JP6686621B2 - 帯電装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、帯電装置および画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置において、像保持体と帯電部材との接触の不均一による画像不良を改善する技術に関し、以下の特許文献1に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2007−121892号公報には、像担持体ドラム(1)を帯電させる帯電ローラ(2)において、像担持体ドラム(1)の回転中心軸(L1)に対して、帯電ローラ(2)の回転軸心(L2)をねじれ角(α)を有して交差させる技術が記載されている。
特開2007−121892号公報(「0014」〜「0016」、図2)
本発明は、帯電部材を像保持体に対して傾斜させる場合に比べて、像保持体の帯電むらを低減することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の帯電装置は、
像保持体の回転軸に対して平行して配置された回転軸を中心に回転すると共に、前記像保持体の表面に接触して前記像保持体の表面を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材の回転軸に対して傾斜して配置された回転軸を中心に回転するとともに、前記帯電部材に接触して前記帯電部材を清掃する清掃部材と、
前記帯電部材の一端を支持し且つ前記清掃部材の一端を支持する第1の支持部材であって、前記帯電部材の軸方向および前記帯電部材と前記像保持体とが対向する対向方向に交差する幅方向に対して、幅方向の中央の位置に前記帯電部材の一端を支持する部位が配置され、且つ、幅方向の中央の位置からずれた位置に前記清掃部材の一端を支持する部位が配置された前記第1の支持部材と、
前記帯電部材の他端を支持し且つ前記清掃部材の他端を支持する第2の支持部材であって、前記第1の支持部材と同一の構成且つ前記帯電部材を挟んで対向して対称に配置された前記第2の支持部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる請求項1に記載の帯電装置と、
帯電された前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体に転写された可視像を定着させる定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,2に記載の発明によれば、帯電部材を像保持体に対して傾斜させる場合に比べて、像保持体の帯電むらを低減することができる。
図1は本発明の実施例1のプリンタの説明図である。 図2は実施例1の帯電装置と像保持体の説明図であり、図2Aは斜視図、図2Bは図2Aの矢印IIB方向から見た図である。 図3は実施例1の帯電装置の説明図であり、図3Aは斜視図、図3Bは要部拡大図である。 図4は実施例1の帯電装置の枠体を除外した説明図である。 図5は実施例1の支持部材の説明図であり、図5Aは斜視図、図5Bは図5Aの矢印VB方向から見た図である。 図6は帯電ロールを感光体に対して傾斜させた場合の説明図であり、図6Aは上流側の説明図、図6Bは下流側の説明図である。 図7は実施例2の帯電装置と像保持体の説明図であり、実施例1の図2Aに対応する図である。 図8は実施例2の帯電装置の説明図であり、実施例1の図3Aに対応する図である。 図9は実施例2の支持部材の説明図であり、図9Aは斜視図、図9Bは図9Aの矢印IXB方向から見た図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例である実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1のプリンタの説明図である。
図1において、本発明の画像形成装置の実施例1のプリンタUは、装置本体U1を有する。前記装置本体U1の前面には、新たな媒体を補充する際に開閉される媒体補充用の開閉部材の一例としてのフロントカバーU2が下端を中心として開閉可能に支持されている。前記フロントカバーU2は、媒体の一例としての用紙を挿入可能な図1の実線で示す開放位置と、図1の破線で示す閉塞位置との間で移動可能に支持されている。前記装置本体U1の上面には排紙部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記プリンタUの下部には、各種制御回路や記憶媒体等が配置された制御基板SCが配置されている。前記制御基板SCには、プリンタUの各種制御を行う制御部Cと、制御部Cにより作動を制御される画像処理部GS、潜像形成装置の駆動回路の一例としての書込駆動回路DL、および電源装置の一例としての電源回路E等が設けられている。電源回路Eは、帯電部材の一例としての帯電ローラCRy〜CRk、現像部材の一例としての現像ローラG1y〜G1kおよび転写器の一例としての1次転写ローラT1y〜T1k等に電圧を印加する。
前記画像処理部GSは、装置本体U1に電気的に接続された画像情報の送信装置の一例としてのパーソナルコンピュータPC等から入力された印刷情報を、イエロー、マゼンタ、シアン、黒、すなわち、Y,M,C,Kの4色の画像に対応した潜像形成用の画像情報に変換して、予め設定された時期に書込駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒色のみの画像情報が書込駆動回路DLに入力される。
前記書込駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、各色毎に配置された潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
図1において、前記制御基板SCの上方には、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の可視像の一例としてのトナー像を形成する可視像形成装置の一例としての作像装置UY,UM,UC,UKが配置されている。図1において、黒色、すなわち、K色の作像装置UKは、回転する像保持体の一例としての感光体Pkを有する。前記感光体Pkの周囲には、感光体Pkの表面を帯電させる帯電器の一例としての帯電ローラCRk、感光体Pkの表面に静電潜像を形成する潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHk、感光体Pkの表面の静電潜像を可視像に現像する現像装置Gk、感光体Pkの表面に残留した現像剤を除去する像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。
他の色の作像装置UY,UM,UCも、黒色の作像装置UKと同様に構成されている。
前記感光体Py〜Pkは、帯電ローラCRy〜CRkと対向する帯電領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kで帯電ローラCRy〜CRkにより表面を一様に帯電された後、潜像形成領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kでLEDヘッドLHy〜LHkにより潜像が書き込まれる。書き込まれた静電潜像は現像装置Gy〜Gkと対向する現像領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいてトナー像に現像される。現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kに搬送される。前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された一次転写装置の一例としての1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから予め設定された時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各感光体Py〜Pk上のトナー像は前記1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。
1次転写後の感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面の転写残トナーや放電生成物等の残留物、付着物は、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより清掃される。清掃された前記感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面は、帯電ローラCRy,CRm,CRc,CRkにより再帯電される。
帯電ローラCRy〜CRkには、帯電部材の清掃部材の一例としての帯電クリーナCCy,CCm,CCc,CCkが接触している。したがって、帯電クリーナCCy〜CCkは、前記感光体クリーナCLy〜CLkで除去しきれず、帯電ローラCRy〜CRkに付着した残留物等を、除去する。
図1において、前記感光体Py〜Pkの上方には、中間転写ユニットの一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、被転写体の一例であって中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。前記中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、従動部材の一例であり且つ二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、各感光体Py〜Pkに対向して配置された前記1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kと、からなる中間転写支持系により回転可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBの前方には、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbが配置されている。前記ベルトクリーナCLbは、上下方向に延びる清掃容器CLb1と、清掃容器CLb1に支持され且つ中間転写ベルトBに接触して中間転写ベルトB表面に残留した残留物を除去して清掃する清掃部材の一例としてのクリーニングブレードCLb2と、クリーニングブレードCLb2で除去された残留物が飛散、漏出することを防止するための漏出防止部材の一例としてのフィルムCLb3と、前記清掃容器CLb1の下端部に配置され且つ除去された残留物を排出して図示しない回収容器に搬送する残留物搬送部材CLb4とを有する。なお、実施例1の清掃容器CLb1は、上下方向の下端が、作像装置UY〜UKの下端、すなわち、現像装置Gy〜Gkの下端位置に対応する位置に設定されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して、二次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。前記バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより、実施例1の二次転写装置T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域により、2次転写領域Q5が形成される。
前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kで1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q5に搬送される。
前記1次転写ローラT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写装置T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
前記制御基板SCの下方には、媒体の積載部の一例としての手差しトレイTR1が設けられている。手差しトレイTR1は、下壁の一例としての底壁TR1aと、前記底壁TR1aの後端から上方に延びる後端壁TR1bと、底壁TR1aの上方に対向して配置された上壁TR1cとを有する。手差しトレイTR1の前端部には、新たな記録シートSを補充するための補充口TR1dが形成されている。前記上壁TR1cの前端部は、補充口TR1dの外側、すなわち、前側に行くに連れて上方に傾斜して形成されている。したがって、前記補充口TR1dは、前側に行くほど上壁TR1cと底壁TR1aとの間隔が広くなり、補充口TR1dが前側に行くほど広くなるように形成されている。
前記底壁TR1a上には、回転中心PL1aを中心として回転可能に支持され且つ媒体の一例としての記録シートSが積載されて、記録シートSを昇降させる媒体積載部の一例としての昇降プレートPL1が配置されている。前記昇降プレートPL1の後端部には、昇降プレートPL1の後端部を上方に付勢する付勢部材の一例としての昇降バネPL2が配置されている。前記昇降プレートPL1は、画像形成が行われていない場合は、左右両端部に配置された偏心カム状の押下げ部材PL3により昇降プレートPL1が底壁TR1aに平行な状態に保持される下降位置に移動する。そして、画像形成が行われている間は、押下げ部材PL3が回転して昇降バネPL2により昇降プレートPL1が上昇した図1に示す上昇位置との間で移動可能に支持されている。
したがって、前記フロントカバーU2が開放されると、外部に補充口TR1dが開放されて、後端壁TR1bに突き当たるまで新たな記録シートSの束を挿入して、下降位置の昇降プレートPL1上に積載して収容可能となる。
前記上壁TR1cの後方には、送出部材の一例としての給紙ロールRpが配置されている。前記給紙ロールRpは、前記昇降プレートPL1が上昇位置に移動した状態で、積載された記録シートSの束の最上面の記録シートSが昇降バネPL2のバネ力で押し当てられる位置に配置されている。前記後端壁TR1bの上端には、捌き部材の一例としてリタードパッドRpdが配置されている。なお、手差しトレイTR1の右方には、第1の搬送路の一例としての第1の給紙路SH6が形成されている。第1の給紙路SH6は、上下方向に延びている。
手差しトレイTR1に積載された記録シートSは、給紙ロールRpにより送り出され、前記リタードパッドRpdと給紙ロールRpとの接触領域で1枚ずつ分離されて捌かれ、手差し路SH0に搬送される。前記手差し路SH0の記録シートSは、第1の給紙路SH6に合流する。第1の給紙路SH6の上端には、搬送部材の一例であって、給紙時期の調整部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。前記レジロールRrは、中間転写ベルトBのトナー像が2次転写領域Q5に到達する時期に合わせて、2次転写領域Q5に向けて媒体搬送路SHに記録シートSを送り出す。
2次転写領域Q5でトナー像が転写された後の中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbにより表面に残留した転写残トナーや放電生成物等の残留物が除去されて清掃される。
前記トナー像が転写された記録シートSは、定着装置Fの定着領域Q6に搬送される。前記定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有し、前記加熱ロールFhと加圧ロールFpとが予め設定された圧力で接触した領域により定着領域Q6が構成されている。前記記録シートS表面の未定着トナー像は、定着領域Q6通過時に、熱と圧力により定着される。
画像が定着された記録シートSは、媒体の排出部材の一例としての排出ローラRhから排出トレイTRhに排出される。
前記排出ローラRhの右方には、搬送路の一例として、媒体搬送路SHから分岐して右方に延びる反転用の追加接続路SH1が形成されており、追加接続路SH1と媒体搬送路SHとの分岐部には、切替部材の一例としてのゲートGT1が配置されている。実施例1のゲートGT1は、弾性変形可能な材料により構成されており、媒体搬送路SHを搬送されてきた記録シートSが通過する際には、記録シートSに押されて弾性変形して記録シートSが排出ローラRhに搬送可能であると共に、記録シートSが通過すると弾性復元して、排出ローラRhからの記録シートSを追加接続路SH1に案内可能となるように配置されている。
実施例1のプリンタUでは、装置本体U1の後面に、反転ユニットU5が支持されている。前記反転ユニットU5の内部には、第2の搬送路の一例としての反転路SH2が形成されている。反転路SH2の上流端は、装置本体U1の追加接続路SH1の右端に接続されている。前記反転路SH2の下流端は、装置本体U1のレジロールRrの上流側の第1の給紙路SH6に合流している。
したがって、両面印刷が行われる場合、一面目に画像が記録された記録シートSが媒体搬送路SHを搬送されて、搬送方向の後端がゲートGT1を通過すると、排出ローラRhが逆回転して、記録シートSが追加接続路SH1および反転路SH2に送られる。そして、反転路SH2上に配置された搬送部材の一例としての搬送ローラRaにより記録シートSが搬送され、記録シートSの表裏が反転した状態でレジロールRrに再送される。
実施例1のプリンタUでは、装置本体U1の下方に、給紙モジュールU6が配置されている。給紙モジュールU6内部には、給紙トレイTR2が形成されている。給紙モジュールU6の後部には、搬送路の一例としての第2の給紙路SH7が形成されている。第2の給紙路SH7は上下方向に延びている。第2の給紙路SH7の上端は、第1の給紙路SH6の下端に接続されている。
なお、実施例1の給紙トレイTR2は、手差しトレイTR1よりも前後方向の長さが長く構成されている以外は、同様に構成されている。したがって、給紙モジュールU6には、手差しトレイTR1と同様に、給紙ロールRp′や昇降プレートPL1′等が配置されている。よって、給紙ロールRp′で給紙された記録シートSは、第1の給紙路SH6に搬送される。なお、第2の給紙路SH7は、給紙モジュールU6の下方に、さらに給紙モジュールU6が追加される場合に、下方からの記録シートSが通過可能に構成されている。
(帯電装置の説明)
図2は実施例1の帯電装置と像保持体の説明図であり、図2Aは斜視図、図2Bは図2Aの矢印IIB方向から見た図である。
図3は実施例1の帯電装置の説明図であり、図3Aは斜視図、図3Bは要部拡大図である。
図4は実施例1の帯電装置の枠体を除外した説明図である。
図5は実施例1の支持部材の説明図であり、図5Aは斜視図、図5Bは図5Aの矢印VB方向から見た図である。
なお、以下の説明において、Y,M,C,Kの各色の感光体Py〜Pkおよび帯電装置は、同様に構成されているので、K色のものについてのみ説明し、その他の色Y,M,Cについては、説明を省略する。
図2、図3において、実施例1の感光体Pkは、回転軸1を中心として回転駆動される。感光体Pkは、軸方向の両端部に、被間隔設定部の一例としての被トラッキング部2が形成されている。なお、被トラッキング部2は、感光層3が形成されておらず、軸方向内側の感光層3の外径R1に対して、被トラッキング部2の外径R2が小径に形成されている。
図2、図3において、実施例1の帯電ローラCRkは、回転軸の一例としての芯材11と、芯材11の外周に支持された帯電部の一例としてのゴム材12とを有する。図2Bにおいて、実施例1の帯電ローラCRkは、芯材11が、感光体Pkの回転軸1と平行するように配置されている。
芯材11には、ゴム材12の軸方向の両端部に、間隔設定部の一例としてのトラッキングロール13が支持されている。トラッキングロール13は、被トラッキング部2に対応して配置されている。また、トラッキングロール13の外径R4は、ゴム材12の外径R3よりも大きく形成されている。なお、トラッキングロール13の外径R4とゴム材12の外径R3との差(R4−R3)は、感光層3の外径R1と被トラッキング部2の外径R2との差(R1―R2)よりも小さく設定されている。すなわち、R4−R3<R1−R2に設定されている。よって、トラッキングロール13が被トラッキング部2に突き当てられた状態では、ゴム材12が、予め設定された弾性変形量だけ弾性変形した状態で、感光層3に接触する。
帯電クリーナCCkは、回転軸の一例としての芯材21と、芯材21の外周に螺旋状に巻きつけられた清掃部本体22とを有する。
図4、図5において、帯電ローラCRkおよび帯電クリーナCCkは、軸方向の両端部が、第1の支持部材の一例としての左軸受け部材31と、第2の支持部材の一例としての右軸受け部材32とにより支持されている。実施例1では、左軸受け部材31と右軸受け部材32とは、左右対称に配置されただけで、同一の構成をしている。すなわち、同一の部品を使用している。
軸受け部材31,32は、壁部36を有する。壁部36は、帯電ローラCRkが感光体Pkに接近、離間する方向に延びる板状に形成されている。壁部36の感光体Pk側には、帯電ローラCRkの芯材11を回転可能に支持する帯電軸受部37が形成されている。帯電軸受部37は、感光体Pk側が開放された略U字状に形成されている。なお、帯電軸受部37に対応して、壁部36には、開口38が形成されている。開口38を通じて、図示しない通電部材により、帯電ローラCRkに帯電用の電圧が供給可能である。
帯電軸受部37の下方には、清掃支持部の一例としてのクリーナ支持部41が形成されている。クリーナ支持部41は、感光体Pkに接近、離間する方向に沿って延びる前後一対の案内壁41aを有する。また、案内壁41aの感光体Pkから遠い側には、付勢部材の支持部の一例としてのばね支持壁41bが形成されている。
図5Bにおいて、一対の案内壁41aの前後方向の中央41cは、帯電軸受部37の前後方向の中央37aに対して、前側に偏った位置に設定されている。したがって、左右対称の軸受け部材31,32に支持された帯電ローラCRkと帯電クリーナCCkとでは、図2Bに示すように、帯電ローラCRkの軸方向に対して、帯電クリーナCCkの芯材21が傾斜した状態で支持される。
図2〜図4において、帯電クリーナCCkの芯材21は、軸受け42により回転可能に支持されている。軸受け42は、案内壁41aに沿って移動可能な状態で、クリーナ支持部41に支持されている。軸受け42とばね支持壁41bとの間には、付勢部材の一例としての第1のスプリング43が支持されている。第1のスプリング43は、帯電クリーナCCkを帯電ローラCRkに向けて付勢する力を作用させる。
また、軸受け部材31,32の外側には、帯電装置の枠体の一例としてのフレーム46が配置されている。フレーム46は、帯電ローラCRkや帯電クリーナCCkを囲むように配置されている。フレーム46の底壁46aと、軸受け部材31,32との間には、付勢部材の一例としての第2のスプリング47が支持されている。第2のスプリング47は、帯電ローラCRkを感光体Pkに向けて付勢する力を作用させる。さらに、底壁46aには、軸受け部材31,32を、感光体Pkに接近、離間する方向に案内する案内壁46bが形成されている。
前記帯電ローラCRk、帯電クリーナCCk、軸受け部材31,32、軸受け42、スプリング43,47、フレーム46等により、実施例1の帯電装置48が構成されている。
(実施例1の作用)
前記構成要件を備えた実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、帯電クリーナCCkが帯電ローラCRkに対して傾斜して支持される。ここで、帯電クリーナCCkは、帯電ローラCRkに向けて、軸方向の両端に配置された第1のスプリング43で押し付けられている。
感光体と帯電ローラ、帯電クリーナが平行に配置されている従来の構成では、両端がスプリングで押されることとなる。よって、帯電ロールの撓み等で、軸方向の中央部と軸方向の端部とで、帯電ロールと感光体との接触条件、すなわち、接触面積や接触圧力が異なる問題がある。したがって、接触条件の違いに伴い、帯電条件に違いが発生して、帯電むらの原因となる。
また、駆動される感光体は、製造誤差や精度により、実際には、回転軸が、回転中心から偏心しており、偏心の程度も個体により異なる。したがって、感光体の偏心に伴う周期的な回転のムラに、帯電ロールが追従できないと、特に、軸方向の中央部で接触圧力が不足しやすい問題もある。
図6は帯電ロールを感光体に対して傾斜させた場合の説明図であり、図6Aは上流側の説明図、図6Bは下流側の説明図である。
これに対して、特許文献1に記載の技術のように、帯電ロールの回転軸を、感光体の回転軸に対して傾斜させる構成では、帯電ロールが撓みにより感光体に巻き付くような形となる。よって、軸方向の中央部でも接触面積や接触圧力が確保しやすくなる。しかしながら、特許文献1に示すように帯電ローラ01を感光体02に対して傾斜させる場合、羽根で付勢する方向06は同一であるため、図6Aに示すように、帯電ローラ01の一端側01aでは、感光体02に対して上流側の楔状の空間03aが下流側の楔状の空間03bよりも広くなるのに対し、図6Bに示すように帯電ローラ01の他端側01bでは、感光体02に対して上流側の楔状の空間03cが下流側の楔状の空間03dよりも狭くなる。すなわち、放電条件が一端側01aと他端側01bとで異なる。したがって、帯電ローラ01を傾斜させない場合に比べて、感光体02の表面における帯電の均一性が悪化し、画質が低下する問題がある。
また、感光体02を中心として、両端01a,01bで均等に角度を持って帯電ローラ01を配置するには、軸受けやばねの部品の精度を高める必要があり、現実的には、部品寸法差や製造誤差等で感光体02に対する帯電ローラ01の傾斜角度が安定しない問題もある。帯電ローラ01の軸の傾斜が設定よりもずれると、帯電ローラ01が感光体02に対して従動性が低下して、帯電ローラ01が空回りする恐れもある。帯電ローラ01が空回りすると、帯電ローラ01や感光体02の局所的な摩耗が発生しやすくなり、経時的に帯電の均一性が悪化する問題もある。また、帯電ローラ01が空回りすると、帯電ローラ01に従動回転する帯電クリーナ07のクリーニング性能も低下する問題がある。また、感光体02の偏心による回転ムラと帯電ローラ01の軸方向の傾斜の設定からのずれが合わさると、最悪の場合には、軸方向の中央部で帯電ローラ01と感光体02との接触面積や接触圧力が不足して帯電量が低下する恐れもある。
これらに対して、実施例1のプリンタUでは、帯電ローラCRy〜CRkは感光体Py〜Pkに対して平行に配置され、帯電クリーナCCy〜CCkの軸方向が帯電ローラCRy〜CRkに対して傾斜している。したがって、特許文献1のような帯電ローラ01を感光体02に対して傾斜させる場合に比べて、図6A、図6Bに示すような放電条件の不均一が発生しない。よって、感光体Py〜Pkの帯電むらが低減される。
また、第1のスプリング43が、傾斜した帯電クリーナCCy〜CCkを、帯電ローラCRy〜CRkに巻き付くような形で押し付けている。したがって、帯電ローラCRy〜CRkが軸方向に撓もうとしても、帯電クリーナCCy〜CCkに押さえられて撓みが補正される。よって、感光体Py〜Pkの帯電の不均一が低減される。
さらに、実施例1では、左軸受け部材31と右軸受け部材32とが同一構成の部品を対称に配置して使用している。したがって、帯電クリーナCCy〜CCkの軸方向の中央部と、帯電ローラCRy〜CRkの軸方向(左右方向)の中央部とが、常に一致することとなる。なお、軸方向の一端と他端とで、異なる部品を使用する場合は、部品のばらつきで、中央部が一致しない恐れがある。よって、実施例1では、帯電ローラCRy〜CRkの軸方向において、撓みが最大となる位置である軸方向の中央部に、帯電クリーナCCy〜CCkの中央部を確実に接触させることが可能である。特に、帯電クリーナCCy〜CCkの中央部は、帯電ローラCRy〜CRkに巻き付くように接触する際に、帯電クリーナCCy〜CCkの接触面積および接触圧力が最大になる位置であり、帯電ローラCRy〜CRkの撓みが最大になる位置である。よって、実施例1の帯電クリーナCCy〜CCkは、帯電ローラCRy〜CRkの撓みが最大になる位置を、接触面積等が最大の位置で、確実に押さえることができる。したがって、軸方向の一端と他端で異なる構成の部品を使用する場合に比べて、部品のばらつきによる接触位置の変動が低減され、感光体Py〜Pkの帯電の不均一がさらに低減される。
よって、帯電クリーナCCy〜CCkと帯電ローラCRy〜CRkとの位置関係が安定しやすく、帯電の均一性の問題も抑えられやすい。また、帯電クリーナCCy〜CCkと帯電ローラCRy〜CRkとの位置関係が安定すると、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkとの関係も安定しやすい。よって、帯電ローラCRy〜CRkの感光体Py〜Pkに対する従動性も低下しにくく、帯電ローラCRy〜CRkに対する帯電クリーナCCy〜CCkの従動性も低下しにくい。よって、特許文献1に記載の構成に比べて、摩耗やクリーニング性の問題も低減される。
さらに、実施例1では、トラッキングロール13と第2のスプリング47とで、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkの関係が規定される。よって、感光体Py〜Pkの偏心に伴う回転ムラがあっても、トラッキングロール13や第2のスプリング47を有しない構成に比べて、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkとの位置関係が安定しやすい。よって、感光体Py〜Pkの偏心に伴う回転ムラがあっても、帯電ムラが低減される。
図7は実施例2の帯電装置と像保持体の説明図であり、実施例1の図2Aに対応する図である。
図8は実施例2の帯電装置の説明図であり、実施例1の図3Aに対応する図である。
図9は実施例2の支持部材の説明図であり、図9Aは斜視図、図9Bは図9Aの矢印IXB方向から見た図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図7〜図9において、実施例2のトラッキングロール13′は、帯電ローラCRkには支持されておらず、フレーム46の左右両側壁46cに回転可能に支持されている。また、実施例2では、フレーム46と、装置本体U1との間には、付勢部材の一例としての第3のスプリング60が支持されている。実施例2の第3のスプリング60は、フレーム46を感光体Pkに対して押し付ける方向の力を作用させる。したがって、第3のスプリング60の弾性力で、トラッキングロール13′は、感光体Pkの被トラッキング部2に接触した状態で保持される。
また、実施例2の帯電ローラCRkは、帯電軸受部37′に回転可能に支持されている。また、帯電クリーナCCkは、各軸受け部材31′,32′のクリーナ軸受け部42′に回転可能に支持されている。なお、実施例2では、第1のスプリング43が設けられておらず、ベアリング61とクリーナ軸受け部42′との間隔により、帯電クリーナCCkが帯電ローラCRkに接触した状態で支持される。すなわち、実施例1で示した第1のスプリング43を使用して予め設定された圧力で押し当てる定荷重方式ではなく、実施例2では、帯電クリーナCCkの帯電ローラCRkへの弾性変形量、食い込み量を、予め設定された量とすることで、予め設定された圧力で接触させる定変位方式が採用されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の帯電装置では、実施例1と同様に、一対の軸受け部材31′,32′は、同一構成の部品を対称に配置している。よって、実施例1と同様の作用効果を有する。また、実施例2の帯電装置では、実施例1とは異なり、トラッキングロール13′と第3のスプリング60とを有するトラッキング機構が、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkの間隔を設定する。
ここで、感光体Py〜Pkの回転中心は、部品の製造誤差、ばらつき等で、現実には偏心している。同様に、帯電ローラCRy〜CRkも偏心している。実施例1の構成のように、帯電ローラCRy〜CRkにトラッキングロール13を設ける場合、感光体Py〜Pkの偏心に伴ってトラッキングロール13を被トラッキング部2に接触させる機能と、帯電ローラCRy〜CRkを感光体Py〜Pkに予め設定された圧力で押し付ける機能と、を、1つの第1のスプリング43で負担している。したがって、感光体Py〜Pkの偏心と、帯電ローラCRy〜CRkの偏心が重なり、第1のスプリング43の伸縮が大きくなることがある。すなわち、実施例1の構成では、感光体Py〜Pkに対する帯電ローラCRy〜CRkの追従性、応答性が悪い場合、例えば、感光体Py〜Pkの径が小さくなる際に帯電ローラCRy〜CRkが速やかに感光体Py〜Pkに接近できず、瞬間的に接触面積が狭くなったり、隙間が空いてしまう場合がある。よって、追従性、応答性が悪いと、感光体Py〜Pkと帯電ローラCRy〜CRkとの接触面積が広くなったり、狭くなったりする恐れがあり、帯電むらが発生する恐れがある。
また、感光体Py〜Pkの偏心回転に帯電ローラCRy〜CRkが追従する場合に、追従性、応答性が悪いと、軸方向の両端で第1のスプリング43で押し付ける構成では、軸方向の一端と他端とでバランスが崩れる場合がある。両端でバランスが崩れると、押し付ける力にムラが発生し、帯電むらが発生する恐れがある。
なお、感光体Py〜Pkと帯電ローラCRy〜CRkとの間に隙間をあける非接触帯電方式でも、実施例1のようなトラッキング機構を設けた場合、感光体Py〜Pkや帯電ローラCRy〜CRkの偏心に伴って、隙間の大きさが変動して、帯電むらが発生する問題がある。
これらに対して、実施例2の帯電装置では、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkとの間隔は、第3のスプリング60で負担し、帯電ローラCRy〜CRkの感光体PR〜Pkに対する接触圧力は、第2のスプリング47で負担している。したがって、1つのスプリングで、これら2つの機能を負担する場合に比べて、追従性、応答性が向上しやすい。よって、帯電むらの発生が低減される。
特に、実施例2では、帯電ローラCRy〜CRkを支持する軸受け部材31′,32′は、フレーム46との間に配置された第2のスプリング47で押されている。したがって、実施例2では、第3のスプリング60でトラッキングの調整がされたフレーム46をベースとして、各軸受け部材31′,32′が第2のスプリング47で支持されている。よって、帯電ローラCRy〜CRkの偏心に伴う接触状態の変化が、第2のスプリング47で調整される。よって、第2のスプリング47が、フレーム46ではなく、装置本体U1との間に配置される場合では、帯電ローラCRy〜CRkの偏心に加えて感光体Py〜Pkの偏心の影響も受けるが、これに比べて、実施例2では、帯電ローラCRy〜CRkの偏心の悪影響が低減され、帯電ローラCRy〜CRkと感光体Py〜Pkとの間の接触面積等の変動が小さくなる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H05)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタUを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、中間転写体としての中間転写ベルトを使用する構成を例示したが、この構成に限定されず、中間転写ドラムを使用する構成とすることも可能である。また、転写装置として中間転写体を有する転写装置を例示したが、この構成に限定されず、例えば、中間転写体を省略して、感光体Py〜Pkから直接、被転写体としての記録シートSにトナー像を転写する構成とすることも可能である。
(H03)前記実施例において、像保持体として、ドラム状の感光体Py〜Pkを例示したが、これに限定されない。例えば、ベルト状の感光体を使用することも可能である。
(H04)前記実施例において、帯電クリーナCCy〜CCkとして、軸に螺旋状の芯材21の外周に螺旋状に巻きつけられた清掃部本体22を有する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、帯電ローラCRy〜CRkと同様にロール状の構成とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、小型の画像形成装置に適用した構成を例示したが、中型や大型の画像形成装置にも適用可能である。
1…像保持体の回転軸、
11…帯電部材の回転軸、
21…清掃部材の回転軸、芯材、
22…清掃部本体、
31…第1の支持部材、
32…第2の支持部材、
48…帯電装置、
CCy,CCm,CCc,CCk…清掃部材、
CRy,CRm,CRc,CRk…帯電部材、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
LHy,LHm,LHc,LHk…潜像形成装置、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
S…媒体、
T1+T2+B…転写装置、
U…画像形成装置。

Claims (2)

  1. 像保持体の回転軸に対して平行して配置された回転軸を中心に回転すると共に、前記像保持体の表面に接触して前記像保持体の表面を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材の回転軸に対して傾斜して配置された回転軸を中心に回転するとともに、前記帯電部材に接触して前記帯電部材を清掃する清掃部材と、
    前記帯電部材の一端を支持し且つ前記清掃部材の一端を支持する第1の支持部材であって、前記帯電部材の軸方向および前記帯電部材と前記像保持体とが対向する対向方向に交差する幅方向に対して、幅方向の中央の位置に前記帯電部材の一端を支持する部位が配置され、且つ、幅方向の中央の位置からずれた位置に前記清掃部材の一端を支持する部位が配置された前記第1の支持部材と、
    前記帯電部材の他端を支持し且つ前記清掃部材の他端を支持する第2の支持部材であって、前記第1の支持部材と同一の構成且つ前記帯電部材を挟んで対向して対称に配置された前記第2の支持部材と、
    を備えたことを特徴とする帯電装置。
  2. 像保持体と、
    前記像保持体の表面を帯電させる請求項1に記載の帯電装置と、
    帯電された前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
    前記像保持体の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
    前記媒体に転写された可視像を定着させる定着装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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