JP4467333B2 - レーザ加工装置及び加工方法 - Google Patents
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Description
加工対象物を保持し、加工面に平行な少なくとも1次元方向に、該加工対象物を移動させるステージと、
前記ステージに保持された加工対象物の表面にレーザビームを入射させるとともに、外部から与えられる指令位置に基づいて、走査可能領域内でレーザビームの入射位置を移動させるビーム走査手段であって、前記走査可能領域内のうち実際にレーザビームが入射する実入射位置が該指令位置からずれる歪を持ったビーム走査手段と、
前記ステージの現在位置を検出する位置検出手段と、
制御手段と
を有し、該制御手段は、
前記ステージを停止させることなく移動させながら、前記走査可能領域内にレーザビームが入射するように前記ステージ及びビーム走査手段を制御するとともに、
前記ステージを移動させながら前記加工対象物を加工している時間内に、離散的に分布する時刻の各々における前記ステージの位置を、ステージ目標位置としたとき、
前記ステージがステージ目標位置に静止していると仮定して決定されたレーザビームの入射目標位置に対して、前記ビーム走査手段の歪による位置ずれの補正を行って暫定指令位置を決定する第1の処理と、前記ステージ目標位置から前記位置検出手段で検出されたステージの現在位置までのずれ量だけ、レーザビームの入射位置が前記入射目標位置から変位するように、前記ビーム走査手段の歪による入射位置のずれを考慮して、前記ステージ目標位置から前記位置検出手段で検出されたステージの現在位置までのずれ量に基づいて暫定指令位置の修正量を決定する第2の処理とを行い、該第2の処理で得られた修正量に基づいて、該第1の処理で得られた暫定指令位置を修正して、前記ビーム走査手段に与える指令位置を決定するレーザ加工装置が提供される。
Pr=C(Pi)Pi ・・・(1)
なる歪行列C(Pi)が、指令位置Piごとに求まる。例えば、歪行列C(Pi)は、
Pm=C−1(Pi)Po ・・・(2)
が成立する。この逆行列C−1(Pi)を歪補正行列を呼ぶこととする。指令位置Piごとに歪補正行列C−1(Pi)が求められ、歪補正テーブル32に記憶されている。
2 折返しミラー
3 ガルバノスキャナ
4 fθレンズ
5 XYステージ
10 加工対象物
20 ホストコントローラ
21 ガルバノ制御部
22 ステージ制御部
23 位置検出器
31 歪補正処理部
32 歪補正テーブル
33 ステージ位置比較処理部
34 ゲイン補正テーブル
35 ゲイン補正部
36 指令位置生成部
37 ゲイン決定部
Claims (5)
- 加工対象物を保持し、加工面に平行な少なくとも1次元方向に、該加工対象物を移動させるステージと、
前記ステージに保持された加工対象物の表面にレーザビームを入射させるとともに、外部から与えられる指令位置に基づいて、走査可能領域内でレーザビームの入射位置を移動させるビーム走査手段であって、前記走査可能領域内のうち実際にレーザビームが入射する実入射位置が該指令位置からずれる歪を持ったビーム走査手段と、
前記ステージの現在位置を検出する位置検出手段と、
制御手段と
を有し、該制御手段は、
前記ステージを停止させることなく移動させながら、前記走査可能領域内にレーザビームが入射するように前記ステージ及びビーム走査手段を制御するとともに、
前記ステージを移動させながら前記加工対象物を加工している時間内に離散的に分布する時刻の各々における前記ステージの位置を、ステージ目標位置としたとき、
前記ステージがステージ目標位置に静止していると仮定して決定されたレーザビームの入射目標位置に対して、前記ビーム走査手段の歪による位置ずれの補正を行って暫定指令位置を決定する第1の処理と、前記ステージ目標位置から前記位置検出手段で検出されたステージの現在位置までのずれ量だけ、レーザビームの入射位置が前記入射目標位置から変位するように、前記ビーム走査手段の歪による入射位置のずれを考慮して、前記ステージ目標位置から前記位置検出手段で検出されたステージの現在位置までのずれ量に基づいて暫定指令位置の修正量を決定する第2の処理とを行い、該第2の処理で得られた修正量に基づいて、該第1の処理で得られた暫定指令位置を修正して、前記ビーム走査手段に与える指令位置を決定するレーザ加工装置。 - 前記制御手段は、
前記走査可能領域内の複数の基準点ごとに、レーザビームを入射させるべき位置を該基準点から、ある第1の変位量だけ移動させるために、前記ビーム走査手段に与える指令位置を変化させるべき指令位置修正量と、該第1の変位量との対応関係を記憶しており、
前記第2の処理において、前記ステージの目標位置から、前記位置検出手段で検出されたステージの現在位置までの変位量だけレーザビームの入射位置を変位させるために、前記暫定指令位置を変化させるべき修正量を、前記対応関係に基づいて決定する請求項1に記載のレーザ加工装置。 - 前記対応関係が、線形の関係である請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 加工対象物を移動させながら、レーザビームの入射位置を走査可能領域内で移動させることができるビーム走査手段でレーザビームを走査し、該加工対象物の表面のうち走査可能領域内に配置されている領域にレーザビームを入射させるレーザ加工方法であって、
前記ビーム走査手段は、入力される指令位置に基づいてレーザビームを走査し、実際にレーザビームが入射する実入射位置が指令位置からずれる歪を含んでおり、
(a)加工対象物が、該加工対象物の移動経路上の、ある目標位置に静止していると仮定したときに、レーザビームが入射目標位置に入射するように、前記ビーム走査手段の歪を補正して暫定指令位置を決定する工程と、
(b)前記目標位置から、前記加工対象物の現在位置までのずれ量を検出し、該ずれ量に基づいて、前記ビーム走査手段の歪を考慮して暫定指令位置の修正量を決定する工程と、
(c)前記工程bで決定された修正量に基づいて、前記工程aで決定された暫定指令位置を修正して指令位置を決定し、決定された指令位置に基づいて前記ビーム走査手段を制御し、前記加工対象物にレーザビームを入射させる工程と
を有するレーザ加工方法。 - 前記工程bにおいて、前記ずれ量に、予め決められている係数を乗じて修正量を決定する請求項4に記載のレーザ加工方法。
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