JP4198666B2 - アンテナ取付構造 - Google Patents

アンテナ取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4198666B2
JP4198666B2 JP2004308804A JP2004308804A JP4198666B2 JP 4198666 B2 JP4198666 B2 JP 4198666B2 JP 2004308804 A JP2004308804 A JP 2004308804A JP 2004308804 A JP2004308804 A JP 2004308804A JP 4198666 B2 JP4198666 B2 JP 4198666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
washer
mounting
mounting screw
antenna base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004308804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006121532A (ja
Inventor
貞夫 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP2004308804A priority Critical patent/JP4198666B2/ja
Priority to DE602005015528T priority patent/DE602005015528D1/de
Priority to EP05022890A priority patent/EP1650827B1/en
Priority to KR1020050099840A priority patent/KR101151946B1/ko
Priority to US11/254,780 priority patent/US7274341B2/en
Priority to CN 200510114092 priority patent/CN1764007B/zh
Publication of JP2006121532A publication Critical patent/JP2006121532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4198666B2 publication Critical patent/JP4198666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、車体のルーフ等に車載用アンテナのアンテナベースを取り付け固定するアンテナ取付構造に関するものである。
車載用アンテナを車体のルーフ等に取り付け固定する基本的な構造は、車体のルーフ等に穿設された取付孔に、車載用アンテナのアンテナベースから下方に向けて突設した取付用ネジを上方から挿通し、車内に突出した取付用ネジに対して車内から爪付きワッシャを嵌挿し、さらにナットを螺合して固定する。または、アンテナベースに雌ネジを刻設し、車内から爪付きワッシャを挿通した取付用ネジを車体の取付孔に挿通してアンテナベースの雌ネジに螺合させて固定する。いずれの構造にあっても、爪付きワッシャの係止爪が車体の裏面に食い込み、アンテナベースが取付用ネジおよび爪付きワッシャを介して車体に電気的導通するように構成される。
かかる車載用アンテナのアンテナベースを車体に固定する作業性を改善するための技術を、本出願人は先の特願2003−204782号で提案した。当該技術の一例を簡単に説明する。まず、アンテナベースに取付用ネジを下方に向けて突設する。平面から見て(取付用ネジの軸方向に上方から見て)一部が開口されて略C字状で上縁部から上方に向けて係止爪と2本以上の上方がテーパ状に拡がりその先端の外径(先端の開いた寸法)が係止爪よりも広い仮止め爪を突設した爪付きワッシャを取付用ネジに嵌挿し、さらに取付用ネジの下端部にナットが螺合される。この仮止め爪は、その外径を車体に穿設した取付孔を弾性変形して挿通できるとともに取付孔を通過後は弾性復帰して取付孔より大きくなって抜けを規制するように設定される。さらに、アンテナベースには、爪付きワッシャの略C字状の開口に臨んで楔状部材が設けられる。また、ナットに、爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下部外径の大きい下側がテーパ状に拡がる円錐台部が形成される。なお、アンテナベースには、楔状部材が設けられた位置と反対側の取付用ネジの軸回りで180°の位置にケーブル挿通用のケーブル孔が穿設され、爪付きワッシャにもこのケーブル孔に臨んでケーブル逃げ用の切り欠きが設けられており、アンテナベースから車内に取付孔を通って信号伝送経路などのケーブルが引き込まれる。
そして、アンテナベースの取付用ネジに爪付きワッシャを嵌挿させるとともにナットを僅かに螺合させて一体化した状態で、車体の取付孔に上から取付用ネジを挿入する。すると、爪付きワッシャの仮止め爪が弾性変形して挿通が許容され、挿通後は弾性復帰して取付孔より拡がり上方への抜けが規制される。もって、取付孔に取付用ネジを上から挿通させるだけの簡単な作業で、アンテナベースを車体に仮止めすることができる。かかる仮止め状態で、車内のナットを締め付けると、アンテナベースの楔状部材およびナットの円錐台部の作用により爪付きワッシャは開口が拡げられ略C字状はその径が大きく変形され、上縁部に突設された係止爪もその外径(先端の開いた寸法)が拡がり、取付孔より大となってその周縁部で車体の裏面に当接する。さらに、ナットを強く締め付けることで、係止爪は車体の裏面に食い込み、アンテナベースが車体に固定されるとともに電気的導通がなされる。したがって、先に提案技術により、アンテナベースを車体に固定する作業性が大幅に改善された。
特願2003−204782号
上述した先に提案した技術にあっては、ナットを締め付けた際に、爪付きワッシャでケーブルを損傷させる場合があった。これは、ナットの締め付けに伴い、爪付きワッシャにナットとともに共回りさせようとする力が作用するが、開口の一端がアンテナベースの楔状部材に当接してその位置が規制されるために、他端のみが共回り方向に拡がって略C字状はその径が大きなものに変形される。ここで、爪付きワッシャに設けられた開口と反対側に設けられたケーブル逃げ用の切り欠きはその位置が共回り方向にずれる。そこで、この切り欠きの位置がずれることにより、ケーブルが損傷を受ける虞があった。
本発明は、上述のごとき先に提案した技術の不具合を改善すべくなされたもので、アンテナベースを車体の取付孔に簡単に仮止めできるとともに締め付け固定によりケーブルを損傷させることのないアンテナ取付構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のアンテナ取付構造は、爪付きワッシャに頭部付きの取付用ネジを嵌挿し、アンテナベースに下方から前記取付用ネジを螺入し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪を突設し、この係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記取付用ネジの前記頭部に前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐面状部を設け、前記アンテナベースに前記取付孔または前記車体に穿設された仮止め用の孔に弾性変形して挿通されて弾性復帰により抜けを規制する弾性材からなる仮止めホルダーを設け、前記取付用ネジの締め付け螺入により前記円錐面状部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成されている。
また、爪付きワッシャに頭部付きの取付用ネジを嵌挿し、アンテナベースに下方から前記取付用ネジを螺入し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪と2本以上の上方がテーパ状に拡がりその先端の開いた寸法が前記係止爪よりも広い仮止め爪を突設し、前記係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記仮止め爪を前記取付孔に弾性変形して挿通できるとともに通過後は弾性復帰して前記取付孔よりも大きくなって抜けを規制するように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記取付用ネジの前記頭部に前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐面状部を設け、前記取付用ネジの締め付け螺入により前記円錐面状部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成しても良い。
そして、アンテナベースから下方に取付用ネジを突設し、前記取付用ネジに爪付きワッシャを嵌挿し、さらに前記取付用ネジにナットを螺合し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪を突設し、この係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記ナットに前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐台部を設け、前記アンテナベースに前記取付孔または前記車体に穿設された仮止め用孔に弾性変形して挿通されて弾性復帰により抜けを規制する弾性材からなる仮止めホルダーを設け、前記ナットの締め付け螺入により前記円錐台部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むようにて構成することもできる。
さらに、アンテナベースから下方に取付用ネジを突設し、前記取付用ネジに爪付きワッシャを嵌挿し、さらに前記取付用ネジにナットを螺合し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪と2本以上の上方がテーパ状に拡がりその先端の開いた寸法が前記係止爪よりも広い仮止め爪を突設し、前記係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記仮止め爪を前記取付孔に弾性変形して挿通できるとともに通過後は弾性復帰して前記取付孔よりも大きくなって抜けを規制するように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記ナットに前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐台部を設け、前記ナットの締め付け螺入により前記円錐台部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成することも可能である。
そしてまた、前記取付用ネジの頭部に設けられた前記円錐面状部に代えて、前記爪付きワッシャと取付用ネジの頭部の間にブッシュを介装し、このブッシュを前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下部外径が大きいテーパ状に拡がる円錐台状に形成して構成しても良い。
そしてさらに、前記ナットに設けられた前記円錐台部に代えて、前記爪付きワッシャとナットの間にブッシュを介装し、このブッシュを前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下部外径が大きいテーパ状に拡がる円錐台状に形成して構成することもできる。
請求項1または2記載のいずれのアンテナ取付構造にあっても、爪付きワッシャに取付用ネジを嵌挿し、その先端部をアンテナベースに螺入させて一体としたものを、車体に穿設した取付孔に上から挿入することで仮止め状態とすることができる。そして、取付用ネジを締め付ける際に、爪付きワッシャの開口が拡げられて略C字状の径が大きくなるが、アンテナベースに設けられた楔状部材により開口の一端の位置が規制され、開口の他端のみが拡げられる。そこで、楔状部材に設けたケーブル孔または切り欠きに挿通されるケーブルは、爪付きワッシャの変形により損傷を受ける虞がない。
請求項3または4記載のいずれのアンテナ取付構造にあっても、アンテナベースに突設した取付用ネジに爪付きワッシャとナットを組み付けて一体としたものを、車体に穿設した取付孔に上から挿入することで仮止め状態とすることができる。そして、ナットを締め付ける際に、爪付きワッシャの開口が拡げられて略C字状の径が大きくなるが、アンテナベースに設けられた楔状部材により開口の一端の位置が規制され、開口の他端のみが拡げられる。そこで、楔状部材に設けたケーブル孔または切り欠きに挿通されるケーブルは、爪付きワッシャの変形により損傷を受ける虞がない。
請求項5または6記載のいずれのアンテナ取付構造にあっても、ナットまたは取付用ネジの締め付け回転に伴い爪付きワッシャに軸回りに共回りさせようとする力が作用するが、ブッシュにより、その共回りに回転させる力を軽減することができる。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図7を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例のアンテナ取付構造を適用した車載用アンテナを車体のルーフ等の取付孔に上方から挿入して仮止めする要部外観斜視図である。図2は、本発明のアンテナ取付構造の第1実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のA−A矢視断面図である。図3は、爪付きワッシャを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。図4は、仮止めホルダーを示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。図5は、アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付ける前の分解図である。図6は、アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付けて一体としたものを車体の取付孔に上方から挿入して仮止めした状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。図7は、図6の仮止め状態から取付用ネジを締め付けてアンテナベースを車体に固定した状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。
車載用アンテナは、図1に示すごとく、図2に示すアンテナベース10が筐体12内に適宜に固定され、アンテナベース10の下面側にゴムパッド14が配設される。そして、筐体12の上端部にアンテナエレメント16の基端部が固定され、また筐体12内に図示しない増幅回路などの回路基板が適宜に収容される。そして、図3に示す爪付きワッシャ18を嵌挿した取付用ネジ20がアンテナベース10に下側からその先端が螺入されて一体化される。さらに、アンテナベース10から信号伝送路などのケーブル22が導出される。かかる構成の車載用アンテナを、車体24のルーフ等に穿設した取付孔24aに、上方からまずケーブル22と取付用ネジ20および爪付きワッシャ18を挿入し、後述する作用により、これが車体24に仮止めされる。さらに、車内に突出した取付用ネジ20を締め付けて、車載用アンテナを車体24に固定するとともに電気的導通が確保される。
アンテナベース10は導電金属で形成され、図2に示すごとく、底面に平面形状が略正方形の凸部10aを設け、さらにこの凸部10aの中央に外形が円柱状の円柱部10bを設け、その中央で上下方向に雌ネジ10cが刻設される。また、凸部10aの略正方形の1ヶ所の隅と円柱部10bの周面に跨り、下方が狭いテーパ状の楔状部材10dが形成され、この楔状部材10dの中央に上下方向に貫通したケーブル挿通用のケーブル孔10eが穿設される。さらに、上面には、仮止めホルダー26を収容するための凹部10fが設けられるとともに仮止めホルダー26をカシメて固定するための固定用ボス10g、10gが突設され、さらに仮止めホルダー26の仮止め爪26a、26aを挿通させるための上下方向に貫通した仮止め爪用孔10h、10hが穿設される。
また、爪付きワッシャ18は、導電金属板で形成され、図3に示すごとく、下方が狭い略円錐台状に形成され、平面から見て(取付用ネジ20の軸方向に上方から見て)一部が開口18aされて略C字状とされる。そして、上縁部には、上方に向けて3つの係止爪18b、18b、18bが突設される。さらに、開口18aには、楔状部材10dが挿入されるとともにケーブル22を逃げるための大きな切り欠き18cが設けられる。なお、係止爪18b、18b、18bの外径(先端の開いた寸法)は、取付孔24aを挿通し得る寸法に設定される。
さらに、仮止めホルダー26は、弾性を有する樹脂材で形成され、図4に示すごとく、仮止め爪26a、26aが上部の連結部26bで連結される。この連結部26bにアンテナベース10の固定用ボス10g、10gが挿入されてカシメられるボス挿入孔26c、26cが穿設される。なお、仮止め爪26a、26aは、車体24の取付孔24aに弾性変形して挿入でき、弾性復帰してその鉤部が取付孔24aの周縁部に引っかかって係止するように設定される。
そして、取付用ネジ20は、導電金属で形成され、図5に示すごとく、平面六角形の頭部20aを備え、この頭部20aのネジ棒側に円錐面状部20bが形成される。この円錐面状部20bは、爪付きワッシャ18の自然状態における下部内径よりも上部外径が僅かに小さく下側外形が大きくテーパ状に拡がるように構成される。
上述する各部材の組付けは、まず図5に示すごとき配列で、アンテナベース10に上方から仮止めホルダー26を組み付けて適宜にカシメて固定する。さらに、下方から爪付きワッシャ18を嵌挿した取付用ネジ20の先端部を、アンテナベース10の雌ネジ10cに僅かに螺入させて、アンテナベース10に取付用ネジ20と爪付きワッシャ18が一体化される。かかる組み付けにおいて、アンテナベース10の楔状部材10dに、爪付きワッシャ18の切り欠き18cが臨む位置関係に配設され、この切り欠き18c内に楔状部材10dが挿入し得る状態とされる。
かかる一体化した状態で、図6に示すごとく、まずケーブル22をアンテナベース10のケーブル孔10eに挿通し、また車体24の取付孔24aに上方から挿入する。さらに、取付孔24aの略正方形に対向させてアンテナベース10の略正方形の凸部10aを臨ませる。なお、取付孔24aは、凸部10aの略正方形より僅かに大きな略正方形である。そして、取付孔24aに上方から取付用ネジ20および爪付きワッシャ18を挿入すると、仮止めホルダー26の仮止め爪26a、26aが弾性変形して取付孔24aへの挿入が許容され、取付孔24aを通過後は、仮止め爪26a、26aが弾性復帰してその先端の鉤部が取付孔24aの周縁部に位置して引っかかり、図6のごとき状態となる。この図6の状態では、仮止め爪26a、26aにより上方への抜けが規制され、車体24の取付孔24aにアンテナベース10が仮止めされた状態となる。この挿入の際に、係止爪18b、18b、18bは、取付孔24aを変形せず挿通し得る。
そして、図6の仮止めされた状態において、取付用ネジ20をアンテナベース10の雌ネジ10cに強く螺入すると、爪付きワッシャ18はアンテナベース10の楔状部材10dと取付用ネジ20の円錐面状部20bにより略C字状その径が大きくなるように変形して開かれる。そこで、爪付きワッシャ18の略C字状の径が大きくなるように変形されるのに伴い、爪付きワッシャ18の上縁部の3つの係止爪18b、18b、18bの径(先端の開いた寸法)も大きくなり、取付孔24aの寸法より大きくなって取付孔24aの周縁部に位置する。さらに、取付用ネジ20を強く締め付けることにより、係止爪18b、18b、18bが車体24の裏面に食い込む。もって、アンテナベース10が、車体24に固定され、また取付用ネジ20および爪付きワッシャ18を介して車体24に電気的導通がなされる。
ここで、爪付きワッシャ18の略C字状の径を拡大する動作において、取付用ネジ20の締め付け回転に伴い、摩擦力により爪付きワッシャ18には軸回りに共回りさせようとする力が作用する。しかし、爪付きワッシャ18の開口18aの一端はアンテナベース10の楔状部材10dに当接していてその位置が規制されるため、開口18aの他端側のみが共回り方向に拡げられ、これにより開口18aの切り欠き18cも拡大される。そこで、楔状部材10dの中央部に設けられたケーブル孔10eに挿通されたケーブル22は、確実に切り欠き18c内にあって、爪付きワッシャ18が当接するようなことがなく、ケーブル22が損傷を受けるようなことがない。
なお、上述の第1実施例では、アンテナベース10の楔状部材10dにケーブル22を挿通するケーブル孔10eを設けているが、アンテナベース10の楔状部材10dにケーブル22を挿通する適宜な切り欠きが設けられても良い。また、仮止めホルダー26の仮止め爪26a、26aが取付孔24a内に挿入されてその周縁部に引っかかるように構成されているが、車体24に穿設された取付孔24aとは別に、仮止め爪26a,26aが挿入されて引っかかる仮止め用の孔が穿設されても良い。
次に、本発明の第2実施例を図8ないし図12を参照して説明する。図8は、本発明のアンテナ取付構造の第2実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のB−B矢視断面図である。図9は、爪付きワッシャを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。図10は、アンテナベースに爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付ける前の分解図である。図11は、アンテナベースに爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付けて一体としたものを車体の取付孔に上方から挿入して仮止めした状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。図12は、図11の仮止め状態から取付用ネジを締め付けてアンテナベースを車体に固定した状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。図8ないし図12において、図1ないし図7と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
第2実施例において、第1実施例と大きく相違するところは、仮止めする構造にある。アンテナベース30は導電金属で形成され、図8に示すごとく、第1実施例と同様に、底面に平面形状が略正方形の凸部30aを設け、さらにこの凸部30aの中央に外形が円柱状の円柱部30bを設け、その中央で上下方向に雌ネジ30cが刻設される。また、凸部30aの略正方形の1ヶ所の隅と円柱部30bの周面に跨り、下方が狭いテーパ状の楔状部材30dが形成され、この楔状部材30dの中央に上下方向に貫通したケーブル挿通用のケーブル孔30eが穿設される。そして、略正方形の凸部30aの楔状部材30dが設けられていない対向する2カ所の隅部に、後述する爪付きワッシャ32に設けられる仮止め爪32d、32dの弾性変形を許容するための逃げ用溝30f、30fが設けられる。なお、上面には、第1実施例のごとき仮止めホルダー26のための凹部10fや固定用ボス10g、10gに相当する構造が設けられておらず、また仮止め爪用孔10h、10hに相当する孔も穿設されていない。
また、爪付きワッシャ32は、弾性を有する導電金属板で形成され、図9に示すごとく、第1実施例と同様に、下方が狭い略円錐台状に形成され、平面から見て(取付用ネジ20の軸方向に上方から見て)一部が開口32aされて略C字状とされる。そして、上縁部には、上方に向けて3つの係止爪32b、32b、32bが突設される。これらの係止爪32b、32b、32bの外径(先端の開いた寸法)は、取付孔24aを挿通し得る寸法に設定される。さらに、開口32aには、ケーブル22を逃げるための大きな切り欠き32cが設けられる。そしてまた、上縁部の平面から見て開口32aからそれぞれ90°の対向する位置に、上方がテーパ状に拡がる2本の仮止め爪32d、32dが突設される。この仮止め爪32d、32dは、係止爪32b、32b、32bよりも長くて、その先端の外径(先端の開いた寸法)が係止爪32b、32b、32bの外径よりも広く、しかも弾性変形により取付孔24aを挿通できるとともに通過後に弾性復帰すると取付孔24aの周縁部にその先端が臨むように設定される。
そして、図10に示すごとく、アンテナベース30に下から爪付きワッシャ32を嵌挿した取付用ネジ20の先端部を螺入させて一体化される。ここで、アンテナベース30の楔状部材30dに、爪付きワッシャ32の切り欠き32cが臨む位置関係に配設される。
かかる一体化した状態で、図11に示すごとく、まずケーブル22をアンテナベース30のケーブル孔30eに挿通し、また車体24の取付孔24aに上方から挿入する。さらに、取付孔24aに対向させてアンテナベース30の凸部30aを臨ませる。そして、取付孔24aに上方から取付用ネジ20および爪付きワッシャ32を挿入すると、爪付きワッシャ32の仮止め爪32d、32dが弾性変形して取付孔24aへの挿入が許容され、取付孔24aを通過後は、仮止め爪32d、32dが弾性復帰してその先端が取付孔24aの周縁部の裏面に位置し、図11のごとき状態となる。この図11の状態では、仮止め爪32d、32dにより上方への抜けが規制され、車体24の取付孔24aにアンテナベース30が仮止めされた状態となる。なお、仮止め爪32d、32dが取付孔24aを通過する際には、仮止め爪32d、32dはアンテナベース30の逃げ用溝30f、30f内に挿入されて外径が小さくなる方向の弾性変形が許容される。
そして、図11の仮止めされた状態において、取付用ネジ20をアンテナベース30の雌ネジ30cに強く螺入すると、第1実施例と同様に、爪付きワッシャ32はアンテナベース30の楔状部材30dと取付用ネジ20の円錐面状部20bにより略C字状その径が大きくなるように開かれ、爪付きワッシャ32の上縁部の3つの係止爪32b、32b、32bの径(先端の開いた寸法)が大きくなって、取付孔24aの周縁部に位置し、取付用ネジ20の強い締め付けにより車体24の裏面に食い込む。もって、アンテナベース30が、車体24に固定され、また取付用ネジ20および爪付きワッシャ32を介して車体24に電気的導通がなされる。そして、爪付きワッシャ32の略C字状の径の拡大は、第1実施例と同様に、爪付きワッシャ32の開口18aの一端がその位置が規制されて他端側のみが共回り方向に拡げられて切り欠き18cが拡大されるので、楔状部材30dの中央部に設けられたケーブル孔30eに挿通されたケーブル22は、確実に切り欠き18c内にあって損傷を受けることがない。
さらに、本発明の第3実施例を図13および図14を参照して説明する。図13は、本発明のアンテナ取付構造の第3実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のC−C矢視断面図である。図14は、アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよびナットを組み付ける前の分解図である。図13および図14において、図1ないし図12と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
第3実施例において、第1実施例と大きく相違するところは、アンテナベースに取付用ネジが一体に突設されたことにある。アンテナベース40は導電金属で形成され、図13に示すごとく、第1実施例の雌ネジに代えて、下方に向けて取付用ネジ42が一体に突設される。他の構造は、第1実施例と同様に、凸部40a、円柱部40b、楔状部材40d、ケーブル孔40e、凹部40f、固定用ボス40g、40g、仮止め爪用孔40h、40hが設けられている。
そして、取付用ネジ42に螺合するナット44は、導電金属で形成され、図14に示すごとく、円錐台部44aが設けられる。この円錐台部44aは、爪付きワッシャ18の下部内径に対して、上部外径が小さく下側外径が大きくてテーパ状に拡がるように形成される。
そこで、図14のごとく各部材を配列して、アンテナベース40に仮止めホルダー26を組み付け、さらに取付用ネジ42に爪付きワッシャ18を嵌挿させ、アンテナベース40の楔状部材40dに、爪付きワッシャ18の切り欠き18cが臨む位置関係に配設されて、取付用ネジ42の下端部にナット44が僅かに螺合されて一体化される。そして、この一体化されたものを車体24の上方から取付孔24aに挿入して、仮止めホルダー26で仮止めされた状態とする。さらに、ナット44を強く締め付けて、アンテナベース40を車体24に固定するとともに電気的導通を得る。
なお、第3実施例では、樹脂材からなる仮止めホルダー26を用いて仮止めする構造であるが、これに代えて、第2実施例のごとく、爪付きワッシャ32に設けた仮止め爪32d、32dで仮止めするような構造であっても良い。かかる構成は、言い換えれば、第2実施例のアンテナベース30の雌ネジ30cに代えて取付用ネジを下方に向けて突設し、これに第3実施例のナット44を螺合させたものである。さらに、第1実施例の取付用ネジ20に代えて、図15に示すごとく、円錐台状のブッシュ50を通常の頭付きの取付用ネジ52が嵌挿するようにしても良い。このブッシュ50は、爪付きワッシャ18の下部内径に対して、上部外径が小さく下部外径が大きいテーパ状に拡がるように形成される。また、第3実施例のナット44を、円錐台部44aに代わる円錐台状のブッシュ50と通常のナット54に分割しても良い。爪付きワッシャ18と取付用ネジ52の頭部の間にブッシュ50が介装され、また爪付きワッシャ18とナット54の間にブッシュ50が介装されるので、取付用ネジ52およびナット54の回転に伴う爪付きワッシャ18を軸回りに共回りさせようとする力を軽減することができる。しかも、ブッシュ50により爪付きワッシャ18の下部内径を拡げることができるので、取付用ネジ52およびナット54に市販品を用いることができる。
本発明の第1実施例のアンテナ取付構造を適用した車載用アンテナを車体のルーフ等の取付孔に上方から挿入して仮止めする要部外観斜視図である。 本発明のアンテナ取付構造の第1実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のA−A矢視断面図である。 爪付きワッシャを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。 仮止めホルダーを示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付ける前の分解図である。 アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付けて一体としたものを車体の取付孔に上方から挿入して仮止めした状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。 図6の仮止め状態から取付用ネジを締め付けてアンテナベースを車体に固定した状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。 本発明のアンテナ取付構造の第2実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のB−B矢視断面図である。 爪付きワッシャを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。 アンテナベースに爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付ける前の分解図である。 アンテナベースに爪付きワッシャおよび取付用ネジを組み付けて一体としたものを車体の取付孔に上方から挿入して仮止めした状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。 図11の仮止め状態から取付用ネジを締め付けてアンテナベースを車体に固定した状態を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は底面図である。 本発明のアンテナ取付構造の第3実施例のアンテナベースを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のC−C矢視断面図である。 アンテナベースに仮止めホルダーと爪付きワッシャおよびナットを組み付ける前の分解図である。 第1実施例の取付用ネジに代えて、円錐台状のブッシュを通常の頭付きネジが嵌挿するようにした一例を示す図である。 第3実施例のナットを、円錐台部に代わる円錐台状のブッシュと通常のナットに分割した一例を示す図である。
符号の説明
10、30、40 アンテナベース
10a、30a、40a 凸部
10b,30b、40b 円柱部
10c,30c 雌ネジ
10d,30d、40d 楔状部材
10e、30e、40e ケーブル孔
18,32 爪付きワッシャ
18a,32a 開口
18b、32b 係止爪
18c、32c 切り欠き
20、42、52 取付用ネジ
20a 頭部
20b 円錐面状部
22 ケーブル
24 車体
24a 取付孔
26 仮止めホルダー
26a、32d 仮止め爪
44、54 ナット
44a 円錐台部
50 ブッシュ

Claims (6)

  1. 爪付きワッシャに頭部付きの取付用ネジを嵌挿し、アンテナベースに下方から前記取付用ネジを螺入し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪を突設し、この係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記取付用ネジの前記頭部に前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐面状部を設け、前記アンテナベースに前記取付孔または前記車体に穿設された仮止め用の孔に弾性変形して挿通されて弾性復帰により抜けを規制する弾性材からなる仮止めホルダーを設け、前記取付用ネジの締め付け螺入により前記円錐面状部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
  2. 爪付きワッシャに頭部付きの取付用ネジを嵌挿し、アンテナベースに下方から前記取付用ネジを螺入し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪と2本以上の上方がテーパ状に拡がりその先端の開いた寸法が前記係止爪よりも広い仮止め爪を突設し、前記係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記仮止め爪を前記取付孔に弾性変形して挿通できるとともに通過後は弾性復帰して前記取付孔よりも大きくなって抜けを規制するように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記取付用ネジの前記頭部に前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐面状部を設け、前記取付用ネジの締め付け螺入により前記円錐面状部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
  3. アンテナベースから下方に取付用ネジを突設し、前記取付用ネジに爪付きワッシャを嵌挿し、さらに前記取付用ネジにナットを螺合し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪を突設し、この係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記ナットに前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐台部を設け、前記アンテナベースに前記取付孔または前記車体に穿設された仮止め用孔に弾性変形して挿通されて弾性復帰により抜けを規制する弾性材からなる仮止めホルダーを設け、前記ナットの締め付け螺入により前記円錐台部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むようにて構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
  4. アンテナベースから下方に取付用ネジを突設し、前記取付用ネジに爪付きワッシャを嵌挿し、さらに前記取付用ネジにナットを螺合し、前記爪付きワッシャは、前記取付用ネジの軸方向に見て一部が開口された略C字状であるとともに上縁部から上方に向けて係止爪と2本以上の上方がテーパ状に拡がりその先端の開いた寸法が前記係止爪よりも広い仮止め爪を突設し、前記係止爪を車体に穿設した取付孔に挿通できるように設定し、前記仮止め爪を前記取付孔に弾性変形して挿通できるとともに通過後は弾性復帰して前記取付孔よりも大きくなって抜けを規制するように設定し、前記アンテナベースに前記爪付きワッシャの前記開口に臨む楔状部材を設けるとともにこの楔状部材にケーブル挿通用のケーブル孔または切り欠きを設け、前記ナットに前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下側外径が大きくテーパ状に拡がる円錐台部を設け、前記ナットの締め付け螺入により前記円錐台部で前記爪付きワッシャの略C字状の径が大きく変形されて前記係止爪も拡がって前記取付孔の周縁部に臨むように構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
  5. 請求項1または2記載のアンテナ取付構造において、前記取付用ネジの頭部に設けられた前記円錐面状部に代えて、前記爪付きワッシャと取付用ネジの頭部の間にブッシュを介装し、このブッシュを前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下部外径が大きいテーパ状に拡がる円錐台状に形成して構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
  6. 請求項3または4記載のアンテナ取付構造において、前記ナットに設けられた前記円錐台部に代えて、前記爪付きワッシャとナットの間にブッシュを介装し、このブッシュを前記爪付きワッシャの下部内径に対して上部外径が小さく下部外径が大きいテーパ状に拡がる円錐台状に形成して構成したことを特徴とするアンテナ取付構造。
JP2004308804A 2003-07-31 2004-10-22 アンテナ取付構造 Expired - Fee Related JP4198666B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308804A JP4198666B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 アンテナ取付構造
DE602005015528T DE602005015528D1 (de) 2004-10-22 2005-10-20 Antennenbefestigungsstruktur
EP05022890A EP1650827B1 (en) 2004-10-22 2005-10-20 Antenna mounting structure
KR1020050099840A KR101151946B1 (ko) 2004-10-22 2005-10-21 안테나 장착 구조
US11/254,780 US7274341B2 (en) 2003-07-31 2005-10-21 Antenna mounting structure
CN 200510114092 CN1764007B (zh) 2004-10-22 2005-10-24 天线安装结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308804A JP4198666B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 アンテナ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006121532A JP2006121532A (ja) 2006-05-11
JP4198666B2 true JP4198666B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=36538982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004308804A Expired - Fee Related JP4198666B2 (ja) 2003-07-31 2004-10-22 アンテナ取付構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4198666B2 (ja)
CN (1) CN1764007B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6839340B2 (ja) * 2016-07-21 2021-03-10 ミツミ電機株式会社 アンテナ取付部品及びアンテナ装置
JP6936698B2 (ja) * 2017-10-30 2021-09-22 日本鋳鉄管株式会社 鉄蓋へのアンテナの取付け構造
CN113353240A (zh) * 2020-03-02 2021-09-07 中航西飞民用飞机有限责任公司 一种飞机天线线缆防脱方法和防脱结构

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6714171B2 (en) * 2002-06-14 2004-03-30 Centurion Wireless Technologies, Inc. Antenna mounting apparatuses and methods
JP4037335B2 (ja) * 2003-07-31 2008-01-23 株式会社ヨコオ アンテナ取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006121532A (ja) 2006-05-11
CN1764007A (zh) 2006-04-26
CN1764007B (zh) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7046207B2 (en) Antenna mounting structure
US7274341B2 (en) Antenna mounting structure
US4969065A (en) Spacer for circuit boards and circuit board assembly including same
EP1703584B1 (en) Vehicle roof antenna mounting assembly
KR101151946B1 (ko) 안테나 장착 구조
JP2005217075A (ja) プリント基板の取り付け構造
JP4198666B2 (ja) アンテナ取付構造
JP3933441B2 (ja) 留め具
US20200231101A1 (en) Grommet
JP4425160B2 (ja) クリップ
JP4780640B2 (ja) アンテナ取付構造
JP2001027217A (ja) ストッパー付ナット
JP4057022B2 (ja) アンテナ取付装置
JP4346597B2 (ja) 電気コネクタ用案内ピン
JP4968529B2 (ja) コネクタ
JP2005054839A (ja) ボールジョイントのプロテクタ
WO2003024745A1 (fr) Dispositif support d'accessoire interieur de vehicule
JP3972458B2 (ja) 係止構造及び部品取付具
JP2008147305A (ja) 電子機器の筐体
JP2011113669A (ja) バッテリーターミナル
JP5359435B2 (ja) ボールジョイントの締結構造
JP4713213B2 (ja) 車両用電子機器の取付構造
JP2000323870A (ja) プリント基板用スペーサー
JP2593136Y2 (ja) クリップ
JPS5816896Y2 (ja) 自動車用樹脂部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees