JP2009265627A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動モードが設定された場合以外にも紙種判別を行うことで、生産性に与える影響を軽減しつつ良好な画像を得ることを可能にすること。
【解決手段】予め指定されている記録媒体の種類に基づいて画像形成を行うシート第2モードにおいて、給紙される記録媒体に対して紙種検出を行い、検出した記録媒体の紙種に基づいて画像形成を行う第1モードにおいて、紙種の検出を行うことなく、第2モードにおける紙種検出の結果に基づいて画像形成条件を設定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成されるシート材の特性又は種類に関わる情報を検出して、検出結果に基づいて画像形成動作を制御する画像形成装置及びその制御方法に関する。
画像信号に基づいて画像を形成する画像形成装置には、電子写真方式、インクジェット方式など様々な方式の装置がある。このような画像形成装置において、現在、被印字媒体である印字用紙(シート材)は多様性を有しており、サイズ、透過性、光沢など様々な特徴を備えたメディアが存在する。このような背景から、高い画像品質を得るためには、様々なメディアに対して最適な画像形成を行う必要性が求められている。
複写機、レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置は、潜像担持体と、現像装置と、転写手段と、定着装置を備えている。潜像担持体は、潜像を担持するものである。現像装置は、潜像担持体に現像剤を付与することにより担持された潜像を現像剤像として可視化するものである。転写手段は、所定方向に搬送されるシート材に現像装置によって可視化された現像剤像を転写するものである。定着装置は、転写手段によって現像剤像が転写されたシート材を所定の定着処理条件にて加熱及び加圧することにより現像剤像をシート材に定着させるものである。
従来、画像形成装置は、プリント動作を行う際に、画像形成装置本体に設けられた操作パネルや画像形成装置に接続されたホストコンピュータからシート材のサイズや種類(以下、紙種ともいう)をユーザにより任意に設定できる(以後、指定モードと呼ぶ)。その設定に応じて、例えば、上述の電子写真方式の画像形成装置の場合では、現像条件、転写条件あるいは定着処理条件(例えば、定着温度や定着装置を通過するシート材の搬送速度)などの画像形成条件を変える制御を行っている。
しかしながら、ユーザは、必ず上述した紙種の設定を行うわけではない。そのため、特に業務用の画像形成装置では、紙種を自動的に判別し、検出結果に基づいた画像形成条件を設定する印字モード(以後、自動モードと呼ぶ)が用意されるようになってきている。
例えば、特許文献1や特許文献2においては次のようなものが提案されている。停止させたシート材の表面画像をCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサによって撮像し、シート材の表面平滑度を検出する方法により紙種を自動的に判別する。そして判別した結果に応じて、現像条件、転写条件あるいは定着条件を可変制御するものがある。さらに、紙種を自動的に判別するセンサに対向する位置に発光源を設け、透過光を検出することにより、透過光による紙種の判別(シート材の厚みの判別)を行う装置も提案されている。そして、このような紙種判別方法を用いて、シート材を給紙するたびに毎回判別を行うように制御(全ての紙種を自動的に判別を行うよう制御)したり、印字ジョブの最初の1枚目のみ判別を行って、それ以降は判別を省略するように制御していた。
また、特許文献3では、このような紙種判別方法を用いて、所定枚数分紙種を検知して、判別及び確定して、給紙口毎に紙種判別結果を記憶する。紙種が判別された以降は、紙種を確定した後に印字される印刷ジョブにおいて、予め記憶されている判別結果(紙種)に基づいて制御する。このようにすることで、紙種判別処理によるスループット低下を低減している。
特開2002−182518号公報 特開2003−302885号公報 特開2007−055814号公報
これら従来技術では、上記の自動モードが設定された場合は、所定枚数分のシート材の種類を検知する動作を実行していたため、自動モード設定時の生産性が低下するという課題がある。
そこで本発明の目的は、上記の自動モードが設定された場合以外にも紙種判別を行うことで、生産性に与える影響を軽減しつつ良好な画像を得ることを可能にすることにある。
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)給紙される記録媒体の種類を検出し、検出した前記種類に基づいて画像形成を行う第1モードと、予め指定されている記録媒体の種類に基づいて画像形成を行う第2モードとが選択可能な画像形成装置において、前記記録媒体を給紙する給紙部と、前記給紙部により給紙される前記記録媒体の種類を検出する種類検出部と、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記種類検出部によって検出された前記記録媒体の種類、又は、予め指定された前記種類に基づいて前記画像形成部の画像形成条件を設定する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第2モードが選択されている場合に、給紙される前記記録媒体に対して前記種類検出部で前記種類を検出する動作を行い、前記第1モードが選択されている場合に、前記種類検出部による検出を行うことなく、前記第2モードにおける前記種類検出部の検出結果に基づいて前記画像形成条件を設定することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、自動モードが設定された場合以外にも紙種判別を行うことで、生産性に与える影響を軽減しつつ良好な画像を得ることが可能になる。
実施例1〜3に係る画像形成装置の全体構成図 実施例1〜3に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図 実施例1〜3に係るエンジン制御部とコントローラ部の各々のインタフェース信号を説明する図 実施例1〜3に係る画像読取センサの概略構成を示す模式的断面図 実施例1〜3に係る画像読取センサの反射用LEDのシート材検出結果を示す図 実施例1〜3に係る画像読取センサの透過用LEDのシート材検出結果を示す図 実施例1〜3に係る画像読取センサの透過用LEDの透過光量と坪量の関係を示す図 実施例1〜3に係る画像形成条件を決定するための制御を説明するフローチャート 実施例1に係る給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について説明するダイアグラム図で、(a)シート材ごとに紙種判別動作を行う場合を示す図、(b)印刷ジョブ1枚目のシート材に対してのみ紙種判別動作を行う場合を示す図 実施例1に係る画像形成条件を決定するための制御を説明するフローチャート 実施例2に係る画像形成装置の定着部の構成を示す略断面図 実施例2に係る給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について説明するダイアグラム図で、(a)スループットダウン制御が適用されていない場合を示す図、(b)スループットダウン制御が適用された場合を示す図、(c)スループットダウン制御が適用され紙種判別動作を行う場合を示す図 実施例2に係る画像形成条件を決定するための制御を説明するフローチャート 実施例3に係るエンジン制御部とコントローラ部のコマンドのタイミングチャート 実施例3に係る給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について説明するダイアグラム図で、(a)後回転延期コマンドを受信した場合を示す図、(b)後回転延期コマンドを受信し紙種判別動作を行う場合を示す図 実施例3に係る画像形成条件を決定するための制御を説明するフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本実施例では、自動モード(第1モード)と指定モード(第2モード)が選択可能な画像形成装置について説明する。指定モードが指定された場合でも、スループットに影響なく紙種判別が実行可能と判断した場合に、紙種判別動作を行い、予め判別結果を記憶しておく構成とする。これにより、自動モードが指定された場合のスループットに与える影響を限りなく小さくした画像形成装置について説明する。以下、本発明を適用できる実施例1を図1から図10を参照しながら説明する。
<レーザプリンタ全体の構成>
図1で、記録媒体としてのシート材に画像を形成するための画像形成装置としてのレーザプリンタ全体の構成についての概略を説明する。
レーザプリンタは、図1に示すように画像形成部において、図示しないコントローラ部から送信された画像信号に基づいて形成される画像光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して可視画像を重畳転写してカラー可視画像を形成する。そして、このカラー可視画像をシート材2へ転写し、そのシート材2上のカラー可視画像を定着させる。画像形成部は、次のように構成されている。すなわち、現像色分並置したステーション毎の感光ドラム5Y、5M、5C、5K、一次帯電手段としての注入帯電器7Y、7M、7C、7K、現像器8Y、8M、8C、8K、トナーカートリッジ11Y、11M、11C、11Kから構成される。さらに、中間転写体としての中間転写ベルト12、給紙部、転写部及び定着部13によって構成されている。
感光ドラム5Y、5M、5C、5K、注入帯電器7Y、7M、7C、7K、現像器8Y、8M、8C、8Kは、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ22Y、22M、22C、22Kに搭載されている。
感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを画像形成動作に応じて時計周り方向に回転させる。感光ドラム5Y、5M、5C、5Kへの露光光はスキャナ部10Y、10M、10C、10Kから送られ、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを帯電させるための4個の注入帯電器7Y、7M、7C、7Kを備える構成である。そして、各注入帯電器7Y、7M、7C、7Kにはスリーブ7YS、7MS、7CS、7KSが備えられている。
現像手段として、静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器8Y、8M、8C、8Kとを備える構成である。そして、各現像器8Y、8M、8C、8Kには、スリーブ8YS、8MS、8CS、8CKが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写ベルト12は、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kに接触しているため感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの回転に伴って回転する。そして、一次転写ローラ4Y、4M、4C、4Kに印加された一次転写バイアスによって可視画像の転写を受け、可視画像が形成される。そして、二次転写ローラ9の位置(二次転写位置)においてシート材2を狭持搬送することによりシート材2にカラー可視画像を同時に重畳転写する。なお、18は中間転写ベルト12を駆動するための駆動ローラ、21は中間転写ベルト12に残留したトナーをクリーニングして回収するクリーナである。
定着部13は、シート材2を搬送させながら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、シート材2を加熱する定着ローラ14とシート材2を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。すなわち、カラー可視画像を保持したシート材2は定着ローラ14と加圧ローラ15により搬送されるとともに、熱及び圧力を加えることによりトナーが表面に定着される。可視画像定着後のシート材2は、排紙ローラ30が排紙部に排出して画像形成動作を終了する。
また、図1において不図示のエンジン制御部303(図2参照)は、転写材搬送路上のレジストセンサ19、定着前センサ27、定着排紙センサ20、両面搬送センサ28によって、搬送状況を管理する。なお、1は給紙カセット、3はレジストレーションローラで、中間転写ベルト12上の画像がシート材2の適正な位置に転写されるようにするため、すなわち、シート材2を一時停止させてシート材2と画像との同期を取るためのローラである。また、29は画像形成装置、31は反転ローラ、32は搬送路切り替え用のフラッパ、33は両面搬送路、34は両面搬送路33におけるシート材2の搬送のための搬送ローラである。また、35は両面搬送路33から再度、二次転写位置にシート材2を搬送するための搬送ローラ、36、38はローラを駆動するためのモータであるステッピングモータである。さらに、37は両面搬送する場合にオンして搬送ローラ35を駆動するクラッチ、39は給紙及び搬送ローラ群(シート材を給紙するためのローラ)である。
またシート材判別装置41は、レジストセンサ19の直後の位置に配置されており、給紙されたシート材2がレジストセンサ19を通過後の所定時間後に一時停止して、その状態でシート材2の紙種を判別するための検出動作を行う。この一時停止がスループット低下の原因である。
<レーザプリンタのシステム構成及びインタフェース>
次に、レーザプリンタのシステム構成及びインタフェースについて説明する。
図2は、図1に示すプリンタ周辺のシステム構成を示すブロック図であり、同図において、300はホストコンピュータ、301はコントローラ部、302は操作パネル部、303はエンジン制御部である。また、エンジン制御部303は、次のように構成される。まず、ビデオインタフェース部304、CPU(中央演算処理装置)305、画像処理GA306、画像制御部307、定着制御部308を有している。さらに、シート材搬送部309、駆動制御部310、スループットダウン制御部311、紙種判別制御部312、紙種判別動作許可部313、画像形成条件決定部314を有している。
コントローラ部301は、ホストコンピュータ300、エンジン制御部303、操作パネル部302と相互に通信が可能となっている。
〜エンジン制御部303とコントローラ部301のインタフェース信号について〜
図3は、エンジン制御部303とコントローラ部301のそれぞれのインタフェース信号を示す図である。
図3において、403はシリアルコマンド送信信号線で、コントローラ部301からエンジン制御部303へ命令を送信するものである。404はシリアルコマンドステータス送信信号線で、コマンドに応えてエンジン制御部303からコントローラ部301ヘシリアル通信でステータスデータを送信するものである。
405は基準垂直同期信号線で、エンジン制御部303からコントローラ部301ヘ基準の垂直同期信号(/TOP信号)を送信するものである。406はY水平同期信号線で、エンジン制御部303からコントローラ部301ヘイエローの水平同期信号を送信するものである。同様に、407、408、409はそれぞれM、C、K水平同期信号線で、エンジン制御部303からコントローラ部301ヘマゼンタ、シアン、ブラックの水平同期信号を送信するものである。なお、図3においては、Y水平同期信号線406にのみ、水平同期信号線と記載している。
410はY画像データ信号線で、コントローラ部301からエンジン制御部303ヘイエローの画像データ信号を送信するものである。同様に、411、412、413はそれぞれM、C、K画像データ信号線で、コントローラ部301からエンジン制御部303ヘマゼンタ、シアン、ブラックの画像データ信号を送信するものである。なお、図3においては、Y画像データ信号線410にのみ、画像データ信号線と記載している。
コントローラ部301は、ホストコンピュータ300から画像情報と印字命令を受け取り、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換する。そして、コントローラ部301のビデオインタフェース部(不図示)を介して、シート材毎に印字予約コマンド、印字開始コマンド及びビデオ信号をエンジン制御部303に送出する。
コントローラ部301は、ホストコンピュータ300からの印字命令に従って印字予約コマンドをエンジン制御部303へ送信し、印字可能な状態となったタイミングで、エンジン制御部303へ印字開始コマンドを送信する。
エンジン制御部303は、コントローラ部301からの印字予約コマンドの順に印字の実行準備を行い、コントローラ部301からの印字開始コマンドを待つ。エンジン制御部303は、印字指示信号を受信すると、コントローラ部301に、ビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を出力し、印字予約コマンドに従って印字動作を開始する。
<プリントモード>
次に、プリントモードに関して説明する。
画像形成装置では、多種多様なシート材に対して、画像形成を行う必要がある。シート材には様々な特性があり、転写条件や定着条件、さらにシート材2の搬送スピード(搬送速度)等の画像形成条件を各シート材に対し最適化させる必要がある。例えば、熱容量の大きなシート材に対しては、トナー(現像剤)のシート材に対する定着性を確保するため、シート材の搬送スピードを遅くしたり、定着温度の設定値を高くしたりするようなことが行われる。なお、転写条件とは、例えば、二次転写ローラ9に印加する高電圧(バイアス)の値、定着条件とは、定着ローラ14の温度である。
このシート材の種類の設定は、ホストコンピュータ300や操作パネル部302を通して、ユーザが行うことができる。画像形成装置は、ユーザにより設定された紙種に応じて、上述したように、転写条件や定着条件や搬送速度などの画像形成条件を変える制御を行う。このように、ユーザにより指定された紙種(予め指定された紙種)に基づいた画像形成条件を設定する印字モードを指定モード(第2モード)と呼ぶ。
一方、後述するシート材判別装置41により紙種を自動的に判別し、シート材判別装置41による検出結果に基づいた画像形成条件を設定する自動モード(第1モード)も用意されている。表1に、プリントモード(指定モード/自動モード)の一覧を示す。
表1には指定モード毎の対象シート材の表面性と坪量が示されている。表面性とはシート材表面の凹凸状態を意味する。表1において凹凸状態C>凹凸状態A>凹凸状態Bの関係であり、凹凸状態Cがより凹凸が大きく(凹凸の深さが大きい)、A、Bの順で凹凸が小さいことを意味する。また、坪量としては普通紙モードよりも厚紙モード及び封筒モードで坪量の大きいシート材が対象となる。ここで“すべて”と表記しているのは、すべての坪量または表面性のシート材が対象となることを意味する。自動モードのときは、自動でシート材の種類を判別するため、対象のシート材として“すべて”と表記している。
Figure 2009265627
<自動モード設定時のシート材判別方法>
次に、自動モード設定時のシート材判別方法について、図4〜図7を基に説明する。
図4は、シート材の表面平滑性及び反射光量または透過光量検出を行うシート材判別装置41の概略構成を示す模式的断面図である。シート材判別装置41としての画像読取センサ(以降、画像読取センサ41という)は、レジストセンサ19の直後の位置に配置されており、給紙されたシート材2は、レジストセンサ19を通過後の所定時間後に一時停止する。そして、以下に示す方法によりシート材の種類、すなわちシート材2の紙種を判別する。
画像読取センサ41は図4に示すように、反射用LED1111(光照射部)、シート材2に対して反対側に設置された透過光量検出用の透過用LED1112(光照射部)、CMOSエリアセンサ1110(撮像部)、結像レンズたるレンズ1113を有している。反射用LED1111を光源とする光は、シート材2表面に対し照射される。光が照射されたシート材2の領域内からの反射光は、レンズ1113を介し集光されてCMOSエリアセンサ1110に結像される。これによってシート材2の表面映像(光が照射された領域内の映像)を読み取る。反射用LED1111は、LED光がシート材2表面に対し、図4に示すように所定の角度をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
図5は、画像読取センサ41のCMOSエリアセンサ1110によって読み取られるシート材2の表面とCMOSエリアセンサ1110からの出力を8×8ピクセルにディジタル処理した例との関係を示す図である。ディジタル処理は、CMOSエリアセンサ1110からのアナログ出力を変換手段たるA/D変換(図示せず)によって8ビットのピクセルデータに変換することによって行われる。
図5において、60は、シート材Aの表面性において比較的粗くシート材Aの繊維による凹凸の大きさいわゆるラフ紙のシート材Aの表面拡大映像である。61は、一般のオフィスで普通に使用されるいわゆる普通紙のシート材Bの表面拡大映像であり、62は、紙の繊維の圧縮が十分になされている光沢紙のシート材Cの表面拡大映像である。CMOSエリアセンサ1110に読み込まれたこれらの映像60〜62が、ディジタル処理され図5に示す映像63〜65となる。このように、シート材の種類によって、表面の映像は異なる。これは、主に紙の表面における繊維の状態が異なるために起こる現象である。またこのとき、それぞれの画素に入力された光の合計もしくは平均値からシート材2の反射光量を検出する。このとき1受光画素の結果のみを用いても良い。
上述のように、CMOSエリアセンサ1110でシート材2表面を読み込まれディジタル処理された映像は、シート材2の紙繊維の表面状態と、反射光量による判別が可能となる。映像比較演算においては、シート材2表面の複数箇所の映像を読み込んだ結果から、最大濃度のピクセルDmaxと最低濃度のピクセルDminを導く。これを読み込んだ映像毎に実行し平均処理する。
つまり、シート材Aのように表面の紙繊維がガサついている場合には、繊維の影が多く発生する。その結果、明るい個所と暗い個所の差が大きく出るため、Dmax−Dminは大きくなる。一方、シート材Cのような表面では、繊維の影が少なく、Dmax−Dminは小さくなる。この比較によって、シート材の表面の粗さを判定する。本実施例では、Dmax−Dminの検知結果を基に、光沢フィルム、光沢紙、普通紙を判別することが可能であり、シート材の表面性を検知することができる。
続いて、シート材の透過率測定方法について説明する。透過用LED1112を光源とする光は、シート材2対し画像読取センサ41の反対側から、シート材2上の画像読取センサ41の読取エリアを照射する。
図6は、透過用LED1112を用いて、画像読取センサ41のCMOSエリアセンサ1110によって読み取られるシート材2の表面についてCMOSエリアセンサ1110からの出力を8×8ピクセルにディジタル処理した例を示す図である。シート材2の透過光は、レンズ1113を介し集光されてCMOSエリアセンサ1110に照射される。このとき、CMOSエリアセンサ1110のエリア全体、もしくは所定の範囲におけるそれぞれの画素に入力された光の合計値もしくは平均値から透過光量を判断する。このとき複数の受光画素のうちひとつだけの結果を用いても良い。
図7にシート材2の坪量と透過光の関係図を示す。図7は、紙種の異なる12種類のシート材について画像読取センサ41で透過光量を測定し、それぞれの坪量とセンサ出力(LSB)をプロットしたグラフである。例えば、厚紙のように坪量の多いシート材は透過光量が少ない。一方、薄紙のような坪量の低いシート材は透過光量が多い。このように透過光量から、シート材の厚さを判定する。本実施例では、およそ坪量が120g/mを境に、シート材の厚みを判別することが可能である。以後、坪量120g/m以上のシート材2を厚紙、坪量120g/m未満のシート材を薄紙と表記する。
すなわち、画像読取センサ41を用いることで、シート材の種類(表面の粗さと厚さ)を判別することが可能となる。
<自動モードが設定されている場合の画像形成条件の決定方法>
次に、自動モードが設定されている場合の画像形成条件の決定方法について説明する。
図8は、給紙トレイ1から給紙したシート材2に対して前述した画像読取センサ41により紙種を自動的に検知し、給紙トレイ1に積載されている紙種を確定するまでの制御を説明するフローチャートである。図8に示す処理は、画像形成装置における印刷動作が開始されると開始される。例えば、コントローラ部301がホストコンピュータ300から印刷ジョブを受信し、そのジョブが解析されてから開始される。この処理が開始されると(印刷動作開始時)エンジン制御部303(制御部)のCPU305は、まず、受信したジョブで指定された給紙トレイ1の紙種判別結果として不図示のメモリ(記憶部)に確定値が記憶されていることを確認する(ステップ801)。紙種判別結果の確定値(確定結果)が記憶されていた場合、紙種判別動作は行わず、保存されている紙種判別結果の確定値を用いて画像形成条件を決定し、この画像形成条件を設定して(ステップ802、以下単に「S802」等と記す)、この処理を終了する。
一方、紙種判別結果の確定値が保持されていない場合(S801 No)、紙種判別動作を行って(S803)、得られた結果を保存し、得られた判別結果により画像形成条件を決定し、この画像形成条件を設定する(S804)。次にシート材の判別結果が規定枚数分保存されていることを確認し(S805)、保存されていた場合、判別結果を確定し(S806)、この確定値を保存して、この処理を終了する。保存されていない場合は、この処理を終了する。なお、S806で確定されたシート材の紙種は、次の印刷ジョブを受信した際の処理のS801で確定済みか否か判断され、確定された値(確定値)は、S802で使用される。
ここで、図8に示す制御フローにおいて規定枚数分検出(複数回検出)することとシート材の紙種の確定について説明する。複数の給紙口を有する画像形成装置において前述した制御フローを適応した場合は、それぞれの給紙トレイの先頭から数枚のみの判別を行い、各々の紙種判別結果の確定値を各々の給紙トレイに対応させてメモリに記憶させるようにする。この数枚の数値としては、判別結果のばらつきを考慮し、給紙トレイの紙種を確定させるために十分な枚数を規定枚数とする。通常の場合、この数枚(規定枚数)のそれぞれの紙種判別結果は、同じあるいは類似する結果になるはずである。この同じあるいは類似する数枚(規定枚数分)の検出結果から、その給紙トレイにセットされているシート材の判別結果を紙種として確定する。この確定が行われると、それ以後に確定した給紙トレイから給紙されるシート材の判別結果として、確定した紙種に基づいた画像形成条件を設定し、印刷を行う。紙種の確定が行われるまでは、給紙される毎に紙種判別動作をすることになる。ここで検出を行う規定枚数は、実験を行って紙種が正確に検出及び確定できる枚数を設定すればよい。この規定枚数の値は、装置の構成や適用されるシート材の種類などによって適宜設すればよい。
このように、自動モードが設定された場合は、給紙トレイの紙種が確定するまで、給紙された規定枚数のシート材に対してシート材の種類を判別する処理が行われる。ここで、自動モードが指定された場合の給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について図9(a)のダイアグラム図を用いて説明する。図9(a)は、横軸を時間としている。一方、縦軸を給紙口からの距離とし、着目しているシート材の搬送方向先端であるシート材先端とシート材後端、着目しているシート材の後続のシート材(後続紙)のシート材先端、シート材後端の給紙口からの距離の時間変化を示すグラフである。また、グラフ上部に/TOP信号の時間変化と、画像形成部の状態(前回転状態、印字状態)を示す。ここで、前回転とは、シート材の搬送用の駆動源であるモータ等の各種アクチュエータの立ち上げや、電子写真プロセスに必要な帯電、露光、現像、転写、定着といった各種ユニットの立ち上げを行う処理である。
はじめに、シート材2の先端は給紙口先端位置にある。給紙トレイ1から給紙ローラ39により給紙が開始(以下、Pick開始と表記する)されたシート材2は、レジストセンサ19を通過後の所定時間後に一時停止する。一時停止する位置を再給紙待機位置又はレジセンサ位置とする。これは、画像読取センサ41によりシート材2の種類を検出するためであり、この位置でT_wait[s]の停止時間が必要となる。シート材2は、T_wait[s]停止した後、再び給紙され二次転写位置まで搬送される。その後、シート材の後端が給紙トレイ1の給紙口先端位置を通過してから給紙トレイ毎に給紙間隔(画像形成間隔)が最小になるように設定された所定時間T_interval後に後続のシート材の給紙動作を開始(Pick開始)する。つまり、自動モードが指定された場合は、紙種が確定するまで紙種を検出するためにシート材を停止する必要があるため、給紙間隔(画像形成間隔)が大きくなる。この給紙間隔は、連続してシート材2を搬送する際の複数のシート材2の間隔に対応するものであり紙間ともいう。
<紙種判別動作許可部313による紙種判別動作が実行可能なタイミングの判断>
次に、本実施例における紙種判別動作許可部313において判断する、スループットに影響なく紙種判別動作が実行可能なタイミングについて説明する。
印刷ジョブ1枚目のシート材に対して紙種判別動作を行う場合の給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について図9(a)と同様に図9(b)に示す。印刷ジョブ1枚目のシート材に対して紙種判別動作を行う場合は、図9(b)に示すようにレジセンサ位置にて停止している間T_wait[s]には、画像形成を行うための準備(前回転)を行っているため、スループットに与える影響はない。つまり、印刷ジョブ1枚目のシート材に対して紙種判別動作を行う場合は、スループットに影響を与えることなく紙種判別動作をすることが可能となる。すなわち、紙種判別動作許可部313は、画像形成部が前回転状態にある印刷ジョブ1枚目のシート材に対しては、紙種判別動作が実行可能なタイミングであると判断する。
<紙種判別制御部312による画像形成条件の決定方法>
次に、本実施例における紙種判別制御部312において決定する画像形成条件の決定方法について説明する。図10は、自動モードが指定された場合以外にも、指定モードが設定され、且つ、印刷ジョブの先頭のシート材に対して紙種判別動作を行う場合の制御を説明するフローチャートである。図10に示す処理は、画像形成装置における印刷動作が開始されると開始される。例えば、コントローラ部301が印刷ジョブを受信し、そのジョブが解析されてから開始される。この処理が開始されると、CPU305は、まず、受信したジョブで指定されたプリントモードを確認する(S101)。
まず、プリントモードが指定モードの場合について説明する。指定されたプリントモードが指定モードの場合、プリント中のシート材が印刷ジョブ中の何枚目なのか、具体的には1枚目か否か確認する(S102)。プリント中のシート材が印刷ジョブ中の1枚目ではない場合、紙種判別動作は行わず、紙種判別制御部312は、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を設定し(S103)、この処理を終了する。プリント中のシート材が印刷ジョブ中の1枚目である場合、紙種判別動作を行う(S104)。これは、先に説明したように、印刷ジョブの1枚目である場合に、紙種判別動作許可部313により紙種判別動作が実行可能なタイミングと判断されたからである。このあと、紙種判別動作を行って得られた結果を保存し(S105)、紙種判別制御部312は、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を決定する(S106)。次にシート材判別結果が規定枚数分保存されていることを確認し(S107)、規定枚数分保存されていた場合は保存している結果により判別結果すなわち紙種を確定し(S108)、この確定値を保存して、この処理を終了する。S107で規定回数分保存されていない場合は、この処理を終了する。
次に、指定されたプリントモードが自動モードの場合について説明する。指定されたプリントモードが自動モードの場合(S101 Yes)、指定された給紙トレイの紙種判別結果として確定値が記憶されていること、すなわち紙種が確定済みかを確認する(S109)。紙種判別結果の確定値が記憶されていた場合すなわち紙種が確定済みである場合、紙種判別動作は行わず、紙種判別制御部312は、保存されている紙種判別結果の確定値を用いてすなわち確定済みの紙種により画像形成条件を決定して設定する(S110)。その後、この処理を終了する。紙種判別結果の確定値が保存されていない場合すなわち紙種が確定済みでない場合(S109 No)、紙種判別動作を行って(S111)、得られた結果を保存し、得られた判別結果に応じた画像形成条件を決定して設定する(S112)。次にシート材判別結果が規定枚数分保存されていることを確認し(S113)、規定枚数分保存されていた場合は保存している結果により判別結果すなわち紙種を確定し(S114)、この確定値を保存して、この処理を終了する。S113で規定枚数分保存されていない場合は、この処理を終了する。
なお、S108、又は、S114で確定された結果は、次の印刷ジョブで行われるS109で確認され、確定された値(確定値)は、S110で使用される。
このように本実施例によれば、印刷ジョブの先頭のシート材(前回転中に先行的に給紙したシート材)に対して紙種判別を行う場合がスループットに影響なく紙種判別が可能と判断する。さらに、指定モードが設定され、且つ、印刷ジョブの先頭のシート材に対しても紙種判別動作を行うことで、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減できる。
実施例1においては、スループットに影響なく紙種判別が実行可能かを判断する紙種判別動作許可部313において印刷ジョブの先頭(1枚目)のシート材に対して紙種判別を行う場合がスループットに影響がなく実行可能と判断した。また、紙種判別制御部312において指定モードが設定され、且つ、印刷ジョブの先頭(1枚目)のシート材に対して紙種判別動作を行うことにより、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減する方法について説明した。
本実施例においては、実施例1の紙種判別動作許可部313、及び、実施例1の紙種判別制御部312に関わる制御が異なるため、その違いについて説明する。なお、図1〜図8までは実施例1と同様であり、同じ符号を用いて説明する。また、本実施例においても、指定モード時に印刷ジョブの先頭のシート材に対して紙種判別を行うものとする。
<紙種判別動作許可部313による紙種判別動作が実行可能なタイミングの判断>
まず、本実施例における紙種判別動作許可部313において判断するスループットに影響なく紙種判別動作が実行可能なタイミングについて説明する。
〜定着ローラ14に係るスループットダウン制御〜
画像形成装置には、定着部13の過昇温抑制のための、スループットダウン制御がある。図11は定着ローラ14のシート材の搬送方向からの略断面図である。定着ローラ内部には、ローラ中央部の温度を検出するためのメインサーミスタ901、及び、ローラ端部の温度を検出するための端部のサブサーミスタ902が備えられている。また、定着ローラ14を加熱するためのヒータ16は、定着ローラ14をシート材が通過する際には、メインサーミスタ901の検出温度をフィードバックしながら、定着ローラ14全幅に渡って加熱制御が行われる。
ここで、定着ローラ14の幅Lに比べてシート材の幅(シート材搬送方向に対して垂直な方向の長さ)が小さいシート材のプリントを行う場合、定着ローラ中央部はシート材が通過する一方、定着ローラ14の端部付近はシート材が通過しない。しかしながら、ヒータ16は中央部のメインサーミスタ901の検出温度に基づいて加熱制御が行われるため、定着ローラ14の端部においては熱量がシート材へと移動せず、温度が極端に上昇してしまう場合がある。端部の温度が上昇してしまうと、次に幅が広いシート材を搬送して定着した場合に、画像不良が発生する可能性がある。従って、このような極端な端部過昇温を防止するため、エンジン制御部303はスループットダウン制御を行う。
スループットダウン制御は、サブサーミスタ902の検知温度に応じて、段階的に画像形成の間隔時間を広げることで、単位時間あたりに定着部13を通過するシート材の枚数を減らし、シート材が通過する際の温度制御の偏りの発生を抑制するための制御である。このときの画像間隔は、表2に示すように、サブサーミスタ902の検知温度からスループットダウンレベルを判定し、対応するスループットダウンオフセット時間[msec]を、通常の給紙間隔(画像形成間隔)に加算することで算出される。表2は、本実施例に係るスループットダウンレベルの判定テーブルを示す表である。スループットダウンオフセット時間は、給紙間隔(画像形成間隔)を制御するための時間情報である。
Figure 2009265627
〜スループットダウン制御時の紙種判別動作〜
次に、スループットダウン制御が適用された場合の給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について、実施例1で示した図9と同様のダイアグラム図である図12のダイアグラム図を用いて説明する。図12(a)は、スループットダウン制御が適用されていない場合のシート材の搬送動作を示し、図12(b)、図12(c)では、スループットダウン制御が適用された場合のシート材の搬送動作を示す。なお、図12のいずれも、実施例1で述べたように、画像形成部が前回転の状態にある場合は、印刷ジョブの先頭のシート材を先行させて給紙し、紙種判別動作を行う。図12(a)に示す給紙間隔(画像形成間隔)は、給紙トレイ1毎に画像間隔が最小になるように設定された所定時間T_intervalである。図12(b)に示す給紙間隔(画像形成間隔)は、給紙トレイ毎に画像間隔が最小になるように設定された所定時間T_intervalに対し、表2で示したスループットダウンレベルにおいて決定する所定時間T_downをオフセットした時間となる。
ここで、スループットダウン制御が適用されている場合に紙種判別動作を行う例について、図12(c)を用いて説明する。紙種判別動作を行う場合、Pick開始により給紙されたシート材先端がレジストセンサ19を通過後に、画像読取センサ41によりシート材の種類を検出するための所定時間T_wait(種類検出部による検出に要する時間)停止させる必要がある。スループットダウン制御が適用されていない場合、この停止時間は、スループットを低下させる要因となる。しかし、スループットダウン制御が適用されている場合の給紙間隔(画像形成間隔)は、給紙トレイ毎に給紙間隔(画像形成間隔)が最小になるように設定された所定時間T_intervalに対し、スループットダウンレベルにおいて決定する所定時間T_downを加算した時間となる。そのため、紙種判別動作を行うために必要な時間T_waitよりスループットダウンレベルにおいて決定するT_downが大きい場合は、シート材を先行的に給紙し、紙種判別動作を行っても、スループットに与える影響はない。つまり、スループットダウン制御が適用され、且つ、スループットダウンレベルにおいて決定する所定時間T_downが紙種判別動作に必要な時間T_waitより大きい場合は、スループットに影響を与えることなく紙種判別動作が可能となる。すなわち、紙種判別動作許可部313は、スループットダウン制御が適用され、T_down>T_waitである場合には、紙種判別動作が実行可能なタイミングであると判断する。
<紙種判別制御部312による画像形成条件の決定方法>
次に、本実施例における紙種判別制御部312において決定する画像形成条件の決定方法について説明する。図13は、自動モードが指定された場合以外にも、指定モードが設定され、且つ、スループットダウン制御が適用されているシート材に対して紙種判別動作を行う場合の制御を説明するフローチャートである。図13に示す処理は、画像形成装置における印刷動作が開始されると開始される。例えば、コントローラ部301が印刷ジョブを受信し、そのジョブが解析されてから開始される。この処理が開始されると、CPU305は、まず、受信したジョブで指定されたプリントモードを確認、具体的にはプリントモードが自動モードか否かを判断する(S1301)。まず、プリントモードが指定モードの場合について説明する。指定されたプリントモードが指定モードの場合、画像形成装置が定着部13の過昇温抑制を行うスループットダウン制御が適用されている状態(以下、スループットダウンモード)なのか確認する(S1302)。
画像形成装置がスループットダウンモードの場合は次の処理を行う。すなわち、サブサーミスタ902の検知温度から判定するスループットダウンレベル(表2参照)により決定する画像形成間隔オフセット時間(T_down)が紙種判別動作に必要な時間(T_wait)より大きいか確認する(S1304)。画像形成間隔オフセット時間が紙種判別動作に必要な時間より大きい場合、紙種判別動作を行って(S1305)、得られた結果を保存し(S1306)、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を決定する(S1307)。次にシート材判別結果が規定枚数分判別済みで保存されていることを確認し(S1308)、保存されていた場合、判別結果により紙種を確定し(S1309)、この確定値を保存して、この処理を終了する。S1308で規定枚数分判別済みでなく保存されていない場合は、この処理を終了する。
また、画像形成間隔オフセット時間が紙種判別動作に必要な時間以下の場合(S1304 No)と画像形成装置がスループットダウンモードでない場合(S1302 No)は、紙種判別動作は行わない。この場合は、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を設定し(S1303)、この処理を終了する。
指定されたプリントモードが自動モードの場合(S1301 Yes)についてのS1310〜S1315は、実施例1の図10のS109〜S114と同じである。なお、S1309、又は、S1315で確定された結果は、次の印刷ジョブで行われるS1310で確認され、確定された値(確定値)は、S1311で使用される。
これまで説明したように本実施例によれば、定着部13の過昇温抑制のためのスループットダウン制御を行っているシート材に対して紙種判別を行う場合がスループットに影響なく紙種判別が可能と判断する。そして、指定モードが設定され、且つ、画像形成装置がスループットダウン制御を行っている場合にも紙種判別を実行することで、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減できる。
実施例1においては、スループットに影響なく紙種判別が実行可能かを判断する紙種判別動作許可部313において、印刷ジョブの先頭(1枚目)のシート材に対して紙種判別を行う場合がスループットに影響がなく実行可能と判断した。また、紙種判別制御部312において指定モードが設定され、且つ、印刷ジョブの先頭(1枚目)のシート材に対して紙種判別動作を行うことにより、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減する方法について説明した。
また、実施例2においては、定着部13の過昇温抑制のためのスループットダウン制御を行っているシート材に対して紙種判別を行う場合がスループットに影響がなく実行可能と判断した。また、紙種判別制御部312において指定モードが設定され、且つ、画像形成装置がスループットダウン制御を行っている場合に紙種判別を行うことにより、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減する方法について説明した。
本実施例においては、実施例1、実施例2の紙種判別動作許可部313、及び、実施例1、実施例2の紙種判別制御部312に関わる制御が異なるため、その異なる点について説明する。なお、図1〜図8までは実施例1と同様であり、同じ符号を用いて説明する。また、本実施例においても、指定モード時に印刷ジョブの先頭のシート材に対して紙種判別を行うものとする。
<紙種判別動作許可部313による紙種判別動作が実行可能なタイミングの判断>
まず、本実施例における紙種判別動作許可部313において判断するスループットに影響なく紙種判別動作が実行可能なタイミングについて説明する。
〜印字開始コマンドが遅延する場合の後回転を遅らせる制御〜
通常、コントローラ部301においては、ホストコンピュータ300から画像情報と印字命令を受け取り、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換してから、印字開始コマンド及びビデオ信号をエンジン制御部303に送出する。
エンジン制御部303は、N枚目の/TOP信号出力から所定時間T_best以内に、N+1枚目の印字予約コマンド及び印字開始コマンドを受信している場合には、画像間隔が最小となる間隔で画像形成動作及び給紙動作を行う。
ここで、図14(a)は、画像形成部の状態(印字、後回転等)、/TOP信号、コントローラ部301とエンジン制御部303間の信号のやりとりを示すタイミングチャートである。図14(a)に示すように、エンジン制御部303は、N+1枚目の/TOP信号を出力してN+1枚目の画像形成処理(印字)を開始する。その後、所定時間T_timeout経過した時点で、コントローラ部301からN+2枚目の印字開始コマンドを受信していない場合には、印字の終了処理のために後回転動作を行う。後回転動作を開始後にN+2枚目の印字開始コマンドを受信した場合、後回転動作の終了後に、再度画像形成準備のための前回転動作を行って、N+2枚目の印字を行う。なお、後回転とは、各種アクチュエータや各種ユニットを停止させていく処理である。
すなわち、コントローラ部301において、画像情報の解析及びビットデータへの変換処理に時間がかかり、N+1枚目の/TOP信号から所定時間T_timeout以内にN+2枚目の印字開始コマンドをエンジン制御部303に対して送信できない場合がある。この場合、ホストコンピュータ300から要求された全てのページを印字する前に一旦後回転動作を行ってしまうことになり、ジョブを完了するまでの時間的パフォーマンスは大幅に低下してしまう。
このため、図14(b)のタイミングチャートに示すように、コントローラ部301は、N+2枚目の印字を行うことが確定しているものの、所定時間T_timeout以内にN+2枚目の印字開始コマンドを送信できないと判断した場合、次のような処理を行う。すなわち、画像形成部が後回転を開始するタイミングをT_delay(印字遅延時間)だけ遅らせるためのコマンドをエンジン制御部303に送信する。このときエンジン制御部303は、N+1枚目の/TOP信号から所定時間T_timeout経過後も、時間T_delay経過するまでは後回転動作を開始せずに、N+2枚目の印字開始コマンドが送信されるのを待つ。エンジン制御部303は、その間に、N+2枚目の印字開始コマンドを受信した場合、N+1枚目の/TOP信号から所定時間T_timeout+T_delay経過した時点で、N+2枚目の/TOP信号を出力し、N+2枚目の印字動作を行う。
このように画像形成部が後回転を開始するタイミングをT_delayだけ遅らせるためのコマンドは、例えば「後回転延期コマンド」として定義される。そして、通常、コントローラ部301における画像情報の解析及びビットデータへの変換処理に時間がかかる場合などに使用して、ジョブを完了するまでの時間的パフォーマンスの低下を防ぐ場合がある。なお、この際の後回転開始までの延期時間T_delayは、固定の時間に限ることなく、別途定義されたコマンド体系によって、コントローラ部301による任意の時間に設定可能である。
ここで、後回転延期コマンドを受信した後に給紙されたシート材が二次転写位置に至るまでのシート材の搬送動作について、図9や図12と同様に図15のダイアグラム図を用いて説明する。なお、図15(a)〜図15(b)の画像形成部の状態は、印刷ジョブが開始されてからN−1枚目以降を図示している。また、シート材の給紙はN枚目から図示している。この場合においても、画像形成部が前回転の状態にあるときには、印刷ジョブの先頭のシート材を先行して給紙し、紙種判別動作を行っているものとする。
図15(a)は、エンジン制御部303が印字[N+1]を実行中にコントローラ部301から後回転延期コマンドを受信した場合のシート材の搬送動作を示す。印字[N+1]を実行中に後回転延期コマンドを受信すると、画像間隔は次のようになる。すなわち、印字[N+1]と印字[N+2]の画像間隔は、給紙トレイ毎に画像間隔が最小になるように設定された所定時間T_intervalに対し、コントローラ部301により決定する後回転開始までの延長時間T_delayを加算した時間となる。
ここで、後回転延期コマンドを受信した後に給紙したシート材に対して紙種判別動作を行う例について、図15(b)を用いて説明する。紙種判別動作を行う場合は、Pick開始により給紙されたシート材がレジストセンサ19を通過後に、画像読取センサ41によりシート材の種類を検出するための所定時間T_wait(種類検出部による検出に要する時間)停止させる必要がある。後回転延期コマンドを受信後の印字[N+1]と印字[N+2]の画像間隔は、通常の画像間隔である給紙トレイ毎に画像間隔が最小になるように設定された所定時間T_intervalに対し、後回転開始までの延長時間T_delayを加算した時間となる。そのため、紙種判別動作を行うために必要な時間T_waitより後回転開始までの延長時間T_delayが大きい場合は、シート材を先行的に給紙して紙種判別動作を行っても、スループットに与える影響はない。つまり、後回転延期コマンドを受信し、且つ、コントローラ部301により決定する後回転開始までの延長時間T_delayが紙種判別動作に必要な時間T_waitより大きい場合は、スループットに影響を与えることなく紙種判別動作が可能となる。すなわち、紙種判別動作許可部313は、後回転延期コマンドを受信し、且つ、T_delay>T_waitの場合、紙種判別動作が実行可能なタイミングであると判断する。
<紙種判別制御部312による画像形成条件の決定方法>
次に、本実施例における紙種判別制御部312において決定する画像形成条件の決定方法について説明する。図16は、自動モードが指定された場合以外にも、指定モードが設定され、且つ、後回転延期コマンドを受信した後に給紙するシート材に対して紙種判別動作を行う場合の制御を説明するためのフローチャートである。図16に示す処理は、画像形成装置における印刷動作が開始されると開始される。例えば、コントローラ部301が印刷ジョブを受信し、そのジョブが解析されてから開始される。この処理が開始されると、CPU305は、まず、受信したジョブで指定されたプリントモードを確認、すなわちプリントモードが自動モードか否かを判断する(S1601)。
まず、プリントモードが指定モードの場合について説明する。指定されたプリントモードが指定モードの場合、後回転延期コマンドを受信した直後なのか確認する(S1602)。後回転延期コマンドを受信した直後の場合、コントローラ部301により決定する後回転開始までの延長時間T_delayが紙種判別動作に必要な時間T_waitより大きいか確認する(S1604)。後回転開始までの延長時間T_delayが紙種判別動作に必要な時間より大きい場合、紙種判別動作を行って(S1605)、得られた結果を保存し(S1606)、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を決定する(S1607)。次にシート材判別結果が規定枚数分判別済みで保存されていることを確認し(S1608)、保存されていた場合、保存している判別結果により紙種を確定し(S1609)、この確定値を保存して、この処理を終了する。規定枚数分保存されていない場合は、この処理を終了する。
また、後回転開始までの延長時間T_delayが紙種判別動作に必要な時間より小さい場合(S1604 No)と後回転延期コマンドを受信していない場合(S1602 No)は、紙種判別動作は行わない。この場合は、ユーザにより指定された紙種に基づいた画像形成条件を設定し(S1603)、この処理を終了する。
指定されたプリントモードが自動モードの場合についてのS1610〜S1615は、実施例1の図10のS109〜S114と同じである。なお、S1609、又は、S1615で確定された結果は、次の印刷ジョブのS1610で確認され、確定された値(確定値は)、S1611で使用される。
これまで説明したように本実施例によれば、後回転延期コマンドを受信した直後のシート材に対して紙種判別を行う場合が、スループットに影響なく紙種判別が可能と判断する。そして、指定モードが設定され、且つ、後回転延期コマンドを受信した場合に後回転延期コマンドを受信した直後のシート材に対しても紙種判別を実行することで、自動モードが設定された場合のスループットに与える影響を軽減できる。
312 紙種判別制御部
313 紙種判別動作許可部

Claims (14)

  1. 給紙される記録媒体の種類を検出し、検出した前記種類に基づいて画像形成を行う第1モードと、予め指定されている記録媒体の種類に基づいて画像形成を行う第2モードとが選択可能な画像形成装置において、
    前記記録媒体を給紙する給紙部と、
    前記給紙部により給紙される前記記録媒体の種類を検出する種類検出部と、
    前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記種類検出部によって検出された前記記録媒体の種類、又は、予め指定された前記種類に基づいて前記画像形成部の画像形成条件を設定する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記第2モードが選択されている場合に、給紙される前記記録媒体に対して前記種類検出部で前記種類を検出する動作を行い、前記第1モードが選択されている場合に、前記種類検出部による検出を行うことなく、前記第2モードにおける前記種類検出部の検出結果に基づいて前記画像形成条件を設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2モードが選択されている場合に、前記記録媒体の給紙間隔に関する情報に基づいて前記種類検出部による検出を行うか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記記録媒体の給紙間隔に関する時間が前記種類検出部による検出に要する時間より大きい場合に、前記種類検出部による検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第2モードが選択されている場合に、印字遅延時間に基づいて前記種類検出部による検出を行うか否かを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記印字遅延時間が前記種類検出部による検出に要する時間より大きい場合に、前記種類検出部による検出を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記種類検出部により規定枚数の記録媒体の種類を検出することにより、前記記録媒体の種類を確定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部が確定した記録媒体の種類を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記第1モードが選択されている場合で、かつ、印刷動作開始時に前記記憶部に前記種類が記憶されている場合には、記憶されている前記種類に基づいて前記画像形成条件を設定し、前記第1モードが選択されている場合で、かつ、印刷動作開始時に前記記憶部に前記種類が記憶されていない場合には、前記種類検出部により記録媒体の種類を検出し、検出した種類に基づいて前記画像形成条件を設定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記種類検出部は、前記記録媒体に光を照射する光照射部と、光が照射された領域内の映像を撮像する撮像部とを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 前記種類検出部は、前記記録媒体に光を照射する光照射部と、前記記録媒体を透過する光量を検出する検出部とを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  10. 給紙される記録媒体の種類を検出し、検出した前記種類に基づいて画像形成を行う第1モードと、予め指定されている記録媒体の種類に基づいて画像形成を行う第2モードとが選択可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記第2モードにおいて、前記記録媒体の種類を検出するステップと、
    前記第1モードにおいて、前記記録媒体の種類の検出を行うことなく、前記第2モードにおける検出結果に基づいて画像形成条件を設定する制御ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  11. 前記第2モードにおいて、前記記録媒体の給紙間隔に関する情報に基づいて前記種類の検出を行うか否かを判断する判断ステップを有することを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記判断ステップは、前記記録媒体の給紙間隔に関する時間が前記種類の検出に要する時間より大きい場合に、前記記録媒体の種類を検出する動作を行うステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記制御ステップは、前記第2モードにおいて、印字遅延時間に基づいて前記種類の検出を行うか否かを判断する判断ステップを有することを特徴とする請求項10または11に記載の制御方法。
  14. 前記判断ステップは、前記印字遅延時間が前記種類の検出に要する時間より大きい場合に、前記記録媒体の種類を検出する動作を行うステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
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