JP2007270040A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェットおよびドライグリップ性能の両方を向上させたタイヤトレッド用ゴム組成物を提供すること。
【解決手段】(A)ガラス転移温度が−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)を60重量%以上含むジエン系ゴム成分と、(B)窒素吸着比表面積121〜350m2/gのカーボンブラックと、(C)シリカと、(D)100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して、平均粒径5〜20μmのコラーゲン粉末5〜50重量部、特定のチウラム系加硫促進剤0.2〜5.0重量部を含んで成り、かつ、カーボンブラック(B)とシリカ(C)の合計量が100重量部の成分(A)に対して60〜160重量部であり、シリカ(C)の含有量が100重量部の成分(A)に対して少なくとも20重量部である、タイヤトレッド用ゴム組成物。
【選択図】なし
【解決手段】(A)ガラス転移温度が−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)を60重量%以上含むジエン系ゴム成分と、(B)窒素吸着比表面積121〜350m2/gのカーボンブラックと、(C)シリカと、(D)100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して、平均粒径5〜20μmのコラーゲン粉末5〜50重量部、特定のチウラム系加硫促進剤0.2〜5.0重量部を含んで成り、かつ、カーボンブラック(B)とシリカ(C)の合計量が100重量部の成分(A)に対して60〜160重量部であり、シリカ(C)の含有量が100重量部の成分(A)に対して少なくとも20重量部である、タイヤトレッド用ゴム組成物。
【選択図】なし
Description
本発明は、タイヤトレッド用ゴム組成物に関し、より詳細には、ウェットおよびドライグリップ性能の両方を向上させたタイヤトレッド用ゴム組成物に関する。
従来より、ウェットグリップ性能を向上させるために、タイヤトレッド用ゴム組成物にシリカを配合することが知られている。しかしながら、シリカは、ゴム分子に対する親和性が小さいため、カーボンブラックと比較して補強性や耐摩耗性という点で劣る。そこで、ウェットグリップ性能の向上に加えて補強性を向上させるために、シリカ配合ゴム組成物に、平均粒径が20μm以下のコラーゲン粒子を配合することが提案されている(特許文献1)。コラーゲン粉末をゴム組成物に含めることによりタイヤの低燃費性および耐摩耗性を維持しながら操縦安定性を改善することも提案されている(特許文献2)。しかし、タイヤの高性能化が求められる中、ウェットおよびドライグリップ性能の更なる向上が強く望まれていた。
本発明では、シリカ配合系のゴム組成物に対して、規定粒径のコラーゲン粉末を規定量配合し、かつ、特定のチウラム系加硫促進剤を配合することで、ウェットおよびドライグリップ性能が向上したタイヤトレッド用ゴム組成物が得られることを見出した。
本発明によれば、
(A)ガラス転移温度が−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを60重量%以上含むジエン系ゴム成分と、
(B)窒素吸着比表面積(N2SA)121〜350m2/gのカーボンブラックと、
(C)シリカと、
(D)100重量部の前記ジエン系ゴム成分(A)に対して、平均粒径5〜20μmのコラーゲン粉末5〜50重量部、
(E)下記一般式(I):
(A)ガラス転移温度が−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを60重量%以上含むジエン系ゴム成分と、
(B)窒素吸着比表面積(N2SA)121〜350m2/gのカーボンブラックと、
(C)シリカと、
(D)100重量部の前記ジエン系ゴム成分(A)に対して、平均粒径5〜20μmのコラーゲン粉末5〜50重量部、
(E)下記一般式(I):
(式中、R1は独立にメチレン基または炭素数2〜3のアルキレン基であり、R2は独立に炭素数6〜14の芳香族炭化水素基であり、R3は独立に、水素、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基、又は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基である)
により表されるチウラム系加硫促進剤0.2〜5.0重量部、
を含んで成り、かつ、カーボンブラック(B)とシリカ(C)の合計量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して60〜160重量部であり、シリカ(C)の含有量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して少なくとも20重量部である、タイヤトレッド用ゴム組成物が提供される。
により表されるチウラム系加硫促進剤0.2〜5.0重量部、
を含んで成り、かつ、カーボンブラック(B)とシリカ(C)の合計量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して60〜160重量部であり、シリカ(C)の含有量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して少なくとも20重量部である、タイヤトレッド用ゴム組成物が提供される。
本発明において使用されるジエン系ゴム成分(A)は、Tgが−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを60重量%以上含む。ジエン系ゴム成分(A)を構成することのできる他のジエン系ゴムとしては、天然ゴム、ジエン系合成ゴム、例えば各種のブタジエンゴム、ポリイソプレン、ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、およびスチレン−イソプレン共重合体ゴム、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
本発明において使用されるカーボンブラック(B)は、121〜350m2/gのN2SAを有する。当該カーボンブラック(B)の配合量は、シリカ(C)の量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して少なくとも20重量部、好ましくは20〜120重量部であり、かつ、シリカ(C)との合計量で60〜160重量部となるような量である。
本発明において使用されるシリカ(C)は、ゴム業界で一般的に使用されているものから適宜選択することができ、その製造方法には限定されない。シリカの例としては、例えば、ケイ酸ナトリウムと硫酸および塩類を水溶液中で反応させる湿式法や、1000℃以上の高温下で微粉無水ケイ酸粒子を生成させる乾式法により製造されたシリカが挙げられる。シリカ(C)の量は、上記のとおり、100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して少なくとも20重量部、好ましくは20〜120重量部である。
本発明において使用されるコラーゲン粉末(D)としては、豚、牛等の脊椎動物の皮、骨、腱等に存在する蛋白質線維を精製処理した後、粉末化したものが使用できる。コラーゲン粉末(D)は、5〜20μm、好ましくは5〜18μmの平均粒径を有する。この平均粒径が20μmを超えると、ゴム組成物中でコラーゲン粉末の部位が破壊現象の起点になりやすく、ゴムの補強性が低下してしまう。この補強性の低下によりトレッドのブロック剛性が低下し、ブロックの倒れこみにより排水性が阻害されるため、ウェットグリップ性能の向上効果が不充分となってしまう。また、ドライ路面での操縦安定性が低下してしまう。一方、この平均粒径を5μm以上とすることで、混合加工性を犠牲にすることなく補強性が向上できる。当該コラーゲン粉末の配合量は、ジエン系ゴム成分(A)100重量部に対して5〜50重量部、好ましくは、5〜30重量部である。この配合量が5重量部未満では、混合加工性およびグリップ性能を十分に向上させることはできず、逆に、50重量部を超えると混合加工性およびドライ路面での操縦安定性が悪化する。
本発明において使用されるチウラム系加硫促進剤(E)は、下記一般式(I):
(式中、R1は独立にメチレン基または炭素数2〜3のアルキレン基であり、R2は独立に炭素数6〜14の芳香族炭化水素基であり、R3は独立に、水素、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基、又は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基である)
により表されるものであり、100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して0.2〜5.0重量部、好ましくは0.4〜3.0重量部の量で本発明の組成物に含まれる。このチウラム系加硫促進剤を配合することで、特に常温より高い温度域での貯蔵弾性率および硬度を上げることができるため、トレッドゴム組成物の剛性が増加し、ドライ路面での操縦安定性を向上させることができる。
により表されるものであり、100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して0.2〜5.0重量部、好ましくは0.4〜3.0重量部の量で本発明の組成物に含まれる。このチウラム系加硫促進剤を配合することで、特に常温より高い温度域での貯蔵弾性率および硬度を上げることができるため、トレッドゴム組成物の剛性が増加し、ドライ路面での操縦安定性を向上させることができる。
上記一般式(I)において、R1のアルキレン基は直鎖アルキレン基および分岐アルキレン基のいずれであってもよく、R2の芳香族炭化水素基は、種々の置換基を有していてもよく、R3の芳香族炭化水素基および脂肪族炭化水素基も種々の置換基を有するものであってもよい。R2およびR3の芳香族炭化水素基の例としては、フェニル基、ナフチル基、アントリル基等が挙げられ、なかでも、フェニル基が好ましい。R3の脂肪族炭化水素基は、直鎖状であっても枝分かれ鎖状であってもよい。全てのR3が芳香族炭化水素基であるのが特に好ましい。本発明において使用できるチウラム系加硫促進剤の例としては、テトラベンジルチウラムジスルフィドが挙げられる。テトラベンジルチウラムジスルフィドは、例えばフレキシス社からPERKACIT TBzTDの商品名で入手できる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に、100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して5〜60重量部の、重量平均分子量3,000〜20,000のスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(F)をさらに配合すると、特に発熱によるトレッドブロックの剛性低下を抑制できるため、本発明のゴム組成物を特に高性能タイヤに用いると効果的である。一般的に、低分子量のスチレン−ブタジエン共重合体を配合すると、架橋に有効に寄与する硫黄または加硫促進剤の量が減る傾向になり、貯蔵弾性率や硬度が低下してしまうが、上記チウラム系加硫促進剤と併用することで物性の低下を抑制することができる。
本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には、上記(A)〜(E)の成分及び任意選択の(F)の成分以外に、ゴム組成物に通常配合されるステアリン酸などの加硫促進助剤、各種オイル、充填剤、軟化剤、可塑剤、界面活性剤、帯電防止剤、老化防止剤等の各種配合剤および添加剤を、一般的に使用される量で一般的な配合方法によって配合することができる。
また、本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、上記各成分を公知のゴム用混練装置、例えばロール、バンバリーミキサー、ニーダー等を用いて混合することによって製造することができる。
以下に示す実施例および比較例を参照して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明の技術的な範囲が、これらの実施例によって限定されるものでないことは言うまでもない。
比較例1〜4および実施例1〜5
下記表1の配合に従って、1.8リットルの密閉式バンバリーミキサーを用いて、加硫系以外の材料を4〜5分間混合し、150℃でミキサーから放出後、室温まで冷却した。その後、オープンロールにて加硫促進剤および硫黄を混合し、ゴム組成物を得た。
下記表1の配合に従って、1.8リットルの密閉式バンバリーミキサーを用いて、加硫系以外の材料を4〜5分間混合し、150℃でミキサーから放出後、室温まで冷却した。その後、オープンロールにて加硫促進剤および硫黄を混合し、ゴム組成物を得た。
表1の註:
1)日本ゼオン社製の乳化重合SBR(NIPOL 9529)、50重量部油展、Tg=−20℃
2)日本ゼオン社製の乳化重合SBR(NIPOL 9526)、50重量部油展、Tg=−36℃
3)アトフィナジャパン製のRICON 100、分子量4,500
4)三菱化学製のダイアブラックA、N2SA=142m2/g
5)三菱化学製のダイアブラックI、N2SA=114m2/g
6)デグッサ社製のULTRASIL 7000GR
7)松岡化成(株)製のエルゴナP100X(平均粒径8ミクロン)
8)松岡化成(株)製のエルゴナP160X(平均粒径16ミクロン)
9)デグッサ社製のSi69
10)(株)ジャパンエナジー製のプロセスX140
11)東邦亜鉛(株)製の銀嶺R
12)日本油脂(株)製のビーズステアリン酸
13)フレキシス社製のSANTOFLEX 6PPD
14)大内新興化学工業(株)製のノクセラーTOT−N
15)フレキシス社製のPERKACIT TBzTD
16)大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ−G
17)鶴見化学工業(株)製の金華印油入微粉硫黄
1)日本ゼオン社製の乳化重合SBR(NIPOL 9529)、50重量部油展、Tg=−20℃
2)日本ゼオン社製の乳化重合SBR(NIPOL 9526)、50重量部油展、Tg=−36℃
3)アトフィナジャパン製のRICON 100、分子量4,500
4)三菱化学製のダイアブラックA、N2SA=142m2/g
5)三菱化学製のダイアブラックI、N2SA=114m2/g
6)デグッサ社製のULTRASIL 7000GR
7)松岡化成(株)製のエルゴナP100X(平均粒径8ミクロン)
8)松岡化成(株)製のエルゴナP160X(平均粒径16ミクロン)
9)デグッサ社製のSi69
10)(株)ジャパンエナジー製のプロセスX140
11)東邦亜鉛(株)製の銀嶺R
12)日本油脂(株)製のビーズステアリン酸
13)フレキシス社製のSANTOFLEX 6PPD
14)大内新興化学工業(株)製のノクセラーTOT−N
15)フレキシス社製のPERKACIT TBzTD
16)大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ−G
17)鶴見化学工業(株)製の金華印油入微粉硫黄
比較例1〜5および実施例1〜4のゴム組成物について、ウェットおよびドライグリップ性能を、以下の試験方法により求めた。
(1)ウェットグリップ性能
各ゴム組成物から形成されたトレッドを備えたタイヤ(タイヤサイズ195/55R15)を製造し、次に、各タイヤを、2000cc乗用車に装着し、水深が2〜3mmに制御された社内ハンドリングコースを走行し、操縦安定性を以下のように4段階で評価した。
5:プロドライバーでなくても明らかに比較例1のタイヤよりも良いと感じるレベル、
4:プロドライバーが比較例1のタイヤより良いと感じるレベル、
3:比較例1のタイヤと同レベル、
2:プロドライバーが比較例1のタイヤより劣ると感じるレベル。
各ゴム組成物から形成されたトレッドを備えたタイヤ(タイヤサイズ195/55R15)を製造し、次に、各タイヤを、2000cc乗用車に装着し、水深が2〜3mmに制御された社内ハンドリングコースを走行し、操縦安定性を以下のように4段階で評価した。
5:プロドライバーでなくても明らかに比較例1のタイヤよりも良いと感じるレベル、
4:プロドライバーが比較例1のタイヤより良いと感じるレベル、
3:比較例1のタイヤと同レベル、
2:プロドライバーが比較例1のタイヤより劣ると感じるレベル。
(2)ドライグリップ性能
散水されていない社内ハンドリングコースでの走行により性能評価したことを除き、上記(1)のウェットグリップ性能試験と同様のタイヤサイズ、車両、評価基準を用いた。
散水されていない社内ハンドリングコースでの走行により性能評価したことを除き、上記(1)のウェットグリップ性能試験と同様のタイヤサイズ、車両、評価基準を用いた。
結果を、以下の表2に示す。
表2の結果から、ウェットおよびドライグリップ性能の両方において、実施例1〜4が比較例1〜5よりも優れていることが判る。
Claims (2)
- (A)ガラス転移温度が−30〜0℃の範囲内にあるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを60重量%以上含むジエン系ゴム成分と、
(B)窒素吸着比表面積121〜350m2/gのカーボンブラックと、
(C)シリカと、
(D)100重量部の前記ジエン系ゴム成分(A)に対して、平均粒径5〜20μmのコラーゲン粉末5〜50重量部、
(E)下記一般式(I):
により表されるチウラム系加硫促進剤0.2〜5.0重量部、
を含んで成り、かつ、カーボンブラック(B)とシリカ(C)の合計量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して60〜160重量部であり、シリカ(C)の含有量が100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して少なくとも20重量部である、タイヤトレッド用ゴム組成物。 - 前記タイヤトレッド用ゴム組成物が、100重量部のジエン系ゴム成分(A)に対して、(F)重量平均分子量3,000〜20,000のスチレン−ブタジエン共重合体ゴム5〜60重量部をさらに含む、請求項1に記載のタイヤトレッド用ゴム組成物。
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JP2006099701A JP2007270040A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2080782A1 (de) * | 2008-01-18 | 2009-07-22 | Continental Aktiengesellschaft | Kautschukmischung mit verbesserter Steifigkeit |
JP2010001426A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JP2016166321A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-15 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
US10647833B2 (en) | 2014-07-18 | 2020-05-12 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Rubber composition and pneumatic tire using same |
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2006
- 2006-03-31 JP JP2006099701A patent/JP2007270040A/ja active Pending
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JP2010001426A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
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