JP6839340B2 - アンテナ取付部品及びアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ取付部品及びアンテナ装置に関する。
従来、自動車の車体に取り付けてAM/FMラジオ放送等の電波を受信するロッドアンテナ等の車載のアンテナが知られている。車体へのアンテナの取付構造として、アンテナのアンテナベースに形成され、車体のルーフにあけられた固定用開口部に挿入するための雄螺子部(ボルト)と、車内側から雄螺子部に締結する雌螺子部(ナット)と、を有するアンテナ取付構造が知られている(特許文献1、2参照)。
しかし、特許文献1、2のアンテナ取付構造では、雄螺子部、雌螺子部(、ワッシャ)が別部品であるので、取り付け作業が煩雑となり、組立工数も多い。アンテナを車体に容易に取り付けるため、アンテナのアンテナベースに形成された雌ねじと、雄ねじ孔と、補強板と、雌ねじ孔への雄ねじの締結により4角形状板の4辺のうちの3辺の全長にそれぞれ設けられた長方形の脚部が軸の放射方向に広がる脚付きワッシャと、を備えるアンテナ取付構造が知られている(特許文献3参照)。雄ねじ、補強板、脚付きワッシャ、雌ねじ孔(アンテナベース)が一体的に仮留めされて3つの脚部が閉じた状態で、当該一体のアンテナ取付構造が車体のルーフの固定用開口部に挿入され、雄ねじが締結されて脚付きワッシャの脚部が3方向に広がることで、アンテナが車体に取り付けられる。
特許第3956473号公報 特許第4780640号公報 特許第5112465号公報
最近の自動車は、軽量化のために車体のルーフ面の厚みを薄くしている。しかし、特許文献3に記載のアンテナ取付構造では、薄厚化によりルーフ強度が低下するため、アンテナを固定した際、脚付きワッシャの脚部の爪がルーフ面に当たり、凹凸歪みが発生するおそれがあった。特に、特許文献3に記載のアンテナ取付構造では、3辺のみの脚部の固定となっているため、雄ねじからルーフ面へ伝わる軸力のバランスがとれておらず、ルーフ面の凹凸歪みを発生しやすくなっていた。凹凸歪みは視覚的に目立ち、車体のデザイン性が損なわれる。
本発明の課題は、アンテナを車体に容易に取り付けるとともに、取付面の凹凸歪みを低減することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
車体の設置面の固定用開口部に取り付けられるアンテナ取付部品であって、
アンテナ固定用雄螺子と、
アンテナベースに設けられ、前記アンテナ固定用雄螺子に対応する雌螺子部を有する凸部と、
複数の脚部を有し、前記アンテナ固定用雄螺子が挿通されて前記脚部が前記設置面に固定される脚付きワッシャと、を備え、
前記脚付きワッシャは、前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、前記複数の脚部が、円周方向に等分に設けられ、前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、当該複数の脚部と前記設置面との各接点への放射方向の距離が等しく、
前記脚部は、R形状の溝部を有し、
前記凸部は、前記溝部に対応し、前記複数の脚部を前記設置面に案内するR形状で凸状の溝ガイド部を側壁に有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ取付部品において、
前記凸部は、前記複数の脚部を前記設置面に案内する脚ガイド部を側壁に有し、
前記脚ガイド部は、
前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、放射方向への傾斜角度が比較的大きい第1の傾斜部と、
前記第1の傾斜部よりも傾斜角度が小さい第2の傾斜部と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアンテナ取付部品において、
前記凸部の側壁のうち、前記脚部に対応しない側壁に設けられ、前記固定用開口部に係止される仮固定爪を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載のアンテナ取付部品において、
前記脚部は、
各脚部の先端の両側面に配置された縦壁部と、
前記縦壁部の先端に爪部と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ取付部品において、
前記脚部は、先端に爪部を有し、
前記アンテナベースは、
前記固定用開口部から前記設置面と略同一面となる高さで突出し、前記雌螺子部への前記アンテナ固定用雄螺子の締結により前記爪部が当接される高さ調整部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明のアンテナ装置は、
請求項1からのいずれか一項に記載のアンテナ取付部品と、
アンテナ部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナを車体に容易に取り付けることができるとともに、取付面の凹凸歪みを低減できる。
本発明の実施の形態のアンテナ装置の斜視図である。 第1の固定用開口部を有する第1の設置面の平面図である。 アンテナ装置の下部の分解図である。 アンテナ装置の底面図である。 取付の初期状態の第1のアンテナ取付部を示す図である。 取付の初期状態の第1のアンテナ取付部の傾斜部分の拡大図である。 取付の途中状態の第1のアンテナ取付部を示す図である。 取付済状態の第1のアンテナ取付部を示す図である。 第1のアンテナ取付部が取り付けられた第1の設置面の歪み量を示す図である。 第2の固定用開口部を有する第2の設置面の平面図である。 取付の初期状態の第2のアンテナ取付部を示す図である。 取付済状態の第2のアンテナ取付部を示す図である。 第2のアンテナ取付部が取り付けられた第2の設置面の歪み量を示す図である。 比較例のアンテナ取付部が取り付けられた第2の設置面の歪み量を示す図である。
以下、本発明の実施の形態及び変形例を図面に基づいて順に詳細に説明する。但し、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1〜図9を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1〜図4を参照して、本実施の形態の装置の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態のアンテナ装置1の斜視図である。図2は、固定用開口部510を有する設置面500の平面図である。
本実施の形態のアンテナ装置1は、自動車の車体のルーフ面(設置面)に取り付けられる車載アンテナである。アンテナ装置1は、例えば、AM/FM放送受信用のアンテナ装置とするが、これに限定されるものではなく、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)等、他の通信方式のアンテナ装置としてもよい。
図1に示すように、アンテナ装置1は、アンテナベース2と、アンテナ部3と、アンテナカバー部4と、ガスケット5と、を備える。また、アンテナ装置1は、アンテナベース2の一部を含み、アンテナを車体に取り付けるためのアンテナ部品としてのアンテナ取付部100を有する。
アンテナベース2は、アンテナ装置1の基体部であり、例えば、アルミ等の金属製のダイキャストである。アンテナベース2の上面には、特定周波数の電波だけを選択的に受信するための同調回路や増幅回路が形成されたアンテナ基板(図示略)が固定設置されている。アンテナ基板には、車体の内部に設けられた通信機器に接続するための、RFケーブル、電線、GND(グラウンド)線等の各種ケーブルが電気的に接属されている。
アンテナ部3は、棒状のアンテナとしてのロッドアンテナである。アンテナ部3は、例えば、アンテナエレメントとしての導線が棒状の支持体に螺旋状に巻回され、絶縁体により被覆された構成を有する。アンテナエレメントは、アンテナ基板に電気的に接続される。
アンテナカバー部4は、アンテナベース2及びアンテナベース2上のアンテナ基板等を被覆するとともに、アンテナ部3を支持する。つまり、アンテナ部3は、アンテナカバー部4を介してアンテナベース2に固定される。
ガスケット5は、アンテナベース2の下面に取り付けられ、アンテナ装置1を車体に取り付けた状態で、アンテナベース2と後述する車体の設置面500とに挟まれ、アンテナカバー部4内及び車内を水密に保つ機能を有する。
図2に示すように、車体のルーフ面としての設置面500は、固定用開口部510があけられている。アンテナ装置1は、アンテナ取付部100を介して、設置面500の固定用開口部510に取り付けられる。車体の軽量化のため、設置面500の厚さは、例えば、0.6[mm]や0.5[mm]に設定される。固定用開口部510は、略凸字形状の貫通孔である。
なお、図1、図2に示すように、アンテナ装置1を設置面500に取り付けた状態において、アンテナ装置1のアンテナベース2の底面や、固定用開口部510の位置における設置面500の平面部分に垂直な方向に、上方向(車外方向)及び下方向(車内方向)をとるものとする。また、上下方向に垂直で且つアンテナ装置1や、設置面500(車体)の前後に、前方向及び後方向をとるものとする。
次いで、図3及び図4を参照して、アンテナ取付部100の構成を説明する。図3は、アンテナ装置1の下部の分解図である。図4は、アンテナ装置1の底面図である。なお、図を見やすくするため、図4では、補強板30を省略し、図3及び図4では、ガスケット5を省略している。
図3に示すように、アンテナベース2は、ベース本体としての平面部210と、アンテナ取付部100の一部としての、凸部110と、ケーブルガイド部120と、ワッシャガイド部130と、仮固定爪140と、を備える。また、アンテナ取付部100は、アンテナ固定用雄螺子としての雄螺子20と、補強板30と、脚付きワッシャ40と、を備える。
平面部210、凸部110、ケーブルガイド部120及びワッシャガイド部130は、ダイキャストとして一体に形成されている。仮固定爪140は、樹脂等により構成され、ダイキャストとしての凸部110に取付られている。
凸部110は、平面部210から下方向に延在する略8角柱の凸部であり8つの側壁を有し、下面の中心に配置され軸方向が上下方向である雌螺子部111を有する。
ケーブルガイド部120は、平面部210において、凸部110の前方向に設けられ、下方向に突出した凸部である。図4に示すように、平面部210において、凸部110及びケーブルガイド部120の間には、ケーブル用孔部121が形成されている。アンテナベース2に設置されたアンテナ基板に接続された各種ケーブルがケーブル用孔部121を挿通されて車体の内部に引き込まれる。ケーブルガイド部120は、ケーブル用孔部121を挿通された各種ケーブルを車体の内部に案内する。
ワッシャガイド部130は、凸部110の8つの側壁のうち、1つおきの4つの側壁にそれぞれ設けられている。ワッシャガイド部130は、脚ガイド部131と、溝ガイド部132と、を有する。脚ガイド部131は、設置面500へのアンテナ装置1の取り付け時に、脚付きワッシャ40の後述する脚部42を設置面500方向(上方向)に案内するガイド部である。脚ガイド部131は、下から上への方向において、凸部110の軸の放射方向へ広がる傾斜角度が比較的大きい傾斜部131aと、傾斜部131aよりも傾斜角度が小さい傾斜部131bと、を有する。
溝ガイド部132は、設置面500へのアンテナ装置1の取り付け時に、脚付きワッシャ40の後述する溝部44を設置面500方向に案内するガイド部である。また、脚付きワッシャ40を締結するために雄螺子20を回転させた際に、脚付きワッシャ40も円周方向に動いてしまうところ、溝ガイド部132に溝部44が嵌ることによって脚付きワッシャ40の円周方向の回転を防止する位置決め部材としても機能する。溝ガイド部132は、脚ガイド部131の中央位置に配置されたR形状の凸部である。溝ガイド部132は、R形状であるため、強度が高められている。溝ガイド部132は、傾斜部131aの傾斜角度に対応するR形状の傾斜部132aと、傾斜部131bの傾斜角度に対応する傾斜部132bと、溝部44が嵌り固定されるR形状の溝固定部132cと、を有する。
仮固定爪140は、設置面500へのアンテナ装置1の取り付け時に、アンテナ装置1を固定用開口部510に仮固定(仮止め)する爪である。仮固定爪140は、凸部110の8つの側壁のうち、ワッシャガイド部130が設けられた側壁以外で且つケーブルガイド部120側の側壁を除く1つおきの3つの側壁にそれぞれ設けられている。
雄螺子20は、雌螺子部111に対応するボルトである。補強板30は、雄螺子20用の孔を有する輪状のワッシャである。脚付きワッシャ40は、雄螺子20の軸力(締結力)を設置面に伝えるワッシャであり、例えば、鉄材からなる。脚付きワッシャ40の鉄材は、靭性を上げるため、焼き入れ及び焼き戻しを行うこととしてもよい。
脚付きワッシャ40は、平面部41と、平面部41から延在する4つの脚部42と、を備える。脚部42は、縦壁部43と、溝部44と、を有する。平面部41は、中心に雄螺子20用の孔部41aを有する輪状の平面部であり、4つの脚部42を支持する。
脚部42は、可動部として変形が可能な部材であり、平面部41から、軸の中心の放射方向に延在し、直角に曲げられ下方向に延在する脚部である。縦壁部43は、各脚部42の先端の両側面に配置され、脚部42に対して直角に折り曲げられており、脚部42の強度を向上する。各縦壁部43は、先端に2つの爪部43aを有する。爪部43aは、設置面500の表面に刺さる爪部である。溝部44は、各脚部42の先端の中央に形成されたR形の溝部である。
図4に示すように、4つの脚部42は、下方向から見て、雄螺子20の軸を中心として、円周方向に等分(90度間隔)に延在している。
次に、図5〜図8を参照して、作業員による車体の設置面500へのアンテナ装置1の取り付けを説明する。図5は、取付の初期状態のアンテナ取付部100を示す図である。図6は、取付の初期状態のアンテナ取付部100の傾斜部分の拡大図である。図7は、取付の途中状態のアンテナ取付部100を示す図である。図8は、取付済状態のアンテナ取付部100を示す図である。
設置面500へアンテナ装置1を取り付けるにあたり、先ず、図1に示すように、アンテナ装置1が一体になるように組み立てられているものとする。取付時の初期状態のアンテナ取付部100において、雄螺子20は、補強板30、脚付きワッシャ40を介して、雌螺子部111に締結されているが、締結量が小さい状態である。
そして、図5及び図6に示すように、作業員により、アンテナ装置1の初期状態のアンテナ取付部100が、上(車外)から下(車内)の方向へ、設置面500の固定用開口部510へ挿入されて、仮固定される。この仮固定された初期状態のアンテナ取付部100において、3つの仮固定爪140が、固定用開口部510の内側に係止されている。このため、作業員が、アンテナ取付部100に下方向(車内)から締結のための力を加えても、アンテナ取付部100が固定用開口部510から抜かれない。
また、仮固定された初期状態のアンテナ取付部100において、4つの脚部42は、それぞれ、凸部110の1つおきの側壁に当接されている。また、各脚部42の先端は、各側壁の傾斜部131aに当接されている。また、各脚部42の溝部44は、各側壁の傾斜部132aに当接されている。
そして、作業員により、雄螺子20が締結され、脚付きワッシャ40に上方向に軸力が加えられる。すると、図6及び図7に示すように、各脚部42の変形を伴い、各脚部42の先端が各脚ガイド部131の比較的傾斜角度が大きい傾斜部131aに案内されて滑るとともに、各溝部44が各溝ガイド部132の比較的傾斜角度が大きい傾斜部132aに案内されて滑り、各脚部42が軸の放射方向に広がっていく。図6において、脚部42の変形方向を矢印によって示す。なお、溝ガイド部132の傾斜部132aは、R形状であるため、雄螺子20の締結の際に、円周方向にかかる回転力が逃がされ、溝部44は傾斜部132aを滑らかに移動する。このようにして、アンテナ取付部100において、各脚部42が変形していき、下方向から見て、雄螺子20の軸を中心として、各脚部42が急速に放射状に広がっていく。
そして、作業員により、雄螺子20が最後まで締結され、脚付きワッシャ40に上方向に軸力が加えられる。すると、図6及び図8に示すように、各脚部42の変形を伴い、各脚部42の先端が各脚ガイド部131の比較的傾斜角度が小さい傾斜部131bに案内されて滑って設置面500に突き当るとともに、各溝部44が各溝ガイド部132の比較的傾斜角度が小さい傾斜部132bに案内されて滑って溝固定部132cに突き当り固定される。図6に示すように、下方向から上方向において、一段目の傾斜部131a(傾斜部132a)の傾斜角度は、二段目の傾斜部131b(傾斜部132b)の傾斜角度よりも大きい。このようにして、アンテナ取付部100において、各脚部42が変形していき、下方向から見て、雄螺子20の軸を中心として、各脚部42が緩やかに放射状に広がっていき、最後に、8つの爪部43aが全て設置面500に刺さる。これにより、各脚部42が大幅に広がり過ぎることなく設置面の500に刺さり、アンテナ装置1が設置面500に固定設置される。爪部43aが設置面の500の塗装層に刺さり導体部分に当接することにより、アンテナベース2が、アンテナ取付部100を介して車体に電気的に接続され、接地される。また、下方向から見て、雄螺子20を中心として、4つの脚部42と設置面500との各接点への放射方向の距離が等しい。
次に、図9を参照して、実施例としてのアンテナ取付部100を設置面500に取り付けた場合の設置面500の歪み量を算出した結果を説明する。図9は、アンテナ取付部100が取り付けられた設置面500の歪み量を示す図である。
アンテナ装置1のアンテナ取付部100を、300[mm]×300[mm]で厚さT=0.6[mm]の鉄板の設置面500へ取り付けた場合の、設置面500の各点の上下方向の変位量としての歪み量[mm]を算出した。このとき、トルク6[N/m]で雄螺子20の締結を行うものとした。
図9において、設置面500の各点の歪み量が一番小さい色を黒色とし、歪み量が大きくなるにつれて黒色から白色へ段階的に色が白くなっていくように表現した。この色と歪み量との関係は、後述する図13、図14でも同様である。
図9に示すように、アンテナ取付部100を設置面500に取り付けた状態で、アンテナ取付部100周囲において、大きな歪み量による凹凸歪みは発生していない。
以上、本実施の形態によれば、アンテナ取付部100は、雄螺子20と、アンテナベース2に設けられ、雄螺子20に対応する雌螺子部111を有する凸部110と、4つの脚部42を有し、雄螺子20が挿通されて脚部42が車体の設置面500に固定される脚付きワッシャ40と、を備える。脚付きワッシャ40は、挿通された雄螺子20を中心として、4つの脚部42が、円周方向に等分に設けられ、挿通された雄螺子20を中心として、4つの脚部42と設置面500との各接点への放射方向の距離が等しい。
また、アンテナ装置1は、アンテナ取付部100と、アンテナ部3と、を備える。
このため、アンテナを車体に容易に取り付けできるとともに、設置面500の取付面の凹凸歪みを低減できる。従って、光の加減等によって取付面の凹凸歪みが目立つことにより車体のデザイン性を損なうことを防ぐことができる。さらに、脚部42が円周方向に均等に配置されるので、空いたスペースに仮固定爪140、ケーブル用孔部121等を確実に配置できる。
また、凸部110は、4つの脚部42を設置面500に案内する脚ガイド部131を側壁に有する。脚ガイド部131は、挿通された雄螺子20を中心として、放射方向への傾斜角度が比較的大きい傾斜部131aと、傾斜部131aよりも傾斜角度が小さい傾斜部131bと、を有する。このため、脚部42を設置面500に確実に案内でき、傾斜部131aにより脚部42を十分放射状に広げることができるとともに、傾斜部131bにより脚部42を大きく広がり過ぎないように設置面500に固定設置できるとともに、アンテナ取付部100を小さくすることができる。
また、脚部42は、R形状の溝部44を有する。凸部110は、溝部44に対応し、4つの脚部42を設置面500に案内するR形状で凸状の溝ガイド部132を側壁に有する。このため、雄螺子20の締結の際に、円周方向にかかる回転力を逃がすことができ、脚部42を設置面500に確実に案内できるとともに、凸部110の強度を高めることができる。
また、凸部110の側壁のうち、脚部42に対応しない側壁に設けられ、固定用開口部510に係止される3つの仮固定爪140を備える。このため、脚部42が円周方向に均等に配置されるので、空いたスペースに仮固定爪140を確実に配置でき、3つの仮固定爪140により、仮固定時にアンテナ取付部100のガタつきを抑制でき、雄螺子20締結(本締め)時に、アンテナ取付部100(アンテナ装置1)の位置がずれることを防止でき、アンテナ特性も向上できる。
また、脚部42は、各脚部42の先端の両側面に配置された縦壁部43と、各縦壁部43の先端に爪部43aと、を有する。8つの爪部43aは、雌螺子部111への雄螺子20の締結により、設置面500に刺さる。このため、雄螺子20の締結による軸力を8つの爪部43aにより均等に設置面500に伝えるので、設置面500の取付面の凹凸歪みをさらに低減できる。
(変形例)
図10〜図14を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。本変形例では、アンテナ装置1が、上記実施の形態のアンテナ取付部100に代えて、アンテナ取付部100Aを有し、アンテナ取付部100Aが設置面500Aに取り付けられる構成である。
図10を参照して、設置面500Aを説明する。図10は、固定用開口部510Aを有する設置面500Aの平面図である。
図10に示すように、車体のルーフ面としての設置面500Aは、固定用開口部510Aがあけられている。アンテナ装置1は、アンテナ取付部100Aを介して、設置面500の固定用開口部510Aに取り付けられる。設置面500Aの厚さは、設置面500の厚さと同様である。固定用開口部510Aは、等脚台形及び長方形を合せた6角形の貫通孔である。
固定用開口部510Aは、上記実施の形態の固定用開口部510と形状が異なるため、上記実施の形態のアンテナ取付部100を取り付けた場合に、脚付きワッシャ40の8つの爪部43aのうち、6つが設置面500Aに刺さり、2つが設置面500Aに当接しない。このため、アンテナ取付部100Aには、後述する高さ調整部150が設けられる。
次いで、図11及び図12を参照して、アンテナ取付部100Aと、作業員による車体の設置面500Aへのアンテナ装置1の取り付けと、を説明する。図11は、取付の初期状態のアンテナ取付部100Aを示す図である。図12は、取付済状態のアンテナ取付部100Aを示す図である。
図11に示すように、アンテナ取付部100Aは、上記実施の形態のアンテナ取付部100とほぼ同様であるが、アンテナベース2が、2つの高さ調整部150をさらに有する。各高さ調整部150は、例えば、アンテナベース2のダイキャストとして一体的に構成される。各高さ調整部150は、上記のアンテナ取付部100の取り付け時に設置面500に当接しない爪部43aの位置に配置され、平面部210の上方向から下方向への高さを、設置面500Aの表面の高さに底上げして合せる底上げ部である。つまり、高さ調整部150は、固定用開口部510Aから設置面500Aと略同一面となる高さで突出している。
設置面500Aへアンテナ装置1を取り付けるにあたり、先ず、図11に示すアンテナ取付部100Aを有するアンテナ装置1が一体になるように組み立てられているものとする。そして、作業員により、アンテナ装置1の初期状態のアンテナ取付部100Aが、上(車外)から下(車内)の方向へ、設置面500Aの固定用開口部510Aへ挿入されて、仮固定される。
そして、作業員により、雄螺子20が締結され、脚付きワッシャ40に上方向に軸力が加えられ、各脚部42の先端が各脚ガイド部131の比較的傾斜角度が大きい傾斜部131aに案内されて滑るとともに、各溝部44が各溝ガイド部132の比較的傾斜角度が大きい傾斜部132aに案内されて滑る。
そして、図12に示すように、作業員により、雄螺子20が最後まで締結され、脚付きワッシャ40に上方向に軸力が加えられる。すると、各脚部42の先端が各脚ガイド部131の比較的傾斜角度が小さい傾斜部131bに案内されて滑って突き当るとともに、各溝部44が各溝ガイド部132の比較的傾斜角度が小さい傾斜部132bに案内されて滑って突き当る。このようにして、アンテナ取付部100において、各脚部42が変形していき、下方向から見て、雄螺子20の軸を中心として、各脚部42が緩やかに放射状に広がっていき、最後に、6つの爪部43aが設置面500Aに刺さり、2つの爪部43aが高さ調整部150に当接される。これにより、アンテナ装置1が設置面500Aに固定設置される。
次に、図13及び図14を参照して、実施例としてのアンテナ取付部100と比較例のアンテナ取付部300を設置面500に取り付けた場合の設置面500の歪み量を算出した結果を説明する。図13は、アンテナ取付部100Aが取り付けられた設置面500Aの歪み量を示す図である。図14は、アンテナ取付部300が取り付けられた設置面500Aの歪み量を示す図である。
上記実施の形態のアンテナ取付部100と同様の条件で、アンテナ装置1のアンテナ取付部100Aを設置面500Aの固定用開口部510Aへ取り付けた場合の、設置面500の各点の上下方向の歪み量を算出した。
すると、図13に示すように、アンテナ取付部100Aを設置面500Aに取り付けた状態で、アンテナ取付部100A周囲において、上記実施の形態のアンテナ取付部100よりは歪み量及び歪みの範囲が大きいが、大きな凹凸歪みは発生していない。
また、比較例のアンテナ装置のアンテナ取付部300について、アンテナ取付部100Aと同じ条件で設置面500Aへ取り付けた場合の歪み量の算出も行った。アンテナ取付部300は、ケーブルガイド部120、ケーブル用孔部121、雄螺子、補強板、脚付きワッシャ、アンテナベースの凸部を有する。アンテナ取付部300は、補強板及び脚付きワッシャの平面部が略正方形状であり、略正方形の隣り合う3辺の全長からそれぞれ爪付の3つの長方形の脚部が延在し、凸部の雌螺子部への雄螺子の締結により、3つの脚部が軸の放射方向に広がり設置面500Aに爪が刺さり、設置面500Aに取り付けられる。
図14に示すように、アンテナ取付部300を設置面500Aに取り付けた状態で、アンテナ取付部300周囲の特に後方において、上記実施の形態のアンテナ取付部100及び本変形例のアンテナ取付部100Aよりも歪み量及び歪みの範囲が大きく、大きな凹凸歪みが発生している。
以上、本変形例によれば、アンテナ取付部100Aにおいて、アンテナベース2は、固定用開口部510Aから設置面500Aと略同一面となる高さで突出し、雌螺子部111への雄螺子20の締結により爪部43aが当接される高さ調整部150を備える。
このため、設置面500Aへのアンテナ取付部100Aの取り付け後に、爪部43aが宙に浮くことを防ぎ、アンテナ取付部100Aを設置面500に確実に固定設置できるとともに、設置面500に刺さる爪部43a及び高さ調整部150に当接される爪部43aにより、雄螺子20の締結による軸力を略均等に設置面500に伝えるので、設置面500の取付面の凹凸歪みを低減できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態及び変形例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施の形態及び変形例では、脚付きワッシャ40が脚部42を4つ有し、各脚部42(の縦壁部43)が爪部43aを2つ有する構成としたが、これに限定されるものではない。脚付きワッシャ40が、雄螺子20を中心として、円周に均等に4以外の複数の脚部を有する構成としてもよい。また、各脚部が爪部を1又は3以上有する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、ロッドアンテナのアンテナ装置1を設置面500,500Aに取り付ける構成としたが、これに限定されるものではない。アンテナ取付部品を有するアンテナ装置が、シャークフィンアンテナ等、他の車載のアンテナを有する構成としてもよい。
今回開示された実施の形態及び変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 アンテナ装置
2 アンテナベース
210 平面部
100,100A,300 アンテナ取付部
110 凸部
111 雌螺子部
120 ケーブルガイド部
121 ケーブル用孔部
130 ワッシャガイド部
131 脚ガイド部
131a,131b 傾斜部
132 溝ガイド部
132a,132b 傾斜部
132c 溝固定部
140 仮固定爪
150 高さ調整部
20 雄螺子
30 補強板
40 脚付きワッシャ
41 平面部
41a 孔部
42 脚部
43 縦壁部
43a 爪部
44 溝部
3 アンテナ部
4 アンテナカバー部
5 ガスケット
500,500A 設置面
510,510A 固定用開口部

Claims (6)

  1. 車体の設置面の固定用開口部に取り付けられるアンテナ取付部品であって、
    アンテナ固定用雄螺子と、
    アンテナベースに設けられ、前記アンテナ固定用雄螺子に対応する雌螺子部を有する凸部と、
    複数の脚部を有し、前記アンテナ固定用雄螺子が挿通されて前記脚部が前記設置面に固定される脚付きワッシャと、を備え、
    前記脚付きワッシャは、前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、前記複数の脚部が、円周方向に等分に設けられ、前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、当該複数の脚部と前記設置面との各接点への放射方向の距離が等しく、
    前記脚部は、R形状の溝部を有し、
    前記凸部は、前記溝部に対応し、前記複数の脚部を前記設置面に案内するR形状で凸状の溝ガイド部を側壁に有することを特徴とするアンテナ取付部品。
  2. 前記凸部は、前記複数の脚部を前記設置面に案内する脚ガイド部を側壁に有し、
    前記脚ガイド部は、
    前記挿通されたアンテナ固定用雄螺子を中心として、放射方向への傾斜角度が比較的大きい第1の傾斜部と、
    前記第1の傾斜部よりも傾斜角度が小さい第2の傾斜部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ取付部品。
  3. 前記凸部の側壁のうち、前記脚部に対応しない側壁に設けられ、前記固定用開口部に係止される仮固定爪を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ取付部品。
  4. 前記脚部は、
    各脚部の先端の両側面に配置された縦壁部と、
    前記縦壁部の先端に爪部と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ取付部品。
  5. 前記脚部は、先端に爪部を有し、
    前記アンテナベースは、
    前記固定用開口部から前記設置面と略同一面となる高さで突出し、前記雌螺子部への前記アンテナ固定用雄螺子の締結により前記爪部が当接される高さ調整部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ取付部品。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ取付部品と、
    アンテナ部と、を備えることを特徴とするアンテナ装置
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