JP2019214430A - 包装箱 - Google Patents

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Hiromi Arakawa
弘美 荒川
亮平 袴田
Ryohei Hakamada
亮平 袴田
博幸 家永
Hiroyuki Ienaga
博幸 家永
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Abstract

【課題】底部の強度を簡単かつ確実に高めるとともに、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角筒状に形成して、その形状を維持できる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1であって、胴部10は、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、二つの傾斜壁16,16と、を有している。底部20は、前側の端壁11の下縁部に連設された前部フラップ21と、両側壁13,14の下縁部に連設され、前部フラップ21の下面に重ねられた左右一対の側部フラップ22,23と、を備えている。また、底部20は、後側の端壁12の下縁部に連設され、両側部フラップ22,23の下面に重ねられるとともに、先端部24aが前部フラップ21の内面側に差し込まれている後部フラップ24を備えている。前部フラップ21の縁部の一部は、傾斜壁16の内面に沿って形成されるとともに、傾斜壁16の内面に接している。【選択図】図2

Description

本発明は、多角筒状の胴部を有する包装箱に関する。
包装箱としては、六角形の胴部と、胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。このような包装箱の底部は、左右一対の内フラップと、両内フラップの下面に重ねられた前後一対の外フラップと、を備えており、両外フラップの先端部同士を粘着テープで連結することで、底部が閉じられている。
前記したような六角形の包装箱では、端壁および側壁の外面に加えて各傾斜壁の外面にも商品情報を印刷できるため、顧客が多方向から商品情報を視認できる。また、胴部を六角形とすることで、材料面積を減少させても圧縮強度を維持できる。
特開2017−061341号公報
前記した従来の包装箱では、胴部に内容物を詰め込んだ場合や、内容物の重量が大きい場合など、底部に大きな荷重が作用して、両外フラップが押されると、外フラップから粘着テープが剥がれて、底部が開いてしまう場合がある。
本発明は、前記した問題を解決し、底部の強度を簡単かつ確実に高めるとともに、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角筒状に形成して、その形状を維持できる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、第一の発明は、包装箱であって、多角筒状に形成された胴部と、前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、前記胴部の上側の開口部に設けた頂部と、を備えている。前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている。前記底部は、前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、を備えている。また、前記底部は、後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップを備えている。前記前部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接している。
前記課題を解決するため、第二の発明は、包装箱であって、多角筒状に形成された胴部と、前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、前記胴部の上側の開口部に設けた頂部と、を備えている。前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている。前記底部は、前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、を備えている。また、前記底部は、後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップを備えている。前記側部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接している。
前記課題を解決するため、第三の発明は、包装箱であって、多角筒状に形成された胴部と、前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、を備えている。前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている。前記端壁および前記側壁の少なくとも一方は、外壁と、前記外壁の上縁部に連設された内壁と、を備え、前記内壁は、前記外壁の内方に折り返されている。前記外壁と前記内壁とは、平行な二本の罫線を介して連設され、前記両罫線の間に頂縁板が形成されている。前記底部は、前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、を備えている。また、前記底部は、後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップを備えている。前記前部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接している。
前記課題を解決するため、第四の発明は、包装箱であって、多角筒状に形成された胴部と、前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、を備えている。前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている。前記端壁および前記側壁の少なくとも一方は、外壁と、前記外壁の上縁部に連設された内壁と、を備え、前記内壁は、前記外壁の内方に折り返されている。前記外壁と前記内壁とは、平行な二本の罫線を介して連設され、前記両罫線の間に頂縁板が形成されている。前記底部は、前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、を備えている。また、前記底部は、後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップを備えている。前記側部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接している。
本発明の包装箱は、底部がアメリカンロック方式によって閉じられているため、底部を簡単かつ確実に組み立てることができ、粘着テープや接着剤を用いなくても、底部の強度を十分に高めることができる。
また、第一および第三の発明の包装箱では、底部を閉じると、前部フラップの縁部が傾斜壁の内面に接するため、前部フラップによって胴部の内面が支持される。
また、第二および第四の発明の包装箱では、底部を閉じると、側部フラップの縁部が傾斜壁の内面に接するため、側部フラップによって胴部の内面が支持される。
また、第三および第四の発明の包装箱では、外壁に対して内壁を折り返すことで、トレイ形状の包装箱を形成できる。
これにより、本発明の包装箱では、底部の強度を高めるとともに、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角形に形成でき、さらに、その形状を維持できる。さらに、トレイ形状の包装箱の組み立て時間を短縮できる。
第一および第二の発明の包装箱において、前記頂部は、前記胴部の上縁部に連設され、一方向に並べられた二つの頂板と、前記胴部の上縁部に連設され、一方向に直交する他方向に並べられた交差フラップおよび係合フラップと、を備えているように構成してもよい。この構成では、前記交差フラップの一方側の部位を、一方の前記頂板の上面に重ねるとともに、前記交差フラップの他方側の部位を、他方の前記頂板の下面側に配置する。また、前記係合フラップは、前記両頂板の上面に重ねられ、前記係合フラップに形成された差し込み部を一方の前記頂板に形成された連結穴に差し込む。
このように頂部を構成した場合には、粘着テープや接着剤を用いなくても、多角形の頂部を簡単かつ確実に閉じることができる。
第一および第二の発明の包装箱において、前記頂部は、前記胴部の上縁部に連設され、一方向に並べられた二つのフラップを備えているように構成してもよい。このように頂部を構成した場合に、前記両フラップの先端縁部を一方向に間隔を空けて配置すると、開口部を有する頂部を簡単に形成できる。
または、前記両フラップの先端縁部を突き合わせた場合には、胴部の上側の開口部を閉塞する頂部を簡単に形成できる。
第一から第四の発明の包装箱では、前記側壁の前後方向の幅を、前記端壁の左右方向の幅よりも短く形成し、前側の前記端壁を正面から見た状態において、前側の前記端壁の右側に前記側壁を連設するとともに、前側の前記端壁の左側に前記傾斜壁を連設することが好ましい。
この構成では、包装箱の組み立て工程において、胴部を筒状に広げるときに、右利きの作業者は、幅広な前側の端壁を左手で持つとともに、前側の端壁の右側に配置された側壁を右手で持つと、胴部を持ち易い。そして、端壁に対して側壁を右手で折り曲げることで、胴部を筒状に広げることができる。したがって、前記した包装箱は、右利きの作業者が組み立て易い。
第一から第四の発明の包装箱では、前記側壁の前後方向の幅を、前記端壁の左右方向の幅よりも短く形成し、前側の前記端壁を正面から見た状態において、前側の前記端壁の左側に前記側壁を連設するとともに、前側の前記端壁の右側に前記傾斜壁を連設することが好ましい。
この構成では、包装箱の組み立て工程において、胴部を筒状に広げるときに、左利きの作業者は、幅広な前側の端壁を右手で持つとともに、前側の端壁の左側に配置された側壁を左手で持つと、胴部を持ち易い。そして、端壁に対して側壁を左手で折り曲げることで、胴部を筒状に広げることができる。したがって、前記した包装箱は、左利きの作業者が組み立て易い。
本発明の包装箱では、底部の強度を簡単かつ確実に高めるとともに、胴部が空の状態でも胴部を設計時に意図した通りの多角形に形成でき、さらに、その形状を維持できる。
本発明の第一実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱を前方右下から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱を示した図で、図1のIV−IV断面図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱において、底部を閉じる前の状態を前方右下から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱において、頂部を閉じる前の状態を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第三実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第四実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第四実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第五実施形態に係る包装箱を示した平面断面図である。 本発明の第五実施形態に係る包装箱において、胴部を筒状に広げる段階を示した説明図である。 本発明の第一実施形態に係る包装箱において、胴部を筒状に広げる段階を示した説明図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
[第一実施形態]
第一実施形態の包装箱1は、図1に示すように、六角形の多角筒状に形成された胴部10と、胴部10の下側の開口部を閉塞している底部20と、胴部10の上側の開口部を閉塞している頂部30と、を備えている。
包装箱1は、図3に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは外面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。
なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
胴部10は、図1に示すように、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、隣り合う端壁11,12と側壁13,14との間に形成された二つの傾斜壁16,16(図4参照)と、を備えている。胴部10の上面および下面には、平面視で六角形の開口部が形成されている。
前後の端壁11,12および左右の側壁13,14は、四角形に形成されている。本実施形態では、側壁13,14の前後方向の幅が、端壁11,12の左右方向の幅よりも短く形成されている。
二つの傾斜壁16,16は、胴部10の左前の角部および右後の角部に形成されている。左前の傾斜壁16は、前側の端壁11の側縁部および左側の側壁13の側縁部に罫線を介して連設されている。右後の傾斜壁16は、後側の端壁12の側縁部および右側の側壁14の側縁部に罫線を介して連設されている。傾斜壁16は、細長い長方形に形成されており、二つの傾斜壁16,16は同じ形状である。両傾斜壁16,16は、端壁11,12および側壁13,14に対して傾斜している。
第一実施形態では、図4に示すように、右後の傾斜壁16の左縁部に接合片15が連設されている(図3参照)。接合片15は、後側の端壁12の内面に接合されている。
ブランクシートS(図3参照)を各罫線で折り曲げつつ、接合片15を後側の端壁12の内面に接合すると、前側の端壁11、後側の端壁12、左側の側壁13、右側の側壁14、二つの傾斜壁16,16によって、平面視で六角形の筒状の胴部10が形成される。
底部20は、図2に示すように、前側の端壁11の下縁部に連設された前部フラップ21と、両側壁13,14の下縁部に連設された左右一対の側部フラップ22,23と、後側の端壁12の下縁部に連設された後部フラップ24と、を備えている。
前部フラップ21は、罫線を介して前側の端壁11の下縁部に連設されている。前部フラップ21は、胴部10の下側の開口部の前半分の領域を塞いでいる。
前部フラップ21の左側の側縁部21aは、図4に示すように、左側の側壁13の内面と、左前の傾斜壁16の内面と、に沿って形成されている。また、前部フラップ21の右側の側縁部21bは、右側の側壁14の内面に沿って形成されている。
そして、前部フラップ21が胴部10の下側の開口部に入り込んだ状態では、前部フラップ21の左側の側縁部21aが左側の側壁13の内面および左前の傾斜壁16の内面に接するとともに、右側の側縁部21bが右側の側壁14の内面に接している。
左側の側部フラップ22は、図5に示すように、罫線を介して左側の側壁13の下縁部に連設されている。左側の側部フラップ22の前部は、前部フラップ21の左部の下面に重ねられている。
右側の側部フラップ23は、罫線を介して右側の側壁14の下縁部に連設されている。右側の側部フラップ23の前部は、前部フラップ21の右部の下面に重ねられている。
右側の側部フラップ23の後縁部23aは、図4に示すように、後側の端壁12の内面と、右後の傾斜壁16の内面と、に沿って形成されている。
そして、右側の側部フラップ23が胴部10の下側の開口部に入り込んだ状態では、右側の側部フラップ23の後縁部23aが接合片15の内面および右後の傾斜壁16の内面に接している。
なお、本実施形態では、右側の側部フラップ23の後縁部23aは、接合片15の内面に接しているが、右側の側部フラップ23の後縁部23aが後側の端壁12の内面に接するように構成してもよい。
後部フラップ24は、罫線を介して後側の端壁12の下縁部に連設されている。後部フラップ24は、基端部(後端部)から先端部24a(前端部)に向かうに連れて左右方向の幅が狭くなる台形状に形成されている。
後部フラップ24は、図2に示すように、左右の側部フラップ22,23の下面に重なるとともに、先端部24aが前部フラップ21の中央部の上面側に差し込まれている。
包装箱1の底部20は、前部フラップ21、左右の側部フラップ22,23および後部フラップ24をアメリカンロック方式に組み合わせることで閉じられている。
頂部30は、図1に示すように、前後方向に並べられた二つの頂板31,32と、左右方向に並べられた交差フラップ33および係合フラップ34と、を備えている。
前側の頂板31は、図6に示すように、罫線を介して前側の端壁11の上縁部に連設されている。前側の頂板31は、胴部10の上側の開口部の前半分を閉塞するものである。
後側の頂板32は、罫線を介して後側の端壁12の上縁部に連設されている。後側の頂板32は、胴部10の上側の開口部の後半分を閉塞するものである。
後側の頂板32の右部には、連結穴35が形成されている。連結穴35は、前後方向に延びているスリット状の貫通穴である。
交差フラップ33は、罫線を介して左側の側壁13の上縁部に連設されている。交差フラップ33の後部は、後側の頂板32の左部の上面に重ねられている。また、交差フラップ33の前部は、前側の頂板31の左部の下面側に配置されている。
係合フラップ34は、罫線を介して右側の側壁14の上縁部に連設されている。係合フラップ34の先端縁部34aにおいて、前後方向の中央部よりも後側には、窪み部34bが形成されている。そして、係合フラップ34の先端縁部34aにおいて、後端部から窪み部34bまでの間には、差し込み部34cが形成されている。係合フラップ34は、図1に示すように、前後の頂板31,32の右部の上面に重ねられる。また、差し込み部34cは、後側の頂板32の連結穴35に差し込まれる。
また、係合フラップ34には、前後方向に延びている折り曲げ線L1が形成されている。折り曲げ線L1は、係合フラップ34の前縁部から後縁部に亘って形成された罫線である。
包装箱1の頂部30を組み立てるときには、図6に示すように、最初に後側の頂板32を後側の端壁12に対して内側に折り曲げて、胴部10の上側の開口部の後半分を閉塞する。
続いて、交差フラップ33を左側の側壁13に対して内側に折り曲げる。これにより、交差フラップ33の後部が後側の頂板32の左部の上面に重なる。
次に、前側の頂板31を前側の端壁11に対して内側に折り曲げて、胴部10の上側の開口部の前半分を閉塞する。このとき、前側の頂板31が交差フラップ33の前部の上面に重なる。
最後に、図1に示すように、係合フラップ34を右側の側壁14に対して内側に折り曲げて、前後の頂板31,32の右部の上面に重ねる。また、差し込み部34cを後側の頂板32の連結穴35に差し込む。このとき、係合フラップ34を折り曲げ線L1において山折りに折り曲げることで、差し込み部34cを連結穴35に差し込み易くなる。
このように、後側の頂板32、交差フラップ33、前側の頂板31、係合フラップ34の順番で下から上に重ねるとともに、係合フラップ34を後側の頂板32に連結することで、頂部30を閉じることができる。
以上のような包装箱1では、図2に示すように、底部20がアメリカンロック方式によって閉じられているため、底部20を簡単かつ確実に組み立てることができ、粘着テープや接着剤を用いなくても、底部20の強度を十分に高めることができる。
また、包装箱1を組み立てるときに、底部20を閉じると、前部フラップ21の左右の側縁部21a,21bが左右の側壁13,14の内面に接する。また、前部フラップ21の側縁部21aが左前の傾斜壁16の内面に接するとともに、右側の側部フラップ23の後縁部23aが右後の傾斜壁16の内面に接する。
このように、底部20を閉じると、前部フラップ21および側部フラップ22によって胴部10の内面が支持される。
これにより、第一実施形態の包装箱1では、底部20の強度を簡単かつ確実に高めるとともに、胴部10が空の状態でも胴部10を設計時に意図した通りの六角形に形成でき、その形状を維持できるため、手作業でも簡単かつ精度良く組み立てることできる。
第一実施形態の包装箱1では、図1に示すように、頂部30を閉じるときに、粘着テープや接着剤を用いなくても、六角形の頂部30を簡単かつ確実に閉じることができる。
第一実施形態の包装箱1では、前後の端壁11,12の外面および左右の側壁13,14の外面に加えて、両傾斜壁16,16の外面にも商品情報を印刷できる。これにより、包装箱1を売り場に並べたときに、顧客は前後左右および斜めの方向から商品情報を明確に視認できる。したがって、第一実施形態の包装箱1では内部に収容した商品を有効にアピールできる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一実施形態では、図1に示すように、後側の頂板32、交差フラップ33、前側の頂板31、係合フラップ34を順番に重ねることで頂部30が形成されているが、頂部30の構成は限定されるものではない。また、胴部10の上縁部に頂部30を設けることなく、胴部10の上側の開口部が開口したトレイ形状の包装箱を構成してもよい。
包装箱1の端壁11,12、側壁13,14および傾斜壁16の幅や高さは限定されるものではない。また、傾斜壁16の数も限定されるものではない。また、端壁11,12および側壁13,14に対する傾斜壁16の傾斜角度も限定されるものではない。
例えば、包装箱1の両端壁11,12、両側壁13,14および各傾斜壁16を同じ幅に形成して、胴部10を正六角形に形成してもよい。
第一実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱1を形成できる。
[第二実施形態]
第二実施形態の包装箱1Aは、図7に示すように、前記第一実施形態の包装箱1(図1参照)と略同様の構成であり、頂部40の構成が異なっている。
第二実施形態の包装箱1Aは、図8に示すブランクシートSaを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図8に示すブランクシートSaは外面側が見えるように配置されている。
第二実施形態の包装箱1Aの頂部40は、図7に示すように、前後の端壁11,12の上縁部にそれぞれ連設された前後のフラップ41,41と、左右の側壁13,14の上縁部にそれぞれ連設された左右のフラップ42,42と、を備えている。前後のフラップ41,41は、左右のフラップ42,42の上面に重ねられている。
第二実施形態の頂部40では、前後方向に二つのフラップ41,41が並べられるとともに、左右方向に二つのフラップ42,42が並べられている。
前後のフラップ41,41の先端縁部は、前後方向に間隔を空けて配置されるとともに、左右のフラップ42,42の先端縁部は、左右方向に間隔を空けて配置されている。これにより、第二実施形態の頂部40の中央部には、四角形の開口部45が形成されている。
第二実施形態の包装箱1Aでは、左右のフラップ42,42を胴部10の上側の開口部内に折り曲げた後に、前後のフラップ41,41を左右のフラップ42,42の上面に重ねることで、開口部45を有する頂部40を簡単に形成できる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は前記第二実施形態に限定されることなく、前記第一実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第二実施形態の包装箱1Aにおいて、前後のフラップ41,41と左右のフラップ42,42の重ね方は限定されるものではない。例えば、前後の両フラップ41,41を胴部10の上側の開口部内に折り曲げた後に、右側のフラップ42を後側のフラップ41の上面と前側のフラップ41の下面とに重ね、かつ左側のフラップ42を前側のフラップ41の上面と後側のフラップ41の下面とに重ねるようにしてもよい。
[第三実施形態]
第三実施形態の包装箱1Bは、図9に示すように、前記第二実施形態の包装箱1A(図7参照)と略同様の構成であり、頂部50の構成が異なっている。
第三実施形態の包装箱1Bは、図10に示すブランクシートSbを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図10に示すブランクシートSbは外面側が見えるように配置されている。
第三実施形態の包装箱1Bの頂部50では、図9に示すように、前後のフラップ51,51が左右のフラップ52,52の上面に重ねられており、前後のフラップ51,51の先端縁部が突き合わされている。この構成では、胴部10の上側の開口部を閉塞する頂部50を簡単に形成できる。
以上、本発明の第三実施形態について説明したが、本発明は前記第三実施形態に限定されることなく、前記第一実施形態および第二実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
[第四実施形態]
第四実施形態の包装箱1Cは、図11に示すように、胴部10の上側の開口部が開口したトレイ形状の包装箱である。第四実施形態の包装箱1Cの底部20は、前記第一実施形態の包装箱1(図1参照)と同様の構成である。
第四実施形態の包装箱1Cは、図12に示すブランクシートScを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図12に示すブランクシートScは外面側が見えるように配置されている。
第四実施形態の胴部10では、図11に示すように、二つの傾斜壁16,16が胴部10の右前の角部および左後の角部に形成されている。第四実施形態では、左後の傾斜壁16の左縁部に接合片15が連設されており、接合片15は右側の側壁14の内面に接合されている。
第四実施形態の前側の端壁11は、底部20に対して垂直に形成された外壁11aと、外壁11aの上縁部に連設された内壁11bと、を備えている。内壁11bは、外壁11aの内方に折り返されている。
外壁11aと内壁11bとは、平行な前後二本の罫線を介して連設されている。両罫線の間には、略水平な帯状の頂縁板11cが形成されている。このように、外壁11aと内壁11bとは、頂縁板11cを介して連設されている。
内壁11bは、上縁部から下縁部に向かうに従って外壁11aに近づくように傾斜しており、内壁11bの下縁部が底部20の上面に当接している。
また、内壁11bの左縁部には、罫線を介して係止片11dが連設されている。係止片11dは、内壁11bの右縁部の下部から右方に向けて突出している。係止片11dは、右前の傾斜壁16の内面に重ねられている。
第四実施形態の後側の端壁12は、前側の端壁11と同様に、外壁12aと、頂縁板12cと、内壁12bと、を備え、内壁12bが外壁12aの内方に折り返されている。
第四実施形態の左側の側壁13は、端壁11,12と同様に、外壁13aと、頂縁板13cと、内壁13bと、を備え、内壁13bが外壁13aの内方に折り返されている。
内壁13bの後縁部には、罫線を介して係止片13dが連設されている。係止片13dは、内壁13bの後縁部の下部から後方方に向けて突出している。係止片13dは、左後の傾斜壁16の内面に重ねられている。そして、左側の側壁13の係止片13dの先端縁部が、後側の端壁12の左縁部に当接することで、後側の端壁12の内壁12bおよび左側の側壁13の内壁13bが上方に戻るのを防いでいる。
第四実施形態の右側の側壁14は、左側の側壁13と同様に、外壁14aと、頂縁板14cと、内壁14bと、を備え、内壁14bが外壁14aの内方に折り返されている。
前側の端壁11の係止片11dの先端縁部が、右側の側壁14の前縁部に当接することで、右側の側壁14の内壁13bおよび前側の端壁11の内壁11bが上方に戻るのを防いでいる。
第四実施形態の包装箱1Cでは、胴部10を筒状に形成した後に、アメリカンロック方式の底部20を形成するとともに、外壁11a,12a,13a,14aに対して内壁11b,12b,13b,14bを折り返すことで、トレイ形状に形成できる。これにより、トレイ形状の包装箱1Cの組み立て時間を短縮できる。
また、包装箱1Cでは、内壁11b,12b,13b,14bが上縁部から下縁部に向かうに連れて外壁11a,12a,13a,14aに近づくように傾斜しており、内壁11b,12b,13b,14bの下縁部が底部20の上面に当接している。この構成では、外壁11a,12a,13a,14a、頂縁板11c,12c,13c,14cおよび内壁11b,12b,13b,14bの断面形状が三角形となるため、包装箱1Cの耐荷重を高めることができる。
以上、本発明の第四実施形態について説明したが、本発明は前記第四実施形態に限定されることなく、前記第一実施形態から第三実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
[第五実施形態]
第五実施形態の包装箱1Dの胴部10は、図13に示すように、二つの傾斜壁16,16が胴部10の右前の角部および左後の角部に形成されている。
第五実施形態の胴部10では、右前の傾斜壁16の後縁部に接合片15が連設されており、接合片15は右側の側壁14の内面に接合されている。
第五実施形態の包装箱1Dでは、側壁13,14の前後方向の幅を、端壁11,12の左右方向の幅よりも短く形成している。そして、前側の端壁11を正面から見た状態において、前側の端壁11の右側に側壁13が連設されるとともに、前側の端壁11の左側に傾斜壁16が連設されている。
包装箱1Dの組み立て工程において、胴部10を筒状に広げた後に底部20(底部20を構成する各フラップ)を閉じる。底部20を構成する各フラップを閉じる作業は、各フラップを上側(作業者の顔側)に向けた状態で行なう。作業の効率を考慮すると、胴部10を筒状に広げる際に、底部20を構成する各フラップを予め上側にしておくことが好ましい。それゆえ、包装箱1Dの胴部を筒状に広げる段階を示す図14は、底部20を上側にした状態の平面図となっている。図14に示すように、胴部10を筒状に広げるときに、右利きの作業者は、幅広な前側の端壁11を左手で持つとともに、前側の端壁11の右側に配置された側壁14を右手で持つと、胴部10を持ち易い。
そして、前側の端壁11に対して側壁14を右手で折り曲げることで、胴部10を筒状に広げることができる。したがって、包装箱1Dは、右利きの作業者が組み立て易い。
なお、図4に示す第一実施形態の包装箱1では、二つの傾斜壁16,16が胴部10の左前の角部および右後の角部に形成されている。つまり、包装箱1では、前側の端壁11を正面から見た状態において、前側の端壁11の左側に側壁14が連設されるとともに、前側の端壁11の右側に傾斜壁16が連設されている。
包装箱1の組み立て工程においても、前記した包装箱1Dの組み立て工程と同様に、胴部10を筒状に広げる際に、底部20を構成する各フラップを予め上側にしておくことが好ましい。それゆえ、包装箱1の胴部を筒状に広げる段階を示す図15は、底部20を上側にした状態の平面図となっている。図15に示すように、胴部10を筒状に広げるときに、左利きの作業者は、幅広な前側の端壁11を右手で持つとともに、前側の端壁11の左側に配置された側壁13を左手で持つと、胴部10を持ち易い。
そして、前側の端壁11に対して側壁13を左手で折り曲げることで、胴部10を筒状に広げることができる。したがって、包装箱1は、左利きの作業者が組み立て易い。
以上、本発明の第五実施形態について説明したが、本発明は前記第五実施形態に限定されることなく、前記第一実施形態から第四実施形態と同様に、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、第五実施形態の包装箱1Dにおいて、頂部の形状は限定されるものではなく、第一実施形態の頂部30(図1参照)、第二実施形態の頂部40(図7参照)または第三実施形態の頂部50(図9参照)を用いることができる。さらに、第四実施形態の包装箱1C(図11参照)のように、頂部を設けることなく、包装箱1Dをトレイ形状に形成してもよい。
1 包装箱(第一実施形態)
1A 包装箱(第二実施形態)
1B 包装箱(第三実施形態)
1C 包装箱(第四実施形態)
1D 包装箱(第五実施形態)
10 胴部
11 前側の端壁
11a 外壁(第四実施形態)
11b 内壁(第四実施形態)
11c 頂縁板(第四実施形態)
12 後側の端壁
12a 外壁(第四実施形態)
12b 内壁(第四実施形態)
12c 頂縁板(第四実施形態)
12d 係止片(第四実施形態)
13 左側の側壁
13a 外壁(第四実施形態)
13b 内壁(第四実施形態)
13c 頂縁板(第四実施形態)
14 右側の側壁
14a 外壁(第四実施形態)
14b 内壁(第四実施形態)
14c 頂縁板(第四実施形態)
14d 係止片(第四実施形態)
16 傾斜壁
20 底部
21 前部フラップ
22 左側の側部フラップ
23 右側の側部フラップ
24 後部フラップ
30 頂部(第一実施形態)
31 前側の頂板
32 後側の頂板
33 交差フラップ
34 係合フラップ
34b 窪み部
34c 差し込み部
35 連結穴
40 頂部(第二実施形態)
41 前後のフラップ
42 左右のフラップ
45 開口部
50 頂部(第三実施形態)
51 前後のフラップ
52 左右のフラップ
S ブランクシート

Claims (9)

  1. 多角筒状に形成された胴部と、
    前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、
    前記胴部の上側の開口部に設けた頂部と、を備え、
    前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、一つの前記傾斜壁に連設された接合片と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成され、前記接合片が一つの前記端壁または前記側壁の内面に接合されており、
    前記底部は、
    前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、
    前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、
    後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップと、を備え、
    前記前部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接していることを特徴とする包装箱。
  2. 多角筒状に形成された胴部と、
    前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、
    前記胴部の上側の開口部に設けた頂部と、を備え、
    前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、一つの前記傾斜壁に連設された接合片と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成され、前記接合片が一つの前記端壁または前記側壁の内面に接合されており、
    前記底部は、
    前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、
    前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、
    後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップと、を備え、
    前記側部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接していることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記頂部は、
    前記胴部の上縁部に連設され、一方向に並べられた二つの頂板と、
    前記胴部の上縁部に連設され、一方向に直交する他方向に並べられた交差フラップおよび係合フラップと、を備え、
    前記交差フラップの一方側の部位は、一方の前記頂板の上面に重ねられるとともに、前記交差フラップの他方側の部位は、他方の前記頂板の下面側に配置されており、
    前記係合フラップは、前記両頂板の上面に重ねられ、
    前記係合フラップに形成された差し込み部が、一方の前記頂板に形成された連結穴に差し込まれていることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記頂部は、
    前記胴部の上縁部に連設され、一方向に並べられた二つのフラップを備え、
    前記両フラップの先端縁部が一方向に間隔を空けて配置されていることを特徴とする包装箱。
  5. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記頂部は、
    前記胴部の上縁部に連設され、一方向に並べられた二つのフラップを備え、
    前記両フラップの先端縁部が突き合わされていることを特徴とする包装箱。
  6. 多角筒状に形成された胴部と、
    前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、を備え、
    前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、一つの前記傾斜壁に連設された接合片と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成され、前記接合片が一つの前記端壁または前記側壁の内面に接合されており、
    前記端壁および前記側壁の少なくとも一方は、
    外壁と、
    前記外壁の上縁部に連設された内壁と、を備え、
    前記内壁は、前記外壁の内方に折り返されており、
    前記外壁と前記内壁とは、平行な二本の罫線を介して連設され、
    前記両罫線の間に頂縁板が形成されており、
    前記底部は、
    前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、
    前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、
    後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップと、を備え、
    前記前部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接していることを特徴とする包装箱。
  7. 多角筒状に形成された胴部と、
    前記胴部の下側の開口部を閉塞している底部と、を備え、
    前記胴部は、前後一対の端壁と、左右一対の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、一つの前記傾斜壁に連設された接合片と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成され、前記接合片が一つの前記端壁または前記側壁の内面に接合されており、
    前記端壁および前記側壁の少なくとも一方は、
    外壁と、
    前記外壁の上縁部に連設された内壁と、を備え、
    前記内壁は、前記外壁の内方に折り返されており、
    前記外壁と前記内壁とは、平行な二本の罫線を介して連設され、
    前記両罫線の間に頂縁板が形成されており、
    前記底部は、
    前側の端壁の下縁部に連設された前部フラップと、
    前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右一対の側部フラップと、
    後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの内面側に差し込まれている後部フラップと、を備え、
    前記側部フラップの縁部の一部は、前記傾斜壁の内面に沿って形成されるとともに、前記傾斜壁の内面に接していることを特徴とする包装箱。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記側壁の前後方向の幅は、前記端壁の左右方向の幅よりも短く形成されており、
    前側の前記端壁を正面から見た状態において、前側の前記端壁の右側に前記側壁が連設されるとともに、前側の前記端壁の左側に前記傾斜壁が連設されていることを特徴とする包装箱。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記側壁の前後方向の幅は、前記端壁の左右方向の幅よりも短く形成されており、
    前側の前記端壁を正面から見た状態において、前側の前記端壁の左側に前記側壁が連設されるとともに、前側の前記端壁の右側に前記傾斜壁が連設されていることを特徴とする包装箱。
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