JP2010042849A - トレイ - Google Patents

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澄夫 日浦
Naofumi Fujimoto
尚史 藤本
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Abstract

【課題】連結部の強度が強いトレイを提供することを目的とする。
【解決手段】凹状の複数の収容部2と、収容部2の縁同士を連結しかつ縁に沿ったミシン目10が形成された板状の連結部3と、を備え、連結部3は、収容部2同士が並ぶ方向から見て、収容部2の深さ方向とは反対方向に凸な形状とされているトレイ100である。
【選択図】図1

Description

本発明は複数の凹状の収容部が連結されたトレイに関する。
従来より、複数の冷凍食品等を個別に収容すべく、凹状の複数の収容部を連結部で連結したトレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。近年では、このようなトレイにおいて、各収容部を個々に切り離し可能とすべく、収容部同士を連結する連結部にミシン目が入れられる場合がある。そして、連結部にミシン目を入れると、連結部の強度が低下してトレイが連結部で折れ曲がりやすくなる。
特開平10−157720号公報
しかしながら、従来のトレイでは連結部の強度が十分でなく、一方の収容部を持つと他方の収容部が折れ曲がる場合が多かった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、連結部の強度が強いトレイを提供することを目的とする。
本発明に係るトレイは、凹状の複数の収容部と、収容部の縁同士を連結しかつ縁に沿ってミシン目が形成された板状の連結部と、を備え、連結部は、収容部同士が並ぶ方向から見て、収容部の深さ方向とは反対方向に凸な形状とされているトレイである。
本発明によれば、従来に比して、連結部の強度を高めることができる。したがって、収容部に物を入れた状態で一方の収容部を把持した場合でも、他方の収容部が連結部で折れ曲がり難い。
ここで、複数の収容部はn行m列のマトリクス状(n,mは2以上の整数)に並ぶように形成され、各収容部間には、収容部の縁同士を連結し、収容部同士が並ぶ方向から見て、収容部の深さ方向とは反対方向に凸な形状とされた板状の連結部がそれぞれ形成されていることが好ましい。
本発明によれば、連結部の強度が強いトレイが提供される。
以下、図1及び図2を参照しながら、本発明の実施の形態に係るトレイについて説明する。図1はトレイの斜視図、図2は図1のトレイ100のII部分の拡大上面図である。本実施形態のトレイ100は、図1に示すように、板1に対して収容物を収容可能な複数個の収容部2をn個×m個(n、mは2以上の整数)マトリクス状に並べて形成したものである。本実施形態では、一例として、3個×2個のマトリクスである。
各収容部2は、−Z方向の所定の深さを有する凹状形状を呈している。収容部2の内面には、好ましくは、Z方向に延びる溝状又は凸状のリブ4が形成されている。また、各収容部2の縁同士は、連結部3によってそれぞれ連結されている。
連結部3は、隣り合う2つの収容部2の縁同士を連結するものであり、板状をなしている。4つの収容部2の中央において、連結部3が互いに連結されて十字状となった十字部3aが形成されている。
連結部3には収容部2の縁に沿って延びるミシン目10がトレイ100の一端から他端までそれぞれ形成されている。ミシン目10は、十字部3aにおいて交差している。
ミシン目10は、所定長さに亘って切断された切断部と、所定長さに亘って切断せずに連結している非切断部と、が交互に配置されてなるものである。
そして、本実施形態に係るトレイ100においては、図1及び図2に示すように、収容部2同士が並ぶ方向(例えば、図2の視線方向)から見て、これらの収容部2同士を連結する連結部3が、収容部2の深さ方向(−Z方向)とは反対のZ方向に凸な形状とされている。すなわち、隣り合う一対の収容部2を結ぶ方向から見て、これらの収容部2間にある連結部3は、両端部に比べて中央部がZ方向に突出する形状をなしている。本実施形態では、特に、各連結部3が、Z方向に凸な形状を形成しているので、連結部3の十字部3aは、−Z方向に窪んでいる。収容部2同士が並ぶ方向から見た、連結部3の形状は、具体的には、Z方向に凸な弧状であることが好ましい。
このようなトレイ100は、樹脂等の板状部材を加熱しながら所定の型に挟んで、収容部2、及び所定の凸な形状の連結部3を形成してトレイとし、その後、連結部3にミシン目10を形成すれば容易に製造できる。なお、本トレイ100の素材としては、PP、PE、PS、A−PET、OPS、PP−F、PC等の樹脂を任意好適に使用できる。また、板の厚みは特に限定されないが、例えば、0.1〜2mmとすることができる。
続いて、本実施形態に係るトレイ100の作用効果について説明する。
本実施形態のトレイ100では、連結部3が、収容部2同士が並ぶ方向から見てZ方向、すなわち、収容部2の深さ方向と反対方向に凸な形状とされている。これにより、このトレイ100において、連結部3の強度が、深さ方向において平らな形状、及び、収容部2の深さ方向に凸な形状とされている場合に比べ、高まる。したがって、収容部2内に物体が収容されている場合であっても、一部の収容部2のみを把持した場合であっても、把持されない収容部2と把持された収容部2とを連結する連結部3が折れ曲がりにくくなる。
したがって、トレイ100の取り扱いが容易となり、また、トレイ100から各収容部2をこのミシン目10に沿って好適に切り取ること事も容易である。
このようなトレイ100は、唐揚げ等の冷凍食品、菓子等の固形状食品、ジャム等の流動性食品等の食品を個別に収容することができる。また、食品以外の物品を収容することも可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず様々態様が可能である。
例えば、上記実施形態では、収容部2が並ぶ方向から見た連結部3の形状は弧状であるが、Z方向に凸な形状であれば弧状に限られず、たとえば、逆V字状でもよいし、台形状等でもよい。
また、収容部2の形状も、略直方体形状に限らず、略半球状、略三角柱状等が可能である。
また、収容部のn×m(n行m列)のマトリクスにおいて、n、mは、それぞれ、2以上の整数であれば特に限定されない。
(実施例1)
3×2個のマトリクスの収容部を有し、各連結部が深さ方向と反対方向(Z方向)に凸な弧状とされた図1のようなトレイを作製した。ここで、板の厚みは、0.3mm、収容部の大きさは約65×48mm、収容部の深さ20.5mm、連結部の幅4mm、ミシン目の非切断部の長さ0.7mm、ミシン目の切断部の長さ9〜13mm、弧状とされた連結部の弧の高さ(両端を基準とした中央部のZ方向高さ)は約4.5mmとした。
トレイの四つの収容部を水平に保持し、残りの2つの収容部の内の1つを上から試験機で押圧した際の、トレイの変位及び力の関係を求めた。
(実施例2)
ミシン目を、非切断部0.7mm、切断部5mmとした以外は実施例と同一とした。
(比較例1、2)
連結部の形状を、凸形状にせず、XY方向に平行な平面とした以外は、実施例1、2と同様にした。
(比較例3、4)
連結部の形状を、−Z方向に凸な凹形弧状とする以外は、実施例1、2と同一とした。
実施例1、2及び比較例1〜4における、変位−力曲線をそれぞれ、図3〜図8に示す。なお、変位−力曲線は、各例において3回測定しており、わかりやすくするために、各図においては、2回目及び3回目の測定結果については、始点を変位方向に1mmずつずらして表示している。
これらのグラフからわかるように、連結部を凸状としたトレイは、連結部を平面状、あるいは、凹状としたトレイに比して、降伏する点が高く、強度が高くなった。
本実施形態に係るトレイの斜視図である。 図1のトレイのII−II部分の矢視断面図である。 実施例1の変位−力曲線を示すグラフである。 実施例2の変位−力曲線を示すグラフである。 比較例1の変位−力曲線を示すグラフである。 比較例2の変位−力曲線を示すグラフである。 比較例3の変位−力曲線を示すグラフである。 比較例4の変位−力曲線を示すグラフである。
符号の説明
1…板、2…収容部、3…連結部、3a交差部、10…ミシン目、100…トレイ。

Claims (2)

  1. 凹状の複数の収容部と、前記収容部の縁同士を連結しかつ前記縁に沿ったミシン目が形成された板状の連結部と、を備え、
    前記連結部は、前記収容部同士が並ぶ方向から見て、前記収容部の深さ方向とは反対方向に凸な形状とされているトレイ。
  2. 前記複数の収容部はn行m列のマトリクス状(n,mは2以上の整数)に並ぶように形成され、
    前記各収容部間には、前記収容部の縁同士を連結し、前記収容部同士が並ぶ方向から見て、前記収容部の深さ方向とは反対方向に凸な形状とされた板状の連結部がそれぞれ形成されている請求項1記載のトレイ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59141066U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 東洋水産株式会社 容器
JPH11227735A (ja) * 1998-02-10 1999-08-24 Asahi Chem Ind Co Ltd 冷凍食品用トレー
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