JP3150184U - 段ボール製トレー - Google Patents
段ボール製トレー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3150184U JP3150184U JP2009000819U JP2009000819U JP3150184U JP 3150184 U JP3150184 U JP 3150184U JP 2009000819 U JP2009000819 U JP 2009000819U JP 2009000819 U JP2009000819 U JP 2009000819U JP 3150184 U JP3150184 U JP 3150184U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- walls
- side walls
- bottom flap
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
Description
下記特許文献群に示されるようなタイプのものは、展開状態において、矩形状の底壁から四方向に延出する一対の端壁及び一対の側壁と、各端壁及び各側壁から延出する一対の内側端壁及び一対の内側側壁とを主として構成されている。そして、組み立て状態において、一対の端壁及び一対の側壁を上方向に向かって立ち上げると共に、一対の内側端壁及び一対の内側側壁とを内側に折り込むようになっている。このように構成されていると、側面が二重になるため、多数積み重ねても潰れないという利点がある。
そこで、本考案の主たる課題は、従来タイプの段ボール製トレーと同様に組み立て状態において側面が二重であり、折線が従来タイプの段ボール製トレーよりも少なく、組み立て作業が簡易である段ボール製トレーを提供することにある。
〔請求項1に係る考案〕
前後一対の端壁と、
左右一対の側壁と、
一対の端壁の上端縁からそれぞれ延出する一対の内側端壁と、
一対の側壁の上端縁からそれぞれ延出する一対の内側側壁と、
一対の端壁及び一対の側壁の下端縁からそれぞれ延出する4枚の底フラップと、を備えており、
一対の内側端壁には、左右端縁の中央に凹部が、それぞれ形成されており、
一対の内側側壁には、前後端縁の中央に凸部が、それぞれ形成されており、
一対の内側端壁を一対の端壁と対向するよう内側にそれぞれ折り込むと共に、一対の内側側壁を一対の側壁を対向するよう内側にそれぞれ折り込むと、凸部と凹部が相互に嵌合し、一対の内側端壁と一対の内側側壁とが互いに支持され、
4枚の底フラップを内側に折り込むことで底壁が形成されている、ことを特徴とした段ボール製トレー。
本請求項に係る段ボール製トレーは、一対の内側端壁を一対の端壁と対向するよう内側にそれぞれ折り込み、一対の内側側壁を一対の側壁を対向するよう内側にそれぞれ折り込むことによって、側面が、一対の端壁及び一対の側壁と、一対の内側端壁及び一対の内側側壁との二重構造となる。この一方、4枚の底フラップを内側に折り込みつつ重ね合わせることで底壁が形成されるようになっている。
一対の端壁又は一対の側壁のいずれか一方の下端縁から延出する一対の底フラップは、第1底フラップとされており、
一対の端壁又は一対の側壁の他方の下端縁から延出する一対の底フラップは、第2底フラップとされており、
第1底フラップには、下端縁から上方に向かって切欠き部が設けられており、
第2底フラップは、下側に向かって窄む台形状であり、第2底フラップの下端の前後両側には突出部が設けられており、
第1底フラップ及び第2底フラップを内側に折り込んで底壁を形成する際に、切欠き部に突出部を没入し係合させることで、第1底フラップと第2底フラップとが相互に支持し合うよう構成された、請求項1に記載の段ボール製トレー。
本請求項に係る段ボール製トレーは、切欠き部に突出部を没入し係合させることで、第1底フラップと第2底フラップとが相互に支持し合い、底壁を形成できるようになっている。このため、底壁の形成においてステープルなどの留め具を用いる必要がないため、その分のコストを省略することが可能となっている。
なお、図中の矢印Rは右方向を、図中の矢印Lは左方向を、図中の矢印Fは前方向を、図中の矢印Bは後方向を、図中の矢印Uは上方向を、図中の矢印Dは下方向ををそれぞれ示しており、これらは説明の便宜上用いたものに過ぎない。また、図中の破線は、それぞれ折線を示している。
折線74及び折線75は、それぞれ間欠的に配置されており、その間における内側側壁40上には、折線76が配置されている。折線76は、折線74及び折線75と平行を成しており、折線74と折線75とから上下方向において等距離離間して配置されている。また、折線76は、前後長さは全て同一とされており、それぞれが折線70から前後に等距離離間するよう配置されている。
次に、本実施形態に係る段ボール製トレー1の組み立て方を、図2〜図8を参照しつつ説明する。
以上のように構成された、段ボール製トレー1では、まず、図2及び図3に示すように、連結片80と端壁10との一端側を接続すると共に折線70で段ボール製トレー1を折り曲げることで、端壁10及び側壁20を四角筒状に形成する。
次に、図4に示すように、段ボール製トレー1を折線77で折り曲げることで第1底フラップ50を内側に折り込む。そして、図5に示すように、段ボール製トレー1を折線78で折り曲げることで第2底フラップ60を内側に折り込むと共に、切欠き部51に突出部61を没入し係合させて、第1底フラップ50と第2底フラップ60とを相互に支持させることで底壁を形成する。
次に、図6〜図8に示すように、内側端壁30を端壁10と対向するよう内側にそれぞれ折り込むと共に、内側側壁40を側壁20を対向するよう内側にそれぞれ折り込み、図9及び図10に示すように、凸部41と凹部31とを相互に嵌合させ、内側端壁30と内側側壁40とを互いに支持させることで側面を二重に形成する。
なお、側面を二重にする工程と底壁を形成する工程とは、順序が逆になっていても良い。
このように構成された本実施形態に係る段ボール製トレー1は、従来タイプの段ボール製トレーのように、一対の内側端壁と一対の内側側壁とを固定する部材としての端壁、側壁、内側端壁、又は内側側壁のサイドから延出するフラップ部分を有していない分、折線が少なくなる。その結果、従来タイプのものと比較して、組み立て作業が簡易となる。
本実施形態に係る段ボール製トレー1では、段ボール製トレー1を構成する両面段ボールのフルート(段目)は、波の方向が一対の端壁10及び一対の側壁20の並び方向に沿うようになっている。このため、本実施形態に係る段ボール製トレー1では、折線70と折線71とが難折線となる。これに対して、折線72〜78が易折線となり、難折線の数に比べて易折線の数が多くなるため、組み立て作業が簡易となる。
10・・・端壁
20・・・側壁
30・・・内側端壁
31・・・凹部
40・・・内側側壁
41・・・凸部
50・・・第1底フラップ(底フラップ)
51・・・切欠き部
60・・・第2底フラップ(底フラップ)
61・・・突出部
Claims (2)
- 前後一対の端壁と、
左右一対の側壁と、
一対の端壁の上端縁からそれぞれ延出する一対の内側端壁と、
一対の側壁の上端縁からそれぞれ延出する一対の内側側壁と、
一対の端壁及び一対の側壁の下端縁からそれぞれ延出する4枚の底フラップと、を備えており、
一対の内側端壁には、左右端縁の中央に凹部が、それぞれ形成されており、
一対の内側側壁には、前後端縁の中央に凸部が、それぞれ形成されており、
一対の内側端壁を一対の端壁と対向するよう内側にそれぞれ折り込むと共に、一対の内側側壁を一対の側壁を対向するよう内側にそれぞれ折り込むと、凸部と凹部が相互に嵌合し、一対の内側端壁と一対の内側側壁とが互いに支持され、
4枚の底フラップを内側に折り込むことで底壁が形成されている、ことを特徴とした段ボール製トレー。 - 一対の端壁又は一対の側壁のいずれか一方の下端縁から延出する一対の底フラップは、第1底フラップとされており、
一対の端壁又は一対の側壁の他方の下端縁から延出する一対の底フラップは、第2底フラップとされており、
第1底フラップには、下端縁から上方に向かって切欠き部が設けられており、
第2底フラップは、下側に向かって窄む台形状であり、第2底フラップの下端の前後両側には突出部が設けられており、
第1底フラップ及び第2底フラップを内側に折り込んで底壁を形成する際に、切欠き部に突出部を没入し係合させることで、第1底フラップと第2底フラップとが相互に支持し合うよう構成された、請求項1に記載の段ボール製トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000819U JP3150184U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 段ボール製トレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000819U JP3150184U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 段ボール製トレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3150184U true JP3150184U (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=54854700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009000819U Expired - Lifetime JP3150184U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 段ボール製トレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150184U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017178340A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 王子ホールディングス株式会社 | トレイ、ブランクシートおよびブランクシートの製造方法 |
JP2017218203A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2019202826A (ja) * | 2019-07-25 | 2019-11-28 | 王子ホールディングス株式会社 | トレイおよびブランクシート |
JP2019214430A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-19 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2021534040A (ja) * | 2018-08-07 | 2021-12-09 | グラフィック パッケージング インターナショナル エルエルシー | ライナーを有する容器 |
-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009000819U patent/JP3150184U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017178340A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 王子ホールディングス株式会社 | トレイ、ブランクシートおよびブランクシートの製造方法 |
JP2017218203A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2019214430A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-19 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2021534040A (ja) * | 2018-08-07 | 2021-12-09 | グラフィック パッケージング インターナショナル エルエルシー | ライナーを有する容器 |
JP7418407B2 (ja) | 2018-08-07 | 2024-01-19 | グラフィック パッケージング インターナショナル エルエルシー | ライナーを有する容器 |
JP2019202826A (ja) * | 2019-07-25 | 2019-11-28 | 王子ホールディングス株式会社 | トレイおよびブランクシート |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3150184U (ja) | 段ボール製トレー | |
JP6648600B2 (ja) | ブランクシートの製造方法 | |
JP2018188153A (ja) | トレイ | |
JP6110221B2 (ja) | トレイ | |
JP3202341U (ja) | トレイ | |
JP2009262978A (ja) | スペーサ | |
JP6604285B2 (ja) | トレイ | |
JP4718971B2 (ja) | 緩衝材用紙片 | |
JP3183443U (ja) | 段ボール箱用シート及び段ボール箱 | |
JP2021095183A (ja) | 仕切付き包装箱 | |
JP2019064719A (ja) | 包装箱 | |
JP2014201340A (ja) | 構造体 | |
JP7310157B2 (ja) | トレイおよびブランクシート | |
JP3174085U (ja) | 仕切体 | |
JP3205536U (ja) | 包装箱用シート | |
JP2021088387A (ja) | 包装箱 | |
JP2019202826A (ja) | トレイおよびブランクシート | |
JP6988685B2 (ja) | トレイ | |
JP2011207482A (ja) | 紙製組立仕切り | |
JP2017159951A (ja) | 箱用シート | |
JP3207852U (ja) | 箱用シート | |
JP2022185629A (ja) | トレイ | |
JP5174410B2 (ja) | 緩衝包装材 | |
JP5191344B2 (ja) | ワンタッチ式仕切構造体 | |
JP7123535B2 (ja) | 梱包容器及び梱包容器用シート材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |