JP7455552B2 - エアバッグモジュール、当該エアバッグモジュールを設置するための方法、および当該エアバッグモジュールを備えるステアリング組立体 - Google Patents

エアバッグモジュール、当該エアバッグモジュールを設置するための方法、および当該エアバッグモジュールを備えるステアリング組立体 Download PDF

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Description

本発明は、乗員拘束装置のためのエアバッグモジュール、上記エアバッグモジュールを設置するための方法、さらにはこのようなエアバッグモジュールを備えるステアリング組立体に関する。
車両乗員を拘束するためのフロントエアバッグモジュールは、通常、運転手側の、ハンドルのハブ領域内に配置され、その結果、車両の衝突後のモジュールの起動時に、エアバッグが車両乗員の前方で展開して車両乗員を保護する。
設置方法を考慮すると、通常、最初にエアバッグモジュールを備えないハンドルがステアリングコラムに固着され、次いでエアバッグモジュールがハンドルハブに接続されて特には係止される。係止することにより、有利には、工具を一切必要とすることなくエアバッグモジュールを高い信頼性で非常に迅速に容易に設置することが可能となる。
設置中に従来のステアリング組立体にモジュールを確実に係止するのを保証するためにはエアバッグモジュールが「過度に押圧」され、つまり係止を有効にするまでその目標位置を越えて設置方向に変位させられることになり、その後で目標位置に再び戻される。
エアバッグモジュールのモジュールキャップと周囲の構成要素また特にはハンドルライニングとの間のクリアランスが十分な大きさである場合、エアバッグモジュールをこのように過度に押圧することが容易に可能となり得る。しかし、エアバッグモジュールの最終位置での隙間幅を最小にすることおよび隙間幅を有意に1mm未満にするのを実現することには苦労が伴われる。多くの事例では、このように隙間幅が小さい場合には、過度に押圧されることが起こり得ないか、またはモジュールキャップおよび/または隣接するハンドルライニングが望まれずに変形する場合にのみ起こり得る。
本発明の目的は、エアバッグモジュールの設置中にモジュールキャップを過度に押圧することなくハンドル上に安全に係止されるエアバッグモジュール、さらにはエアバッグモジュールのモジュールキャップと隣接するハンドルライニングとの間に特に小さい隙間幅を呈することができるステアリング組立体を提供することである。
本発明によると、この目的が、乗員拘束装置のためのエアバッグモジュールによって達成され、このエアバッグモジュールが、エアバッグモジュールの設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップと、エアバッグモジュールを車両構成要素上に固着するためのラッチ手段を有するモジュール底部と、を備え、モジュールキャップおよびモジュール底部が、最初に事前設置軸方向位置に到達して次いで最終設置軸方向位置に到達するようになるまで、設置軸に沿って互いの方に移動可能であり、モジュールキャップおよびモジュール底部が、事前設置位置においてモジュールキャップおよびモジュール底部を互いに捕捉的に固着する相互作用する事前固定要素を有し、モジュールキャップおよびモジュール底部が、事前設置位置から最終設置位置までのモジュールキャップおよびモジュール底部の軸方向相対移動中に所定の設置抵抗力を提供する相互作用する抵抗外形(resistance contour)を有する。
その事前設置位置では、エアバッグモジュールがその最終設置位置より大きい軸方向寸法を有する。抵抗外形が、事前設置位置に置かれているエアバッグモジュールをハンドルに確実に係止するのを既に補助している。事前設置位置における軸方向モジュール寸法がより大きいことを理由として、モジュールを係止するとき、モジュールキャップがその目標軸方向位置を越えて移動させられることがない。エアバッグモジュールをハンドル上に設置した後でのみ、エアバッグモジュールが事前設置位置から最終設置位置まで移動させられる。エアバッグモジュールの最終設置位置において初めて、モジュールキャップがその目標位置に到達し、ここでは、モジュールキャップと周囲のハンドル構成要素との間の隙間幅が非常に小さくなることができ、例えば0.5mmの大きさの範囲内にある。
モジュールキャップおよびモジュール底部が、エアバッグモジュールの最終設置位置において、互いに対して軸方向・径方向の遊びを有することができる。上記遊びが、一方側のモジュールキャップと、他方側の、モジュール底部、ならびにガス発生器およびエアバッグなどのモジュール底部に固着されるそれぞれのすべてのモジュール構成要素と、の間でのわずかな移動のみを可能にする。結果として、その小さい隙間幅または別個のハンドル固定具により、モジュールキャップがハンドル上に固定されて概して移動不可となることができ、対して残りのエアバッグモジュールが振動吸収器として使用され得、望ましくないハンドルの振動を最小にすることができる。
抵抗外形が、好適には、最終設置位置においてモジュールキャップおよびモジュール底部を係止するラッチ外形である。
エアバッグモジュールの一実施形態によると、モジュールキャップがポット形状であり、軸方向端壁さらには周囲壁を有し、抵抗外形が、モジュールキャップの周囲壁内で軸方向に延在するスリットとして、およびモジュール底部上の径方向ジャーナルとして、構成される。
軸方向で見ると、スリットが、径方向ジャーナルの接線方向最大寸法より小さい接線方向スリット幅を少なくとも一部分において有することができる。こうすることで、所望の設置抵抗力が容易に調整され得る。上記抵抗力が、スリット縁部および/または径方向ジャーナルの変形また特には弾性形性により克服される。結果として、モジュールキャップの径方向ジャーナルおよび/または周囲壁が、好適には、少なくともスリットの領域において、弾性材料から、また特には特に高い弾性を有する弾性材料から作られる。
特に好適には、軸方向端壁から離れている周囲壁の端部のところのスリット幅が径方向ジャーナルの接線方向最大寸法より小さく、径方向ジャーナルの接線方向最大寸法より大きくなるまで軸方向端壁の方向に増大する。このようにして、エアバッグモジュールの最終設置位置において、ほぼ労せずに、モジュールキャップとモジュール底部との間に軸方向・径方向の遊びを得ることができる。既に上で言及したように、上記遊びが、車両ステアリングシステムでの有利な振動吸収を可能にする。
また、本発明が車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体をさらに備え、ステアリング組立体が、ステアリングホイールスケルトンを有するハンドルと、上述のエアバッグモジュールと、エアバッグモジュールをステアリングホイールスケルトンに固着するためのハンドル側設置プレートと、を備え、エアバッグモジュールのモジュール底部上のラッチ手段が、設置プレートを基準として軸方向に移動するときに設置プレート上に設けられる第2のラッチ手段に係止される第1のラッチ手段であり、第1および第2のラッチ手段の係止のための設置抵抗力が、事前設置位置から最終設置位置までエアバッグモジュールを移送するときの抵抗外形の設置抵抗力より小さい。
モジュールキャップが、エアバッグモジュールの最終設置位置においてモジュールキャップをハンドルに直接に接続する固着手段を有することができる。上記固着手段が、設置軸に対しての横方向においてモジュールキャップとハンドルとの間でほぼゼロクリアランスの接続を保証し、それにより、小さいことに加えて特に一様である隙間幅を得ることを可能にする。軸方向において、固着手段が同様にほぼゼロクリアランスの接続を実現することができるか、または別法として、例えばクラクションを吹き飛ばすためにモジュールキャップとハンドルとの間の軸方向相対移動を制限するのを可能にすることができる。
ステアリング組立体の一実施形態によると、設置プレートが、エアバッグモジュールとステアリングホイールスケルトンとの間に別個の構成要素として軸方向に配置される。この事例では、設置プレートが好適には揺動可能な形でステアリングホイールスケルトンに固着され、それにより車両ステアリングシステムにおいて有利な振動吸収を実現するのを可能にし、つまり望ましくないハンドル振動を最小にするのを可能にする。
代替的構成の変形形態では、設置プレートが一部片としてステアリングホイールスケルトンに一体化され得る。
最後に、本発明が、上述のステアリング組立体を形成するために、ハンドル上にエアバッグモジュールを設置するための方法にさらに関連し、この方法が以下のステップ、
a)その事前設置軸方向位置にエアバッグモジュールを提供するステップと、
b)ステアリングホイールスケルトンおよびエアバッグモジュールのためのステアリングホイールスケルトン上に固着される設置プレートを有するハンドルを提供するステップと、
c)ステアリングホイールスケルトンの方向で設置軸に沿わせるようにエアバッグモジュールをはめ込むステップと、
d)エアバッグモジュールのモジュールキャップに設置のための軸方向の圧力を適用するステップであって、それによりエアバッグモジュールのラッチ手段および設置プレートのラッチ手段が最初にラッチ接続を形成し、その後で初めてエアバッグモジュールがその事前設置位置からその最終設置位置まで移送されるようになる、ステップと
を含む。
上記設置方法が、設置中にモジュールキャップを軸方向においてその最終的な意図される目標位置を越えて移動させることなく設置プレートに対して、および従ってハンドルに対しても、確実に高い信頼性でエアバッグモジュールを係止するのを可能にする。
方法の一変形形態によると、ステップb)において、設置プレートが振動ダンパを介してステアリングホイールスケルトンに固着され、その結果、設置プレートおよびステアリングホイールスケルトンが揺動可能な形で接続される。このことが、モジュールキャップを排除するのを可能にして、有利にはハンドル振動を低減するための振動ダンパとして、エアバッグモジュールを使用するのを補助する。
さらに、エアバッグモジュールを事前設置位置から最終設置位置まで移送するとき、ステップd)において、モジュールキャップも同時にハンドルに直接に固定されてよく、特にはハンドルに係止されてよい。このことが、ほぼ労せずに、モジュールキャップと隣接するハンドル構成要素との間の隙間幅を特に一様にするのを実現するのを補助する。
図面を参照する好適な実施形態の以下の説明から、本発明の別の特徴および利点が明らかとなる。
本発明によるエアバッグモジュールおよび設置プレートを備える、本発明によるステアリング組立体を示す斜視図である。 図1によるステアリング組立体の設置プレートを示す軸方向上面図である。 エアバッグモジュールを設置プレートに設置するときの図1によるステアリング組立体を示す斜視詳細図である。 エアバッグモジュールと設置プレートとの間での係止の直前の図3による斜視詳細図である。 エアバッグモジュールと設置プレートとの間の係止後の図3による斜視詳細図である。 設置プレートに係止される前のその事前設置位置にある本発明によるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 設置プレートに係止された後のその事前設置位置にある図6によるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 設置プレートに係止された後のその最終設置位置にある図6によるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 本発明によるステアリング組立体を示す斜視分解図である。
図1から9が、剛体のラッチフック12を有する第1の結合構成要素と、事前設置ばね要素14を有する第2の結合要素とを備える、車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体10を示しており、ここでは、これらの2つの結合構成要素は、ばね要素14の一部分が、固着位置にある少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合されて結合要素を相互接続するようになるまで、設置軸Aに沿って互いの方に移動可能である(図5を参照)。
この例示の実施形態では、第1の結合構成要素がエアバッグモジュール16であり、第2の結合構成要素が設置プレート18である。
もちろん、別法として、設置プレート18がラッチフック12を有してもよく、エアバッグモジュール16が事前設置ばね要素14を有してもよいことが当業者には容易に明らかとなろう。したがって、この事例では、設置プレート18が第1の結合構成要素であり、エアバッグモジュール16が第2の結合構成要素である。同様に、以下で説明される一般的な接続概念がこのような構成の変形形態に対しても容易に付与され得る。
図1および図2により、この例示の実施形態において、1つのばね要素14が各ラッチフック12に割り当てられる形で、2つの剛体のラッチフック12さらには2つの別個のばね要素14が設けられることが明らかとなる。代替形態として、2つのばね要素14が、例えばU形ばねなどの、一部片として形成されてもよく、このような場合には、移動可能なばね脚部が各ラッチフック12に割り当てられる。概して、多様な数のラッチフック12が設けられるような構成の変形形態も考えられる。
図1によると、ばね要素14が、エアバッグモジュール16から離れた設置プレート18の軸方向端面20上に配置される。
各ばね要素14が、ばね要素14が概して緩んでおり少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合され得るところの結合位置(図2を参照すると、右側のばね要素14)と、ばね要素14が張力を与えられて設置軸Aに対して横方向においてラッチフック12から離間されるところの脱着位置(図2を参照すると、左側のばね要素14)との間で移動可能である。
設置プレート18が脱着位置においてばね要素14を固定するための保持要素22を有し、この示される実施形態の保持要素22は設置プレート18と一体に形成される突出部であり、設置プレート18の端面20から軸方向に突出する。
具体的にいうと、上記突出部が傾斜部分であり、ここでは、ばね要素14の結合位置において傾斜スロープ24がばね要素14の方を向き(図5)、ばね要素14の脱着位置ではばね要素14から離れる(図3)。
ばね要素14を張力を受けるその脱着位置から解放するために、エアバッグモジュール16がラッチフック12から離間される作動要素26を有する。
図1によると、エアバッグ16が、とりわけ、エアバッグモジュール16の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ28と、車両構成要素上にまた特には車両ハンドル上にエアバッグモジュール16を固着するためのラッチフック12を有するモジュール底部30とを備える。この事例の作動要素26はピン形状の突出部であり、設置プレート18の方向において、設置プレート18の方を向くモジュール底部30の側から軸方向に延在し、ばね要素14の脱着位置において、ばね要素14の一部分に軸方向において位置合わせされる。
ここでは、モジュール底部30が、ロバスト性を有するプラスチック材料の射出成型部品として製造され、ここでは特には作動要素26がモジュール底部30に一体に形成される。
図2によると、設置プレート18が軸方向において作動要素26に位置合わせされる軸方向貫通孔32を有し、作動要素26がばね要素14をその張力を受けている脱着位置から解放するために上記貫通孔32を通って延在する。
以下で、図3から5により、設置プレート18上へのエアバッグモジュール16の設置オペレーションを簡単に説明する。
設置オペレーションの開始時、設置プレート18に事前設置されたばね要素14が張力を受けているその脱着位置にあり、ここでは、ばね要素14が設置軸Aに対して横方向においてラッチフック12から離間される。図3によると、エアバッグモジュール16が軸方向に送られると、結果としてラッチフック12が妨害されることなくばね要素14の側部を通って移動することができ、ここではばね要素14に対して軸方向または径方向に荷重を与えない。
図4によると、ラッチフック12のラッチラグ34をばね要素14のところを通過させるところの軸方向相対位置に到達すると、ピン形状の作動要素26がばね要素14に接触し、軸方向においてばね要素14に荷重を与える。したがって、ばね要素14が、径方向外側にスナップしてその結合位置に入るまで、保持要素22を通過するように摺動する。
図5による結合位置では、ばね要素14がラッチフック12の後方に係合され、具体的にいうと、ラッチフック12のラッチラグ34の後方に係合され、その結果、エアバッグモジュールおよび設置プレートが互いに結合され、軸方向の固定位置において互いに対して固定される。脱着位置と比較すると、結合位置ではばね要素14が緩んでいるが、結合位置でもいくらの残留張力が提供される可能性がある。
このようにして、エアバッグモジュール16を設置プレート18の上に設置することが完了する。
図2から、ばね要素14が、設置プレート18に固定されるタイトなばね端部36と、径方向に移動可能であるばね自由端38とを有することを明確に見ることができる。ばね自由端38の領域では、エアバッグモジュール16を取り外すための取り外し溝40が設置プレート18の端面20上に設けられる。上記取り外し溝40が実質的に径方向に延在し、車両ハンドル上にエアバッグモジュール16を設置している状態でもハンドル外部から工具によってアクセス可能である。ここでは、工具が径方向において取り外し溝40の中に挿入されるように適合され、ばね要素14を図3によるその脱着位置に戻すことができ、その結果、エアバッグモジュール16がやはり軸方向において設置プレート18から容易に外され得る。
ステアリング組立体10が、図9によると、ステアリングホイールスケルトン44を有するハンドル42をさらに備え、ここでは設置プレート18が軸方向においてエアバッグモジュール16とステアリングホイールスケルトン44との間にある別個の構成要素として配置される。
ステアリング組立体10の示される例示の実施形態では、設置プレート18が振動ダンパ46を介してステアリングホイールスケルトン44に固着され、その結果、設置プレート18およびステアリングホイールスケルトン44が揺動可能な形で接続される。
図6から8がステアリング組立体10の斜視図を示しており、これらにより以下で、乗員拘束装置のためのエアバッグモジュール16の特別な特徴を説明する。
エアバッグモジュール16が、図6から8によると、エアバッグモジュール16の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ28と、車両の構成要素に対して、また特には設置プレート18または車両ハンドルに対して、エアバッグモジュール16を固着するためのラッチフック12の形態のラッチ手段を有するモジュール底部30とを備える。
モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、最初に事前設置位置(図6および7)に到達して次いで最終設置軸方向位置(図8)に到達するようになるまで、設置軸Aに沿って互いの方に移動可能であり、ここでは、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、事前設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30を互いに捕捉的に固着する相互作用する事前固定要素を有する。
この例示の実施形態では、モジュールキャップ28がポット形状であり、軸方向端壁48および周囲壁50を有する。事前固定要素として、モジュールキャップ28の周囲壁50内に複数の事前設置窓52が設けられ、モジュール底部30のところに複数の事前設置フック54が設けられ、事前設置フック54の各々が割り当てられた事前設置窓52の中に係合され、それによりエアバッグモジュール16の事前設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30が捕捉的に接続される。このようにして、その事前設置位置にあるエアバッグモジュール16が、容易に輸送されてさらには処理され得る構造ユニットを形成する。事前固定要素はゼロクリアランスの剛体の接続部を提供しないが、軸方向および径方向の両方におけるモジュールキャップ28とモジュール底部30との間のいくらかの相対移動を可能にする。
事前固定要素とは別個に、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、事前設置位置から最終設置位置までのモジュールキャップ28およびモジュール底部30の軸方向の相対移動中に所定の設置抵抗力を提供する相互作用する抵抗外形をさらに有する。
示される実施形態の抵抗外形は、特には、最終設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30を係止するためのラッチ外形である。
具体的にいうと、抵抗外形が、端壁48から離れた軸方向端部のところでモジュールキャップ28の周囲壁50内を軸方向に延在するスリット56の形態、およびモジュール底部30のところにある径方向ジャーナル58の形態である。
スリット56が、軸方向で見ると、径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより小さい接線方向スリット幅sを少なくとも一部分において有する。これにより、事前設置位置から最終設置位置まで移動するときに設置抵抗力が生じる。
特には、軸方向端壁48から離れた周囲壁50の端部のところで、スリット56が径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより小さい第1のスリット幅sを有し、ここでは、スリット幅sが、径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより大きい第2のスリット幅sに達するまで軸方向端壁48に向かって増大する。
図8に関連する詳細な切り抜きにより、エアバッグモジュール16の示される最終設置位置にある径方向ジャーナル58が、径方向に対して横向きにおいて、スリット56の縁部から離間されることが明らかである。
したがって、エアバッグモジュール16の最終設置位置では、モジュールキャップ28とモジュール底部30との間の相対移動が抵抗外形によって妨害されず、その結果、最終設置位置においても、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、互いに対して軸方向・径方向の遊びを有する。
モジュールキャップ28の径方向ジャーナル58および/または周囲壁50が、少なくともスリット56の領域において、弾性材料から、また特には特に高い弾性を有する弾性材料から作られ、好適には適切なプラスチック材料から作られる。
ジャーナル58のおよび/または周囲壁50の材料、スリット56の領域における周囲壁50の壁厚、さらには最小スリット幅とジャーナル58の接線方向最大寸法との間の比率、などの、パラメータを介して、所望の設置抵抗力が容易にかつ正確に調整され得る。
乗員拘束装置のための上述のエアバッグモジュール16が、ステアリングホイールスケルトン44を有するハンドル42、ならびにステアリングホイールスケルトン44に対してエアバッグモジュール16を固着するためにハンドル上に配置される設置プレート18と共に、車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体10を形成する。エアバッグモジュール16のモジュール底部30上のラッチ手段(ラッチフック12)が、設置プレート18を基準としたエアバッグモジュール16の軸方向移動中に設置プレート18上に設けられる第2のラッチ手段(ばね要素14)に係止される第1のラッチ手段に寄与し、ここでは、第1および第2のラッチ手段を係止するための設置抵抗力が、事前設置位置から最終設置位置までエアバッグモジュール16を移送するときの抵抗外形の設置抵抗力より小さい。これが図7に従って設置状態で示されており、ここでは、エアバッグモジュール16が依然としてその事前設置位置にあるが、設置プレート18に対してのエアバッグモジュール16の係止が既に有効になっている。これは、特には、小さい設置抵抗力で設置プレート18に対してエアバッグモジュール16が係止され得るときに適切に実現され得、つまり、例えば、特に図3から5により上で説明したように係止することによって実現され得る。
図9によると、設置プレート18が、エアバッグモジュール16とハンドル42のステアリングホイールスケルトン44との間に別個の構成要素として軸方向に配置され、振動ダンパ46を介して揺動可能な形でステアリングホイールスケルトン44に留められる。
エアバッグモジュール16の最終設置位置におけるモジュールキャップ28とモジュール底部30との間の遊びにより、モジュールキャップが非常に正確なサイズの隙間幅を最小にして受けられ得、ハンドル42内で実質的に固定され得、対して設置プレート18を含めた残りのエアバッグモジュール16が制限される程度の範囲内でハンドル42に基準として移動可能であり、したがって有利には振動吸収器として機能することができ、車両ステアリングシステムの望ましくない振動を減衰させることができる。
任意選択で、モジュールキャップ28が、エアバッグモジュール16の最終設置位置においてモジュールキャップ28をハンドル42に直接に接続する固着手段(図示せず)をさらに有することができる。
本明細書において以下で、最後に、ステアリング組立体10を形成するためにハンドル42の上にエアバッグモジュール16を設置することを取り扱う。
最初に、エアバッグモジュール16が図6によるその事前設置位置で提供される。
さらに、ステアリングホイールスケルトン44と、ステアリングホイールスケルトン44に固着される設置プレート18とを含めたハンドル42が提供される。図9に示されるように、設置プレート18が特には振動ダンパ46を介してステアリングホイールスケルトン44に固着され得、その結果、設置プレート18およびステアリングホイールスケルトン44が動揺可能な形で接続される。
次いで、エアバッグモジュール16が設置軸Aに沿ってステアリングホイールスケルトン44の方に送られ、図7に従って、軸方向の設置力Fがエアバッグモジュール16のモジュールキャップ28に適用され、ここでは、最初に、エアバッグモジュール16のおよび設置プレート18のラッチ手段、すなわちラッチフック12およびばね要素14が、ラッチ接続を形成し、その後で初めてエアバッグモジュール16がその事前設置位置から図8によるその最終設置位置まで移送されるようになる。
エアバッグモジュール16が事前設置位置から最終設置位置まで移送されるとき、任意選択で、モジュールキャップ28がハンドル42に実質的に同時に直接に固定されてよく、特にはハンドル42に係止されてよい。
<付記>
[形態1]
乗員拘束装置のためのエアバッグモジュールであって、前記エアバッグモジュールが、
前記エアバッグモジュール(16)の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ(28)と、
前記エアバッグモジュール(16)を車両構成要素上に固着するためのラッチ手段を有するモジュール底部(30)と
を備え、
前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、最初に事前設置軸方向位置に到達して次いで最終設置軸方向位置に到達するようになるまで、設置軸(A)に沿って互いの方に移動可能であり、
前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、前記事前設置位置において前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)を互いに捕捉的に固着する相互作用する事前固定要素を有し、
前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、前記事前設置位置から前記最終設置位置までの前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)の軸方向相対移動中に所定の設置抵抗力を有する相互作用する抵抗外形を有する
エアバッグモジュール。
[形態2]
形態1に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、前記最終設置位置において、互いに対して軸方向・径方向の遊びを有する、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
[形態3]
前記形態のいずれか一項に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記抵抗外形が、前記最終設置位置において前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)を係止するラッチ外形である、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
[形態4]
前記形態のいずれか一項に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記モジュールキャップ(28)がポット形状であり、軸方向端壁(48)さらには周囲壁(50)を有し、前記抵抗外形が、前記モジュールキャップ(28)の前記周囲壁(50)内で軸方向に延在するスリット(56)の形態、および前記モジュール底部(30)上の径方向ジャーナル(58)の形態である、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
[形態5]
形態4に記載のエアバッグモジュールにおいて、軸方向で見ると、前記スリット(56)が、前記径方向ジャーナル(58)の接線方向最大寸法(t max )より小さい接線方向スリット幅(s )を少なくとも一部分において有する、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
[形態6]
形態5に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記軸方向端壁(48)から離れている前記周囲壁(50)の端部のところの前記スリット幅(s)が前記径方向ジャーナル(58)の接線方向最大寸法(t max )より小さく、前記径方向ジャーナル(58)の前記接線方向最大寸法(t max )より大きくなるまで前記軸方向端壁(48)の方向に増大する、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
[形態7]
車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体であって、前記ステアリング組立体が、
ステアリングホイールスケルトン(44)を有するハンドル(42)と、
前記形態のいずれか一項に記載のエアバッグモジュール(16)と、
前記エアバッグモジュール(16)を前記ステアリングホイールスケルトン(44)に固着するためのハンドル側設置プレート(18)と
を備え、
前記エアバッグモジュール(16)の前記モジュール底部(30)上のラッチ手段が、前記設置プレート(18)を基準として軸方向に移動するときに前記設置プレート(18)上に設けられる第2のラッチ手段に係止される第1のラッチ手段であり、
前記第1および第2のラッチ手段の係止のための設置抵抗力が、事前設置位置から最終設置位置まで前記エアバッグモジュール(16)を移送するときの抵抗外形の設置抵抗力より小さいことを特徴とする
ステアリング組立体。
[形態8]
形態7に記載のステアリング組立体において、モジュールキャップ(28)が、前記エアバッグモジュール(16)の前記最終設置位置において前記モジュールキャップ(28)を前記ハンドル(42)に直接に接続する固着手段を有する、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
[形態9]
形態7または8に記載のステアリング組立体において、前記設置プレート(18)が、前記エアバッグモジュール(16)と前記ステアリングホイールスケルトン(44)との間に別個の構成要素として軸方向に配置される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
[形態10]
形態9に記載のステアリング組立体において、前記設置プレート(18)が揺動可能な形で前記ステアリングホイールスケルトン(44)に固着される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
[形態11]
形態7から10のいずれか一項に記載のステアリング組立体を形成するために、ハンドル(42)に対して形態1から6のいずれか一項に記載のエアバッグモジュール(16)を設置するための方法であって、前記方法が以下の方法ステップ、
a)その事前設置軸方向位置に前記エアバッグモジュール(16)を提供するステップと、
b)ステアリングホイールスケルトン(44)および前記エアバッグモジュール(16)のための前記ステアリングホイールスケルトン(44)上に固着される設置プレート(18)を有する前記ハンドル(42)を提供するステップと、
c)前記ステアリングホイールスケルトン(44)の方向で設置軸(A)に沿わせるように前記エアバッグモジュール(16)をはめ込むステップと、
d)前記エアバッグモジュール(16)のモジュールキャップ(28)に対して設置のための軸方向の力(F)を適用するステップであって、それにより前記エアバッグモジュール(16)のラッチ手段および前記設置プレート(18)のラッチ手段が最初にラッチ接続を形成し、その後で初めて前記エアバッグモジュール(16)がその事前設置位置からその最終設置位置まで移送されるようになる、ステップと
を含む
方法。
[形態12]
形態11に記載の方法において、ステップb)において、前記設置プレート(18)が振動ダンパ(46)を介して前記ステアリングホイールスケルトン(44)に固着され、その結果、前記設置プレート(18)および前記ステアリングホイールスケルトン(44)が揺動可能な形で接続される、ことを特徴とする、方法。
[形態13]
形態11または12に記載の方法において、前記エアバッグモジュール(16)を前記事前設置位置から前記最終設置位置まで移送するとき、ステップd)において、前記モジュールキャップ(28)も同時に前記ハンドル(42)に直接に固定され、特には前記ハンドル(42)に係止される、ことを特徴とする、方法。
10 ステアリング組立体
12 ラッチフック
14 事前設置ばね要素
16 エアバッグモジュール
18 設置プレート
20 設置プレートの端面
22 保持要素
24 傾斜スロープ
26 作動要素
28 モジュールキャップ
30 モジュール底部
32 軸方向貫通孔
34 ラッチラグ
36 固定されるタイトなばね端部
38 ばね自由端
40 取り外し溝
42 ハンドル
44 ステアリングホイールスケルトン
46 振動ダンパ
48 軸方向端壁
50 周囲壁
52 事前設置窓
54 事前設置フック
56 スリット
58 径方向ジャーナル

Claims (13)

  1. 乗員拘束装置のためのエアバッグモジュールであって、前記エアバッグモジュールが、
    前記エアバッグモジュール(16)の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ(28)と、
    前記エアバッグモジュール(16)を車両構成要素上に固着するためのラッチ手段を有するモジュール底部(30)と
    を備え、
    前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、最初に事前設置軸方向位置に到達して次いで最終設置軸方向位置に到達するようになるまで、設置軸(A)に沿って互いの方に移動可能であり、
    前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、前記事前設置軸方向位置において前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)を互いに捕捉的に接続する相互作用する事前固定要素を有し、
    前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、前記事前設置軸方向位置から前記最終設置軸方向位置までの前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)の前記設置軸方向相対移動中に所定の設置抵抗力を有する相互作用する抵抗外形を有する
    エアバッグモジュール。
  2. 請求項1に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)が、互いに篏合する筒状であり、前記最終設置軸方向位置において、互いに対して前記設置軸方向及び周方向の遊びを有する、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
  3. 請求項1又は2のいずれか一項に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記抵抗外形が、前記最終設置軸方向位置において前記モジュールキャップ(28)および前記モジュール底部(30)を係止するラッチ外形である、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記モジュールキャップ(28)がポット形状であり、設置軸方向端壁(48)さらには周囲壁(50)を有し、前記モジュール底部(30)が前記周囲壁(50)の内側に篏合する筒状であり、前記抵抗外形が、前記モジュールキャップ(28)の前記周囲壁(50)内で前記設置軸方向に延在するスリット(56)の形態、および前記モジュール底部(30)の周面から径方向に突出する径方向ジャーナル(58)の形態である、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
  5. 請求項4に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記設置軸方向で見ると、前記スリット(56)が、前記径方向ジャーナル(58)の接線方向最大寸法(tmax)より小さい接線方向スリット幅(s)を少なくとも一部分において有し、前記接線方向最大寸法(t max )及び接線方向スリット幅(s )は、前記周囲壁(50)の周方向に対する接線の方向の寸法である、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
  6. 請求項5に記載のエアバッグモジュールにおいて、前記設置軸方向端壁(48)から離れている前記周囲壁(50)の端部のところの前記スリット幅(s)が前記径方向ジャーナル(58)の接線方向最大寸法(tmax)より小さく、前記径方向ジャーナル(58)の前記接線方向最大寸法(tmax)より大きくなるまで前記設置軸方向端壁(48)の方向に増大する、ことを特徴とする、エアバッグモジュール。
  7. 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体であって、前記ステアリング組立体が、
    ステアリングホイールスケルトン(44)を有するハンドル(42)と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のエアバッグモジュール(16)と、
    前記エアバッグモジュール(16)を前記ステアリングホイールスケルトン(44)に固着するためのハンドル側設置プレート(18)と
    を備え、
    前記エアバッグモジュール(16)の前記モジュール底部(30)上のラッチ手段が、前記設置プレート(18)を基準として前記設置軸方向に移動するときに前記設置プレート(18)上に設けられる第2のラッチ手段に係止される第1のラッチ手段であり、
    前記第1および第2のラッチ手段の係止のための設置抵抗力が、事前設置軸方向位置から最終設置軸方向位置まで前記エアバッグモジュール(16)を移送するときの抵抗外形の設置抵抗力より小さいことを特徴とする
    ステアリング組立体。
  8. 請求項7に記載のステアリング組立体において、モジュールキャップ(28)が、前記エアバッグモジュール(16)の前記最終設置軸方向位置において前記モジュールキャップ(28)を前記ハンドル(42)に直接に接続する固着手段を有する、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  9. 請求項7または8に記載のステアリング組立体において、前記設置プレート(18)が、前記設置軸方向において、前記エアバッグモジュール(16)と前記ステアリングホイールスケルトン(44)との間に別個の構成要素として配置される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  10. 請求項9に記載のステアリング組立体において、前記設置プレート(18)が揺動可能な形で前記ステアリングホイールスケルトン(44)に留められる、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  11. 請求項7から10のいずれか一項に記載のステアリング組立体を形成するために、ハンドル(42)に対して請求項1から6のいずれか一項に記載のエアバッグモジュール(16)を設置するための方法であって、前記方法が以下の方法ステップ、
    a)その事前設置軸方向位置に前記エアバッグモジュール(16)を提供するステップと、
    b)ステアリングホイールスケルトン(44)および前記エアバッグモジュール(16)のための前記ステアリングホイールスケルトン(44)上に固着される設置プレート(18)を有する前記ハンドル(42)を提供するステップと、
    c)前記ステアリングホイールスケルトン(44)の方向で設置軸(A)に沿わせるように前記エアバッグモジュール(16)をはめ込むステップと、
    d)前記エアバッグモジュール(16)のモジュールキャップ(28)に対して設置のための前記設置軸方向の力(F)を適用するステップであって、それにより前記エアバッグモジュール(16)のラッチ手段および前記設置プレート(18)のラッチ手段が最初にラッチ接続を形成し、その後で初めて前記エアバッグモジュール(16)がその事前設置軸方向位置からその最終設置軸方向位置まで移送されるようになる、ステップと
    を含む
    方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、ステップb)において、前記設置プレート(18)が振動ダンパ(46)を介して前記ステアリングホイールスケルトン(44)に留められ、その結果、前記設置プレート(18)および前記ステアリングホイールスケルトン(44)が揺動可能な形で接続される、ことを特徴とする、方法。
  13. 請求項11または12に記載の方法において、前記エアバッグモジュール(16)を前記事前設置軸方向位置から前記最終設置軸方向位置まで移送するとき、ステップd)において、前記モジュールキャップ(28)も同時に前記ハンドル(42)に直接に係止される、ことを特徴とする、方法。
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