JP2020189639A - トレイ - Google Patents

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Hiroyuki Kishi
宏幸 岸
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Abstract

【課題】確りと手を掛けることができるトレイを提供する。【解決手段】上下に積層可能なトレイ1は、底壁10の第1方向の端部に立設される第1側壁11と、外端壁20と内端壁22とを対向させた状態で底壁10の第2方向の端部に立設される第2側壁13と、第2側壁13の上端から上方に向かって突設される連結凸部26と、底壁10から外端壁20にわたって穿設され、下方に配置されたトレイ1の連結凸部26が係合する連結穴23と、備え、連結穴23は、連結凸部26よりも上下方向に大きく、且つ連結凸部26とは異なる形状に形成され、下方のトレイ1の連結凸部26が上方のトレイ1の連結穴23の下部に係合した状態で、上方のトレイ1の連結穴23の上部は手掛け穴を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、上下に積層可能なトレイに関する。
特許文献1に記載の紙箱は、底板の両側縁に連設された一対の側板と、各側板の両端縁に連設された二対の端板片と、底板の両端縁に連設された一対の外端板と、各外端板の外側縁に連設された一対の頂板と、各頂板の外側縁に連設された一対の内端板と、を備えていた。底板と各外端板とには二対の抜き孔が設けられ、各頂板と各外端板とには二対の突片が設けられていた。抜き孔と突片とは相補関係となる形状であり、2つの紙箱を上下に重ねた状態で、下方の紙箱の突片が上方の紙箱の抜き孔に嵌合していた。これにより、重ねられた2つの紙箱の水平方向のずれが抑制されていた。
実開昭51−143623号公報
上記した紙箱では、抜き孔と突片とが相補的な形状であるため、下方の紙箱の突片は上方の紙箱の抜き孔に略隙間なく嵌合していた。このため、積層された2つの紙箱を分離する際に、作業者は抜き孔の上縁に確りと手(指)を掛けることができず、上方の紙箱を持ち上げることが難しい場合があった。
本発明は、上記課題を解決するために、確りと手を掛けることができるトレイを提供する。
上記した目的を達成するため、本発明は、上下に積層可能なトレイであって、底壁と、前記底壁の第1方向の端部に立設される第1側壁と、外端壁と内端壁とを対向させた状態で前記底壁の第2方向の端部に立設される第2側壁と、前記第2側壁の上端から上方に向かって突設される連結凸部と、前記底壁から前記外端壁にわたって穿設され、複数の前記トレイを積層した状態で下方に配置された前記トレイの前記連結凸部が係合する連結穴と、備え、前記連結穴は、前記連結凸部よりも上下方向に大きく、且つ前記連結凸部とは異なる形状に形成され、下方の前記トレイの前記連結凸部が上方の前記トレイの前記連結穴の下部に係合した状態で、上方の前記トレイの前記連結穴の上部は手を掛けるための手掛け穴を構成する。
この場合、前記連結穴の上側縁部は、両端から中央に向かって上方に突き出すように屈曲または湾曲した形状であることが好ましい。
この場合、前記連結穴の上側縁部には、内側に折曲可能な手掛け緩衝部が連設されていることが好ましい。
この場合、前記外端壁は、前記底壁の第2方向の端部に連設され、前記内端壁は、前記外端壁に対して内側に折り返されて前記外端壁に対向し、前記底壁には、前記連結穴に連続するようにロック凹部が形成され、前記内端壁の先端部には、前記内端壁が前記外端壁に対向した状態で前記ロック凹部に係止されるロック凸部が突設されていることが好ましい。
この場合、前記外端壁の第1方向の端部に連設され、前記外端壁に対して折曲された状態で前記第1側壁の端部に覆設される補強壁を更に備えていることが好ましい。
この場合、前記補強壁の第2方向の端部に連設された補強蓋部と、前記補強蓋部における前記第2側壁の側に連設された補強固定片と、を更に備え、前記外端壁は、前記底壁の第2方向の端部に連設され、前記内端壁は、額縁部を介して前記外端壁の先端部に連設され、内側に折り返されて前記外端壁に対向し、前記補強壁が前記第1側壁に覆設された状態で、前記補強蓋部は前記補強壁に対して折曲されて前記第1側壁と前記第2側壁との上端面に覆設され、前記補強固定片は前記補強蓋部に対して折曲されて前記額縁部に形成された固定穴に係止されることが好ましい。
この場合、前記トレイは、中しんにライナを貼り合せた段ボールシートで形成され、前記第2側壁と前記補強壁との前記中しんは、上下方向に延びていることが好ましい。
本発明によれば、トレイに確りと手を掛けることができる。
本発明の一実施形態に係るトレイを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイのブランクを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイのブランクの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイであって、第1側壁を形成した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイであって、第2側壁を形成した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイの連結穴や手掛け緩衝片を拡大して示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイを積層した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイを積層した状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイを積層した状態において連結穴や手掛け緩衝片を拡大して示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るトレイのブランクの一部を拡大して示す平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。前後方向(第1方向)は、左右方向(第2方向)に直交(交差)し、上下方向は前後方向と左右方向とに直交(交差)している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[トレイの概要]
図1ないし図3を参照して、トレイ1について説明する。図1はトレイ1を示す斜視図である。図2はトレイ1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大して示す平面図である。
図1に示すように、トレイ1は、底壁10の周縁部に一対の第1側壁11および一対の第2側壁13を立設させ、全体として略直方体状に形成されている。底壁10上には物品(図示せず)が載置され、トレイ1は物品を収容した状態で上下に複数積層可能に形成されている。
トレイ1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成されている。ブランク5は、1枚の紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aに表ライナ9Bと裏ライナ9C(図1参照)とを貼り合せた両面段ボールシートである。なお、図2および図3は、表ライナ9B側を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。また、本明細書では、「上(天)」、「下(底)」およびこれに類する用語は、トレイ1を組み立てた状態(組立状態)における上(天)、下(底)およびこれに類する概念を指している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、底壁10と、一対の第1側壁11と、4つの折込片12と、一対の第2側壁13と、4つの補強壁14と、4つの補強蓋部15と、4つの補強固定片16と、を備えている。
<底壁、第1側壁>
底壁10は、流れ方向(第1方向)の幅よりも段方向(第2方向)の長さを長くした略長方形状に形成されている。一対の第1側壁11は、第1折曲線L1を介して底壁10の流れ方向の両端部に連設されている。第1側壁11は略長方形状に形成されており、その流れ方向の寸法(延出寸法)は底壁10の流れ方向の寸法の半分以下に設定されている。
<折込片>
4つの折込片12は、第2折曲線L2を介して一対の第1側壁11の段方向の両端部に連設されている。折込片12は、段方向に細長い略長方形に形成されており、第1側壁11の段方向の両端部のうち流れ方向の外側(組立状態で上側)に接続されている。折込片12の流れ方向の寸法(最大値)は第1側壁11の延出寸法の半分以下に設定され、折込片12の段方向の寸法は底壁10の流れ方向の半分よりも長く設定されている。折込片12には、流れ方向の外側から内側に向かって逃し凹部17が凹設されている。逃し凹部17は、組立状態において後述する額縁部21に形成された固定穴25に対応する位置に形成されている。折込片12には、逃し凹部17よりも段方向の外側に噛合凹部18が凹設されている。流れ方向の一方に配置された2つの折込片12の噛合凹部18は、流れ方向の内端から外側に向かって凹設されている。流れ方向の他方に配置された2つの折込片12の噛合凹部18は、流れ方向の外端から内側に向かって凹設されている。
<第2側壁>
一対の第2側壁13は、底壁10の段方向の両端部に連設されている。一対の第2側壁13は、全体として流れ方向に長い略長方形状に形成され、底壁10を挟んで流れ方向に対称に形成されている。なお、以下の説明では、主に、1つの第2側壁13について説明する。
図3に示すように、第2側壁13は、外端壁20と、額縁部21と、内端壁22と、を含んでいる。
(外端壁)
外端壁20は、第3折曲線L3を介して底壁10の段方向の端部に連設されている。外端壁20は略長方形状に形成され、その段方向の寸法(延出寸法)は、第1側壁11の延出寸法と略同一に設定されている。
((連結穴))
外端壁20には、第3折曲線L3を分断するように連結穴23が開口している。正確には、連結穴23は、外端壁20(底壁10)の流れ方向の中央において、底壁10から外端壁20にわたって穿設されている。連結穴23は、段方向の外側が山状に突き出した略五角形状に形成されている。すなわち、連結穴23の段方向の外側縁部(上側縁部)は、流れ方向の両端から中央に向かって先端側(上方)に突き出すように屈曲している。さらに換言すれば、連結穴23は、段方向の外側(上部)は略三角形状に形成されている。
((手掛け緩衝片))
また、図3に示すように、連結穴23の段方向の外側縁部(上側縁部)には、内側に折曲可能な一対の手掛け緩衝片24(手掛け緩衝部)が手掛け折曲線L8を介して連設されている。一対の手掛け緩衝片24は、連結穴23の上側縁部から連結穴23の内側に向かって延設されている。各手掛け緩衝片24は、連結穴23の上側縁部に沿って傾斜した略長方形状に形成されている。一対の手掛け緩衝片24の流れ方向の中央は互いに突き合わされており、一対の手掛け緩衝片24の流れ方向の両端は連結穴23の側縁に突き合わされている。一対の手掛け緩衝片24の中央の突き合せ部の根本部分には、手掛け折曲線L8に沿って湾曲した中央切目24Aが形成されている。また、一対の手掛け緩衝片24の両端の根本部分には、U字状に折り返された端切目24Bが形成されている。
((ロック凹部))
また、底壁10には、連結穴23に連続するようにロック凹部23Aが形成されている。ロック凹部23Aは、手掛け緩衝片24に対向する連結穴23の内側縁部から更に内側に向かって凹設されている。ロック凹部23Aは、段ボールシート1枚分の厚さ程度の凹みである。
(額縁部)
次に、額縁部21は、外端壁20と内端壁22との間に配置され、外端壁20と内端壁22とに2本の第4折曲線L4を介して連設されている。額縁部21は、外端壁20の側から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。額縁部21の延出寸法は、段ボールシート2枚分の厚さ程度に設定されている。
((固定穴))
額縁部21には、流れ方向の中央から両側にずれた位置にて一対の固定穴25が開口している。各固定穴25は、額縁部21を分断するように略長方形状に形成された穴である。各固定穴25の流れ方向の両縁部には、一対の差込切目25Aが切り込まれている。
(内端壁)
次に、内端壁22は、額縁部21を介して外端壁20の先端部に連設されている。すなわち、内端壁22は、外端壁20の先端部に2本の第4折曲線L4を介して連設されている。内端壁22は、外端壁20よりも流れ方向に僅かに短い略長方形状に形成されている。内端壁22の延出寸法は、外端壁20の延出寸法と略同一に(または僅かに短く)設定されている。内端壁22の先端部には、段方向の外側に向かってロック凸部22Aが突設されている。ロック凸部22Aは内端壁22の流れ方向の中央に形成され、ロック凸部22Aの突出寸法は段ボールシート1枚分の厚さ程度に設定されている。
((連結凸部))
内端壁22の基端部には、額縁部21に食い込むように連結凸部26が連設されている。連結凸部26は、額縁部21の流れ方向の中央部を略U字状の凸部形成切目26Aに沿って切断することで略長方形状に形成されている。
上記した連結穴23は、連結凸部26よりも上下方向に大きく、且つ連結凸部26とは異なる形状に形成されている。具体的には、連結穴23は略五角形状に形成され、連結凸部26は略長方形状に形成されており、連結穴23の段方向の外側(上部)の略三角形状の部分が連結凸部26よりも上方に拡大された部分となる。
<補強壁>
図2および図3に示すように、4つの補強壁14は、第5折曲線L5を介して一対の外端壁20の流れ方向の両端部に連設されている。各補強壁14は、略長方形状に形成され、第1側壁11と折込片12と外端壁20とに囲まれた領域に配置されている。換言すれば、各補強壁14は、折込片12と外端壁20とに挟まれている。各補強壁14は、区画切目線14Aを介して第1側壁11と折込片12とに隣接している。なお、折込片12は、補強壁14よりも段方向に長く形成されている。
<補強蓋部>
4つの補強蓋部15は、第6折曲線L6を介して4つの補強壁14の段方向の外端部に連設されている。各補強蓋部15は、角部を丸められた略長方形状に形成され、折込片12と内端壁22(額縁部21)と補強壁14とに囲まれた領域に配置されている。各補強蓋部15は、区画切目線14A(の一部)を介して折込片12に隣接し、且つ空隙を介して内端壁22に隣接している。各補強蓋部15の自由端(段方向の先端)は、折込片12の自由端と内端壁22の自由端との間に位置している。
<補強固定片>
4つの補強固定片16は、第7折曲線L7を介して4つの補強蓋部15の流れ方向の内端部(第2側壁13(内端壁22)の側)に連設されている。各補強固定片16は、補強蓋部15の自由端側にて内端壁22に食い込むように突設されている。各補強固定片16は角部を丸められた略長方形状に形成され、その段方向外側にはフック部16Aが突設されている。各補強固定片16(第7折曲線L7)は、段方向の基端を軸にして僅かに流れ方向の外側に傾いている。また、対角に位置する2つの補強固定片16は、略U字状の片形成切目16Bを介して内端壁22に隣接している。別の対角に位置する2つの補強固定片16は、内端壁22に形成された略U字状の解体用凹部16Cに僅かに進入している。
なお、第1〜第6折曲線L1〜L6および手掛け折曲線L8は、段ボールシートを裏ライナ9Cから直線状に凹ませた汎用罫線である。また、第7折曲線L7は、汎用罫線上に切目を形成したリード罫線である。各々の折曲線L1〜L8は、裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折り曲げる機能を有している。なお、各々の折曲線L1〜L8は、汎用罫線やリード罫線に限らず、段ボールシートを折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
[トレイの組立]
次に、図1、図4ないし図6を参照して、トレイ1の組立作業について説明する。図4は第1側壁11を形成したトレイ1を示す斜視図である。図5は第2側壁13を形成したトレイ1を示す斜視図である。図6は連結穴23や手掛け緩衝片24を拡大して示す斜視図である。
トレイ1は、裏ライナ9Cを上方に向けたブランク5を適宜折り曲げることで組み立てられる。ここでは、一例として、作業者がトレイ1を組み立てる場合について説明する。
図4に示すように、作業者は、一対の第1側壁11を第1折曲線L1に沿って上方に折り曲げて起立させる。また、作業者は、各折込片12を第2折曲線L2に沿って内側に折り曲げ、前後方向に対向する2つの折込片12の先端部を交差させながら2つの噛合凹部18を互いに噛み合わせる。この状態で、一対の第1側壁11は、底壁10の前後方向の両端部に立設される。各折込片12は、第1側壁11に対して折曲された状態で前後方向に沿って延設される。また、前後方向に対向する2つの折込片12が噛合凹部18を噛み合わせて連結されることで、一対の第1側壁11が起立姿勢に保持される。
次に、図4および図5に示すように、作業者は、一対の外端壁20を第3折曲線L3に沿って上方に折り曲げて起立させ、一対の額縁部21と一対の内端壁22とを2本の第4折曲線L4に沿って内側に折り返して各折込片12を包み込む。各内端壁22を折り返す過程で、連結凸部26は、凸部形成切目26Aに沿って額縁部21から刳り貫かれ、相対的に第2側壁13(内端壁22)の上端から上方に向かって突設される。また、作業者は、各内端壁22のロック凸部22Aを底壁10のロック凹部23Aに係止させる(図6参照)。この状態で、各外端壁20と各内端壁22とを対向させて折込片12を内包した第2側壁13が形成される。一対の第2側壁13は、二重壁構造であり、底壁10の左右方向の両端部に立設される。また、各ロック凸部22Aがロック凹部23Aに係止されることで、一対の第2側壁13が起立姿勢に保持される。また、各額縁部21に開口した2つの固定穴25は、2つの折込片12の逃し凹部17の上方に配置される。
次に、図1および図5に示すように、作業者は、4つの補強壁14を第5折曲線L5に沿って折り曲げて第1側壁11の外面に重ねる。作業者は、4つの補強蓋部15を第6折曲線L6に沿って内側に折り曲げ、4つの補強固定片16を第7折曲線L7に沿って下方に折り曲げながら一対の額縁部21に形成された4つの固定穴25に差し込む。各補強壁14は、外端壁20に対して折曲された状態で第1側壁11の端部に覆設される。各補強壁14が第1側壁11に覆設された状態で、各補強蓋部15は補強壁14に対して折曲されて第1側壁11と第2側壁13との上端面に覆設され、各補強固定片16は補強蓋部15に対して折曲されて固定穴25に係止される。各補強固定片16が固定穴25に係止されることで、各補強壁14が第1側壁11を覆うと共に各補強蓋部15がトレイ1の上面開口の角部を覆う状態に保持される。なお、各補強固定片16は、差込切目25Aを開きながら固定穴25に差し込まれ、フック部16Aが固定穴25の縁部に引っ掛かることで抜去規制されている。また、各第2側壁13と各補強壁14との中しん9Aは、上下方向に延びている(図1参照)。
以上によって、トレイ1が組み立てられる(図1参照)。作業者は、組み立てたトレイ1の底壁10の上に物品を載置する。
また、作業者は、左右方向の両側に形成された一対の連結穴23に手(指)を掛けてトレイ1を持ち運ぶことができる。具体的には、図6に示すように、作業者が各連結穴23の上側縁部に手を掛けると、各手掛け緩衝片24が手掛け折曲線L8に沿って内側に折れ曲がる。内側に折れた各手掛け緩衝片24は連結穴23の上側縁部から内側に略水平に延設され、作業者は各手掛け緩衝片24の外面(下面)に手を掛けてトレイ1を持ち運ぶことができる。
仮に手掛け緩衝片24が無い場合、作業者は連結穴23の上側端部に手を掛けることになり、トレイ1を持ち上げた際に連結穴23(の輪郭)が変形したり、連結穴23の上側端部が作業者の手に食い込んだりすることがあった。これに対し、本実施形態に係るトレイ1では、各手掛け緩衝片24を内側に折り曲げることで、作業者の手(指)が接触可能な面積を増加させる構成とした。この構成によれば、連結穴23の上側縁部が作業者の手に食い込むことが抑制され、作業者の手への負担を軽減することができる。これにより、作業者にとって持ち運びやすいトレイ1を提供することができる。
なお、トレイ1を解体する場合、作業者は、解体用凹部16C(図2や図3参照)に指を掛けて内端壁22を引っ張り、ロック凸部22Aをロック凹部23Aから離脱させる。そして、作業者は、上記した組立の手順とは逆の手順でトレイ1を解体する。
[トレイの積層作用]
次に、図7ないし図9を参照して、トレイ1の積層作用について簡単に説明する。図7はトレイ1を積層した状態を示す斜視図である。図8はトレイ1を積層した状態を示す側面図である。図9はトレイ1を積層した状態において連結穴23や手掛け緩衝片24を拡大して示す斜視図である。なお、ここでは、説明を簡単にするために、2つのトレイ1を積み重ねる場合について説明する。また、以下の説明では、便宜上、下方に配置されたトレイ1を「下段トレイ1(D)」とも呼び、下段トレイ1(D)の各構成には符号「(D)」を付加し、上方に配置されたトレイ1を「上段トレイ1(U)」とも呼び、上段トレイ1(U)の各構成には符号「(U)」を付加することとする。また、下段トレイ1(D)と上段トレイ1(U)とに共通する説明では単にトレイ1という。
例えば、作業者は、床(または台)に置いた下段トレイ1(D)の上方に上段トレイ1(U)を同じ向きに配置し、上段トレイ1(U)を下降させる。作業者は、下段トレイ1(D)の各連結凸部26(D)を上段トレイ1(U)の底壁10(U)に開口した各連結穴23(U)に相対的に進入させ、底壁10(U)の4つの角部下面を4つの補強蓋部15(D)の上に載せる。以上によって、上段トレイ1(U)が下段トレイ1(D)に積層された状態になる。この状態で、上段トレイ1(U)の各連結穴23(U)には、下段トレイ1(D)の各連結凸部26(D)が係合(嵌合)している。詳細には、下段トレイ1(D)の各連結凸部26(D)は、上段トレイ1(U)の各連結穴23(U)の下部に係合している。さらに詳細には、略長方形状を成す各連結凸部26(D)は、略三角形状を成す各連結穴23の上部よりも下側に係合している。
以上によって、上段トレイ1(U)と下段トレイ1(D)とが横方向のずれを規制されながら積み重ねられた状態になる。
また、この状態で、上段トレイ1(U)の各連結穴23(U)の上部(略三角形状の穴)は(作業者の)手を掛けるための手掛け穴23B(U)を構成している。図9に示すように、作業者は、上段トレイ1(U)の各手掛け穴23B(U)に手(指)を入れて各手掛け緩衝片24(U)を折り曲げる。そして、作業者は、各手掛け緩衝片24に手を掛けて上段トレイ1(U)を持ち上げ、上段トレイ1(U)を下段トレイ1(D)から分離する。
以上説明した本実施形態に係るトレイ1では、連結穴23が連結凸部26よりも上下方向に大きく、且つ連結凸部26とは異なる形状に形成されていた。この構成によれば、下段トレイ1(D)の連結凸部26(D)が上段トレイ1(U)の連結穴23(U)の下部に係合した状態で、当該連結穴23(U)の上部に、下段トレイ1(D)の連結凸部26(D)が係合しない空間を形成することができる(図8等参照)。これにより、当該連結穴23(U)の上部(空間)を、作業者が手を掛けるための手掛け穴23B(U)として利用することができ、上段トレイ1(U)に確りと手を掛けることができる。また、複数のトレイ1の積層時に用いられる連結穴23の一部を手掛け穴23Bとして兼用することができるため、連結穴23とは別に手掛け穴23Bを設ける場合に比べて、トレイ1の圧縮強度の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、連結穴23の上部が略三角形状に形成されているため、連結穴23の上部が矩形状に形成される場合に比べて、手掛け穴23Bとなる穴(空間)を小さくすることができる。これにより、外端壁20の圧縮強度の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、ロック凸部22Aがロック凹部23Aに係止されることで(図6等参照)、内端壁22が外端壁20に対向した状態を保持することができる。また、ロック凹部23Aが連結穴23に連続して形成されているため、連結穴23とは別にロック凹部23Aを底壁10に設ける場合に比べて、底壁10の強度の低下を抑制することができる。さらに、ロック凹部23Aに係止されたロック凸部22Aは連結穴23から露出している。これにより、作業者は連結穴23を通じてロック凸部22Aを内側に押し込むことができ、ロック凸部22Aをロック凹部23Aから離脱させてトレイ1を解体することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1では、補強壁14が第1側壁11の外面に重なる構成とした(図1参照)。この構成によれば、第1側壁11の端部を二重壁構造にすることができ、これにより、トレイ1の角部が補強され、トレイ1の圧縮強度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、補強固定片16が固定穴25に係止されることで、補強蓋部15が第1および第2側壁11,13の上端に重なり、補強壁14が第1側壁11の外面に重なった状態を保持することができる。これにより、接着剤や粘着テープを用いることなく、トレイ1の角部を補強することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、第2側壁13と補強壁14との中しん9Aが上下方向に延びているため(図1参照)、トレイ1の角部の圧縮強度を高めることができ、複数のトレイ1を安定して積層させることができる。
なお、本実施形態に係るトレイ1では、連結穴23の上側縁部が山状に屈曲していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、連結穴23の上側縁部は、両端から中央に向かって上方に突き出すように(ドーム状に)湾曲していてもよい。
また、本実施形態に係るトレイ1では、左右一対の連結穴23と左右一対の連結凸部26とが設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、連結穴23と連結凸部26とは、それぞれ、対応する位置にて3つ以上設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、一対の手掛け緩衝片24が連結穴23の上側縁部に連設されていたが、本発明はこれに限定されない。連結穴23の上側縁部には、1つの手掛け緩衝片24が連設されてもよいし、3つ以上の手掛け緩衝片24が連設されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、第2側壁13を二重壁構造にするために、外端壁20と内端壁22とが額縁部21を介して連設されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、額縁部21を省略し、外端壁20に対して内端壁22を折り返すことで、第2側壁13を構成してもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るトレイ1では、第2側壁13が折込片12を内包することで第1側壁11に連結されていたが、これに限らず、例えば、折込片12を省略して、第1側壁11と第2側壁13とが継代片(図示せず)を介して接着されてもよい。
また、本実施形態に係るトレイ1では、補強壁14に補強蓋部15が連設され、補強蓋部15に補強固定片16が連設され、補強固定片16が固定穴25に係止されることで、補強壁14が第1側壁11を覆うと共に補強蓋部15がトレイ1の上面開口の角部を覆う状態に保持されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、補強固定片16が削除され、補強壁14が第1側壁11に接着され、補強蓋部15が第2側壁13(額縁部21)に接着されてもよい。また、例えば、補強蓋部15および補強固定片16が削除され、補強壁14が第1側壁11に接着されてもよい。
また、本実施形態に係るトレイ1は、紙製の両面段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、片面段ボールシートや複両面段ボールシート、または厚紙、若しくは樹脂製の板(シート)等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るトレイにおける一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 トレイ
9A 中しん
9B 表ライナ
9C 裏ライナ
10 底壁
11 第1側壁
13 第2側壁
14 補強壁
15 補強蓋部
16 補強固定片
20 外端壁
21 額縁部
22 内端壁
22A ロック凸部
23 連結穴
23A ロック凹部
23B 手掛け穴
24 手掛け緩衝片(手掛け緩衝部)
25 固定穴
26 連結凸部

Claims (7)

  1. 上下に積層可能なトレイ(1)であって、
    底壁(10)と、
    前記底壁の第1方向の端部に立設される第1側壁(11)と、
    外端壁(20)と内端壁(22)とを対向させた状態で前記底壁の第2方向の端部に立設される第2側壁(13)と、
    前記第2側壁の上端から上方に向かって突設される連結凸部(26)と、
    前記底壁から前記外端壁にわたって穿設され、複数の前記トレイを積層した状態で下方に配置された前記トレイの前記連結凸部が係合する連結穴(23)と、備え、
    前記連結穴は、前記連結凸部よりも上下方向に大きく、且つ前記連結凸部とは異なる形状に形成され、
    下方の前記トレイの前記連結凸部が上方の前記トレイの前記連結穴の下部に係合した状態で、上方の前記トレイの前記連結穴の上部は手を掛けるための手掛け穴(23B)を構成することを特徴とするトレイ。
  2. 前記連結穴の上側縁部は、両端から中央に向かって上方に突き出すように屈曲または湾曲した形状であることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
  3. 前記連結穴の上側縁部には、内側に折曲可能な手掛け緩衝部(24)が連設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトレイ。
  4. 前記外端壁は、前記底壁の第2方向の端部に連設され、
    前記内端壁は、前記外端壁に対して内側に折り返されて前記外端壁に対向し、
    前記底壁には、前記連結穴に連続するようにロック凹部(23A)が形成され、
    前記内端壁の先端部には、前記内端壁が前記外端壁に対向した状態で前記ロック凹部に係止されるロック凸部(22A)が突設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトレイ。
  5. 前記外端壁の第1方向の端部に連設され、前記外端壁に対して折曲された状態で前記第1側壁の端部に覆設される補強壁(14)を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のトレイ。
  6. 前記補強壁の第2方向の端部に連設された補強蓋部(15)と、
    前記補強蓋部における前記第2側壁の側に連設された補強固定片(16)と、を更に備え、
    前記外端壁は、前記底壁の第2方向の端部に連設され、
    前記内端壁は、額縁部(21)を介して前記外端壁の先端部に連設され、内側に折り返されて前記外端壁に対向し、
    前記補強壁が前記第1側壁に覆設された状態で、前記補強蓋部は前記補強壁に対して折曲されて前記第1側壁と前記第2側壁との上端面に覆設され、前記補強固定片は前記補強蓋部に対して折曲されて前記額縁部に形成された固定穴(25)に係止されることを特徴とする請求項5に記載のトレイ。
  7. 前記トレイは、中しん(9A)にライナ(9B,9C)を貼り合せた段ボールシートで形成され、
    前記第2側壁と前記補強壁との前記中しんは、上下方向に延びていることを特徴とする請求項5または6に記載のトレイ。
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