JP2009542441A - ロールギャップを制御する方法と装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも2つのロール(3a−b、4a−b)、及びロールギャップの大きさを個別に制御する少なくとも2つのロールギャップアクチュエータ(6、7)を含む圧延装置でストリップ(1)を圧延するときにロールギャップを制御する方法と装置に関する。本装置は、ストリップの幅方向の板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報(POSactOS、POSactDS)を受信し、前記板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報に基づいて、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるように前記アクチュエータを制御する。

Description

本発明は、実質的に長くて平坦なストリップ又はシートの製造に関するものである。以下の記述では、ストリップとシートは同じ意味に使用される。例えば、ストリップは、銅、スチール、又はアルミニウムのような金属により作製される。具体的には、本発明は、少なくとも2つのロールと、それぞれ個別にロールギャップの大きさを制御する少なくとも2つのアクチュエータとを含む圧延装置でストリップを圧延するとき、ロールギャップを制御する方法と装置に関する。
本発明は、熱間圧延だけでなく冷間圧延にも有用である。
金属ストリップの製造中、圧延装置で材料を所望の寸法に圧延する処理は一般的なやり方である。圧延装置は、少なくとも2つのロールと、ロールギャップとも呼ばれるロール間のギャップ、つまりは製造されるストリップの厚みを制御する厚み制御システムとを含む。専門用語を統一するため、圧延装置の一方の側をオペレータ側と呼び、他方の側をドライブ側と呼ぶ。オペレータ側及びドライブ側の各側には、アクチュエータ、例えばロールの間の距離を調整する油圧アクチュエータのような機械アクチュエータが設けられる。従って、オペレータ側及びドライブ側のロールギャップは互いに独立して調整することができる。ロールギャップを調整するために熱アクチュエータを使用することも知られている。熱アクチュエータは、動作するロールのパーツを冷却又は加熱することによってロールギャップを調整する。厚み制御の他に、圧延装置には平坦度制御手段も設けられる。
厚み制御を行なう場合、圧延後、すなわちストリップがワークロールを通過した後に、ストリップ上の少なくとも一つのポイントでストリップ厚を測定する。普通、厚みはストリップの中心部の一点で測定される。この測定値は、ストリップ厚の所望の値と一緒に厚み制御手段への入力として使用される。従って、先行技術による厚み制御の目的は、ストリップの幅方向の圧下を一定にすることである。
圧延前のストリップ材料が非対称な板厚プロフィルを有する場合がある。例えば、熱間圧延されるストリップは多くの場合、中心が最も厚く、両縁に向かって薄くなる板厚プロフィルを有する。場合によっては、ストリップ材料は、ストリップの一方の端部に向かって次第に小さくなる板厚プロフィルを有し、これは、ストリップ材料の一方の端部における厚みが他方の端部における厚みより大きいことを意味し、このようなストリップはくさび形ストリップとも呼ばれる。次第に小さくなる板厚プロフィルを有するストリップ材料は、例えば冷間幅狭帯材圧延装置において一般的であり、この場合、中心が最も大きい板厚プロフィルを有する熱間圧延ストリップが、冷間圧延前に2つの狭幅のストリップに分割される。
圧延前のストリップ厚が、ストリップの幅方向にほぼ一定である限り、厚み制御システムは良好に動作する。しかしながら、圧延前のストリップが非対称の板厚プロフィルを有する場合、厚み制御システムによって非対称の平坦度誤差がストリップに生じる。この平坦度誤差は、ストリップ厚が小さくなることにより、相対的な厚み減少量と同じ量だけストリップが相対的に延伸する現象に起因している。例えば、圧延前のストリップの一方の側が他方の側よりも厚い場合、圧延後のストリップの相対的な延伸は、他方の側よりも当該一方の側で小さくなり、これによって平坦性の問題が生じる。いくらかの時間が経過した後で、この平坦度誤差は平坦度制御システムによって検出及び補正することができる。しかしながら、この間ストリップの平坦度は最適でない。この平坦度誤差は、ロールギャップがストリップの入側の板厚プロフィルに完全に調整される場合にも生じる。
今日では、ロールギャップをストリップの板厚プロフィルに一致させるために、異なる形態の設定モデルが使用されている。しかしながら、主としてストリップの入側及び出側で厚み補正が行なわれると直ぐに、厚み補正によって非対称の平坦度誤差が、くさび形ストリップを圧延する場合に発生する。これは、先行技術では、圧延装置のオペレータ側及びドライブ側の両方で厚み補正が常に同じ量で行なわれることに起因している。平坦度誤差は、ストリップの一又は複数の部分が不合格となる結果を招く。従って、平坦性の問題は圧延鋼製造業者にとってコストが高い。
本発明の目的は、上述の問題に魅力的な解決策を提案することである。
本発明の一の態様によれば、この目的は、請求項1記載の方法により達成される。このような方法では、ストリップの幅方向の板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報を受信し、当該情報に基づいて、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるようにアクチュエータを制御する。
本発明による厚み制御は、圧延前のワークピースの板厚プロフィルが幅方向に異なる可能性があるという事実に関連して行なわれる。本発明によれば、厚み制御は、先行技術におけるようなストリップの絶対的な圧下に関してではなく、ストリップの相対的な圧下に関して行なわれる。ストリップの幅方向の圧下率を一定にすることにより、ストリップの幅方向の延伸率が一定になるので、平坦なストリップが得られる。従って、くさび形のストリップ、すなわち他方の側よりも一方の側が厚いストリップを圧延する場合、両側の圧下率を圧延中に同じにすることが重要である。
アクチュエータを制御することにより、圧延装置の両側で圧下率をほぼ同じにすることを可能にするためには、ストリップの幅方向の板厚プロフィルのくさび形状の傾斜の大きさに関する情報が必要である。この情報は種々の方法で取得することができる。当該情報は、ストリップの幅方向に沿った少なくとも2つのポイントでストリップ厚を測定することにより直接取得することができるか、又はオペレータ側及びドライブ側のロールギャップアクチュエータの位置を受信することにより間接的に取得することができる。この情報は、例えば直前の熱間圧延プロセスから得られるか、又は例えば走査手段により測定される。圧延中、一般的に、平坦度誤差が最小となるようにロールギャップアクチュエータを位置決めすることにより、ワークロールはストリップのくさび形状の板厚プロフィルに従う。従って、アクチュエータの位置はストリップのくさび形を極めて正確に反映する。板厚プロフィルのくさび形を推定することもできる。別の構成では、板厚プロフィルに関する情報は、測定済みの平坦度誤差とロールギャップアクチュエータの位置に関する情報とに基づいて決定される。
本発明の一実施形態によれば、圧延装置は更に、所望のストリップ厚に基づいてロールギャップの厚み補正値を計算する厚み制御システムを含み、本方法では更に、実行される厚み補正に関する情報を受信し、ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさに基づいて、圧延装置の両側で厚み補正率がほぼ同じになるようにアクチュエータを制御する。この実施形態によれば、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるようなアクチュエータの制御は、圧延装置の両側の厚み補正率がほぼ同じになるようにアクチュエータを制御することにより行なわれる。
所望のストリップ厚、従ってロールギャップの所望の圧下は普通、自動厚み制御システム(AGC)を用いて制御される。このシステムは厚み補正値を継続的に計算し、これらの厚み補正値はロールギャップアクチュエータ制御システムに供給される。厚み制御システムは厚み補正ループを含み、この厚み補正ループは、所望のストリップ厚、及び圧延後の実際のストリップ厚の測定値に基づいて、ロールギャップの所望の厚み補正値を繰り返し計算する。
本方法では更に、実行される厚み補正の量に関する情報を厚み制御システムから受信する。また、圧延装置の両側で圧下率を同じにするため、各補正出力によって同じ厚み補正率を圧延装置の両側に付与する必要がある。先行技術におけるように、厚み補正を圧延装置の両側で対称に加えることは、くさび形状のストリップを圧延する場合に平坦度誤差が生じることを意味する。ストリップの圧下率は、ストリップの圧延の入側から行なわれる全ての厚み補正率の合計に等しい。ロールギャップを制御することにより、圧延装置の両側での厚み補正率が厚み補正ループの各段階においてほぼ同じになる場合、ストリップの幅方向の圧下率は一定になる。本発明のこの実施形態によれば、厚み補正値が圧延装置の両側のアクチュエータに配信されるので、圧延装置の両側で厚み補正率がほぼ同じになり、これによって、平坦度誤差が最小になる。この実施形態による利点は、厚み制御システムから既に入手可能となっている厚み補正に関する情報を利用して、圧延装置の両側で圧下率の合計を同じにできることである。
厚み補正率は普通、厚み制御システムからの厚み補正値と、圧延前又は圧延後のストリップの実際の厚みとの除算の商として定義される。
本発明の別の実施形態によれば、本方法では、ストリップの幅方向に沿った少なくとも2つのポイントにおける圧延前のストリップ厚に関する情報を受信し、ストリップの幅方向に沿った少なくとも1つのポイントにおける圧延後にストリップ厚に関する情報を受信し、圧延の前と後のストリップ厚に基づいてストリップの圧下率を計算し、計算されたストリップの圧下率と、ストリップの圧延前の少なくとも2つのポイントでのストリップ厚に関する情報とに基づいてアクチュエータを制御する。
ストリップの圧下比とも呼ばれる圧下率は普通、ストリップの入側厚み、すなわち圧延前のストリップ厚と、ストリップの出側厚み、すなわち圧延後のストリップ厚との差を、ストリップの入側厚みで除した値:(H−h)/Hとして定義され、ここでHは入側厚みであり、hは出側厚みである。
圧下率を、ストリップの幅方向に沿った一つのポイント、例えばストリップの中心又はストリップの一方の端部で決定し、次いでロールギャップの大きさ、すなわちロールの間の距離を制御することにより、ストリップの幅方向に沿った少なくとも別のポイントで、好ましくはストリップの幅全体に亘って、圧下率を同じにする。ロールの幅方向の制御ポイントの最大数は、ロールギャップを制御するアクチュエータの数に応じて決まる。例えば、圧延装置がロールギャップを制御する2つのアクチュエータを有する場合、ロールの幅方向に沿った2つのポイントでロールギャップの大きさを制御することができる。
本発明の別の実施形態によれば、ロールギャップアクチュエータは、圧延装置のオペレータ側とドライブ側とでロールギャップの大きさを個別に制御し、本方法では、圧延装置のオペレータ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、オペレータ側の圧延前のストリップ厚とに基づいて推定し、当該推定に基づいてオペレータ側のロールギャップアクチュエータを制御し、圧延装置のドライブ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、ドライブ側の圧延前のストリップ厚とに基づいて推定し、当該推定に基づいて、ドライブ側のロールギャップアクチュエータを制御する。
明らかなことに、一連の方法請求項において定義される本発明による方法は、本発明による方法のステップに対応する命令を有するプログラムをプロセッサユニットで実行したときに当該プログラムによって実行されるのに適している。
本発明の更に別の態様によれば、本目的は、コンピュータ又はプロセッサの内部メモリに直接読み込むことができるコンピュータプログラム製品によって達成される。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータで実行されると一連の方法請求項において定義される方法のステップを実行するソフトウェアコード部分を含む。コンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な媒体を介して、又はネットワークを経由して提供される。
本発明の別の態様によれば、本目的は、プログラムがコンピュータに一連の方法請求項において定義される方法のステップを実行させるものであり、且つプログラムがコンピュータで実行されるとき、このプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な媒体によって達成される。
本発明の別の態様によれば、本目的は、請求項10記載の装置によって達成される。このような装置は、ストリップの幅方向の板厚プロフィルのくさび形状の傾斜の大きさに関する情報を受信し、且つ当該板厚プロフィルのくさび形状の傾斜の大きさに関する情報に基づいて、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるようにアクチュエータを制御する。
本発明は、冷間圧延装置でのストリップ厚の制御に特に適している。これは、冷間圧延装置においてスリットストリップが一般に使用されることによるものである。熱間圧延の間に、通常、ストリップの板厚プロフィルが対称の形状になるように板厚プロフィルが制御される。
本発明は、くさび形状のストリップを圧延装置で圧延するときロールギャップを制御するために特に有用である。
次に、本発明の種々の実施形態の説明、及び添付図面の参照により、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態による、ストリップ厚を制御する装置を含む圧延装置の概略側面図である。 図1に示す圧延装置の正面図である。 図1に示す圧延装置の上面図である。 本発明の第1の実施形態による、圧延装置においてストリップ厚を制御する方法のブロック図である。 本発明の第2の実施形態による、ストリップ厚を制御する装置を含む圧延装置の概略側面図である。 本発明の第2の実施形態による、圧延装置においてストリップ厚を制御する方法のブロック図である。
図1〜3は、異なる視点から見た、圧延装置のロールギャップを制御する制御装置14を含む本発明の第1の実施形態による圧延装置を示している。これらの図には、圧延装置2を矢印で示す方向に通過する金属ストリップ1が示されている。圧延装置は2つの主ロール3a、b及び2つの支持ロール4a、bを含む。2つのアクチュエータ6、7、この場合は油圧アクチュエータによって、ロールギャップとも呼ばれる主ロール3aと3bの間の距離が決定される。アクチュエータ6によって、圧延装置のオペレータ側10のロール間の距離が決定され、アクチュエータ7によって、圧延装置のドライブ側11のロールの間の距離が決定される。アクチュエータ6、7は個別に、圧延装置の各側のロール間のギャップの大きさを制御する。圧延装置は更に、圧延後のストリップ厚を測定するセンサ12を含む。センサ12は、ストリップの幅方向のほぼ中心に位置し、すなわちストリップの両方の縁からほぼ同じ距離に位置する。センサ12は、ストリップの幅方向の一のポイント13における厚みを測定する。図2は、圧延装置の中心におけるロールギャップの大きさd、オペレータ側のロールギャップの大きさdOS、及びドライブ側のロールギャップの大きさdDSを示している。
制御装置14は、アクチュエータ6、7の位置を制御する。制御装置14は、圧延前のストリップ厚hに関する情報を受信する。この実施形態では、厚み情報は、直前の熱間圧延プロセスから受け取る。別の構成では、当該情報は、ストリップが圧延装置に挿入される前にストリップを走査する走査装置から受信することができる。この実施形態では、圧延前のストリップ厚に関する情報は、図3に示すように、ストリップの幅方向に沿って位置する3つのポイント15a〜cに関して必要になる。これらのポイントは、互いからストリップの移動方向に直交する方向に沿って互いから一定の距離だけ離れた位置に選択されなければならない。この実施形態では、第1ポイント15aは圧延装置のオペレータ側10に位置し、第2ポイント15bはストリップの幅の中心、すなわちセンサ12に相当する位置に位置し、第3ポイント15cは圧延装置のドライブ側11に位置する。
制御装置14は、ストリップの圧下率
Figure 2009542441

を、ストリップを圧延する前と後の厚み、すなわちストリップを小さくする前と後の厚みに基づいて計算する。この実施形態では、ストリップの中心の圧下率
Figure 2009542441

は、圧下前にポイント15bで測定されるストリップ厚Hと、圧下後にポイント13で測定されるストリップ厚hに基づき、次式:
Δh=H−h (1)
を利用して計算される。
制御装置14は更に、圧延装置のオペレータ側の所望のロールギャップdOSを、計算されたストリップの中心の圧下率
Figure 2009542441

と、圧延前のオペレータ側のストリップ厚HOS、すなわちポイント15aで測定された厚みとに基づいて計算する。また、計算ユニットは、圧延装置のドライブ側の所望のロールギャップdDSを、計算されたストリップの中心の圧下率
Figure 2009542441

と、圧延前のドライブ側のストリップ厚HDS、すなわちポイント15cで測定された厚みとに基づいて計算する。
別の構成として、圧延前のストリップ厚で除した圧下率
Figure 2009542441

を計算することもでき、この演算により、圧延後のストリップ厚での除算によって得られる結果とほぼ同じ結果が得られる。
計算には何らかの数値論理ユニットALUが必要であるが、これは、FPGA、ASIC、又は簡易マイクロプロセッサのデジタル回路に導入することができる。本装置は更に、入力及び出力手段、並びにメモリ手段のような、従来技術に公知の適切なデータ処理手段を備える。
制御装置14は、計算された所望のロールギャップdOS及びdDSに基づいてアクチュエータ6、7を制御する。これらのアクチュエータによって、ロール間の距離がオペレータ側及びドライブ側で所望のロールギャップに調整される。これにより、ストリップの幅方向の圧下率はほぼ一定になる。
図4は、本発明の第1の実施形態による方法及びコンピュータプログラム製品を説明するフローチャートである。フローチャートの各ブロックはコンピュータプログラム命令によって実行することができることを理解されたい。
ブロック20では、ストリップを圧延する前のストリップ厚H、HOS、HDSに関する情報を受信する。ブロック22で、圧延後のストリップ厚hに関する情報を受信する。ブロック24で、圧延の前と後のストリップ厚に基づいてストリップの中心の圧下率を次式に従って計算する。
Figure 2009542441
幅方向のストリップの圧下率を一定にするためには、以下の関係式が成立しなければならない。
Figure 2009542441

即ち、オペレータ側の圧下率
Figure 2009542441

及びドライブ側の圧下率
Figure 2009542441

は、ストリップの中心における圧下率
Figure 2009542441

と同じでなければならない。
オペレータ側のロールギャップの所望の大きさdOSは、以下の等式に従ってブロック26で計算される。
Figure 2009542441
ドライブ側のロールギャップの所望の大きさdDSは、以下の等式に従ってブロック28で計算される:
Figure 2009542441

その後、ブロック30で、オペレータ側のロールギャップが計算された大きさdOSに等しくなるまでオペレータ側のアクチュエータ7を調整し、ブロック32で、ドライブ側のロールギャップが計算された大きさdDSに等しくなるまでドライブ側のアクチュエータ6を調整する。
図5は、ストリップ厚を制御する制御装置40を含む、本発明の第2の実施形態による圧延装置の模式側面図である。図1の構成要素に対応する構成要素には同じ参照番号が付されており、これらの構成要素について再度詳細に説明することはしない。図面に示すように、圧延装置は更に厚み制御システム42を含み、この厚み制御システム42は、所望のストリップ厚hrefと、圧延後のストリップ厚hの測定値とに基づいて、ロールギャップの厚み補正値POSaddを計算する。この厚み補正値は、圧延後のストリップの実際の厚みと、所望のストリップ厚との差として計算される。厚み補正値は、マイクロメートル単位の大きさである。制御装置40は、厚み制御システム42から厚み補正値POSaddを受信し、ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさに基づいて、圧延装置の両側での厚み補正率をほぼ同じになるように、アクチュエータ6、7に対する制御信号を生成する。
厚み制御システム42は、制御装置40に転送される厚み補正値POSaddを継続的に計算する。圧下率の合計を圧延装置の両側で同じにするため、各補正出力はまた、圧延装置の両側に同じ補正率を付与しなければならない。くさび形状の断面を有するストリップ、すなわち一方の側が他方の側よりも厚いストリップを圧延する場合、圧延中に両側の板厚圧下率が同じとなることが重要である。
以下の等式を適用して、ストリップの幅方向の相対的な板厚圧下率を確実に同じにする。
POSadd=(POSaddOS+POSaddDS)/2 (6)
ここで、
POSadd=厚み制御システムに基づいて計算された厚み補正値
POSaddOS=圧延装置のオペレータ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値
POSaddDS=圧延装置のドライブ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値
W=ストリップの相対的くさび形状の分布
であり、Wは
W=(HDS−HOS)/HOS
によって定義されるか、又は(自動平坦度制御システムを使用する場合)、
W=(POSactDS−POSactOS)/POSactOS (7)
によって定義される。
式(7)中、
OS=オペレータ側の入側ストリップ厚
DS=ドライブ側の入側ストリップ厚
POSactDS=ドライブ側のロールギャップアクチュエータの実際の位置
POSactOS=オペレータ側のロールギャップアクチュエータの実際の位置
である。
オペレータ側及びドライブ側の両方で厚み補正率を同じにするためには、以下の等式が満たさなければならない。
POSaddDS=POSaddOS(1+W) (8)
この等式を解くことにより、
POSaddDS=POSaddOS(1+W)=(2POSadd−POSaddDS(1+W)
POSaddDS=(2POSadd (1+W)/(2+W) (9)
POSaddOS=2POSadd−POSaddDS (10)
図6は、本発明の第2の実施形態による方法及びコンピュータプログラム製品を説明するフローチャートである。フローチャートの各ブロックはコンピュータプログラム命令によって実行することができることを理解されたい。
ブロック52では、ストリップの幅方向の板厚プロフィルのくさび形状の傾斜の大きさに関する情報を受信する。この情報は、例えばドライブ側及びオペレータ側のロールギャップアクチュエータの実際の位置POSactDS、POSactOSである。ブロック54では、等式7に従ってストリップの相対的くさび形状分布Wを計算する。ブロック56で、厚み制御システムから厚み補正値POSaddを受信する。その後、ブロック58で、圧延装置のオペレータ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値POSaddOSを等式10に従って計算し、ブロック60で、圧延装置のドライブ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値POSaddDSを等式9に従って計算する。次に、計算された厚み補正値に従ってオペレータ側及びドライブ側のアクチュエータを調整する。
本明細書において使用される「備える」という用語は、記載された機能、整数、ステップ、又は構成要素の存在を指すために用いられる。しかしながら、当該用語は、一つ以上の更に別の機能、整数、ステップ、又は構成要素、或いはこれらの組の存在又は追加を排除するものではない。
本発明は、開示した実施形態に制限されず、請求の範囲に規定される範囲内で変更及び修正することができる。例えば、ストリップの相対的くさび形状分布Wは、W=(POSactDS−POSactOS)/POSactDSとして計算することができる。

Claims (18)

  1. 少なくとも2つのロール(3a−b、4a−b)、及びロールギャップの大きさを個別に制御する少なくとも2つのロールギャップアクチュエータ(6、7)を含む圧延装置でストリップ(1)を圧延するときにロールギャップを制御する方法であって、
    −ストリップの幅方向の板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報(H、POSactOS、POSactDS)を受信するステップと、
    −前記情報に基づいて、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるように前記アクチュエータを制御するステップと
    を含む方法。
  2. 前記くさび形状の傾斜の大きさに関する情報が、圧延されるストリップの幅方向の板厚プロフィルに関する情報(H)を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報が、前記ロールギャップアクチュエータの実際の位置(POSactOS、POSactDS)を含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記圧延装置が、所望のストリップ厚(href)に基づいてロールギャップの厚み補正値(POSadd)を計算する厚み制御システム(42)を更に含み、本方法が、
    −実行される厚み補正に関する情報(POSadd)を受信するステップと、
    −ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさ(POSactOS、POSactDS)に基づいて、圧延装置の両側で厚み補正率がほぼ同じになるように、前記アクチュエータ(6、7)を制御するステップと
    を含む、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ロールギャップアクチュエータ(6、7)が、圧延装置のオペレータ側とドライブ側のロールギャップの大きさを個別に制御し、本方法がオペレータ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値(POSaddOS)、及びドライブ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値(POSaddDS)を、ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさに基づいて計算するステップを含む、請求項4記載の方法。
  6. −ストリップの幅方向の少なくとも2つのポイント(15a−c)における圧延前のストリップ厚に関する情報を受信するステップと、
    −ストリップの幅方向の少なくとも1つのポイント(13)における圧延後のストリップ厚に関する情報を受信するステップと、
    −圧延前及び後の厚みに基づいてストリップの圧下率を計算するステップと、
    −計算されたストリップの圧下率と、前記少なくとも2つのポイントにおける圧延前のストリップ厚に関する情報とに基づいてアクチュエータ(6、7)を制御するステップと
    を含む、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ロールギャップアクチュエータが、圧延装置のオペレータ側とドライブ側のロールギャップの大きさを個別に制御し、本方法が、圧延装置のオペレータ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、圧延前のオペレータ側のストリップ厚とに基づいて推定するステップと、当該推定に基づいてオペレータ側のロールギャップアクチュエータを制御するステップと、圧延装置のドライブ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、圧延前のドライブ側のストリップ厚とに基づいて推定するステップと、当該推定に基づいてドライブ側のロールギャップアクチュエータを制御するステップとを含む、請求項6記載の方法。
  8. コンピュータの内部メモリに直接読み込むことが可能なコンピュータプログラム製品であって、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するソフトウェアを含む、コンピュータプログラム製品。
  9. プログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な媒体であって、前記プログラムが、コンピュータで実行されると、コンピュータに請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法のステップを実行させる、コンピュータで読み取り可能な媒体。
  10. 少なくとも2つのロール(3a−b、4a−b)、及びロールギャップの大きさを個別に制御する少なくとも2つのロールギャップアクチュエータ(6、7)を含む圧延装置でストリップ(1)を圧延するときにロールギャップを制御する制御装置であって、ストリップの幅方向の板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報(H、POSactOS、POSactDS)を受信し、前記板厚プロフィルにおけるくさび形状の傾斜の大きさに関する情報に基づいて、圧延装置の両側でストリップの圧下率がほぼ同じになるように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする、制御装置。
  11. 前記くさび形状の傾斜の大きさに関する情報が、圧延されるストリップの幅方向の板厚プロフィルに関する情報(H)を含む、請求項10記載の制御装置。
  12. 前記くさび形状の傾斜の大きさに関する情報が、前記ロールギャップアクチュエータの実際の位置(POSactOS、POSactDS)を含む、請求項10記載の制御装置。
  13. 前記圧延装置が、所望のストリップ厚に基づいてロールギャップの厚み補正値を計算する厚み制御システムを更に含み、本制御装置が、実行される厚み補正に関する情報を受信し、ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさに基づいて、圧延装置の両側で厚み補正率がほぼ同じになるように前記アクチュエータを制御する、請求項10ないし12のいずれか一項に記載の制御装置。
  14. 前記ロールギャップアクチュエータが圧延装置のオペレータ側とドライブ側のロールギャップの大きさを個別に制御し、本制御装置が、オペレータ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値、及びドライブ側のロールギャップアクチュエータに適用される厚み補正値を、ストリップ厚における厚み補正値及びくさび形状の傾斜の大きさに基づいて計算する、請求項13記載の制御装置。
  15. ストリップの幅方向の少なくとも2つのポイントにおける圧延前のストリップ厚に関する情報を受信し、ストリップの幅方向の少なくとも1つのポイントにおける圧延後のストリップ厚に関する情報を受信し、圧延の前と後のストリップ厚に基づいてストリップの圧下率を計算し、計算されたストリップの圧下率と、前記少なくとも2つのポイントにおける圧延前のストリップ厚に関する情報とに基づいて、前記アクチュエータを制御する、請求項10ないし12のいずれか一項に記載の制御装置。
  16. 前記ロールギャップアクチュエータが圧延装置のオペレータ側とドライブ側のロールギャップの大きさを個別に制御し、本装置が、圧延装置のオペレータ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、圧延前のオペレータ側のストリップ厚とに基づいて推定し、当該推定に基づいて、オペレータ側のロールギャップアクチュエータを制御し、圧延装置のドライブ側の所望のロールギャップを、計算されたストリップの圧下率と、圧延前のドライブ側のストリップ厚とに基づいて推定し、当該推定に基づいて、ドライブ側のアクチュエータを制御する、請求項15記載の制御装置。
  17. 冷間圧延装置においてストリップ厚を制御するための、請求項10ないし16のいずれか一項に記載の装置の使用法。
  18. 圧延装置でくさび形ストリップを圧延するときにロールギャップを制御するための、請求項10ないし16のいずれか一項に記載の装置の使用法。
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