JP2010001426A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェットグリップ性能及び走行初期からのドライグリップ性能を向上し、そのドライグリップ性能を長く維持することを可能にするゴム組成物を提供する。
【解決手段】少なくとも1種類のスチレンブタジエンゴムを含むスチレンブタジエンゴム100重量部に対し、シリカを80〜150重量部、カーボンブラックを10〜70重量部配合すると共に、前記シリカとカーボンブラックとの合計量を100〜170重量部、特定のチウラム系加硫促進剤を0.1重量部以上、1.0重量部未満配合したゴム組成物であり、前記スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgが−19℃〜−5℃であり、その平均ガラス転移温度Tgとシリカ配合量Fs[重量部]及びカーボンブラック配合量Fc[重量部]との関係が、−12≦Tg×(Fs/(Fs+Fc))≦−8 という関係を満たすことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤトレッド用ゴム組成物に関し、更に詳しくは、ウェットグリップ性能及び走行初期からのドライグリップ性能を向上すると共に、そのドライグリップ性能を長く維持することを可能にするタイヤトレッド用ゴム組成物に関する。
特に競技用タイヤのトレッドを構成するゴム組成物は、高速走行時におけるウェットグリップ性能とドライグリップ性能との両立を高いレベルで達成することが要求されている。従来、ウェットグリップ性能については、タイヤトレッド用ゴム組成物にシリカを多量に配合することにより向上させることが知られている。しかし、シリカを多量に配合したゴム組成物は、ウェットグリップ性能の向上には寄与するが、発熱性が低いため競技用タイヤのドライグリップ性能が十分に得られないという問題があった。カーボンブラック等の充填剤を多量に配合することで発熱性を上げ、ドライグリップ性能を上げることはできるが、高速走行が長時間になるとゴムの剛性低下により、ドライグリップ性能が徐々に低下していくという問題がある。
この対策として、ガラス転移温度が高いスチレンブタジエンゴムを配合することにより発熱性を大きくしドライグリップ性能を向上することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ガラス転移温度が高いスチレンブタジエンゴムを配合すると、発熱性が大きくなるが、十分発熱するまではゴムの剛性が高いため走行初期のドライグリップ性能が十分に得られないという問題があった。
したがって、高いウェットグリップ性能及び走行初期からの高いドライグリップ性能と共に、その高いレベルのドライグリップ性能を長く維持することを可能にすることが課題になっている。
特開2007−270040号公報
本発明の目的は、ウェットグリップ性能及び走行初期からのドライグリップ性能を向上すると共に、そのドライグリップ性能を長く維持することを可能にするタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、少なくとも1種類のスチレンブタジエンゴムを含むスチレンブタジエンゴム100重量部に対し、シリカを80〜150重量部、カーボンブラックを10〜70重量部配合すると共に、前記シリカとカーボンブラックとの合計量を100〜170重量部、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィドから選ばれるチウラム系加硫促進剤を0.1重量部以上、1.0重量部未満配合したゴム組成物であり、前記スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgが−19℃〜−5℃であり、その平均ガラス転移温度Tgとシリカ配合量Fs及びカーボンブラック配合量Fcとが下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする。
−12 ≦ Tg×(Fs/(Fs+Fc)) ≦ −8 (1)
(式中、Tgはスチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度[℃]、Fsはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するシリカ配合量[重量部]、Fcはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するカーボンブラック配合量[重量部]である。)
前記チウラム系加硫促進剤は、テトラベンジルチウラムジスルフィドであるとよい。このタイヤトレッド用ゴム組成物は、競技用タイヤに使用するのがよい。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、平均ガラス転移温度Tgが−19℃〜−5℃のスチレンブタジエンゴム100重量部に対し、シリカが80〜150重量部、カーボンブラックが10〜70重量部であると共に、前記シリカとカーボンブラックとの合計量を100〜170重量部、特定のチウラム系加硫促進剤0.1重量部以上1.0重量部未満を配合したことにより、ウェットグリップ性能とドライグリップ性能との両立を高いレベルで達成することができる。特に、スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgとシリカ及びカーボンブラックの合計量に対するシリカ配合量の比との積を−8以下とすることにより、ウェットグリップ性能及び走行初期からのドライグリップ性能を向上することができるようにする。また、上述した積の値を−12以上とすることにより、上述したドライグリップ性能を長く持続することができる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物において、ゴム成分は少なくとも1種類のスチレンブタジエンゴムを含むスチレンブタジエンゴムであり、スチレンブタジエンゴムを単独で配合しても複数のスチレンブタジエンゴムのブレンドを配合してもよい。また、スチレンブタジエンゴムは、溶液重合スチレンブタジエンゴム、乳化重合スチレンブタジエンゴムのいずれでもよい。
本発明で使用する少なくとも1種類のスチレンブタジエンゴムを含むスチレンブタジエンゴムは、平均ガラス転移温度Tgが−19℃〜−5℃、好ましくは−14℃〜−10℃である。スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgが−19℃より低いと、発熱が低くなり、高いグリップ性能が得られない。また、スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgが−5℃を超えると、ゴムが発熱するまでに時間がかかり走行初期のドライグリップ性能を高くすることができない。
ここで、平均ガラス転移温度Tgは、単独のスチレンブタジエンゴムを配合するときは、そのガラス転移温度とし、複数のスチレンブタジエンゴムのブレンドを配合するときは、各スチレンブタジエンゴムのガラス転移温度と、それぞれの配合比率の積の和とする。すなわち、n種類のスチレンブタジエンゴムを配合するとき、i番目のスチレンブタジエンゴムのガラス転移温度をTi[℃](i=1〜nの整数)とし、i番目のスチレンブタジエンゴムの配合量[重量部]をWi(i=1〜nの整数、ただしΣWi=100[重量部])とすると、平均ガラス転移温度Tg[℃]は、下記式(2)により求める。
Tg=Σ(Ti×Wi/100) (2)
また、スチレンブタジエンゴムのガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)により10℃/分の昇温速度条件によりサーモグラムを測定し、転移域の中点の温度とする。なお、スチレンブタジエンゴムが油展品である場合には、オイルを除いた原料ゴムのガラス転移温度とする。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、シリカを配合することによりウェットグリップ性能を向上させる。シリカの配合量は、スチレンブタジエンゴム100重量部に対し80〜150重量部、好ましくは90〜120重量部である。シリカ配合量が80重量部未満であるとウェットグリップ性能が低下する。また、シリカ配合量が150重量部を超えると、ゴムの発熱が低下しドライグリップ性能が低下する。
本発明で使用するシリカとしては、通常トレッド用ゴム組成物に配合されるシリカ、例えば湿式法シリカ、乾式法シリカあるいは表面処理シリカなどを使用することができる。また、スチレンブタジエンゴムのシリカによる補強性を得るためにシランカップリング剤を共に配合することが好ましい。
また、タイヤトレッド用ゴム組成物は、カーボンブラックを配合することによりゴム剛性を大きくすると共に発熱性を高くしドライグリップ性能を高くする。カーボンブラックの配合量は、スチレンブタジエンゴム100重量部に対し10〜70重量部、好ましくは30〜50重量部である。カーボンブラック配合量が10重量部未満であるとゴム剛性及びドライグリップ性能が不足する。また、カーボンブラック配合量が70重量部を超えると、発熱によるゴムの剛性低下が起きやすくなり、ドライグリップ性能の持続性が低くなる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、シリカとカーボンブラックの合計量を、スチレンブタジエンゴム100重量部に対し100〜170重量部、好ましくは120〜150重量部にする。シリカとカーボンブラックの合計量が100重量部未満であると発熱性が低く、ドライグリップ性能、ウェットグリップ性能が共に低くなる。また、シリカとカーボンブラックの合計量が170重量部を超えると、発熱によるゴムの剛性低下が起こり、ドライグリップ性能の持続性が低くなる。
本発明では、スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tg[℃]とシリカ配合量Fs及びカーボンブラック配合量Fcとの関係が下記式(1)を満たす。
−12 ≦ Tg×(Fs/(Fs+Fc)) ≦ −8 (1)
(式中、Fsはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するシリカ配合量[重量部]、Fcはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するカーボンブラック配合量[重量部]である。)
スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgとシリカ及びカーボンブラックの合計量(Fs+Fc)に対するシリカ配合量(Fs)の比(Fs/(Fs+Fc))との積(Tg×Fs/(Fs+Fc))が−12より小さいと、発熱によるゴムの剛性低下が起きやすくなり、ドライグリップ性能を長く持続することができない。また、ウェットグリップ性能とドライグリップ性能とのバランスが悪くなる。すなわち、シリカ配合比が大きく、平均ガラス転移温度Tgが低いとウェットグリップ性能とドライグリップ性能とを両立することができない。
また、上述した積(Tg×Fs/(Fs+Fc))が−8より大きいと、ウェットグリップ性能が低下すると共に、走行初期からのドライグリップ性能を向上することができない。すなわち、シリカ配合比が小さく、平均ガラス転移温度Tgが高いとドライ走行時にゴムが発熱するまでに時間がかかり走行初期のドライグリップ性能が低くなる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、チウラム系加硫促進剤を配合することにより、ドライ走行時の発熱によるゴムの剛性低下を抑制しドライグリップ性能の持続性を長くする。チウラム系加硫促進剤の配合量は、スチレンブタジエンゴム100重量部に対し0.1重量部以上、1.0重量部未満、好ましくは0.3〜0.8重量部である。チウラム系加硫促進剤の配合量が0.1重量部未満であると発熱によるゴムの剛性低下を抑制しドライグリップ性能を長く持続することができない。また、チウラム系加硫促進剤の配合量が1.0重量部以上であると、ウェットグリップ性能及びドライグリップ性能が低下する。また、押出し加工時にゴム焼けが起こりやすくなる。
本発明で使用するチウラム系加硫促進剤は、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィドから選ばれる少なくとも1種である。なかでもテトラベンジルチウラムジスルフィドが好ましく、優れたドライグリップ性能を長く持続することができ、高いウェットグリップ性能との両立を図ることができる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には、シリカ、カーボンブラック以外の無機充填剤を配合してもよい。無機充填剤としては、例えば、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、マイカ、タルク等を例示することができる。また、ゴム組成物には、加硫剤、チウラム系加硫促進剤を除く加硫促進剤、老化防止剤、可塑剤、カップリング剤などのゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練してゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。本発明のゴム組成物は、公知のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用して、上記各成分を混合することによって製造することができる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、競技用タイヤや一般用の高性能タイヤのトレッド部に使用するのが好適である。このタイヤトレッド用ゴム組成物を使用してトレッド部を構成した空気入りタイヤは、ウェットグリップ性能とドライグリップ性能とを高いレベルで両立することに加え、走行初期からのドライグリップ性能が優れると共に、優れたドライグリップ性能の高い持続性を可能にすることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を説明するが、これにより本発明の範囲が制限を受けるものではない。
表1に示す配合からなる9種類のゴム組成物(実施例1〜3、比較例1〜6)を、それぞれチウラム系加硫促進剤、硫黄及び加硫促進剤を除く配合成分を秤量し、16Lのバンバリーミキサーで10分間混練し、温度160℃でマスターバッチを放出し室温冷却した。このマスターバッチを16Lのバンバリーミキサーで、チウラム系加硫促進剤、硫黄及び加硫促進剤を加え混合し、タイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。得られた9種類のゴム組成物からなる押出成形体を使用しトレッド部を構成したタイヤサイズ195/55R15の競技用空気入りタイヤを製作した。
得られた空気入りタイヤを、それぞれサイズ15×6Jのリムに組み、空気圧150kPaとし、競技車両に装着し、テストドライバーがウェット条件のサーキットコース(1周2km)を5周及びドライ条件のサーキットコース(1周2km)を10周走行させたときの周回毎のラップタイムを計測し、下記の判定方法によりウェットグリップ性能、走行初期のドライグリップ性能(走行前半のドライグリップ性能)及びドライグリップ性能の持続性(走行後半のドライグリップ性能)を評価し、得られた結果を表1に示した。
ウェットグリップ性能
ウェット条件のサーキットコースを5周連続走行したときの5ラップ平均タイムを、比較例1の空気入りタイヤの平均タイムを基準タイムとし、以下の判定基準により評価した。評点が高いほどウェットグリップ性能が優れることを意味する。
5:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上速い。
4:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満速い。
3:平均ラップタイムと基準タイムとの差が0.2秒未満の範囲内にある。
2:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満遅い。
1:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上遅い。
走行初期のドライグリップ性能(走行前半のドライグリップ性能)
ドライ条件のサーキットコースを10周連続走行したときの1〜3ラップの平均タイムを、比較例1の空気入りタイヤの平均タイムを基準タイムとし、以下の判定基準により評価した。評点が高いほど走行初期からのドライグリップ性能が優れることを意味する。
5:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上速い。
4:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満速い。
3:平均ラップタイムと基準タイムとの差が0.2秒未満の範囲内にある。
2:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満遅い。
1:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上遅い。
ドライグリップ性能の持続性(走行後半のドライグリップ性能)
ドライ条件のサーキットコースを10周連続走行したときの8〜10ラップの平均タイムを、比較例1の空気入りタイヤの平均タイムを基準タイムとし、以下の判定基準により評価した。評点が高いほどドライグリップ性能の持続性が優れることを意味する。
5:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上速い。
4:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満速い。
3:平均ラップタイムと基準タイムとの差が0.2秒未満の範囲内にある。
2:平均ラップタイムが、基準タイムより0.2秒以上0.5秒未満遅い。
1:平均ラップタイムが、基準タイムより0.5秒以上遅い。
Figure 2010001426
なお、表1,2において使用した原材料の種類を下記に示す。
SBR1:スチレン−ブタジエンゴム、Tg=−31℃(旭化成社製Tufdene3335、原料ゴム100重量部に対しアロマオイル37.5重量部添加の油展品)
SBR2:スチレン−ブタジエンゴム、Tg=−18℃(旭化成社製Tufdene4350、原料ゴム100重量部に対しアロマオイル50重量部添加の油展品)
SBR3:スチレン−ブタジエンゴム、Tg=−6℃(日本ゼオン社製Nipol NS412、原料ゴム100重量部に対しアロマオイル50重量部添加の油展品)
カーボンブラック:東海カーボン社製シースト9
シリカ:ローディア社製Zeosil 165MP
シランカップリング剤:Degussa社製Si69
DEG:ジエチレングリコール、丸善石油化学社製ジエチレングリコール
アロマオイル:三共油化工業社製A/O MIX
老化防止剤:FLEXSYS社製SANTOFLEX 6PPD
亜鉛華:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
ステアリン酸:日油社製ビーズステアリン酸YR
TOT−N:テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、大内新興化学工業社製ノクセラー TOT−N
TBzTD:テトラベンジルチウラムジスルフィド、FLEXSYS社製PERKACIT TBzTD
加硫促進剤:大内新興化学工業社製ノクセラー CZ−G
硫黄:鶴見化学工業社製金華印油入微粉硫黄

Claims (3)

  1. 少なくとも1種類のスチレンブタジエンゴムを含むスチレンブタジエンゴム100重量部に対し、シリカを80〜150重量部、カーボンブラックを10〜70重量部配合すると共に、前記シリカとカーボンブラックとの合計量を100〜170重量部、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィドから選ばれるチウラム系加硫促進剤を0.1重量部以上、1.0重量部未満配合したゴム組成物であり、前記スチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度Tgが−19℃〜−5℃であり、その平均ガラス転移温度Tgとシリカ配合量Fs及びカーボンブラック配合量Fcとが下記式(1)の関係を満たすタイヤトレッド用ゴム組成物。
    −12 ≦ Tg×(Fs/(Fs+Fc)) ≦ −8 (1)
    (式中、Tgはスチレンブタジエンゴムの平均ガラス転移温度[℃]、Fsはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するシリカ配合量[重量部]、Fcはスチレンブタジエンゴム100重量部に対するカーボンブラック配合量[重量部]である。)
  2. 前記チウラム系加硫促進剤が、テトラベンジルチウラムジスルフィドである請求項1に記載のタイヤトレッド用ゴム組成物。
  3. 競技用タイヤに使用する請求項1又は2に記載のタイヤトレッド用ゴム組成物。
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