JP5268302B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。より詳細には、複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置に用いられる記録材のサイズ検知に関する。
複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置は、画像形成部を有する。画像形成部は、潜像を担持する潜像担持体と、その潜像担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として可視化する現像装置とを備える。また、画像形成装置は、所定方向に搬送される記録材にその現像装置によるその現像剤像を転写する転写手段とを備える。さらに、画像形成装置は、その転写手段によって上記現像剤像の転写を受けた上記記録材を所定の定着処理条件にて加熱及び加圧することにより上記現像剤像を上記記録材に定着させる定着装置を備えている。
従来、そのような画像形成装置においては、記録材の先端及び後端を検知する手段として、光学センサとアクチュエータ(例えばフラグ)との組み合わせで、記録材のサイズ検知、及び記録材の有無の検知を行っている。
しかし搬送スピードをより高速にして、ファーストプリントアウトタイムを短縮するため、記録材の搬送間隔(記録材間の距離)をできるだけ狭くして搬送する装置がある。この装置では、記録材の先端を、光学センサとアクチュエータの組み合わせで検知する。また、記録材の後端を、記録媒体判別センサが受光した光量(記録媒体判別センサの対向側に設置されたLEDから発せられ、記録材を透過した光の量(透過光量))に基づいて検知する。
記録材の後端を検知する際は、記録材の搬送速度が速くなると記録材の後端をフラグが抜けた後は、フラグが初期位置に戻るまでに若干バタツキが発生するため、搬送速度が速くなればなるほど後端の検知が確定するまでに時間を要する。
そこで、記録媒体判別センサを使って、対向位置に配置されたLEDからの光を受光したタイミングで記録材の後端を検知すれば、フラグなどを用いた場合に比べて検知確定までの時間が短くなる。
上述のような従来の技術に関連した技術内容が開示されている。例えば、特許文献1には、記録材の先端を検知するセンサとして、記録材の先端が当接して作動する伝達部材とその伝達部材の動作状態を検知する光学センサとを用いた構成が記載されている。そして、伝達部材の動作によって記録材の先端を検知し、その後光学センサによって記録材を光が透過するか否かによって記録材が透明用紙かどうかを検知することが記載されている。
特開平8−137340号公報
しかしながら、上記のように記録材の後端検知を透過光量によって行っている場合、透過光のLEDの故障や劣化、また、判別センサの故障、透過光の光路上に付着したトナーやごみ等によって記録材の後端検知の検知精度が落ちることも想定される。また、その結果、記録材のサイズ検知ができない可能性も考えられる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、機器の動作不良を未然に防ぐことができる画像形成装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、所定の記録紙に画像を形成するための画像形成部と、複数の前記所定の記録紙を第一の搬送間隔で搬送する搬送部と、前記第一の搬送間隔で搬送される前記所定の記録に接触して作動する接触部材を検知することにより前記所定の記録用紙の先端を検知する第一の検知部と、 前記第一の搬送間隔で搬送される前記所定の記録紙に光を照射して、前記所定の記録材を介した光を検知することにより前記所定の記録紙の種類と前記所定の記録紙の後端を検知する第二の検知部と、前記第一の検知部と前記第二の検知部の検知結果に基づき、前記所定の記録紙の搬送方向のサイズを測定するサイズ測定部とを備え、前記第二の検知部で検知した光の量が低下したら、前記第一の搬送間隔より広い第二の搬送間隔で複数の前記所定の記録紙を搬送し、前記第一の検知部のみを用いて前記所定の記録紙の先端及び後端を検出することを特徴とする。
以上の構成により、画像形成装置は、LEDの故障や光路上に付着したトナーやごみ等の影響を受けた場合でも、先端検知手段のみで記録材のサイズ検知を行う。また、画像形成装置は、記録材の先端を光学センサとアクチュエータの組み合わせで検知し、後端を光学センサで検知する系を有する。この構成において、透過光の光路上にトナーやごみ等が付着し、又は後端検知の光学センサが故障し、後端検知ができない場合、次の記録材の先端が検知できるほどに記録材の紙間を空けて、アクチュエータと光学センサのみで先端と後端を検知する。
本発明によれば、機器の動作不良を未然に防ぐことができる効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。尚、本明細書で参照される各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。
[実施形態1]
(装置構成)
本発明の実施形態1について説明する。図1は、本発明の実施形態1の画像形成装置を示す図である。
図1はカラー画像形成装置の構成を示す図である。図1に示すカラー画像形成装置には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)の各色ごとに4つの画像形成部が配置されている。また、画像形成部に対向して、中間転写体ユニットが配置されている。それぞれの画像形成部は、像担持体15a,15b,15c,15d、像担持体15a,15b,15c,15dを一様に所定の電位に帯電するための帯電手段13a,13b,13c,13dを有する。また、帯電された像担持体15a,15b,15c,15d上に各色画像データに対応したレーザ光を照射して静電潜像を形成するためのレーザスキャナユニット11a,11b,11c,11dを有する。また、像担持体15a,15b,15c,15d上に形成された静電潜像を現像して顕像化するための現像手段16a,16b,16c,16dを有する。さらに、現像手段16a,16b,16c,16d内の各色トナーを像担持体15a,15b,15c,15dに送り出すためのスリーブローラ14a,14b,14c,14dを有する。さらに、トナーの転写後に像担持体15a,15b,15c,15d上に残留したトナーを除去するためのクリーニング手段17a,17b,17c,17dを有する。また、図中符号12a,12b,12c,12dは廃トナーを収納するための廃トナーユニットである。
上記中間転写体ユニットは、中間転写体1を備えており、上記で形成した画像を中間転写体1に一次転写する。この中間転写体1は、中間転写体1を駆動する駆動ローラ31c、中間転写体1に張力を与えるテンションローラ31a、記録紙Pに二次転写するための転写手段としての転写ローラ41が備えられている。
カラー画像形成装置の下部には記録媒体(記録材)P(本実施形態においては画像形成に用いられる普通紙、厚紙、光沢紙等の用紙)が収納された給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3からの記録媒体Pの搬送経路には、記録媒体の給紙用のピックアップローラ4と、記録媒体を搬送する搬送部と、紙端検出用のセンサ9とが備えられている。センサ9は記録媒体Pの先端を検出する検知部(第1の検知部)として機能するもので、画像形成プロセスのタイミングをはかるためのアクチュエータ機構を備えている。
このセンサ9は従来から知られているアクチュエータ(フラグ)とフォトインタラプタとからなるセンサである。図12にセンサ9で記録媒体Pの先端を検知する際の状態を示す。記録媒体Pがレジストローラ6で搬送されて、センサ9のフラグ92が記録媒体Pの先端に接触して回動する。フラグの回動によってフラグの一端がフォトインタラプタ91を遮る(オンする)ことによって記録媒体Pの先端を検知する(図12(a)→図12(B))。その後、記録媒体Pが搬送されてその後端がフラグを抜けるとフラグの一端がフォトインタラプタ91を抜ける(オフする)が、その際にフラグがばたついてフォトインタラプタ91を遮ったり抜けたりを繰り返す期間がある(図12(C))。記録媒体Pの搬送速度を速くするために次の記録媒体Pの後端と次の記録媒体の先端との間隔を短くしていくと、フラグがばたつく期間に次の記録媒体の先端がフラグに当たることになる。こうなると、記録媒体の後端を正確に捉えられないことになる。そこで、後端を以下に説明する記録媒体判別センサ(第2の検知部)を使って光学的に検知する方式を取る。
また、像担持体15a,15b,15c,15dから中間転写体1に形成された画像を転写するタイミングをとるために記録媒体Pを一次停止して待機させるためのレジストローラ6が備えられている。レジストローラ6で待機した記録媒体Pは、記録媒体種類検知部としての記録媒体判別センサ5から得られる信号に基づいてその種類が判別される。記録媒体判別センサ5は、記録媒体の表面状態や記録媒体の厚みを検出して、記録媒体の種類を判別する機能を有する。そして、先端検出結果と画像形成プロセスとのタイミングをとって記録材が搬送され、中間転写体に形成された画像が記録材に転写される。その際、記録材の搬送中にLED7と記録媒体判別センサ5で記録材の後端検知を行い、記録媒体のサイズを測定する。
なお、記録媒体Pの給紙からサイズ測定まで順序は以下のようになる。
1.記録媒体Pを給紙する。
2.記録媒体Pの先端をセンサ9で検知する。
3.記録媒体Pの搬送を一時停止する。
4.記録媒体Pの種類を記録媒体判別センサ5で検知する。
5.中間転写体上の画像と同期させて記録媒体Pの搬送を再開する。
6.記録媒体Pの後端を記録媒体判別センサ5で検知する。
7.センサ9、記録媒体判別センサ5の検知結果からサイズを測定する。
また、記録材の給紙、搬送、種類の検出など一連の動作を制御するのは、画像形成装置に設けられた、CPUやプログラムを格納したメモリ等を有する制御部である。制御部を含む制御ブロック図を図14に示す。画像形成装置の制御部は、装置全体の動作を制御している。本実施形態に関わる機能としては、記録媒体判別センサ5からの信号を得て、記録媒体の種類を判別する機能、種類を検出する動作のためにLED7の駆動動作を制御する機能を有する。また、紙端検出用のセンサ9からの信号を得て記録媒体のサイズを測定するサイズ測定部としての機能を有する。また、記録媒体を搬送するためのレジストローラ6を駆動するための駆動モータの駆動を制御する機能、中間転写体の駆動動作を制御する機能を有している。この他、制御部は画像形成に関わる動作を制御する。
記録媒体判別センサ5は、図11のような構成になっている。記録媒体判別センサ5のセンサ52は、例えばCCDやCMOSセンサである。発光素子としてのLED53から記録媒体に対して光を照射して、記録媒体で反射された光をセンサ52で検出して記録材の表面状態を検出する機能を有する。また、発光素子としてのLED7から記録媒体を透過する光を検出して記録媒体の厚みを検出する機能を有する。センサ52は、記録媒体上の光照射領域内を映像として読取出力する読取手段である。
また、図11のような構成以外に、受光素子を複数有する構成のセンサもある。記録媒体判別センサは例えば、記録媒体から反射される正反射光を受光可能な位置に設置された第1の受光素子と、発光素子の入射角と異なる角度の光を検出可能な位置に設置された第2の受光素子とを備える。第1の受光素子は、記録媒体から反射される正反射光の光量を検出すために用いられ、第2の受光素子は、発光素子の入射角と異なる角度の光の光量を検出するために用いられる。
図中符号2は定着手段であり、記録媒体P上に転写された4色のトナー画像を溶融定着させる。定着された記録媒体Pは機外に排出され、画像形成動作を終了する。補正板8は、LED7からの光を拡散させるための役割と、記録媒体判別センサ5がプリンタの使用と共に汚れることによって、その出力が初期よりどれだけ劣化したかを検出する役割を果たす。補正板の反射光出力は、電源OFF/ON時、ドアクローズ後のイニシャル時や毎プリントジョブの前回転中に測定する。その結果から、初期の補正板の出力や前回の補正板の出力を比べ、その変化率に応じてセンサの出力やLEDの発光量を補正して、記録材判別を行う。
(動作説明)
図2は、記録材の先端と後端を紙端検出用のセンサ9で検知するための処理手順を記したフローチャートである。この処理は不図示のCPUが、不図示のROMに格納された制御プログラムを実行することにより行われる。
CPUは、本体の組立時に、紙が無い状態での記録媒体判別センサから発せられた光によって得られる補正板8の反射光出力(R(初期))を不図示のEEPROMに記憶する。さらに、LED7から補正板を介した透過光出力(T(初期))をEEPROMに記憶する(ステップS201)。その後、記録材がプリントされる度に、補正板の反射光出力や透過光出力をモニタし、補正板や記録媒体判別センサ5が汚れていないかもしくは故障していないかを確認する(ステップS202)。プリント枚数が増えるにつれて、LED7の光路上、例えば補正板8や記録媒体判別センサ5にトナーや紙粉が付着することで、紙が無い状態での透過光出力が低下、又は記録媒体判別センサの補正板からの反射光量が低下する。また、紙詰まり時などに、未定着トナーが、補正板やセンサに付着したときも、同様の現象が起きる。
上記の状態が検知され、出力の低下の度合いP(汚れ)(即ち、R(汚れ)やT(汚れ))が、
R(汚れ発生後)<R(初期)×α(α<1)
T(汚れ発生後)<T(初期)×α
になったとする(ステップS203)。
ここでαは汚れを判断するための基準値を設定するための係数であり、例えば0.9等の値である。
この場合、CPUは、記録材と記録材の間隔βを、紙端検出用のセンサ9のみで検知できる最少の紙間γ(β<γ)に広げ(ステップS205)、先端検知と後端検知を行うように制御する(ステップS206)。
上述の式を満たさない場合は、今まで通り紙端検出用のセンサ9と記録媒体判別センサ5の透過光出力で先端、後端を検知する(ステップS204)。
また、記録媒体判別センサ5やLED7の光量を調整して汚れを検知する系においても同様に初期の状態から、α´だけ変化した場合も紙間をγに広げて記録材の先端と後端を紙端検出用のセンサ9で行うように制御する。
なお、記録材判別は、透過光での検知精度が低下もしくは検知できないため、反射光出力のみで記録材の判別を行う。
図3に、紙端検出用のセンサ9を使用して、紙間を広げた時のタイミングチャートを示す。
紙端検出用のセンサ9と透過光量で検知するタイプでは、記録材の先端を検知し、ある所定時間後にLED7をONする。その後、LED7の光路上を横切ることで後端を検知でき、記録材のサイズを測定できる(図3(a))。
センサ9だけで検知する場合は、紙間をβより大きくする必要がある。理由として、紙間βのまま記録材を搬送すると、アクチュエータ(フラグ)機構が初期の位置にもどる分だけの時間とフラグが戻って停止するまでにチャタリング取り時間が影響する。したがって、紙間βでは、次の記録材の先端が検知できなくなる可能性があるため、実際の搬送させた記録材のサイズよりも長いサイズと検知されてしまう。すると、記録材サイズ不一致で搬送が停止する。そこで、正確に記録材のサイズを測定するために、センサ9のみで記録材の先端、後端が検知できる最低限の紙間A以上(図3(C))の紙間γに広げる。そして、紙端検出センサ9のみで先端と後端とを検知し、紙サイズを測定することが可能となる(図3(B))。
上述のように、本実施形態によれば、補正板や記録媒体判別センサが初期状態より所定の割合で出力が低下した場合、紙間を広げることで紙端検出用のセンサのみで先端と後端の両方を検知するようにしたので、機器の動作不良を未然に防ぐことができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2について説明する。尚、実施形態と同様の構成(図1等)に関しては、その説明を省略する。
本実施形態は、補正板8が汚れ記録媒体判別センサの出力が初期状態よりある割合低下した場合に、ユーザに記録媒体判別センサが汚れたことを通知し、その汚れを清掃してもらうよう促す点において実施形態1と異なる。
図4は、本実施形態の処理手順を記したフローチャートである。この処理は不図示のCPUが、不図示のROMに格納された制御プログラムを実行することにより行われる。
CPUは、本体組立時に初期データを取得し、それをEEPROM(図示せず)に記憶する(ステップS401)。電源OFF/ON時、ドアクローズ後、又は毎プリントジョブの開始時に記録材が無い状態で、補正板8からの反射光出力、LED7からの透過光出力を得る(ステップS402)。前回の補正板8の状態からの反射光出力、透過光出力の値に比べて、θ(<100%)以下なら、汚れを示す警告をオペレーションパネル上に出力し、ユーザに対して清掃を行うよう指示する(ステップS403)。ユーザが警告を認識し、記録媒体判別センサや補正板の清掃を行い、再度補正板の出力を測定した時に「初期状態のδ(θ<δ)」以上(即ち、P(清掃後の汚れ)<P(初期)×δでない)の場合(ステップS404)、警告を取り消す。そして、記録材の先端検知は、紙端検出用のセンサ9で、後端検知はLED7からの透過光量を用いて行われる(ステップS405)。
なお、δの値は実施形態1で説明したαの値より大きい値となる(α<δ)。
また、記録媒体判別センサ5やLED7の光量を調整して汚れを検知する系においても前述同様な制御を行う。
しかしながら、汚れの警告にユーザが気づかずに、次のプリント時も補正板が汚れている状態である場合、CPUは、記録材と記録材の間隔βを、紙端検出用のセンサ9のみで検知できる最低限の紙間γ(β<γ)に広げる(ステップS406)。そして、先端検知と後端検知を行うように制御する(ステップS407)。なお、記録材判別は、前述の実施形態1と同様、反射光出力のみで行う。
もし、警告後しばらく時間が経った後でもユーザにより記録媒体判別センサ5や補正板8が清掃されたことを検知した場合は、前述同様に記録材の先端及び後端の検知を行う。
上述のように、本実施形態によれば、補正板やセンサがトナーや紙粉などで汚れた場合、センサ汚れを示す警告を出し、清掃するよう促してユーザに清掃してもらう。これにより、スループットを落とさずに記録材の先端と後端とを検知してサイズ測定をすることができる。また、ユーザによって清掃されない場合は、紙端検出用のセンサで先端と後端が検知できるように、紙間を広げることで、機器の動作不良を未然に防ぐことができる。
[実施形態3]
本発明の実施形態3について説明する。尚、実施形態1、2と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態は、後端検知用のセンサが、記録媒体判別センサとしての機能を有さない反射型のセンサであるという点において実施形態1、2と異なる。
図5は、本実施形態における画像形成装置の構成図、図6、7は本実施形態における処理手順を記したフローチャートである。この処理は不図示のCPUが、不図示のROMに格納された制御プログラムを実行することにより行われる。
図5中、反射型センサ50は、記録材への光の照射角度と光の受光角度が同じであるセンサで、これにより記録材の後端を検知する。反射型センサ50は、記録材の表面を斜め方向から任意の光量で照射可能な照射手段と、その光源の正反射光を受光可能な位置に設置された受光手段を備えた構成である。このセンサ50は、照射手段から照射されて記録材で反射された光を受光して記録材の有無を判断するセンサである。
図6、7において、CPUは、反射型センサ50が本体組立時の補正板からの出力をEEPROM(図示せず)などの記憶手段に記憶する(ステップS601)。その初期の出力よりもα(<1)以下の出力の低下度合いになった場合(即ち、P(汚れ)<P(初期値)×α)(ステップS603)、紙間を広げる(ステップS605)。そして記録材の先端と後端を紙端検出用のセンサ9で検知する制御に切り替える(ステップS606)。
また、反射型センサの補正板からの出力で汚れを検知した時にユーザに警告し(ステップS613)、ユーザに反射型センサや補正板の清掃をしてもらう。清掃後、再度補正板の出力を測定した時に「初期状態のδ(θ<δ)」以上(即ち、P(清掃後汚れ)<P(初期)×δでない)の場合(ステップS614)、紙端検出用のセンサ9と反射型センサ50で、記録材の先端と後端を検知する(ステップS615)。これによりスループットを落とさずに記録材の先端と後端を検知してサイズ測定をすることができる。
上述のように、本実施形態によれば、前述の本発明に係る画像形成装置の実施形態1、2と同様の効果を得ることができる。
[実施形態4]
本発明の実施形態4について説明する。尚、実施形態1、2と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態は、後端検知用のセンサが、記録媒体判別センサとしての機能を有さない透過型のセンサであるという点において実施形態1、2と異なる。
図8は本実施形態における画像形成装置の構成図、図9、10は本実施形態における処理手順を記したフローチャートである。この処理は不図示のCPUが、不図示のROMに格納された制御プログラムを実行することにより行われる。
図8において、LED7は、記録材の後端を検知するための発光素子、透過型センサ51はLED7からの光を受ける受光素子でフォトトランジスタ等である。透過型センサ51は、記録材の搬送方向に対し、垂直な方向に発光素子と受光素子を有した構成である。
図9、10において、ステップS804、S815の処理が記録媒体判別センサ5に替えて透過型センサ51によること以外、検知方法や制御内容等は、実施形態1、2と同じである。
上述のように、本実施形態によれば、前述の本発明に係る画像形成装置の実施形態1、2と同様の効果を得ることができる。
[実施形態5]
本実施形態では、実施形態1で説明した記録媒体判別センサ5による記録材の種類の判別結果に基づいて、記録材のサイズを測定サイズを測定する方法を決定することを特徴とする。
記録媒体判別センサ5によって判別される記録材の種類としては、例えば、普通紙、厚紙、光沢紙などがある。普通紙と判別された場合の画像形成速度を、例えば1と定義すると、例えば厚紙の速度は普通紙の速度よりも遅い3/4、光沢紙の場合は1/2の速度に変更することになる。これは厚紙や光沢紙の場合、記録媒体に画像を定着する際に十分に定着させるように速度を遅くするためである。記録媒体に定着する際の速度を遅くする場合、記録媒体の搬送間隔(紙間)を広げるように設定することになる。
本実施形態では、記録媒体判別センサ5によって、記録媒体の種類が厚紙や光沢紙であると判別された場合に、搬送速度を遅く設定して、記録媒体の後端を紙端検出用のセンサで検知するように切り替えることを特徴とする。
図13のフローチャートを用いて、本実施形態の動作について説明する。
記録媒体Pを給紙し(ステップS501)、記録媒体Pが搬送されて、その先端が紙端検出用のセンサ9に達して、先端が検知される(ステップS502)。その後、記録媒体Pの搬送が一時停止されて(ステップS503)、記録媒体Pの種類を記録媒体判別センサ5で検知する(ステップS504)。そして、記録媒体Pの種類が普通紙であるか否かを判断する(ステップS504)。普通紙であれば、記録媒体の搬送を再開し(ステップS505)、その後、記録媒体Pの後端を記録媒体判別センサ5で検知する(ステップS506)。そして、紙端検出用のセンサ9と記録媒体判別センサ5との検知結果から記録媒体Pのサイズを測定する(ステップS507)。
記録媒体Pの種類が普通紙でない場合、つまり厚紙や光沢紙である場合は、記録媒体の搬送間隔を広げるように設定する(ステップS508)。これは上述したように、厚紙や光沢紙の場合に記録媒体に画像を定着する際に十分に定着させるために速度を遅くするためである。その後、記録媒体の搬送を再開し(ステップS509)、搬送される記録媒体Pの後端を紙端検出用のセンサ9で検知する。搬送間隔が広がるように設定するため、記録媒体Pの後端を紙端検出用のセンサ9で検知しても問題なく検知可能である。そして、紙端検出用のセンサ9の検知結果から記録媒体Pのサイズを測定する(ステップS510)。
以上のように、本実施形態のように記録媒体の種類に応じて記録媒体の後端を紙端検出用のセンサで検知するように切り替える(決定する)ので、記録媒体判別センサの使用頻度を低減して、その使用による劣化を防止することが可能となる。
本発明に関わる実施形態1の画像形成装置を表す構成図である。 本発明に関わる実施形態1の制御を説明するためのフローチャートである。 紙間を空けたときのタイミングを示す図である。 本発明に関わる実施形態2の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる実施形態3の画像形成装置。 本発明に関わる実施形態3の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる実施形態3の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる実施形態4の画像形成装置。 本発明に関わる実施形態4の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる実施形態4の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる記録媒体判別センサの構成を説明するための図である。 本発明に関わるアクチュエータ機構の構成を説明するための図である。 本発明に関わる実施形態5の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明に関わる画像形成装置の制御ブロック図である。
符号の説明
1 中間転写体
5 記録媒体判別センサ
6 レジストローラ
7 LED
9 紙端検出用センサ

Claims (5)

  1. 所定の記録紙に画像を形成するための画像形成部と、
    複数の前記所定の記録紙を第一の搬送間隔で搬送する搬送部と、
    前記第一の搬送間隔で搬送される前記所定の記録に接触して作動する接触部材を検知することにより前記所定の記録用紙の先端を検知する第一の検知部と、
    前記第一の搬送間隔で搬送される前記所定の記録紙に光を照射して、前記所定の記録材を介した光を検知することにより前記所定の記録紙の種類と前記所定の記録紙の後端を検知する第二の検知部と、
    前記第一の検知部と前記第二の検知部の検知結果に基づき、前記所定の記録紙の搬送方向のサイズを測定するサイズ測定部と
    を備え、
    前記第二の検知部で検知した光の量が低下したら、前記第一の搬送間隔より広い第二の搬送間隔で複数の前記所定の記録紙を搬送し、前記第一の検知部のみを用いて前記所定の記録紙の先端及び後端を検出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二の検知部で検知した光の量が初期状態から所定量低下したら、前記第二の検知部の劣化又は故障したことを検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第二の検知部は、発光素子と受光素子とを有し、前記受光素子が記録紙上の光照射領域の映像を読み取り、読み取った映像を用いて記録紙の種類を検知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第二の検知部は、発光素子と受光素子とを有し、前記受光素子が記録紙を透過した光の量を読み取り、読み取った光の量に基づき、記録紙の種類を検知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第二の検知部は、発光素子と受光素子とを有し、前記受光素子が記録紙を反射した光の量を読み取り、読み取った光の量に基づき、記録紙の種類を検知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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