JP2020097401A - 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体 - Google Patents

車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2020097401A
JP2020097401A JP2019200521A JP2019200521A JP2020097401A JP 2020097401 A JP2020097401 A JP 2020097401A JP 2019200521 A JP2019200521 A JP 2019200521A JP 2019200521 A JP2019200521 A JP 2019200521A JP 2020097401 A JP2020097401 A JP 2020097401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering assembly
spring element
airbag module
steering
coupling component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2019200521A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドレ・ファンク
Funk Andre
マルク・フリース
Friess Marc
マルクス・ハース
haas Markus
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Automotive Safety Systems Germany GmbH
Original Assignee
TRW Automotive Safety Systems GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRW Automotive Safety Systems GmbH filed Critical TRW Automotive Safety Systems GmbH
Publication of JP2020097401A publication Critical patent/JP2020097401A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • B60R21/2037Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit the module or a major component thereof being yieldably mounted, e.g. for actuating the horn switch or for protecting the driver in a non-deployment situation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】エアバッグモジュールと車両ハンドルとの間にラッチ接続を確立する設置力が小さいようなステアリング組立体を提供する。【解決手段】ステアリング組立体10が、少なくとも1つの剛体のラッチフック12を有するエアバッグモジュールである第1の結合構成要素と、事前設置ばね要素14を有する設置プレート18である第2の結合構成要素と、を備え、2つの結合構成要素が、固着位置においてばね要素14の一部分が少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合されて結合構成要素を相互接続するようになるまで、設置軸に沿って互いの方に移動可能であり、ばね要素14が、緩んで少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合される結合位置と、張力を受けて設置軸に対して横方向においてラッチフック12から離間される脱着位置と、の間で移動可能であり、第2の結合構成要素が脱着位置においてばね要素14を固定するための保持要素22を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、エアバッグモジュール、およびエアバッグモジュールをハンドルの上に固着するための設置プレートを備える、車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体に関する。
車両乗員を拘束するためのフロントエアバッグモジュールは、通常、運転手側の、ハンドルのハブ領域内に配置され、その結果、車両の衝突後のモジュールの起動時に、エアバッグが車両乗員の前方で展開して車両乗員を保護する。
設置方法を考慮すると、通常、最初にエアバッグモジュールを備えないハンドルがステアリングコラムに固着され、次いでエアバッグモジュールがハンドルハブに接続されて特には係止される。係止することにより、有利には、工具を一切必要とすることなくエアバッグモジュールを高い信頼性で非常に迅速に容易に設置することが可能となる。
しかし、係止により高い信頼性および高いロバスト性(robust)でエアバッグモジュールを留めるのを保証するために、ステアリングコラム軸を基準として相当な軸方向設置力を適用する必要がある。産業組立ラインでの連続的な設置オペレーションでは、これには高い物理的荷重が発生する可能性があり、担当する組立工の迅速な疲労が伴われる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、エアバッグモジュールと車両ハンドルとの間にラッチ接続を確立するのに必要となる設置力が非常に小さいようなステアリング組立体を提供することである。
本発明によると、この目的が車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体によって達成され、このステアリング組立体が、少なくとも1つのラッチフックを有する特にはエアバッグモジュールである第1の結合構成要素と、事前組立ばね要素を有する特には設置プレートである第2の結合構成要素と、を備え、結合構成要素が、固着位置においてばね要素の一部分が少なくとも1つのラッチフックの後方に係合されて結合構成要素を相互接続するようになるまで、設置軸に沿って互いの方に移動可能であり、ばね要素が、ばね要素がほぼ緩んで少なくとも1つのラッチフックの後方に係合されるところの結合位置と、ばね要素が張力を受けて設置軸に対して横方向においてラッチフックから離間されるところの脱着位置と、の間で移動可能であり、第2の結合構成要素が脱着位置においてばね要素を固定するための保持要素を有する。
従来のステアリング組立体では、ラッチフックが、通常、ラッチラグを有し、ラッチラグの後方部分に設けられるばね要素に張力を与えるための傾斜面を備える。エアバッグモジュールを軸方向の設置方向に送るとき、ばね要素が初期状態でラッチラグの後方部分のところで張力を受け、その後、スナップして結合位置に戻ってラッチフックの後方に係合される。エアバッグモジュールをハンドルの上に固着するときにばね要素に張力を与えることにより、望ましくない程度の大きさの設置力が発生する。第2の結合構成要素上に保持要素が設けられることを理由として、ばね要素が既に付勢状態で組立ラインに供給され得、労せずに軸方向の設置方向においてラッチフックのラッチラグを通過するように移動させられ得、その結果、有利には、ばね要素に張力を与えるために軸方向の設置力を適用する必要がない。
脱着位置においてばね要素を固定するための保持要素が、好適には、第2の結合要素上に配置されて特には第2の結合要素と一体に形成される軸方向突出部である。こうすることで、労力を最小にして非常に容易に、ばね要素を所望の形で固定することが実現され得る。
保持要素が具体的には傾斜部分であってよく、ここでは、傾斜スロープが、ばね要素の結合位置においてばね要素の方を向き、ばね要素の脱着位置においてばね要素から離れる。上記傾斜部分がばね要素をわずかに付勢するのを補助し、その間、設置軸に対して横方向においてまた同時に軸方向においてばね要素を付勢する。上記軸方向の付勢が、軸方向において保持要素の後方の張力方向にスナップして脱着位置に入るのに十分な大きさであり、脱着位置ではばね要素が設置軸に対して横方向に付勢される。
ステアリング組立体の一実施形態では、第1の結合構成要素が、ばね要素をその脱着位置から解放するための、ラッチフックから離間される作動要素を有する。設置中にラッチフックのラッチラグを通過した後、ばね要素が、保持要素によりその脱着位置で保持され得なくなってスナップしてその結合位置に入るようになるまで、作動要素により軸方向に荷重を与えられる。
好適には、作動要素が軸方向突出部であり、特には軸方向に延在するピンであり、ばね要素の脱着位置においてばね要素の一部分に軸方向において位置合わせされる。
第2の結合構成要素が、好適には、軸方向貫通孔を有し、この軸方向貫通孔を通って作動要素が延在することができる。こうすることで、第1の結合構成要素に取り付けられる作動要素が、第1の結合構成要素から離れる第2の結合構成要素の側に配置されるばね要素に容易に荷重を与えることができる。
好適な実施形態によると、第1の結合構成要素がエアバッグモジュールであり、第2の結合構成要素がステアリング組立体の設置プレートである。代替形態として、もちろん、設置プレートがラッチフックを装備してしたがって第1の結合構成要素を形成し、対してエアバッグモジュールが事前設置ばね要素を有し、したがって第2の結合要素に寄与する、ことも考えられる。
ばね要素が、好適には、エアバッグモジュールから離れる設置プレートの軸方向端面上に配置される。
作動要素が、好適には、設置プレートの方を向くエアバッグモジュールのモジュール底部上に設けられ、モジュール底部が、特には、エアバッグモジュールのガス発生器の発生器支持体の形態である。別法として、作動要素がエアバッグモジュールのモジュールキャップの側壁上に設けられるような構成の変形形態も考えられる。
別の実施形態によると、ステアリング組立体がステアリングホイールスケルトンをさらに備え、設置プレートがエアバッグモジュールとステアリングホイールスケルトンとの間に別個の構成要素として軸方向に配置される。この実施形態では、設置プレートが好適には揺動可能な形でステアリングホイールスケルトンに固着され、それにより車両ステアリングシステムにおいて有利な振動吸収を実現するのを可能にし、つまり望ましくないハンドル振動を最小にするのを可能にする。
代替的構成の変形形態では、設置プレートが一部片としてステアリングホイールスケルトンに一体化され得る。
図面を参照する好適な実施形態の以下の説明から、本発明の別の特徴および利点が明らかとなる。
エアバッグモジュールおよび設置プレートを備える、本発明によるステアリング組立体を示す斜視図である。 図1によるステアリング組立体の設置プレートを示す軸方向上面図である。 エアバッグモジュールを設置プレートに設置するときの図1によるステアリング組立体を示す斜視詳細図である。 エアバッグモジュールと設置プレートとの間での係止の直前の図3による斜視詳細図である。 エアバッグモジュールと設置プレートとの間の係止後の図3による斜視詳細図である。 設置プレートに係止される前のその事前設置位置にあるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 設置プレートに係止された後のその事前設置位置にある図6によるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 設置プレートに係止された後のその最終設置位置にある図6によるエアバッグモジュールを示す斜視図である。 本発明によるステアリング組立体を示す斜視分解図である。
図1から9が、剛体のラッチフック12を有する第1の結合構成要素と、事前設置ばね要素14を有する第2の結合要素とを備える、車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体10を示しており、ここでは、これらの2つの結合構成要素は、ばね要素14の一部分が、固着位置にある少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合されて結合要素を相互接続するようになるまで、設置軸Aに沿って互いの方に移動可能である(図5を参照)。
この例示の実施形態では、第1の結合構成要素がエアバッグモジュール16であり、第2の結合構成要素が設置プレート18である。
もちろん、別法として、設置プレート18がラッチフック12を有してもよく、エアバッグモジュール16が事前設置ばね要素14を有してもよいことが当業者には容易に明らかとなろう。したがって、この事例では、設置プレート18が第1の結合構成要素であり、エアバッグモジュール16が第2の結合構成要素である。同様に、以下で説明される一般的な接続概念がこのような構成の変形形態に対しても容易に付与され得る。
図1および図2により、この例示の実施形態において、1つのばね要素14が各ラッチフック12に割り当てられる形で、2つの剛体のラッチフック12さらには2つの別個のばね要素14が設けられることが明らかとなる。代替形態として、2つのばね要素14が、例えばU形ばねなどの、一部片として形成されてもよく、このような場合には、1つの移動可能なばね脚部が各ラッチフック12に割り当てられる。概して、多様な数のラッチフック12が設けられるような構成の変形形態も考えられる。
図1によると、ばね要素14が、エアバッグモジュール16から離れた設置プレート18の軸方向端面20上に配置される。
各ばね要素14が、ばね要素14が概して緩んでおり少なくとも1つのラッチフック12の後方に係合され得るところの結合位置(図2を参照すると、右側のばね要素14)と、ばね要素14が張力を与えられて設置軸Aに対して横方向においてラッチフック12から離間されるところの脱着位置(図2を参照すると、左側のばね要素14)との間で移動可能である。
設置プレート18が脱着位置においてばね要素14を固定するための保持要素22を有し、示される実施形態では、保持要素22は設置プレート18と一体に形成される突出部であり、設置プレート18の端面20から軸方向に突出する。
具体的にいうと、上記突出部が傾斜部分であり、ここでは、ばね要素14の結合位置において傾斜スロープ24がばね要素14の方を向き(図5)、ばね要素14の脱着位置ではばね要素14から離れる(図3)。
ばね要素14を張力を受けるその脱着位置から解放するために、エアバッグモジュール16がラッチフック12から離間される作動要素26を有する。
図1によると、エアバッグ16が、とりわけ、エアバッグモジュール16の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ28と、車両構成要素上にまた特には車両ハンドル上にエアバッグモジュール16を固着するためのラッチフック12を有するモジュール底部30とを備える。この事例の作動要素26はピン形状の突出部であり、設置プレート18の方向において、設置プレート18の方を向くモジュール底部30の側から軸方向に延在し、ばね要素14の脱着位置において、ばね要素14の一部分に軸方向において位置合わせされる。
ここでは、モジュール底部30が、ロバスト性を有するプラスチック材料の射出成型部品として製造され、ここでは特には作動要素26がモジュール底部30に一体に形成される。
図2によると、設置プレート18が軸方向において作動要素26に位置合わせされる軸方向貫通孔32を有し、作動要素26がばね要素14をその張力を受けている脱着位置から解放するために上記貫通孔32を通って延在する。
以下で、図3から5により、設置プレート18上へのエアバッグモジュール16の設置オペレーションを簡単に説明する。
設置オペレーションの開始時、設置プレート18に事前設置されたばね要素14が張力を受けているその脱着位置にあり、ここでは、ばね要素14が設置軸Aに対して横方向においてラッチフック12から離間される。図3によると、エアバッグモジュール16が軸方向に送られると、結果としてラッチフック12が妨害されることなくばね要素14の側部を通って移動することができ、ここではばね要素14に対して軸方向または径方向に荷重を与えない。
図4によると、ラッチフック12のラッチラグ34をばね要素14のところを通過させるところの軸方向相対位置に到達すると、ピン形状の作動要素26がばね要素14に接触し、軸方向においてばね要素14に荷重を与える。したがって、ばね要素14が、径方向外側にスナップしてその結合位置に入るまで、保持要素22を通過するように摺動する。
図5による結合位置では、ばね要素14がラッチフック12の後方に係合され、具体的にいうと、ラッチフック12のラッチラグ34の後方に係合され、その結果、エアバッグモジュールおよび設置プレートが互いに結合され、軸方向の固定位置において互いに対して固定される。脱着位置と比較すると、結合位置ではばね要素14が緩んでいるが、結合位置でもいくらの残留張力が提供される可能性がある。
このようにして、エアバッグモジュール16を設置プレート18の上に設置することが完了する。
図2から、ばね要素14が、設置プレート18に固定されるタイトなばね端部36と、径方向に移動可能であるばね自由端38とを有することを明確に見ることができる。ばね自由端38の領域では、エアバッグモジュール16を取り外すための取り外し溝40が設置プレート18の端面20上に設けられる。上記取り外し溝40が実質的に径方向に延在し、車両ハンドル上にエアバッグモジュール16を設置している状態でもハンドル外部から工具によってアクセス可能である。ここでは、工具が径方向において取り外し溝40の中に挿入されるように適合され、ばね要素14を図3によるその脱着位置に戻すことができ、その結果、エアバッグモジュール16がやはり軸方向において設置プレート18から容易に外され得る。
ステアリング組立体10が、図9によると、ステアリングホイールスケルトン44を有するハンドル42をさらに備え、ここでは設置プレート18が軸方向においてエアバッグモジュール16とステアリングホイールスケルトン44との間にある別個の構成要素として配置される。
ステアリング組立体10の示される例示の実施形態では、設置プレート18が振動ダンパ46を介してステアリングホイールスケルトン44に固着され、その結果、設置プレート18およびステアリングホイールスケルトン44が揺動可能な形で接続される。
図6から8がステアリング組立体10の斜視図を示しており、これらにより以下で、乗員拘束装置のためのエアバッグモジュール16の特別な特徴を説明する。
エアバッグモジュール16が、図6から8によると、エアバッグモジュール16の設置状態において乗員の方を向くモジュールキャップ28と、車両の構成要素に対して、また特には設置プレート18または車両ハンドルに対して、エアバッグモジュール16を固着するためのラッチフック12の形態のラッチ手段を有するモジュール底部30とを備える。
モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、最初に事前設置位置(図6および7)に到達して次いで最終設置軸方向位置(図8)に到達するようになるまで、設置軸Aに沿って互いの方に移動可能であり、ここでは、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、事前設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30を互いに捕捉的に固着する相互作用する事前固定要素を有する。
この例示の実施形態では、モジュールキャップ28がポット形状であり、軸方向端壁48および周囲壁50を有する。事前固定要素として、モジュールキャップ28の周囲壁50内に複数の事前設置窓52が設けられ、モジュール底部30のところに複数の事前設置フック54が設けられ、事前設置フック54の各々が割り当てられた事前設置窓52の中に係合され、それによりエアバッグモジュール16の事前設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30が捕捉的に接続される。このようにして、その事前設置位置にあるエアバッグモジュール16が、容易に輸送されてさらには処理され得る構造ユニットを形成する。事前固定要素はゼロクリアランスの剛体の接続部を提供しないが、軸方向および径方向の両方におけるモジュールキャップ28とモジュール底部30との間のいくらかの相対移動を可能にする。
事前固定要素とは別個に、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、事前設置位置から最終設置位置までのモジュールキャップ28およびモジュール底部30の軸方向の相対移動中に所定の設置抵抗力を提供する相互作用する抵抗外形をさらに有する。
示される実施形態の抵抗外形は、特には、最終設置位置においてモジュールキャップ28およびモジュール底部30を係止するためのラッチ外形である。
具体的にいうと、抵抗外形が、端壁48から離れた軸方向端部のところでモジュールキャップ28の周囲壁50内を軸方向に延在するスリット56の形態、およびモジュール底部30のところにある径方向ジャーナル58の形態である。
スリット56が、軸方向で見ると、径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより小さい接線方向スリット幅sを少なくとも一部分において有する。これにより、事前設置位置から最終設置位置まで移動するときに設置抵抗力が生じる。
特には、軸方向端壁48から離れた周囲壁50の端部のところで、スリット56が径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより小さい第1のスリット幅sを有し、ここでは、スリット幅sが、径方向ジャーナル58の接線方向最大寸法tmaxより大きい第2のスリット幅sに達するまで軸方向端壁48に向かって増大する。
図8に関連する詳細な切り抜きにより、エアバッグモジュール16の示される最終設置位置にある径方向ジャーナル58が、径方向に対して横向きにおいて、スリット56の縁部から離間されることが明らかである。
したがって、エアバッグモジュール16の最終設置位置では、モジュールキャップ28とモジュール底部30との間の相対移動が抵抗外形によって妨害されず、その結果、最終設置位置においても、モジュールキャップ28およびモジュール底部30が、互いに対して軸方向・径方向の遊びを有する。
モジュールキャップ28の径方向ジャーナル58および/または周囲壁50が、少なくともスリット56の領域において、弾性材料から、また特には特に高い弾性を有する弾性材料から作られ、好適には適切なプラスチック材料から作られる。
ジャーナル58のおよび/または周囲壁50の材料、スリット56の領域における周囲壁50の壁厚、さらには最小スリット幅とジャーナル58の接線方向最大寸法との間の比率、などの、パラメータを介して、所望の設置抵抗力が容易にかつ正確に調整され得る。
乗員拘束装置のための上述のエアバッグモジュール16が、ステアリングホイールスケルトン44を有するハンドル42、ならびにステアリングホイールスケルトン44に対してエアバッグモジュール16を固着するためにハンドル上に配置される設置プレート18と共に、車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体10を形成する。エアバッグモジュール16のモジュール底部30上のラッチ手段(ラッチフック12)が、設置プレート18を基準としたエアバッグモジュール16の軸方向移動中に設置プレート18上に設けられる第2のラッチ手段(ばね要素14)に係止される第1のラッチ手段に寄与し、ここでは、第1および第2のラッチ手段を係止するための設置抵抗力が、事前設置位置から最終設置位置までエアバッグモジュール16を移送するときの抵抗外形の設置抵抗力より小さい。これが図7に従って設置状態で示されており、ここでは、エアバッグモジュール16が依然としてその事前設置位置にあるが、設置プレート18に対してのエアバッグモジュール16の係止が既に有効になっている。これは、特には、小さい設置抵抗力で設置プレート18に対してエアバッグモジュール16が係止され得るときに適切に実現され得、つまり、例えば、特に図3から5により上で説明したように係止することによって実現され得る。
図9によると、設置プレート18が、エアバッグモジュール16とハンドル42のステアリングホイールスケルトン44との間に別個の構成要素として軸方向に配置され、振動ダンパ46を介して揺動可能な形でステアリングホイールスケルトン44に留められる。
エアバッグモジュール16の最終設置位置におけるモジュールキャップ28とモジュール底部30との間の遊びにより、モジュールキャップが非常に正確なサイズの隙間幅を最小にして受けられ得、ハンドル42内で実質的に固定され得、対して設置プレート18を含めた残りのエアバッグモジュール16が制限される程度の範囲内でハンドル42に基準として移動可能であり、したがって有利には振動吸収器として機能することができ、車両ステアリングシステムの望ましくない振動を減衰させることができる。
任意選択で、モジュールキャップ28が、エアバッグモジュール16の最終設置位置においてモジュールキャップ28をハンドル42に直接に接続する留め具(図示せず)をさらに有することができる。
本明細書において以下で、最後に、ステアリング組立体10を形成するためにハンドル42の上にエアバッグモジュール16を設置することを取り扱う。
最初に、エアバッグモジュール16が図6によるその事前設置位置で提供される。
さらに、ステアリングホイールスケルトン44と、ステアリングホイールスケルトン44に固着される設置プレート18とを含めたハンドル42が提供される。図9に示されるように、設置プレート18が特には振動ダンパ46を介してステアリングホイールスケルトン44に固着され得、その結果、設置プレート18およびステアリングホイールスケルトン44が揺動可能な形で接続される。
次いで、エアバッグモジュール16が設置軸Aに沿ってステアリングホイールスケルトン44の方に送られ、図7に従って、軸方向の設置力Fがエアバッグモジュール16のモジュールキャップ28に適用され、ここでは、最初に、エアバッグモジュール16のおよび設置プレート18のラッチ手段、すなわちラッチフック12およびばね要素14が、ラッチ接続を形成し、その後で初めてエアバッグモジュール16がその事前設置位置から図8によるその最終設置位置まで移送されるようになる。
エアバッグモジュール16が事前設置位置から最終設置位置まで移送されるとき、任意選択で、モジュールキャップ28がハンドル42に実質的に同時に直接に固定されてよく、特にはハンドル42に係止されてよい。
10 ステアリング組立体
12 ラッチフック
14 事前設置ばね要素
16 エアバッグモジュール
18 設置プレート
20 設置プレートの端面
22 保持要素
24 傾斜スロープ
26 作動要素
28 モジュールキャップ
30 モジュール底部
32 軸方向貫通孔
34 ラッチラグ
36 固定されるタイトなばね端部
38 ばね自由端
40 取り外し溝
42 ハンドル
44 ステアリングホイールスケルトン
46 振動ダンパ
48 軸方向端壁
50 周囲壁
52 事前設置窓
54 事前設置フック
56 スリット
58 径方向ジャーナル

Claims (11)

  1. 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体であって、前記ステアリング組立体が、
    少なくとも1つのラッチフック(12)を有する特にはエアバッグモジュール(16)である第1の結合構成要素と、
    事前設置ばね要素(14)を有する特には設置プレート(18)である第2の結合構成要素と
    を備え、
    前記結合構成要素が、固着位置において前記ばね要素(14)の一部分が前記少なくとも1つのラッチフック(12)の後方に係合されて前記結合構成要素を相互接続するようになるまで、設置軸(A)に沿って互いの方に移動させられ得、
    前記ばね要素(14)が、前記ばね要素(14)がほぼ緩んで前記少なくとも1つのラッチフック(12)の後方に係合されるところの結合位置と、前記ばね要素(14)が張力を受けて前記設置軸(A)に対して横方向において前記ラッチフック(12)から離間されるところの脱着位置と、の間で移動可能であり、
    前記第2の結合構成要素が前記脱着位置において前記ばね要素(14)を固定するための保持要素(22)を有する
    ステアリング組立体。
  2. 請求項1に記載のステアリング組立体において、前記保持要素(22)が、前記第2の結合構成要素に取り付けられて特には前記第2の結合要素と一体に形成される軸方向突出部である、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  3. 請求項2に記載のステアリング組立体において、前記保持要素(22)が傾斜部分の形態であり、傾斜スロープ(24)が、前記ばね要素(14)の前記結合位置において前記ばね要素(14)の方を向き、前記ばね要素(14)の前記脱着位置において前記ばね要素(14)から離れる、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  4. 前記請求項のいずれか一項に記載のステアリング組立体において、前記第1の結合構成要素が、前記ばね要素(14)をその脱着位置から解放するための作動要素(26)を有する、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  5. 請求項4に記載のステアリング組立体において、前記作動要素(26)が軸方向突出部であり、前記ばね要素(14)の前記脱着位置において前記ばね要素(14)の一部分に軸方向において位置合わせされる、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  6. 請求項4または5に記載のステアリング組立体において、前記第2の結合構成要素が軸方向貫通孔(32)を有し、前記軸方向貫通孔を通って前記作動要素(26)が延在することができる、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  7. 前記請求項のいずれか一項に記載のステアリング組立体において、前記第1の結合構成要素がエアバッグモジュール(16)であり、前記第2の結合構成要素が設置プレート(18)である、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  8. 請求項7に記載のステアリング組立体において、前記ばね要素(14)が、前記エアバッグモジュール(16)から離れる前記設置プレート(18)の軸方向端面(20)上に配置される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  9. 請求項7または8に記載のステアリング組立体において、前記作動要素(26)が、前記設置プレート(18)の方を向く前記エアバッグモジュール(16)のモジュール底部(30)上に設けられる、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載のステアリング組立体において、ステアリングホイールスケルトン(44)が提供され、前記設置プレート(18)が前記エアバッグモジュール(16)と前記ステアリングホイールスケルトン(44)との間に別個の構成要素として軸方向に配置される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
  11. 請求項10に記載のステアリング組立体において、前記設置プレート(18)が揺動可能な形で前記ステアリングホイールスケルトン(44)に固着される、ことを特徴とする、ステアリング組立体。
JP2019200521A 2018-11-06 2019-11-05 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体 Withdrawn JP2020097401A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018127636.2 2018-11-06
DE102018127636.2A DE102018127636A1 (de) 2018-11-06 2018-11-06 Lenkungsbaugruppe für eine fahrzeuglenkung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020097401A true JP2020097401A (ja) 2020-06-25

Family

ID=68382267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019200521A Withdrawn JP2020097401A (ja) 2018-11-06 2019-11-05 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20200139915A1 (ja)
EP (1) EP3650289A1 (ja)
JP (1) JP2020097401A (ja)
KR (1) KR20200052230A (ja)
CN (1) CN111137239A (ja)
DE (1) DE102018127636A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113289350A (zh) * 2021-04-29 2021-08-24 许彬晴 一种多功能太阳能儿童摇摆车

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016124530A1 (de) * 2016-12-15 2018-06-21 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Kopplungsvorrichtung zur schwingfähigen Befestigung eines Gassackmoduls an einem Fahrzeuglenkrad
DE102018112224A1 (de) * 2018-05-22 2019-11-28 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Fahrzeuglenkrad sowie Lenkradbaugruppe mit einem solchen Fahrzeuglenkrad
FR3085914B1 (fr) * 2018-09-14 2020-08-14 Autoliv Dev Dispositif de montage amovible d'un module de coussin gonflable
FR3099437A1 (fr) * 2019-07-29 2021-02-05 Autoliv Development Ab Dispositif de montage amovible d’un module de coussin gonflable sur un volant
US20230331297A1 (en) * 2020-08-28 2023-10-19 Kaname TANAKA Steering wheel device for vehicle
FR3119584A1 (fr) * 2021-02-08 2022-08-12 Autoliv Development Ab Dispositif de retenue d'un module de sécurité de volant de véhicule
DE102021119648A1 (de) 2021-07-28 2023-02-02 Joyson Safety Systems Germany Gmbh Schwingungstilger für ein Lenkrad, bei dem ein Airbagmodul Teil der Tilgermasse ist

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2812606B1 (fr) * 2000-08-02 2002-10-31 Autoliv Isodelta Element de volant de direction de vehicule avec systeme d'encliquetage, et volant le comportant
GB2433234A (en) * 2005-12-08 2007-06-20 Autoliv Dev A mounting arrangement for an airbag
DE102008028126A1 (de) * 2008-06-13 2009-12-17 Autoliv ASP, Inc., Ogden Lenkradeinheit
DE102013008819B4 (de) * 2013-05-25 2020-07-23 Autoliv Development Ab Lenkradeinheit
DE102014012700A1 (de) * 2013-09-03 2015-03-05 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Befestigungsvorrichtung für ein Gassackmodul sowie Gassackmodul, Fahrzeuglenkrad und Insassenschutzsystem mit einer derartigen Befestigungsvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113289350A (zh) * 2021-04-29 2021-08-24 许彬晴 一种多功能太阳能儿童摇摆车

Also Published As

Publication number Publication date
CN111137239A (zh) 2020-05-12
US20200139915A1 (en) 2020-05-07
KR20200052230A (ko) 2020-05-14
DE102018127636A1 (de) 2020-05-07
EP3650289A1 (de) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020097401A (ja) 車両ステアリングシステムのためのステアリング組立体
JP2020097402A (ja) エアバッグモジュール、当該エアバッグモジュールを設置するための方法、および当該エアバッグモジュールを備えるステアリング組立体
US7708309B2 (en) Driver's airbag module assembly structure
EP3594087B1 (en) Damper mechanism of steering wheel and steering wheel device for vehicle
JP4984978B2 (ja) ステアリングホイールアッセンブリ
JP2010540346A (ja) エアバッグカバー付近の隙間を制御するためのエアバッグモジュールアセンブリ
KR20170008097A (ko) 에어백 장착장치
JP6817872B2 (ja) エアバッグ装置の取付構造
KR101279429B1 (ko) 차량 내, 특히 자동차 시트용 고정 장치
EP1314621B1 (en) Airbag module
JP5097490B2 (ja) 車両用外装部品
KR101868004B1 (ko) 시트벨트 시스템용 벨트 버클
JP2005289349A (ja) 調整自在カバーを備えるエアバッグモジュール
US11591000B2 (en) Steering apparatus assembly for a motor vehicle
JP5316211B2 (ja) 車両用ステアリングシステム
JP4694824B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル取付構造
JP6192574B2 (ja) アシストグリップ
JP6984330B2 (ja) 内装部品の取付構造
JP7165544B2 (ja) 車両内装部材の取付装置
JP4239670B2 (ja) 自動車用マニュアルシートスライドのロック解除機構
JP4396844B2 (ja) ステアリングコラムカバー取付構造
US11808296B2 (en) System and method for fastening and locating one vehicle component relative to another vehicle component without using mechanical fasteners
KR102282764B1 (ko) 서브홀딩부를 갖는 패스너 브라켓
US20200269764A1 (en) Roof console device for vehicle
JP5741820B2 (ja) 車両用ドアハンドル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221104

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20230407