JP2022115033A - トレイおよびブランク - Google Patents
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Abstract
Description
図2に示すように、ブランク1Aは、底壁10と、一対の第1側壁11と、一対の第2側壁12と、二対(4つ)の内フラップ13と、二対(4つ)の上端フラップ14と、一対の桟部15と、を備えている。なお、図2において、一対の第1側壁11および一対の桟部15はそれぞれ上下対称に形成され、一対の第2側壁12は左右対称に形成され、4つの内フラップ13および4つの上端フラップ14はそれぞれ底壁10を中心として上下・左右に対称に形成されているため、本明細書では、主に、1つの部位について説明する。
底壁10は、流れ方向(第1方向)に長い略長方形状に形成されている。一対の第1側壁11は、第1折曲線L1を介して底壁10の流れ方向の両端に連設されている。一対の第2側壁12は、第2折曲線L2を介して底壁10の段方向(第2方向)の両端に連設されている。第1側壁11および第2側壁12は、それぞれ、概ね長方形状に形成されている。
第1側壁11の基部(下部)には、トレイ1を運搬する際にユーザが手を入れるための把手穴20が穿設されている。把手穴20は、第1側壁11の段方向の中央において、略五角形状に形成された開口である。把手穴20の流れ方向の外側縁部(上側縁部)には、内側に折曲可能な一対の手掛け緩衝片21が手掛け折曲線L7を介して連設されている。作業者が把手穴20の上縁部に手を掛けると、手掛け緩衝片21が手掛け折曲線L7に沿って内側に折れ曲がり、ユーザの手に触れる面積が増加する。これにより、把手穴20の上縁部がユーザの手に食い込むことが抑制され、ユーザの手への負担を軽減することができる。
各々の第2側壁12の上端には、積層凸部22が突設されている。積層凸部22は、概ね四角形状に形成され、第2側壁12の流れ方向の中央部に設けられている。
一対の第2側壁12と底壁10との境界部分の中央部(積層凸部22と段方向に並ぶ位置)には、一対の積層穴23が開口している。積層穴23は、第2側壁12の基部(下部)から底壁10にかけて穿設され、第2折曲線L2を分断している。積層穴23は、概ね長方形状に形成され、底壁10よりも第2側壁12に大きく開口している。詳細は後述するが、積層穴23には、複数のトレイ1を積層した状態で、下方に位置するトレイ1の積層凸部22が差し込まれる。
底壁10と第2側壁12との境界線である第2折曲線L2は、第2側壁12の側に膨出するように湾曲している。具体的には、第2折曲線L2は、積層穴23の流れ方向の両縁から流れ方向に僅かに延びた一対の直線部L2Aと、一対の直線部L2Aの両端から第2側壁12の流れ方向の両端まで延びた一対の曲線部L2Bと、を有している。一対の直線部L2Aは、流れ方向と平行に直線状に形成されている。一対の曲線部L2Bは、一対の直線部L2Aの両端から離れるに従って段方向の内向きに湾曲した曲線状に形成されている。したがって、底壁10は、流れ方向の両側よりも中間部が膨らんだ(幅広くなった)四角形状(太鼓形状)を成している。なお、第2側壁12の上端辺(積層凸部22や上端フラップ14を除く。)は、第2折曲線L2と略平行になるように形成されている。
二対の内フラップ13は、一対の第2側壁12の流れ方向の両端から流れ方向に沿って延設されている。内フラップ13は、第3折曲線L3を介して第2側壁12に連設されている。内フラップ13は、全体的に概ね略長方形状に形成されている。内フラップ13は、第2側壁12から流れ方向に離れるに従って第1側壁11から離れるように傾斜している。つまり、4つの内フラップ13は、放射状に広がるように延設されている。内フラップ13の第1側壁11に対向する辺(対向辺E1)は、内フラップ13の第1側壁11とは反対側の辺(外側辺E2)と平行に延びている。対向辺E1と外側辺E2とは直線状の辺である。したがって、内フラップ13は、流れ方向の基端から先端付近(後述する連結部24や退避凹部25を除く。)まで同じ幅(高さ)で形成されている。
各々の第2側壁12の流れ方向の両側には、一対の上端フラップ14が設けられている。上端フラップ14は、第4折曲線L4を介して第2側壁12の段方向の先端(上端)に連設されている。上端フラップ14は概ね四角形状に形成され、上端フラップ14には四角形状の係止穴26が穿設されている。なお、係止穴26の流れ方向の両縁から第2側壁12に向かって一対の切目が延びている。また、係止穴26の流れ方向の内側の縁から積層凸部22の側に向かって切目が延びている。
一対の桟部15は、第5折曲線L5を介して一対の第1側壁11の流れ方向の先端(上端)に連設されている。桟部15は、段方向の両側を流れ方向の先端側に突出させているが、概ね四角形状に形成されている。桟部15の段方向の両端かつ流れ方向の先端側には、第6折曲線L6を介して係止片27が連設されている。係止片27は、内フラップ13の退避凹部25に進入するように延びている。係止片27は、段方向の外側に向かって徐々に細くなりながら第2側壁12の側に向かって僅かに湾曲している。係止片27の根本部は括れており、係止片27の根本側の流れ方向の外側には返し部が形成されている。
次に、図1、図3ないし図6を参照して、トレイ1の組立作業の一例について説明する。図3はトレイ1を組み立てる過程を示す斜視図である。図4はトレイ1を示す平面図である。図5は図4のV-V断面図である。図6は図4のVI-VI断面図である。
次に、図7および図8を参照して、トレイ1の積層作用について説明する。図7はトレイ1を積層した状態を示す斜視図である。図8は図7のVIII-VIII断面図である。ここでは、説明を簡単にするために、2つのトレイ1を積み重ねる場合について説明する。また、本明細書の説明では、便宜上、下方に位置するトレイ1を「下段トレイ1(D)」とも呼び、下段トレイ1(D)の各構成には符号「(D)」を付加し、上方に位置するトレイ1を「上段トレイ1(U)」とも呼び、上段トレイ1(U)の各構成には符号「(U)」を付加することとする。また、下段トレイ1(D)と上段トレイ1(U)とに共通する説明では単にトレイ1という。なお、図8では、内フラップ13等、積層作用の説明に不要な構成の図示を省略している。
1A ブランク
10 底壁
11 第1側壁
12 第2側壁
13 内フラップ
15 桟部
22 積層凸部
23 積層穴
24,28 連結部
E1,E3 対向辺
E4 基端辺
E5 先端辺
L2 第2折曲線(境界線)
L3 第3折曲線(折曲線)
Claims (6)
- 上下方向に積層可能なトレイ(1)であって、
被包装物が載置される底壁(10)と、
前記底壁の第1方向の両端に連設される一対の第1側壁(11)と、
前記底壁の第1方向に直交する第2方向の両端に連設される一対の第2側壁(12)と、
一対の前記第2側壁の第1方向の両端から第1方向に沿って延設され、前記第2側壁から第1方向に離れるに従って前記第1側壁から離れるように傾斜する二対の内フラップ(13)と、を備え、
前記底壁と前記第2側壁との境界線(L2)は、前記第2側壁の側に膨出するように屈曲または湾曲しており、
前記第1側壁および前記第2側壁が前記底壁に対して立設された状態において、前記内フラップが前記第1側壁の内面に対向し、且つ先端側を前記底壁側に押し下げられた姿勢で不動に支持されることで、前記境界線で折り曲げられて第2方向の外側に傾倒しようとする前記第2側壁は第1方向の両側を除いて直立姿勢に保持されることを特徴とするトレイ。 - 各々の前記第2側壁の上端に突設された積層凸部(22)と、
各々の前記第2側壁の下部から前記底壁にかけて穿設され、複数の前記トレイを積層した状態で、下方に位置する前記トレイの前記積層凸部が差し込まれる積層穴(23)と、を更に備え、
前記内フラップが不動に支持された状態で、前記第2側壁は、少なくとも前記積層凸部および前記積層穴の形成位置で前記直立姿勢に保持されることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。 - 前記内フラップには、連結部(24,28)が形成され、
各々の前記第1側壁の内面に対向した一対の前記内フラップは、互いに前記連結部を係合させて連結されることを特徴とする請求項1または2に記載のトレイ。 - 一対の前記第1側壁の上端に連設され、内側に折り曲げられて前記第1側壁の内面に対向した一対の前記内フラップに覆設される一対の桟部(15)を更に備え、
各々の前記第1側壁の内面に対向した一対の前記内フラップは、前記第1側壁に対して非接着であり、前記底壁と前記桟部との間に配置されて前記第1側壁と平行な平面上での回動を規制されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のトレイ。 - 各々の前記内フラップの前記第1側壁に対向する対向辺(E3)は、
前記第2側壁との連設側において前記第2側壁との境界となる折曲線(L3)との成す角度が直角となる基端辺(E4)と、
前記基端辺から第1方向の外側に向かって延びた辺であって前記基端辺よりも前記第1側壁から離れた位置に形成される先端辺(E5)と、を有し、
前記内フラップが不動に支持された状態で、各々の前記内フラップの前記基端辺は、前記先端辺よりも大きな押圧力をもって前記底壁に押し付けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のトレイ。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のトレイを形成することを特徴とするブランク。
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