JP6638298B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1としての特開2006−290516号公報には、回動軸(63)を支点として開閉可能な両面ユニット(60)が開放される際に、レジストローラ対(18)は装置本体(50)に残され、且つ、レジストローラ対(18)に用紙を案内するガイド板(42)全体が両面ユニット(60)と一体的に移動する構成が記載されている。また、特許文献1には、両面ユニット(60)が開放される際に、レジストローラ対(18)に用紙を案内するガイド板(142)の全体が装置本体(50)に残される構成も記載されている。
なお、特許文献1に記載の構成では、回動軸(63)は、レジストローラ対(18)に対して、重力方向でほぼ真下且つ、給紙カセット(15a,15b)2つ分下方に離れた位置に配置されている。
画像形成装置の本体に支持され、画像が形成される媒体を搬送する搬送部材と、
媒体が積載される積載部と、
前記積載部から前記搬送部材に向けて搬送される媒体が通過する第1の搬送路と、
前記第1の搬送路に合流し且つ前記搬送部材に向けて搬送される媒体が通過する第2の搬送路であって、両面印刷が行われる場合に一面目の画像が形成された媒体が通過する前記第2の搬送路と、
前記画像形成装置の本体に回転中心を中心として回転可能に支持され、前記第1の搬送路を外部に露出させる開放位置と、前記第1の搬送路を閉じる閉塞位置と、の間で移動可能な開閉部材と、
前記画像形成装置の本体に支持され、且つ、前記媒体の搬送方向に対して前記搬送部材の上流且つ開閉部材側に配置され、前記搬送部材に向けて媒体を案内する第1の案内部材と、
前記開閉部材に支持され、且つ、前記第2の搬送路を搬送される媒体を案内し且つ前記第2の搬送路が合流後の第1の搬送路を搬送される媒体を案内すると共に、前記第1の案内部材よりも媒体搬送方向の上流側に配置された第2の案内部材であって、前記開閉部材が開閉する際に前記開閉部材の回転中心を中心として前記第1の案内部材に形成された隙間を通過し且つ前記第1の案内部材および前記搬送部材と非干渉の移動軌跡に沿って移動する前記第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記第2の案内部材側の端部が、媒体の幅方向に延びる櫛歯状に形成された前記第1の案内部材と、
前記第1の案内部材側の端部が、媒体の幅方向沿って、前記第1の案内部材の櫛歯における凹部に対向する凸部と前記第1の案内部材の櫛歯における凸部に対向する凹部とを有する櫛歯状に形成された前記第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記第1の案内部材の櫛歯の第2の案内部材側の先端よりも、前記第2の案内部材の櫛歯の第1の案内部材側の先端の方が、前記第2の搬送路の内側に配置されたことを特徴とする。
媒体の搬送方向に対して前記第1の案内部材よりも上流側に配置され、且つ、前記画像形成装置の本体に回転可能に支持されて、前記搬送部材に向けて媒体を案内する第3の案内部材であって、前記開閉部材が開放位置に移動した場合に、前記搬送路を開放する方向に回転可能な前記第3の案内部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、開閉部材の開閉時に櫛歯状の部分が互いに干渉せずに通過できる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の案内部材の先端よりも第2の案内部材の櫛歯の方が第2の搬送路の内側に配置された場合に比べて、第2の搬送路を搬送される媒体が詰まることを低減できる。
請求項4に記載の発明によれば、第3の案内部材が固定されている場合に比べて、詰まった媒体の視認性、除去性を向上させることができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、本発明の画像形成装置の実施例1のプリンタUは、装置本体U1を有する。前記装置本体U1の前面には、新たな媒体を補充する際に開閉される媒体補充用の開閉部材の一例としてのフロントカバーU2が下端を中心として開閉可能に支持されている。前記フロントカバーU2は、媒体の一例としての用紙を挿入可能な図1の実線で示す開放位置と、図1の破線で示す閉塞位置との間で移動可能に支持されている。前記装置本体U1の上面には排紙部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒色のみの画像情報が書込駆動回路DLに入力される。
前記書込駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、各色毎に配置された潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
他の色の作像装置UY,UM,UCも、黒色の作像装置UKと同様に構成されている。
1次転写後の感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面の転写残トナーや放電生成物等の残留物、付着物は、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより清掃される。清掃された前記感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面は、帯電ローラCRy,CRm,CRc,CRkにより再帯電される。なお、前記感光体クリーナCLy〜CLkで除去しきれず、帯電ローラCRy〜CRkに付着した残留物等は、前記帯電ローラCRy〜CRkに接触して配置された帯電器清掃部材の一例としての帯電器クリーナCCy,CCm,CCc,CCkによりクリーニングされる。
前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kで1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q5に搬送される。
前記1次転写ローラT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写装置T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
したがって、前記フロントカバーU2が開放されると、外部に補充口TR1dが開放されて、後端壁TR1bに突き当たるまで新たな記録シートSの束を挿入して、下降位置の昇降プレートPL1上に積載して収容可能となる。
手差しトレイTR1に積載された記録シートSは、給紙ロールRpにより送り出され、前記リタードパッドRpdと給紙ロールRpとの接触領域で1枚ずつ分離されて捌かれ、手差し路SH0に搬送される。前記手差し路SH0の記録シートSは、第1の給紙路SH6に合流する。第1の給紙路SH6の上端には、搬送部材の一例であって、給紙時期の調整部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。前記レジロールRrは、中間転写ベルトBのトナー像が2次転写領域Q5に到達する時期に合わせて、2次転写領域Q5に向けて媒体搬送路SHに記録シートSを送り出す。
前記トナー像が転写された記録シートSは、定着装置Fの定着領域Q6に搬送される。前記定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有し、前記加熱ロールFhと加圧ロールFpとが予め設定された圧力で接触した領域により定着領域Q6が構成されている。前記記録シートS表面の未定着トナー像は、定着領域Q6通過時に、熱と圧力により定着される。
画像が定着された記録シートSは、媒体の排出部材の一例としての排出ローラRhから排出トレイTRhに排出される。
したがって、両面印刷が行われる場合、一面目に画像が記録された記録シートSが媒体搬送路SHを搬送されて、搬送方向の後端がゲートGT1を通過すると、排出ローラRhが逆回転して、記録シートSが追加接続路SH1および反転路SH2に送られる。そして、反転路SH2上に配置された搬送部材の一例としての搬送ローラRaにより記録シートSが搬送され、記録シートSの表裏が反転した状態でレジロールRrに再送される。
なお、実施例1の給紙トレイTR2は、手差しトレイTR1よりも前後方向の長さが長く構成されている以外は、同様に構成されている。したがって、給紙モジュールU6には、手差しトレイTR1と同様に、給紙ロールRp′や昇降プレートPL1′等が配置されている。よって、給紙ロールRp′で給紙された記録シートSは、第1の給紙路SH6に搬送される。なお、第2の給紙路SH7は、給紙モジュールU6の下方に、さらに給紙モジュールトレイU6が追加される場合に、下方からの記録シートSが通過可能に構成されている。
図3は図1において、反転ユニットU5が開放位置に移動した状態の説明図である。
図1〜図3において、開閉部材の一例としての反転ユニットU5は、回転中心の一例としての回転軸1を中心として回転可能に支持されている。図2、図3において、実施例1の反転ユニットU5は、第1の給紙路SH6が閉じられた図2に示す閉塞位置と、第1の給紙路SH6が開放された図3に示す開放位置と、の間で移動可能に支持されている。実施例1では、回転軸1は、レジロールRrの後側の回転軸2よりも下方且つ後方に配置されている。
なお、実施例1では、一対のレジロールRrは、装置本体U1に回転可能に支持されており、反転ユニットU5の開閉時も装置本体U1に残るように構成されている。また、実施例1では、2次転写ロールT2bは、反転ユニットU5に支持されている。
図2、図3において、実施例1では、第1の給紙路SH6の下流端部において、後側、即ち、反転ユニットU5側に、第1の案内部材の一例としての固定ガイド11が配置されている。固定ガイド11は、装置本体U1に固定支持されている。図4において、固定ガイド11の下部は、櫛歯状に形成されている。すなわち、固定ガイド11の下部には、案内部の一例として、幅方向に対して間隔を開けて配置され且つ短冊状の複数のガイド部11aが形成されている。
図2、図3において、実施例1の可動ガイド12は、反転ユニットU5の開閉時の移動軌跡13が、レジロールRrおよび固定ガイド11に非干渉となる軌跡に沿って移動するように構成されている。なお、実施例1では、可動ガイド12の前端部は、固定ガイド11のガイド部11aに対して、移動軌跡13では干渉するように見えるが、実際は、固定ガイド11のガイド部11aの間を、可動ガイド12のガイド部12aが通過しており、干渉はしない。
前記構成要件を備えた実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、反転ユニットU5を開放する場合に、固定ガイド11は装置本体U1に残されたまま、可動ガイド12および第3ガイド14が移動する。したがって、第1の給紙路SH6のほとんどが開放される。よって、第1の給紙路SH6や手差し路SH0、反転路SH2の下流部で、記録シートSが詰まった場合に、利用者が視認可能であると共に、詰まった記録シートSの除去も可能である。
実施例1や特許文献1に記載されているように、2次転写ロールT2bが反転ユニットU5に支持されている構成では、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとの接触圧が、反転ユニットU5に反力として作用する。よって、反転ユニットU5には、接触圧に耐えられる強度が必要となる。仮に、レジロールRrのロール対の一方も反転ユニットU5側に配置すると、レジロールRrのロール対の間の接触圧も反転ユニットU5に作用することとなる。よって、レジロールRrのロール対を装置本体に配置する場合に比べて、反転ユニットU5の強度を高くする必要がある。また、レジロールRrのロール対が反転ユニットの開閉に伴って接触、離間する構成では、ロール対どうしが離間した状態から接触する際に位置の精度を出すための構成も必要になる。よって、レジロールRrのロール対は、両方共装置本体U1に設けることが望ましい。
一方で、特許文献1に記載されているように、レジロールの上流側の案内部材が、カバーと一体的に移動する構成では、図5Aの構成に比べて、紙詰まりの解消は容易になる。一方で、図5Bにおいて、レジロール01の上流側の案内部材03がカバー04と一体的に移動しようとした場合、カバー04の回転中心04aの位置によっては、案内部材03がレジロール01に干渉して、カバー04を開閉できない。
即ち、カバー04の回転中心04aを通過する垂線06と、回転中心04aとレジロール01の回転軸01aとを結ぶ線07とが成す角度08が、カバー04を閉じる方向を+方向とした場合に、角度08が+方向に大きくなるほど、レジロール01と案内部材03とが干渉しやすくなる。
ここで、回転中心04aを、レジロール01のほぼ真下にしか配置できない場合、設計の自由度において制約となる。
また、小型化のため、高さ方向の距離も短くなりやすい。特に、カバー04に転写ロールも支持されている場合、転写領域での接触圧力に応じてカバー04を閉める際に力が必要になる。カバー04を閉める力、すなわち、作業者が操作する際に必要な力を小さくするには、回転中心04aの位置は、テコの原理から、回転中心と転写ロールとの距離が近いほうが好ましい。よって、回転中心04aはできるだけ転写ロールに近い位置、すなわち、上方に配置されやすい。したがって、回転中心04aとレジロール01との高さも短くなりやすく、角度08が大きくなりやすい。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図6は実施例2の案内部材の説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図6において、実施例2のプリンタUでは、固定ガイド11′の下端であるガイド部11a′の前端縁が、後方に傾斜している。したがって、固定ガイド11′のガイド部11a′が、反転路SH2を搬送される記録シートSもガイド可能に構成されている。そして、可動ガイド12′の下流端であるガイド部12a′の前端が、固定ガイド11′のガイド部11a′の前端縁よりも前方に延びている。すなわち、可動ガイド12′の方が固定ガイド11′よりも反転路SH2の内側に配置されている。よって、反転路SH2の下流側に、可動ガイド12′が張り出した形、いわゆるオーバーラップしている形になっている。
よって、実施例2では、固定ガイド11′と可動ガイド12′との分割位置31が、実施例1とは異なり、第1の給紙路SH6ではなく、第1の給紙路SH6と反転路SH2との合流位置32よりも反転路SH2の上流側に設定されている。
前記構成を備えた実施例2のプリンタUでは、固定ガイド11′と可動ガイド12′との分割位置31が合流位置32よりも反転路SH2内に設定されている。実施例1のように分割位置31が合流位置32よりも第1の給紙路SH6の下流側に設定されている場合、手差し路SH0や第1の給紙路SH6を搬送されてきた記録シートSの前端が、分割位置に引っ掛かって紙詰まりが発生する恐れがある。
これに対して、実施例2では、分割位置31が合流位置32よりも反転路SH2内に設定されており、紙詰まりの発生が低減されている。
また、実施例2では、可動ガイド12′の下流端が、固定ガイド11′の上流端よりも下流側に張り出す形となっている。図7において、可動ガイド011の下流端が固定ガイド012の上流端よりも下流側に張り出していない場合、可動ガイド011と固定ガイド012との分割部分013で、反転路014を搬送されてきた記録シート015の前端が引っ掛かって詰まる恐れがある。これに対して、実施例2では、可動ガイド12′の下流端が張り出しており、図7に示す場合に比べて、反転路SH2を搬送されてきた記録シートSの紙詰まりの発生が低減される。
図8は実施例2の変更例の説明図であり、実施例2の図6に対応する図である。
図8において、実施例2の変更例では、反転ユニットU5が閉塞位置に移動した状態で、可動ガイド12′の櫛歯状のガイド部12a′と、固定ガイド11′の櫛歯状のガイド部11a′とが、いわば噛み合った状態で構成されている。
よって、実施例2の変更例の構成では、ガイド部11a′、12a′どうしが最初から噛み合っており、実施例1,2の場合にように、反転ユニットU5の開閉時に、ガイド部12a′とガイド部11a′が噛み合い始める際に引っ掛かってしまうことが防止される。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図9は閉塞位置における実施例3の案内部材の説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図10は開放位置における実施例3の案内部材の説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
図9、図10において、実施例3のプリンタUでは、第3の案内部材の一例としての第3ガイド14″が、実施例1とは異なり、装置本体U1に支持されている。第3ガイド14″は、回転軸14c″を中心として回転可能に支持されている。なお、実施例3では、回転軸14c″は、第3ガイド14″において前側に配置されており、第3ガイド14″の重心位置14d″は、回転軸14c″よりも後側に設定されている。したがって、図10に示すように、反転ユニットU5が開放位置に移動した場合に、第3ガイド14″は、回転軸14c″を中心として、重力で後方に傾斜するように回転する。なお、実施例3では、重心位置14d″の位置関係で第3ガイド14″が回転するように構成したが、これに限定されない。例えば、バネやゴム等の付勢部材を使用して、第3ガイド14″を、第1の給紙路SH6を開放する方向に付勢する構成とすることも可能である。また、第3ガイド14″を、第1の給紙路SH6を開放する方向に付勢する部材を設けず、利用者が手動で回動させる構成とすることも可能である。
前記構成を備えた実施例3のプリンタUでは、反転ユニットU5が開放位置に移動しても、第3ガイド14″が装置本体U1に残り、且つ、回転軸14c″を中心として回転する。したがって、実施例3の構成では、図10に示すように、図3に示す実施例1の場合に比べて、第1の給紙路SH6が大きく開放される。したがって、第1の給紙路SH6をを外部から視認しやすくなり、詰まった紙の除去が容易になる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H08)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H03)前記実施例において、帯電器クリーナCCy〜CCkを省略することも可能である。
(H05)前記実施例において、小型の画像形成装置に適用した構成を例示したが、中型や大型の画像形成装置にも適用可能である。
(H07)前記実施例において、搬送部材の一例としてのレジロールRrを例示したが、これに限定されない。搬送経路に配置された他の搬送部材にも適用可能である。
(H08)前記実施例において、反転ユニットU5の回転軸1は、レジロールRrに対して後方に離れた位置に配置された画像形成装置に対して、本発明は好適に適用可能であるが、ほぼ真下の位置に回転軸1が配置された構成にも適用可能である。
11,11′…第1の案内部材、
11a,12a,11a′,12a′…櫛歯、
12,12′…第2の案内部材、
13…移動軌跡、
Rr…搬送部材、
S…媒体、
SH2…第2の搬送路、
SH6…第1の搬送路、
TR2…積載部、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置の本体、
U5…開閉部材。
Claims (4)
- 画像形成装置の本体に支持され、画像が形成される媒体を搬送する搬送部材と、
媒体が積載される積載部と、
前記積載部から前記搬送部材に向けて搬送される媒体が通過する第1の搬送路と、
前記第1の搬送路に合流し且つ前記搬送部材に向けて搬送される媒体が通過する第2の搬送路であって、両面印刷が行われる場合に一面目の画像が形成された媒体が通過する前記第2の搬送路と、
前記画像形成装置の本体に回転中心を中心として回転可能に支持され、前記第1の搬送路を外部に露出させる開放位置と、前記第1の搬送路を閉じる閉塞位置と、の間で移動可能な開閉部材と、
前記画像形成装置の本体に支持され、且つ、前記媒体の搬送方向に対して前記搬送部材の上流且つ開閉部材側に配置され、前記搬送部材に向けて媒体を案内する第1の案内部材と、
前記開閉部材に支持され、且つ、前記第2の搬送路を搬送される媒体を案内し且つ前記第2の搬送路が合流後の第1の搬送路を搬送される媒体を案内すると共に、前記第1の案内部材よりも媒体搬送方向の上流側に配置された第2の案内部材であって、前記開閉部材が開閉する際に前記開閉部材の回転中心を中心として前記第1の案内部材に形成された隙間を通過し且つ前記第1の案内部材および前記搬送部材と非干渉の移動軌跡に沿って移動する前記第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の案内部材側の端部が、媒体の幅方向に延びる櫛歯状に形成された前記第1の案内部材と、
前記第1の案内部材側の端部が、媒体の幅方向沿って、前記第1の案内部材の櫛歯における凹部に対向する凸部と前記第1の案内部材の櫛歯における凸部に対向する凹部とを有する櫛歯状に形成された前記第2の案内部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1の案内部材の櫛歯の第2の案内部材側の先端よりも、前記第2の案内部材の櫛歯の第1の案内部材側の先端の方が、前記第2の搬送路の内側に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 媒体の搬送方向に対して前記第1の案内部材よりも上流側に配置され、且つ、前記画像形成装置の本体に回転可能に支持されて、前記搬送部材に向けて媒体を案内する第3の案内部材であって、前記開閉部材が開放位置に移動した場合に、前記搬送路を開放する方向に回転可能な前記第3の案内部材、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
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