JP2010004260A - 画像処理装置および省エネ復帰方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置のメインコントローラと、高機能コントローラとの接続を、イーサネットで接続する画像処理装置および省エネ復帰方法を提供する。
【解決手段】MFP1は、エンジン2と、メインコントローラ3、エンジン2、PSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5で構成される。高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。このイーサネットの7pinに省エネ制御信号をアサインする。
【選択図】図1

Description

本発明は、省エネモード中のシステム全体の電力を低減する画像処理装置および省エネ復帰方法に関する。
近年、コピー・スキャナ・プリント機能を搭載するMFP機にプラスして、業務の効率化、課題解決等を目的とするソリューション提供が求められている。
現状は、MFPに、コスト・性能高の高機能コントローラを標準装備して実現している。
今後は、多様化するソリューション要求に対応するため、多機種に接続できる高機能コントローラをオプションとして提供する方向に進みつつある。そのため、容易な拡張性を考慮し、電気的接続にイーサネット(登録商標)を採用するケースが多い。
イーサネットで接続した場合、MFP上のコントローラ、および、増設する高機能コントローラは、省エネモード中も復帰コマンドを解釈するため、CPU動作可能な状態を保持している。これが、省エネモード中に電力の高い状態となってしまっている。
そこで、後から容易に拡張可能な構成を維持しつつ、省エネモード中のシステム全体の電力を低減することが必要とされる。
上記背景に関連する技術を次に開示する。
特許文献1は、ネットワーク上の解釈専用のPDLアクセラレータ(親)052が、PC501から受信する印刷データ(PDLデータ)を解釈してページ毎の印刷コマンド(ディスプレイリスト)に変換し、該変換したページ毎の印刷コマンドを複数の描画専用のPDLアクセラレータ(子)503〜505へ配分し、PDLアクセラレータ(子)503〜505が、PDLアクセラレータ(親)502から受信したページ毎の印刷コマンドをラスタイメージに展開してMFP506〜508に転送する構成を特徴とする。
また、関連する従来技術について、図8および図9を用いて説明する。
まず、図8を用いて、高機能コントローラを搭載したMFP構成と省エネ制御(復帰シーケンス)に関して説明する。
図8に示す、MFP1は、エンジン2、メインコントローラ3、操作パネル18、高機能コントローラ12、および、PSU11、PSU16で構成される。エンジン2は、原稿画像の読取、および、転写紙への画像形成を行う。省エネモード時、電源OFFされるのが、このエンジン2である。メインコントローラ3は、高機能コントローラ12からの指示に従って、省エネ制御、機器動作を行う。エンジン2、および、メインコントローラ3は、PSU11から電力供給を受ける。高機能コントローラ12は、ネットワークとのデータ入出力、操作パネル18の制御を行う。
高機能コントローラ1は、高性能なハードウェアのため、専用のPSU16を持つのが通常である。メインコントローラ3と高機能コントローラ12のインタフェースとして、高速で配廻しが容易な汎用性の高いイーサネットが、近年、採用されるケースが多い。省エネモード時、メインコントローラ3、および、高機能コントローラ12は、各コントローラ間での通信確保のため、CPU動作可能な状態でいる(図のグレー部のみが電源OFF状態)。そのため、省エネモード時においても、非常に消費電力が高い状態となってしまっている。
上記構成におけるユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、まず、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS801)。ここで、操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS801/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS801/YES)、(1)操作パネル:高機能コントローラにユーザー操作の信号を送信(ステップS802)、(2)高機能コントローラ:操作パネルの信号を認識し、省エネモードからの復帰が必要であれば、メインコントローラ3に省エネ復帰コマンドを送信する(ステップS803)。(3)メインコントローラ3は、高機能コントローラから送信されてきたコマンドを解釈後、復帰シーケンスを開始する。ここで、エンジン2の電源をOFF⇒ONとする(ステップS804)。(4)省エネモードから復帰した後、メインコントローラ3は、高機能コントローラ12へ省エネ復帰が完了し、各動作が可能なことをコマンド通知する(ステップS805)。
高機能コントローラにより、MFPの一部の機能を実現する技術では、特許文献2のようなものがある。これは、図9の構成に近い構成を取る。
図9に示す、MFP1は、エンジン2、メインコントローラ3から構成される。エンジン2は、原稿画像の読取、画像データの転写紙への形成を行う。メインコントローラ3は、機器管理、省エネ制御、インタフェース制御を行う。
高機能コントローラは、PC21として、MFP1とネットワークを介して接続される。高機能コントローラは、ここでは、印刷データをイメージデータに展開処理し、MFP1へ送信するPDL処理の機能を担っている。
特開2005−303978号公報 特開2006−131424号公報
上述したように近年、高機能コントローラへの要求機能に変化が生じおり、以前は、高画質処理を目的としたプリントサーバーを、高機能コントローラとして拡張する構成であったため、カラーの特定の機種のラインナップに対して、サポートすれば問題なかったが、様々なソリューションを各機種で要求されてきており、高機能コントローラを、特定の機種限定で搭載できるシステム構成ではなく、後から容易に拡張できる高機能コントローラが求められている。
そこで、画像処理装置のメインコントローラと、高機能コントローラとの接続を、イーサネットで接続することを前提にしているので、後から容易に拡張可能とする構成が必要とされる。また、各コントローラ、または、どちらかのコントローラで、CPU電源OFFするような構成をとることが望ましい。
また、上述の特許文献1では、メインCPUを持つコントローラ部と、サブCPUを持つインタフェース部とで構成されるMFPコントローラの省エネ制御に関する技術であるが、これは、メインコントローラのブロックに、メインCPUとサブCPUを有する構成であり、高機能コントローラとの接続を、イーサネットで接続することを前提とするものではない。
また、特許文献2では、上述したように、高機能コントローラは、PCとして、MFPとネットワークを介して接続され、高機能コントローラは、印刷データをイメージデータに展開処理し、MFPへ送信するPDL処理の機能を担っているが、MFPとPCの省エネ制御に関しては、システム構成で省エネ実現する場合、各装置間でコマンド通信しながら、省エネモードへ移行するしかなく、やはり、各コントローラがコマンド解釈可能な状態までしか低電力化できない課題がある。
そこで、本発明は、画像処理装置のメインコントローラと、高機能コントローラとの接続を、イーサネットで接続することを前提とする画像処理装置および省エネ復帰方法の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、機器システム制御と、省エネ制御とを行うメインコントローラ、および、前記メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラを備える高機能コントローラボックスを物理的に固定可能とし、画像処理装置のメインコントローラと、前記高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサーネットにて電気的に接続可能とし、前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知信号を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする画像処理装置であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知を高機能コントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、メインコントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、高機能コントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号から高機能コントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、メインコントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、高機能コントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像処理装置において、前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、メインコントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像処理装置において、前記画像処理装置から、前記高機能コントローラボックスの電源供給を受け、高機能コントローラへの電源系統を前記メインコントローラがON/OFF制御可能な構成とすることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、機器システム制御、省エネ制御を行うメインコントローラ、および、前記メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラを有する高機能コントローラボックスを物理的に固定可能とし、画像処理装置のメインコントローラと、前記高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサーネットにて電気的に接続可能とする画像処理装置の省エネ復帰方法であって、前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知信号を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行う省エネ復帰方法であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の省エネ復帰方法であって、前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知を高機能コントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、メインコントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の省エネ復帰方法であって、前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
高機能コントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の省エネ復帰方法であって、前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号から高機能コントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の省エネ復帰方法であって、前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、メインコントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、高機能コントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の省エネ復帰方法であって、前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
メインコントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の省エネ復帰方法であって、前記画像処理装置から、前記高機能コントローラボックスの電源供給を受け、高機能コントローラへの電源系統を前記メインコントローラがON/OFF制御可能な構成とすることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置のメインコントローラと、高機能コントローラとの接続を、イーサネットで接続することを前提にしているので、後から容易に拡張可能な画像処理装置および省エネ復帰方法を提供できる。
(本発明にかかる目的、本発明にかかる課題)
近年、コピー・スキャナ・プリント機能を搭載するMFP機にプラスして、業務の効率化、課題解決等を目的とするソリューション提供が求められている。現状は、MFPに、コスト・性能高の高機能コントローラを標準装備して実現しているが、今後は、多様化するソリューション要求に対応するため、多機種に接続できる高機能コントローラをオプションとして提供する方向に進みつつある。
そのため、容易な拡張性を考慮し、電気的接続にイーサネットを採用するケースが多い。イーサネットで接続した場合、MFP上のコントローラ、および、増設する高機能コントローラは、省エネモード中も復帰コマンドを解釈するため、CPU動作可能な状態を保持している。これが、省エネモード中に電力の高い状態となってしまっている。そこで、後から容易に拡張可能な構成を維持しつつ、省エネモード中のシステム全体の電力を低減することが必要とされる。
上記の目的を達成、上記課題を解決する本発明を好適もしくは最良に実施する実施の形態について次に説明していく。以下の実施の形態は、それぞれ、本発明の一実施形態であって、これに限定されることはない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる画像処理装置について図1を用いて説明する。
図1は、本発明の画像処理装置における第1の実施の形態を示す図である。
MFP1は、原稿の画像読取、転写紙への画像形成を行うエンジンン2と、MFP1の機器管理、制御、画像データの入出力制御を行うメインコントローラ3、エンジン2、メインコントローラ3に電源を供給するPSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5で構成される。
高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。ソリューションとしては、例えば、画像フォーマット変換する画像アクセラレータ機能、セキュリティ強化のための個人認証、アクセシビリティとしての大型操作パネル表示、音声ナビ等がある。
MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。このイーサネットの7pinに省エネ制御信号をアサインする。
省エネモード時は、グレーで図示ししたエンジン2、CPU4の電力をOFFすることができ、従来技術よりCPU4の電力をOFFする分、低電力化が狙える。
省エネモードからの復帰は、以下の通りである。(コピー動作を例とする)
ユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS101)。操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS101/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS101/YES)、(1)操作パネル18は、高機能コントローラ12へ、ユーザー操作があったことを通知する(ステップS102)。(2)操作パネル18からの信号を受けて、高機能コントローラ12は、イーサネットの7pinにアサインされた信号をHigh⇒Lowへ変化させ、メインコントローラ3へ省エネ復帰指示する(ステップS103)。(3)メインコントローラ3は、信号の変化を受けて、制御IC5〜、エンジン2、および、CPU4に供給する電源をONする(ステップS104)。(4)メインコントローラ3は、各電源をONし、レディ状態となった場合は、その旨を、イーサネット経由でコマンド通知する。高機能コントローラ:操作パネルの信号を認識し、省エネモードからの復帰が必要であれば、メインコントローラ3に省エネ復帰コマンドを送信する(ステップS105)。
従来では、高機能コントローラをオプションとして市場拡張するMFPのような画像処理装置において、高機能コントローラとMFPのメインコントローラとのインタフェースとして、イーサネットを採用しているケースが多々あり、各コントローラ間のコマンドを解釈可能な状態を省エネモードとしていたため、近年のCPU電源をOFFするシステムや、低消費電力で動作可能なサブCPUにて省エネ制御を実現するシステムに対して、非常に高い省エネモード時の電力となってしまっていた。しかしながら、本実施形態にかかる画像処理装置によれば、省エネモード時の低電力化を実現する。
また、メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラと、高機能コントローラに電源を供給する電源供給手段とで構成される高機能コントローラボックスをオプションとし、市場にて、画像処理装置に高機能コントローラボックスを物理的に固定することができる。
また、画像処理装置のメインコントローラと高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサネットにて電気的に接続する画像処理装置で、高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知信号を、イーサネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とするので、省エネモード時の低電力化を実現することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態にかかる画像処理装置について図2を用いて説明する。
図2は、本発明の画像処理装置における第2の実施の形態を示す図である。
MFP1は、原稿の画像読取、転写紙への画像形成を行うエンジンン2と、MFP1の機器管理、制御、画像データの入出力制御を行うメインコントローラ3、エンジン2、メインコントローラ3に電源を供給するPSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5、EtherPHY10で構成される。
高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。ソリューションとしては、例えば、画像フォーマット変換する画像アクセラレータ機能、セキュリティ強化のための個人認証、アクセシビリティとしての大型操作パネル表示、音声ナビ等がある。
MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。EtherPHY10および24は、通常、リンクパルスを送受信し、リンク状態を出力することができる。
省エネモード時は、グレーで図示視したエンジン2、CPU4の電力をOFFすることができ、従来技術よりCPU4の電力をOFFする分、低電力化が狙える。
省エネモードからの復帰は、以下の通りである。(コピー動作を例とする)
ユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS201)。操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS201/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS201/YES)、(1)操作パネル18は、高機能コントローラ12へ、ユーザー操作があったことを通知する(ステップS202)。(2)操作パネル18からの信号を受けて、高機能コントローラ12は、EtherPHY24のリセットを解除する。EtherPHY24は、リセット中、リンクパルスを出力しない。逆に、リセット解除された状態であれば、リンクパルスを自動送信する(ステップS203)。(3)高機能コントローラ12からリンクパルスが送信される(ステップS204)。(4)メインコントローラ3のEtherPHY10は、リンクパルスを受信、リンク状態であると認識し、制御IC5へリンクが確立していることを通知する(ステップS205)。(5)制御IC5は、EtherPHY10からの信号を受け、エンジン2、CPU4の電源をONする(ステップS206)。(6)メインコントローラ3は、各電源をONし、レディ状態となった場合は、その旨を、イーサネット経由でコマンド通知する(ステップS207)。
第1の実施形態のように、専用の省エネ制御信号を設けたMFPメインコントローラのイーサネットに、専用の高機能コントローラが接続される場合はよいが、専用の高機能コントローラボックスを増設せず、LANに接続する場合もある。この場合、イーサネットの規格外のインタフェースで接続することになり、互換性の課題がある。しかしながら、本実施形態にかかる画像処理装置によれば、イーサネット規格上、問題ない仕様とすることを実現する。
また、本実施形態にかかる画像処理装置は、メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラと、高機能コントローラに電源を供給する電源供給手段とで構成される高機能コントローラボックスをオプションとし、市場にて、画像処理装置に高機能コントローラボックスを物理的に固定することができる。
また、本実施形態にかかる画像処理装置は、画像処理装置のメインコントローラと高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサネットにて電気的に接続する構成であり、高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知を、高機能コントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで実現し、かつ、リンクパルスの有無情報から、メインコントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とするので、イーサネット規格上、問題ない仕様で実現できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態にかかる画像処理装置について図3を用いて説明する。
図3は、本発明の画像処理装置における第3の実施の形態を示す図である。
高機能コントローラ12が、LANと接続されている場合、高機能コントローラ12上には、メインコントローラ3と接続されるEtherPHy24と、LANと接続されるEtherPHY25が存在する。
LANに接続されるEtherPHY25は、省エネモード中も、LAN経由の復帰が必要であり、リンクしている必要が有る。メインコントローラ3と接続されるEtherPHY24は、リンクパルの無⇒有で、省エネ復帰を実現するため、省エネモード中、リンクパルスをOFFする必要がある。
そこで、各EtherPHYに、IDを割り振り、省エネモード移行前に、IDと接続デバイスを確認、接続デバイスに合わせて、リセットアサートする。
高機能コントローラがLANと接続されている場合、ホストコンピュータが接続されるLANのイーサネットポートと、MFPメインコントローラに接続されるイーサネットポートが存在する。LAN側は、画像データの受信が必要なため、リンクしている必要が有る。一方、省エネモード中、MFPメインコントローラへはリンクパルスをOFFする制御をしなければならない。本実施形態の画像処理装置の態様では、高機能コントローラは、確実に、MFPメインコントローラのリンクのみOFFさせることができる。
このように、本実施形態の画像処理装置は、高機能コントローラとメインコントローラが接続されているイーサネットポートを、高機能コントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とするので、高機能コントローラは、確実に、MFPメインコントローラのリンクのみOFFすることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態にかかる画像処理装置について図4を用いて説明する。
図4は、本発明の画像処理装置における第4の実施の形態を示す図である。
MFP1は、原稿の画像読取、転写紙への画像形成を行うエンジンン2と、MFP1の機器管理、制御、画像データの入出力制御を行うメインコントローラ3、エンジン2、メインコントローラ3に電源を供給するPSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5、ホストインタフェースで構成される。
高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。ソリューションとしては、例えば、画像フォーマット変換する画像アクセラレータ機能、セキュリティ強化のための個人認証、アクセシビリティとしての大型操作パネル表示、音声ナビ等がある。
MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。このイーサネットの7pinに省エネ制御信号をアサインする。
省エネモード時は、グレーで図示視したエンジン2、CPU4、CPU13の電力をOFFすることができ、従来技術よりCPU4、CPU13の電力をOFFする分、低電力化が狙える。
ユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS401)。操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS401/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS401/YES)、(1)操作パネル18は、メインコントローラ3へ、ユーザー操作があったことを通知する(ステップS402)。(2)操作パネル18からの信号を受けて、メインコントローラ12は、イーサネットの7pinにアサインされた信号をHigh⇒Lowへ変化させ、高機能コントローラ3へ省エネ復帰指示する。合わせて、エンジン2、CPU4に供給する電源をONする(ステップS403)。(3)高機能コントローラ12は、信号の変化を受けて、CPU13に供給する電源をONする。レディ状態となった場合は、その旨を、イーサネット経由でコマンド通知する(ステップS404)。
従来では、高機能コントローラをオプションとして市場拡張するMFPのような画像処理装置において、高機能コントローラとMFPのメインコントローラとのインタフェースとして、イーサネットを採用しているケースが多々有る。この構成では、各コントローラ間のコマンドを解釈可能な状態を省エネモードとしていたため、近年のCPU電源をOFFするシステムや、低消費電力で動作可能なサブCPUにて省エネ制御を実現するシステムに対して、非常に高い省エネモード時の電力となってしまっている。
また、高機能コントローラを、市場に拡張するニーズが高まる中、イーサネット1本で電気的接続を可能とするオプション設置性を落としたくない。さらに、近年の高機能コントローラに求める機能が変化し、ホストインタフェースに、MFP側のメインコントローラが接続され、高機能コントローラ含めた機器の省エネ制御を、メインコントローラが制御する必要が生じている。しかしながら、本実施形態の画像処理装置の態様をとれば、イーサネット1本で、電気的接続を確保しながら、省エネモード時の低電力化を、メインコントローラ制御下でも実現する。
このように、本実施形態の画像処理装置は、メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラと、高機能コントローラに電源を供給する電源供給手段とで構成される高機能コントローラボックスをオプションとし、市場にて、画像処理装置に高機能コントローラボックスを物理的に固定することができる。
また、本実施形態の画像処理装置は、画像処理装置のメインコントローラと高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサネットにて電気的に接続する画像処理装置で、メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、イーサネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とするので、イーサネット1本で、電気的接続を確保しながら、省エネモード時の低電力化を、メインコントローラ制御下でも実現することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態にかかる画像処理装置について図5を用いて説明する。
図5は、本発明の画像処理装置における第5の実施の形態を示す図である。
MFP1は、原稿の画像読取、転写紙への画像形成を行うエンジンン2と、MFP1の機器管理、制御、画像データの入出力制御を行うメインコントローラ3、エンジン2、メインコントローラ3に電源を供給するPSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5、EtherPHY10、ホストインタフェースで構成される。
高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。ソリューションとしては、例えば、画像フォーマット変換する画像アクセラレータ機能、セキュリティ強化のための個人認証、アクセシビリティとしての大型操作パネル表示、音声ナビ等がある。
MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。EtherPHY10および24は、通常、リンクパルスを送受信し、リンク状態を出力することができる。
省エネモード時は、グレーで図示視したエンジン2、CPU4、CPU13の電力をOFFすることができ、従来技術よりCPU4、CPU13の電力をOFFする分、低電力化が狙える。
ユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS501)。操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS501/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS501/YES)、(1)操作パネル18は、メインコントローラ3へ、ユーザー操作があったことを通知する(ステップS502)。(2)操作パネル18からの信号を受けて、メインコントローラ3は、EtherPHY10のリセットを解除する。EtherPHY10は、リセット中、リンクパルスを出力しない。逆に、リセット解除された状態であれば、リンクパルスを自動送信する。また、復帰動作として、CPU4、および、エンジン2の電源をONする。(ステップS503)。(3)メインコントローラ3からリンクパルスが送信される(ステップS504)。(4)高機能コントローラ12のEtherPHY24は、リンクパルスを受信、リンク状態であると認識し、I/OコントローラのS.B.15へリンクが確立していることを通知する(ステップS505)。(5)S.B.15は、EtherPHY24からの信号を受け、CPU13の電源をONする。(ステップS506)。(6)高機能コントローラ12は、レディ状態となった場合は、その旨を、イーサネット経由でコマンド通知する(ステップS507)。
実施形態4のように、専用の省エネ制御信号を設けたMFPメインコントローラのイーサネットに、専用の高機能コントローラが接続される場合はよいが、専用の高機能コントローラボックスを増設せず、LANに接続する場合もある。この場合、イーサネットの規格外のインタフェースで接続することになり、互換性の課題があるが、本実施形態の画像処理装置の態様では、イーサネット規格上、問題ない仕様とすることを実現する。
本実施形態の画像処理装置は、メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラと、高機能コントローラに電源を供給する電源供給手段とで構成される高機能コントローラボックスをオプションとし、市場にて、画像処理装置に高機能コントローラボックスを物理的に固定することができる。
また、本実施形態の画像処理装置は、画像処理装置のメインコントローラと高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサネットにて電気的に接続する画像処理装置で、メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、メインコントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで実現し、かつ、リンクパルスの有無情報から、高機能コントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とするので、イーサネット規格上、問題ない仕様で実現できる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態にかかる画像処理装置について図6を用いて説明する。
図6は、本発明の画像処理装置における第6の実施の形態を示す図である。
メインコントローラ3が、LANと接続されている場合、メインコントローラ3上には、高機能コントローラ12と接続されるEtherPHy10と、LANと接続されるEtherPHY24が存在する。
LANに接続されるEtherPHY24は、省エネモード中も、LAN経由の復帰が必要であり、リンクしている必要が有る。高機能コントローラ12と接続されるEtherPHY10は、リンクパルの無⇒有で、省エネ復帰を実現するため、省エネモード中、リンクパルスをOFFする必要が有る。
そこで、各EtherPHYに、IDを割り振り、省エネモード移行前に、IDと接続デバイスを確認、接続デバイスに合わせて、リセットアサートする。
MFPのメインコントローラがLANと接続されている場合、ホストコンピュータが接続されるLANのイーサネットポートと、高機能コントローラに接続されるイーサネットポートが存在する。LAN側は、画像データの受信が必要なため、リンクしている必要がある。一方、省エネモード中、高機能コントローラへはリンクパルスをOFFする制御をしなければならないが、本実施形態の画像処理装置の態様では、MFPメインコントローラは、確実に、高機能コントローラのリンクのみOFFさせることができる。
このように、本実施形態の画像処理装置は、高機能コントローラとメインコントローラが接続されているイーサネットポートを、メインコントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とするので、MFPメインコントローラは、確実に、高機能コントローラのリンクのみOFFすることができる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態にかかる画像処理装置について図7を用いて説明する。
図7は、本発明の画像処理装置における第7の実施の形態を示す図である。
MFP1は、原稿の画像読取、転写紙への画像形成を行うエンジンン2と、MFP1の機器管理、制御、画像データの入出力制御を行うメインコントローラ3、エンジン2、メインコントローラ3に電源を供給するPSU11から構成される。メインコントローラ3は、CPU4、制御IC5、EtherPHY10、ホストインタフェース(EtherPHY24)で構成される。
高機能コントローラボックス20は、高機能コントローラ12、および、PSU16で構成される。ソリューションとしては、例えば、画像フォーマット変換する画像アクセラレータ機能、セキュリティ強化のための個人認証、アクセシビリティとしての大型操作パネル表示、音声ナビ等がある。
MFP1のメインコントローラ3と高機能コントローラボックスの高機能コントローラ12との接続は、イーサネットで接続する。
高機能コントローラボックス20の電源を接続するアウトレット(CN)をMFP1に設け、ここに、高機能コントローラボックス20の電源コードを接続する。アウトレットと主電源系の間に、メインコントローラ3で制御できるSW1を設ける。SW2は、高機能コントローラボックス20を含めたMFP1の入力段のメインSW(SW2)である。
省エネモード時は、グレーで図示視したエンジン2、CPU4、高機能コントローラ12およびPSU16の電力をOFFすることができ、従来技術よりCPU4、高機能コントローラボックス20の電力をOFFする分、低電力化が狙える。
省エネモードからの復帰は、以下の通りである。(コピー動作を例とする)
ユーザーのコピー操作のための復帰シーケンスは、操作パネルへのユーザー操作有無の検知を行う(ステップS701)。操作パネルへのユーザー操作の検知がない場合(ステップS701/NO)、次の処理に進まず、操作パネルへのユーザー操作を検知した場合(ステップS701/YES)、(1)操作パネル18は、メインコントローラ3へ、ユーザー操作があったことを通知する(ステップS702)。(2)操作パネル18からの信号を受けて、メインコントローラ3は、SW1をONする。また、エンジン2、CPU4の電源もONする(ステップS703)。(3)高機能コントローラ12は、電源がONされ、起動開始する。(ステップS704)。(4)メインコントローラ3および高機能コントローラ12間でイニシャライズ通信を行い、省エネ復帰が完了する(ステップS705)。
本実施形態の態様では、画像処理装置から、高機能コントローラボックスの電源供給を受け、高機能コントローラへの電源系統をメインコントローラがON/OFF制御可能な構成とするので、省エネモード中の高機能コントローラPSUの低電力化を実現できる。
本発明の画像処理装置における第1の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第2の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第3の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第4の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第5の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第6の実施の形態を示す図である。 本発明の画像処理装置における第7の実施の形態を示す図である。 従来技術を説明するための第1の図である。 従来技術を説明するための第2の図である。
符号の説明
1 MFP
2 エンジン
3 メインコントローラ
4、13 CPU
5 制御IC
10、24、25 EtherPHY
11、16 PSU
12 高機能コントローラ
14 N.B.
15 S.B
18 操作パネル
20 高機能コントローラボックス
21 PC

Claims (14)

  1. 機器システム制御と、省エネ制御とを行うメインコントローラ、および、前記メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラを備える高機能コントローラボックスを物理的に固定可能とし、
    画像処理装置のメインコントローラと、前記高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサーネットにて電気的に接続可能とし、
    前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知信号を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知を高機能コントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、メインコントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
    高機能コントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号から高機能コントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、メインコントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、高機能コントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
    メインコントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置から、前記高機能コントローラボックスの電源供給を受け、高機能コントローラへの電源系統を前記メインコントローラがON/OFF制御可能な構成とすることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 機器システム制御、省エネ制御を行うメインコントローラ、および、前記メインコントローラで実現できないソリューション機能を実現する高機能コントローラを有する高機能コントローラボックスを物理的に固定可能とし、
    画像処理装置のメインコントローラと、前記高機能コントローラボックスの高機能コントローラとをイーサーネットにて電気的に接続可能な画像処理装置の省エネ復帰方法であって、
    前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知信号を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号からメインコントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする省エネ復帰方法。
  9. 前記高機能コントローラからメインコントローラへの省エネ状態の通知を高機能コントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、メインコントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項8に記載の省エネ復帰方法。
  10. 前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
    高機能コントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする請求項9に記載の省エネ復帰方法。
  11. 前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、イーサーネットの空きピンに設け、かつ、省エネ通知信号から高機能コントローラの省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項10に記載の省エネ復帰方法。
  12. 前記メインコントローラから高機能コントローラへの省エネ状態の通知を、メインコントローラから出力されるリンクパルスのON/OFFで行い、かつ、前記リンクパルスの有無情報から、高機能コントローラが省エネ復帰を行うことを特徴とする請求項11に記載の省エネ復帰方法。
  13. 前記高機能コントローラと前記メインコントローラが接続されているイーサーネットポートを、
    メインコントローラが特定し、かつ、省エネモードへの移行、復帰時、特定されたポートに対して、リンクパルスの出力をON/OFF制御することを特徴とする請求項12に記載の省エネ復帰方法。
  14. 前記画像処理装置から、前記高機能コントローラボックスの電源供給を受け、高機能コントローラへの電源系統を前記メインコントローラがON/OFF制御可能な構成とすることを特徴とする請求項13に記載の省エネ復帰方法。
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