JP2009533234A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 工具保持具と工具とを含むシステムであって、前記工具保持具は、円筒形の工具を保持する固定具、好ましくは締付チャックを含み、特に回転工具の円筒形の工具シャフトがその中に受入れられ、前記システムは脱出防止部を含み、前記工具が軸方向に移動して前記工具保持具から出ないようロックし、前記脱出防止部は、少なくとも１つのロッキング要素と、それに対応し、前記ロッキング要素を受入れる少なくとも１つのロッキング溝とを含み、それらはフォームロッキング態様で相互作用し、前記ロッキング要素または前記ロッキング溝は前記工具シャフトの周方向表面に配置され、前記ロッキング溝の経路は、少なくとも部分的に、螺旋状の、または湾曲した円筒形の表面経路とともに形成される、システム。
2. その断面に関し、前記ロッキング要素は少なくとも部分的にボール頭部形状で構成され、前記ロッキング溝は、少なくとも部分的に、分割された円形形状で構成される、請求項１に記載のシステム。
3. 前記工具、特に前記回転工具は、少なくとも１つの、好ましくは２つの、特に好ましくは４つのロッキング溝を含む、請求項１または２に記載のシステム。
4. 面側から始まる前記ロッキング溝は前記シャフトの少なくとも一部分上を延在する、請求項３に記載のシステム。
5. 前記ロッキング要素の前記工具保持具における組立て、およびそれに対応して、前記ロッキング溝の前記工具における構成は、同じ角度で配置され、および／または前記ロッキング要素は、前記工具保持具において、前記工具の回転軸に垂直な面に配置される、請求項１から４のいずれかに記載のシステム。
6. 前記工具保持具における前記ロッキング要素は、ボール、ピン、ボルト、および／またはねじ切りされたピンであり、それらは、少なくとも１つの、および少なくとも部分的にボール形状の凸面構成を含み、前記工具保持具における前記ロッキング要素は好ましくはステンレス鋼合金から形成され、好ましくは少なくとも前記ボールおよび／または前記ロッキング要素の前記部分的にボール頭部形状の部分は焼き入れされる、請求項１から５のいずれかに記載のシステム。
7. 前記ロッキング要素は前記工具保持具の支持ボア孔において支持され、前記支持ボア孔は、好ましくは、外側周方向表面から、前記工具を受ける前記工具保持具の内側キャビティ内に連続的に延在し、それらは、前記工具保持具の回転軸に垂直に構成されるか、および／または前記工具を受ける前記内側キャビティの内側周方向表面に接線方向に近接して構成され、特に、前記ロッキング要素は、前記支持ボア孔において、好ましくはねじ切りされたピンによって、および／もしくはプレスばめによって保持され、ならびに／または前記ロッキング要素は外部ねじ筋とともに構成され、それらは前記支持ボア孔に構成される内側ねじ筋に対応して構成される、請求項１から６のいずれかに記載のシステム。
8. 前記ロッキング要素は、前記支持ボア孔におけるそれらの支持された位置において、前記ボール頭部形状の構成が、前記工具を受入れる前記工具保持具の前記内部キャビティ内に少なくとも部分的に入る状態で、到達する、請求項７に記載のシステム。
9. 前記ロッキング要素はボールであり、それらは、工具保持具、特に焼きばめチャックにおいて、少なくとも１つのボール保持部において保持され、前記ボール保持部の前記ボールのための前記支持ボア孔は内側を基準にして前記支持ボア孔直径よりも小さい直径を含み、前記工具保持具は前記工具保持具の内部において少なくとも１つのボール保持部を含み、前記ボール保持部は、別途の構成要素であるか、スリーブ内に機械加工されるか、またはボール保持部を含むスリーブであり、前記スリーブは、前記工具保持具にプレスばめ、焼きばめ、または溶接され、ねじ切りされたピンによってインターロッキング態様で保持され、ならびに／またはロッキング要素およびロッキング溝によって前記スリーブに固定される、請求項１から８のいずれかに記載のシステム。
10. 前記工具は前記脱出防止部によって保持され、特に焼きばめ工具において、軸方向にクリアランスなしで、力を付与する要素によって、特に少なくとも１つの圧縮ばね、円錐形ばね、コイルばね、ディスクばね、およびばねパケット、ならびに／またはゴム弾性要素によって保持される、請求項１から９のいずれかに記載のシステム。
11. 前記工具は前記脱出防止部によって保持され、特に、チャックにおいて、軸方向においてクリアランスなしで最少量の潤滑で保持され、前記最少量の潤滑のための移送部は少なくとも１つの貫通ボア孔を円錐形の径方向フランジ部に含み、前記移送部の前記径方向フランジは径方向凹部をその円筒形の包囲表面に沿って含み、それに対応して、円筒包囲表面部形状の環状膜が好ましくはフォームロッキングかつ面一の態様で埋込まれ、したがってそれは接触し、好ましくはゴム弾性材料から構成され、前記貫通ボア孔は径方向に前記移送部の内側キャビティから前記膜へ延在する、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記ロッキング溝経路は、左溝を伴う工具に対しては左ピッチ方向を有し、右溝を伴う工具に対しては右ピッチ方向を有する、請求項１から１１のいずれかに記載のシステム。
13. 前記工具の前記シャフトは外側ねじ筋をその端部に含み、前記外側ねじ筋は、左溝を伴う工具に対しては左ピッチ方向を有し、右溝を伴う工具に対しては右ピッチ方向を有し、前記工具保持具はそれに対応する内側ねじ筋を含む、請求項１から１２のいずれかに記載のシステム。
14. 請求項１から１３のいずれかに記載のシステムにおいて使用するための工具保持具であって、前記工具保持具は前記工具保持具に関する請求項１から１３のいずれかまたは複数の特徴を含む、工具保持具。
15. 請求項１から１３のいずれかに記載のシステムにおいて使用するための工具であって、前記工具は前記工具に関する請求項１から１３のいずれかまたは複数の特徴を含む、工具。