JP6799911B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱 Download PDF

Info

Publication number
JP6799911B2
JP6799911B2 JP2015228172A JP2015228172A JP6799911B2 JP 6799911 B2 JP6799911 B2 JP 6799911B2 JP 2015228172 A JP2015228172 A JP 2015228172A JP 2015228172 A JP2015228172 A JP 2015228172A JP 6799911 B2 JP6799911 B2 JP 6799911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
side wall
breakable
wall plate
packaging box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015228172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017095137A (ja
Inventor
石井 正樹
正樹 石井
貴史 五十嵐
貴史 五十嵐
慧 芹澤
慧 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoku KK
Original Assignee
Tomoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoku KK filed Critical Tomoku KK
Priority to JP2015228172A priority Critical patent/JP6799911B2/ja
Publication of JP2017095137A publication Critical patent/JP2017095137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6799911B2 publication Critical patent/JP6799911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、胴部に開封用の破断可能線が形成された包装箱に関する。
従来、打抜かれた段ボール板紙上に内容物を載せ、該内容物を包み込むように段ボール板紙を折り曲げて、箱の組立てと同時に内容物の包装が完了するラップアラウンドケースと言われる包装箱が知られている。
この種の包装箱においては、開梱が容易に行えるように、側壁板に破断可能線が形成されている。この種の破断可能線としては、所定幅で平行に延設された2条の不連続の切れ目からなる所謂ジッパーが挙げられる。該ジッパーを構成する2条の切れ目は、その一部に破断開始部を備え、該破断開始部を手掛かりとして帯状に切除することにより容易に開梱することができる。
しかしながら、この種の包装箱における破断可能線は、側壁板の両側にわたって同一直線上に配列された切れ目によって形成されているので、折目線に比べて折れ曲がり易く、例えば組み立ての際に、底板に対して側壁板を起立させたとき、天板の荷重に耐えきれず破断可能線が折れ曲がってしまうという不都合がある。
かかる不都合を解消する改良型包装箱として、前記側壁板に設けられた破断可能線が、第1の直線破断部と該第1の直線破断部の延長線に平行する前記第2の直線破断部と、前記第1の直線破断部の端部と該端部に隣接する前記第2の直線破断部の端部とを破断可能に連結する連結破断部とを備えるものが知られている(特許文献1参照)。
この改良型包装箱によれば、第1の直線破断部と第2の直線破断部とは同一直線状に配置されていないので第1の直線破断部と第2の直線破断部との間に折り曲げ方向に交差する段差が生じ、組み立てる際に前記破断可能線の折れ曲がりを防止することができる。
特開2003−165533号公報
しかしながら、この改良型包装箱は、該破断開始部を手掛かりとして前記ジッパーを第1の直線破断部に沿って左右方向に破断していったとき、該連結破断部は該左右方向に対して交差する方向に延びているため、前記第1の直線破断部と該連結部との継ぎ目で前記ジッパーが切れてしまい、開梱作業が困難になることがあるという不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、側壁板の破断可能線の折れ曲がりを防止すると共に、開梱作業を容易に行なうことができる包装箱を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の包装箱は、段ボール板紙によって形成され、矩形状の底板の前後側縁にそれぞれ折目線を介して連設され、該折目線に沿って上方に折り曲げられて起立された一対の側壁板と、一方の側壁板の上端縁に折目線を介して連設され、他方の側壁板に向かうように該折目線に沿って前記底板に平行に折り曲げられた天板と、前記一方の側壁板及び前記他方の側壁板の各左右側縁に折目線を介して一対ずつ連設され、互いに該折目線に沿って内方に折り曲げられた内フラップと、前記底板及び前記天板の各左右側縁に折目線を介して一対ずつ連設され、それぞれ上下から該折目線に沿って内方に折り曲げられ、前記内フラップに固定された外フラップとを備える包装箱において、前記側壁板には、開梱時において該側壁板に形成された破断を開始する破断開始部から該側壁板を左右方向に帯状に破断可能とする帯状破断部が夫々設けられ、該帯状破断部は、その下端に不連続な切れ目が延びる下部破断可能線と、上端に不連続な切れ目が延びる上部破断可能線とによって形成され、該下部破断可能線の少なくとも一部には、湾曲状に延びる湾曲破断部が設けられ、または、直線方向に延びる第1の直線破断部と該第1の直線破断部の延長線に平行して直線方向に延びる第2の直線破断部と該第1の直線破断部の端部と該端部に隣接する該第2の直線破断部の端部とを破断可能に連結する連結破断部とが設けられ、該上部破断可能線には、前記破断開始部から左右側縁に向かって、前記帯状破断部の帯幅が次第に大となるように、該側壁板の上側縁方向に向かって傾斜して延びる傾斜破断部が設けられていることを特徴とする。
本発明の包装箱は、前記側壁板に設けられた下部破断可能線が、湾曲状部、又は、第1の直線破断部及び該第1の直線破断部の延長線に平行する前記第2の直線破断部を備えて構成されている。これにより、下部破断可能線は、同一直線状に配置されていないので、組み立てる際に前記破断可能線の折れ曲がりを防止することができる。
同様に、前記側壁板に設けられた上部破断可能線も、前記破断開始部から左右側縁に向かって、夫々傾斜破断部を有して構成され、同一直線状に配置されていないので、組み立てる際に前記破断可能線の折れ曲がりを防止することができる。
そして、前記側壁板に設けられた上部破断可能線が該傾斜破断部を有することで、帯状破断部の帯幅は次第に大となっているので、破断する際に帯状破断部が中途で切れることを防止でき、側壁板の左右方向にわたって円滑に破断することができる。
また、本発明の包装箱において、前記各内フラップには、前記下部破断可能線から連続して該内フラップを破断可能とする内フラップ破断可能線が形成されていることが好ましい。
これによれば、帯状破断部を破断開始部から左右方向に引っ張るだけで、側壁板を経て内フラップも破断することができる。したがって、両側壁板を破断したときに上半部と下半部との分離が円滑に行うことができ、該下半部は、上半部を取ることによってトレイ状になるので、包装箱で包装されていた内容物を下半部に入れたまま販売のために展示することができる。
また、本発明の包装箱において、前記下部破断可能線は、各側壁板に形成された少なくとも一対の湾曲破断部を備え、該一対の湾曲破断部は、該下部破断可能線と前記破断開始部との交点の周りに点対称に形成されていることが好ましい。
これによれば、側壁板の下部破断可能線に湾曲破断部が点対称に設けられていることから、該下半部の側壁を波形状にできるので、良好な外観が得られる。
本発明の包装箱の一実施形態を示す斜視図。 図1の包装箱の展開状態の平面図。 図3Aは、図1の包装箱の開梱工程(開始段階)を示す説明的側面図。図3Bは、開梱工程(終了段階)を示す説明的側面図。 図4Aは、包装箱を開梱した後の下半部を示す斜視図。図4Bは、包装箱を開梱した後の上半部を示す平面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、外観が直方体状に形成され、内部に図示しない内容物が収納されている。
包装箱1は、所謂ラップアラウンドケースであり、図2に示すように、大略矩形状に打抜いて形成された段ボール板紙2により組み立てられる。
段ボール板紙2は、底板3と、底板3の前側縁に折目線aを介して連設された前側壁板4と、底板3の後側縁に折目線bを介して連設された後側壁板5と、後側壁板5の上側縁に折目線cを介して連設された天板6とを備えている。また、前側壁板4の上側縁には、折目線dを介して接着片7が連設されている。
前側壁板4と後側壁板5との夫々の左右側縁には、一対の内フラップ8,9が折目線e,fを介して連設されており、底板3と天板6との夫々の左右側縁には、一対の外フラップ10,11が折目線g,hを介して連設されている。
更に、前側壁板4及び後側壁板5の夫々には、連続して破断可能な上部破断可能線12と、連続して破断可能な下部破断可能線13とが形成されている。上部破断可能線12及び下部破断可能線13は、夫々大略左右方向に延びることで、両者に挟まれる領域が帯状に破断される帯状破断部14として形成される。該帯状破断部14には、一端が内側に屈曲する複数の切れ目によって構成される所謂ジッパーが採用されている。
帯状破断部14には、左右方向の中央近傍において、上部破断可能線12と下部破断可能線13とを上下に切れ目線15によってつなぐことで舌片状に遊離自在とする破断開始部16が形成されている。なお、切れ目線15は、左右方向の中央近傍に限られないが、上部破断可能線12と下部破断可能線13とが相対的に接近している位置に形成されることが好ましい。
次いで、上部破断可能線12及び下部破断可能線13について、前側壁板4を用いて説明する。上部破断可能線12及び下部破断可能線13は、後側壁板5にも形成されているが、底板3を介して線対称に形成されているため説明を省略する。なお、前側壁板4と後側壁板5との夫々に形成される上部破断可能線12及び下部破断可能線13は、底板3の中心の周りに点対称に表れてもよく、対称でなくてもよい。
上部破断可能線12は、切れ目線15と接し前記舌片状に遊離される中央直線部12aと、中央直線部12aの各端部から前側壁板4の上側縁に向かって互いに離間する方向に傾斜して延びる傾斜部12bと、傾斜部12bの先端部から夫々前側壁板4の隣接する左右側縁まで延びる上部直線部12cとが連続することによって形成されている。
下部破断可能線13は、切れ目線15との接点から前側壁板4の右側縁まで、上側縁に向けて凸状に湾曲して延びる湾曲部13aと、切れ目線15との接点から前側壁板4の左側縁まで、下側縁に向けて凸状に湾曲して延びる湾曲部13aとによって形成されている。左右の湾曲部13aは、上記切れ目線15との接点の周りに点対称に形成され、下部破断可能線13全体としては、波形状を形成している。
前側壁板4の両側の内フラップ8と後側壁板5の両側の内フラップ9との夫々には連続して破断可能な内フラップ破断可能線17が形成されている。内フラップ破断可能線17は、下部破断可能線13の各端部から隣接する内フラップ8,9の各先端部まで夫々延び、該下部破断可能線13と連続して破断される形状に形成されている。
また、図1に示すように、内フラップ破断可能線17は、包装箱1として形成された状態において、底板3の両側の外フラップ10の各先端部に沿って夫々延びるように形成されている。なお、内フラップ破断可能線17の位置は、これに限られないが、天板6の外フラップ11の先端部と底板3の外フラップ10の先端部とで挟まれる領域に設けられることが好ましい。
図2に示すように、天板6の左右側縁には、前後端から折目線hに沿って内側に向かって、連続して破断可能な外フラップ破断可能線18が形成されている。外フラップ破断可能線18は、図1に示すように、包装箱1として形成された状態において、上部破断可能線12と連続して破断される形状に形成されている。
図2に示すように、各折目線h上で夫々対向する外フラップ破断可能線18の両先端は、所定の間隔を存するように設けられている。即ち、天板6の各左右側縁の中央部近傍は、破断可能線が形成されていない未加工部18aとされている。
本実施形態においては、外フラップ破断可能線18は、内フラップ破断可能線17と概ね一致する長さに形成されているため、該未加工部18aは、図1に示すように、包装箱1として形成された状態において、対向する内フラップ8,9の両先端部で挟まれる領域の上方に配置される。
以上の構成による図2示の段ボール板紙2から図1示の包装箱1を形成するときには、図2示の段ボール板紙2の状態で、その底板3上に図示しない複数の内容物が整列して載置され、先ず、前側壁板4及び後側壁板5が各折目線a,bを介して起立される。このとき、上部破断可能線12は、一直線状に配置されていないので、上部破断可能線12からの折れ曲がりが防止された状態で前側壁板4及び後側壁板5を起立させることができる。同様に、下部破断可能線13及びこの両端に連結された内フラップ破断可能線17は、一直線状に配置されていないので、下部破断可能線13からの折れ曲がりが防止された状態で前側壁板4及び後側壁板5を起立させることができる。
次いで、図1に示すとおり、両側壁板4,5の両側の各内フラップ8,9が各折目線e,fを介して底板3の両側縁に沿って折り曲げられ、底板3の両側に連設された外フラップ10が折目線gを介して起立されると共に、各内フラップ8,9の外面に接着剤を介して接着される。
続いて、接着片7が折目線dを介して水平に折り曲げられ、天板6が折目線cを介して底板3に平行に折り曲げられ、天板6が接着片7に接着剤を介して接着される。
その後、天板6の両側に連設された外フラップ11が折目線hを介して下方に折り曲げられると共に、各内フラップ8,9の外面に接着剤を介して接着され、内容物の包装が完了すると同時に図1示の包装箱1が形成される。
次に、本実施形態の包装箱1の開梱作業を説明する。
包装箱1を開梱するときには、図3Aに示すように、先ず、前側壁板4の破断開始部16に指を挿し込み、舌片状に遊離された部分を把持して夫々左右に引っ張ることで帯状破断部14を破断する。
このとき、帯状破断部14は、上部破断可能線12が傾斜部12bを備えることによって、帯幅が次第に大となるように形成されているため、破断する際に帯状破断部が中途で切れることを防止することができる。
帯状破断部14の破断が完了した後も舌片状に遊離された部分を左右に引っ張ると、図3Bに示すように、帯状破断部14のうち下端を形成する下部破断可能線13は、その各端部から各内フラップ破断可能線17が連続して延びているので、次いで該各内フラップ破断可能線17に沿って破断が進行し、内フラップ8が上部と下部とに分割される。
他方、帯状破断部14のうち上端を形成する上部破断可能線12は、外フラップ破断可能線18と直接連結されていないが、帯状破断部14が折目線eを介して前記内フラップ8の上部と連設されており、かつ、該内フラップ8の上部と天板6の両側の外フラップ11とが接着されている。そのため、帯状破断部14の破断が完了した後も舌片状に遊離された部分を左右に引っ張ると、図3Bに示すように、各上部破断可能線12に隣接する各外フラップ破断可能線18に沿って破断が夫々進行する。
そして、内フラップ破断可能線17の長さと外フラップ破断可能線18の長さとは概ね一致し、内フラップ破断可能線17の先端部と外フラップ破断可能線18の先端部とは高さ方向に沿って配置されるため、内フラップ破断可能線17が内フラップ8の先端まで破断され、内フラップ破断可能線17の破断が完了すると同時に、外フラップ破断可能線18が未加工部18aの端部まで破断され、該外フラップ破断可能線18の破断も完了する。
同じようにして、後側壁板5(図2参照)の破断開始部16から帯状破断部14、内フラップ破断可能線17及び外フラップ破断可能線18を破断する。
これによって、包装箱1の上部を持ち上げることでその下部から容易に分離することができる。
包装箱1の下部は、図4Aに示すように、底板3を有し、四方を2つの外フラップ10及び前後側壁板4,5の下部より囲まれたトレイ状とされている。
従って、包装箱1は、内容物が外部から見え且つ取り出し可能な状態で、トレイ状とされた下部ごとまとめて容易に運搬等することができる。特に、本実施形態における包装箱1は、下部破断可能線13が波形状であるため、下部破断可能線13に沿って破断された前後側壁板4,5の下部も波形状に形成されるため、美粧性に優れる。
また、包装箱1の上部は、図4Bに示すように、天板6の後側縁に折目線cを介して連設された後側壁板5の上部と、天板6の前側縁に接着片7を介して接着された前側壁板4の上部と、天板6の左右側縁に折目線hを介して連設された一対の外フラップ11と、各外フラップ11の上部及び下部に夫々接着された内フラップ8,9と、該内フラップ8,9に折目線e,fを介して連設された前後側壁板4,5の帯状破断部14の部分とからなる。
このとき、天板6の左右側縁の折目線hは、外フラップ破断可能線18に沿って破断されているが、未加工部18aが存することによって、天板6と外フラップ11とは繋がっているので、廃棄品を1つだけにすることができる。
なお、本発明の下部破断可能線13は、本実施形態に限るものではなく、例えば、左右方向に直線状に延びる第1の直線破断部と、該第1の直線破断部の延長線に平行して直線状に延びる第2の直線破断部と、該第1の直線破断部の端部と該端部に隣接する該第2の直線破断部の端部とを破断可能に連結する連結破断部とを含むように構成してもよい。
即ち、下部破断可能線13及び上部破断可能線12は、左側端から右側縁までが一直線にならなければよいので、例えば、上部破断可能線12に湾曲部を設けてもよい。また、下部破断可能線13及び上部破断可能線12は、帯状破断部14として左右方向に向かうにつれて次第に帯幅が大となればよいので、下部破断可能線13に上部破断可能線12から離間する方向に延びる傾斜部を設けてもよい。
また、本実施形態においては、帯状破断部14に一端が屈曲する複数の切れ目によるジッパーを採用したが、これに限るものではなく、例えば図示しないが、各破断可能線12,13,17,18を直線状の複数の切れ目による所謂ミシン目によって構成してもよい。
1…包装箱、3…底板、4…前側壁板、5…後側壁板、6…天板、8,9…内フラップ、10,11…外フラップ、12…上部破断可能線、12b…傾斜破断部、13…下部破断可能線、13a…湾曲部(湾曲破断部)、14…帯状破断部、16…破断開始部、17…内フラップ破断可能線、a,b,c,e,f,g,h…折目線。

Claims (2)

  1. 段ボール板紙によって形成され、
    矩形状の底板の前後側縁にそれぞれ折目線を介して連設され、該折目線に沿って上方に折り曲げられて起立された一対の側壁板と、
    一方の側壁板の上端縁に折目線を介して連設され、他方の側壁板に向かうように該折目線に沿って前記底板に平行に折り曲げられた天板と、
    前記一方の側壁板及び前記他方の側壁板の各左右側縁に折目線を介して一対ずつ連設され、互いに該折目線に沿って内方に折り曲げられた内フラップと、
    前記底板及び前記天板の各左右側縁に折目線を介して一対ずつ連設され、それぞれ上下から該折目線に沿って内方に折り曲げられ、前記内フラップに固定された外フラップとを備える包装箱において、
    前記側壁板には、開梱時において該側壁板に形成された破断を開始する破断開始部から該側壁板を左右方向に帯状に破断可能とする帯状破断部が夫々設けられ、
    該帯状破断部は、その下端に不連続な切れ目が延びる下部破断可能線と、上端に不連続な切れ目が延びる上部破断可能線とによって形成され、
    該下部破断可能線の少なくとも一部には、湾曲状に延びる湾曲破断部が設けられ、または、直線方向に延びる第1の直線破断部と該第1の直線破断部の延長線に平行して直線方向に延びる第2の直線破断部と該第1の直線破断部の端部と該端部に隣接する該第2の直線破断部の端部とを破断可能に連結する連結破断部とが設けられ、
    前記上部破断可能線は、前記側壁板の上側縁の左右端まで延びており、該上部破断可能線には、前記破断開始部から左右側縁に向かって、前記帯状破断部の帯幅が次第に大となるように、該側壁板の上側縁方向に向かって傾斜して延びる傾斜破断部が設けられており、
    前記各内フラップには、前記下部破断可能線から連続して該内フラップの先端まで延びる内フラップ破断可能線が形成され、
    前記天板の左右側縁には、前端及び後端のそれぞれから中央に向かって延びる一対の外フラップ破断可能線と、
    前記一対の外フラップ破断可能線の両先端で挟まれる領域に、破断可能線が形成されていない未加工部とが設けられていることを特徴とする包装用箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記外フラップ破断線は、前記内フラップの基端から先端までの長さと一致することを特徴とする包装用箱。
JP2015228172A 2015-11-20 2015-11-20 包装箱 Active JP6799911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228172A JP6799911B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228172A JP6799911B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017095137A JP2017095137A (ja) 2017-06-01
JP6799911B2 true JP6799911B2 (ja) 2020-12-16

Family

ID=58816529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015228172A Active JP6799911B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 包装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6799911B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7267838B2 (ja) * 2019-05-22 2023-05-02 レンゴー株式会社 包装箱
JP7272254B2 (ja) * 2019-12-13 2023-05-12 王子ホールディングス株式会社 包装箱

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4004273B2 (ja) * 2001-11-15 2007-11-07 レンゴー株式会社 包装箱
JP2003165533A (ja) * 2001-11-28 2003-06-10 Tomoku Co Ltd 包装箱
JP2007069929A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Oji Chiyoda Container Kk 段ボール板製包装箱
WO2008018533A1 (fr) * 2006-08-09 2008-02-14 Nippon Die Steel Co., Ltd. filière de poinçonnage pour boîte en carton avec bande d'arrachement
JP2009262995A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Rengo Co Ltd 引裂帯付き段ボール箱
JP2015110446A (ja) * 2013-11-08 2015-06-18 協和ダンボール株式会社

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017095137A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5458089B2 (ja) 包装用の箱及びそれを作り出すためのブランクのセット
US10065761B2 (en) Carton configured with dual opening capabilities
JP2006111342A (ja) 易開封性紙ケース
JP6799911B2 (ja) 包装箱
JP3193456U (ja) 段ボールシートの折り曲げ構造及び段ボール箱
JP6811527B2 (ja) 包装箱
JP3160710U (ja) 段ボール箱
JP6352100B2 (ja) 切断開封式包装箱
JP6442212B2 (ja) 包装箱
JP5935623B2 (ja) 展示機能付き包装箱
JP3183777U (ja) 陳列兼用段ボール箱用シート及び陳列兼用段ボール箱
JP3176475U (ja) 段ボール箱
JP4691351B2 (ja) 包装箱
JP4297551B2 (ja) 包装箱
JP2019043658A (ja) 包装箱
JP5655027B2 (ja) 包装箱
JP2020104936A (ja) 包装箱
JP6358437B2 (ja) 包装用箱
JP7484545B2 (ja) 包装箱
JP5235167B2 (ja) 紙製品の罫線構造および該罫線構造を用いた紙製品
JP2003165533A (ja) 包装箱
JP3174612U (ja)
KR101188989B1 (ko) 포장용 상자 구조
JP2019116285A (ja) 包装箱
JP2017137122A (ja) 包装箱、該包装箱のブランクシート、および包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6799911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250