JP2010074091A - プローブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テストヘッドを上側からプローブカードに電気的に接触させると共に、プローブカードのプローブを基板の電極パッドに電気的に接触させて当該基板の電気的特性を測定するにあたり、寸法精度高くテストヘッドを下降させてテストヘッドとプローブカードとを電気的に確実に接触させることが可能な小型化したプローブ装置の提供。
【解決手段】テストヘッド12を保持する保持部に当該テストヘッド12を上側に付勢するガススプリング43を設けて、プローブカードの上方においてテストヘッド12が水平となる水平位置において、テストヘッド12の下面のポゴリングの側周面に周方向に亘って複数箇所に形成されたテーパー状の鍔部の上に、天板に鉛直軸回りに回転自在に設けられたスライドリングの内周側に周方向に亘って複数箇所に設けられたカムフォロアを相対的に登らせることによりテストヘッド12を下降させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プローブを基板の電極パッドに電気的に接触させて当該基板の電気的特性を測定するプローブ装置に関し、特にテストヘッドを装置本体の天板に装着する技術に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、集積回路チップの完成後にウェハの状態で各チップについて電気的特性の検査を行うことにより良否が判定される。このような検査は、例えば半導体ウェハ(以下、ウェハという)を載置するための載置台が内部に設けられたプローブ装置本体と、このプローブ装置本体のヘッドプレート(天板)に設置され、その下面にチップの電極パッドが接触されるプローブが形成されたプローブカードと、このプローブカードの上方側に設けられ、ポゴピンを上下両面に有するポゴリングを介してプローブカードに接続される箱型のテストヘッドと、を備えたプローブ装置と呼ばれる検査装置にて行われる。
テストヘッドを設置する構造としては、通常は水平方向軸回りに回転自在な回転軸を持つ回動機構をプローブ装置本体の側方位置に設けると共に、この回転軸から伸びるアームによりテストヘッドを側面側から支持して、テストヘッドがプローブ装置本体上で水平位置から背面側に回動できるように構成されている。
一方、プローブカードのプローブはチップの電極パッドに応じて配列されているため、検査を行うウェハの種別に応じてプローブカードを交換する必要がある。このため、プローブカードをカードホルダーにより保持して、このカードホルダーを上下させる上下機構を設け、ウェハの検査を行うときはプローブカードを上昇させてテストヘッド側のポゴリングに押圧すると共に、プローブカードを交換する時には当該プローブカードが下降してポゴリングから離れた後にカードホルダーを横にスライドさせてプローブ装置本体の外側に引き出す構成が知られている。テストヘッドは、このプローブカードの交換時には水平姿勢のままであるが、メンテナンス時には回動してヘッドプレートから離れた状態となり、メンテナンスが終了すると水平姿勢に戻される。また、テストヘッドの回動中に当該テストヘッドの下端面やポゴリングがカードホルダーやプローブ装置本体のヘッドプレート上の部材と干渉しないように、上記の回動機構に昇降機構を組み合わせ、水平位置まで回動したテストヘッドを下降させる場合もある。
ところで、ポゴリングとプローブカードとの電気的接触を確実に図るためには、一定の荷重を加える必要があり、そのためにはテストヘッドをプローブカードに接触させた後、テストヘッドを相対的に例えば2mm弱程度押し下げる(プローブカード側から見れば押し上げる)必要がある。このような微少な寸法だけテストヘッド側の機構により重量物である当該テストヘッドを下降させるのは至難であり、現実的ではないことから、上記のようにカードホルダー側に上下機構を設けて、微量な上昇量を確保するようにしている。
しかしながら、上述のプローブ装置はカードホルダーを横にスライドさせる機構やカードホルダーを上下させる機構が必要であり、その分コストが高くなってしまう。また、テストヘッドをヘッドプレートから離した状態でヘッドプレートの上面にてオペレータがプローブカードの交換を行う手法もあるが、この場合でもカードホルダーをヘッドプレートに装着した状態で微量に正確に昇降させなければならないので、複雑な上下機構が必要になる。
特許文献1、2にはこのような検査装置が記載されており、また特許文献3、4には、テストヘッドの位置とウェハの位置とを正確に位置合わせする機構や、テストヘッドを水平に保持する機構について記載されているが、上記の課題については何ら検討されていない。
特開平3−22546 特開平2−177343 特開平1−272982(図1) 特開平10−50778(図2)
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、安価で且つ簡単に高精度に基板の検査を行うことができるプローブ装置を提供することにある。
本発明のプローブ装置は、
プローブ装置本体の天板に形成された開口部にプローブカードを装着し、このプローブカードの上方にテストヘッドを位置させると共に当該プローブカードの下面に形成されたプローブと基板の被検査チップの電極パッドとを接触させて被検査チップの電気的特性を検査するプローブ装置において、
前記テストヘッドを前記プローブカードの上方にてその下面が水平になる水平位置と前記プローブ装置本体の天板から離れた退避位置との間において、水平な回動軸の周りに回動させるための回動機構と、
前記回動軸に接続され、前記テストヘッドが水平姿勢であるときに当該テストヘッドを上方側に付勢する付勢手段を介して前記テストヘッドを保持する保持枠と、
前記開口部の周縁部に周方向に沿って回転自在に環状に装着されたリング体と、
このリング体の周方向に沿って複数設けられ、各々当該リング体の回転中心側に向いた水平軸の回りに回動自在なカムフォロアと、
前記テストヘッドの下面側に設けられ、当該テストヘッドを前記プローブカードの上面に電気的に接続するための中間接続部材と、
この中間接続部材の外周に周方向に沿って前記カムフォロアと対応させて複数設けられると共に、その上面が前記リング体と同心の円に沿って傾斜し、前記テストヘッドが水平姿勢になったときに前記カムフォロアを案内する案内路として形成された鍔部と、を備え、
前記リング体を回転させて前記カムフォロアが前記案内路の傾斜面を相対的に登ることにより、前記付勢手段の付勢力に抗して前記中間接続部材が押し下げられてプローブカードに圧接されることを特徴とする。
案内路における傾斜面の上端から更に前記円の周方向側には、前記中間接続部材が押し下げられているときに前記カムフォロアが停止する水平面が形成されていることが好ましい。
前記カムフォロアは、前記テストヘッドが回動して水平姿勢になったときの前記案内路よりも低い位置に設けられ、
前記テストヘッドが回動して水平姿勢になった後に前記カムフォロアが前記案内路に対応する位置まで前記テストヘッドを前記付勢手段の付勢力に抗して下降させるための昇降手段を更に設けても良い。
前記リング体は作業者が回動操作をするための操作部を備えていることが好ましい。
前記中間接続部材は、その下面からプローブカードの電極に対応して多数のポゴピンが突出しているリング部材であっても良い。
本発明は、テストヘッドを保持する保持枠に当該テストヘッドを上側に付勢する付勢手段を設けて、テストヘッドを水平位置まで回動させた後、テストヘッドの側の鍔部及びプローブカード側のスライドリングの協働作用により、当該テストヘッドを下方に押し下げている。そのため、テストヘッドの下面に形成された中間接続部材とプローブカードとが接触してからプローブカードに圧力が加わるまでにテストヘッドが下降する高さ寸法に対して、スライドリングを回転させる角度を大きく取ることができるので、テストヘッドを高い寸法精度で下降させることができる。従って、例えばテストヘッドが軽いために、あるいはプローブカードが大型のために、プローブカードに対して中間接続部材を押しつけるために必要な力が大きい場合であっても、中間接続部材をプローブカードに所定の圧力で押圧した状態で確実な電気的接触を確保することができる。そのため、中間接続部材を押し下げる機構は簡素なものになることから、従来のようにプローブカードをモータ等を含む駆動機構で上昇させる場合に比べて、機構部分のコストを安くすることができ、プローブ装置を安価に製造することができる。
本発明のプローブ装置について、図1〜図7を参照して説明する。このプローブ装置は、プローブ装置本体であるプローバ本体11、テストヘッド12及びローダ部13を備えている。このプローバ本体11に隣接してローダ部13が設けられており、以後の説明においては、プローバ本体11及びローダ部13の配列方向を左右、作業者がローダ部13を右手に見てプローバ本体11に向かって立つ側を前方側とする。
プローバ本体11は、外装部を構成する筐体20を備えている。この筐体20の天板21には、図1に示すように、例えば矩形の開口部22が形成されており、この開口部22を覆うように矩形のヘッドプレート24が設けられている。天板21には、このヘッドプレート24が前後にスライドしてプローバ本体11から着脱できるように、例えば天板21における開口部22側の下縁側が前後方向に亘って伸び出してガイド機構23をなしており、このヘッドプレート24の上面は、例えば天板21の上面と面一となっている。また、筐体20の手前側の上端面は、ヘッドプレート24の着脱時に当該ヘッドプレート24と衝突しないように矩形に切りかかれており、また当該上端面における中央部は、後述のプローブ針27と干渉しないように両側よりも下方に大きく切り欠かれている。このヘッドプレート24は、プローバ本体11に装着されると、例えば図示しないボルトなどにより当該プローバ本体11に固定されることとなる。尚、この図1において、ヘッドプレート24の手前側の一部を切り欠いて示している。
図1及び図2に示すように、ヘッドプレート24の上方には重量が例えば60kg程度の箱型のテストヘッド12が設けられており、このヘッドプレート24はコ字型の保持枠35により両側から保持されている。一方、このヘッドプレート24の後縁の左方寄り(図1中X方向左側)には回動機構をなすヒンジ機構32が設けられており、保持枠35の背面は板状の回動アーム33を介してヒンジ機構32から伸びる回動軸31に接続されている。従って、保持枠35が回動軸31の周りに回動するように構成されており、これによりテストヘッド12はヘッドプレート24から上方に離間して傾斜した退避位置と、ヘッドプレート24に近接して水平に対向する水平位置と、の間で回動できることになる。この回動軸31の回転中心は、天板21の上面よりも例えば140mm高い位置に設定されている。
テストヘッド12の両側面には、板状の補強板42が貼設されており、テストヘッド12は、図3に示すように、この補強板42と保持枠35の腕部34との間において奥側と手前側とに離間して2つずつ設けられ、テストヘッド12の厚さ方向(鉛直方向)に伸びる付勢手段をなすガススプリング43、43により保持枠35に保持されている。従って、テストヘッド12が水平姿勢になった時には、上位置においてガススプリング43の上方側への復元力(付勢力)とテストヘッド12の自重とがバランスしている状態となり、テストヘッド12は後述のように下方側への押圧力が加わると、ガススプリング43の復元力に抗して検査位置まで例えば31mm程度水平に押し下げられる動作をすることとなる。そのため、例えばこの上位置においてテストヘッド12が回動する時には、当該テストヘッド12と後述のプローブカード26や補強材28などと干渉しないように、十分なクリアランスが取られている。
また、両腕部34、34は、当該腕部34の長さ方向に並ぶガススプリング43、43間の部位がテストヘッド12側にコ字型に突出して突出部34aをなしている。この突出部34aに対向する補強板42には、前後2ヶ所にテストヘッド12の厚さ方向に伸びるガイドレール46が設けられると共に、突出部34a側にはこれらガイドレール46、46をガイドするためのガイド部材45、45が設けられている。従って、テストヘッド12は、水平姿勢時にガイド部材45にガイドされながら既述のガススプリング43の復元力に抗して下降することとなる。尚、図1中39は作業者がテストヘッド12を回動させるための把手であり、図1以外については図示を省略する。
また、両腕部34、34及びテストヘッド12の両側の補強板42、42には、互いに対応する位置に貫通孔47a、47bが開口しており、プローバ本体11側に配置された進退機構(図示せず)に支持されたロックピン48がこれらの貫通孔47a、47bを貫通し、あるいは抜き出されるように構成されている。そして、テストヘッド12が回動するときにはこのロックピン48が貫通孔47a、47bを貫通することで当該テストヘッド12が上下に動かないようにロックされ、テストヘッド12が水平姿勢で昇降するときにはこのロックピン48が後退してテストヘッド12のロックが外されることになる。尚、この図3においては腕部34の一部を切り欠いて示している。
両腕部34、34とプローバ本体11との間には、腕部34に対して常時上方側に回動させるように付勢力が作用する押圧手段36が設けられている。この押圧手段36は、ガススプリングが組み合わされていて常時伸びようとする付勢ロッド38を有し、この付勢ロッド38の基端がプローバ本体11の後部側にて水平軸の回りに回動自在に取り付けられ、先端部が腕部34の下面に設けられた支持部材37の下面に回動自在に固定されている。
テストヘッド12の下面側には、図4に示すように、ヘッドプレート24に設けられた後述のプローブカード26とテストヘッド12とを電気的に接触させるためのリング状のポゴリング51が中間接続部材として設けられている。このポゴリング51は、絶縁材例えば樹脂材からなるリング部材54とこのリング部材54の下面から突出している複数のポゴピン51aとを備え、ポゴピン51aは基端部側(テストヘッド12側)に設けられた図示しないバネなどにより常時突出方向(プローブカード26側)に付勢されている。このポゴピン51aは、後述のプローブカード26の上面に形成された電極に対応して配置されている。尚、テストヘッド12が回動し終えて水平姿勢となったときには、このポゴピン51aの下端とプローブカード26の上面とは、例えば30mmだけ離れるように設定されている。
このポゴリング51の外周面には、図5の上側及び図6(a)、(b)にも示すように、当該外周面から外側に向かって円弧状に、つまりポゴリング51の外周面に沿って突出する突起状の鍔部52が周方向に等間隔に隙間52aを介して複数箇所例えば4カ所に形成されている。各鍔部52は、上側から見たときに周方向における両端とポゴリング51の中心とのなす角度が例えば70°程度となるように形成されている。鍔部52の上面は、例えば時計回りに高くなっていくようにテーパー状に傾斜しており、後述の内側カムフォロア66を案内する案内路55として形成されている。この案内路55は、この傾斜面56と、当該傾斜面56の頂部から更に時計回りに水平に伸びる水平面57と、からなっている。この傾斜面56の高さ寸法は、例えば33mmとなっている。
この鍔部52は、後述するように、プローバ本体11に設けられたスライドリング61と協働して、ポゴリング51(テストヘッド12)を既述の水平位置から検査位置に押し下げるために設けられている。以下にこのスライドリング61及びヘッドプレート24の構造について詳述する。
既述のヘッドプレート24の中央部には、図4及び図5に示すように、後述のプローブカード26、ポゴリング51及びスライドリング61を位置させるための例えば円形の開口部25が形成されており、この開口部25の下端側の周縁は、内側に突出してフランジ部25aをなしている。このフランジ部25a上には、例えば直径が440mm程度の円形のプローブカード26を内部に支持したカードホルダー29が着脱自在に固定されている。尚、図4はこのカードホルダー29(プローブカード26)を装着している状態、図5はカードホルダー29を取り外した状態を示している。
また、このプローブカード26の下面には、例えば全面に亘ってプローブ例えばプローブ針27が例えば垂直に形成されており、このプローブ針27の先端はヘッドプレート24の下面位置よりも僅かに下側に突出している。尚、プローブ針27としては、横針タイプのものであっても良い。また、この図4や後述の図7では、このプローブ針27を略解的に描画している。
このプローブカード26の上面には、当該プローブカード26と同心状に、例えばプローブカード26の変形を抑えるための円板状の補強材28が設けられており、既述のポゴリング51は、内径がこの補強材28の外径よりも僅かに大きく、また外径がプローブカード26の外径よりも僅かに小さくなるように形成されている。
開口部25のフランジ部25aの外方側には、既述の図5及び図6(a)に示すように、ポゴリング51及び鍔部52を内部に収納できるようにポゴリング51と同心に形成されたリング体であるスライドリング61が設けられている。また、開口部25の外縁の垂直壁には、スライドリング61の回転中心側に向いた水平軸の回りに回転自在なローラーである外側カムフォロア63が周方向に亘って等間隔に例えば8ヶ所に設けられており、この外側カムフォロア63は、図7に示すように当該外側カムフォロア63の回転中心から伸びる中心軸63aにより当該垂直壁に固定されている。
上記スライドリング61は、この外側カムフォロア63により鉛直軸回りに回転自在に構成されている。即ち、スライドリング61の外周面の上端には、周方向に亘って外方に伸び出すリング面部61aが形成されており、図7に示すように、このリング面部61aの下面に外側カムフォロア63が当接することにより、スライドリング61が回転自在に支持されている。また、このスライドリング61の外周面の下端には、後述するように、ガススプリング43の復元力に抗してテストヘッド12を下降させる時に、当該復元力により外側カムフォロア63の下側に当接してヘッドプレート24から浮き上がらないように、リング面部61aと同様に周方向に亘って外方に伸び出す固定リング61bが形成されている。尚、このスライドリング61は、図示を省略するが、リング面部61aを含む上方側部材と固定リング61bを含む下方側部材との上下2分割構造となっており、開口部25内にスライドリング61の下方側部材を収納した後、外側カムフォロア63を開口部25の内壁に固定し、次いで開口部25内に上方側部材を収納して例えばボルトなどにより下方側部材と上方側部材とを接合して設けられる。
また、図5及び図7に示すように、このスライドリング61の内周側には、鍔部52間の隙間52aの配置に対応するように、周方向に亘って等間隔に例えば4ヶ所にスライドリング61の下端側から上方位置まで伸びる爪部65が埋設されており、この爪部65の内側におけるスライドリング61の上面よりも高い高さ位置には、例えばスライドリング61の回転中心側に向いた水平軸の回りに回転自在なローラなどからなる内側カムフォロア66が設けられている。この内側カムフォロア66は、当該内側カムフォロア66の回転中心から伸びる中心軸66aにより爪部65に固定されている。この爪部65の上端は、例えば作業者が内側カムフォロア66に触れないように保護部材としての役割を果たすように内側に屈曲している。この内側カムフォロア66の下面とプローブカード26の上面との間の寸法は、例えば37mmとなっている。また、後述の図17に示すように、爪部65の高さ寸法hは、例えば54mmとなっている。尚、これらのカムフォロア63、66についてはどちらも同様に水平軸回りに構成されているものであるが、用語を区別するために便宜的に「内側」及び「外側」を付している。
この爪部65の外周側における側方位置には操作部をなす操作レバー60が突出しており、スライドリング61はこの操作レバー60により回転するように構成されている。
また、テストヘッド12が腕部34において水平位置(上位置)に位置している時の鍔部52の傾斜面56の下側の高さ位置は、この内側カムフォロア66の下端の高さ位置よりも低くなっている。この内側カムフォロア66は、後で詳述するように、スライドリング61の回転に伴って既述の案内路55を登っていくことにより、テストヘッド12が検査位置に位置するように、ガススプリング43の復元力に抗してポゴリング51(テストヘッド12)を下側に押し下げる役目を果たす。尚、既述の図1〜図3においては、鍔部52やスライドリング61の記載を省略している。
既述の図4に示すように、プローバ本体11の筐体20内には、表面に多数の被検査チップが配列された基板である例えば半導体ウェハ(以下、ウェハという)Wを載置する載置台71と、この載置台71をX、Y、Z方向に移動させ、また鉛直方向軸回りに回転させるための移動機構72が設けられている。同図において、73はX方向移動部、74はY方向移動部、75はZ方向移動部である。このZ方向移動部75には、既述のプローブ針27を撮像するためのカメラ(図示せず)が設けられ、また筐体20内の上方には、ウェハWの表面を撮像するためのカメラ(図示せず)が水平方向に移動自在に設置されており、これらのカメラによりアライメントが行われるように構成されている。
プローバ本体11の右側には、ローダ部13が接続されており、このローダ部13は、外装体をなす筐体81を備えている。この筐体81内の奥側は、区画壁82によって上方領域83と下方領域84とに区画されている。この上方領域83には、ウェハWが例えば25枚収納された密閉型の搬送容器であるFOUP2が載置される載置台85が設置されている。FOUP2の右側における筐体81は開口部86をなし、この開口部86を介して図示しない搬送手段と載置台85との間でFOUP2の受け渡しが行われる。
筐体81の手前側の領域には、鉛直軸回りに回転自在、昇降自在及び水平方向に伸縮自在の搬送アーム87が設けられており、上方領域83におけるFOUP2と、プローバ本体11の載置台71と、の間において、プローバ本体11とローダ部13との間に形成された開口部88を介してウェハWの受け渡しが行われるように構成されている。
このプローブ装置には、図2に示すように、例えばコンピュータからなる制御部5が設けられており、この制御部5は、プログラム格納部、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えている。このプログラム格納部に格納されるプログラムは、ヘッドプレート24上へのテストヘッド12の脱着を実施するためのステップ群、ウェハWの搬送や位置合わせ等を行うステップ群及びウェハWに対して所定の検査を行うためのステップ群を備えている。また、例えばメモリには、移動機構72の移動ステップ、あるいは移動量等の処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際、これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこのプローブ装置の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)、ハードディスクなどの記憶部6に格納されて制御部5にインストールされる。
次に、本発明のプローブ装置を用いたプローブ方法について説明する。この時、テストヘッド12を上方側に回動させて、開口部25に装着されているプローブカード26を交換する作業が終わっているものとする。先ず、作業者が把手39を持って図8(a)に示す退避位置から下側に向けてテストヘッド12を回動させる。これによりテストヘッド12は、図8(b)に示すように水平姿勢となる。この水平位置において、既述のようにポゴリング51の側周面に形成された鍔部52が内側カムフォロア66、66間に入り込み、図9に示すように当該鍔部52の傾斜面56の下端位置が内側カムフォロア66の下面よりも低い高さ位置となる。
そして、この図9に示すようにロックピン48を貫通孔47a、47bから引き抜き、テストヘッド12のロックを解除する。次いで、図10(a)、(b)に示すように、作業者により操作レバー60を時計回りに回転させていくと、既述のように内側カムフォロア66が鍔部52の案内路55の傾斜面56に案内されて当該傾斜面56を相対的に登っていく。これにより、図11(a)、(b)に示すようにガススプリング43の復元力に抗してポゴリング51及びテストヘッド12がガイド部材45に案内されながら垂直に押し下げられていく。
そして、図9の水平位置から例えば30mm程度ポゴリング51を下降させると、図12(a)に示すようにポゴリング51のポゴピン51aとプローブカード26とが接触する。その後、図10(c)に示すように内側カムフォロア66が鍔部52の案内路55の上端側の水平面57に到達するように操作レバー60を図10(a)の位置から時計回りに70°回転させると、図12(b)に示すように更に1.7mm程度ポゴリング51が下降し、プローブカード26には例えば250kg/cmの圧力が加えられて、テストヘッド12はポゴリング51とプローブカード26とが電気的に確実に接触する検査位置に位置することとなる。また、内側カムフォロア66が鍔部52の水平面57に位置しているので、テストヘッド12は、ガススプリング43の復元力に抗してこの高さ位置(検査位置)において固定されることとなる。
以上のようにポゴリング51がスライドリング61の回転により押し下げられていく様子を概略的に示すと、図13(a)〜(c)のようになる。この図13(a)は内側カムフォロア66が鍔部52、52の間に入り込んでいる状態、図13(b)はスライドリング61の回転により内側カムフォロア66が案内路55の傾斜面56を相対的に登っている状態、図13(c)はこの内側カムフォロア66が案内路55の水平面57に到達してテストヘッド12が検査位置に位置して高さ位置が固定されている状態を夫々示している。
こうしてプローブカード26の装着、テストヘッド12のセッティング(回動及び下降)が終了すると、その後ウェハWの検査が行われる。具体的には、載置台85に搬入されたFOUP2から搬送アーム87によりウェハWを取り出し、プローバ本体11内の載置台71に載置する。次いで、既述のように、プローブ針27とウェハWとの位置合わせを行い、このウェハW上の被検査チップに形成された電極パッドにプローブ針27を接触させ(図14)、テストヘッド12からポゴリング51、プローブカード26及びプローブ針27を介して、この電極パッドに所定の電気信号を供給することにより、電気的特性の検査を行う。
そして、例えばウェハWの各ロット間において、プローブカード26を交換する時あるいはテストヘッド12のメンテナンスを行う時などには、例えば作業者により操作レバー60を既述の図10(a)に示す位置まで反時計回りに回転させると共に、既述の図8(a)に示すように、天板21の上方の水平位置から離れた退避位置までテストヘッド12を回動させることとなる。また、プローブカード26を交換する時には、テストヘッド12を退避位置に回動させた後、この例ではヘッドプレート24を手前側に引き出して、爪部65と干渉しない高さ位置まで作業者がプローブカード26を上方に持ち上げることとなる。
上述の実施の形態によれば、保持枠35にテストヘッド12を上側に付勢するガススプリング43を設け、テストヘッド12を水平位置まで回動させた後、ポゴリング51側の鍔部52及びヘッドプレート24側のスライドリング61の協働作用によりテストヘッド12を押し下げている。そのため、ポゴリング51とプローブカード26とが接触してからプローブカード26に圧力が加わるまでにテストヘッド12が下降する高さ寸法(1.7mm)に対して、スライドリング61を回転させる角度(70°)つまり操作レバー60の回動寸法を大きく取ることができるので、テストヘッド12を高い寸法精度で下降させることができる。従って、例えばテストヘッド12が軽いために、あるいはプローブカード26が大型のために、プローブカード26に対してポゴリング51を押しつけるために必要な力(圧力)が大きい場合であっても、ポゴリング51をプローブカード26に所定の圧力で押圧した状態で確実な電気的接触を確保することができる。即ち、テストヘッド12とプローブカード26とを電気的に確実に且つ簡便に接触させることができる。そして、ポゴリング51を押し下げる機構は簡素なものであることから、従来のようにプローブカード26をモータ等を含む駆動機構で上昇させる場合に比べて、機構部分のコストを安くすることができ、そのためプローブ装置を安価に製造することができる。
また、テストヘッド12とプローブカード26とを電気的に確実に接触させるためにヘッドプレート24の周囲に設けられる機構はスライドリング61だけとなる。そのため、テストヘッド12を退避位置に回動させた後、例えばプローブカード26を手前側に引き出して交換する時に、この交換作業の障害となる可能性のある部材はこのスライドリング61だけとなるので、プローブカード26を交換する時に干渉するおそれのある部材の点数を最小限に留めることができ、従って上記のようにプローブカード26を作業者によりマニュアル作業で交換する時においても、当該プローブカード26やプローブ針27の損傷を抑えることができる。そのため、このように作業者により手作業でプローブカード26を安全に交換できるので、プローブカード26を交換するための機構や装置が不要になり、プローブ装置を安価に構成できるし、またプローブ装置の小型化を図ることができる。
上記の例では、水平位置から検査位置まで鍔部52とスライドリング61とによってテストヘッド12を正確に垂直に下降させたが、例えばポゴピン51aがプローブカード26に近接する高さ位置までは概ね垂直に下降させ、その位置から検査位置までは上記と同様に鍔部52とスライドリング61とにより正確に垂直に下降させるようにしても良い。このような例について、以下に説明する。
図15及び図16に示すように、この実施の形態のプローブ装置は、テストヘッド12の下面(ポゴピン51a)とプローブカード26の上面とが近接する位置までテストヘッド12を概ね垂直に下降させる昇降手段91を備えている。この昇降手段91は、この図15に示すように、テストヘッド12を補強板42側から見たときの形状が概略Z形状に形成され、テストヘッド12の側面例えば補強板42の上位置に設けられた水平回動軸92を基点として当該補強板42に平行な鉛直面に沿って回動自在に構成された棒状のレバー93と、この水平回動軸92から伸びるレバー93の折れ曲がり部分94に接続され、例えば腕部34の上方位置において腕部34の長さ方向に沿って設けられたレール95により当該折れ曲がり部分94を前後方向に進退自在に設けられたガイド96と、により構成されている。この折れ曲がり部分94から手前側に伸びるレバー93は、水平回動軸92と当該折れ曲がり部分94との間の寸法よりも長く形成されており、また先端部が途中から下方に向かって屈曲している。この昇降手段91はテストヘッド12の両側に設けられており、テストヘッド12の両側面のレバー93、93は、図16に示すように手前側において水平に伸びる昇降軸97によって接続されている。
また、図示を省略しているが、この例においても、ガイド部材45、ガイドレール46、鍔部52及びスライドリング61などは既述の例と同様に構成されている。ここで、既述のように昇降手段91によりポゴピン51aとプローブカード26とが近接する位置までポゴリング51を昇降させるので、鍔部52とスライドリング61とによりポゴリング51を昇降させる高さ寸法は、既述の例よりも短くなる。そのため、図17に示すように、鍔部52の高さ寸法H及びスライドリング61の爪部65の高さ寸法hは、夫々例えば4mm、35mmとなる。また、内側カムフォロア66の下端位置とプローブカード26の上面との間の寸法dは、12mmとなる。尚、この図17においては、便宜上鍔部52とスライドリング61とを横方向に離して描画している。
そして、既述のようにテストヘッド12を退避位置から水平位置まで回動させ、図18に示すように、例えば作業者がレバー93の先端部を手前側に引き寄せることにより、折れ曲がり部分94がレール95に沿って手前側に後退することになるので、この折れ曲がり部分94を支点としてテコの原理によりテストヘッド12が下方側に押し下げられることになる。そして、ポゴピン51aとプローブカード26とが近接して例えば2mm程度離間する近接位置までテストヘッド12を下降させると、内側カムフォロア66の下端位置が鍔部52の傾斜面56の下端位置よりも高くなり、その後既述の例と同様に、鍔部52とスライドリング61との協働作用により、テストヘッド12とプローブカード26とが電気的に接触する検査位置まで当該テストヘッド12を下降させることとなる。このように、昇降手段91により概ね垂直にテストヘッド12を下降させた場合でも、テストヘッド12とプローブカード26とが接触する時には鍔部52とスライドリング61とによりテストヘッド12を正確に垂直に下降させているので、例えばプローブカード26上においてポゴピン51aが滑ったり、あるいは位置ずれが起こったりしない。
この実施の形態においても上記の例と同様の効果が得られる。また、上記の例よりも鍔部52の高さ寸法H及びスライドリング61の爪部65の高さ寸法hを低く抑えることができる。そのため、例えば作業者がヘッドプレート24を手前側に引き出してプローブカード26を交換する場合に、爪部65の上端位置がプローブカード26の上面位置から大きく離間していないため、ヘッドプレート24からこのプローブカード26を持ち上げる時に作業者が当該プローブカード26を上方に上昇させる距離が短くて済む。従って、プローブカード26やプローブ針27が爪部65に干渉しにくくなるので、上記の例よりもプローブカード26やプローブ針27の損傷を更に抑えることができる。
また、このような昇降手段91としては、上記の例以外にも、例えば図19及び図20に示す構成であっても良い。この例では、補強板42の側面には、手前側から奥側に向かってテーパー状に傾斜して高くなるレール101が貼設されており、このレール101上には当該レール101に沿って走行自在な車輪102が設けられている。この車輪102の回転中心の図示しない回転軸には、例えば棒状のレバー103の一端側が回動自在に接続されており、このレバー103の他端側は、腕部34上にレール101と平行に設けられた嵌合レール104に嵌合して前後方向に走行自在に構成されたガイド105を介して、手前側に水平に屈曲して長く伸びている。これらのレール101、104、車輪102、レバー103及びガイド105は昇降手段91をなす。また、この昇降手段91はテストヘッド12の両側に設けられており、テストヘッド12の両側のレバー103、103は、同様に手前側において昇降軸106によって接続されている。この例では、図示を省略するが、既述のガイド部材45及びガイドレール46はレール101とガススプリング43との間に設けられている。
そして、図21に示すように、このレバー103を奥側に向かって水平に押していくことにより、ガイド105がレール104に嵌合しているのでレバー103の上昇が抑えられた状態で車輪102がレール101上を相対的に登っていき、従って腕部34においてテストヘッド12(ポゴピン51a)がプローブカード26に近接する位置まで下方側に押し下げられていくことになる。この例においても、その後上記の図15及び図16の例と同様に、鍔部52とスライドリング61との協働作用によりテストヘッド12が検査位置まで下降し、ウェハWの検査が行われて同様の効果が得られる。
上記のように腕部34においてテストヘッド12を上側に付勢して保持する機構としては、既述のガススプリング43以外にも、例えば図22に示すようにバネ110などであっても良い。また、上記の各例においては、重量が60kg以下でプローブカード26上に乗せた時に当該プローブカード26に加わる圧力が250kg/cm以下となる軽量のテストヘッド12例えば60kg程度のテストヘッド12を備えたプローブ装置に本発明を適用したが、例えば600kg〜700kg程度あるいはそれ以上の重量のテストヘッド12を備えたプローブ装置に本発明を適用しても良い。その場合においても、テストヘッド12を正確に下降させることができるし、またテストヘッド12の昇降機構が簡素なものになることから、プローブ装置を安価に製造できる。
尚、上記の各例では図示を省略しているが、プローブ装置の後端側には、電源部が隣設されており、この電源部はプローブ装置の床面位置からテストヘッド12の上面位置よりも高い高さ位置にまで亘って設けられている。また、テストヘッド12は、当該テストヘッド12の内部の部材を空冷するために、背面側(ヒンジ機構32側)から手前側(把手39側)に向かってテストヘッド12内に大気を通流させるための図示しない空冷機構を備えている。そのため、例えばテストヘッド12が退避位置に上昇している時においても、テストヘッド12の内部から排気される排気流が上記の電源部とヘッドプレート24との間の空間(ヒンジ機構32や回動アーム33が設けられた領域)に滞留しないようになっている。また、上記の各例においては、鍔部52及び内側カムフォロア66を夫々4ヶ所ずつに設けたが、複数箇所例えば2ヶ所以上であれば良い。更に上記の各例においては1台のプローブ装置について説明したが、複数台例えば2台のプローブ装置が隣接するように配置しても良い。
本発明のプローブ装置の一例を示す斜視図である。 上記のプローブ装置を示す平面図である。 上記のプローブ装置のテストヘッドを拡大して示す斜視図である。 上記のプローブ装置を示す縦断面図である。 上記のテストヘッドの下面側のポゴリング、スライドリング及びヘッドプレートを示す分解斜視図である。 上記のポゴリング及びスライドリングを示す概略図である。 上記のポゴリングを拡大して示す縦断面図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の他の例を示す縦断面図である。 上記の他の例のプローブ装置を示す平面図である。 上記の他の例のプローブ装置におけるポゴリングを拡大して示す概略図である。 上記の他の例のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の他の例を示す縦断面図である。 上記の他の例のプローブ装置を示す平面図である。 上記の他の例のプローブ装置の作用を示す模式図である。 上記のプローブ装置の他の例を示す縦断面図である。
符号の説明
W ウェハ
11 プローバ本体
12 テストヘッド
24 ヘッドプレート
26 プローブカード
31 回動軸
34 腕部
39 把手
43 ガススプリング
51 ポゴリング
52 鍔部
55 案内路
56 傾斜面
57 水平面
60 操作レバー
61 スライドリング
66 内側カムフォロア

Claims (5)

  1. プローブ装置本体の天板に形成された開口部にプローブカードを装着し、このプローブカードの上方にテストヘッドを位置させると共に当該プローブカードの下面に形成されたプローブと基板の被検査チップの電極パッドとを接触させて被検査チップの電気的特性を検査するプローブ装置において、
    前記テストヘッドを前記プローブカードの上方にてその下面が水平になる水平位置と前記プローブ装置本体の天板から離れた退避位置との間において、水平な回動軸の周りに回動させるための回動機構と、
    前記回動軸に接続され、前記テストヘッドが水平姿勢であるときに当該テストヘッドを上方側に付勢する付勢手段を介して前記テストヘッドを保持する保持枠と、
    前記開口部の周縁部に周方向に沿って回転自在に環状に装着されたリング体と、
    このリング体の周方向に沿って複数設けられ、各々当該リング体の回転中心側に向いた水平軸の回りに回動自在なカムフォロアと、
    前記テストヘッドの下面側に設けられ、当該テストヘッドを前記プローブカードの上面に電気的に接続するための中間接続部材と、
    この中間接続部材の外周に周方向に沿って前記カムフォロアと対応させて複数設けられると共に、その上面が前記リング体と同心の円に沿って傾斜し、前記テストヘッドが水平姿勢になったときに前記カムフォロアを案内する案内路として形成された鍔部と、を備え、
    前記リング体を回転させて前記カムフォロアが前記案内路の傾斜面を相対的に登ることにより、前記付勢手段の付勢力に抗して前記中間接続部材が押し下げられてプローブカードに圧接されることを特徴とするプローブ装置。
  2. 案内路における傾斜面の上端から更に前記円の周方向側には、前記中間接続部材が押し下げられているときに前記カムフォロアが停止する水平面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 前記カムフォロアは、前記テストヘッドが回動して水平姿勢になったときの前記案内路よりも低い位置に設けられ、
    前記テストヘッドが回動して水平姿勢になった後に前記カムフォロアが前記案内路に対応する位置まで前記テストヘッドを前記付勢手段の付勢力に抗して下降させるための昇降手段を更に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のプローブ装置。
  4. 前記リング体は、作業者が回動操作をするための操作部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のプローブ装置。
  5. 前記中間接続部材は、その下面からプローブカードの電極に対応して多数のポゴピンが突出しているリング部材であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載のプローブ装置。
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