JP2009528487A - アンテナ保持器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、開口(6)を有する自動車の車体部分(4)、特に自動車ルーフ(4)に組み付けるためのアンテナ保持器(2)であって、アンテナベース(8)と、該アンテナベース(8)から突出している固定装置(12)とを有していて、該固定装置(12)の外側横断面が、前記開口(6)の開口横断面よりも小さい形式のものに関する。前組立てされた固定装置(12)が、複数の拡開可能なアーム(22)を有するアンカクロー(20)と、前記アーム(22)を拡開するための拡開エレメント(24)と、アーム(22)を拡開しながら拡開エレメント(24)をアンテナベース(8)に接近させるための操作機構(26)とを有しているよう規定される。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載のアンテナ保持器、すなわち開口を有する自動車の車体部分、特に自動車ルーフに組み付けるためのアンテナ保持器であって、アンテナベースと、該アンテナベースから突出している固定装置とを有していて、該固定装置の外側横断面が、前記開口の開口横断面よりも小さい形式のものに関する。さらに本発明は、請求項11に記載の保持器を有するアンテナ、特に自動車のためのルーフアンテナに関する。
背景技術
自動車のルーフアンテナは、通常はロッドアンテナとして形成されていて、自動車のルーフに固定されたアンテナ保持器を有している。このアンテナ保持器内には、ロッドアンテナ自体が固定されて配置されているか、または着脱可能に配置されている。たとえばドイツ連邦共和国特許公開第号10233065明細書で開示されているアンテナ装置のような公知のアンテナ保持器は、通常は、自動車の内側でルーフの内側面もしくは下側面とルーフの内張りとの間に配置されかつ拡張されているベース部分と、該ベース部分と一体に結合されかつベース部分から突出している固定部分とを有している。この固定部分の外側横断面は車体部分の開口の横断面よりも小さいので、保持器の組付け時に、固定部分は、開口を通して内側から嵌め込むことができる。固定部分は、通常、雄ねじ山を有している。この雄ねじ山には、固定部分が開口を通過した後に、外側から固定ナットまたはカウンタナットが螺着される。これによって内側からルーフに接触しているベース部分がナット締結され、ベース部分とねじ山ナットとの間でルーフが緊締される。
この公知のアンテナ保持器では、アンテナ保持器が、組付けのために分離した2つの部分、つまりベース部分と取付けナットまたはカウンタナットとを供給される必要があるので不利である。このことが物流と組付け作業とを難しくするだけでなく、組付けのための所要時間を長くしてしまう。
発明の利点
上記の従来技術によるアンテナ保持器に対して、請求項1の特徴部記載の特徴を有する本発明によるアンテナ保持器、すなわち前組立てされた固定装置が、複数の拡開可能なアームを有するアンカクローと、前記アームを拡開するための拡開エレメントと、アームを拡開しながら拡開エレメントをアンテナベースに接近させるための操作機構とを有していることを特徴とするアンテナ保持器では以下の利点が得られる。すなわち、アンテナ保持器の組付けのために必要な構成部分を、予め1つの構造ユニットに組み立てることができる。これによって、物流と組付け作業とが簡単にされ、組付け自体の時間が減じられる。特に本発明による解決手段では、アンテナ保持器の、自動車の内側での構造高さを極めて小さく保つことができる。
本発明は、以下の考え方に基づいている。すなわち、アンカクローのアームの拡開によって車体部分にアンカ固定されたアンテナ保持器が、車体部分の、アンテナベースとは反対の側からナット締結される必要がないので、従来はナット締結のために必要だったカウンタナットを省くことができる。
車体部分にアンテナ保持器を特に固くアンカ固定することは、本発明の有利な実施形態によって、拡開エレメントがアンテナベースへの接近時にアンカクローのアームを曲げ、それによってアームの自由な端部がその他の固定装置の外側横断面を超えて突出し、車体部分の、アンテナベースとは反対側の表面に係合することによって達成される。これによって、拡張されたアンテナベースと、アンテナベースの方向に設けられたアームの自由な端部との間で車体部分を緊締することができる。この場合、アームの自由な端部は、特に本発明の別の有利な実施形態によって拡開されると車体部分に押し入る。このことが、アンテナ保持器を車体部分に不動に設置するために役立つだけでなく、アームをアンテナ保持器の接地のためのアース接続エレメントとして使用することをも可能にする。つまり、アンテナ保持器から自動車内に取り付けられた受信器に自動車の車体を介して接続する、導電性の接続部の形成のためにアームを使用できる。
拡開エレメントのアンテナベースへの接近時にアンカクローのアームの折り曲げるために必要となる力を加えるためには、操作機構がねじであると有利である。このねじが、固定装置の構成部分を前組立てされた状態で一体に保持している。
本発明の別の有利な実施形態では、ねじが、拡開エレメントの貫通開口およびアンカクローの貫通開口を通過して、アンテナベースの雌ねじ山に螺合している。さらにねじはその拡張されたねじ頭部で拡開エレメントに接触する。これによって、ねじの締結時に拡開エレメントをアンテナベースの方向に引き寄せることができる。固定装置が一方の側、つまりルーフアンテナの場合は自動車の外側から車体部分の開口を通って挿入されるのに対して、ねじは反対側、つまりルーフアンテナの場合は自動車の内側空間から締結される。この場合、アンテナ保持器が固定補助手段を有していると有利であり、この固定補助手段によって、固定装置が開口を通過した後に、アンテナ保持器を車体部分に対して前固定することができる。これによって、ねじの締結時に加えられる軸線方向の押圧力がある場合でも、アンテナ保持器が再び開口から脱出してしまうことがない。固定補助手段が、アンテナ保持器と一緒に前組立てされた金属性のばね薄板から形成されていると有利である。固定補助手段の脚部は、固定装置が開口を通過した後に、車体部分と背面で係合する係止突起を有している。しかしながら固定装置が、択一的に、プラスチックから成る、一体に加工成形された弾性のある係止舌片を有していてもよい。
上記の実施形態と択一的には、ねじが、アンテナベースの貫通開口およびアンカクローの貫通開口を通過して、拡開エレメントの雌ねじ山に螺合することも考え得る。この場合、まず固定装置を一方の側から開口を通して挿入し、それからアンテナベースにねじ頭部で接触しているねじを同じ側から締結することができる。これはルーフアンテナの場合は外側から行われる。この場合、ねじの締結時に作用する押圧力によって、拡張されたアンテナベースが車体部分に押し当てられるので、固定補助手段を省くことができる。
本発明の別の有利な実施形態では、拡開エレメントが、アンカクローのアームに対して相補的な複数の拡開アームを有している。この拡開アームは、ねじの締結時に、アンカクローのアームと同様に固定装置のガイド内、有利にはアンテナベースに固く結合された固定装置のソケット部分のガイド内で案内されている。
拡開アームが、アンカクローのアームと隣接している側面に、アンテナベースから離れる方向で放射状に広がる湾曲したガイド面を有していると有利である。アンカクローのアームは、変形時に所望の形状を得るために、折曲時にこのガイド面に沿って運動する。アンカクローのアームの折曲および拡開を容易にするために、このアームは横断面狭幅部を有している。この横断面狭幅部が、アームの基部の近傍に配置されていると有利である。
図面
以下に本発明を図面につき詳しく説明する。図1は、自動車のルーフに組み付ける前の前組立てされたアンテナ保持器を下側から見た斜視図であり、図2は、自動車のルーフに組み付けた後の前組立てされたアンテナ保持器を下側から見た斜視図であり、図3は、アンテナ保持器の全ての構成部分を分解して示した斜視図であり、図4は、アンテナ保持器の、組み込まれたベース部分および固定部分を拡大して示した斜視図であり、図5は、アンテナ保持器の拡開エレメントを拡大して下側から見た斜視図であり、図6は、アンテナ保持器の固定クローを拡大して下側から見た斜視図である。
実施例の説明
図面に示されたアンテナ保持器2は、自動車のルーフ4(図2)にルーフアンテナ(図示せず)を組み付けるために役立つ。ルーフ4は、アンテナの組付けのために規定された位置で、正方形の輪郭を有する開口6を有している。
図1および図3に最もわかりやすく示されているように、アンテナ保持器2は、自動車の乗車室の外側での組付けのために設けられかつ拡張されたアンテナベース8と、前組立てされた固定装置12とを有している。固定装置12はアンテナベース8の下側面から突出している。この固定装置12の横断面寸法は、開口6の横断面寸法よりも小さいので、アンテナ保持器2を組み付ける際に、固定装置12をルーフ4の外側から開口6を通して挿入することができる。アンテナ保持器2はさらに、固定補助手段14(図3)を有している。この固定補助手段14によって、固定装置12の開口6の通過後に、アンテナ保持器2を開口6内で暫定的に固定できるので、アンテナ保持器2を最終的なアンカ固定まで押さえておく必要がない。
図3に最もわかりやすく示されているように、前組立てされた固定装置12は、アンテナベース8の下側面から突出しかつ該アンテナベース8に一体に結合しているソケット部分16と、下側からソケット部分16の切欠18に挿入されるアンカクロー20とを有している。このアンカクロー20は、湾曲した4つのアーム22を有している。さらに固定装置12は、アンカクロー20の下側に配置される拡開エレメント24と、ねじ26とを有している。ねじ26は、前組立てされた固定装置12の構成部分16,20,24を一体に保持しており、かつ固定装置12の開口6内への導入後に、アンテナ保持器2をアンカ固定するために拡開エレメント24をアンテナベース8に接近させることに役立つ。これによって、図2に示したようにアーム22の自由な端部28がルーフ4の内側面に係合し、ベース部分8がルーフ4の外側面に引きつけられるまで、アンカクロー20のアーム22は拡開し折曲することができる。
図1および図3に最もわかりやすく示されているように、アンテナベース8は、実質的に平坦な円形のベースプレート30と、該ベースプレート30の上側面に取り付けられた補強部分32とを有している。この補強部分32は、固定補助手段14のための保持器の一部を形成しており、ねじ26のためのねじ山付き孔34(図4)を有している。このねじ山付き孔34は、ベースプレート30を貫通して延在している。このベースプレート30は、その下側面に複数の発泡材クッション36を有している。この発泡材クッション36はアンテナ保持器2の組付け中に、開口6を囲んでいるルーフ4の外側面の塗料を引っ掻いてしまうことを阻止する。
図1、図2、および図4に最もわかりやすく示されているように、固定装置12の、アンテナベース8と一体に結合されかつ該アンテナベース8と一緒に射出成形によってプラスチックから形成されているソケット部分16は、ベースプレート30との境で、開口6の開口横断面に適合された正方形の外側横断面38を有している。これによって、ソケット部分16が開口6内に嵌合され、開口6内で回動しないように固定されている。さらにソケット部分16は、互いに反対側に位置している外側面に配置されかつ外方に縁部が開かれた2つの切欠40を有している(図4)。これらの切欠40は、それぞれ開口6の、向かい合って位置している縁区分と一緒に、アンテナの2つのアンテナケーブル41(図1および図2を参照)のための通路をそれぞれ囲んでいる。ソケット部分16は、同様に別の2つの外側面でも、外方に開口している2つの切欠42を有している。この切欠42内に、固定補助手段14のばね弾性的に撓む2つの脚部44がそれぞれ延在する。ソケット部分16は、その中心にベースプレート30から離れる方向で下に向かって開口している切欠18を有しており、この切欠18内にアンカクロー20が挿入される。この場合、アンカクロー20が、四角形の外周を有する平坦なリング状の中心部分46で、切欠18の相補形状を有する端面50に支持されるようになる。アンカクロー20の中心部分46の円形の開口48は、この場合、その内側の周縁部で、切欠18の端面から突出しているシリンダ状のつば52に外側から接触している。このシリンダ状のつば52は、アンカクロー20をねじ26の回転軸線54に対してセンタリングするために、ねじ山付き孔34の切欠18内への開口を取り囲んでいる。アンカクロー20の4つのアーム22を収容するために、ソケット部分16が、放射状の4つのスリット開口56を有している。この4つのスリット開口56は、ソケット部分16の正方形の外側横断面38の対角線方向で延在していて、切欠18に対して内方および外方に、かつベースプレート30から離れる方向で下に向かって開口している。
図6に最もわかりやすく示されているように、アンカクロー20の4つのアーム22は、斜めに下に向かって外方に中心部分46から突出しかつ中心部分46と一体に結合されている。これらのアーム22は、その変形されていない出発状態で、緩やかなS字形に湾曲されている。アーム22は実質的に一定の幅を有しているが、中心部分46への移行部の基部で、互いに反対側に位置している2対の側面の切込み58の形の横断面狭幅部をそれぞれ有している。これらの切込み58が、アーム22を中心部分46に対して折り曲げることを容易にする。アーム22の長さおよび形状は、アーム22が、固定装置12の前組立ての後に、ソケット部分16のスリット開口56の内側に配置されているように選択されている。さらにこの場合、アーム22の自由な端部28が、ソケット部分16の正方形の外側横断面38を超えないで延在するようにされている。アーム22は、その自由な端部28と隣接して、アーム22の長さの一部にわたって押込み成形部60を有している。これによって、アーム22は凹面を成す内側面と、凸面を成す外側面とを有している。アーム22の自由な端部28は尖鋭に形成されている。これによって、図2に示した拡開および変形された位置でアンテナ保持器2をアンカ固定した後に、自由な端部28がルーフ4に押し当てられると、自由な端部28が自動車のルーフ4の内側面に下側から押し入る。この場合、自由な端部28はベースプレート30に向けられている。
図5に最もわかりやすく示されているように、拡開エレメント24は、ねじ26のための軸線方向の貫通開口61と、それぞれ90度の角度を置いて貫通開口61の周りに配置された4つの拡開アーム62とを有している。これらの拡開アーム62は、ベースプレート30に面した上側面に、凸状の横断面を有する湾曲されたガイド面64を有している。このガイド面64は、アンカクロー20の、隣接したアーム22の凹状の内側面に対して実質的に相補的に形成されている。固定装置12が開口6内に導入された後に、ねじ山付き孔34内へのねじ26の螺入によって拡開エレメント24がベースプレート30に接近させられ、アンカクロー20のアーム22と同様に拡開エレメント24がソケット部分16のスリット開口56内に案内されると、拡開アーム62は、湾曲されたガイド面64に沿って、アンカクロー20の隣接しているアーム22に、上方かつ外方に向けられた力をそれぞれ加える。この力によって、アーム22が変形しながら拡開および折曲される。この場合、アーム22の自由な端部28が、ねじ26の回転軸線54の半径方向で次第にソケット部分16のスリット開口56から脱出し、最終的に、その拡開された自由な端部28で、図2に示したように、ルーフ4の内側面に押し当てられる。
図3に最もわかりやすく示されているように、固定補助手段14は実質的にU字形に湾曲されたばね薄板66から成っている。このばね薄板66は、ねじ26のための貫通開口68を有する横桁部分(Joch)70と、ばね弾性的な2つの脚部44とを有している。脚部44は、その自由な端部の近傍で、係止突起72の形状によって外方に折曲され、その後に走行斜面74の形状によって斜めに下に向かって折曲されている。固定補助手段14は、アンテナ保持器2の前組立てのために、図3に示したように上側からアンテナ保持器のベース部分8に被せ嵌められる。この場合、図1に最もわかりやすく示されているように、横桁部分70が補強部分32の上側面に当接するまで、脚部44の端部がベースプレート30のスリット76を通過して、ソケット部分16の互いに反対側に位置している2つの切欠42内に導入される。
アンテナ保持器2の組付け時に、固定装置12が上側もしくは外側から自動車のルーフ4の開口6内に導入されると、脚部44の自由な端部が、走行傾斜面74と開口6の縁部との接触によって、図2に示したように係止突起72がルーフの下側で係止されるまで少しだけ押しつぶされる。さらにアンテナ保持器が開口6内に「前固定」される。この場合、アンテナ保持器が、その後のねじ26の締結時に回動せず、さらにねじの回転軸線54の軸線方向で後退しないようにされる。
ねじ26の締結時に、ねじ26は、乗車室内からベースプレート30と補強部分32のねじ山付き孔34に螺合される。ねじ26の多角形孔または多角形外縁部(図示せず)を有するねじ頭部80は、拡開エレメント24をベースプレート30の方向で上に向かって運動させる。この場合、ルーフ4がアーム22の端部28とベースプレート30との間で緊締され、それによってアンテナ保持器2がルーフ4に不動にアンカ固定されるまで、アンカクロー20のアーム22は、拡開アーム62から加えられた力によって折曲され、外方に拡開される。
自動車のルーフに組み付ける前の前組立てされたアンテナ保持器を下側から見た斜視図である。 自動車のルーフに組み付けた後の前組立てされたアンテナ保持器を下側から見た斜視図である。 アンテナ保持器の全ての構成部分を分解して示した斜視図である。 アンテナ保持器の、組み込まれたベース部分および固定部分を拡大して示した斜視図である。 アンテナ保持器の拡開エレメントを拡大して下側から見た斜視図である。 アンテナ保持器の固定クローを拡大して下側から見た斜視図である。

Claims (11)

  1. 開口を有する自動車の車体部分、特に自動車ルーフに組み付けるためのアンテナ保持器であって、アンテナベースと、該アンテナベースから突出している固定装置とを有していて、該固定装置の外側横断面が、前記開口の開口横断面よりも小さい形式のものにおいて、前組立てされた固定装置(12)が、複数の拡開可能なアーム(22)を有するアンカクロー(20)と、前記アーム(22)を拡開するための拡開エレメント(24)と、アーム(22)を拡開しながら拡開エレメント(24)をアンテナベース(8)に接近させるための操作機構(26)とを有していることを特徴とする、アンテナ保持器。
  2. 拡開エレメント(24)が、アンテナベース(8)に接近する際にアンカクロー(20)のアーム(22)を曲げ、それによって該アーム(22)の自由な端部(28)が、前組立てされた固定装置(12)の外側横断面(38)を超えて突出し、車体部分(4)の、アンテナベース(8)とは反対側の表面に係合する、請求項1記載のアンテナ保持器。
  3. 前記操作機構が、固定装置(12)の構成部分(16,20,24)を前組立てされた状態で一体に保持しているねじ(26)である、請求項1または2記載のアンテナ保持器。
  4. ねじ(26)が、拡開エレメント(24)内の貫通開口(61)およびアンカクロー(20)の貫通開口(48)を通過する、請求項3記載のアンテナ保持器。
  5. ねじ(26)が、アンテナベース(8)とねじ山で係合しており、拡張されたねじ頭部(80)で拡開エレメント(24)に接触する、請求項3または4記載のアンテナ保持器。
  6. 拡開エレメント(24)が、アンカクロー(20)のアーム(22)に作用する拡開アーム(62)を有していて、該拡開アーム(62)が、固定装置(12)のガイド(58)内で案内されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のアンテナ保持器。
  7. 拡開アーム(62)が、アンカクロー(20)のアーム(22)のための、アンテナベース(8)から離れる方向で放射状に広がる湾曲したガイド面(64)を有している、請求項6記載のアンテナ保持器。
  8. アンカクロー(20)のアーム(22)の自由な端部(28)が、尖鋭に形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のアンテナ保持器。
  9. アンカクロー(20)のアーム(22)が、その基部に、またはその基部の近傍に横断面狭幅部(58)を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載のアンテナ保持器。
  10. アンテナ保持器(2)を開口(6)内に前固定するための固定補助手段(14)が設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載のアンテナ保持器。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項記載のアンテナ保持器(2)が設けられていることを特徴とする、アンテナ、特に自動車用のルーフアンテナ。
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