JP3226908U - トレイ - Google Patents

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努 田草川
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Abstract

【課題】仮組み状態で被包装物を容易に収容することができるトレイを提供する。【解決手段】段ボール製のトレイ1は、底壁10の第1方向の両端に立設される一対の側壁11と、 各々の側壁11の第2方向の両端に連設され、各々の側壁11との境界で折り曲げられて第1方向に沿って延設される二対の折込片12と、底壁10の第2方向の両端に立設され、外壁20の内側に内壁22を折り返すことで折込片12を内包する二重壁となり、二重壁の上端部に係止穴23を有する一対の端壁15と、各々の側壁11の第2方向の両側上端に連設され、側壁11との境界で内側に折り曲げられて各々の端壁15に上端に当接する二対の連結片13と、各々の連結片13の第2方向の外端に連設され、連結片13との境界で下方に折り曲げられ、且つ端壁15に上端に連結片13を当接させた状態において係止穴23に係止される二対の係止片14と、を備えた。【選択図】図5

Description

本考案は、段ボール製のトレイに関する。
段ボール製の箱(トレイ)が知られている(特許文献1)。この箱は、底壁部の両側縁に連設された一対の第1側壁部と、第1側壁部の両側縁に連設された二対の側壁補強部と、第1側壁部の上端に連設された一対の補強桟部と、補強桟部の両側縁に連設された二対の差し込みタブと、底壁部の両端縁に連設された一対の第2側壁部と、第2側壁部の上端に連設された二対の桟受け部と、備えていた。この箱は、底壁部に対して第1側壁部と第2側壁部とを立設させ、補強桟部や桟受け部を内側に折り曲げ、差し込みタブを桟受け部に形成されたスリット部に差し込むことで組み立てられていた。
特許第6361557号公報
しかしながら、上記した箱の内部に被包装物を収容する際、内側に折り曲げられた補強桟部や桟受け部が邪魔になることがあった。仮に、補強桟部等を跳ね上げた仮組み状態では、第1側壁部と第2側壁部とを起立姿勢に維持することができず、被包装物を収容することができなかった。
本考案は、上記課題を解決するために、仮組み状態で被包装物を容易に収容することができるトレイを提供する。
上記した目的を達成するため、本考案は、段ボール製のトレイであって、底壁と、前記底壁の第1方向の両端に立設される一対の側壁と、各々の前記側壁の第1方向に直交する第2方向の両端に連設され、各々の前記側壁との境界で折り曲げられて第1方向に沿って延設される二対の折込片と、前記底壁の第2方向の両端に立設され、外壁の内側に内壁を折り返すことで前記折込片を内包する二重壁となり、前記二重壁の上端部に係止穴を有する一対の端壁と、各々の前記側壁の第2方向の両側上端に連設され、前記側壁との境界で内側に折り曲げられて各々の前記端壁に上端に当接する二対の連結片と、各々の前記連結片の第2方向の外端に連設され、前記連結片との境界で下方に折り曲げられ、且つ前記端壁に上端に前記連結片を当接させた状態において前記係止穴に係止される二対の係止片と、を備えた。
この場合、各々の前記側壁に連設された一対の前記連結片は、空間を挟んで離間して設けられ、各々の前記係止片は、前記連結片の第1方向の先端側に設けられ、各々の前記折込片には、前記係止穴に係止された前記係止片を配置するための凹部が切り欠かれてもよい。
この場合、前記底壁と前記端壁の第1方向の長さは、前記底壁と前記側壁との第2方向の長さよりも短く形成されてもよい。
本考案によれば、仮組み状態としたトレイに被包装物を容易に収容することができる。
本考案の一実施形態に係るトレイを示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るトレイのブランクを示す平面図である。 本考案の一実施形態に係るトレイであって、側壁を立設させた状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るトレイを仮組みした状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るトレイであって、係止片を係止穴に係止させる過程を示す斜視図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本考案の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。前後方向(第1方向)、左右方向(第2方向)および上下方向は互いに直交している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。また、方向や位置を示す用語は、トレイを組み立てて使用する状態における方向や位置を基準にしている。
図1および図2を参照して、本実施形態に係るトレイ1について説明する。図1はトレイ1を示す斜視図である。図2はトレイ1のブランク5を示す平面図である。
図1に示すように、トレイ1は、底壁10の周縁部に一対の側壁11および一対の端壁15を立設させ、全体として略直方体状に形成されている。底壁10と端壁15の前後方向(第1方向)の長さは、底壁10と側壁11との左右方向(第2方向)の長さよりも短く形成されている。トレイ1は、例えば、段ボール製であって、青果物等の被包装物(図示せず)を収容可能に形成されている。
トレイ1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成されている。ブランク5は、1枚の紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aに表ライナ9Bと裏ライナ9C(図1参照)とを貼り合せた両面段ボールシートである。なお、図2は、表ライナ9B側を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、底壁10と、一対の側壁11と、二対の折込片12と、二対の連結片13と、二対の係止片14と、一対の端壁15と、を備えている。なお、一対の側壁11、二対の折込片12、二対の連結片13、二対の係止片14および一対の端壁15は、それぞれ底壁10を軸にして対称に形成されているため、以下の説明では、特に明示した場合を除き、1つの側壁11等について説明する。
<底壁、側壁>
底壁10は、段方向(第2方向)に長い略長方形状に形成されている。一対の側壁11は、略長方形状に形成され、第1折曲線L1を介して底壁10の流れ方向(第1方向)の両端に連設されている。側壁11の段方向の寸法は底壁10の段方向の寸法と略同一であり、側壁11の流れ方向の寸法(延出寸法)は底壁10の流れ方向の寸法よりも十分に短く設定されている。
<折込片>
二対の折込片12は、第2折曲線L2を介して各々の側壁11の段方向の両端に連設されている。折込片12は、先端下側の角部を円弧状に面取りされた略長方形状に形成されている。折込片12の流れ方向の寸法は側壁11の延出寸法と略同一であり、折込片12の段方向の寸法(延出寸法)は底壁10の流れ方向の寸法の略半分である。折込片12には、上端から下方に向かって略長方形状の凹部16が切り欠かれている。凹部16は、折込片12の根本(第2折曲線L2)から先端側に間隔をあけてた位置に凹設されている。
<連結片>
二対の連結片13は、連結折曲線L5を介して各々の側壁11の段方向の両側上端に連設されている。各々の側壁11に連設された一対の連結片13は、空間Sを挟んで離間して設けられている。連結片13は、空間S側の先端角部を円弧状に面取りされた略長方形状に形成されている。連結片13の段方向の寸法は側壁11の段方向の寸法の略1/3であり、連結片13の流れ方向の寸法(延出寸法)は側壁11の延出寸法よりも僅かに短く設定されている。
<係止片>
二対の係止片14は、係止折曲線L6を介して各々の連結片13の段方向の外端に連設されている。係止片14は、連結片13の流れ方向の先端側に設けられている。係止片14は、連結片13から段方向に離間するに従って徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。係止片14の先端角部は円弧状に面取りされ、係止片14の基端部は係止折曲線L6の長さよりも段方向に幅広く形成されている。係止片14の段方向の寸法(延出寸法)は、凹部16の深さと略同一である(または凹部16の深さよりも僅かに短い)。
<側壁>
各々の端壁15は、外壁20と、額縁部21と、内壁22と、を有している。
(外壁)
一対の外壁20は、略長方形状に形成され、第3折曲線L3を介して底壁10の段方向の両端に連設されている。外壁20の段方向の寸法(延出)は側壁11の延出寸法と略同一であり、外壁20の流れ方向の寸法は底壁10の流れ方向の寸法と略同一である。なお、底壁10には、第3折曲線L3に沿って二対のロック穴17が開口している。ロック穴17は略長方形状に形成され、各々の第3折曲線L3に隣接した一対のロック穴17は流れ方向に間隔をあけて配置されている。
(額縁部)
額縁部21は、第4折曲線L4を介して外壁20の先端に連設されている。額縁部21は流れ方向に細長い略長方形状に形成され、その段方向の寸法(延出寸法)は段ボールシートの厚さよりも若干長く設定されている。額縁部21には、流れ方向に間隔をあけて一対の係止穴23が開口している。係止穴23は略長方形状に形成されている。
(内壁)
内壁22は、第4折曲線L4を介して額縁部21の先端に連設されている。換言すれば、内壁22は、一対の第4折曲線L4(額縁部21)を介して外壁20の先端に連設されている。内壁22は、額縁部21を軸にして外壁20と略線対称となる略長方形状に形成されている。内壁22の先端には、流れ方向に間隔をあけて一対のロック凸部24が突設されている。ロック凸部24はロック穴17に嵌合可能な略長方形状に形成されている。また、内壁22の流れ方向中央には、先端から基端に向かって略半円形状の指掛け穴25が凹設されている。さらに、内壁22の流れ方向両端の先端側には、一対の圧接部26が互いに離間する方向に突設されている。
なお、第1〜第4折曲線L1〜L4および連結折曲線L5並びに係止折曲線L6は、段ボールシートを裏ライナ9Cから凹ませた汎用罫線である。汎用罫線は裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折り曲げる(正折りする)機能を有している。なお、これらの折曲線L1〜L6は、汎用罫線に限定されるものではなく、例えばミシン刃線等、段ボールシートを所望の向きに折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
[トレイの組立]
次に、図1、図3ないし図5を参照して、トレイ1の組立作業について説明する。図3は側壁11を立設させた状態を示す斜視図である。図4はトレイ1を仮組みした状態を示す斜視図である。図5は係止片14を係止穴23に係止させる過程を示す斜視図である。
トレイ1は、裏ライナ9Cを上方に向けたブランク5を適宜折り曲げることで組み立てられる。ここでは、一例として、作業者がトレイ1を組み立てる場合について説明する。
図3に示すように、作業者は、一対の側壁11を第1折曲線L1に沿って上方に折り曲げ、一対の側壁11を底壁10の前後両端に立設させる。また、作業者は、二対の折込片12を第2折曲線L2(側壁11との境界)に沿って内側に折り曲げ、二対の折込片12を前後方向に沿って延設させる。前後一対の折込片12は、互いの先端同士を向き合わせ、第3折曲線L3上に配置される。
次に、図4に示すように、作業者は、一対の外壁20を第3折曲線L3に沿って上方に折り曲げ、一対の外壁20を底壁10の左右両端に立設させる。続けて、作業者は、一対の額縁部21と一対の内壁22とを第4折曲線L4に沿って一対の外壁20の内側に折り返す。この状態で、外壁20と内壁22とは前後一対の折込片12を内包する二重壁(端壁15)となり、二重壁となった端壁15は底壁10の左右両端に立設される。
また、作業者は、内壁22を折り返した際に、内壁22のロック凸部24を底壁10のロック穴17に嵌合させる。この状態で、内壁22の一対の圧接部26は、一対の側壁11に圧接する。ロック凸部24がロック穴17に嵌合すると共に圧接部26が側壁11に圧接することで、内壁22が折込片12を挟んで外壁20に対向した状態に保持される。つまり、端壁15が起立姿勢に維持される。また、折込片12が端壁15に内包されることで、側壁11が起立姿勢に維持される。各々の二重壁の上端部(端壁15の額縁部21)には、一対の係止穴23が配置される。係止穴23は、折込片12の凹部16の略直上に配置される。
以上によって、トレイ1が仮組みされた状態になる(図4参照)。仮組み状態では、二対の連結片13が側壁11の上端から上方に向かって延設されている。作業者は、連結片13が跳ね上げられた仮組み状態のトレイ1に、青果物等の被包装物を収容する。
仮組み状態のトレイ1に被包装物を収容した後、作業者は、図5に示すように、係止片14を係止折曲線L6(連結片13との境界)で内側に折り曲げ、連結片13を連結折曲線L5(側壁11との境界)で内側に折り曲げる。作業者は、係止片14を端壁15の係止穴23に差し込みながら連結片13を端壁15の上端面(額縁部21)に当接するまで折り曲げる(図1参照)。端壁15の上端(額縁部21)に連結片13を当接させた状態において、係止片14(の略全部)は係止穴23に差し込まれ、容易に引き抜けないように係止される。また、係止穴23に係止された(額縁部21を貫通した)係止片14は、端壁15に内包された折込片12の凹部16に配置される(図5参照)。
4つの連結片13が4つの係止片14を介して一対の端壁15に連結されることで、トレイ1の組み立てが完了する(図1参照)。なお、組み立てたトレイ1を解体するには、係止片14を係止穴23から引き抜き、連結片13を跳ね上げて仮組み状態に戻し、指掛け穴25に指を掛けて内壁22を引っ張り、ロック凸部24をロック穴17から離脱させればよい。
以上説明した本実施形態に係るトレイ1によれば、折込片12が二重壁となる端壁15に内包されるため、連結片13を跳ね上げた仮組み状態であっても、側壁11と端壁15とを起立姿勢に維持することができる(図4参照)。これにより、仮組み状態とすることでトレイ1の上面を全開にすることができ、仮組み状態としたトレイ1の隅々にまで青果等の被包装物を容易に収容することができる。また、仮組み状態のトレイ1に被包装物を収容した後に連結片13を端壁15に連結することができるため、例えば連結片13を端壁15に連結した後に被包装物を収容する場合に比べて、梱包作業を円滑に行うことができる。これにより、梱包作業を行う者の使い勝手を良好なものとすることができる。さらに、連結片13や係止片14は、収容された被包装物に干渉することがないため、係止片14を係止穴23に差し込む際に被包装物を傷つけることを防止することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、係止片14が側壁11と端壁15との交点(角部)から離れた位置で係止されるため(図1および図5参照)、側壁11と端壁15との角部を確りと補強することができる。これにより、トレイ1の剛性が向上するため、青果物等の重量のある被包装物を収容することが可能になる。また、4つの連結片13がトレイ1の四隅に分離して設けられているため、4つの連結片13(係止片14)のうち一部のみを端壁15に連結した状態で、被包装物の梱包作業を行うこともできる。
また、本実施形態に係るトレイ1よれば、二重壁となる端壁15が一重壁となる側壁11よりも短く形成されているため(図2等参照)、例えば、二重壁が一重壁よりも長い場合に比べて、段ボールシートの使用面積を削減することができる。これにより、トレイ1の製造コストを抑えることができる。
なお、本実施形態に係るトレイ1では、端壁15に額縁部21が設けられていたが、本考案はこれに限定されない。額縁部21が省略され、内壁22が外壁20の上端に連設されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、各々の側壁11に連設された一対の連結片13が空間Sを挟んで離間していたが、本考案はこれに限定されない。例えば、空間Sを省略し、一対の連結片13が切目線を介して突き合わされていてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、端壁15等の前後方向の長さが側壁11等の左右方向の長さよりも短く形成されていたが、本考案はこれに限定されない。段ボールシートの使用面積の削減効果は薄れるが、例えば、端壁15等の前後方向の長さが側壁11等の左右方向の長さよりも長く形成されてもよいし、端壁15等の前後方向の長さが側壁11等の左右方向の長さと同一であってもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、凹部16が折込片12に凹設されていたが、本考案はこれに限定されない。例えば、係止穴23に係止させた係止片14が折込片12に干渉しないように、折込片12を短く形成することで、凹部16を省略することもできる(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、ロック凸部24がロック穴17に嵌合すると共に圧接部26が側壁11に圧接することで、内壁22が外壁20に対向した状態に保持されていたが、本考案はこれに限定されない。ロック凸部24(ロック穴17)と圧接部26の何れか一方のみで内壁22を外壁20に対向させた状態に保持することができるのであれば、ロック凸部24(ロック穴17)と圧接部26の何れか他方を省略してもよい(図示せず)。
なお、図示は省略するが、トレイ1は上下に積層可能に構成されてもよい。例えば、連結片13に積層凸部を区画するための切目線を形成し、連結片13が折り曲げられると、積層凸部が切目線で刳り貫かれて側壁11の上端から上方に向かって突設される構成としてもよい。また、積層凸部は、端壁15に設けられていてもよい。複数のトレイ1を積層可能に構成する場合、底壁10には、下方のトレイ1の積層凸部が差し込まれる積層穴を開口させる。
また、本実施形態に係るトレイ1は、紙製の両面段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、片面段ボールシートや複両面段ボールシート、または樹脂製の段ボールシート等で形成されていてもよい。また、本実施形態に係るトレイ1では、中しん9Aが左右方向に延びていたが、これに限らず、例えば前後方向に延びていてもよい(図示せず)。つまり、ブランク5において段方向と流れ方向とが逆になっていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本考案に係るトレイにおける一態様を示すものであって、本考案の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。本考案の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。本考案は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、実用新案登録請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 トレイ
10 底壁
11 側壁
12 折込片
13 連結片
14 係止片
15 端壁
16 凹部
20 外壁
22 内壁
23 係止穴
S 空間

Claims (3)

  1. 段ボール製のトレイ(1)であって、
    底壁(10)と、
    前記底壁の第1方向の両端に立設される一対の側壁(11)と、
    各々の前記側壁の第1方向に直交する第2方向の両端に連設され、各々の前記側壁との境界で折り曲げられて第1方向に沿って延設される二対の折込片(12)と、
    前記底壁の第2方向の両端に立設され、外壁(20)の内側に内壁(22)を折り返すことで前記折込片を内包する二重壁となり、前記二重壁の上端部に係止穴(23)を有する一対の端壁(15)と、
    各々の前記側壁の第2方向の両側上端に連設され、前記側壁との境界で内側に折り曲げられて各々の前記端壁に上端に当接する二対の連結片(13)と、
    各々の前記連結片の第2方向の外端に連設され、前記連結片との境界で下方に折り曲げられ、且つ前記端壁に上端に前記連結片を当接させた状態において前記係止穴に係止される二対の係止片(14)と、を備えたことを特徴とするトレイ。
  2. 各々の前記側壁に連設された一対の前記連結片は、空間(S)を挟んで離間して設けられ、
    各々の前記係止片は、前記連結片の第1方向の先端側に設けられ、
    各々の前記折込片には、前記係止穴に係止された前記係止片を配置するための凹部(16)が切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
  3. 前記底壁と前記端壁の第1方向の長さは、前記底壁と前記側壁との第2方向の長さよりも短く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトレイ。
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