JP2010019599A - 半導体チップの検査用治具、検査装置および検査方法、ならびに半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体チップの検査用治具、検査装置および検査方法、ならびに半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検査用治具は、デザインの異なるキャリアテープの品種ごとに吸着孔の位置を個別に設計する必要があった。
【解決手段】ともに帯状に形成された、半導体チップおよびこれと電気的に接続された導体パターンが走行方向に繰り返し配置されたデバイス領域と、デバイス領域の側方に設けられて複数のスプロケットホールが走行方向に並んで形成された非デバイス領域と、を備えるキャリアテープをプローブに押圧して半導体チップの特性検査を行う検査用治具であって、キャリアテープを押圧する押圧面20が、非デバイス領域であってスプロケットホールが形成されていない領域に対向する共用部対向領域FCAに、キャリアテープを吸着する吸着孔21の開口部22を有していることを特徴とする検査用治具10。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体チップの検査用治具、検査装置および検査方法、ならびに半導体装置の製造方法に関する。
近年、液晶ディスプレイのドライバ回路などには、TAB(Tape Automated Bonding)テープと呼ばれる長尺のキャリアテープに半導体チップを実装した半導体製品が用いられている。電気特性検査が行われることが一般的である。キャリアテープには導体パターンが長尺方向に並んで予め繰り返し形成されており、半導体チップは導体パターンに対してそれぞれ実装される。
特性検査の結果、良品と判断された半導体チップはTCPテープから切り離され、TCP付き半導体装置として個片化されて液晶パネルなどに実装される。
電気的特性の良不良品検査は、半導体チップとの間で検査信号を授受するプローブにキャリアテープを押し当てた状態で行う。このような検査に使う治工具類の1つとして、吸着プレートとよばれる検査用治具がある。
吸着プレートは、キャリアテープを真空吸着して位置決めした上で、半導体チップに接続されたテストパッドをプローブに押し当てて電気的に接続するための治具である。
かかる検査用治具に関しては、図7に示すように、所定の間隔ごとに形成されたデバイスホール202〜206の周囲にそれぞれ吸着孔212が設けられ、吸着孔212を真空引きすることでキャリアテープを押圧面207〜209に対して吸着保持することのできるプレッシャープレート201が知られている(下記特許文献1を参照)。
このプレッシャープレート201は、検査対象の半導体チップの逃げとなるデバイスホール204の周囲には吸着孔を設けず、その前後のデバイスホール202,203,205,206については周囲に吸着孔212をそれぞれ設けている。
特開2006−250855号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のプレッシャープレート201は、検査対象となる半導体チップに対応するデバイスホール204の周囲に吸着孔を設けていないため、当該半導体チップの近傍については吸着力が弱く、テストパッドとプローブとの接触が良好に行われないという問題があった。
これに対し、上記のプレッシャープレート201において、デバイスホール204の周囲にも同様に吸着孔212を設けた場合にも、やはりテストパッドとプローブとの間に接触不良が生じるおそれがある。これは、上記特許文献1にも記載のように、吸着孔がキャリアテープのテストパッドの直上に設けられているため、真空吸引時にはパッドが吸い上げられてプローブとの接触状態が変動し、検査信号の授受が不均一となるためである。
一方、従来の検査用治具は、半導体チップや導体パターンの形状や寸法に応じて、キャリアテープごとに専用設計する必要があった。すなわち、テストパッドを含む導体パターンを吸着してしまうと上記のようにプローブとテストパッドとの接触状態が変動し、良品の半導体チップに対して不良品と判定されるおそれがあるからである。
このため、従来の検査用治具の吸着孔は、デザインの異なるキャリアテープの品種ごとに個別に設計する必要があり、治具自体の設計および製作コストのほか、多数の治具の管理コストや、異なるキャリアテープを電気特性検査するたびに治具を付け替える作業コストなどが膨大となっていた。
本発明の検査用治具は、ともに帯状に形成された、半導体チップおよび前記半導体チップと電気的に接続された導体パターンが走行方向に繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられて複数のスプロケットホールが前記走行方向に並んで形成された非デバイス領域と、
を備えるキャリアテープをプローブに押圧して前記半導体チップの特性検査を行う検査用治具であって、
前記キャリアテープを押圧する押圧面が、前記非デバイス領域であって前記スプロケットホールが形成されていない領域に対向する位置に、前記キャリアテープを吸着する吸着孔の開口部を有している。
上記発明において、走行方向とはキャリアテープの長手方向である。また、側方とは、走行方向に対して交差する方向を意味する。
また、デバイス領域および非デバイス領域は、それぞれキャリアテープの走行方向に帯状に延在する領域である。
本発明において、デバイス領域とは、繰り返し配置された半導体チップおよび導体パターンを包含する最小幅の帯状領域を意味する。そして、非デバイス領域とは、キャリアテープのうちデバイス領域を除く領域をいう。
具体的には、半導体チップや導体パターンがキャリアテープに一列に繰り返し配置されている場合は、デバイス領域は一本の帯状に形成され、非デバイス領域はデバイス領域の片側または両側に伸びる帯状に形成される。また、半導体チップや導体パターンがキャリアテープに複数列に並んで配置されている場合、デバイス領域は複数本の帯状に形成される。そして、非デバイス領域は、デバイス領域同士の間、または幅方向の端部側に、一本または二本以上の帯状に形成される。
また本発明の検査用治具は、より具体的な実施の形態として、前記開口部が、前記走行方向に等間隔に並んで形成されていてもよい。
また本発明の検査用治具は、より具体的な実施の形態として、前記開口部が、前記走行方向に並ぶ前記スプロケットホールにそれぞれ対向する位置と同一直線上に設けられていてもよい。
また本発明の検査用治具は、より具体的な実施の形態として、前記開口部が、前記走行方向に互いに隣接する前記スプロケットホールの中間位置に対向して設けられていてもよい。
上記発明において、隣接するスプロケットホールの中間位置とは、当該スプロケットホールの中心同士を結ぶ線分の厳密な中央を必ずしも意味するものではなく、本発明の効果が発揮される限りにおいて、その周囲に所定の広がりをもつ。
また本発明の検査用治具は、より具体的な実施の形態として、前記開口部が、前記押圧面のうち、前記非デバイス領域であって前記スプロケットホールが形成されていない領域に対向する位置にのみ設けられていてもよい。
また本発明の検査用治具は、より具体的な実施の形態として、前記押圧面が、前記半導体チップに対向する位置にデバイスホールを有してもよい。
また本発明の半導体チップの検査装置は、上記検査用治具と、
回転歯を前記スプロケットホールに係合させて前記キャリアテープを前記走行方向に移送するスプロケットと、
前記検査用治具を前記キャリアテープに対して昇降駆動する昇降装置と、
前記吸着孔を真空吸引して前記キャリアテープを前記開口部に吸着させる吸引装置と、
前記検査用治具に吸着された前記キャリアテープが押し当てられて、前記半導体チップとの間で検査信号を授受するプローブと、
を備える。
上記発明において、吸着孔を真空吸引するとは、吸着孔の内部を雰囲気圧以下の負圧にすることを意味し、その真空度は特に限定されるものではない。
また本発明の半導体チップの検査方法は、ともに帯状に形成された、半導体チップおよび前記半導体チップと電気的に接続された導体パターンが走行方向に繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられて複数のスプロケットホールが前記走行方向に並んで形成された非デバイス領域と、
を備えるキャリアテープを用いて前記半導体チップを検査する検査方法であって、
前記非デバイス領域であって、かつ前記スプロケットホールが形成されていない領域を真空吸着して、前記キャリアテープを位置決めする吸着工程と、
位置決めされた前記キャリアテープをプローブに押圧して、前記半導体チップの特性検査を行う検査工程と、
を含む。
上記発明において、真空吸着するとは、負圧を利用してキャリアテープを吸着することを意味し、その真空度は特に限定されるものではない。
また本発明の半導体装置の製造方法は、ともに帯状に形成された、導体パターンが繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられてスプロケットホールが繰り返し配置された非デバイス領域と、を備えるキャリアテープの前記導体パターンにそれぞれ半導体チップを接合する実装工程と、
前記キャリアテープのうち、前記非デバイス領域であって、かつ前記スプロケットホールが形成されていない領域を真空吸着して、前記キャリアテープを位置決めする吸着工程と、
位置決めされた前記キャリアテープをプローブに押圧して、前記半導体チップの特性検査を行う検査工程と、
検査された前記半導体チップおよび該半導体チップに接合された前記導体パターンを前記キャリアテープから切り出す切断工程と、
を含む。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明による半導体チップの検査方法や、半導体装置の製造方法を説明するにあたり、複数の工程を順番に記載することがあるが、明示の場合を除き、その記載の順番は工程を実行する順番を必ずしも限定するものではない。また、複数の工程は、明示の場合を除き、個々に相違するタイミングで実行されることに限定されず、ある工程の実行中に他の工程が発生すること、ある工程の実行タイミングと他の工程の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。例えば、検査用治具によりキャリアテープを吸着する工程と、検査用治具によりキャリアテープをプローブに押圧する工程とは、工程の前後または同時を問わない。
本発明によれば、デザインの異なる複数種類のキャリアテープに対して共通して使用することのできる半導体チップの検査用治具、検査装置および検査方法、ならびに半導体装置の製造方法が提供される。これにより、検査用治具の設計、製作および管理コストや、電気特性検査の際の作業コストが大幅に低減される。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1(a)は、本発明の実施形態にかかる検査用治具10の一例を示す平面図であり、同図(b)はそのB−B断面図である。
図2は、本実施形態の検査用治具10とともに用いられるキャリアテープ50の平面図である。
はじめに、検査用治具10およびキャリアテープ50の概要について説明する。
キャリアテープ50は、ともに帯状に形成された、半導体チップ60およびこれと電気的に接続された導体パターン62が走行方向(図1,2における左右方向)に繰り返し配置されたデバイス領域Dと、デバイス領域Dの側方に設けられて複数のスプロケットホール52が走行方向に並んで形成された非デバイス領域NDとを備えている。
一方、検査用治具10は、キャリアテープ50をプローブ70(図4を参照)に押圧して半導体チップ60の特性検査を行うものである。
そして、検査用治具10は、キャリアテープ50を押圧する押圧面20が、非デバイス領域NDであってスプロケットホール52が形成されていない領域(共用部CA)に対向する位置(共用部対向領域FCA)に、キャリアテープ50を吸着する吸着孔21の開口部22を有している。
次に、キャリアテープ50および本実施形態の検査用治具10について詳細に説明する。
<キャリアテープ>
キャリアテープ50は、内部にインナーリードが配線された可撓性の樹脂フィルム66の表面に導体パターン62が形成されたフレキシブル基板である。導体パターン62には、半導体チップ60のバンプ電極64が接合されるボンディングパッドと、検査装置100(図4を参照)のプローブ70が押し当てられるテストパッドが含まれている。
樹脂フィルム66にはポリイミドが用いられ、導体パターン62には銅が用いられることが一般的である。
テストパッドは、キャリアテープ50に搭載される半導体チップ60の表面側に設けられる場合と、裏面側に設けられる場合とがある。
図3は、キャリアテープ50と半導体チップ60との位置関係を示す模式図である。
同図(a)は、いわゆるCOF(Chip On Film)構造とよばれるものであり、樹脂フィルム66の上面に形成した導体パターン62に対して半導体チップ60のバンプ電極64を実装する方式である。
COF構造の半導体チップ60に関する特性検査を行う場合は、導体パターン62(テストパッド)が半導体チップ60の搭載面側に設けられていることから、同図(a)の上方側からプローブ70をキャリアテープ50に押し当てる。
同図(b)と(c)は、いわゆるTCP(Tape Carrier Package)構造とよばれる。このうち、同図(b)はフェイスダウンタイプ、同図(c)はフェイスアップタイプとよばれている。TCP構造の場合、導体パターン62のうちボンディングパッド部分は樹脂フィルム66に支持されていないフライングリードとなっている。ボンディングパッドに実装された半導体チップ60はフライングリードとともに樹脂封止される。
フェイスダウンタイプのTCP構造の場合、特性検査用のプローブ70は半導体チップ60の搭載面側である同図(b)の上方側からキャリアテープ50に押し当てられる。
一方、フェイスアップタイプのTCP構造の場合、プローブ70は半導体チップ60の非搭載面側である同図(c)の上方側からキャリアテープ50に押し当てられる。
したがって、キャリアテープ50を真空吸着する本実施形態の検査用治具10は、COF構造およびフェイスダウンタイプのTCP構造の場合、半導体チップ60の裏面側に当接することになる。一方、フェイスアップタイプのTCP構造のキャリアテープ50に対しては、検査用治具10は半導体チップ60の表面側に当接することになる。
図2に示すように、本実施形態で用いられるキャリアテープ50には、半導体チップ60および導体パターン62が幅方向(同図の上下方向)の中央に繰り返し配置されている。すなわち、キャリアテープ50は幅方向の中央にデバイス領域Dを有し、その両側に非デバイス領域NDを有している。
非デバイス領域NDには、キャリアテープ50の走行方向に沿って多数のスプロケットホール52が穿設されている。
スプロケットホール52には、後述するスプロケット72(図4を参照)の回転歯が係合し、キャリアテープ50を半導体チップ60とともに走行方向に移送する。
本実施形態においては、キャリアテープ50のうち、走行方向に互いに隣接するスプロケットホール52の中間位置を検査用治具10によって吸着する。
<検査用治具>
検査用治具10は、絶縁性の基材26にデバイスホール24と吸着孔21がそれぞれ所定の方向に繰り返して形成され、キャリアテープ50と対向する側(図1(b)における下方)に平坦な押圧面20が形成されている。
そして、押圧面20には、吸着孔21の開口部22が並んで設けられ、また、半導体チップ60に対向する位置にデバイスホール24が形成されている。
デバイスホール24と吸着孔21の繰り返し方向をキャリアテープ50の走行方向と一致させて押圧面20をキャリアテープ50に接近させ、吸着孔21を負圧に吸引することでキャリアテープ50を押圧面20に吸着保持することができる。
検査用治具10の幅寸法(図1(a)の上下方向)は、これに吸着されるキャリアテープ50の幅寸法と同等か、またはそれ以上に形成されている。
したがって、検査用治具10の押圧面20には、キャリアテープ50の全面を吸着保持することができる。
押圧面20には、半導体チップ60および導体パターン62を包含するデバイス領域Dに対向する位置に、デバイス対向領域FDが仮想的に形成されている。図1(a)に示すように、デバイス対向領域FDとしては、半導体チップ60を逃げるためのデバイスホール24を除外してもよく、その一部を含んでもよい。
デバイス対向領域FDの幅方向両側には、非デバイス領域NDに対向する非デバイス対向領域FNDが仮想的に形成されている。
なお、キャリアテープ50の幅寸法と押圧面20の幅寸法とが同等である本実施形態の場合、非デバイス対向領域FNDは押圧面20の幅方向の端部に形成される。そして、非デバイス対向領域FNDは、特性検査時にはキャリアテープ50の非デバイス領域NDに対して重なり合う。また、キャリアテープ50が検査用治具10に吸着される際に、スプロケットホール52は、押圧面20の非デバイス対向領域FNDと当接する。言い換えると、本実施形態の押圧面20は、キャリアテープ50のスプロケットホール52をカバーする幅寸法に形成されている。
一方、キャリアテープ50の幅寸法が押圧面20の幅寸法よりも小さい場合は、非デバイス領域NDに対向する押圧面20内の領域を非デバイス対向領域FNDと呼称し、押圧面20の幅方向の端部には非デバイス対向領域FNDにもデバイス対向領域FDにも属さない領域が仮想的に形成されることとなる。
吸着孔21の開口部22は、押圧面20のうち、かかる非デバイス対向領域FNDに形成されている。これにより、検査用治具10によってキャリアテープ50を吸着保持する際に、キャリアテープ50の非デバイス領域ND内部に吸着位置54を設けることができる。
また、開口部22は、押圧面20の非デバイス対向領域FNDのうち、キャリアテープ50におけるスプロケットホール52の非形成領域に対向して設けられる。
これは、吸着位置54がスプロケットホール52と干渉すると、当該吸着孔21についてはスプロケットホール52から周辺空気が流入するため、内部を真空吸引できなくなるためである。また、複数の吸着孔21同士が互いに連通している場合は、これらの吸着孔21がいずれも真空吸引できなくなり、キャリアテープ50の吸着力が低下する。
したがって、本実施形態の検査用治具10においては、共用部対向領域FCAの内部に開口部22を設けている。
共用部対向領域FCAの内部において、開口部22の配置位置および個数は特に限定されるものではない。開口部22の配置パターンについても、直線状、千鳥状など特に限定されない。
本実施形態においては、図1(a)に示すように開口部22は、キャリアテープ50の走行方向に等間隔に並んで形成されている。また、開口部22は、走行方向に並ぶスプロケットホール52にそれぞれ対向する位置と同一直線上に設けられている。
さらに、本実施形態の開口部22は、キャリアテープ50において走行方向に互いに隣接するスプロケットホール52の中間位置に対向して設けられている。したがって、キャリアテープ50における吸着位置54は、並び方向に隣接するスプロケットホール52の中間位置となる。
また、本実施形態において開口部22は、キャリアテープ50のうち非デバイス領域NDであってスプロケットホール52が形成されていない共用部CA(図2を参照)に対向する共用部対向領域FCAにのみ設けられている。
なお、開口部22がデバイスホール24の内部に、またはデバイスホール24に掛かって形成された場合、吸引装置90(図4を参照)が吸着孔21の内部の空気と、デバイスホール24の内部の空気を吸引することにより、キャリアテープ50を押圧面20に吸着することができる。
<検査装置>
図4は、検査用治具10を含む検査装置100の模式図である。
検査装置100は、本実施形態の検査用治具10と、回転歯をスプロケットホール52に係合させてキャリアテープ50を走行方向に移送するスプロケット72と、検査用治具10をキャリアテープ50に対して昇降駆動する昇降装置96と、吸着孔21を真空吸引してキャリアテープ50を開口部22に吸着させる吸引装置90と、検査用治具10に吸着されたキャリアテープ50が押し当てられて半導体チップ60との間で検査信号を授受するプローブ70とを備えている。
本実施形態では、同図に示すように、フェイスアップタイプのTCP構造のキャリアテープ50を用いている。キャリアテープ50は供給リール(図示せず)にロール状に巻回されて特性試験に供される。そして、一つまたは複数(図4では3つ)の半導体チップ60を含む所定長さに亘って、キャリアテープ50は検査用治具10に吸着されてプローブ70に押圧される。
プローブ70は、基台82に載置された信号処理装置80の上面より突出して多数設けられている。プローブ70の先端が導体パターン62のテストパッドにそれぞれ押し当てられることにより、信号処理装置80が生成したテスト信号が半導体チップ60に入力され、また所定の出力信号がプローブ70から信号処理装置80に取り込まれて電気特性検査が行われる。
プローブ70は、複数の半導体チップ60に対して同時に検査信号が授受できるよう、複数式が信号処理装置80に設けられていてもよい。
吸引装置90は、検査用治具10の上面を覆うカバー92と、カバー92を介して吸着孔21のそれぞれと連通した吸引管94とを備えている。吸引管94は可撓性を有し、昇降駆動される検査用治具10の高さ位置によらず、吸着孔21内を真空吸引することができる。
スプロケット72は、キャリアテープ50の走行方向について検査用治具10の前後に設けられている。本実施形態の場合、キャリアテープ50の幅方向両側に設けられたスプロケットホール52に対応して、検査用治具10の前後に二式ずつのスプロケット72が配置されている。
本実施形態の検査装置100においては、以下の工程を行うことにより半導体チップ60の電気特性検査を行うことができる。
<半導体チップの検査方法>
本実施形態による検査方法は、非デバイス領域NDであってかつスプロケットホール52が形成されていない共用部CAを真空吸着して、キャリアテープ50を位置決めする吸着工程と、位置決めされたキャリアテープ50をプローブ70に押圧して半導体チップ60の特性検査を行う検査工程とを含む。
吸着工程では、まず、半導体チップ60が搭載された長尺のキャリアテープ50を走行方向に所定長さだけ移動させ、デバイスホール24と半導体チップ60、および開口部22と吸着位置54が、それぞれ所定の位置精度で重なり合うよう、スプロケット72を回転駆動する。
つぎに、昇降装置96を動作させて検査用治具10をキャリアテープ50の上方から近接させつつ、吸引装置90を動作させて吸着孔21を真空吸引する。これにより、キャリアテープ50の上面が押圧面20に吸着保持され、キャリアテープ50が検査用治具10に対して位置決めされる。
検査工程では、まず、昇降装置96は続けて検査用治具10をプローブ70に向けて下降させ、導体パターン62のテストパッドをプローブ70の先端に所定の押圧力で押し当てる。
つぎに、プローブ70を介してテスト信号を信号処理装置80と半導体チップ60との間で授受し、半導体チップ60の良不良検査を行う。
<半導体装置の製造方法>
本実施形態による半導体装置の製造方法は、上記キャリアテープ50の導体パターン62にそれぞれ半導体チップ60を接合する実装工程と、電気特性検査に関する上記各工程と、検査された半導体チップ60およびこれに接合された導体パターン62をキャリアテープ50から切り出す切断工程とを含む。
実装工程においては、導体パターン62のボンディングパッドに対して半導体チップ60のバンプ電極64を、いわゆる金バンプによって接合する。
吸着工程と検査工程は上述の通りである。
そして、特性検査の結果、良品と判定された半導体チップ60のみを残してロール状に巻きつけられた状態でキャリアテープ50は移送される。そして、例えば液晶パネルのアセンブリラインにおける切断工程において、導体パターン62およびこれを含む樹脂フィルム66とともに半導体チップ60は切り出され、半導体装置として個片化される。
上記本実施形態の検査用治具10の作用効果について説明する。
本実施形態の検査用治具10においては、押圧面20が、キャリアテープ50のうち、非デバイス領域NDであってスプロケットホール52が形成されていない領域(共用部CA)に対向する位置(共用部対向領域FCA)に、キャリアテープ50を吸着する吸着孔21の開口部22を有している。かかる構成により、検査用治具10は、キャリアテープ50の非デバイス領域NDを真空吸着してこれを位置決めすることができる。よって、品種固有のエリアであるデバイス領域Dのデザインが異なるキャリアテープ50に対しても、検査用治具10を汎用することができる。
また、開口部22は非デバイス領域NDに対向する非デバイス対向領域FNDに設けられているため、キャリアテープ50の導体パターン62を吸着することはない。したがって、導体パターン62とプローブ70との電気的接触が不良になることはなく、半導体チップ60の電気特性検査は良好に行われる。
また、開口部22はスプロケットホール52の非形成領域に対向して設けられているため、キャリアテープ50を吸着する際に、スプロケットホール52を通じて周辺空気が開口部22に流入することがない。したがって、キャリアテープ50が局所的にまたは全体に吸着不良となることがない。
また、本実施形態では、開口部22が、走行方向に等間隔に並んで形成されている。このため、特性検査の対象となる半導体チップ60の近傍にも吸着孔21が均等に配置され、押圧面20とキャリアテープ50とがバランスして密着する。
また、本実施形態では、開口部22が、走行方向に並ぶスプロケットホール52にそれぞれ対向する位置と同一直線上に設けられている。これにより、開口部22に対向する吸着位置54の位置を、スプロケットホール52および導体パターン62からバランスして離間させることができる。
また、キャリアテープ50のデバイス領域Dは、品種固有のデザインによりその幅寸法が増減し、最大の場合はスプロケットホール52に対してきわめて近接する。しかし、デバイス領域Dは、走行方向に並ぶスプロケットホール52の形成領域の内側まで及ぶものではないことから、吸着位置54をスプロケットホール52と同一直線上としておくことにより、あらゆる幅寸法のデバイス領域Dに対応することができる。
なお、キャリアテープ50を複数種類に換えて特性検査を行う場合、キャリアテープ50としては、走行方向に並ぶスプロケットホール52のピッチと、幅方向に対向するスプロケットホール52同士の間隔が共通であることが好ましい。
また、本実施形態では、開口部22が、走行方向に互いに隣接するスプロケットホール52の中間位置に対向して設けられている。かかる構成により、キャリアテープ50上の吸着位置54を、スプロケットホール52および導体パターン62から走行方向に関してもバランスして離間させることができる。
また、本実施形態では、押圧面20のうち、非デバイス領域NDであってスプロケットホール52が形成されていない領域に対向する位置(共用部対向領域FCA)にのみ、開口部22が設けられている。かかる構成により、キャリアテープ50の品種ごとにデザインが異なるデバイス領域Dには開口部22が存在せず、検査用治具10の汎用化が最大限に図られることとなる。
また、本実施形態では、押圧面20が、半導体チップ60に対向する位置にデバイスホール24を有している。かかる構成とすることにより、キャリアテープ50のうち押圧面20に押圧される上面より半導体チップ60が突出している場合(TCP構造のフェイスアップタイプ:図3(c)を参照)であっても、デバイスホール24によってこれを逃げることができる。これにより、開口部22による吸着位置54の吸着と押圧面20によるキャリアテープ50の押圧が可能になる。
また、デバイスホール24を有する押圧面20によれば、キャリアテープ50のうち、押圧面20と反対面側に半導体チップ60が突出している場合(COF構造、またはTCP構造のフェイスダウンタイプ:図3(a)、(b)を参照)であっても、同様にキャリアテープ50の吸着および押圧が可能である。
したがって、押圧面20にデバイスホール24を有する検査用治具10であれば汎用性を更に高めることができる。
また、本実施形態の半導体チップの検査方法、およびこれを含む半導体装置の製造方法では、非デバイス領域NDであってかつスプロケットホール52が形成されていない領域(共用部CA)を真空吸着してキャリアテープ50を位置決めする吸着工程を含む。これにより、品種固有のエリアであるデバイス領域Dのデザインが異なるキャリアテープ50に対しても共通して位置決めを行うことができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
図5は、検査用治具の第一の変形例を示す平面図である。この検査用治具12は、押圧面20にデバイスホール24が設けられていない点で図1に示す検査用治具10と相違する。
すなわち、かかる検査用治具12は、COF構造のキャリアテープ50や、フェイスダウンタイプのTCP構造のキャリアテープ50に搭載された半導体チップ60を電気特性検査する際に用いられる。
検査用治具12についても、吸着されるキャリアテープ50のデバイス領域Dに対応して、押圧面20には仮想的にデバイス対向領域FDと非デバイス対向領域FNDが区画形成される。そして、非デバイス対向領域FNDのうち、押圧面20の対向位置にスプロケットホール52が設けられていない共用部対向領域FCAに、開口部22が形成されている。
図6は、検査用治具の第二の変形例を示す平面図である。この検査用治具14は、走行方向に並んで設けられている開口部22が、スプロケットホール52にそれぞれ対向する位置とは異なる直線上に配置されている。
具体的には、開口部22が、スプロケットホール52の対向位置よりも幅方向の外側に並んで設けられている。すなわち、検査用治具14において開口部22が並ぶ直線と、キャリアテープ50においてスプロケットホール52が並ぶ直線とは重なっていない。
かかる位置に開口部22を設けたことにより、検査用治具14は、図1に示す検査用治具10に比べ、キャリアテープ50においてスプロケットホール52と吸着位置54との距離をより離間させつつも、キャリアテープ50を走行方向に安定して押圧面20に吸着することができる。
なお、検査用治具10、12、14では、いずれも開口部22を、スプロケットホール52と等ピッチで設けているが、本発明はこれに限られず、走行方向に並ぶ開口部22のピッチとスプロケットホール52のピッチとを相違させてもよい。この場合、吸着位置54とスプロケットホール52とが干渉することのないよう、開口部22(吸着位置54)のピッチを、スプロケットホール52のピッチの整数倍とするとよい。
このほか、検査用治具10、12、14には、押圧面20の幅方向の片側または両側に、キャリアテープ50をガイドするためのリブが走行方向に延在して立設されていてもよい。
このように、検査用治具10、12、14には、押圧面20によるキャリアテープ50の吸着を妨げない限り、押圧面20には凹凸が形成されていてもよい。
さらに本実施形態においては、吸着位置54を、共用部CAの内部のみならず、一部の吸着位置54については、デバイス領域Dの内部に設けてもよい。この場合、検査用治具10、12、14の汎用性は減少するものの、キャリアテープ50がより良好に吸着され、その位置精度を向上することができる。
(a)は本発明の実施形態にかかる検査用治具の一例を示す平面図であり、(b)はそのB−B断面図である。 本実施形態で用いられるキャリアテープの平面図である。 (a)から(c)はキャリアテープと半導体チップとの位置関係を示す模式図である。 本実施形態の検査用治具を含む検査装置の模式図である。 検査用治具の変形例を示す平面図である。 検査用治具の他の変形例を示す平面図である。 従来の検査用治具の斜視図である。
符号の説明
10、12、14 検査用治具
20 押圧面
21 吸着孔
22 開口部
24 デバイスホール
26 基材
50 キャリアテープ
52 スプロケットホール
54 吸着位置
60 半導体チップ
62 導体パターン
64 バンプ電極
66 樹脂フィルム
70 プローブ
72 スプロケット
80 信号処理装置
82 基台
90 吸引装置
92 カバー
94 吸引管
96 昇降装置
100 検査装置
D デバイス領域
FD デバイス対向領域
ND 非デバイス領域
FND 非デバイス対向領域
CA 共用部
FCA 共用部対向領域

Claims (9)

  1. ともに帯状に形成された、半導体チップおよび前記半導体チップと電気的に接続された導体パターンが走行方向に繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられて複数のスプロケットホールが前記走行方向に並んで形成された非デバイス領域と、
    を備えるキャリアテープをプローブに押圧して前記半導体チップの特性検査を行う検査用治具であって、
    前記キャリアテープを押圧する押圧面が、前記非デバイス領域であって前記スプロケットホールが形成されていない領域に対向する位置に、前記キャリアテープを吸着する吸着孔の開口部を有していることを特徴とする検査用治具。
  2. 前記開口部が、前記走行方向に等間隔に並んで形成されている請求項1に記載の検査用治具。
  3. 前記開口部が、前記走行方向に並ぶ前記スプロケットホールにそれぞれ対向する位置と同一直線上に設けられている請求項1または2に記載の検査用治具。
  4. 前記開口部が、前記走行方向に互いに隣接する前記スプロケットホールの中間位置に対向して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の検査用治具。
  5. 前記開口部が、前記押圧面のうち、前記非デバイス領域であって前記スプロケットホールが形成されていない領域に対向する位置にのみ設けられている請求項1から4のいずれかに記載の検査用治具。
  6. 前記押圧面が、前記半導体チップに対向する位置にデバイスホールを有する請求項1から5のいずれかに記載の検査用治具。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の検査用治具と、
    回転歯を前記スプロケットホールに係合させて前記キャリアテープを前記走行方向に移送するスプロケットと、
    前記検査用治具を前記キャリアテープに対して昇降駆動する昇降装置と、
    前記吸着孔を真空吸引して前記キャリアテープを前記開口部に吸着させる吸引装置と、
    前記検査用治具に吸着された前記キャリアテープが押し当てられて、前記半導体チップとの間で検査信号を授受するプローブと、
    を備える半導体チップの検査装置。
  8. ともに帯状に形成された、半導体チップおよび前記半導体チップと電気的に接続された導体パターンが走行方向に繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられて複数のスプロケットホールが前記走行方向に並んで形成された非デバイス領域と、
    を備えるキャリアテープを用いて前記半導体チップを検査する検査方法であって、
    前記非デバイス領域であって、かつ前記スプロケットホールが形成されていない領域を真空吸着して、前記キャリアテープを位置決めする吸着工程と、
    位置決めされた前記キャリアテープをプローブに押圧して、前記半導体チップの特性検査を行う検査工程と、
    を含む半導体チップの検査方法。
  9. ともに帯状に形成された、導体パターンが繰り返し配置されたデバイス領域と、前記デバイス領域の側方に設けられてスプロケットホールが繰り返し配置された非デバイス領域と、を備えるキャリアテープの前記導体パターンにそれぞれ半導体チップを接合する実装工程と、
    前記キャリアテープのうち、前記非デバイス領域であって、かつ前記スプロケットホールが形成されていない領域を真空吸着して、前記キャリアテープを位置決めする吸着工程と、
    位置決めされた前記キャリアテープをプローブに押圧して、前記半導体チップの特性検査を行う検査工程と、
    検査された前記半導体チップおよび該半導体チップに接合された前記導体パターンを前記キャリアテープから切り出す切断工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
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