JP2003245785A - ビーム加工方法及び装置 - Google Patents

ビーム加工方法及び装置

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JP2003245785A
JP2003245785A JP2002046559A JP2002046559A JP2003245785A JP 2003245785 A JP2003245785 A JP 2003245785A JP 2002046559 A JP2002046559 A JP 2002046559A JP 2002046559 A JP2002046559 A JP 2002046559A JP 2003245785 A JP2003245785 A JP 2003245785A
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stage
galvano
galvano scanner
beam processing
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JP2002046559A
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Hiroshi Morita
洋 森田
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Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージが完全に整定しない状態での加工を
可能として、スループットを向上させる。 【解決手段】 ステージ22と共に移動する加工対象物
10に対してガルバノスキャナ14、16のミラー1
5、17によって照射位置が制御されるビーム12を照
射して加工を行なう際に、ステージ位置指令とステージ
現在位置の計測結果の差に応じて、前記ガルバノスキャ
ナ14、16に対するミラー角度を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステージと共に移
動する加工対象物に対して、ガルバノスキャナのミラー
によって照射位置が制御されるビームを照射して加工を
行なうビーム加工方法及び装置に係り、特に、レーザビ
ームを照射して、プリント配線基板等の適所に穴開け加
工を行なうレーザドリルマシンに用いるのに好適な、加
工精度を悪化させることなく、ステージの移動に伴うス
ループットの低下を小さくすることが可能なビーム加工
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なレーザ加工装置の要部の構成例
を図1に示す。本構成例は、図示しないレーザ発振器か
ら照射される、例えばパルス状のレーザビーム12を、
加工対象物10の表面(加工面)10Aで所定の方向
(図1では紙面に垂直な方向)に走査するためのミラー
15を含む第1ガルバノスキャナ14と、該第1ガルバ
ノスキャナ14によって紙面に垂直な方向に走査された
レーザビーム12を、同じく加工面10Aで前記第1ガ
ルバノスキャナ14による走査方向と垂直な方向(図1
では紙面と平行な方向)に走査するためのミラー17を
含む第2ガルバノスキャナ16と、前記第1及び第2ガ
ルバノスキャナ14、16により2方向に走査されたレ
ーザビームを、加工面10Aに対して垂直な方向に偏向
するためのf−θレンズ18とを備えている。
【0003】このガルバノスキャナにおいては、第1及
び第2ガルバノスキャナ14、16でミラー15、17
を回転させることで、レーザビーム12を加工面10A
内の任意の位置に移動することができる。ミラー15、
17により偏向したレーザビームは、f−θレンズ18
を通過すると、加工面10Aに集光する。このため、2
つのガルバノスキャナ14、16を制御することによ
り、加工面10Aの目標箇所をレーザ加工することが可
能となる。
【0004】なお、図1では、ガルバノスキャナが2つ
の場合を例示したが、ガルバノスキャナの数はこれに限
定されない。
【0005】基板の穴開け等では、高いスループットが
要求されるため、加工対象物10を移動させて位置決め
する方法に比べて、レーザビームを移動させることによ
り、高速に加工を行なうことが可能なガルバノスキャナ
を用いることが多い。
【0006】しかしながら、一般に加工対象物10は、
ガルバノスキャナによる加工可能エリア20より大き
い。従って、例えばXYステージ22により、目的の加
工位置が加工可能エリア20内に入るように、加工対象
物10を送ることによって、順次加工を行なっていく。
【0007】一般に、XYステージ22の整定時間は、
ガルバノスキャナ14、16の整定時間に比べて長いた
め、加工対象物10がXYステージ22によって送られ
ると、スループットが低下する。図2は、従来の方法に
よる加工の様子を時系列に従って示したものである。従
来のレーザ加工装置では、ステージの位置がステージ整
定範囲内に整定し、次いで、ガルバノスキャナによるビ
ーム照射位置がガルバノ整定範囲内に整定した後に、レ
ーザを照射して加工を行なっていた。従って、ステージ
の整定範囲とガルバノ整定範囲は、合わせて目標加工精
度よりも小さい必要がある。ガルバノスキャナの動作開
始からガルバノ整定範囲内に整定するまでの時間は、例
えば1ms程度、又、レーザの照射時間は、例えば0.
1msと短いのに対して、ステージの動作開始からステ
ージ整定範囲内に整定するまでの時間(ステージ移動時
間)は、例えば200ms程度と長い。ステージがステ
ージ整定範囲内に整定している間は、ガルバノ動作とレ
ーザ照射を繰り返し行なって、高速に加工を続けられる
が、加工可能エリア内の加工を終えると、ステージを移
動させて加工対象物を送る必要があり、この間、加工は
一旦停止する。
【0008】一般に加工対象物全体の大きさは、ガルバ
ノスキャナの動作による加工可能エリア20よりずっと
大きいため、例えば特許第3077539号に記載され
ているように、ステージ22を何回も移動させて加工対
象物10を送らなければならず、スループットを悪化す
る要因となっていた。
【0009】このような問題を解決するべく、ステージ
を停止させずに加工を行なう方法が考えられるが、精度
の悪化を引き起こさない対策が必要である。例えば、特
許第3155012号や特開2000−100608に
は、全ての加工目標点をつなぐ軌道を一つ予め生成した
上で、この軌道のうち、ステージが追従可能な低い周波
数成分をステージへの指令値としてステージの駆動を行
ない、ステージの駆動結果を測定して、元の軌道との引
算を行ない、その差(不足分)をガルバノスキャナへの
指令とすることが記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、ステージとガルバノスキャナの軌道を、
それぞれ任意に生成することができないため、次のよう
な場合には適用できないという問題点を有していた。
【0011】(1)ステージの軌道を内部生成するドラ
イバを利用する場合。 従来の方法では、ステージの軌道を直接生成する必要が
あり、一般に利用されている位置指令のみで指令を行な
う方式のステージドライバを利用することができない。
【0012】(2)ガルバノの軌道を生成するツールを
利用する場合。 従来の方法では、出願人が特願2001−331550
で提案したような、ガルバノスキャナの加工順路を改善
してスループットの高速化を行なうための手法を利用す
ることができない。
【0013】(3)ステージ速度を一定にして加工を行
なう場合。 従来の方法では、出願人が特願2002−26189で
提案したような、ステージ速度を一定として、ガルバノ
スキャナの加工順路を改善してスループットの高速化を
行なうための手法を利用することができない。
【0014】(4)既存のレーザ加工装置を改良する場
合。 既存の装置が、ステージとガルバノスキャナに別個の指
令を独立して発行する方式であった場合、従来の方法を
適用して改良を行なうことはできない。
【0015】又、一般にステージへの指令の周期は、ガ
ルバノスキャナへの指令の周期よりも遅くてもよいのに
も拘らず、従来は一つの指令を分けてステージとガルバ
ノスキャナに同時に指令を行なうため、処理に無駄があ
った。
【0016】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、加工精度を悪化させることなく、ス
テージの移動に伴うスループットの低下を小さくするこ
とを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステージと共
に移動する加工対象物に対して、ガルバノスキャナのミ
ラーによって照射位置が制御されるビームを照射して加
工を行なう際に、ステージ位置指令とステージ現在位置
の計測結果の差に応じて、前記ガルバノスキャナに対す
るミラー角度を補正するようにして、前記課題を解決し
たものである。
【0018】又、前記ミラー角度の補正を、ステージ位
置指令とステージ現在位置の計測結果の差がステージ動
作に与える許容精度より大きい場合に、レーザ照射位置
とステージ現在位置との相対位置と、ビーム照射指令位
置とステージ位置指令との相対位置との差がステージ動
作に与える許容精度とガルバノスキャナ動作に与える許
容精度の和より小さくなるように行なうようにしたもの
である。
【0019】ここで、前者の許容精度をステージ動作に
与える許容精度のみとし、後者をステージ動作に与える
許容精度とガルバノスキャナ動作に与える許容精度の和
としているのは、前者がステージ動作に与える許容精度
とガルバノスキャナ動作に与える許容精度の和を全部使
い切ってしまうと、最早これを相殺させる補正は不可能
になるからである。
【0020】又、前記ミラー角度の補正を、ガルバノス
キャナによるビーム照射位置の目標軌道に対して行なう
ようにしたものである。
【0021】あるいは、前記ミラー角度の補正を、ガル
バノスキャナのミラー角度信号に対して行なうようにし
たものである。
【0022】又、前記ミラー角度の補正を、他の処理よ
り短い周期で行なうようにして、補正処理の遅れによ
り、ビーム照射位置とビーム照射目標位置との差が、加
工目標精度から外れることがないようにしたものであ
る。
【0023】又、前記ステージ位置指令を一定とした状
態で、ガルバノスキャナの動作とレーザ照射を繰り返し
行ない、ガルバノスキャナによる加工可能エリア内の加
工が終了した時点で、ステージ位置指令を次のステージ
目標位置に変更させ、順次加工を行なっていくようにし
たものである。
【0024】あるいは、前記ステージが一定速度で動作
するようにステージ位置指令を続けて更新しながら、ガ
ルバノスキャナの動作とレーザ照射を繰り返し行ない、
順次加工を行なっていくようにしたものである。
【0025】本発明は、又、ステージと共に移動する加
工対象物に対して、ガルバノスキャナのミラーによって
照射位置が制御されるビームを照射して加工を行なうビ
ーム加工装置において、ステージ位置指令とステージ現
在位置の計測結果の差を求める手段と、求められた差に
応じて、前記ガルバノスキャナに対するミラー角度を補
正するガルバノ補正手段とを備えることにより、前記課
題を解決したものである。
【0026】又、前記ガルバノスキャナを駆動するため
のドライバ回路の一部又は全部を、アナログ回路で構成
して、高速処理を可能としたものである。
【0027】又、前記ガルバノ補正手段を、パルスカウ
ンタと減算器からなるデジタル回路と、フィルタ処理を
行なうアナログ回路から構成したものである。
【0028】又、前記ステージ現在位置の計測にリニア
エンコーダを利用するようにしたものである。
【0029】又、前記ステージの駆動を、回転式モータ
とボールネジで行ない、ステージの制御を、該回転式モ
ータ付随のエンコーダで行なうようにして、構成を簡略
化したものである。
【0030】又、前記ガルバノ補正手段に、ステージ位
置指令とステージ現在位置の計測結果の差を利用してガ
ルバノスキャナによるビーム照射位置の目標軌道が補正
可能か監視するウィンドウコンパレータを備えたもので
ある。
【0031】又、前記ウィンドウコンパレータの監視す
る信号を、ステージ位置指令とステージ現在位置の計測
結果の差をハイパスフィルタに通過させた信号としたも
のである。
【0032】更に、前記ガルバノスキャナの応答特性を
実測して、それより低い応答帯域をもつローパスフィル
タを備えるように設計されたステージ軌道生成手段を備
えたものである。
【0033】あるいは、前記ガルバノスキャナの応答特
性をシミュレーションして、それより低い応答帯域をも
つローパスフィルタを備えるように設計されたステージ
軌道生成手段を備えたものである。
【0034】
【発明の実施形態】以下、レーザ加工装置に適用した、
本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0035】ここでは、理解を容易にするために、ガル
バノスキャナの一つ(16)によって走査される一つの
軸についてのみ説明するが、実際にはX軸とY軸の両方
に対して、本発明が適用される。
【0036】本実施形態は、図3に示す如く、主に、レ
ーザビーム12を発振するレーザ発振器30と、ガルバ
ノスキャナ16に配設された角度センサ32の出力信号
を利用して該ガルバノスキャナ16を駆動するためのガ
ルバノドライバ34と、XYステージ22に配設された
リニアエンコーダ36の出力を利用して、XYステージ
22の位置を制御するためのステージドライバ38と、
前記レーザ発振器30、ガルバノドライバ34、ステー
ジドライバ38等を制御するための主制御装置40と、
該主制御装置40から出力されるガルバノ角度指令に基
づいて、前記ガルバノドライバ34に与えるガルバノ目
標軌道を生成するためのガルバノ軌道生成装置42と、
前記主制御装置40から出力されるステージ位置指令に
応じて、本発明により、前記ステージドライバ38に与
えるステージ目標軌道を生成するステージ軌道生成装置
44と、前記リニアエンコーダ36で検出される実際の
ステージ位置に応じて、前記ガルバノ軌道生成装置42
から出力されるガルバノ目標軌道を補正するためのガル
バノ補正装置50とを備えている。
【0037】前記ステージ軌道生成装置44は、ガルバ
ノ制御系の応答帯域より低い周波数成分の軌道を生成す
るように構成することが望ましい。
【0038】図3に示したガルバノ補正装置の第1例5
0は、全てデジタル回路で構成されており、例えば、前
記リニアエンコーダ36の出力パルス(エンコーダパル
ス)を計数するデジタルのパルスカウンタ52と、該パ
ルスカウンタ52によって計数される実際のステージ位
置と主制御装置40から出力されるステージ位置指令の
差(ステージエラー)を求めるデジタルの減算器54
と、該減算器54の出力に、ステージ位置をミラー角度
に換算するのに必要なスケールゲイン(比例定数)を乗
ずるためのデジタルの乗算器56と、該乗算器56の出
力を前記ガルバノ軌道生成装置42から出力されるガル
バノ目標軌道に加えて、前記ガルバノドライバ34に補
正ガルバノ軌道を与えるためのデジタルの加算器58
と、前記減算器54の出力の高周波成分を通過するデジ
タルのハイパスフィルタ60と、該ハイパスフィルタ6
0の出力が所定の追従許容範囲にあるか否かを判定する
デジタルのウィンドウコンパレータ62とを含んでい
る。
【0039】以下、本実施形態の動作を説明する。
【0040】特許第3155012号や特開2000−
100608とは異なり、本発明に係る主制御装置40
は、ステージ位置指令とガルバノ角度指令を、それぞれ
別々に発行する。
【0041】ステージ軌道生成装置44は、該ステージ
位置指令に基づき、ステージ目標軌道を生成する。ステ
ージドライバ38は、ステージ目標軌道に従って、XY
ステージ22を駆動する。XYステージ22の位置は、
リニアエンコーダ36によって計測され、ステージドラ
イバ38にフィードバックされると共に、ガルバノ補正
装置50に入力される。
【0042】一方、ガルバノ軌道生成装置42は、主制
御装置40から入力されるガルバノ角度指令に基づき、
ガルバノ目標軌道を生成する。ガルバノドライバ34
は、ガルバノ補正装置50によって補正されたガルバノ
目標軌道に従って、ガルバノスキャナ16を駆動する。
ガルバノスキャナ16のミラー17の角度は、角度セン
サ32で計測される。ミラー角度が、補正されたガルバ
ノ目標軌道に追従すると、ガルバノドライバ34がガル
バノ追従完了信号を発行する。ガルバノ追従完了信号の
発行条件は、例えば、出願人が特願2000−807で
提案したような整定完了判断と同じでよく、例えば追従
誤差が一定値になった後、一定時間経過してから発行す
ることができる。
【0043】前記ガルバノ補正装置50では、パルスカ
ウンタ52が、リニアエンコーダ36のパルス信号か
ら、ステージ現在位置を生成する。次いで、減算器54
で、ステージ現在位置からステージ位置指令を減算し、
ステージエラーを算出する。ステージエラーは、スケー
ルゲインを乗算器56で乗じてミラー角度に換算された
後、加算器58でガルバノ目標軌道に加算される。従っ
て、補正されたガルバノ軌道により位置決めされるレー
ザ照射の目標位置には、ステージ現在位置とステージ指
令との差が加算されることになる。
【0044】一方、ステージエラーは、ハイパスフィル
タ60で高周波域のゲインを増幅した後、ウィンドウコ
ンパレータ62で監視される。ウィンドウコンパレータ
62では、監視量が追従許容範囲以下の場合に、ガルバ
ノ追従可能信号を発行する。
【0045】主制御装置40は、ガルバノ追従可能信号
とガルバノ追従完了信号を受け取った時点で、レーザ発
振器30に照射指令を発行する。レーザ発振器30で
は、必要時間照射を行なった後、照射完了信号を発行す
る。主制御装置40は、同一角度で必要回数(例えば1
〜3回)照射を行なった後、次のガルバノ角度指令を発
行する。又、必要に応じて、次のステージ位置指令を発
行する。
【0046】本発明において、ステージの制御には、本
実施形態のように、ステージ22の位置を直接計測可能
なリニアエンコーダ36の信号を利用して行なうフルク
ローズドフィードバック制御を採用することが望ましい
が、ステージの制御を、駆動用モータの角度によって行
なうセミクローズドフィードバック制御を行なっても効
果があり、コストを下げたい場合や、リニアエンコーダ
をフィードバックしていない既存機に改良を行なう場合
等に有効である。
【0047】前記ガルバノドライバ34がアナログ回路
で構成されている場合、前記ガルバノ補正装置は、図4
に示す第2例70の如く、D/A変換器72と、ローパ
スフィルタ74を追加すると共に、アナログの乗算器7
6と、ハイパスフィルタ80と、ウィンドウコンパレー
タ82を用いて構成することができる。ガルバノスキャ
ナの制御は非常に高速に行なうため、ガルバノドライバ
34をアナログ回路で構成する場合が多い。この場合、
ガルバノ目標軌道はアナログ信号で生成される。一方、
ステージの位置を正確に測定する際には、本実施形態の
ように、リニアエンコーダ36を利用する方法が一般的
であるが、この場合、信号はパルス形式で出力される。
このような場合には、図4に示した第2の構成例のガル
バノ補正装置70を適用するのが有効である。
【0048】このガルバノ補正装置70では、パルスカ
ウンタ52がリニアエンコーダ36のパルス信号からデ
ジタル信号としてステージ現在位置を生成する。減算器
54でステージ現在位置からステージ位置指令を減算
し、デジタル信号としてステージエラーを算出する。ス
テージエラーは、D/A変換器72でアナログ信号に変
換される。アナログ信号のステージエラーは、ローパス
フィルタ74でノイズ成分を除去した後、乗算器76で
スケールゲインを乗じて、加算器78でガルバノ目標軌
道に加算される。従って、補正されたガルバノ目標軌道
により位置決めされるレーザ照射の目標位置には、ステ
ージ現在指令とステージ位置指令との差が加算されるこ
とになる。一方、アナログ信号のステージエラーは、ハ
イパスフィルタ80で高周波域のゲインを増幅した後、
ウィンドウコンパレータ82で監視される。
【0049】この第2の構成例のガルバノ補正装置70
では、パルスカウンタ52と減算器54のみデジタル処
理を行ない、それ以外はアナログ回路で構成する。この
ような簡易なデジタル処理は、例えば1μs程度の周期
で高速に行なうことが可能である。従って、処理を他の
デジタル処理部と独立に高速に行なうことにより、ガル
バノ目標軌道の補正を、ほぼ随時行なうことが可能とな
る。
【0050】次に、やはりガルバノドライバをアナログ
回路で構成する場合に有効なガルバノ補正装置の第3の
構成例90を図5に示す。第2の構成例では、ガルバノ
軌道にステージエラーを加算することにより補正を行な
っていたのに対し、この第3の構成例のガルバノ補正装
置90では、ミラー角度信号からステージエラー信号を
減算することによって補正を行なうようにした点が、第
2の構成例と異なる。
【0051】第2と第3の構成例の作用は同じである
が、実現するに当たり、ノイズの影響や回路の実装スペ
ースの問題を考慮して、より適する方を選択することが
できる。勿論、第1の構成例においても、ミラー角度信
号に対して補正を行なうことが可能である。
【0052】前記ウィンドウコンパレータ62、82に
設定する追従許容範囲は、従来のステージの停止要求精
度より大きく、ガルバノスキャンエリア20より小さい
範囲であり、加工目標位置の配置や加工順等によって、
最適範囲が異なる。一般に、追従許容範囲を小さくする
と、ステージの動作を待つ時間が長くなる傾向にあり、
逆に、追従許容範囲を大きく設定すると、ガルバノ目標
軌道補正の結果が、ガルバノスキャナの動作範囲をオー
バーし易くなるため、ステージ及びガルバノスキャナへ
の位置指令が必要とする制約が厳しくなる傾向にある。
【0053】前記ガルバノ補正装置のハイパスフィルタ
60、80は、低周波域では通過特性を持ち、ガルバノ
スキャナ制御系の応答限界周波数付近でゲインが上昇す
る特性を持つように構成することが望ましいが、省略す
ることもできる。
【0054】次に、望ましいステージ軌道生成装置44
とハイパスフィルタ60、80の設計手順を、図6に示
すボード線図に従って説明する。
【0055】(1)まず、ガルバノスキャナ16のガル
バノ目標軌道の入力から、角度センサ32の出力への周
波数応答を、例えばサーボアナライザを用いて実測した
り、又は、ソフトによりシミュレーションする。
【0056】(2)(1)の結果より、応答帯域が充分
に低くなるように時定数を調整した2次のローパスフィ
ルタ1/{(T1s+1)(T2s+1)}を設計する。
【0057】(3)(2)で設計されたローパスフィル
タをステージ軌道生成装置44の内部に実装する。
【0058】(4)(1)の結果より、応答帯域が低く
なるように時定数を調整した2次のローパスフィルタ1
/{(T3s+1)(T4s+1)}を設計する。
【0059】(5)(1)の結果より、応答帯域が高く
なるように時定数を調整した3次のローパスフィルタ1
/{(T5s+1)(T6s+1)(T7s+1)}を設
計する。
【0060】(6)(4)の逆関数のハイパスフィルタ
と(5)のローパスフィルタを組み合わせたフィルタ
{(T3s+1)(T4s+1)/(T5s+1)(T6
+1)(T7s+1)}を、ガルバノ補正装置のハイパ
スフィルタ部60、80に実装する。
【0061】次に、本発明による加工方法を、理解し易
いように、1つの軸についてのみ説明する。
【0062】図7は、本発明を利用した第1の方法によ
る加工の様子を時系列に従って示したものである。本発
明の第1の方法では、ステージが動作した際、ステージ
エラーがガルバノ追従許容範囲より小さくなった時点
で、ガルバノスキャナの動作及びレーザ照射を開始し
て、加工を行なう。ガルバノ追従許容範囲は、従来要求
されていたステージ整定範囲に比べて大きいため、ステ
ージの動作に伴い加工が停止する時間が削減できる。
【0063】図8は、図7のガルバノ追従可能信号が発
行されている状態を拡大したものに相当し、本発明によ
る方法の詳しい様子を示したものである。本図では、理
解し易いように、ガルバノスキャナの信号はスケールゲ
インで除して、レーザ照射位置に換算して示してある。
図8に示すように、ガルバノ目標軌道にステージエラー
が加算されることにより、XYステージの位置を随時追
従するように補正される。このため、ガルバノ追従完了
信号が発行されている間は、ステージが動作中であって
も、精度良く加工を行なうことができる。この際、レー
ザ照射のタイミングは、ステージやガルバノスキャナの
動作と同期させる必要がなく、遅れが生じても問題な
い。又、レーザ連続照射中又は繰り返し照射の間に加工
目標点が外れるという問題もない。
【0064】本発明において、ステージの動作する周波
数がガルバノスキャナの応答周波数より低ければ、ガル
バノスキャナの動作はステージエラーに応答することが
可能である。この場合、ガルバノ追従完了信号が発行さ
れている間は、常に精度良い加工が可能である。一般
に、ステージの応答周波数は、ガルバノスキャナの応答
周波数より低く、この条件は成り立つ。更に、ステージ
軌道生成装置44の内部に、ガルバノ制御系の応答帯域
より充分に低い応答帯域のローパスフィルタを実装する
ことで、より確実に条件を満たすようにすることができ
る。
【0065】ステージが高い周波数の動作をした場合、
ガルバノスキャナの追従が不十分になる可能性がある。
本発明では、ガルバノスキャナの応答特性が低下するよ
うな周波数成分は、ガルバノ補正装置のハイパスフィル
タ60、80によって増幅され、追従できない大きさの
場合には、ウィンドウコンパレータ62、82の追従許
容範囲を超過してガルバノ追従可能信号が停止する。ハ
イパスフィルタ60、80は、低周波域では通過特性を
持ち、ガルバノスキャナ制御系の応答限界周波数付近で
ゲインが上昇する特性を持つように構成することによ
り、必要十分な性能を得ることができる。
【0066】図9は、本発明を利用した第2の方法によ
る加工の様子を時系列に従って示したものである。この
第2の方法では、ステージを停止させずに、連続的に送
りながら加工を行なっていく。ステージエラーがガルバ
ノ追従許容範囲より常に小さければ、ステージの動作待
ちの時間がなくなり、ガルバノ動作とレーザ照射を随時
行なうことができる。例えば一定速度でステージに送っ
た場合には、発生するステージエラーは、一般にガルバ
ノスキャンエリア20より十分小さいので、ステージエ
ラーが常にガルバノ追従許容範囲より小さくなるような
設定は実現可能である。
【0067】図10は図9を拡大したものに相当し、本
発明による動作の詳しい様子を示したものである。本発
明の第1の方法と比較すると、ステージ位置指令がステ
ージの応答速度より早い周期で変化する点で異なるが、
ステージが整定するのを待たずにガルバノ動作とレーザ
照射を行なうという特徴は同じである。
【0068】本発明の第2の方法では、ステージに許容
される速度が、加工の順番によって決まるので注意する
必要がある。
【0069】なお、前記説明においては、説明を簡単に
するために、ガルバノスキャナの数が1とされていた
が、ガルバノスキャナの数は1つに限定されず、実際に
は、X方向とY方向の2つあり、又、例えば2箇所に同
時に穴開け加工を行なうために、図1に示すような光学
系が2系統並設され、ガルバノスキャナが2×2=4個
であるようなレーザドリルマシンにも同様に適用できる
ことは明らかである。
【0070】又、前記実施形態においては、本発明が、
レーザドリルマシンに適用されていたが、本発明の適用
対象はこれに限定されず、ガルバノスキャナを用いるも
のであれば、マーキングマシン等、他の機械にも同様に
適用できることは明らかである。又、ビームの種類もレ
ーザビームに限定されない。
【0071】
【発明の効果】本発明による効果を数式により説明す
る。但し、 K:スケールゲイン xScom:ステージ位置指令 xSact:ステージ現在位置 eS:ステージエラー aGcom:ガルバノ角度指令 aGref:ガルバノ目標軌道 aGref':補正されたガルバノ目標軌道 aGact:ガルバノスキャナのミラー角度 とする。スケールゲインKは、ステージ位置をガルバノ
角度に換算する比例定数であり、ガルバノ角度指令a
Gcomによって達成しようとするレーザ照射指令位置x
Lcomとの間に次式が成り立つ。
【0072】 K×xLcom=aGcom …(1)
【0073】又、ガルバノスキャナの実際のミラー角度
によって決まるレーザ照射位置xLa ctとの間に次式が成
り立つ。
【0074】 K×xLact=aGact …(2)
【0075】又、ガルバノ追従誤差eGを以下のとおり
定義する。
【0076】 eG=xGref'−xGact …(3)
【0077】ガルバノ補正装置で行なわれる処理は、以
下のとおりである。
【0078】 eS:=xSact−xScom …(4)
【0079】 aGref':=aGref+K×eS …(5)
【0080】以上から、レーザ照射位置xLactを求め
る。
【0081】 xLact=aGact/K ={(aGref'−eG)/K}+eS =(aGref+K×eS−eG)/K =(aGref/K)+eS+(eG/K) …(6)
【0082】レーザ照射は、ガルバノ追従完了信号が発
行されてから行なわれるが、これはミラー角度が補正さ
れたガルバノ目標軌道に十分追従して、eGが十分に小
さくなっていることを意味する。又、レーザ照射はガル
バノ目標軌道がガルバノ角度指令と一致してから行なう
ため、aGref=aGcomが成り立つ。
【0083】加工精度は、ステージ現在位置とレーザ照
射位置の相対位置に依存するが、この値は xLact−xSact=(aGref/K)+eS+(eG/K)−xSact =(aGcom/K)+xSact−xScom+(eG/K)−xSact =xLcom−xScom+(eG/K) …(7 ) となり、ステージ位置指令とレーザ照射目標位置の相対
位置にeG/Kを加えた値と等しい。従って、ガルバノ
追従可能信号が発行されている間は、常に精度良く加工
可能な状態である。
【0084】以上のように、本発明によれば、ステージ
の動作による誤差を補正するようにガルバノスキャナを
駆動して加工を行なうことが可能となるため、ステージ
が完全に整定していない状態で加工を行ない、スループ
ットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象であるレーザ加工装置の要部
構成を示す正面図
【図2】従来の問題点を説明するための線図
【図3】本発明の実施形態の構成を示すブロック線図
【図4】ガルバノ補正装置の第2の構成例を示すブロッ
ク線図
【図5】同じく第3の構成例を示すブロック線図
【図6】本発明で用いるフィルタの設計方法を説明する
ためのボード線図
【図7】本発明による加工の一例を示すタイムチャート
【図8】同じく詳細を示す拡大図
【図9】本発明による加工の他の例を示すタイムチャー
【図10】同じく詳細を示す拡大図
【符号の説明】
10…加工対象物 10A…加工面 12…レーザビーム 14、16…ガルバノスキャナ 15、17…ミラー 18…f−θレンズ 30…レーザ発振器 32…角度センサ 34…ガルバノドライバ 36…リニアエンコーダ 38…ステージドライバ 40…主制御装置 42…ガルバノ軌道生成装置 44…ステージ軌道生成装置 50、70、90…ガルバノ補正装置 52…パルスカウンタ 54…減算器 56、76…乗算器 58、78…加算器 60、80…ハイパスフィルタ 62、82…ウィンドウコンパレータ 72…D/A変換器 74…ローパスフィルタ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステージと共に移動する加工対象物に対し
    て、ガルバノスキャナのミラーによって照射位置が制御
    されるビームを照射して加工を行なう際に、 ステージ位置指令とステージ現在位置の計測結果の差に
    応じて、前記ガルバノスキャナに対するミラー角度を補
    正することを特徴とするビーム加工方法。
  2. 【請求項2】前記ミラー角度の補正を、ステージ位置指
    令とステージ現在位置の計測結果の差がステージ動作に
    与える許容精度より大きい場合に、レーザ照射位置とス
    テージ現在位置との相対位置と、ビーム照射指令位置と
    ステージ位置指令との相対位置との差がステージ動作に
    与える許容精度とガルバノスキャナ動作に与える許容精
    度の和より小さくなるように行なうことを特徴とする請
    求項1に記載のビーム加工方法。
  3. 【請求項3】前記ミラー角度の補正を、ガルバノスキャ
    ナによるビーム照射位置の目標軌道に対して行なうこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のビーム加工方法。
  4. 【請求項4】前記ミラー角度の補正を、ガルバノスキャ
    ナのミラー角度信号に対して行なうことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のビーム加工方法。
  5. 【請求項5】前記ミラー角度の補正を、他の処理より短
    い周期で行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のビーム加工方法。
  6. 【請求項6】前記ステージ位置指令を一定とした状態
    で、ガルバノスキャナの動作とレーザ照射を繰り返し行
    ない、ガルバノスキャナによる加工可能エリア内の加工
    が終了した時点で、ステージ位置指令を次のステージ目
    標位置に変更させ、順次加工を行なっていくことを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載のビーム加工方
    法。
  7. 【請求項7】前記ステージが一定速度で動作するように
    ステージ位置指令を続けて更新しながら、ガルバノスキ
    ャナの動作とレーザ照射を繰り返し行ない、順次加工を
    行なっていくことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のビーム加工方法。
  8. 【請求項8】ステージと共に移動する加工対象物に対し
    て、ガルバノスキャナのミラーによって照射位置が制御
    されるビームを照射して加工を行なうビーム加工装置に
    おいて、 ステージ位置指令とステージ現在位置の計測結果の差を
    求める手段と、 求められた差に応じて、前記ガルバノスキャナに対する
    ミラー角度を補正するガルバノ補正手段と、 を備えたことを特徴とするビーム加工装置。
  9. 【請求項9】前記ガルバノスキャナを駆動するためのド
    ライバ回路の一部又は全部がアナログ回路で構成されて
    いることを特徴とする請求項8に記載のビーム加工装
    置。
  10. 【請求項10】前記ガルバノ補正手段が、パルスカウン
    タと減算器からなるデジタル回路と、フィルタ処理を行
    なうアナログ回路から構成されることを特徴とする請求
    項8又は9に記載のビーム加工装置。
  11. 【請求項11】前記ステージ現在位置の計測にリニアエ
    ンコーダを利用することを特徴とする請求項8乃至10
    のいずれかに記載のビーム加工装置。
  12. 【請求項12】前記ステージの駆動が、回転式モータと
    ボールネジで行なわれ、ステージの制御が、該回転式モ
    ータ付随のエンコーダで行なわれることを特徴とする請
    求項8乃至10のいずれかに記載のビーム加工装置。
  13. 【請求項13】前記ガルバノ補正手段に、ステージ位置
    指令とステージ現在位置の計測結果の差を利用してガル
    バノスキャナによるビーム照射位置の目標軌道が補正可
    能か監視するウィンドウコンパレータを備えたことを特
    徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載のビーム加
    工装置。
  14. 【請求項14】前記ウィンドウコンパレータの監視する
    信号が、ステージ位置指令とステージ現在位置の計測結
    果の差をハイパスフィルタに通過させた信号であること
    を特徴とする請求項13に記載のビーム加工装置。
  15. 【請求項15】前記ガルバノスキャナの応答特性を実測
    して、それより低い応答帯域をもつローパスフィルタを
    備えるように設計されたステージ軌道生成手段を備えた
    ことを特徴とする請求項8乃至14のいずれかに記載の
    ビーム加工装置。
  16. 【請求項16】前記ガルバノスキャナの応答特性をシミ
    ュレーションして、それより低い応答帯域をもつローパ
    スフィルタを備えるように設計されたステージ軌道生成
    手段を備えたことを特徴とする請求項8乃至14のいず
    れかに記載のビーム加工装置。
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