JP2010001122A - 給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法 - Google Patents

給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で記録紙の搬送挙動の不安定さを解消し、スティックスリップに起因する異常音の発生を抑制する。
【解決手段】積載された記録紙を引き出して給紙する給紙ローラ48と、この給紙ローラ48の用紙引き出し位置の下流側直近で給紙ローラ48に所定の接触圧で当接するフリクションパッド49とを備え、前記給紙ローラ48と前記フリクションパッド49により記録紙を挟持して所定の搬送方向に搬送する給紙装置において、前記フリクションパッド49の前記給紙ローラ48への当接部(R1:第1の領域)より前記搬送方向下流側直近の第2領域R2で前記給紙ローラ48に当接するとともに、前記記録紙を前記給紙のローラ48間で挟持する第1の接点部材49bを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙などのシート状記録媒体を給紙トレイから引き出して給紙する給紙装置、及びこの給紙装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの内の少なくとも2つの機能を備えた画像形成装置、さらには、前記給紙装置あるいは画像形成装置で実行される給紙方法に関する。
給紙トレイから記録紙をピックアップして搬送する場合、重送という問題がある。そこで、ピックアップした後、1枚ずつに分離する必要がある。図8は従来から実施されている給紙装置の給紙ローラ配設部の構成を示す図であり、記録紙の給紙ローラとフリクションパッドとの関係を示している。同図において、給紙トレイの給紙方向最下流側には、給紙ローラ49が設けられ、記録紙引き出し方向下流側に記録紙を分離するためのフリクションパッド49が配設されている。フリクションパッド49は少なくとも記録紙間の動摩擦抵抗よりも大きな動摩擦抵抗が発生されるような材料で形成され、受け台49dを開始して所定圧をバネ49aによって付与されることにより、予め設定した動摩擦抵抗が発生するようになっている。これにより記録紙が2枚重送された場合、記録紙間の動摩擦力が記録紙とフリクションパッドとの間の動摩擦力より小さいので、給紙ローラ48に接している側の記録紙がフリクションパッド49に接している側の記録紙から分離され、搬送路42に沿ってレジストローラ46a,46b側に搬送されることになる。
このような構成の給紙装置では、給紙ローラ48とフリクションパッド49の接触点でのみ記録紙を挟持するようになっているが、このような構成では、フリクションパッド49と記録紙で発生するスティックスリップの振動を抑えることができずに、記録紙の搬送挙動及び精度が不安定になり、異常音が発生するという問題があった。
そこで、このような記録紙の分離する際の異常音の発生を防止し、あるいは抑制する技術として、例えば特許文献1ないし3に記載の発明が公知である。
このうち、特許文献1には、フリクションパッドにおける給紙方向の上流側において、重なって送られてくる用紙の先端を捌き、さらにフリクションパッドにおける給紙方向の下流側において、回転する給紙コロとフリクションパッド間のニップにおいて重送されてきた用紙を1枚ずつ分離して給紙する分離給紙装置において、前記フリクションパッドを保持するパッドホルダにおけるフリクションパッドの設置面積を、給紙方向の上流側より前記ニップが設定される下流側の方を小さくし、かつ、給紙方向の下流側における前記パッドホルダの表面に凹凸を形成することによって、前記パッドホルダにおける下流側の摩擦係数を設定する発明が開示されている。
また、特許文献2には、給紙カセット本体に積載された用紙束から送り出された用紙を1枚毎に分離する分離装置において、最上位の用紙に圧接して用紙を送り出す分離ローラと、さらにこの分離ローラに圧接して用紙進入経路方向に対し、用紙先端へ抵抗を与える傾斜部を備えた傾斜部材と、を備えたことを特徴とする発明が開示されている。
さらに、特許文献3には、 積載される用紙の下側に接触するピックアップローラと、前記用紙の上側にシート部材を介して当接し用紙を前記ピックアップローラに押圧する揺動可能な加圧板を備え、前記ピックアップローラと前記加圧板との前記シート部材を介するニップ部分により用紙を挟持するようにして所定方向へ給紙させる給紙装置において、前記加圧板と前記シート部材との間に中間シート部材を介在させたことを特徴とする発明が開示されている。
特許第3911113号公報 特開2006−306597号公報 特開2002−154694号公報 特許第2991816号公報
前記各特許文献に開示された発明では、重送の防止と異音発生の防止を意図してはいるが、まだ、十分にスティックスリップに起因する異常音の発生を抑制又は防止することができなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、簡単な構成でフリクションパッドを使用した給紙装置において記録紙の搬送挙動の不安定さを解消し、異常音の発生を抑制することにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、積載されたシート状記録媒体を引き出して給紙する第1のローラと、前記第1のローラの前記シート状記録媒体引き出し位置の下流側直近で前記第1のローラに所定の接触圧で当接するフリクションパッドとを備え、前記第1のローラと前記フリクションパッドによりシート状記録媒体を挟持して所定の搬送方向に搬送する給紙装置において、前記フリクションパッドの前記第1のローラへの当接部より前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに当接するとともに、前記シート状記録媒体を前記第1のローラ間で挟持する第2のローラを備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記第2のローラを前記第1のローラ側に弾性付勢し、所定の挟持力を付与する弾性付勢手段を備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記弾性付勢手段が揺動軸に支持されたトーションバネからなり、前記第2のローラは前記揺動軸を中心に揺動可能に付勢されることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記フリクションパッドを保持する受け台を備え、前記第2のローラは前記受け台に支持されていることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記第2のローラは前記第1のローラの回転に従動して回転可能に設けられていることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記第2のローラの表面部分が弾性部材によって構成されていることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記第2のローラの表面部分がブラシ部材によって構成されることを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記第2のローラの表面部分の摩擦係数が前記第1のローラの表面部分の摩擦係数より小さいことを特徴とする。
第9の手段は、第1ないし第8のいずれかの手段において、前記第2のローラが前記搬送方向と直交する方向に複数個設けられていることを特徴とする。
第10の手段は、第9の手段において、前記複数個設けられた第2のローラは、内側に設けられている方が外側に設けられているものより大きな挟持力で前記シート状記録媒体を挟持することを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記第2のローラの前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに当接するとともに、前記第1のローラとの間で前記シート状記録媒体を所定の挟持力で挟持する第3のローラが1以上配置されていることを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第11のいずれかの手段において、積層されたシート状記録媒体をピックアップするための第4のローラを前記第1のローラの前段に備えていることを特徴とする給紙装置。
第13の手段は、第1ないし第12のいずれかの手段に係る給紙装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第14の手段は、積載されたシート状記録媒体を引き出して給紙する第1のローラと、前記第1のローラの前記シート状記録媒体引き出し位置の下流側直近で前記第1のローラに所定の接触圧で当接するフリクションパッドとを備え、前記第1のローラと前記フリクションパッドによりシート状記録媒体を挟持して所定の搬送方向に搬送する給紙方法において、前記フリクションパッドの前記第1のローラへの当接部より前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに対して所定の圧力を付与した状態で前記シート状記録媒体を挟持し、その状態で搬送することを特徴とする。
第15の手段は、第14の手段において、前記シート状記録媒体を前記搬送方向と直交する方向の複数個所で挟持して搬送することを特徴とする。
第16の手段は、第14又は第15の手段において、前記シート状記録媒体を前記搬送方向に沿って複数個所で挟持して搬送することを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、シート状記録媒体は記録紙Pに、第1のローラは給紙ローラ48に、フリクションパッドは符号49に、第2のローラは第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sに、第3のローラは第2の接点部材49lに、第4のローラはピックアップローラ47に、弾性付勢部材はトーションバネ49c,49ia,49ib,49ic,49m,49nに、揺動軸は符号49e,49ja,49jb,49jc,49o,49p、受け台は符号49dに、給紙装置は給紙部4に、画像形成装置はプリンタPRに、フリクションパッドの第1のローラへの当接部は第1領域R1に、フリクションパッドの第1のローラへの当接部より搬送方向下流側直近は第2領域R2に、第2のローラの前記搬送方向下流側直近は第3領域R3に、それぞれ対応する。
本発明によれば、簡単な構成で記録紙の搬送挙動の不安定さを解消し、異常音の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態における実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。この画像形成装置は、像担持体の周上に1つの現像装置を配置した作像部が4つ並んだ間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置であり、プリンタとして構成されている。図1では、画像形成装置本体に現像装置及び像担持体ユニットを装着した状態を示す。
図1において、カラー画像形成装置1は、光書き込み部2、作像部3、給紙部4、定着部5、排紙部6、及び両面搬送部7から基本的に構成されている。
光書き込み部2の詳細は図示していないが、光源としてのLDユニットから各色毎にレーザ光を出射し、出射された各レーザ光をポリゴンミラー及び複数の反射ミラーを介して前記作像部3の各作像ユニット30C,30M,30Y,30Kの感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kに照射し、レーザ書き込みを行うものである。レーザ書き込みは、書き込みデータに基づいて作成された変調信号によって変調されたレーザ光を照射することにより行われ、後述のように感光体ドラムの表面に潜像を形成する。
作像部3は画像形成装置本体1の中央部に配置され、CMYK各色の作像ユニット30C,30M,30Y,30Kと、像担持体としての中間転写ベルト38と、2次転写ローラ39とから構成されている。作像ユニット30C,30M,30Y,30Kは各色毎に設けられた感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kを核として電子写真作像要素が当該感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kの外周に沿って配置されている。各色毎に同一の構成なので、ここでは黒色(K)色のみ符号を付し、他の色については符号を省略するが、4色同じ構成の作像ユニットが中間転写ベルト38の移動方向に沿って直列に配置されている。また、総括的に各要素を表す場合には、色を示す添字CMYKは省略する。
感光体ドラム31Kの外周には、図示時計方向に沿って感光体ドラム31K表面を帯電する帯電ローラ32K、トナーを含む現像剤を収容し、感光体ドラム31K上の潜像をトナー現像する現像器33K、感光体ドラム31K上のトナー画像を中間転写ベルト38に1次転写させる1次転写ローラ34K、1次転写後の残トナーを掻きとるクリーニングブレードを備えたクリーニングユニット35K、1次転写後に感光体ドラム31K表面に残った電荷を除電する除電ユニット(不図示)が作像要素として配置されている。レーザ光21Kは帯電ローラ32Kと現像器33Kの配設部の間に設定された露光部36Kから感光体ドラム31上に光書き込みを行う。そして、中間転写ベルト38の移動方向(矢印A方向)に沿って作像ユニット30C,30M,30Y,30Kがこの順で配置されている。なお、1次転写ローラ34Kは中間転写ベルト38を挟んで感光体ドラム31Kと対向した位置に設けられている。符号37は廃トナーを回収するする廃トナー回収部である。
また、図においてシアンの作像ユニット30Cの中間転写ベルト38の搬送方向上流側には前記給紙部4からの記録紙搬送路42を挟んで2次転写ローラ39が設けられ、中間転写ベルト38上のトナー画像を記録紙に転写するようになっている。なお、2次転写ローラ39の転写後残存したトナーは、当該2次転写ローラ39の中間転写ベルト38の搬送方向下流側であって、シアンの作像ユニット30Cの上流側に設置された中間転写ベルトクリーニングユニット38aによってクリーニングされ、下流側の作像ユニットに送られる。
各現像器33の現像ローラ33aの芯金にはここでは図示しないバイアス電源から交流と直流の重畳したマイナス電位のバイアス電圧が印加される。また各帯電ローラ32には他のバイアス電源から直流のマイナス電位のバイアス電圧が印加される。
クリーニングユニット35のクリーニングブレードは感光体ドラム31の外周面上に残留するトナー汚れを清掃する。帯電ローラ22は前記清掃された感光体ドラム31の外周面を一様な高電位に帯電させて初期化する。そして、各色の作像ユニット30の感光体ドラム31にレーザビーム21Cがそれぞれ照射され、一様な高電位に帯電している各色の感光体ドラム31の外周面が画像データに基づいて変調されたレーザ光により選択的に露光され、この露光により電位の減衰した低電位部と前記初期化による高電位部とからなる静電潜像が形成される。現像器33は前記静電潜像の低電位部(又は高電位部)にトナーを転移させてトナー像を形成(現像)する。感光体ドラム31はトナー像を回転搬送して中間転写ベルト38に転写する。
この中間転写ベルト38上の前記トナー像は感光体ドラム31との当接部に来るタイミングに合わせて、各色の作像ユニット30が動作して現像器33による現像、1次転写ローラ34による1次転写が中間転写ベルト38の移動に応じて実行され、CMYK4色のトナー画像が重畳されて4色のフルカラー画像が形成される。
中間転写ベルト38上のカラー画像は第2転写ローラ39によって給紙部4から搬送路40に沿って搬送されてきた記録紙に転写され、定着部5で加熱及び加圧により定着され、排紙部6の排紙ローラ6aによって排紙トレイ6bに排紙される。その際、給紙部4の積載トレイ41において記録紙Pは給紙ローラ48とフリクションパッド49により1枚ずつ分離され、レジストローラ46a,46bへと搬送され、記録紙Pの先端がレジストローラ46a,46bのニップに突き当たり、先端整合を行う。レジストローラ46a,46bは、記録紙Pの搬送を一時止め、中間転写ベルト28のトナー像と記録紙Pの先端との位置関係が所定の位置になるようにタイミングをとって回転を開始する。
記録紙の両面に画像を形成する場合には、2次転写ローラ39により記録紙の第1面に画像が転写され、定着部5で定着された記録紙の後端が切り替え分岐点71を通過した時点で排紙ローラ6aの回転方向を反転させ、記録紙の先端と後端を入れ替えて両面搬送経路72へと搬送する。そして記録紙は再給送路74を通ってレジストローラ46(46a,46b)へと再び搬送され、レジストローラ46で中間転写ベルト38上に形成されたトナー画像とタイミングを合わせて2次転写ローラ39側に送り出し、記録紙の第2面にトナー像を転写させる。第2面に画像が転写された記録紙は、定着部5で定着され、排紙ローラ6aから排紙トレイ6bに排紙される。なお、前記切り替え分岐点71の記録紙搬送方向上流側直近には、用紙検知用のフィラー73が設けられている。
給紙部4には、未使用の記録紙が収容される積載トレイ41が設けられている。この積載トレイ41は給紙ローラ48、記録紙有無検知センサ45等を装置本体に残して、図1において右方向に前記再給紙路74の設置部及び後述のフリクションパッド49部分と一体に引き出し可能に配置されている。
図2は本実施例に係る給紙装置の給紙ローラ48配設部分の要部拡大図、図3はその斜視図である。これらの図に示すように給紙ローラ48は、図1に示したように積載トレイ41の記録紙搬送方向最下流部の上部に、底板43上に積載された記録紙Pの最上位の記録紙の上面に当接するように配置されている。給紙ローラ48は図示しない駆動源によって駆動される給紙ローラ駆動機構によって図示矢印B方向に回転駆動される。フリクションパッド49は従来例と同様に受け台49dによって支持され、給紙ローラ48からの記録紙引き出し方向直近の第1領域R1で給紙ローラ48表面に接触している。前記直近とは、本実施例では、例えば、記録紙引き出し位置をCとしたとき、位置Cから給紙ローラ48の回転方向で45°以内の位置(角度θ≦45°)を意味する。そして、従来例と同様に、受け台49dをバネ49aで規定される弾性力で給紙ローラ48の回転中心方向に弾性付勢している。これによりフリクションパッド49は所定の接触圧で給紙ローラ48に接触する。
本実施例では、このフリクションパッド49の後段に給紙ローラ48に当接し、給紙ローラ48間で記録紙Pを挟持する第1の接点部材49bを設けたものである。この第1の接点部材49は、フリクションパッド49の直近の第2領域R2で前記給紙ローラ48の回転に従動して回転自在に保持部49fに支持されている。また、揺動軸49eにトーションバネ49cによって前記給紙ローラ48側に弾性付勢された状態で、揺動軸49eに揺動可能に支持されている。揺動軸49eは受け台49dに支持され、トーションバネ49cが前記揺動軸49eと前記保持部49f間に掛けられ、第1の接点部材49bに記録紙Pの給紙ローラ48間における挟持圧を付与している。
このように構成すると積載トレイ41に積載された記録紙Pが給紙ローラ48に当接して引き出されると、給紙ローラ48とフリクションパッド49により第1領域R1において記録紙Pを挟持して給紙ローラ48の回転方向に搬送する。給紙ローラ48の回転方向下流側には、第1領域R1の下流側に位置する第2領域R2において給紙ローラ48と第1の接点部材49bで記録紙Pは挟持され、この状態で搬送路42に沿って搬送される。その際、記録紙Pは第1領域R1と第1領域R1の下流側に位置する第2領域R2の2点で保持された状態で搬送されることになる。これにより、フリクションパッド49と記録紙P間の擦れによって発生するスティックスリップの振動が抑制され、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、前記振動の抑制作用により異常音の発生を防止することができる。
なお、第1の接点部材49bの給紙ローラ48に当接する表面は、ゴム、あるいはシリコンなどの弾性係数が高い材料を使用するとよい。また、第1の接点部材49bの給紙ローラ48に当接する表面は、フッ素系樹脂、あるいはフッ素系コーティングなどが施し、給紙ローラ48の摩擦係数より低い材料を使用することができる。さらに、フリクションパッド49を支持している受台49dは、給紙ローラ48表面の法線方向に直線的に移動可能に支持され、前記方向に弾性付勢される。
また、図2に示した第1の接点部材49bは、記録紙搬送方向及び副走査方向に1個だけ設けられている。
以上のように本実施例によれば、以下のような効果を奏する。
1)給紙ローラ48とフリクションパッド49のニップと、給紙ローラ48と給紙ローラ円周上の第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sの2個所にニップを作ることにより、フリクションパッド49と記録紙Pの擦れを防止することが可能となり、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
2)受け台49dをバネ49aで規定される弾性力で給紙ローラ48の回転中心方向に弾性付勢しているので、給紙ローラ48とフリクションパッド49のニップと給紙ローラ円周上にニップの片当りなどを防止できる。加えて、記録紙Pの保持力が高くなり、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
3)第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sに所定の挟持圧を付与するためにトーションバネ49c,49ia,49ib,49ic,49mを使用しているので、部品寸法のパラツキなどによる弾性付勢力のバラツキを押えることが可能になり、安定した付勢力で付勢することができる。これにより、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することが可能となる。
4)第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sを受け台49dに設けたので、フリクションパッド49と前記接点部材の相対的な位置関係のバラツキが少なくなり、部品寸法のパラツキなどを少なくすることができる。これにより、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
5)トーションバネ49c,49ia,49ib,49ic,49mの揺動軸49e,49ja,49jb,49jc,49oを受け台49dに設けたので、部品寸法のパラツキなどによる弾性付勢力のバラツキを押えることが可能になり、安定した付勢力で付勢することが可能となる。これにより、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
6)第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sを給紙ローラ48に対して従動可能に設けたので、前記接点部材への記録紙突入負荷の低減、接点部材と記録紙の擦れによる磨耗の低減が可能になり、安定した付勢力で付勢することができる。これにより、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することが可能となる。
7)第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sの表面を弾性部材によって構成したので、フリクションパッド49と記録紙Pで発生するスティックスリップの振動を弾性部材が吸収し、又は減衰させることが可能となる。これにより、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
8)第1の接点部材49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49sの表面の摩擦係数を給紙ローラ48の摩擦係数より小さく構成することにより、給紙ローラ48と給紙ローラ円周上の前記接点部材のニップでも記録紙Pに搬送力を付与することが可能となり、記録紙Pの搬送不良を防止することができる。
9)フリクションパッド49を給紙ローラ49の回転中心方向に直線的に弾性付勢するので、安定した弾性付勢力で付勢することができる。
図4は実施例2に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。
この実施例2は、図2及び図3に示した実施例1における給紙装置の第1の接点部材49bを、前記弾性係数が高い材料や低摩擦係数のローラの表面材からブラシ材からなるブラシローラに置換したものである。すなわち、第1の接点部材49gの表面はブラシローラになっており、記録紙Pの搬送とともに連れまわりし、記録紙Pの表層に付着している余分な紙紛や付着物などを掻き取ることも可能になっている。また、連続通紙時に記録紙Pと次記録紙Pの間で給紙ローラ48と第1の接点部材(ブラシローラ)49gが接触することによって給紙ローラ48の表層に付着している余分な紙紛や付着物などを掻き取ることも可能になっている。さらには、積載トレイ41内に記録紙Pが無くなった際に強制的に給紙ローラ48を回転させることにより、給紙ローラ48を強制的に清掃することも可能であり、これにより給紙ローラに対する清掃能力を向上させることもできる。なお、図4に示した第1の接点部材(ブラシローラ)49gは、記録紙搬送方向及び副走査方向に1個だけ設けられている。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように本実施例によれば、実施例1の効果に加えて以下の効果を奏する。
1)第1の接点部材49gの表面をブラシ部材で構成することにより、給紙ローラ48の表層に付着している余分な紙紛や付着物などを掻き取ることが可能になり、給紙ローラ48の耐久性能の向上を図ることが可能となるとともに、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
図5は実施例3に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す斜視図である。図5(a)は搬送路が見える側から、図5(b)は図5(a)の背面側から見た図である。
本実施例3は実施例2の変形例で、第1の接点部材49bを副走査方向に3個所設けた例である。第1の接点部材49hは奥側から符号40ha,40hb,40hcで示すように3個設けられ、それぞれトーションバネ49ia,49ib,49icによって弾性付勢され、トーションバネ49ia,49ib,49icの揺動軸49ja,49jb,49jcによって揺動可能に支持されている。また、第1の接点部材49ha,49hb,49hcはトーションバネ49ia,49ib,49icの保持部49ka,kb,kcを中心にそれぞれ従動回転可能に支持されている。
また、トーションバネ49ia,49ib,49icの弾性付勢力は両側の第1の接点部材49ha,49hcを付勢するトーションバネ49ia,49icよりも中央の第1の接点部材49hbを付勢するトーションバネ49ibの方を強く設定する。また、中央の第1の接点部材49hbの幅寸法の方を両側の第1の接点部材49ha,49hcの幅寸法より大きく設定している。このように構成すると、給紙ローラ48中央と両端での記録紙搬送速度が変化し、記録紙Pの中央を中心に記録祖Pを外側へ伸ばすことができる。
また、第2領域R2において給紙ローラ48と第1の接点部材49ha,49hb,49hcによって3個所で記録紙Pを挟持し、第1領域R1におけるフリクションパッド49と給紙ローラ48間の保持を加え、計4点で記録紙を保持するので、フリクションパッド49と記録紙P間で発生するスティックスリップに起因する振動をさらに抑制することが可能となる。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように本実施例によれば、実施例1の効果に加えて以下の効果を奏する。
1)第1の接点部材49ha,49hb,49hcを記録紙搬送方向に直交する方向に複数個設けたので、記録紙Pの保持力が高くなり、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
2)第1の接点部材49ha,49hb,49hcの給紙ローラ48側への弾性付勢力を設置個所に応じて変更することにより、記録紙Pの中央を中心に外側へ伸ばす力を発生させることができる。その結果、搬送時に生じる記録紙Pのシワの発生を抑制することができる。
図6は実施例4に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。この実施例4は図2及び図3に示した実施例1における第1の接点部材49bの後段に第2の接点部材を設けたものである。
すなわち、図5において、受け台49dに設けられた揺動軸49o,49p(軸方向に並んでいるので図では重複しているように符号を付している)と第1の接点部材49k及び第2の接点部材49lのそれぞれの保持部49q,49r間にトーションバネ49m,49nを掛け、当該トーションバネ49m,49nを介して第1の接点部材49k及び第2の接点部材49lを揺動軸49o,49pに関してそれぞれ揺動可能に給紙ローラ48方向に弾性付勢する。これにより、フリクションパッド49は第1領域R1で、第1の接点部材49は第2領域R2で、第2の接点部材49lは第3領域R3で給紙ローラ48に当接する。
この実施例4によれば、給紙ローラ48とフリクションパッド49により第1領域R1で記録紙Pを挟持して給紙ローラ48の回転方向に搬送する。さらに、給紙ローラ48の回転方向について第1領域R1の下流側に位置する第2領域R2において給紙ローラ48と第1の接点部材49kで挟持した記録紙Pを、第2領域の下流側に位置する第3領域R3においてさらに挟持した状態で搬送する。これにより、搬送方向に沿って計3点で記録紙Pを保持するので、フリクションパッド49と記録紙P間で発生するスティックスリップの振動をさらに抑制することが可能となる。その結果、記録紙の搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音を防止することができる。また、記録紙搬送経路において、給紙ローラ48の円周に第1及び第2の接点部材49k,49lが配置され、給紙ローラ48間で記録紙Pを挟持するので、給紙ローラ48の曲率に沿って記録紙排出経路を急激に曲げることも可能になる。これにより、レイアウトの制約に囚われ難くなり、省スペース化を図ることもできる。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように、本実施例によれば、実施例1の効果に加えて以下の効果を奏する。
1)第1の接点部材49kと第2の接点部材49lにより記録紙Pの搬送方向に沿った複数の個所で記録紙Pを保持するので、記録紙Pの保持力が高くなり、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
2)また、記録紙Pの搬送方向に沿った複数の個所で記録紙Pを保持するので記録紙排出経路を急激に曲げても追従することが可能となり、レイアウトの制約を少なくし、省スペース化を実現することができる。
図7は実施例5に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。この実施例5は図2及び図3に示した実施例1における給紙ローラ48の前段にピックアップローラ47を設けたものである。
本実施例では、ピックアップローラ47によって積載トレイ41の最上位の記録紙Pがピックアップされ、給紙ローラ48のフリクションパッド49とのニップに導かれる。その際、ピックアップローラ47で重送があった場合には、フリクションパッド49によって第1の領域R1で分離され、実施例1と同様にして第2領域R2を経て搬送される。その際、実施例1と同様にして第1の接点部材49sと給紙ローラ48間の記録紙Pの挟持力によりスティックスリップの振動を抑制することが可能となり、異常音の発生を防止することができる。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように本実施例によれば、実施例1の効果に加えて以下の効果を奏する。
1)記録紙Pの搬送方向に沿って、ピックアップローラ47と記録紙P間のニップと、給紙ローラ48とフリクションパッド49間のニップと、給紙ローラ48と給紙ローラ円周上の第1の接点部材49s間のニップの3個所のニップで記録紙Pが保持されるので、記録紙Pの保持力が高くなり、記録紙Pの搬送挙動及び搬送精度が安定し、異常音の発生を抑制することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明の実施形態における実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 実施例1に係る給紙装置の給紙ローラ配設部分の要部拡大図である。 図2の斜視図である。 実施例2に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。 実施例3に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す斜視図で、(a)は搬送路が見える側から、(b)は(a)の背面側から見た図である。 実施例4に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。 実施例5に係る給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。 従来から実施されている給紙装置の給紙ローラ配設部を示す構成図である。
符号の説明
4 給紙部
47 ピックアップローラ
48 給紙ローラ48
49 フリクションパッド
49a バネ
49b,49g,49ha,49hb,49hc,49k,49s 第1の接点部材
49c,49ia,49ib,49ic,49m,49n トーションバネ
49d 受け台
49e,49ja,49jb,49jc,49o,49p 揺動軸
49l 第2の接点部材
P 記録紙
PR プリンタ
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域

Claims (16)

  1. 積載されたシート状記録媒体を引き出して給紙する第1のローラと、
    前記第1のローラの前記シート状記録媒体引き出し位置の下流側直近で前記第1のローラに所定の接触圧で当接するフリクションパッドと、
    を備え、前記第1のローラと前記フリクションパッドによりシート状記録媒体を挟持して所定の搬送方向に搬送する給紙装置において、
    前記フリクションパッドの前記第1のローラへの当接部より前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに当接するとともに、前記シート状記録媒体を前記第1のローラ間で挟持する第2のローラを備えていることを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1記載の給紙装置において、
    前記第2のローラを前記第1のローラ側に弾性付勢し、所定の挟持力を付与する弾性付勢手段を備えていることを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項2記載の給紙装置において、
    前記弾性付勢手段は、揺動軸に支持されたトーションバネからなり、
    前記第2のローラは、前記揺動軸を中心に揺動可能に付勢されることを特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記フリクションパッドを保持する受け台を備え、
    前記第2のローラは前記受け台に支持されていることを特徴とする給紙装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2のローラは前記第1のローラの回転に従動して回転可能に設けられていることを特徴とする給紙装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2のローラの表面部分は、弾性部材によって構成されていることを特徴とする給紙装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2のローラの表面部分は、ブラシ部材によって構成されることを特徴とする給紙装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の給紙装置において、前記第2のローラの表面部分の摩擦係数は、前記第1のローラの表面部分の摩擦係数より小さいことを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2のローラが前記搬送方向と直交する方向に複数個設けられていることを特徴とする給紙装置。
  10. 請求項9に記載の給紙装置において、
    前記複数個設けられた第2のローラは、内側に設けられている方が外側に設けられているものより大きな挟持力で前記シート状記録媒体を挟持していることを特徴とする給紙装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2のローラの前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに当接するとともに、前記シート状記録媒体を所定の挟持力で挟持する第3のローラが1以上配置されていることを特徴とする給紙装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    積層されたシート状記録媒体をピックアップするための第4のローラを前記第1のローラの前段に備えていることを特徴とする給紙装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の給紙装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 積載されたシート状記録媒体を引き出して給紙する第1のローラと、
    前記第1のローラの前記シート状記録媒体引き出し位置の下流側直近で前記第1のローラに所定の接触圧で当接するフリクションパッドと、
    を備え、前記第1のローラと前記フリクションパッドによりシート状記録媒体を挟持して所定の搬送方向に搬送する給紙方法において、
    前記フリクションパッドの前記第1のローラへの当接部より前記搬送方向下流側直近で前記第1のローラに対して所定の圧力を付与した状態で前記シート状記録媒体を挟持し、その状態で搬送することを特徴とする給紙方法。
  15. 請求項14記載の給紙方法において、
    前記シート状記録媒体を前記搬送方向と直交する方向の複数個所で挟持して搬送することを特徴とする給紙方法。
  16. 請求項14又は15に記載の給紙方法において、
    前記シート状記録媒体を前記搬送方向に沿って複数個所で挟持して搬送することを特徴とする給紙方法。
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