JP2010089826A - トレイ - Google Patents

トレイ Download PDF

Info

Publication number
JP2010089826A
JP2010089826A JP2008263045A JP2008263045A JP2010089826A JP 2010089826 A JP2010089826 A JP 2010089826A JP 2008263045 A JP2008263045 A JP 2008263045A JP 2008263045 A JP2008263045 A JP 2008263045A JP 2010089826 A JP2010089826 A JP 2010089826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
perforation
length
connecting portion
accommodating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008263045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4558825B2 (ja
Inventor
Naofumi Fujimoto
尚史 藤本
Sumio Hiura
澄夫 日浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOTOBUKI KASEI KOGYO KK
Original Assignee
KOTOBUKI KASEI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOTOBUKI KASEI KOGYO KK filed Critical KOTOBUKI KASEI KOGYO KK
Priority to JP2008263045A priority Critical patent/JP4558825B2/ja
Publication of JP2010089826A publication Critical patent/JP2010089826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4558825B2 publication Critical patent/JP4558825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

【課題】連結部をミシン目で切断する際の振動を抑制でき、かつ、連結部にミシン目を入れてもトレイ強度を十分に高くできるトレイを提供する。
【解決手段】凹状の複数の収容部2と、収容部2同士を連結する連結部3と、を備え、連結部3には、複数の収容部2を互いに分離可能とするミシン目10が形成され、ミシン目10は、接続部10aの長さが0.1〜0.6mm、非接続部10bの長さが0.3〜3.0mmであるトレイを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は複数の凹状の収容部が連結されたトレイに関する。
従来より、複数の冷凍食品等を個別に収容すべく、凹状の複数の収容部を連結部で連結したトレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。近年では、このようなトレイにおいて、各収容部を個々に切り離し可能とすべく、収容部同士を連結する連結部にミシン目が入れられる場合がある。
特開平10−157720号公報
しかしながら、従来のトレイでは、収容部を分離すべく、連結部をミシン目で切断する際に、大きな振動が発生し、収容部内の食品等の収容物が飛び出してしまうことがあった。また、ミシン目を入れることで、トレイの強度が落ち、冷凍食品製造工場等での使用時に折れ曲がってライントラブルが発生することがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、連結部をミシン目で切断する際の振動を抑制でき、かつ、連結部にミシン目を入れてもトレイ強度を十分に高くできるトレイを提供することを目的とする。
本発明者等が鋭意検討したところ、ミシン目の非接続部の長さと接続部の長さとを従来よりもかなり小さな所定の範囲とすることにより、従来に比して、ミシン目で切断する際のトレイの振動を著しく低減でき、かつ、強度を十分に高く維持できることを見出し、本発明に想到した。
本発明に係るトレイは、凹状の複数の収容部と、収容部同士を連結する連結部と、を備え、連結部には、複数の収容部を互いに分離可能とするミシン目が形成され、ミシン目は、接続部の長さが0.1〜0.6mm、非接続部の長さが0.3〜3.0mmである。
本発明によれば、連結部をミシン目で切断する際の振動を極めて抑制でき、かつ、連結部にミシン目を入れてもトレイ強度を十分に高くできるトレイが提供される。
以下、図1及び図2を参照しながら、本発明の実施の形態に係るトレイについて説明する。図1はトレイの斜視図、図2は図1のトレイ100の連結部3の拡大上面図である。本実施形態のトレイ100は、図1に示すように、板1に対して収容物を収容可能な複数個の収容部2をn個×m個(n、mは2以上の整数)マトリクス状に並べて形成したものである。本実施形態では、一例として、3個×2個のマトリクスである。
各収容部2は、−Z方向の所定の深さを有する凹状形状を呈している。収容部2の内面には、好ましくは、Z方向に延びる溝状又は凸状のリブ4が形成されている。また、各収容部2の縁同士は、連結部3によってそれぞれ連結されている。
連結部3は、隣り合う2つの収容部2の縁同士を連結するものであり、板状をなしている。4つの収容部2の中央において、連結部3が互いに連結されて十字状となった十字部3aが形成されている。
連結部3には収容部2の縁に沿って延びるミシン目10がトレイ100の一端から他端までそれぞれ形成されている。ミシン目10は、十字部3aにおいて交差している。
ミシン目10は、図2に示すように、所定長さに亘って切断された非接続部10bと、所定長さに亘って切断せずに連結している接続部10aと、が交互に配置されてなるものである。そして、手等により、このミシン目10に沿って連結部3を切断することより、容易に、所望の収容部を他の収容部から分離することができる。
そして、本実施形態に係るトレイ100においては、接続部10aの長さが0.1〜0.6mm、非接続部10bの長さが0.3〜3.0mmとされている。好ましくは、接続部10aの長さが0.15〜0.6mm、非接続部10bの長さが0.35〜2.0mmである。
本トレイ100の素材としては、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、A−PET(アモルファス・ポリエチレン・テレフタレート)、OPS(二軸延伸ポリスチレン)、PP−F(充填材入りポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)等の樹脂を任意好適に使用できる。また、板の厚みは特に限定されないが、例えば、0.1〜2mmとすることができる。
続いて、本実施形態に係るトレイ100の作用効果について説明する。
本実施形態のトレイ100では、接続部10a及び非接続部10bの長さがそれぞれ、上述の所定の範囲とされている。これにより、このトレイ100において、連結部3をミシン目10に沿って切断して収容部2を分離する際に、トレイ100の振動が著しく抑制される。従って、切断がスムーズに行なえると共に、振動によって、食品等の収容物が飛び出すことが十分に抑制される。
また、従来のミシン目に比して、接続部の長さは短くなるものの、非接続部の長さが短くされることにより接続部の個数が増えるので、トレイとして十分な強度を発揮することができる。
このようなトレイ100は、唐揚げ等の冷凍食品、菓子等の固形状食品、ジャム等の流動性食品等の食品を個別に収容することができる。また、食品以外の物品を収容することも可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず様々態様が可能である。
例えば、上記実施形態では、連結部3の形状は平面状であるが、曲面状でも良く、幅も一定でなくても良い。
また、収容部2の形状も、略直方体形状に限らず、略半球状、略三角柱状等が可能である。
また、収容部のn×m(n行m列)のマトリクスにおいて、n、mはそれぞれ2以上の整数であれば数は特に限定されない。さらに、n又はmのいずれか一方が2以上であれば、n又はmのいずれか他方が1でもよい。
(実施例1)
3×2個のマトリクスの収容部を有し、各連結部にミシン目が形成された図1のようなトレイを作製した。ここで、板の材料はPP、厚みは0.3mm、収容部の大きさは約65×48mm、収容部の深さ20.5mm、連結部の幅4mm、ミシン目の接続部の長さ0.15mm、ミシン目の非接続部の長さ0.35mmとした。
トレイの四つの収容部を固定し、残りの2つの収容部を治具により50mm/minで引張ることによりミシン目で連結部を切断し、治具にかかる試験力(引張力)とストローク(変位)との関係を求めた。
(実施例2〜9、比較例1、2)
ミシン目の接続部及び非接続部を、表1のように変えた以外は実施例1と同様とした。
Figure 2010089826
実施例1〜9、及び比較例1、2における、変位−引張力曲線をそれぞれ、図3〜図13に示す。なお、試験力−ストローク曲線は、各例において3回測定しており、それぞれを重ねて表示している。また、実施例1及び比較例2について、トレイの四つの収容部を水平に保持し、残りの2つの収容部の内の1つを上から試験機で押圧した際の、トレイの変位及び力の関係を求めた。結果をそれぞれ、図14,15に示す。なお、変位−力曲線は、各例において3回測定しており、わかりやすくするために、各図においては、2回目及び3回目の測定結果については、始点を変位方向に1mmずつずらして表示している。
これらのグラフからわかるように、実施例1〜9では、比較例1、2に比して切断時の振動を著しく低減できた。また、実施例1では従来のミシン目である比較例2に比して強度が高かった。
本実施形態に係るトレイの斜視図である。 図1のトレイの接続部の上面図である。 実施例1の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例2の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例3の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例4の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例5の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例6の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例7の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例8の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例9の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 比較例1の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 比較例2の試験力−ストローク曲線を示すグラフである。 実施例1の変位−力曲線を示すグラフである。 比較例2の変位−力曲線を示すグラフである。
符号の説明
1…板、2…収容部、3…連結部、10…ミシン目、10a…接続部、10b…非接続部、100…トレイ。
本発明に係るトレイは、凹状の複数の収容部と、収容部同士を連結する連結部と、を備え、連結部には、複数の収容部を互いに分離可能とするミシン目が形成され、ミシン目は、接続部の長さが0.1〜0.6mm、非接続部の長さが0.3〜2.0mmである。
本発明に係るトレイは、凹状の複数の収容部と、収容部同士を連結する連結部と、を備え、連結部の厚みが0.1〜0.3mmであり、連結部には、複数の収容部を互いに分離可能とするミシン目が形成され、ミシン目は、接続部の長さが0.1〜0.6mm、非接続部の長さが0.3〜2.0mmである。

Claims (1)

  1. 凹状の複数の収容部と、前記収容部同士を連結する連結部と、を備え、
    前記連結部には、前記複数の収容部を互いに分離可能とするミシン目が形成され、
    前記ミシン目は、接続部の長さが0.1〜0.6mm、非接続部の長さが0.3〜3.0mmであるトレイ。
JP2008263045A 2008-10-09 2008-10-09 トレイ Active JP4558825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263045A JP4558825B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 トレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263045A JP4558825B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 トレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010089826A true JP2010089826A (ja) 2010-04-22
JP4558825B2 JP4558825B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=42252963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263045A Active JP4558825B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 トレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4558825B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016140289A1 (ja) * 2015-03-02 2016-09-09 京和株式会社 充填式冷凍食品の容器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345071A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sekisui Plastics Co Ltd 食品用耐熱容器
JPH10157720A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 成形容器
JPH10305886A (ja) * 1997-05-02 1998-11-17 Asahi Shokuhin Kk 納豆容器
JPH11321838A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Ajinomoto Co Inc 小分けトレー
JP2002059971A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd 分離可能トレー容器を用いた密封包装体
JP2007284133A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Kaneka Corp ポリプロピレン系樹脂発泡容器
JP2009035320A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Daisan Shigyo Kk セパレートトレー容器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345071A (ja) * 1993-06-11 1994-12-20 Sekisui Plastics Co Ltd 食品用耐熱容器
JPH10157720A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 成形容器
JPH10305886A (ja) * 1997-05-02 1998-11-17 Asahi Shokuhin Kk 納豆容器
JPH11321838A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Ajinomoto Co Inc 小分けトレー
JP2002059971A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd 分離可能トレー容器を用いた密封包装体
JP2007284133A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Kaneka Corp ポリプロピレン系樹脂発泡容器
JP2009035320A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Daisan Shigyo Kk セパレートトレー容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016140289A1 (ja) * 2015-03-02 2016-09-09 京和株式会社 充填式冷凍食品の容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4558825B2 (ja) 2010-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4558825B2 (ja) トレイ
JP2008250271A (ja) 表示板
US20090078663A1 (en) Shelf
JP6440442B2 (ja) 青果物パック収納用トレー
JP2010023885A (ja) 梱包箱
JP2012016287A (ja) 育苗ポット押さえバンド、育苗トレー、及び、押さえバンド付き育苗トレー
JP6127741B2 (ja) トレイ状の宙吊り包装箱
JP4937206B2 (ja) 表示板付き育苗トレイ
JP2010042849A (ja) トレイ
JP3196779U (ja) 収納補助具
JP5964761B2 (ja) 簡易組み立て棚
JP5468462B2 (ja) 段ボール製の包装箱
JP3166394U (ja) 分解対象物
JP3174085U (ja) 仕切体
JP2008207813A (ja) 仕切体
JP7187172B2 (ja) 紙製容器
JP3118858U (ja) パック収納箱
JP2016124580A (ja) 包装用箱
JP2005324849A (ja) トレイ
JP2009120206A (ja) 電子機器梱包装置
JP5455726B2 (ja) 俎板
JP2017077899A (ja) 包装用緩衝トレイ
JP3151494U (ja) 箱の紙製トレー
KR200342146Y1 (ko) 굴곡표면체 구조로 형성된 종이제 완충깔판
JP2005131003A (ja) ファイル収納部材用ファイルガイド

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100308

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4558825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250