは、fθレンズ12によってワークW上に集光させられる。
図3は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の機能構成を示すブロック図である。レーザ加工装置1は、位置ずれ補正部3、レーザ加工機構(レーザ加工部)4、制御装置5を有している。なお、ここではレーザ加工機構4の構成要素として、ビジョンセンサ14、ガルバノスキャナ11、XYテーブル13のみを図示しており、他の構成要素の図示を省略している。
位置ずれ補正部3は、位置ずれ量算出部31、測定データ記憶部32、補正係数算出部(補正情報算出部)33、補正指令部34を備えている。位置ずれ量算出部31は、レーザ加工機構4に接続されており、レーザ加工機構4のビジョンセンサ14から送られてくる実加工穴の位置(XYテーブル13上の座標)を入力する。また、位置ずれ量算出部31は、制御装置5に接続されており、制御装置5から送られてくる加工穴の目標位置(指令座標)を入力する。ビジョンセンサ14から位置ずれ量算出部31に送られてくる実加工穴の位置は、制御装置5から位置ずれ量算出部31に送られてくる加工穴の目標位置に対応している。本実施の形態の制御装置5は、位置ずれ補正係数を算出する際に、XYテーブル13上の所定位置に加工穴をあけるようレーザ加工機構4に指示を送るとともに、この所定位置の座標を位置ずれ量算出部31に送っておく。位置ずれ量算出部31は、ビジョンセンサ14から送られてくる実加工穴の位置(加工点Aの座標)と、制御装置5から送られてくる加工穴の位置(指令点Bの座標)と、を比較して、指令点Bに対する加工点Aの位置ずれ量(位置誤差)を算出する。
本実施の形態のレーザ加工装置1は、位置ずれ補正係数を算出するための加工穴をXYテーブル13上のワークWで複数形成する。このため、制御装置5は、複数の指令点Bに加工穴を形成するようレーザ加工機構4に指示を送るとともに、この複数のBの座標が位置ずれ量算出部31へ送られる。また、ビジョンセンサ14は、XYテーブル13上のワークWに形成された複数の加工穴を検出し、各加工穴での加工点Aの座標を位置ずれ量算出部31へ送る。したがって、位置ずれ量算出部31へは、指令点Bの座標と、この指令点Bに対応する加工点Aの座標と、からなる複数組の座標(以下、座標組という)が入力される。位置ずれ量算出部31は、指令点Bに対する加工点Aの位置ずれ量を、指令点B毎に算出し、算出した位置ずれ量と指令点BのXYテーブル13上の座標とを対応付けする。位置ずれ量算出部31は、位置ずれ量と指令点Bの座標とを対応付けした情報を、測定データとして測定データ記憶部32に送る。測定データ記憶部32は、位置ずれ量算出部31から送られてくる測定データを記憶するメモリなどである。
補正係数算出部33は、測定データ記憶部32内の測定データを用いて指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を補正する位置ずれ補正係数を算出する。この位置ずれ補正係数は、XYテーブル13やガルバノスキャナ11の動作を補正して位置ずれを相殺するための情報であり、位置ずれ補正係数を用いてXYテーブル13やガルバノスキャナ11の動作を補正することによって穴の加工位置が補正される。本実施の形態の補正係数算出部33は、XYテーブル13上の各位置に応じた位置ずれ補正係数を算出する。補正係数算出部33は、例えば、最小二乗近似によって求めた補正式の係数を位置ずれ補正係数として算出する。補正係数算出部33は、算出した位置ずれ補正係数を補正係数算出部33内のメモリ(図示せず)などに保存しておく。
補正指令部34は、実製品などの加工を行う際には、制御装置5から送られてくる指令点Bの座標と、補正係数算出部33が算出した位置ずれ補正係数と、を用いて加工位置を補正するための補正指令を作成する。補正指令部34は、作成した補正指令を制御装置5に送る。
制御装置5は、位置ずれ補正係数を算出する際には、指令点Bの座標を位置ずれ量算出部31に送るとともに、指令点Bへの穴加工をレーザ加工機構4に行わせる。また、制御装置5は、実製品などの加工を行う際には、指令点Bの座標を補正指令部34に送るとともに、補正指令部34からの補正指令を用いて穴の加工位置を補正し、補正した加工位置に穴加工が施されるようXYテーブル13やガルバノスキャナ11に動作指示を送信する。レーザ加工機構4は、制御装置5からの動作指示に従ってXYテーブル13やガルバノスキャナ11を動作させる。
つぎに、ワークW(XYテーブル13)上の加工穴の位置について説明する。ここでは、ワークWがXYテーブル13のステージSx上に載置される場合について説明する。図4は、実施の形態1に係るレーザ加工装置のステージ上の加工穴の位置を説明するための図である。
ステージSx上に載置されたワークWは、種々の位置に穴があけられる。この穴の位置が加工点Aであり、加工点Aの位置によってテーブル移動時の位置の基準として設定された基準スケールが変化する。例えば、穴あけ加工は、ステージSx上の左端である加工位置21xLやステージSx上の右端である加工位置21xRなどの種々の位置で行われる。穴あけ加工が加工位置21xLで行われた場合の加工点Aと、穴あけ加工が加工位置21xRで行われた場合の加工点Aとでは、基準スケールが異なるので、各加工点Aの位置を測定した場合には、加工点Aの位置に応じて位置ずれ量が異なる。これは、XYテーブル13が移動する際の位置の基準として設定された基準スケールが実際のXYテーブル13の位置と必ずしも一致していないからである。そこで、本実施の形態では、予めワークW上の複数の位置で、指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を測定しておき、この測定値に基づいて各穴を加工する際の位置ずれを補正する。
つぎに、レーザ加工装置1の動作手順として、位置ずれ補正係数の算出処理と、位置ずれ補正係数を用いたレーザ加工処理の各処理手順について説明する。図5は、位置ずれ補正係数の算出処理手順を示すフローチャートである。
レーザ加工装置1は、XYテーブル13の基準スケールを測定し直した場合や、XYテーブル13またはXYテーブル13の駆動系を変更(交換や調整など)した場合に、位置ずれ補正係数の算出処理を行う。
レーザ加工装置1は、位置ずれ補正係数の算出処理を開始すると、過去に算出して設定した位置ずれ補正係数があれば(補正有効の場合)、この位置ずれ補正係数を無効(補正無効)にする(ステップS110)。
制御装置5は、XYテーブル13に載置されたワークW上の任意の位置に加工ヘッドがくるようXYテーブル13を移動させる(ステップS120)。この後、レーザ加工機構4は、ハイトセンサによって、加工位置から加工ヘッドまでの高さ(Z軸高さ)を検出する。そして、レーザ加工機構4は、検出した高さに基づいて、加工位置から加工ヘッドまでの高さを調整する(ステップS130)。
レーザ加工装置1へは、予め位置ずれ補正係数を算出する際に穴あけ加工する目標位置(指令点B)を複数登録しておく。図6は、XYテーブル上に設定される複数の指令点を説明するための図である。同図に示すように、本実施の形態では、XYテーブル13上に設定した座標上に複数の指令点(指令位置)Bを設定しておく。各指令点Bは、例えばXYテーブル13上で等間隔に配置しておく。そして、レーザ加工装置1は、複数登録された各指令点Bで穴あけを行えるワークW(全指令点Bを配置できるワークW)をXYテーブル13上に載置しておく。
制御装置5は、複数登録された穴あけ位置で穴あけ加工を行うよう、レーザ加工機構4を制御する。このとき、制御装置5は、複数登録された穴あけ位置の中から1つ目の穴あけ位置(1つ目の指令点B)を選択し、選択した位置上(レーザビーム照射位置)に加工ヘッドがくるようレーザ加工機構4を制御する。これにより、レーザ加工機構4は、ガルバノスキャナ11を原点位置に設定した状態(ガルバノ原点位置)で、1つ目の穴あけ位置に加工ヘッドがくるようXYテーブル13を移動させる。そして、レーザ加工機構4は、1つ目の穴あけ位置でレーザ加工を実施する(ステップS140)。制御装置5は、穴あけ位置が1つ目の指令点BとなるようXYテーブル13を移動させる際に、1つ目の指令点Bの座標を位置ずれ量算出部31に送っておく。
この後、レーザ加工機構4は、1つ目の穴あけ位置がビジョンセンサ14上(カメラ測定位置)にくるよう、XYテーブル13を移動させる。そして、ビジョンセンサ14は、1つ目の加工穴のXYテーブル13上の位置(1つ目の加工点Aの座標)を検出して測定する(ステップS150)。ビジョンセンサ14は、測定した加工穴の位置を位置ずれ量算出部31に送る。
位置ずれ量算出部31は、ビジョンセンサ14から送られてくる加工点Aの座標と、制御装置5から送られてくる指令点Bの座標と、を比較して、指令点Bに対する加工点Aの位置ずれ量を算出する。位置ずれ量算出部31は、算出した位置ずれ量と指令点BのXYテーブル13上の座標とを対応付けするとともに、対応付けした情報を測定データとして測定データ記憶部32に送る。これにより、測定データが測定データ記憶部32内にバックアップされる(ステップS160)。
レーザ加工装置1は、全ての加工点Aに対して加工穴の位置測定が完了したか否かを判断する(ステップS170)。全ての加工点Aに対して加工穴の位置測定が完了していなければ(ステップS170、No)、レーザ加工装置1は、ステップS120〜S170の処理を繰り返す。これにより、レーザ加工装置1は、ワークW上の複数の位置で、指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を測定する。換言すると、ステップS120〜S170の処理(指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を測定する処理)をXYテーブル13全面の複数地点で繰返し、XYテーブル13全面の位置ずれ補正量を測定する。
測定データが測定データ記憶部32内にバックアップされた後、レーザ加工装置1は、全ての加工点A(例えば360箇所)に対して加工穴の位置測定が完了したか否かを判断する(ステップS170)。全ての加工点Aに対して加工穴の位置測定が完了していれば(ステップS170、Yes)、補正係数算出部33は、測定データ記憶部32内の測定データを用いて指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を補正する位置ずれ補正係数を算出する。
図7は、指令点と加工点との位置ずれ量を説明するための図である。同図に示すように、指令点B(指令位置)と加工点A(実加工位置)とは、指令点Bの位置によって種々の位置ずれ量を有している。本実施の形態の補正係数算出部33は、XYテーブル13上の各位置に応じた位置ずれ補正係数を算出するため、例えば、最小二乗近似によって求めた補正式の係数を位置ずれ補正係数として算出する。補正係数算出部33は、例えば式(1)〜式(5)を用いて位置ずれ補正係数を算出する。式(1)〜式(5)は、図7に示した9組の座標組(指令点Bの座標と加工点Aの座標)を用いた場合の、指令点Bの座標、加工点Aの座標、位置ずれ補正係数の関係を示している。
Figure 2010099674
Figure 2010099674
Figure 2010099674
Figure 2010099674
Figure 2010099674
ここでのYは、測定値行列であり、XYテーブル13上で測定された加工点Aの座標(実加工位置)である。また、Aは目標値(指令点B)の行列であり、Θは補正係数行列である。また、εは誤差行列であり、指令点Bと加工点Aとのずれ量を示している。
補正係数算出部33は、式(1)〜式(5)のYとAに、それぞれ加工点Aの座標と指令点Bの座標を入力し、最小二乗近似を用いてεが最小となるようなΘを算出する。具体的には、補正係数算出部33は、式(6)と(7)を用いてΘを算出する。ここでのTは、配置行列であり、ここでのPは、重み行列である。
Figure 2010099674
Figure 2010099674
補正係数算出部33は、XYテーブル13上に設定した全ての指令点Bの座標および加工点Aの座標に式(1)〜(7)を適用してもよいし、図7に示した9組の座標組毎に式(1)〜(7)を適用してもよい。また、XYテーブル13(ワークW)を所定数のエリア(例えば4組の座標組で構成されるエリアや12組の座標組で構成されるエリアなど)に分割し、分割したエリア毎に位置ずれ補正係数を算出してもよい。この場合、補正係数算出部33は、分割した各エリアに含まれる座標組に式(1)〜(7)を適用する。
図8は、位置ずれ補正係数の算出対象エリアを説明するための図である。図8ではXYテーブル13上のエリアをエリアw1〜w8に8分割した場合を示している。補正係数算出部33は、このように分割されたエリアw1〜w8毎に位置ずれ補正係数を算出する。XYテーブル13上のエリアの分割は、例えば位置ずれ傾向の似ている加工点Aが同一エリアとなるよう分割する。これにより、正確な位置補正を行うことができる位置ずれ補正係数を算出することが可能となる。なお、各エリアw1〜w8は、隣接するエリアと重なり合ってもよい。これにより、エリアの境界部分であっても、加工穴の位置ずれを正確に補正できる位置ずれ補正係数を算出できる。
補正係数算出部33は、算出したΘを位置ずれ補正係数として、補正係数算出部33内のメモリに保存する(ステップS180)。なお、算出した位置ずれ補正係数は、補正係数算出部33の外部に配置されているメモリなどに記憶させてもよい。
つぎに、位置ずれ補正係数を用いたレーザ加工処理手順について説明する。図9は、位置ずれ補正係数を用いたレーザ加工処理手順を示すフローチャートである。レーザ加工装置1は、実製品などのレーザ加工処理を開始すると、位置ずれ補正係数を有効(補正有効)にして、算出しておいた位置ずれ補正係数をレーザ加工装置1に設定する(ステップS210)。
制御装置5は、XYテーブル13に載置されたワークW上の任意の位置に加工ヘッドがくるようXYテーブル13を移動させる(ステップS220)。この後、レーザ加工機構4は、ハイトセンサによって、加工位置から加工ヘッドまでの高さ(Z軸高さ)を検出する。そして、レーザ加工機構4は、検出した高さに基づいて、加工位置から加工ヘッドまでの高さを調整する(ステップS230)。
制御装置5は、レーザ加工に用いる制御プログラムに基づいて、実製品となるワークW上の所定の加工位置(製品用加工穴)に加工ヘッドがくるようXYテーブル13やガルバノスキャナ11を移動させる(ステップS240)。
このとき、位置ずれ補正部3の補正指令部34は、製品用加工穴のXYテーブル13上の位置(指令点Bの座標)と、保存してある位置ずれ補正係数と、に基づいて、ガルバノスキャナ11のオフセット量(加工位置を補正するためのガルバノミラーの位置補正量)またはXYテーブル13のオフセット量(加工位置を補正するためのXYテーブル13の位置補正量)を算出する(ステップS250)。XYテーブル13上のエリアを複数のエリアに分割してエリア毎に位置ずれ補正係数を算出している場合には、補正指令部34は、指令点Bの座標に対応するエリア(指令点Bが含まれるエリア)の位置ずれ補正係数を用いてガルバノスキャナ11またはXYテーブル13のオフセット量を算出する。
補正指令部34は、算出したオフセット量の分だけガルバノスキャナ11またはXYテーブル13を駆動するよう制御装置5に指示を送る。制御装置5は、補正指令部34からのオフセット量だけガルバノスキャナ11またはXYテーブル13を駆動させる。これにより、ガルバノスキャナ11またはXYテーブル13へのオフセット量だけ加工位置が補正され、レーザ加工機構4がレーザ加工を行う(ステップS260)。なお、位置ずれ補正係数を用いた穴あけ加工の位置補正をXYテーブル13のみによって行う場合、レーザ加工装置1は、ガルバノスキャナ11を有していなくてもよい。
このように、本実施の形態では、XYテーブル13上の加工点Aと指令点Bとの位置ずれを複数個所で算出し、この算出結果を用いて位置ずれ補正係数を算出している。これにより、結果的に複数個所での位置ずれ量に基づいてXYテーブル13を移動させる際の基準スケールを設定している。したがって、XYテーブル13の全面(任意のテーブル位置)で、安定した高い加工精度(例えばμm単位の誤差)の穴加工を行うことが可能となる。
また、本実施の形態で用いた加工位置の位置補正と、ワークWに対するワーク補正と、を組み合わせることによって、任意のテーブル位置において高精度な穴加工を実現できる。
なお、本実施の形態で説明した補正アルゴリズム(最小二乗近似よる位置ずれ補正係数の算出処理)は、位置ずれ補正係数算出処理の一例であり、他の方法によって位置ずれ補正係数を算出してもよい。
また、本実施の形態では、位置ずれ補正係数を算出する際に、1つの穴毎にレーザ加工と位置測定を行ったが、複数の穴を連続してレーザ加工した後に複数の加工穴を連続して位置測定してもよい。例えば、全ての穴をレーザ加工した後に全ての加工穴を位置測定してもよい。
また、本実施の形態では、1つのXYテーブル13に1つのワークWを載置してレーザ加工を行う場合について説明したが、1つのXYテーブル13に複数のワークWを載置してレーザ加工を行ってもよい。また、1つのテーブル駆動系に複数のXYテーブル13を取り付けて、各XYテーブル13上のワークWをレーザ加工してもよい。
なお、本実施の形態では、レーザ加工装置1が穴あけ加工を行う場合について説明したが、レーザ加工装置1は穴あけ加工以外のレーザ加工処理を行ってもよい。また、本実施の形態では、位置ずれ補正係数を算出するためのワークWを用いて位置ずれ補正係数を算出する場合について説明したが、実製品用のワークWを用いて位置ずれ補正係数を算出してもよい。
このように実施の形態1によれば、XYテーブル13上の複数個所で測定した穴加工の位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正係数を算出し、この位置ずれ補正係数を用いて穴加工の位置ずれを補正するので、位置精度の良いレーザ加工を行うことが可能となる。
また、ガルバノスキャナ11によって加工位置の位置ずれを補正するので正確な位置ずれ補正を行うことが可能となる。また、XYテーブル13によって加工位置の位置ずれを補正するので容易に位置ずれ補正を行うことが可能となる。また、XYテーブル13上のエリアを複数のエリアに分割して、エリア毎に位置ずれ補正係数を算出するので、正確な位置ずれ補正を行うことが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図10〜図14を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、レーザ発振器からのレーザ光を2つに分離してXYテーブル13上の2つのワークWを同時にレーザ加工する。
図10は、本発明の実施の形態2に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。図10の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1のレーザ加工装置1と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。図10では、レーザ加工装置51のうちレーザ加工機構4の構成を図示している。
図10に示すレーザ加工装置51は、レーザ加工装置1と同様の機能を有している。すなわち、レーザ加工装置51は、ワークW上の所定位置に穴あけ加工を行わせる場合の指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量に基づいて、実製品などの穴あけ加工を行う際の位置ずれを補正する。レーザ加工装置51は、予め各ワークW上の複数の位置で、指令点Bと加工点Aとの位置ずれ量を測定するとともに、測定値に基づいて位置ずれ補正係数を算出しておく。そして、実製品などの穴あけ加工を行う際には、算出したワークW毎の位置ずれ補正係数を用いて加工位置を補正する。
レーザ加工装置51は、実施の形態1で説明したレーザ加工機構4の転写マスク通過後の光路構成を2つ有した構成となっている。具体的には、レーザ加工装置51は、fθレンズ12、ビジョンセンサ14、図示しないハイトセンサをそれぞれ2つずつ有するとともに、ガルバノスキャナ11を2組(合計4つ)有している。また、レーザ加工装置51は、図示しないレーザ発振器やXYテーブル13を、それぞれ1つずつ有しており、XYテーブル13上に2つのワークWを載置して各ワークWのレーザ加工を同時に行う。
転写マスク通過後のレーザ光は、左側光路(後述のLステージSL側)と右側光路(後述のRステージSR側)に分離され、各光路の先でそれぞれのワークWに照射される。LステージSL側のワークWとRステージSR側のワークWは、ともにXYテーブル13上に載置されているので、XYテーブル13が移動すると、互いのワークWは略同じ方向に略同じ距離だけ移動する。
つぎに、レーザ発振器から出射されたレーザ光の転写マスク通過後の光路構成について説明する。図11は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の転写マスク通過後の光路構成を示す図である。図11の各構成要素のうち図2に示す実施の形態1で説明した光路構成と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
レーザ光源から出射されたレーザ光は、転写マスクを通過し、1〜複数のミラーを介して分光手段(偏光手段)15に送られてくる。分光手段15に送られてきたレーザ光は、分光手段15でLステージSL(XYテーブル13の左側のステージ)側とRステージSR(XYテーブル13の右側のステージ)側とに分離される。
LステージSL側に分光されてきたレーザ光は、レーザ光BLとしてミラー17やリターダ16を介してLステージSL側のガルバノスキャナ11に送られる。また、RステージSR側に分光されてきたレーザ光は、レーザ光BRとしてミラー17やリターダ16を介してRステージSR側のガルバノスキャナ11に送られる。
LステージSL側のガルバノスキャナ11に送られてくるレーザ光BLは、ガルバノスキャナ11によってfθレンズ12に送られ、fθレンズ12によってLステージSLのワークW上に集光させられる。また、RステージSR側のガルバノスキャナ11に送られてくるレーザ光BRは、ガルバノスキャナ11によってfθレンズ12に送られ、fθレンズ12によってRステージSRのワークW上に集光させられる。
つぎに、ワークW(XYテーブル13)上の加工穴の位置について説明する。図12は、実施の形態2に係るレーザ加工装置のステージ上の加工穴の位置を説明するための図である。本実施の形態は、ワークWがXYテーブル13のLステージSL上とRステージSR上とに載置される。
例えば、穴あけ加工は、LステージSL上の左端である加工位置22L、LステージSL上の右端である加工位置22R、RステージSR上の左端である加工位置23L、RステージSR上の右端である加工位置23Rなどの種々の位置で行われる。穴あけ加工は、LステージSL上のワークWとRステージSR上のワークWとで同時に行われるので、例えば、LステージSL上の左端である加工位置22LとRステージSR上の左端である加工位置23Lとで同時に穴あけ加工される。また、LステージSL上の右端である加工位置22RとRステージSR上の右端である加工位置23Rとで同時に穴あけ加工される。
本実施の形態では、LステージSL上とRステージSR上とで同時に位置ずれ補正係数算出用の穴あけ加工を行うとともに、同時にあけられた加工穴をLステージSL上とRステージSR上とで同時に位置測定する。そして、位置ずれ補正部3は、実施の形態1と同様の方法によって、LステージSL上での位置ずれ補正係数とRステージSR上での位置ずれ補正係数を算出する。
この後、実施の形態1と同様の方法によって、LステージSL上での位置ずれ補正とRステージSR上での位置ずれ補正が行なわれる。本実施の形態のレーザ加工装置51は、穴あけ加工を行う際に、LステージSL側またはRステージSR側の少なくとも一方をガルバノスキャナ11によって位置補正する。そして、LステージSL側またはRステージSR側のうちの他方をガルバノスキャナ11またはXYテーブル13によって位置補正する。
なお、LステージSL側の加工位置とRステージSR側の加工位置を、それぞれXYテーブル13とガルバノスキャナ11の両方を用いて位置補正してもよい。この場合、XYテーブル13によって所定量だけLステージSL側の加工位置およびRステージSR側の加工位置を位置補正する。その後、LステージSL側での加工位置を、LステージSL側のガルバノスキャナ11によって位置補正し、RステージSR側の加工位置をRステージSR側のガルバノスキャナ11によって位置補正する。
レーザ加工装置51は、例えば、LステージSL側の加工位置をXYテーブル13によって位置補正し、RステージSR側の加工位置をガルバノスキャナ11によって位置補正する。この場合、レーザ加工装置51は、LステージSL上の加工穴に対して算出した位置ずれ補正係数を用いてLステージSL側の加工位置を位置補正する。このとき、レーザ加工装置51は、XYテーブル13を移動させることによってLステージSL側の加工位置を位置補正する。これにより、RステージSR側の穴の位置は、LステージSL側に行った位置補正分だけ位置ずれすることとなる。したがって、この後、レーザ加工装置51は、RステージSR側の加工穴に対して算出した位置ずれ補正係数と、LステージSL側に行った位置補正量を用いてRステージSR側の加工位置を位置補正する。このとき、レーザ加工装置51は、ガルバノスキャナ11を移動させることによってRステージRL側の加工位置を位置補正する。なお、位置ずれ補正部3は、LステージSL側の加工穴に対して算出した位置ずれ補正係数と、RステージSR側の加工穴に対して算出した位置ずれ補正係数と、を用いて制御装置5への補正指令を作成してもよい。
以上のように、LステージSL上のワークWとRステージRL上のワークWを同時に穴あけ加工する場合であっても、実施の形態1の場合と同様に、各ワークW上の複数個所で測定した穴加工の位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正係数を算出している。
ここで、本実施の形態のレーザ加工装置51が算出した位置ずれ補正係数によって加工穴の位置を補正した場合の位置ずれ量について説明する。図13は、Rステージ上で穴あけ加工した場合の穴位置のずれ量を示す図であり、図14は、Lステージ上で穴あけ加工した場合の穴位置のずれ量を示す図である。
図13および図14では、位置ずれ補正係数によって加工穴の位置を補正した場合の位置ずれ量(補正後)と、位置ずれ補正することなく穴あけ加工した場合の位置ずれ量(補正前)の分布を示している。図内に示す位置ずれ量Cは補正前の位置ずれ量であり、図内に示す位置ずれ量Dは補正後の位置ずれ量である。位置ずれ量Cおよび位置ずれ量Dの座標が、それぞれX方向の位置ずれ量とY方向の位置ずれ量を示している。
図13および図14に示すように、位置ずれ補正係数による補正後の実加工穴の方が、位置ずれ補正無しの実加工穴よりも、位置ずれ量が小さくなっている。具体的には、補正前の位置ずれ量Cよりも補正後の位置ずれ量Dの方が、X方向およびY方向で位置ずれ量の最大値が小さくなり、X方向およびY方向で位置ずれ量の平均値も小さくなっている。また、補正前の位置ずれ量Cよりも補正後の位置ずれ量Dの方が、X方向およびY方向で位置ずれ量の標準偏差が小さくなっている。
なお、本実施の形態では、レーザ加工装置51が2つのワークWを同時に加工する場合について説明したが、レーザ加工装置51は3つ以上のワークWを同時に加工してもよい。この場合、レーザ加工装置51は、実施の形態1で説明したレーザ加工機構4の転写マスク通過後の光路構成を3つ以上有した構成となる。
このように実施の形態2によれば、LステージSL上のワークWとRステージRL上のワークWを同時に穴あけ加工する場合であっても、各ワークW上の複数個所で測定した穴加工の位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正係数を算出するので、位置精度の良いレーザ加工を行うことが可能となる。
また、本実施の形態のレーザ加工装置51は、穴あけ加工を行う際に、LステージSL側またはRステージSR側の少なくとも一方をガルバノスキャナ11によって位置補正すればよいので、他方の位置補正をXYテーブル13のみで行う場合には、簡易な構成で位置補正を行うことが可能となる。
以上のように、本発明に係るレーザ加工装置は、ワークの加工位置の位置ずれ補正に適している。
実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係るレーザ加工装置の転写マスク通過後の光路構成を示す図である。 実施の形態1に係るレーザ加工装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るレーザ加工装置のステージ上の加工穴の位置を説明するための図である。 位置ずれ補正係数の算出処理手順を示すフローチャートである。 XYテーブル上に設定される複数の指令点を説明するための図である。 指令点と加工点との位置ずれ量を説明するための図である。 位置ずれ補正係数の算出対象エリアを説明するための図である。 位置ずれ補正係数を用いたレーザ加工処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係るレーザ加工装置の転写マスク通過後の光路構成を示す図である。 実施の形態2に係るレーザ加工装置のステージ上の加工穴の位置を説明するための図である。 Rステージ上で穴あけ加工した場合の穴位置のずれ量を示す図である。 Lステージ上で穴あけ加工した場合の穴位置のずれ量を示す図である。
符号の説明
1,51 レーザ加工装置
3 位置ずれ補正部
4 レーザ加工機構
5 制御装置
11 ガルバノスキャナ
13 XYテーブル
14 ビジョンセンサ
15 分光手段
31 位置ずれ量算出部
32 測定データ記憶部
33 補正係数算出部
34 補正指令部
A 加工点
B 指令点
W ワーク

Claims (5)

  1. 加工テーブル上に載置されたワークにレーザ光を照射して前記ワークにレーザ加工を行うレーザ加工装置において、
    第1のワーク上の所定位置にレーザ加工を行なう場合の加工の指令位置と、前記指令位置にレーザ加工を行った場合の実加工位置と、の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、
    レーザ加工後の実加工位置がずれないようレーザ加工時の位置補正を行う際に用いる位置ずれ補正情報を、前記位置ずれ量に基づいて算出する補正情報算出部と、
    第2のワークにレーザ加工を行なう際に、前記位置ずれ補正情報に基づいて前記第2のワークへの加工目標位置に応じた位置補正を行うよう位置補正指令を出力する補正指令部と、
    前記位置補正指令に従った位置補正を行いながらレーザ加工を行うレーザ加工部と、
    を備え、
    前記位置ずれ量算出部は、前記第1のワーク上の複数位置に対してそれぞれの位置ずれ量を算出し、前記補正情報算出部は、前記位置ずれ量算出部が算出した複数の位置ずれ量に基づいて前記位置ずれ補正情報を算出することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記レーザ加工部は、前記加工テーブルに載置された前記第1のワークまたは前記第2のワークを複数同時にレーザ加工し、かつ前記補正情報算出部は前記第1のワーク毎に前記位置ずれ補正情報を算出するとともに、前記補正指令部は前記第2のワーク毎に前記補正指令を出力することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記レーザ加工部は、レーザ光の照射位置を位置決めするガルバノスキャナを有し、
    前記補正指令部は、前記ガルバノスキャナへの補正指令を出力して前記ガルバノスキャナに前記加工位置の補正を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記補正指令部は、前記加工テーブルへの補正指令を出力して前記加工テーブルに前記加工位置の補正を行わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。
  5. 前記補正情報算出部は、前記第1のワーク面内に複数のエリアを設定するとともに、設定したエリア毎に前記位置ずれ補正情報を算出し、
    前記補正指令部は、前記第2のワークの加工目標位置に応じたエリアの位置ずれ補正情報に基づいて前記位置補正指令を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。
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