JP2009008778A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検知マージンが少ない記録材が、適切な条件で印字され、画像不良やスループットダウン等の問題の発生を回避できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録紙の種類を判別する記録紙判別センサと、前記記録紙上に形成するトナー画像の印字率を算出する印字率算出手段と、画像形成を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果(S203)と前記印字率算出手段で算出した印字率(S206)にもとづいて前記記録紙の印字条件を決定する画像形成装置により前記課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置に関し、特にその印字条件の決定(「印字モードの決定」ともいえる)に関するものである。
複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置は、静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に現像剤を付与することにより潜像を現像剤像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送される記録材に該現像装置による該現像剤像を転写する転写装置を備える。また該転写装置によって前記現像剤像の転写を受けた前記記録材を所定の定着処理条件にて加熱および加圧することにより前記現像剤像を前記記録材に定着させる定着装置を備えている。
従来、かかる画像形成装置においては、例えば、画像形成装置本体に設けられた操作パネル等に記録媒体たる記録材のサイズや種類(以下、紙種ともいう)がユーザによって設定される。そして、その設定に応じて定着処理条件(例えば、定着温度や定着装置を通過する記録材の搬送速度)を設定するよう制御する。
あるいは、画像形成装置に記録材を判別するセンサを搭載して、判別した記録材の種類によって現像条件、転写条件、搬送条件あるいは定着条件を可変制御する。
特に、後者の画像形成装置内部においては、例えば特許文献1において提案されているように、発光素子と、発光素子から発射された光が検出面により反射され、その反射光を受光する位置に設置された第一の受光センサと、前記受光センサと異なる角度で設置された第二の受光センサとを備えた反射型光学センサが設置される場合がある。このようなセンサでは、光沢度の高いグロスフィルムと、光沢度の低い普通紙とを判別することができる。
その他にも、特許文献2では記録材の表面画像をCCDセンサあるいはCMOSセンサによって撮像しその光の大小関係から記録材の粗度を検出する手法が提案されている。さらに、前述の2種類のセンサにおいて、センサに対向してLEDを配置し、記録材にLED光を照射して得られる透過光を用いて記録材の厚みを検出する手法が提案されている。
特開平2−138805号公報 特開2002−182518号公報
しかしながら、前記特許文献1や特許文献2に記載の画像形成装置は以下のような問題を有している。
従来の記録材検知においては、市場にあるすべての記録材の種類を正確に検出し、すべての種類の記録材において適正な印刷条件を設定することは非常に困難である。そのため、本来、普通紙の印字条件で印刷すべき紙が、グロス紙モードや厚紙モードで印字されたり、JOBごとに印字条件が変わったりして、画像不良やスループットダウン等が発生してしまうといった問題があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、記録材の検知結果と印字率を用いることで、検知マージンが少ない記録材が、適切な条件で印字され、画像不良やスループットダウン等の問題の発生を回避できる画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)記録紙の種類を判別する記録紙判別センサと、前記記録紙上に形成するトナー画像の印字率を算出する印字率算出手段と、画像形成を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、
前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果と前記印字率算出手段で算出した印字率にもとづいて前記記録紙の印字条件を決定する画像形成装置。
この本発明の手法は、ほとんどのユーザがビジネス文書のような低い印字率のプリントを普通紙系のメディアで行うことが多いことに注目して構築された。
本発明によれば、記録紙が適切な条件で印字され画像不良等の問題を回避することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態をカラー画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明では、説明の便宜上「記録紙」を紙以外の合成樹脂製記録シートをも含む記録媒体の意味で用いてる。
図1は実施例1である“カラー画像形成装置”の構成を示す断面図である。
図1に示すカラー画像形成装置には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)の各色ごとに4つの画像形成部が配置されている。また、画像形成部に対向して、中間転写体ユニットが配置されている。それぞれの画像形成部は、像担持体15a,15b,15c,15d、像担持体15a,15b,15c,15dを一様に所定の電位に帯電するための帯電装置13a,13b,13c,13d、帯電された像担持体15a,15b,15c,15d上に各色画像データに対応したレーザ光を照射して静電潜像を形成するためのレーザスキャナユニット11a,11b,11c,11d、像担持体15a,15b,15c,15d上に形成された静電潜像を現像して顕像化するための現像装置16a,16b,16c,16d、現像装置16a,16b,16c,16d内の各色トナーを像担持体15a,15b,15c,15dに送り出すためのスリーブローラ14a,14b,14c,14d、トナーの転写後に像担持体15a,15b,15c,15d上に残留したトナーを除去するためのクリーニング装置17a,17b,17c,17dから構成される。また、12a,12b,12c,12dは廃トナーを収納するための廃トナーユニットである。
前記中間転写体ユニットは、中間転写体1を備えており、形成した画像を中間転写体1に一次転写する。この中間転写体1は、中間転写体1を駆動する駆動ローラ31c、中間転写体1に張力を与えるテンションローラ31a、記録紙Pに二次転写するための転写装置41が備えられている。カラー画像形成装置の下部には記録紙Pが収納された給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3からの記録紙Pの搬送経路には、給紙用のピックアップローラ4、記録紙Pの先端を検出し、画像形成プロセスのタイミングをはかるための記録紙判別センサ100、記録紙の坪量を検知するために、記録紙判別センサ100の記録紙を挟んだ反対側に位置するLED101、像担持体15a,15b,15c,15dから中間転写体1に形成された画像を転写するタイミングをとるために記録紙Pを待機させるためのレジストローラ6が備えられている。
記録紙Pは、記録紙判別センサ100の検出結果と画像形成プロセスとのタイミングをとって、中間転写体1に形成された画像が転写される。2は定着装置であり、記録紙P上に転写された4色のトナー画像を溶融定着させる。定着された記録紙Pは機外に排出され、画像形成動作を終了する。
次に、トナーの印字率カウントについて説明する。トナー印字率カウントの方式には種々の提案がなされている。従来のレーザ点灯比率算出方式による印字率カウントの一例について説明する。レーザ点灯比率の算出は、あらかじめ定められた画像領域内で特定の数だけビデオ信号をサンプルし、ビデオ信号がオンである数をカウントし、そのカウント値と総サンプル数の比率を算出することにより行う(印字率算出)。
図2を用いてレーザ点灯比率を算出する手法を説明する。図2において20は画像が印字される記録紙を示している。21は前記記録紙107内(記録紙上)での画像が印字される領域を示している。画像印字領域21はn数(n:自然数)に分割されており、n分割された領域に1からnまでの番号をつけている。この1からnの画像印字領域内の1点でビデオ信号をサンプルし、それぞれビデオ信号のオン/オフを判定する。図2の各領域のうち黒く塗りつぶしてある部分でビデオ信号のオン/オフを判定する。
ビデオ信号がオンである数をカウントし、その数を分割した画像印字領域数(この場合はn)で割ることでレーザ点灯比率を算出することができる。前述のようにして算出した値は厳密にはレーザ点灯比率と必ずしも一致しない。しかし、サンプル数nが十分大きければ前述のように算出した値と実際のレーザ点灯比率はほぼ等しくなる。
従来技術のレーザ点灯比率の算出方式は、画像印字領域21内でできるだけ多くのビデオ信号をサンプルすることと、ランダムにビデオ信号をサンプルすることが重要である。前記2つの条件を満たさない場合は、算出したレーザ点灯比率と実際のレーザ点灯比率の誤差が大きくなってしまう。
図3はレーザ点灯カウント回路の代表的回路を示したものである。図3を用いてレーザ点灯カウント回路の動作を説明する。これらの回路は同期式のディジタル回路で構成されている。ただし、システムクロックは図示していない。
図3において、ビデオコントローラ51から入力されたビデオ信号57をフリップフロップ52で受けて、同期信号にする。サンプルタイミング生成部53では、レーザビームの走査方向の画像印字領域を示す水平イネーブル信号58とレーザビームの走査方向と垂直方向の画像印字領域を示す垂直イネーブル信号59が入力されている。水平イネーブル信号58は図示しない水平同期信号にもとづいてプリンタエンジン内部の制御ロジック回路(不図示)で生成することができる。また、垂直イネーブル信号59は紙搬送のタイミングに応じてプリンタエンジン内部の制御ロジック回路(不図示)で生成することができる。
CPU54は、サンプルタイミング生成部53に、画像印字領域に応じた設定値60を入力する。ゲート55はサンプルタイミング生成部53により決められたタイミングでビデオ信号57を同期化した信号がオンである場合にハイ(HIGH)となる。
カウンタ56は、所定の画像印字領域内でゲート55がハイ(HIGH)となった回数つまりビデオ信号がオンとなった回数をカウントする。前記カウント値は所定の画像印字領域内における静電潜像作成が終わるとCPU54に送られる(61)。CPU54は前記カウント値とあらかじめ決められた総サンプル数(たとえば、図2の区間数n)との比率から所定の画像印字領域内でのレーザ点灯比率を算出することができる。
図4はサンプルタイミング生成部53の構成を示す。カウンタ62は図2のn分割されたうちの1つ1つの区間を生成するためのタイマの役割を果たす。詳しくは、画像印字領域21をすべて走査する期間をn等分してその1区間を走査する期間をカウントするカウント値(60)をCPU54がカウンタ62にロードして、そのカウント値をクロックごとにデクリメントするダウンカウンタを構成する。
例えば、図2の1つの区間を生成するために10クロック分カウントするとした場合、CPU54はカウンタ62にカウント値9をロードする。カウンタ62には、レーザが画像領域内部を走査している期間だけカウンタ62をイネーブルとするカウンタイネーブル信号63が入力されていて、カウンタ62はレーザが画像印字領域を走査している期間だけカウント動作を行う。
カウンタ62はカウント値が0になると、キャリアウト信号64を出力し、CPU54からの値60をロードする。以後この動作を続ける。このようにして、カウンタ62により、画像印字領域21をn分割することができる。前記のようにn分割された各区間のそれぞれ1点でのみビデオ信号のオン/オフを判定する。
この1区間内でビデオ信号をサンプルするタイミングはランダムであることが望まれる。リニアフィードバックシフトレジスタ65はランダムな値をレジスタ66にロードするために用いる。カウンタ62の出力68が0になるタイミングで、キャリアウト信号64がハイ(HIGH)となり、このリニアフィードバックシフトレジスタ65から出力された値をレジスタ66にロードする。
リニアフィードバックシフトレジスタ65は垂直イネーブル信号59がハイ(HIGH)の期間は動作するので、カウンタ62と動作している期間が同期しなくなるために、出力がランダムになることが期待できる。コンパレータ67はレジスタ66の値とカウンタ62の出力68とを比較し、両者が一致したタイミングで信号69をハイ(HIGH)とする。このような構成にすることにより、各区間の中で1回かつ区間ごとにランダムなタイミングでビデオ信号のオン/オフを判定するタイミング信号を生成することができる。
以上のようにして、プリンタエンジンのCPU54は1ページあたりのレーザ点灯比率を算出することができる。
図5は本実施例の要部の構成を示す図である。前述説明の符号については説明の詳細を省く。図5において、72はレーザ点灯カウント回路であり、前述説明のごとく充分な数のサンプリングを行うことにより高精度に印字率を推定することができる。71は不図示の記録紙判別センサによって得られた検知結果である。
70は記録紙の印字率カウント手段、7は紙給紙情報である。紙給紙情報7は記録紙のピックアップ開始情報である。給紙開始から所定の時間経過後に記録紙は記録紙判別センサ部分に到達し、記録紙検知を行う。8はレジモータ、定着・搬送モータ制御手段であり、記録紙判別センサの結果71と印字率カウント手段70の結果によってレジモータ、定着・搬送速度の変更を行う。
図6は、記録紙の印字率カウントと記録紙検知を行う際のタイミングチャートである。10はtop信号から記録紙の印字率カウントを開始するまでの時間である。12は記録紙の先端から画像印字開始位置までの時間である。11は記録紙の通過期間および記録紙の印字率カウント時間、13は画像印字終了位置から記録紙の後端までの時間である。15は、TOP信号と給紙開始信号との時間である。給紙開始タイミングは、ファーストプリントアウトタイムの短縮のため、TOP信号より早いタイミングである。もし、TOP信号後のタイミングだった場合、記録紙の検知結果によっては、中間転写体へ転写中に速度が切り替わるため画像形成に不具合が生じる。また、同様に不具合が生じる例として、1次転写位置と2次転写位置が画像の副走査方向の長さよりも短いもしくはETB系の構成がある。本実施例では、1次転写位置と2次転写位置が画像の副走査方向の長さよりも長い場合について述べる。
給紙開始した記録紙は、記録紙判別センサ100の位置で画像の先端がくるタイミングまで待機している。記録紙検知且つ印字率検知が終えると印字条件が決定するため、レジモータ、定着搬送モータの速度(モータ速度)の切り替えを行い、記録紙の搬送を行う。
図8において、太い点線は、記録紙判別センサ100の判別のための閾値であり、細い点線で示す領域は、記録紙判別に印字率カウントを併用する領域(閾値から一定範囲内)である。
図7は、本実施例の処理を示すフローチャートである。給紙カセット3からピックアップローラ4で記録紙がピックされ、センサ100の位置まで記録紙が到達し停止した後に、センサ100とLED101で記録紙検知を行う(S202)。
記録紙検知の結果が、図8に示す記録紙判別テーブルの所定の領域(図8の細い点線領域内、)にあるかどうかを判断する(S203)。もし、検出値がAのポイントだった場合は、検知結果に応じたモードで記録紙を印字する(S204)。検出値がBだった場合、検出結果が所定の領域内にあるため、印字率カウントを行う(S205)。その結果が、ある割合α以下だった場合、印字率が低いことから普通紙モードで印字を行い(S207)、印字率がαより高い場合は、グロスモードで印字を行う(S208)。
以上説明したように、本実施例によれば、記録紙検知結果が記録紙判別テーブルの所定の領域内に入っている場合、記録紙検知結果と印字率カウント値の結果を組み合わせることで、記録紙が適切な条件で印字され画像不良等の問題を回避することができる。
たとえば、検知マージンが少ない記録紙に関して、ビジネス文書のような印字率が低いにも関わらず印字スピードを落とすプリントモードになることを回避することができる。
次に実施例2である“カラー画像形成装置”について説明する。実施例1と同様の構成に関しては、その説明を援用し、再説明を省略する。
本実施例は、記録紙検知結果が記録紙判別テーブルの所定の領域内に有る場合に、印字率とトナーの載り量によって印字条件を決定する例である。
図9は本実施例の処理を示すフローチャートである。
給紙カセット3からピックアップローラ4で記録紙がピックされ、センサ100の位置まで記録紙が到達し停止した後に、センサ100とLED101で記録紙検知を行う(S402)。記録紙検知の結果が、図8に示す記録紙判別テーブルの所定の領域(図8の細い点線領域内)にあるかどうかを判断する(S403)。もし、検出値がAのポイントだった場合は、検知結果に応じたモードで記録紙を印字する(S404)。検出値がBだった場合、検出結果が所定の領域内にあるため、印字率カウントを行う(S405)。その結果が、ある割合α以下だった場合(S406)、印字率が低いことから普通紙モードで印字を行い(S407)、印字率がαより高い場合は、トナーの載り量を算出する(トナー載り量算出)。トナーの載り量が所定の割合X%以上の領域が記録紙全体のγ%以上だった場合(S408)、グロスモードで印字を行う(S409)。
トナーの載り量は、レーザ点灯時間によって知ることができ、画像領域内においてレーザ点灯時間が長ければ長いほどトナーの載り量が多いことになる。
以上説明したように、本実施例によれば、印字率とトナーの載り量の両面から印字条件を決定することで、記録紙が適切な条件で印字され画像不良等の問題を回避することができる。
たとえば、ビジネス文書であるが、簡単な絵やグラフを載せてある文書において、印字率だけではグロス紙モードになりスリープットをダウンさせるけども、トナーの載り量も判断基準に加えることで前記文書においても最大スループットで印字することが可能となる。
次に実施例3である“カラー画像形成装置”について説明する。実施例1と同様の構成に関しては、その説明を援用し、再説明を省略する。
本実施例は、複数の給紙手段を備える場合に、給紙手段ごとに印字条件を決定させるための印字率カウント値を変える例である。
図10は、本実施例の処理を示すフローチャートである。給紙カセット3もしくは手差しトレイ(図示せず)からピックアップローラ4もしくは手差しトレイ用ピックアップローラ(図示せず)で記録紙がピックされ、センサ100位置まで記録紙が到達し停止した後に、センサ100とLED101で記録紙検知を行う(S302)。
記録紙検知の結果が、図8に示す記録紙判別テーブルの所定の領域(図8の細い点線領域内)にあるかどうかを判断する(S303)。もし、検出値がAのポイントだった場合は、検知結果に応じたモードで記録紙を印字する(S304)。検出値がBだった場合、検出結果が所定の領域内にあるため、印字率カウントを行う(S305)。次に、ピックされた記録紙が、どの給紙口から給紙されたかを判断する(S306)。もし、手差しトレイ(MPT)から給紙された記録紙である場合に、印字率カウントがある割合α以下だった場合(S307)、普通紙モードで印字を行い(S310)、印字率がαより高い場合は、グロスモードで印字を行う(S308)。
なお、カセットトレイ(CST)やオプショントレイ(OPT)から給紙された記録紙である場合に、印字率カウントがβ以下だった場合は普通紙モード、β以上だった場合はグロスモードモードで印字を行う(S311)。ここで、αとβの関係は、α>βである。理由として、手差しトレイはカセットトレイやオプショントレイと比較してグロス系などの特殊な記録紙をセットする可能性が高い。そこで、手差しトレイにおける印字率カウントの割合の設定βをαより小さくしておく。これにより、仮にグロス系の記録紙にビジネス文書のような印字率が低いものを印刷する場合でもグロス系の紙と検知するようになり、本来と異なるプリントモードで印字することを回避することができる。
実施例4である”カラー画像形成装置について述べる。実施例1と同様の構成に関しては、その説明を援用し、再説明を省略する。
本実施例は、印字率をビデオコントローラ側で検出する例である。
図11に本実施例の処理を示すタイミングチャートである。16は、給紙タイミングと記録紙検知の間の時間を示す。印字率をビデオコントローラでカウントした場合、画像データから印字率を算出できるため、記録紙検知が完了次第、印字条件が決定する。
本実施例においては、感光ドラムからメディアに直接転写を行う、転写ベルトが不要な画像形成装置や一次転写から2次転写までの距離が画像の副走査方向の長さよりも短い中間転写方式の画像形成装置の系においても実施可能となる。
実施例1であるカラー画像形成装置の概略構成を示す断面図 レーザ点灯比率の算出手法を説明する図 レーザ点灯カウント回路を示す図 レーザ点灯のサンプルタイミング生成部の構成ブロック図 実施例1の要部の構成を示す図 記録紙の印字率カウントを行う際のタイミングチャート。 実施例1の処理を示すフローチャート 記録紙の判別テーブルを示す図 実施例2の処理を示すフローチャート 実施例3の処理を示すフローチャート 実施例4の処理を示すタイミングチャート
符号の説明
6 印字率カウント手段
8 レジモータ、定着・搬送モータ制御手段
72 レーザ点灯カウント回路
100 記録紙判別センサ
101 LED

Claims (7)

  1. 記録紙の種類を判別する記録紙判別センサと、前記記録紙上に形成するトナー画像の印字率を算出する印字率算出手段と、画像形成を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果と前記印字率算出手段で算出した印字率にもとづいて前記記録紙の印字条件を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果において、記録紙を判別するための閾値からある一定範囲内の検出結果が得られた場合に、前記印字率算出手段で算出した印字率にもとづいて印字条件を決定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記記録紙上のトナーの載り量を算出するトナー載り量算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果において、記録紙を判別するための閾値からある一定範囲内の検出結果が得られた場合に、前記印字率算出手段で算出した印字率と前記トナー載り量算出手段で算出したトナー載り量にもとづいて印字条件を決定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    複数の給紙手段を備え、前記複数の給紙手段の各給紙手段ごとに、印字条件を決定するための印字率が異なる値に設定されており、
    前記制御手段は、前記記録紙判別センサの検出結果と、前記印字率算出手段で算出した印字率と、各給紙手段ごとに設定されている印字条件を決定するための印字率とにもとづいて前記記録紙の印字条件を決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記給紙手段において、カセットトレイやオプショントレイよりも手差しトレイの方が印字条件を決定するためのトナー印字率が低い値に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記印字率算出手段は、ビデオコントローラに備えられ、画像データから印字率を算出することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記印字条件は、モータ速度、定着条件、転写条件の少なくとも一つであることを特徴とする画像形成装置。
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