JP5076556B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、両面に画像形成する画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置がPOD(プリントオンデマンド)等の軽印刷の分野で使用されるようになり、画像品質及び画像の位置精度に関して高品質なものが要求されている。
特に軽印刷の分野では、用紙の両面に画像形成を行う両面印刷においては、その表裏の画像の位置合わせに対しては厳しい規格が設定される。このような場合に表裏の位置精度の規格を満足しない印刷物は不良品とする必要があるので、出力した印刷物に対してその品質を確認する必要があった。そして不良品となった印刷物は廃棄する必要があり、それにともない再度印刷を行う必要があるので、資源と労力が無駄になるといった問題があった。
不良品となる印刷物を検知する手段として、特許文献1では複数の読取画素を配置させた読取手段によりシートの位置ずれ量を検知し、検知したシートの位置ずれ量が所定の閾値よりも大きいシートをエラーシートとして排出する画像形成装置が開示されている。
また表裏の画像の位置合わせを行う手段としては、特許文献2に開示された画像形成装置では、記録材の搬送経路中に第1面の画像を読み込む読込手段を配置させ、その読取手段で読み取った画像情報により第2面(裏面)の画像形成時の画像形成位置を補正している。
特開2003−327345号公報 特開2000−305324号公報
しかし、特許文献1に開示された画像形成装置では、用紙の端部を検知することにより用紙の位置ずれを検知するものであり、用紙に形成された画像の位置を検知するものではない。またそのような構成であることから用紙の端部形状のばらつきに、検知精度は依存してしまうことになる。更に片面毎に用紙の位置ずれを検知してエラーシートとなるか否かを判断していることから両面画像形成時における表裏の画像の位置合わせを高精度で行われているかを判断するという課題に関しては不十分である。
また特許文献2に開示された画像形成装置では、記録材第1面に形成された画像の位置を読み込んだ情報に基づいて、第2面画像形成時の位置ずれを予想して、見込み補正するものであるので、見込み補正が適正に行われない場合も考慮する必要がある。更に第1面の画像形成後に生じる熱定着等による生じる用紙伸縮に対しては、考慮されていない。
本発明は上記問題に鑑み、両面画像形成時における表裏画像の位置ずれを精度よく検知して、位置精度が不十分な無駄な印刷を行い続けることを防ぐことが可能な画像形成装置を得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
(1)画像データに基づいてシートの両面に画像形成する画像形成手段を有する画像形
成装置であって、
両面に画像形成したシートの表裏を反転させる反転経路と、
前記画像形成手段によりシートに形成された表面と裏面の検出パターンの位置を読み取
る読取手段であって、一方のシート面の読み取りを行い前記反転経路でシートの表裏を反
転させた後に他方のシート面の読取を行う、一つの読取部を有する読取手段と、
前記読取手段で前記検出パターンの位置とシート端部を読み取ることによりシートに形
成した画像の表面と裏面の位置ずれ量を算出し、算出した画像の位置ずれ量が所定値を超
えた場合に、エラーと判断する制御手段と、を備え
前記読取手段は、シートに対して読取部と同一面側から露光を行う露光部と、シートに対して読取部と反対面側から露光を行う背面露光部と、を有し、
前記制御手段は、前記検出パターンの読み取りを行う場合に、シートの斤量情報に基づいて前記露光部による露光と前記背面露光部による露光の何れかに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
)前記読取手段は密着型イメージセンサであることを特徴とする()に記載の画像形成装置。
)警告手段を有し、
前記制御手段は、エラーと判断した場合に、前記警告手段による警告又は画像形成の中止
を行うことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
)前記画像形成装置は、画像形成したシートを排紙する排紙トレイを複数有し、
前記制御手段は、画像の位置ずれが所定値を超えたと判断したエラーシートと、エラーと
判断していないシートとを、異なる排紙トレイへ排紙させることを特徴とする(1)乃至
)のいずれかに記載の画像形成装置。
)前記制御手段はエラーと判断した場合に、エラーシートに画像形成されている画
像データ、に基づいて再度、画像形成することを特徴とする(1)乃至()のいずれか
に記載の画像形成装置。
本発明によれば、両面画像形成時における表裏画像の位置ずれを精度よく検知して、位置精度が不十分な無駄な印刷を行い続けることを防ぐことが可能な画像形成装置を得ることが可能となる。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の中央断面図である。画像形成装置Aは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、画像形成部A1、スキャナ部1、操作表示部2、自動原稿送り装置Dを有する。
画像形成部A1は画像書き込み部3、複数組の画像作成部4Y(イエロー),4M(マゼンタ),4C(シアン),4K(ブラック)と、ベルト状の中間転写体42と給紙カセット5、給紙手段6、排紙部7、両面搬送路9、定着装置10、を有する。
画像作成部4(4Y、4M、4C、4K)は現像手段を有しており、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の各色の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。
画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り装置Dが搭載されている。自動原稿送り装置Dの原稿台上に載置された原稿は矢印方向に搬送されスキャナ部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、メモリ制御部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
画像書き込み部3においては、半導体レーザからの出力光が画像作成部4の感光体ドラム41(M、C、Kについては参照符号を省略)に照射され、潜像を形成する。画像作成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。画像作成部4で形成された各色のトナー画像は、回転する中間転写体42上に一次転写手段により逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
中間転写体42上のトナー画像は二次転写手段43により、給紙カセット5から給紙搬送部6により搬送されたシート(用紙)Sに転写される。トナー画像を担持したシートSは、定着装置10により加熱圧力定着され、排紙部7から機外に排紙され排紙トレイ15に載置される。
9は、両面搬送路であり、両面に画像形成する場合には、第1面(表面)に画像形成して定着装置10により定着されたシートは、両面搬送路9に搬送されスイッチバック路sbにより表裏反転して再び画像形成部4に搬送され、第2面(裏面)に画像形成してから、排紙部7により機外に排紙され排紙トレイ15に載置される。
[読取手段]
8は、シートの表面と裏面の検出パターンの位置を読み取る読取手段である。読取手段は、シートの第1面(表面)の読み取りを行う第1の読取部81と、第2面(裏面)の読み取りを行う第2の読取部82を有している。また定着装置10から排紙部7までの経路を排紙経路といい、読取手段8は、排紙経路に配置させている。
図2は、読取手段8周辺の拡大図である。図2(a)は断面図であり、図2(b)は平面図である。二つの読取部81、82は用紙Sを挟んで配置されている。またMは、シート上にKトナーにより画像形成した十字形状の検出パターン(以下、トンボと称す)である。検出パターンMはシートの第1面と第2面の両方に形成している。
読取部81、82は「密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)」であり、CMOSを用いたライン状の撮像素子とライン状のLED露光部(後述の810)とを、排紙部7の搬送方向上流側においてシートSの搬送方向に対して直交する方向yが長手方向になるように配置させたものである。密着型イメージセンサを用いることにより検出パターンの位置検出を高精度で行うことができるということと、読取部を小さく構成することができるという利点がある。
読取部81と読取部82とは、同一の形状を有しており、用紙の搬送経路(排紙経路)を中心として、対象となるように配置させている。なお同図においては、読取部81と読取部82とは、搬送方向xが相対しない位置関係になるようにLx分だけ、ずらして配置させている。これは一方の読取部のための露光(図示省略)が他方の読取部へ干渉することを防止するためである。もちろん相対する位置関係として双方の露光を時分割制御することにより干渉を防止するようにしてもよい。
また、読取部81、82は画像形成装置Aに取り付けられた状態において、画像形成装置Aのシート搬送の基準位置(例えば用紙搬送のセンター)に対する各撮像素子の位置関係が本体のメモリ(後述)に記憶されている。このことにより読取部81と読取部82との各撮像素子の相対的な位置関係がわかるようになっている。更に読取手段8は、定着装置10の搬送方向下流側に配置させているので両面定着した後に、言い換えると定着装置10の加熱圧力定着にともなうシートの熱伸縮が生じた後に、画像の読み取りを行っている。このようにすることで、画像の読み取りをより最終出力に近い状態で行うことができる。
図3は、画像形成装置における制御系のブロック図である。なお、同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の端末装置として既知の部分については省略してある。
画像形成装置は、画像形成部A1、制御部(制御手段)A2、読取手段8、操作表示部2、給紙搬送部6、を有する。
制御部A2のCPU(Central Processing Unit)101は画像形成装置Aの動作全体を制御するものであり、ROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103とともに制御部を構成する。CPU101は、ROM102に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM103に展開し、各部の動作を制御する。また、CPU101は、RAM103に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM103に格納するとともに操作表示部2に表示させる。そして、RAM103に格納した処理結果を所定の保存先に保存させる。
ROM102は、プログラムやデータ等を予め記憶しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。RAM103は、CPU101によって実行される各種制御プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
読取手段8は、読取駆動回路80、第1の読取部81、第2の読取部82を有する。読取部81、82読取部では複数の撮像素子(画素)で受光する光量に応じて電荷が蓄積する。読取駆動回路80では、蓄積した各画素の電荷を読み出してデジタル信号に変換する。この際には水平同期信号を入力することにより読み出しタイミングを図り、更にこのタイミング情報(x方向)と各撮像素子の(y方向)位置情報とを組み合わせることにより、2次元の位置情報をもつ画像データとして取り扱うことができる。
操作表示部2は、液晶パネルからなる表示部と、当該液晶パネルにタッチスクリーンを重ねて配置させたタッチパネルからなる操作部を有している。操作表示部では、エラー表示等の警告をユーザに表示したり、シートを給紙する給紙カセット5を選択したりすることができる。また操作表示部2から給紙カセット内に収納しているシートの、斤量(g/m2)その他の情報を入力することが可能である。制御部A2では入力されたシート情報に基づいて二次転写43、定着装置10、読取手段8、等の各種条件を制御する。
給紙搬送部6は、給送モータ61、レジストクラッチ62、定着排紙センサ63、経路切り替えゲート64を有する。給送モータ61は給紙搬送部6のシートを搬送する搬送ローラを駆動する。レジストクラッチ620では、レジストローラ62への給送モータ61による駆動の伝達をオン、オフする。レジストローラ62は搬送されたシートSを一時停止させた後に、画像形成と同期して搬送することによりシートへの画像形成のタイミングを合わせる。定着排紙センサ63は、定着装置10の出口付近に設置してあり、定着装置10を通過したシートの搬送タイミングを検知する。経路切り替えゲートソレノイド64は、搬送路上の分岐点にある切り替えゲートの開口位置を切り替えることによりシートを搬送する経路を制御する。
[検出パターン(トンボ)の配置]
図4は、トンボをシート上に書き込んだ例である。トンボMは、同図に示す様に十字形状であり、画像形成部4の画像作成部4KによりKトナーにより形成する。検出パターンは予めROM102に記憶されており、制御部A2が画像形成部A1を制御することにより検出パターンを形成する。
同図のDは画像領域でありシートSの中央に配置される。例えば、画像領域のサイズがA3判(297mm×420mm)であればシートSのサイズはA3判にトンボの形成領域を加えたA3ノビサイズになる。一般的にトンボMは画像形成したシートに対して断裁等の後処理を行う際の基準目印のために付与されるが、本実施形態においては、当該トンボをシートに形成された画像領域Dの表裏の位置ずれ量の検出にも用いる。
なお、トンボの位置は画像領域Dを基準として所定の位置関係となるように配置しているので、トンボの位置を検出することにより画像領域の位置(画像位置)を判断することができる。また図4に示す例では、シートの四隅に4個のトンボ(M1〜M4)を配置させているが、特にこれに限定されるわけではなく、2個あるいは、4個よりも多くのトンボを配置させてもよい。更に、本実施形態においては検出パターンとして、十字形状のトンボパターンを形成する例について説明したが、これに限られず、単なる四角形状あるいは丸であってもよい。
[検出パターン(トンボ)の位置検出アルゴリズム]
以下、図5、図6、図7に基づいてトンボの十字の交点(以下、トンボの位置という)を検出するアルゴリズムについて説明する。
図5は、シートに形成したトンボM1とその読み取り結果を示す模式図である。同図のPyは読取手段8によりトンボM1を読み取った信号プロフィールを示すものである。Py中の(1)〜(3)はシートSでの読取位置(走査タイミング)(1)〜(3)での1ライン読み取り結果を示したものである。
Pyにおいて、読取手段8から露光した光がシートの白地部(非画像形成部)に反射した場合には、読取部81(又は82、以下同じ)の撮像素子で受光する光量が多いのでH出力を示し、シートがない場合あるいはシートのトンボ(画像形成部)に反射した場合には、読取部81の撮像素子で受光する光量は少ないのでL出力を示す。
Py(1)では、読取位置(1)にはトンボM1がないので、シートの対応する位置は全てH出力になり、シート端部y0よりも外側はL出力を示している。Py(2)では、更にトンボM1のうちx方向に伸びるライン部を検知しているのでそれに対応する位置y2にL出力を示している。Py(3)においては、トンボM1のy方向に伸びるライン部を検知しているのでそれに対応する位置y1〜y3間でL出力を示している。
図6は、図5の読み取り結果をヒストグラム表示したものである。同図においてHyは、図5に示したy方向の信号プロフィールを、横軸をy位置(座標)として所定範囲、例えばトンボM1の周辺領域、の読み取り結果を積算してヒストグラム表示したものである。Hxは、横軸をx位置(走査タイミング)として、読取部81における所定範囲、例えばトンボM1の周辺領域、までの読み取り結果を1ライン毎に積算してヒストグラム表示したものである。
同図に示すHxによりトンボM1の縦ライン(y方向に伸びるライン)のx位置(xm)を算出し、HyによりトンボM1の横ラインのy位置(ym)を算出する。算出の方法としては、図6に示すヒストグラムHx、Hyにおいて、(シートの領域において)頻度がピークとなる領域の中心位置をxm、ymとする。またこの時に、シートの端部付近で頻度が変化するエッジ部をシート端部(x0、y0)と判断して、当該シート端部との距離Lxm、Lymを求めてもよい。
このようにトンボMの2本のラインのうち、縦ラインからx座標を算出し、横ラインからy座標を算出することによりトンボの十字の交点座標を検出する。次ぎに二つの読取部81、82の連携について説明する。
図7は、読取手段8のタイミングチャートである。同図は、制御部A2が読取駆動回路80を介して読取部81、82を動作させるものである。同図において動作信号(b)(e)は、それぞれ読取部81、82を通電させるものであり、動作信号をONさせることにより、読取部81、82の露光部(図示せず)が発光する。読取部81、82に水平同期信号(c)(f)が入力されることにより各読取部の撮像素子に蓄積した電荷の読み出し(1ライン)が行われる。その読み出した信号の例が画像信号(d)(g)である。水平同期信号tsは一定の周期(サンプリング周期)で発信される、この1周期(ts)が1ラインの読み出し周期となる。
図7において、定着排紙センサ63(a)の信号がONに切り替わる(時間t11)ことにより、読取部81、82の動作信号(b)(e)がONする(時間t12)。時間t12の後、直ぐに時間t13で第1の読取部81に水平同期信号が発信され、画像信号の読み出しが開始される。読取部82では、t13から所定時間t(Lx)経過した時点で、水平同期信号が発信され、画像信号の読み出しが開始される(読取タイミングの同期)。
ここで所定時間t(Lx)は、図2の長さLxに対応するものであり、Lxの長さ相当分だけシートが移動する時間である。例えばシートの移動速度(搬送速度)が300mm/secでLxが15mmであればt(Lx)は0.05secとなる。これは、読取部81に対して読取部82はx方向で長さLx分だけ搬送方向下流側にずらして配置させているので、表裏で一致するトンボMの読み取りを行った場合には、t(Lx)分だけずれて画像信号が検出されるからである。つまり読取部81と読取部82との比較において水平同期信号開始からの経過時間が一致する画像信号どうしを比較することにより、トンボMのx方向の形成位置が一致するか否かを判断することができる。
なお、上記トンボ位置検出アルゴリズムでは、シート端部(エッジ部)を検出せずに表裏のトンボの位置ずれを検出する例について説明したがこれに限られない。シート端部に対するトンボの位置(例えば図6のLxm、Lym)を検出して、その位置を表裏で比較することにより表面と裏面の画像領域の位置ずれを検出するようにしてもよい。この場合にはシートに対するトンボ位置及び画像位置(画像領域D)を検出することになる。
なお、本実施形態においては、位置ずれ量として0.1〜0.2mm程度を判別する必要があるので、読取部の解像度としては、それよりも数倍高解像に設定している。例えば、読取部81のライン状撮像素子(画素)は、y方向において600dpi(約0.042mmピッチ)の密度で配置させている。また、シート上でのx方向解像度もy方向と同様の解像度となるような読取周期tsに設定している。例えばシートの搬送速度が300mm/secあれば、y方向と同じ解像度に設定するためには、読み取りのサンプリング周期(水平同期信号)tsは7.1kHz(=300/0.042)に設定している。
[制御フロー]
図8は、画像形成装置の制御フローを示す図である。本制御フローは、画像形成装置Aの制御部A2により実行される。先ずステップS11では、シートの第1面(表面)にトンボ(検出パターン)を書き込む。ステップS12では、両面搬送路9を搬送させて再度、画像形成部4に搬送したシートの第2面(裏面)に、第1面と同様の配置でトンボを形成する。
ステップS13では、シートの第1面と第2面に形成したトンボを読取手段8で読み取り、図5〜図7に示したアルゴリズムにより全てのトンボの位置を検出する。ステップS14では、第1面と第2面にそれぞれ形成された、対応するトンボどうしの位置を比較して、位置ずれ量dの算出を行う。位置ずれ量dとしては、例えば表面と裏面で対応するトンボどうしのx位置の差分dx、y位置の差分dyを算出し、両者の2乗和平方根を位置ずれ量dとする方法が考えられる。もちろんdy、dxを位置ずれ量dとして用いてもよい。
ステップS15では、ステップS14で算出した位置ずれ量dが所定値よりも大きいか否かを判断する。例えば0.2mmを所定値として、位置ずれ量dが所定値以下(超えていない)と判断した場合には(ステップS15:No)、表裏の画像領域は所定の規格を満足している判断して終了する。一方、位置ずれ量が所定値を超えていると判断した場合には(ステップS15:Yes)、エラー判定(エラーと判断)する。
ステップS21以降はステップS16でのエラー判定にともない、各種処理を実行するフローである。ステップS21では、現時点で画像形成中があれば、以降の新たな画像形成を中止し、シートの給紙カセット5からの新たな搬送も中止する。また画像形成装置A内で搬送中のシートがあれば、画像形成装置Aから機外に排紙する処理を行う。
続いてステップS22では、警告手段としても機能する操作表示部2に、ユーザへ警告を促す警告文を表示する。
ステップS23ではエラー判定(画像の位置ずれ量が所定値を超えたと判断)したシート(エラーシート)に画像形成した画像データ、に基づいて別のシートに再度、画像形成をする場合に、確認を行うステップである。これは、例えば、ステップS22の警告表示を見たユーザが、その原因を解析して原因を取り除くことができたと判断した場合において、画像形成を再開したい場合に有効な処理である。同ステップは操作表示部2に再開を確認する文を表示して、操作表示部2のタッチパネルで同意を入力することにより行う。
再開する場合(ステップS23:Yes)の場合には、中止した画像データに基づいて、再度画像形成を行い(ステップS24)終了する。
また画像形成装置に画像形成したシートを排紙する排紙トレイ15を複数設けておき、画像の位置ずれが所定値を超えたと判断したエラーシートと、エラーと判断していないシートとを、異なる排紙トレイへ排紙させるようにしてもよい。このことによりエラーシートを正常なシート束から仕分ける必要がなく作業効率が向上する。
このように、シートの表面と裏面に検出パターンを書き込んで、書き込んだ検出パターンからシートに形成した画像の表面と裏面の位置ずれ量を算出し、算出した画像の位置ずれ量が所定値を超えたと場合に、エラーと判断する制御手段を有する画像形成装置とすることで、両面画像形成時における表裏画像の位置ずれを精度よく検知して、位置精度が不十分な無駄な印刷を行い続けることを防ぐことが可能となる。
[他の実施形態]
図9は、他の実施形態に係る画像形成装置Aの定着装置10付近の中央断面図である。同図において95は反転搬送路であり、読取手段8は一つの読取部81を有している。本実施形態においてはその他の構成は、図1〜図8の実施形態と同一であるので説明は省略する。
反転搬送路95は、両面に画像形成した用紙の表裏を反転させる反転経路であり、定着装置10と排紙部7の間の搬送路に配置されている。両面に画像形成されたシートに対して一方の面(第1面又は表面)の画像の読み取りを読取手段8の読取部81により行い、続いて搬送されたシートは、経路切り替えソレノイド64により反転搬送路95に導入される。反転搬送路91を通過したシートは下方のスイッチバック路sbで前後逆転して上方に搬送されて、再び読取部81において他方の面(第2面又は裏面)の画像の読み取りが行われる。
なお本実施形態においては、一つのみの読取部81により、両面の読み取りを1面ずつ行うので、検出パターンの位置の検出に関しては、読み取ったシートの端部からの位置(図6のLxm、Lym)を記憶しておき、その位置を比較することにより表面と裏面の画像領域の位置ずれを算出している。
このように反転搬送路95を設けることにより、一つの読取部81によりシート両面の読取を行うことができるので、コストダウンを図ることができる。
図10は、その他の実施形態を説明する模式図である。図10(a)は、読取手段8周辺の拡大図であり、図10(b)は透過光による位置ずれ検知方法を説明する図である。その他の部分に関しては、図9の実施形態と共通するので説明を省略する。
図10(a)において読取手段8は、一つの読取部81を有している。また読取部81の中にある露光部810とは別に背面露光部811を有している。露光部810はシートに対して読取部81と同一面側から露光を行うものであり、背面露光部811はシートに対して読取部81とは反対面側から露光を行うものである。露光部810の露光によりシートからの反射光により、背面露光部811の露光によりシートからの透過光によりシートに形成した検出パターンの読み取りを行う。
図11は、図10(a)の実施形態における制御フローを示す図である。同図の制御フローに先立ち、操作表示部2から給紙カセット内に収納しているシートの、斤量(g/m2)情報を入力する。なお、シート厚検知センサを設けて、斤量情報を当該シート厚検知センサにより自動で検知して入力を省略するようにしてもよい。制御部A2では、使用する給紙カセット5を判断することにより当該給紙カセット5に対応づけられている斤量情報を取得することができる。
図11の制御フローは、図8のステップS13に対応するものであり、それ以外の制御フローは、図8の制御フローと同一であり説明を省略する。
ステップS131では、シートの搬送を行っている給紙カセット5に対応づけられている斤量情報から、斤量が所定量以下であるかを判断する。ここで斤量情報を用いるのはシートの光透過率を判断することにより、背面露光部811によりシートの背面からの露光を行った際に、読取部81に到達するシート透過光が十分な光量であるか否かを判断するためである。
斤量が所定量、例えば80g/m2、以下であれば(ステップ131:Yes)、読取部81では十分な透過光量を得られると判断して、背面露光部811により露光を行う(ステップ132)、この場合には、読取部81では、トンボMのライン幅(太さ)等を検出することにより両面のトンボ位置が一致しているかを判断する。この判断により第1面と第2面の画像領域が表裏で一致しているか否かを判断する。
図10(b)の(2)に示すように、第1面のトンボMのラインと、第2面のトンボMのライン位置がずれていた場合には、透過光で検出されるライン幅w2は、ずれ量の増加にともなって太くなる(最大2倍)。一方、両トンボMの位置が一致するに従ってライン幅は細くなり、完全に一致した場合には、図10(b)の(1)に示すように両トンボMは重なるので検出されるライン幅w1は1本分の幅となる。
なお、本実施形態においては、両面のトンボMの位置ずれを両面のトンボの重なりにより検知しているので、トンボM及び画像領域の位置関係は、両面のトンボMの位置が重なった場合には、両面の画像領域が一致するような位置関係としている。
一方、斤量が所定量以下でない場合(ステップS131:No)には、(図2と同様に)読取部81の内部にある露光部810の露光を行う。この場合には読取部81によるトンボMの検出はシートの片面ずつ行う必要があるので、第1面のトンボMの検出を行った後に、反転搬送路95で表裏反転させてから第2面のトンボMの検出を行う(ステップS135〜S137)。
このように、シートの斤量が小さい場合には、一つの読取部81によって透過光により表裏のトンボ検出を同時に行うことができる。この場合には、反転搬送路95を通過させる必要がないので、生産性を落とさずに画像位置ずれの検知を行うことが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置の中央断面図である。 読取手段8周辺の拡大図である。 画像形成装置における制御系のブロック図である。 トンボをシート上に書き込んだ例である。 シートに形成したトンボM1とその読み取り結果を示す模式図である。 図5の読み取り結果をヒストグラム表示したものである。 読取手段8のタイミングチャートである。 画像形成装置の制御フローを示す図である。 他の実施形態に係る画像形成装置の中央断面図である。 その他の実施形態に係る読取手段周辺の拡大図である。 図10の実施形態における制御フローを示す図である。
符号の説明
A 画像形成装置
A1 画像形成部
A2 制御部
2 操作表示部
7 排紙部
8 読取手段
81 第1の読取部
82 第2の読取部
810 露光部
811 背面露光部
9 両面搬送路
95 反転搬送路(反転経路)
10 定着装置

Claims (5)

  1. 画像データに基づいてシートの両面に画像形成する画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    両面に画像形成したシートの表裏を反転させる反転経路と、
    前記画像形成手段によりシートに形成された表面と裏面の検出パターンの位置を読み取る読取手段であって、一方のシート面の読み取りを行い前記反転経路でシートの表裏を反転させた後に他方のシート面の読取を行う、一つの読取部を有する読取手段と、
    前記読取手段で前記検出パターンの位置とシート端部を読み取ることによりシートに形成した画像の表面と裏面の位置ずれ量を算出し、算出した画像の位置ずれ量が所定値を超えた場合に、エラーと判断する制御手段と、を備え
    前記読取手段は、シートに対して読取部と同一面側から露光を行う露光部と、シートに対して読取部と反対面側から露光を行う背面露光部と、を有し、
    前記制御手段は、前記検出パターンの読み取りを行う場合に、シートの斤量情報に基づいて前記露光部による露光と前記背面露光部による露光の何れかに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記読取手段は密着型イメージセンサであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 警告手段を有し、
    前記制御手段は、エラーと判断した場合に、前記警告手段による警告又は画像形成の中止を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、画像形成したシートを排紙する排紙トレイを複数有し、
    前記制御手段は、画像の位置ずれが所定値を超えたと判断したエラーシートと、エラーと判断していないシートとを、異なる排紙トレイへ排紙させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段はエラーと判断した場合に、エラーシートに画像形成されている画像デー
    タ、に基づいて再度、画像形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
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