JP3166394U - 分解対象物 - Google Patents

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貴司 早川
貴司 早川
澤田 幸美
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浩一郎 金子
浩一郎 金子
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Abstract

【課題】切取部を容易に切り取ることができる切込線が形成されたダンボールその他の分解対象物を提供する。【解決手段】切込線3は、一定間隔ごとに切込40が形成された第1切込鎖線4と、一定間隔ごとに切込50が形成された第2切込鎖線5とを平行に配した形状に形成されている。また、切込40及び切込50は千鳥に配置されている。この切込線3が形成された梱包箱では、切取部6の一端側を他端側に向かって引っ張ると、切込40と切込40の間の部分、及び、切込50と切込50の間の部分とが交互に切り取られ、切取部6を他の部分から容易に切り取る部分ができるので、梱包箱を簡単に開封または分解することができる。【選択図】図2

Description

本考案は、切込線を有する分解対象物に関する。
従来、ダンボール製の梱包箱や、ティッシュペーパー用の箱のような厚紙製の梱包箱の表面には、これらを分解するための切込線が形成されている。この切込線としては、一定間隔ごとに切込が形成された2本の切込鎖線を平行に並べ、一方の切込鎖線を構成する各切込と、他方の切込鎖線を構成する各切込とが横並びに並ぶように形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この切込線が形成された梱包箱を分解する場合、切込鎖線で挟まれた部分(以下「切取部」という)の一端を他端側に向かって引くと、各切込鎖線を形成する切込同士がつながって、切取部が梱包箱から分離され、切取部で繋がっていた部分が2つに分離される。
そのため、梱包箱に切込線を形成しておくと、ハサミ等を用いることなく、切取部を切り離すだけで梱包箱を分解できるので、梱包箱を容易に分解することができる。
国際公開第2007/049619号
しかし、厚手のダンボール紙を用いて梱包箱を形成した場合に特に顕著であるが、せっかく切込線を設けても、切込鎖線を形成する各切込の間の部分が切れず、切取部を梱包箱切り離すときに非常に強い力が必要であることがあった。
本考案は、上記点に鑑み、切取部を容易に切り離すことができる切込線が形成された梱包箱その他の分解対象物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の考案は、シート状物、または、該シート状物によって立体状に形成された立体物を、複数の部分に分解するため、該シート状物に形成された切込線を有する分解対象物であって、前記切込線は、一定間隔ごとに切込が形成された第1切込鎖線と、一定間隔ごとに切込が形成された第2切込鎖線と、を平行に配した形状に形成され、前記第1切込鎖線を形成する各切込と、前記第2切込鎖線を形成する各切込とが、横並びの位置から、前記第1切込鎖線又は前記第2切込鎖線の長手方向に対してずらした位置に形成されていることを特徴とする。
この分解対象物のように切込線を形成すると、第1切込鎖線と第2切込鎖線とで挟まれた部分(以下切取部という)の一端側を他端側に向かって引っ張って、切取部を分解対象物から切り離すとき、第1切込鎖線の切込と切込の間の部分と、第2切込鎖線の切込と切込の間の部分とが交互に切り取られることとなる。
従来の切込線は、各切込鎖線を構成する各切込が横並びに並ぶように形成されていたため、切取部を切り離すときに、各切込鎖線を形成する各切込の間の部分を同時に切り取っていたので、非常に強い力が必要であった。
しかし、本考案では、上述したように、切取部を分離するときに、第1切込鎖線の切込と切込の間の部分と、第2切込鎖線の切込と切込の間の部分とが交互に切り取られることとなるので、本考案の分解対象物は、従来の分解対象物に比べ、より簡単に分解することができる。
尚、横並び位置とは、各切込の長手方向の中点部分を結んだときに、その中点同士を結んだ線が各切込に対して垂直となる位置を意味する。
また、第1切込鎖線及び第2切込鎖線を形成する各切込のずらし方としては、請求項2に記載したように、第1切込鎖線の各切込と第2切込鎖線の各切込とが、第1切込鎖線及び第2切込鎖線の長手方向に沿って千鳥に配置されていることが好ましい。
また、分解対象物としては、ダンボール、厚紙その他の紙で形成されたものはもちろん、プラスチック製のシートなどシート状物で形成されたものであればどのような物でもよい。
具体的には、請求項3に記載したように、家電製品等を梱包するために用いられるダンボール紙製の梱包箱や、厚紙で形成されたティッシュペーパー用の箱など、どのような物でもよい
次に、請求項4に記載したように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分解対象物において、所定区間の各切込鎖線は、各切込の長手方向の一方側の端部が、他方の切込鎖線側に向かって折れた形状に切り込まれていることが好ましい。
このように形成すると、切取部を切り取るときに、切取部が切り取りやすくなり、また、切取部を切り取らないときに、この切取部によって接続された2つの部分を確実に接合しておくことができるからである。
尚、所定区間とは、各切込鎖線の長手方向の一部の区間でもよいし全部の区間でもよい。
本実施形態のダンボール製の梱包箱の斜視図である。 図1の符合αの部分の拡大図である。
以下に本考案の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態の梱包箱1は、図1に示すように、ダンボール紙を用いて形成されており、天面1aに設けられた切込線3が形成された部分を切り取ることで開封することができるものである。
この切込線3は、図2に示すように、一定間隔ごとに切込40が形成された第1切込鎖線4と、一定間隔ごとに切込50が形成された第2切込鎖線5とを平行に配した形状に形成されている。
そして、第1切込鎖線4の切込40に対し、第2切込鎖線5の切込50が、第1切込鎖線4及び第2切込鎖線5の長手方向に対してずらした位置に形成されている。
具体的には、図2中、点線で示した部分を見ると分かるように、第1切込鎖線4の各切込40と第2切込鎖線5の各切込50とが、第1切込鎖線4及び第2切込鎖線5の長手方向に沿って千鳥に配置されている。
また、本実施形態の第1切込鎖線4及び第2切込鎖線5は、その長手方向の中央に、他の切込40,50よりも長尺な長切込41,51が形成されている。
また、本実施形態の第1切込鎖線4及び第2切込鎖線5は、長切込41,51を挟んだ両側で切込40,50の形状が異なっており、各切込40,50は、長切込41,51側の端部が内側に向かって折れた形状に形成されている。
このような切込線3が形成された梱包箱1では、第1切込鎖線4と第2切込鎖線5とで挟まれた部分(以下切取部6という)の一端側を他端側に向かって引っ張って、切取部6を切取部6以外の部分から分解する際、第1切込鎖線4の切込40と切込40の間の部分と、第2切込鎖線5の切込50と切込50の間の部分とが交互に切り取られることとなる。
そのため、本実施形態の梱包箱1は、切取部6を他の部分から容易に切り取ることができるので、従来の切取線が形成された梱包箱に比べ、梱包箱を簡単に開封または分解、分解することができる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、ダンボール紙で形成された梱包箱1について説明したが、これに限られるものではなく、材料としてはダンボール紙以外の厚紙その他のシート状物を用いることができる。
材料としては、ダンボールその他の紙以外にもプラスチック製のものを用いてもよいし、その他の材料を用いてもよいことはもちろんである。
また、上記実施形態では梱包箱について説明したが、切込線3が形成される対象は梱包箱に限られるものではないことはもちろんである。切込線3が設けられる物としては、ティッシュペーパー用の箱などでもよいし、立体状物に限らず、平面状のものでもよい。
また、本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…梱包箱、1a…天面、3…切込線、4…第1切込鎖線、5…第2切込鎖線、6…切取部、40…切込、41…長切込、50…切込、51…長切込。

Claims (4)

  1. シート状物、または、該シート状物によって立体状に形成された立体物を、複数の部分に分解するため、該シート状物に形成された切込線を有する分解対象物であって、
    前記切込線は、
    一定間隔ごとに切込が形成された第1切込鎖線と、
    一定間隔ごとに切込が形成された第2切込鎖線と、
    を平行に配した形状に形成され、
    前記第1切込鎖線を形成する各切込と、前記第2切込鎖線を形成する各切込とが、横並びの位置から、前記第1切込鎖線又は前記第2切込鎖線の長手方向に対してずらした位置に形成されていることを特徴とする分解対象物。
  2. 請求項1に記載した分解対象物において、
    前記第1切込鎖線の各切込と前記第2切込鎖線の各切込とが、前記第1切込鎖線及び前記第2切込鎖線の長手方向に沿って千鳥に配置されていることを特徴とする分解対象物。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の分解対象物は、ダンボール紙製の梱包箱であることを特徴とする分解対象物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の分解対象物において、
    所定区間の前記各切込鎖線は、
    前記各切込の長手方向の一方側の端部が、他方の前記切込鎖線側に向かって折れた形状に切り込まれていることを特徴とする分解対象物。
JP2010008267U 2010-12-20 2010-12-20 分解対象物 Expired - Lifetime JP3166394U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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