JP2001330430A - 平面度測定方法および平面度測定装置 - Google Patents

平面度測定方法および平面度測定装置

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JP2001330430A JP2000149941A JP2000149941A JP2001330430A JP 2001330430 A JP2001330430 A JP 2001330430A JP 2000149941 A JP2000149941 A JP 2000149941A JP 2000149941 A JP2000149941 A JP 2000149941A JP 2001330430 A JP2001330430 A JP 2001330430A
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Kiyoaki Niimi
清明 新美
Yoshihiko Yokoyama
善彦 横山
Toshio Hashimoto
敏雄 橋本
Yukio Nishiyama
幸男 西山
Hideyuki Naganuma
英幸 長沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを製造ラインから検査室に搬入するこ
となくその平面度を簡易かつ精度よく測定できる平面度
測定方法および平面度測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定面WSの全周にわたって所定ピッ
チにより2点ずつ同時またはほぼ同時に距離センサD
1,D2(D1,D3)により距離を測定し、前記測定
値のうちの3測定値を選択し、前記選択した測定値より
仮想基準平面を作成し、前記各測定値の前記仮想基準平
面からの変位を算出し、前記算出された変位のうちの最
大変位を選択し、前記選択された最大変位を所定数で減
算することにより平面度を測定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面度測定方法お
よび平面度測定装置に関する。さらに詳しくは、例えば
定盤などの高精度の平面を備えることが必要とされる製
品の平面度を測定する平面度測定方法および平面度測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、定盤などの高精度の平面度が
要求される製品(以下、ワークという)を製造する場合
には、例えば抜き取り検査によって、製造されるワーク
の平面度を測定するのが通常である。というのは、通常
の工場内では温度管理を行うことが容易ではない。この
ため、製造ライン内にある製品の平面度を測定しようと
すると、測定治具が温度変化に伴って伸縮し、これによ
って測定結果に誤差が生じる。したがって、工場内の温
度変化による測定誤差の影響をさけるために、温度管理
が実施されている検査室内でワークの平面度を測定する
ことが行われる。
【0003】図6にこのような従来の平面度測定方法の
一例を示す。この例では、定盤の長方形平面F’の各辺
あたり3個、合計8個の測定点Eについて、例えばダイ
アルゲージにより基準位置からの高さが測定される。そ
して、その最大値と最小値との差を適当な数で割ること
によって、平面F’の例えば100mmあたりの平面度
が算出される。
【0004】このように、従来より、例えば定盤などの
ワークの平面度について検査する際には周囲の温度変化
による誤差の影響を排除するために、温度管理が実施さ
れている検査室内で平面度を測定するのが通常である。
このため、ワークの平面度について検査するために、ワ
ークを製造ラインから検査室に搬入する必要があり、ワ
ークの全数について検査を実行することが困難であると
ともに、検査結果を直ちに製造工程にフィードバックし
たり、あるいは検査結果に応じて平面度の不良なワーク
を再加工するなどの適切な処置を行うことが困難である
という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、ワークを製造ラ
インから検査室に搬入することなくその平面度を簡易か
つ精度よく測定できる平面度測定方法および平面度測定
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の平面度測定方法
は、ワークの平面度を測定する平面度測定方法であっ
て、被測定面の全周にわたって所定ピッチにより2点ず
つ同時またはほぼ同時に距離センサにより距離を測定
し、前記測定値のうちの3測定値を選択し、前記選択し
た測定値より仮想基準平面を作成し、前記各測定値の前
記仮想基準平面からの変位を算出し、前記算出された変
位のうちの最大変位を選択し、前記選択された最大変位
を所定数で減算することにより平面度を測定することを
特徴とする。
【0007】本発明の平面度測定方法においては、前記
3測定値を角近傍の測定値から選択するのが好ましく、
前記測定値に対して機械系誤差の補正をなすのがさらに
好ましい。ここで、前記所定ピッチは、例えば100m
mとされている。
【0008】一方、本発明の平面度測定装置は、被測定
面までの距離を測定する第1、第2および第3のセンサ
を有する測定機構と、前記測定機構を一方向に移動させ
る第1駆動機構およびそれと直交する方向に移動させる
第2駆動機構と、前記第1駆動機構および第2駆動機構
を駆動するドライバと、前記ドライバを制御するととも
に前記測定機構からの測定値を演算処理して平面度を測
定するコントローラとを備え、前記第1および第2のセ
ンサが前記一方向と同一方向に配され、前記第1および
第3のセンサが前記一方向と直交する方向と同一方向に
配されてなることを特徴とする。
【0009】本発明の平面度測定装置においては、前記
第1、第2および第3のセンサが直角二等辺三角形をな
すように配されているのが好ましく、測定値に対して機
械系誤差の補正をなす機械系誤差補正手段を備えてなる
のがさらに好ましい。
【0010】
【作用】本発明は、前記の如く構成されているので、例
えば製造ライン内であってもワークの平面度を周囲の温
度変化にかかわらず精密に測定することができる。
【0011】本発明の好ましい形態においては、機械系
誤差を補正して平面度を測定しているので、機械系を精
密に構成することなく精度よく平面度を測定することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0013】本発明の一実施形態に係る平面度測定方法
が適用される平面度測定装置の構成を図1および図2に
示し、この平面度測定装置Aは、例えば定盤などの製品
(以下、ワークという)Wの平面度を製造ライン内で測
定できるように、ワークWを搬送するコンベアKの近傍
に配設されている。
【0014】平面度測定装置Aは、ワークW表面までの
距離を測定するセンサヘッド11を有する測定機構10
と、この測定機構10をX軸方向に駆動するX軸駆動機
構(第1の駆動機構)20と、Y軸方向に駆動するY軸
駆動機構(第2の駆動機構)30と、これら各駆動機構
20、30に駆動用電力を供給するX・Y軸駆動ドライ
バ40と、X・Y軸駆動ドライバ40を制御するととも
に測定機構10からの測定値を演算処理するコントロー
ラ(制御部)50とから構成され、コントローラ50の
制御によって、測定機構10をワークWの被検査面WS
と略平行に駆動しつつ(図2参照)ワークWの平面度を
測定するようにされてなる。なお、ワークWの搬送時に
センサヘッド11を退避させるために、センサヘッド1
1はZ軸駆動機構(第3の駆動機構(図示省略))によ
って、Z軸方向(上下方向)に移動可能に設けられてい
る。
【0015】測定機構10は、図3に示すように、ワー
クWの被検査面WSと相対する面11aに第1〜第3の
距離センサ(以下、単にセンサということもある)D
1,D2,D3を有している。ここで、各センサD1,
…は、各センサD1,…の中心が、面において直角三角
形の頂点に位置し、直角を形成する二辺がそれぞれX軸
およびY軸に平行となるように配されている。直角とな
る点に位置するセンサD1からの二つのセンサD2,D
3の距離は同一に設けられており、具体的には、第2の
センサD2は第1のセンサD1に対してX軸方向に+1
00mmの位置に設けられ、第3のセンサD3は第1の
センサD1に対してY軸方向に+100mmの位置に設
けられている。
【0016】各距離センサD1,…としては、非接触式
のものも利用することができるが、接触式のものを採用
することが好ましい。また、例えばレーザ光をワークW
に照射して、その反射光をイメージセンサにより検出
し、このときのレーザ光の照射角度から測定点までの距
離を測定するレーザレージファインダから構成すること
ができる。また、超音波、マイクロ波あるいは光の反射
時間を測定して距離を測定するダイアフラム法、または
2つのカメラを用いた両眼立体視による方法を利用した
ものであってもよい。また、前記制御部50は、各距離
センサD1,…を制御可能に設けられており、具体的に
は、X軸方向にセンサヘッド11を移動して距離を測定
していく際には、第1のセンサD1および第2のセンサ
D2が稼動し、Y軸方向にセンサヘッド11を移動して
距離を測定していく際には、第1のセンサD1および第
3のセンサD3が稼動するように各センサD1,…を制
御している。
【0017】図4はワークWの被検査面WSを示してい
る。ワークWは長方形状の被検査面WSの長辺が図1の
X軸と平行となり、また短辺が図1のY軸方向と平行と
なるように置かれている。また、本実施形態の測定方法
は、センサヘッド11をX軸方向およびY軸方向に順次
移動しつつ、その都度距離センサD1,…によって距離
を測定して、センサヘッド11がワークWの端縁近傍を
周回して得られた各点P0(P16)〜P15における
データに基づいてワークWの平面度を算出するものであ
る。
【0018】かかる測定方法は、まず、被検査面WSの
1つの角C1近傍の点P0(角C1からX軸方向および
Y軸方向夫々に20mmの位置の点)の鉛直上方に第1
のセンサD1が位置するように各駆動機構20,30に
よりセンサヘッド11を移動させる。これによって、点
P0からX軸方向に+100mmの点P1の鉛直上方に
第2のセンサD2が位置する(点P0からY軸方向に+
100mmの点P15位置に第3のセンサD3が位置す
る)。そして、この状態で第1のセンサD1および第2
のセンサD2により被検査面WSまでの距離を同時また
はほぼ同時に測定する。
【0019】その後、センサヘッド11をX軸方向に所
定ピッチ移動する。このピッチは、第1のセンサD1と
第2のセンサD2との距離(100mm)と同一とされ
ている。これによって、第1のセンサD1が点P1の鉛
直上方に移動し、また第2のセンサD2は点P1からX
軸方向に100mmの点Pの鉛直上方に移動する。そし
て、この状態で第1のセンサD1および第2のセンサD
2により被検査面WSまでの距離を同時またはほぼ同時
に測定する。
【0020】以下同様に、点P2および点P3、点P3
および点P4、点P4および点P5(角C2の近傍の
点)のそれぞれ2点を第1のセンサD1および第2のセ
ンサD2によって同時またはほぼ同時に順次測定してい
く。
【0021】点P4および点P5の測定が終了した後
に、さらにセンサヘッド11をX軸方向に100mm移
動する。これにより、点P5の鉛直上方に第1のセンサ
D1が位置し、点P5のY軸方向に100mmの点P6
の鉛直上方に第3のセンサD3が位置する。そして、こ
の状態で第1のセンサD1および第3のセンサD3によ
り被検査面WSまでの距離を同時またはほぼ同時に測定
する。
【0022】その後、センサヘッド11をY軸方向に所
定ピッチ、例えば100mm移動させる。これによっ
て、第1のセンサD1が点P6の鉛直上方に移動し、ま
た第3のセンサD3は点P7(点P6からY軸方向に1
00mmの点)の鉛直上方に移動する。そして、この状
態で第1のセンサD1および第3のセンサD3により被
検査面WSまでの距離を同時またはほぼ同時に測定す
る。
【0023】以下同様に、センサヘッド11を移動し
て、点P7および点P8(角C3の近傍の点)の2点を
第1のセンサD1および第3のセンサD3により同時ま
たはほぼ同時に測定する。
【0024】ついで、センサヘッド11をY軸方向に1
00mm移動させるとともにX軸方向に−100mm移
動させる。これによって、点P8の鉛直上方に第2のセ
ンサD2が位置し、点P8のX軸方向に−100mmの
点P9の鉛直上方に第1のセンサD1が位置する。そし
て、この状態で第1のセンサD1および第2のセンサD
2により被検査面WSまでの距離を同時またはほぼ同時
に測定する。
【0025】その後、センサヘッド11をX軸方向に所
定ピッチ(−100mm)移動させる。これによって、
第1のセンサD1が点P10の鉛直上方に移動し、また
第2のセンサD2は点P9の鉛直上方に移動する。この
状態で第1のセンサD1および第2のセンサD2により
被検査面WSまでの距離を同時またはほぼ同時に測定す
る。
【0026】以下同様にしてセンサヘッド11を移動
し、点P10および点P11、点P11および点P1
2、点P12および点P13(角C4の近傍の点)のそ
れぞれ2点を第1のセンサD1および第2のセンサD2
により同時またはほぼ同時に順次測定していく。
【0027】ついでセンサヘッド11をY軸方向に−1
00mm移動する。これによって、点P13の鉛直上方
に第3のセンサD3が位置し、点P13のY軸方向に−
100mmの点P14の鉛直上方に第1のセンサD1が
位置する。そして、この状態で第1のセンサD1および
第3のセンサD3により被検査面WSまでの距離を同時
またはほぼ同時に測定する。
【0028】以下同様してセンサヘッド11を移動し、
点P14および点P15、点P15およびP16(点P
0)のそれぞれ2点を第1のセンサD1および第3のセ
ンサD3により同時またはほぼ同時に順次測定してい
く。
【0029】前記説明から明らかなように、本実施形態
では各点P0,…について2回測定がなされので、その
測定値を平均したものを各点P0,…のデータとする。
【0030】しかして、このようにして得られた各デー
タについて機械系誤差補正手段により機械系の誤差を補
正して、その誤差取り除いたものを各点における測定値
とする。この機械系誤差補正手段による補正として、機
構全体やワークWの傾きに対する傾き補正と、機構可動
部の位置による変化を補正する真直度補正とを行う。
【0031】なお、かかる機械系誤差の補正は、予め基
準定盤を前記と同様の方法で各点P0,…の値を測定し
ておき、これに基づいて各点P0,…における補正値を
定めておくことによりなし得る。
【0032】前記補正により得られた各点の測定値のう
ち、角C1,C2,C4の近傍の点P0,P5,P13
の測定値を基準点とし、この基準点を含む平面を仮想基
準平面として定め、各点P1,…における測定値と、仮
想基準平面との変位Hnを検出する(図5参照)。な
お、図5において、実線で囲まれた領域が仮想基準平面
を示し、一点鎖線で囲まれた領域が被検査面WSを示
す。
【0033】変位Hnは、具体的には次のようにして検
出される。
【0034】測定点P1〜P5にあっては、 Hn=Pn−P5/5・n (n=1〜5)
【0035】測定点P5〜P8にあっては、 Hn=Pn−P13/3・(n−5)−P5 (n=5〜8)
【0036】測定点P8〜P13にあっては、 Hn=Pn−P5/5・(13−n)−P13 (n=8〜13)
【0037】測定点P13〜P16にあっては、 Hn=Pn−P13/3・(16−n) (n=13〜16) により求めることができる。なお、P0は基準点とさ
れ、変位H0=0とされている。
【0038】しかして、各点P0,…の変位Hnの中か
ら最大変位量Hnmaxを求め、これをワークWの100
mmあたりの平面度とする。
【0039】このように、本実施形態の平面度測定方法
においては、ワークWの被検査面WS上でX軸およびY
軸方向に配されたセンサD1,…によって距離を同時に
またはほぼ同時に測定して、ついでこのセンサD1,…
をX軸およびY軸方向に順次移動させて被検査面WS全
周に亘って距離を測定し、しかるのち得られた測定値を
演算処理することによりワークWの平面度を測定するこ
とができる。しかも、その測定の際に、平面度測定装置
Aの機械系における誤差等を補正により排除しているの
で、温度管理が困難な製造ライン内においてもワークW
の平面度を精密に測定することができる。
【0040】なお、前記実施形態においては、測定機構
10の一回の移動距離を、センサの配置間隔と同一の1
00mmとしたが、これよりも小さくして測定領域を重
ならせてさらに高精度な測定を行うことも可能である。
【0041】
【実施例】以下、より具体的に本発明を説明する。
【0042】表1に、No.1,No.2,No3の3
個のサンプル定盤について、前記実施形態の平面度測定
方法(2個のセンサにより同時またはほぼ同時に測定す
る方法)により測定した平面度の測定結果(実施例)
を、高精度の3次元測定機により測定した平面度の測定
結果(比較例)と対比して示すとともに、No.1,N
o.2,No3の3個のサンプル定盤について、2個の
センサを順次作動させて測定した平面度の測定結果(参
考例)を併せて示す。なお、実施例および参考例の測定
結果については、真直度および傾きの補正を行ってい
る。
【0043】
【表1】
【0044】表1より明らかなように、各サンプルN
o.1,No.2,No3における実施例と比較例との
測定結果の差は、0.000mm〜0.003mm程度
であるが、この値は実用上問題とならない範囲のもので
ある。したがって、前記実施形態の平面度測定方法によ
れば、非常に高価な高精度の3次元測定機による測定結
果とほぼ同一の平面度の測定結果が得られる。また、実
施例と参考例との比較より、2個のセンサにより同時ま
たはほぼ同時に測定する方が精度よく測定がなし得るの
も理解される。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、例
えば製造ライン内であってもワークの平面度を周囲の温
度変化にかかわらず精密に平面度を測定することができ
るという優れた効果が得られる。
【0046】また、本発明の好ましい形態においては、
機械系誤差を補正して平面度を測定しているので、機械
系を精密に構成することなく精度よく平面度を測定する
ことができるという優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る平面測定方法が適用
される平面度測定装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同装置を正面から見た図である。
【図3】同装置の測定機構の概略構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の一実施形態に係る平面度測定方法の手
順を説明するための説明図である。
【図5】同平面度測定方法の原理を説明するための説明
図である。
【図6】従来の平面度測定方法の一例を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
10 測定機構 11 センサヘッド 20 X軸駆動機構 30 Y軸駆動機構 40 X・Y軸駆動ドライバ 50 コントローラ A 平面度測定装置 D1 第1のセンサ D2 第2のセンサ D3 第3のセンサ W ワーク WS 被検査面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 幸男 愛知県東海市加木屋町小家ノ脇5の416 (72)発明者 長沼 英幸 三重県桑名郡多度町多度1653 Fターム(参考) 2F065 AA47 BB01 DD06 FF05 GG04 MM07 PP22 QQ21 RR01 RR05 UU05 2F069 AA42 AA54 BB40 DD15 EE04 EE23 GG01 GG04 GG07 GG08 GG09 GG13 GG35 GG65 JJ07 JJ23 MM04 MM13 NN09 NN26 PP07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの平面度を測定する平面度測定方
    法であって、 被測定面の全周にわたって所定ピッチにより2点ずつ同
    時またはほぼ同時に距離センサにより距離を測定し、前
    記測定値のうちの3測定値を選択し、前記選択した測定
    値より仮想基準平面を作成し、前記各測定値の前記仮想
    基準平面からの変位を算出し、前記算出された変位のう
    ちの最大変位を選択し、前記選択された最大変位を所定
    数で減算することにより平面度を測定することを特徴と
    する平面度測定方法。
  2. 【請求項2】 前記3測定値を角近傍の測定値から選択
    することを特徴とする請求項1記載の平面度測定方法。
  3. 【請求項3】 前記測定値に対して機械系誤差の補正を
    なすことを特徴とする請求項1記載の平面度測定方法。
  4. 【請求項4】 前記所定ピッチが100mmとされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の平面度測定方法。
  5. 【請求項5】 被測定面までの距離を測定する第1、第
    2および第3のセンサを有する測定機構と、前記測定機
    構を一方向に移動させる第1駆動機構およびそれと直交
    する方向に移動させる第2駆動機構と、前記第1駆動機
    構および第2駆動機構を駆動するドライバと、前記ドラ
    イバを制御するとともに前記測定機構からの測定値を演
    算処理して平面度を測定するコントローラとを備え、 前記第1および第2のセンサが前記一方向と同一方向に
    配され、前記第1および第3のセンサが前記一方向と直
    交する方向と同一方向に配されてなることを特徴とする
    平面度測定装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2および第3のセンサが直
    角二等辺三角形をなすように配されていることを特徴と
    する請求項5記載の平面度測定装置。
  7. 【請求項7】 測定値に対して機械系誤差の補正をなす
    機械系誤差補正手段を備えてなることを特徴とする請求
    項5記載の平面度測定装置。
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