JP2007153592A - 画像形成装置、及び、画像形成装置におけるパンチ穴位置調整方法 - Google Patents

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和俊 吉村
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晃 岡本
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一道 山内
Tomoshi Sakata
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Abstract

【課題】記録用紙に形成される裁断用のマークの位置に応じて所定の位置にパンチ穴を形成することが可能な画像形成装置及びパンチ穴位置調整方法を提供すること。
【解決手段】記録用紙に前記画像データに基づく画像を形成するときに、画像に対する所定の位置に所定のマークを形成するようにマークデータを合成するマークデータ合成手段101と、画像形成手段により形成されたマークの位置を検知するマーク検知手段90と、マーク検知手段によって検知されたマークの位置に対する所定の位置を求める演算手段102と、求めたマークの位置に対する所定の位置にパンチ穴を形成するようにパンチユニット221の位置を調整し、パンチ穴を形成させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、及び、画像形成装置におけるパンチ穴位置調整方法排紙モードの切換え方法に関し、記録用紙に形成された所定のマークの位置を検知することにより所定の位置となるようにパンチ穴をあける技術に関する。
近年、プリンタ用の後処理装置(製本手段)が多く考案されており、プリンタで作成した印刷物に対し、パンチ穴あけ加工、ステイプル加工、中折り・中綴じ加工などの処理を行うことが可能となっている。
ところで、後処理装置が行う処理の中でパンチ穴あけ加工は、所定の位置に穴を形成するものである。例えば、そのパンチ穴を用いて綴じる場合、そのパンチ穴形成位置(単に穴位置ということがある)がばらついてしまうと、綴じた後に各ページで端面が合わずばらばらになってしまう。見た目が悪いばかりか、冊子としての価値も下がってしまう。したがって、穴位置には高い精度が要求される。
そこで、このパンチ穴を形成する位置の調整を、実際に記録用紙に形成されたパンチ穴の位置を計測して、基準位置とのズレ量からその調整値を決定して、この調整値を操作パネルからの手入力によって入力することで、これが不揮発RAMに記憶され、これ以後、パンチ穴を形成する際には、この不揮発RAMに記憶された調整値に基づいて、自動的に、パンチ穴の位置調整がなされるものがあった。
しかしながら、画像を形成する記録用紙には、A3・A4・B4・B5等、複数のサイズがあるため、これらのサイズ毎に前述したパンチ穴の形成位置の調整を行うことは、非常に煩わしく困難なことであったため、記録用紙に対して所定の位置にパンチ穴を形成し、そのパンチ穴が形成された記録用紙のパンチ穴の位置を読み取り、予め記憶しておいた記録用紙に対するパンチ穴の基準位置と比較することにより、パンチ穴の位置調整を行うものがある(例えば、特許文献1参照。)。
一方、近年、電子写真方式のカラーレーザープリンタやスキャナ・コピア・ファクシミリ等の機能を有する複合機(以下、まとめてカラーレーザープリンタと称する)は、近年におけるカラーレーザープリンタの高画質化、さらには安価にかつ高速に高品位のカラー画像が出力可能となってきたことを反映して、小ロット印刷等における最終印刷物の作成用途にも使用されるようになってきた。このような用途においては画像形成を終えた記録用紙を裁断して製本したり綴じたりされる。つまり、用いられる記録用紙は、裁断して定型サイズとなるように、上記したA3・A4・B4・B5等の定型サイズよりやや大きい定形外のサイズの記録用紙が用いられている。また、裁断のガイドに用いるマークが四隅に形成される。
ところで、画像形成のときに、記録用紙がカラーレーザープリンタ内部で斜め搬送されてしまい、その結果、記録用紙に対して画像が斜めに形成されてしまうことがある。この場合、上述のマークも記録用紙に対して斜めに形成される。ところが、パンチ穴が記録用紙に対して所定の位置に形成されるように調整されていれば、マークは、パンチ穴に対して斜めに形成される。したがって、マークを用いて裁断した場合には、裁断後の外形に対しパンチ穴は斜めになってしまう。
特開2003−246548号公報
したがって、裁断して綴じると、綴じ方向が斜めになってしまう。また、記録用紙の反りや端面の状態によって斜めの角度がばらつけば、上述の穴位置がばらついてしまう場合と同様に裁断して綴じた後に各ページで端面が合わずばらばらになってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、記録用紙に形成されるマークの位置に応じて所定の位置にパンチ穴を形成することが可能な画像形成装置及びパンチ穴位置調整方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、記録用紙にパンチ穴を形成する位置調整可能なパンチ穴あけ手段を備える画像形成装置であって、前記記録用紙に前記画像データに基づく画像を形成するときに、該画像に対する所定の位置にマークを形成するマーク形成手段と、前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたマークの位置と基準位置との差を取得する取得手段と、を備え、前記差に基づいて位置調整されたパンチ穴あけ手段によりパンチ穴の形成を行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記取得手段は、前記パンチ穴あけ手段が予め定められた位置にあるときに形成されるパンチ穴の位置を基準位置として予め記憶する記憶手段を備え、前記検知手段によって検知されたマークの位置に対するパンチ穴の位置を求め、該パンチ穴の位置の前記基準位置に対するズレ方向及びズレ量を前記差として取得することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、記録用紙にパンチ穴を形成する位置調整可能なパンチ穴あけ手段を備える画像形成装置であって、前記記録用紙に形成される画像に対する所定の位置となるようなマークを有する画像を記録用紙に形成するマーク形成手段と、前記マークを有する画像が形成された記録用紙の所定の位置に前記パンチ穴あけ手段によって仮のパンチ穴を形成させる手段と、前記記録用紙に形成されたパンチ穴の記録用紙に対する位置を検知する第1の検知手段と、前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する第2の検知手段と、前記第2の検知手段によって検知されたマークの位置に対する所定の位置を求め、該所定の位置の前記第1の検知手段によって検知されたパンチ穴の位置に対するズレ方向及びズレ量を取得する取得手段と、前記取得したズレ方向及びズレ量を記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶されたズレ方向及びズレ量に基づいて位置調整されたパンチ穴あけ手段によりパンチ穴の形成を行うことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記マークは、前記記録用紙を所定のサイズ裁断するためのガイドとなるマークであることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、位置調整可能なパンチ穴あけ手段により記録用紙に形成されるパンチ穴の位置を調整するパンチ穴位置調整方法であって、前記記録用紙に前記画像データに基づく画像を形成するときに、該画像に対する所定の位置にマークを形成する段階と、前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する段階と、前記検知されたマークの位置と基準位置との差を取得する段階と、前記差に基づいて前記パンチ穴あけ手段の位置調整を行い、パンチ穴の形成を行う段階と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、位置調整可能なパンチ穴あけ手段により記録用紙に形成されるパンチ穴の位置を調整するパンチ穴位置調整方法であって、前記記録用紙に形成される画像に対する所定の位置となるようなマークを有する画像を記録用紙に形成する段階と、前記マークを有する画像が形成された記録用紙の所定の位置に前記パンチ穴あけ手段によって仮のパンチ穴を形成させる段階と、前記記録用紙に形成されたパンチ穴の記録用紙に対する位置を検知する段階と、前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する段階と、前記検知されたマークの位置に対する所定の位置を求め、該所定の位置の前記検知されたパンチ穴の位置に対するズレ方向及びズレ量を取得する段階と、前記取得したズレ方向及びズレ量を記憶する段階と、前記記憶されたズレ方向及びズレ量に基づいて前記パンチ穴あけ手段の位置調整を行い、パンチ穴の形成を行う段階とを含むことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置及びパンチ穴位置調整方法によれば、上述したように画像を基準にしてマークを形成し、そのマークの位置に応じてパンチ穴あけ手段の位置を調整してパンチ穴を形成することが可能となる。
[第1の実施の形態]
(装置構成)
以下、本実施の形態の画像形成装置1を、画像データに基づいてCはシアン(青緑色)、Mはマゼンタ(赤紫色)、Yはイエロー(黄色)、Kはブラック(黒色)の各基本色の画像を重ね合わせて形成することによりカラー画像を形成するものを一例として説明する。
先ず、本発明に係る第1の実施の形態の画像形成装置1の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、画像形成装置1の概略機械構成を示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部SCと、画像形成手段としての給紙部40、作像部10Y、10M、10C、10K(纏めて作像部10ということがある、他のY,M,C及びKを付して示すものも同様)、中間転写体ユニット7、定着部50、切換部70、反転排紙部30及び反転給紙部80と、排紙部60と、後処理部205とを含んで構成される。
画像読取部SCは、複写機の上部に位置し、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202からなり、自動原稿送り装置201により搬送される原稿dの画像が原稿画像走査露光装置202の光学系により撮像素子であるラインイメージセンサCCDにより読取られ、アナログ信号に光電変換される。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、後述する図示しない画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われることにより、いわゆるビットマップグラフィックスと呼ばれ、横方向に所定の間隔(解像度)で配置された複数の画素(画素をdot(ドット)ということがある)で1ラインを構成し、さらにラインが縦方向に所定の間隔で並べられ、各画素が濃度で示される描画情報により示すラスターデータである画像データが作成され、後述の入力部103に送られる。
作像部(作像手段)10Y、10M、10C、10Kは鉛直方向に縦列配置されており、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの図示左側にはローラ71、72、73、74を巻回して回動可能に張架された半導電性エンドレスベルト状の中間転写体7が配置されている。また、中間転写体7は中間転写体駆動ローラ71により中間転写体駆動ローラ71に接続された図示しない駆動装置により矢印方向に搬送されている。
イエロー色の画像を形成する作像部10Yは、感光体ドラム1Y、帯電手段2Y、レーザ露光ユニット3Y、現像手段4Y、1次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Y及び図示しないイレーサを有する。
感光体ドラム1Yは回転体であり、図示しない駆動手段によって駆動され矢印方向に回転する。また、感光体ドラム1Yの周囲には1次転写ローラ5Yを起点として感光体ドラム1Yの回転方向に沿って、クリーニング手段6Y、図示しないイレーサ、帯電手段2Y、及び現像手段4Yが配置されている。また、レーザ露光ユニット3Yは、帯電手段2Yと現像手段4Yとの間に位置する。そして、イレーサで感光体ドラム1Yの表面を除電した後、帯電手段2Yにより所定の極性で所定の電位に一様に帯電させて、レーザ露光ユニット3Yによりレーザ光を走査することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像を現像手段4Yによって現像しトナー像を形成する。
レーザ露光ユニット3Yは、画像データに基づいて図示しないレーザダイオードを変調し、矢印方向に回転する感光体ドラム1Y上にその回転方向に対し直角方向にレーザ光を走査するものである。また、このレーザ光の走査方向を主走査方向、感光体ドラム1Yの回転方向を副走査方向という。
また、マゼンタ色の画像を形成する作像部10Mは、同様に、感光体ドラム1M、帯電手段2M、レーザ露光ユニット3M、現像手段4M、1次転写ローラ5M、クリーニング手段6M及び図示しないイレーサを有する。
また、シアン色の画像を形成する作像部10Cは、同様に、感光体ドラム1C、帯電手段2C、レーザ露光ユニット3C、現像手段4C、1次転写ローラ5C、クリーニング手段6C及び図示しないイレーサを有する。
また、黒色の画像を形成する作像部10Kは、同様に、感光体ドラム1K、帯電手段2K、レーザ露光ユニット3K、現像手段4K、1次転写ローラ5K、クリーニング手段6K及び図示しないイレーサを有する。
1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kは、画像の種類に応じて選択的に作動するように制御されてそれぞれ対応する感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに中間転写体7を押圧し、トナー像を中間転写体7側に転写させる。
このようにして、作像部10Y、10M、10C、10Kにより感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに形成された各色の画像は、1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kにより、回動する中間転写体7上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。また、作像部10Kにより感光体ドラム1Kに形成された黒色の画像のみを、1次転写ローラ5Kにより、回動する中間転写体7上に転写することにより、モノクロ画像を形成する。
さらに、ローラ72に対し中間転写体7をはさんで対向するローラ72に圧接される2次転写ローラ5Aを備える。この2次転写ローラ5Aは、ここを記録用紙が通過して2次転写が行われるときにのみ、中間転写体7及び記録用紙を介しローラ72に圧接され、中間転写体7上に形成された画像は記録用紙側に転写される。
一方、給紙部40は、複数の給紙トレイ41(図では、41a、41b、及び、41cの2つ)を備えている。そして、記録用紙はいずれかの給紙トレイ41から図示しない駆動手段により駆動される給紙ローラ対42(図では、42a、及び、42bの2つ)により選択的に1枚ずつ給紙・搬送され、記録用紙の先端がレジストローラ対23に達したら一旦停止される。
さらに、図示しない駆動手段により駆動されるループローラ対22Dにより、ループローラ対22Dとレジストローラ対23の間で記録用紙によるループが形成され、記録用紙は、所定のタイミングをとってレジストローラ対23により搬送され、2次転写ローラ5Aの中間転写体7への圧接位置へ送られる。
そして、上述したように、2次転写ローラ5Aの中間転写体7への圧接位置で記録用紙に画像が転写され、さらに、記録用紙は定着部50へ送られる。
定着部50(定着手段)は、図示しないヒータ等の熱源を含み、その熱源により加熱される定着ローラ(加熱ローラ)52と、図示しない付勢手段としての加圧ローラ押圧手段により定着ローラ52に対して押圧され、定着ローラ52とともに記録用紙を挟持する加圧ローラ51とで主に構成されている。そして、図示しない駆動手段により駆動される定着ローラ52と加圧ローラ51とで記録用紙を搬送し、加熱することでトナー像を記録用紙に定着し、記録用紙を定着部50から切換部70に出力する。
切換部70は、記録用紙の搬送方向を排紙部60または反転排紙部30に切り換えるために、切換ガイドソレノイド(図示せず)により動作する切換ガイド71を備えている。
反転排紙部30は、搬送ローラ対31、33を備えている。搬送ローラ対31、33は、図示しない駆動手段により駆動され、記録用紙を搬送する。そして、反転排紙部30は、記録用紙を排紙部60方向に切換えて搬送することにより、記録用紙の表裏を反転し、排紙することになる。また、さらに裏面にプリントを行う場合には、搬送ローラ対31、33により記録用紙を更に搬送し、反転給紙部80に送る。
反転給紙部80は、反転給紙ガイド82、搬送ローラ対81、83、84及び85を備えている。搬送ローラ対81、83、84及び85は、図示しない駆動手段により駆動され、記録用紙を搬送する。反転給紙ガイド82は、記録用紙を搬送ローラ対83方向にガイドする。そして、反転給紙部80は、記録用紙を反転給紙ガイド82から搬送ローラ対81の方向に搬送し、記録用紙の後端が反転給紙ガイド82を通過したら、搬送方向を切換え、記録用紙は、反転給紙ガイド82にガイドされて、搬送ローラ対83方向に搬送され、反転ローラ86により記録用紙の表裏が反転されて、さらにレジストローラ対23方向に搬送される。これにより、記録用紙の裏面に再び作像部10で画像形成が行われることになる。
排紙部60は、図示しない駆動手段により駆動される搬送ローラ対61を備えている。そして、排紙部60は、定着部50側から搬送される記録用紙または反転排紙部30側から搬送される記録用紙を受けて後処理部205に送る。
後処理部205は、排紙ローラ対61により搬送された記録用紙を載置台213に積載して、パンチユニット221(パンチ穴あけ手段)によりパンチ穴あけ加工を行い、排紙トレイ25に排紙する。
また、後処理部205は、記録用紙の搬送方向の端面を整合するための整合板211、及び、記録用紙の搬送方向と直交する方向の端面を整合するための整合板212、及び、パンチ穴及び後述のマークを読み取るためのマーク読取手段91を備えている。
さらに、後処理部205について図2を用いて説明する。図2は、パンチ穴あけ加工について説明するための図で、載置台213を上から見た図である。パンチユニット221は、通常は図に示すような待機位置に位置して、記録用紙にパンチ穴形成を行うときに図示しない移動手段222(図3参照)により移動される。図2に示すように、搬送方向の前後方向、左右方向に移動可能で、さらに載置台213に平行に回転可能となっている。すなわち、この移動手段222により位置調整が可能となっている。また、整合板211、212による記録用紙の整合は、例えば図示しないが、整合板211、212とそれぞれ記録用紙を挟んで対向し、図示しない移動手段により整合板211、212方向にそれぞれ移動可能な押圧板を備え、その押圧板の移動によって記録用紙の各端面を突き当てることにより行う。したがって、整合手段210は、整合板211、212、と上述の記録用紙の各端面を突き当てるための手段などを含んで構成されている。また、マーク読取手段91は、図示しない移動手段を含み、通常は図に示すような待機位置に位置して、例えば、CCDラインセンサを搬送方向の前後方向(図2の破線の矢印方向)に移動することによりパンチ穴及び後述のマークを読み取る。また、CCDラインセンサは、記録用紙の搬送方向とは直角方向に配置され、記録用紙の搬送方向とは直角方向の記録用紙の幅より広い範囲を読み取り可能になっている。
また、後処理部205は、詳細を図示しないが、ステイプル加工、中折り・中綴じ加工などの処理を行うことが可能となっている。
また、図示しないが、本画像形成装置1には、記録用紙を検知するセンサが複数設けられ、上述の搬送の際などの制御に用いられる。
(制御構成)
本実施の形態は、記録用紙へのパンチ穴形成において、後述のマークを検知しその位置情報に基づいて、パンチユニット221を移動させて、マークに対し所定の位置にパンチ穴を形成することにより、マークに対しパンチ穴形成位置(以下、パンチ穴位置ということがある。)が斜めになってしまうことなどを防止するものである。以下、本実施の形態の制御構成の一例について説明する。図3は、制御構成を示す機能ブロック図である。ここで、上述の各部を纏めてハードウェア群106とする。
図3に示すように、本画像形成装置1の制御構成は、入力部103、制御部100、及び、ハードウェア群106を備えている。
入力部103は、画像データや各種指示を受け付け、受け付けた画像データまたは指示情報を制御部100送る。
制御部100は、CPU(central processing unit)等の演算制御装置によって構成され、ROM(read−only memory)やハードディスクドライブ等のプログラム格納部(図示省略)に格納されたプログラムに従って画像形成装置1の各部の制御を行う制御手段である。また、そのプログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ(図示せず)や不揮発性RAM(random access memory)などの記憶手段を含んで構成される。また、制御部100は、マークデータ合成手段101、マーク位置検知手段90、演算手段102、及び、基準位置記憶手段105を含んで構成される。
マークデータ合成手段101は、A4やB4といった用紙の定型サイズより大きめの定形外の記録用紙に画像形成を行うときに、定形外の記録用紙の4隅の所定の位置、例えばマークが定型サイズの4隅となる位置に、十字形状のマークを形成するように、受け付けた画像データにマークデータを合成する。図4に定形外の記録用紙に形成されるマークの一例を示すが、M1〜M4の4つのマークが形成されている。また、例えば十字形状のマークを時計回りに結んでできる破線で形成される矩形は定型サイズ(例えばA4サイズなど)となっている。つまり、このマークに基づいて裁断を行えば、記録用紙を定型サイズに裁断することができる。すなわち、このマークは裁断するときのガイドとなる。また、画像がマークにより形成される矩形に対し所定の位置に形成されるように画像データに合成される。つまり、マークは、画像を基準とする位置に形成されるようになっている。以下では、記録用紙は定形外の記録用紙とする。
制御部100は、マークデータが合成された画像データに基づいて画像を形成するようにハードウェア群106を制御する。ハードウェア群106は、制御部100に制御され、記録用紙に画像形成を行い、記録用紙を後処理装置205に送り、記録用紙は載置台213に載置され、整合手段210により記録用紙の端面が整合板211、212に突き当てられて整合される。そして、マーク読取手段91を記録用紙の搬送方向とは反対方向に移動させながら読み取りを行い、マーク位置検知手段90に出力データとして送る。
本発明のマーク形成手段としては、主にマークデータ合成手段101、及び、作像部10、定着部50などの画像形成手段を含んで構成される。
マーク位置検知手段90は、例えばマークの形状を記憶しておき、出力データをスキャンしてそのマーク形状のパターンとの一致/不一致を判定すること(パターンマッチング)により、一致した場合にマークとして識別し、十字形状の交点をマーク位置として検知する。ここで、マーク位置は図5に示すようにXY座標平面上の座標で示す。例えば、整合板211、212により整合された状態の記録用紙の搬送方向前側のいずれかの端点(図5では右側)を原点として、搬送方向と直交するX軸、搬送方向に直交するY軸で構成されるXY座標平面における座標で示す。例えば、M1〜M4のマーク位置を、M1(x1、y1)、M2(x2、y2)、M3(x3、y3)及びM4(x4、y4)とする。
一方、基準位置記憶手段105は、パンチ穴の基準位置を予め記憶する記憶手段である。パンチ穴の基準位置は、マーク位置と同様にXY座標平面上の座標で示される。例えば、図6に基準位置の一例を示す。パンチ穴の基準位置をP1、P2、パンチ穴のピッチをpとして、それぞれP1(X1、Y1)及びP2(X1+p、Y1)とする。また、基準位置は、記録用紙に対し所定の位置となるような位置、例えば、記録用紙が整合板211、212により整合された状態でパンチユニット221を待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させて穴あけ加工を行った場合に記録用紙に形成されるパンチ穴の位置で、記録用紙の端面から所定の距離(図ではY1)で、記録用紙の中央に対して均等になる位置である。且つ、記録用紙に対して画像が斜めに形成されなければ、つまり、M1(x1、y1)、M2(x2、y1)、M3(x2、y3)及びM4(x1、y3)となるとき、M1、M2に対し所定の位置、例えばM1及びM2を結ぶ線から例えば距離aで、P1はM1及びM4を結ぶ線から例えば距離bの位置になる(P2は、P1から所定のピッチpである。)。また、パンチユニット221の位置は、基準位置にパンチ穴を形成するように組み立て時に調整されている。
演算手段102は、まず、検知されたマーク位置M1、M2に対応するパンチ穴の位置P1´及びP2´を求める。
パンチ穴位置P1´及びP2´を、ピッチをp、M1及びM2を結ぶ線から例えば距離a、P1はM1及びM4を結ぶ線から例えば距離bの位置とし、パンチ穴位置P1´及びP2´のXY座標平面上の座標を求める。
図7にM1〜M4、P1´及びP2´の位置関係を示す。図7に示すようにM1、M2の座標をM1(x1、y1)、M2(x2、y2)、M1及びM4を結ぶ線のX軸に対する角度をθ´とすると、
P1´の座標は、
(x1+(b×cosθ´−a×sinθ´),y1+(b×sinθ´+a×cosθ´))、
P2´の座標は、
(x1+(b×cosθ´−a×sinθ´)+p×cosθ´,y1+(b×sinθ´+a×cosθ´)+p×sinθ´)、
ただし、θ´=tan−1(x2−x1)/(y2−y1)
となる。
次に、パンチ穴の基準位置をP1、P2とM1及びM2に対応する穴位置P1´、P2´とのズレ方向及びズレ量を求める。本例では、P1とP1´とのX及びY方向のズレ量と、P1、P2を結ぶ線とP1´、P2´を結ぶ線とで形成される角度をズレ方向として求める。
X方向のズレ量は、
x1+(b×cosθ´−a×sinθ´)−X1
で求められ、パンチユニット221をX軸方向に移動させる量を示し、
Y方向のズレ量は、
y1+(b×sinθ´+a×cosθ´)−Y1
で求められ、パンチユニット221をY軸方向に移動させる量を示す。また、P1´、P2´を結ぶ線がX軸となす角度θ´と、P1、P2を結ぶ線がX軸となす角度θと差分をズレ方向として求める。このズレ方向は、パンチユニット221回転させる角度を示す。本例では、θは0度であるから、求めるズレ方向は、θ´となる。
ここで、本発明の取得手段は、演算手段102及び基準位置記憶手段105を含んで構成される。
制御部100は、移動手段222を制御し、まず、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させ、求めたズレ量、ズレ方向に従って、パンチユニット221を前後左右及び回転方向に移動させる。そして、パンチユニット221を動作させてパンチ穴を形成する。
(動作態様)
本実施形態の画像出力装置1において行われる処理の手順の一例について、図8を用いて説明する。図8は、本画像形成装置の動作態様の一例を示すフローチャートである。
図8の手順に入る前に、本画像形成装置1の記憶部105には、予め基準位置が記憶されている。例えば、予めプログラムに書き込まれた基準位置が記憶されるようになっている。
図8に示すように、まず、入力部103は、画像データを受け付ける(ステップS100。以下、ステップS100をS100と省略して表す。また、他のステップも同様に省略して表す。)。
入力部103は、受け付けた画像データを制御部100に送り、マークデータ合成手段101は、画像形成を行う記録用紙のサイズに応じて、その記録用紙内で定型サイズの4隅となるようなマークデータを作成し、そのマークデータを画像データに合成する(S101)。
次に、制御部100は、給紙部40制御していずれかの給紙トレイ41から記録用紙を作像部10に給紙し、作像部10や定着部50を制御し、記録用紙に画像を形成するとともにマークを形成する(S102)。
さらに、制御部100は、排紙部60などを制御して、記録用紙を後処理部205に送り、記録用紙を載置台213に積載させ、整合手段210により記録用紙を整合する(S103)。続いて、制御部100は、マーク読取手段91を記録用紙の搬送方向とは反対方向に移動させながら読み取りを行い、読取結果を出力データとして受けて、制御部100のマーク位置検知手段90は、マーク位置を検知する(S104)。
さらに次に、演算手段102は、まず、検知したマーク位置に対応するパンチ穴の位置を求め、基準位置とのズレ方向、ズレ量を求める(S105)。
ここで、制御部100は、移動手段222を制御し、まず、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させ、求めたズレ量、ズレ方向に従って、パンチユニット221を前後左右及び回転方向に移動させる(S106)。そして、制御部100は、パンチユニット221を動作させてパンチ穴を形成し(S107)、後処理部205から排紙トレイ25に排紙する(S108)。
以上、上述したように画像を基準にしてマークを形成し、そのマークの位置に応じて所定の位置にパンチ穴を形成するので、パンチ穴の形成位置が自動的に調整されることになる。図9には、記録用紙、画像及びマークの位置関係を示し、図9(a)には本実施の形態に基づいてパンチ穴を形成した場合、図9(b)には、記録用紙に対し所定の位置となるようにパンチ穴を形成した場合を示す。記録用紙をマークを4隅とする定型サイズに裁断した場合に、本実施の形態によれば、図9(a)に示すように、パンチ穴は、マークの位置に応じて所定の位置に形成されるので、裁断した後の記録用紙に対して所定の位置で、かつパンチ穴を結ぶ線と画像とが斜めに形成されることがない。これに対して、記録用紙に対し所定の位置となるようにパンチ穴を形成した場合には、図9(b)に示すように、パンチ穴は、裁断した後の記録用紙に対して端面からのそれぞれのパンチ穴の位置が異なり、かつパンチ穴を結ぶ線と画像とが斜めに形成される。
また、少なくともズレ方向にしたがってパンチユニット221を回転方向に移動させることによりよれば、パンチ穴を結ぶ線と画像とが斜めに形成されることがない。
また、基準位置を、パンチユニット221が待機位置にあるときに動作させることにより形成されるパンチ穴の位置とし、そのパンチ穴の位置に対するズレ量、ズレ方向を求めて、ズレ量、ズレ方向に従ってパンチユニット221を前後左右及び回転方向に移動させるようにしてもよい。
また、パンチユニット221をXY座標平面上の所定の位置となるように、例えば調整して組み立てておくことにより、検知したマーク位置に対応するパンチ穴の位置の座標にパンチ穴を形成するようにパンチユニット221を移動させるように制御してもよい。
また、画像形成を行う記録用紙が複数ある場合に、1つずつに対して上述した位置の調整を行いパンチ穴を形成してもよいし、また、初めの記録用紙に対して上述した位置の調整を行いパンチ穴を形成し、以降の記録用紙は、はじめの記録用紙のズレ量、ズレ方向を用いて位置の調整を行いパンチ穴を形成してもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、以下には第1の実施の形態と実質的に同様の構成については、詳細な説明を省略し、主に異なる点について述べる。
本実施の形態は、調整指示があった場合に、画像データに基づいて画像を形成するときに記録形成されるマークを有する画像を形成するとともにパンチ穴を形成し、マーク位置及びパンチ穴位置を検知し、検知したマーク穴位置に対応するパンチ穴位置と、検知したパンチ穴位置のズレに基づいて、パンチユニットを移動させて、形成されるパンチ穴位置を調整するようにしたものである。
(制御構成)
図10は、第2の実施の形態における制御構成を示す機能ブロック図である。
入力部103は、パンチ穴位置調整指示を受け付けパンチ穴位置調整指示情報(以下略して調整指示情報という)として制御部100送る。
制御部100は、調整用画像データ作成手段107、マーク位置検知手段90、穴検知手段93、演算手段102、及び、移動量記憶手段108を含んで構成される。
調整用画像データ作成手段107は、調整指示情報を受けると、例えば定形外の記録用紙の4隅の所定の位置に形成される十字形状のマークのマークデータを含む調整用画像データを作成する。
制御部100は、調整用画像データに基づいて画像を形成するようにハードウェア群106を制御する。ハードウェア群106は、制御部100に制御され、記録用紙に画像形成を行い、記録用紙を後処理装置205に送り、記録用紙は載置台213に載置され、整合手段210により記録用紙の端面が整合板211、212に突き当てられて整合される。そして、移動手段222を制御し、例えば、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させて本発明の仮のパンチ穴を形成する。さらに、マーク読取手段91を記録用紙の搬送方向とは反対方向に移動させながら読み取りを行い、マーク位置検知手段90及び穴位置検知手段93に出力データとして送る。
本発明のマーク形成手段としては、主に調整用画像データ作成手段107、及び、作像部10、定着部50などの画像形成手段を含んで構成される。
マーク位置検知手段90は、第1の実施の形態と同様にマーク位置を検知する。例えば、第1の実施の形態と同様にM1〜M4のマーク位置を、M1(x1、y1)、M2(x2、y2)、M3(x3、y3)及びM4(x4、y4)とXY座標平面における座標で示す。
穴位置検知手段93は、例えばパンチ穴の形状を記憶しておき、マーク位置の検知と同様にして仮のパンチ穴位置を検知する。例えば、パンチ穴位置を、それぞれPK1(X1、Y1)及びPK2(X2、Y2)とする。
演算手段102は、まず、第1の実施の形態と同様に検知されたマーク位置M1、M2に対応するパンチ穴の位置P1´及びP2´を求める。次に、第1の実施の形態におけるパンチ穴の基準位置をP1、P2に代えて検知したパンチ穴の位置PK1、PK2を用い、検知したパンチ穴の位置PK1、PK2とM1及びM2に対応する穴位置P1´、P2´とのズレ方向及びズレ量を求める。また、基準位置記憶手段105を備え、PK1(X1、Y1)及びPK2(X2、Y2)を基準位置として記憶してもよい。
移動量記憶手段108は、演算手段102で求めたズレ方向及びズレ量を記憶する記憶手段である。また、移動量記憶手段108は、不揮発性RAMなどにより構成される。
そして、制御部100は、パンチ穴の形成を行うときに、移動手段222を制御し、まず、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させ、移動量記憶手段108に記憶されたズレ量、ズレ方向に従って、パンチユニット221を前後左右及び回転方向に移動させる。そして、パンチユニット221を動作させてパンチ穴を形成する。
(動作態様)
本実施形態の画像出力装置1において行われる処理の手順の一例について、図11を用いて説明する。図11は、本画像形成装置の動作態様の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、入力部103は、調整指示を受け付ける(ステップS200)。
入力部103は、調整指示情報を制御部100に送り、調整用画像データ作成手段107は、定形外の記録用紙の4隅の所定の位置に形成される十字形状のマークのマークデータを含む調整用画像データを作成する(S201)。
次に、制御部100は、給紙部40制御していずれかの給紙トレイ41から定形外の記録用紙を作像部10に給紙し、作像部10や定着部50を制御し、記録用紙に調整用画像データに基づいてマークを形成する(S202)。
さらに、制御部100は、排紙部60などを制御して、記録用紙を後処理部205に送り、記録用紙を載置台213に積載させ、整合手段210により記録用紙を整合する(S203)。そして、制御部100は、移動手段222を制御し、まず、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させ、パンチユニット221を動作させてパンチ穴を形成する(S204)。続いて、制御部100は、マーク読取手段91を記録用紙の搬送方向とは反対方向に移動させながら読み取りを行い、読取結果を出力データとして受けて、制御部100のマーク位置検知手段90は、マーク位置を検知し、穴位置検知手段93は、パンチ穴の位置を検知する(S205)。
さらに次に、演算手段102は、まず、検知したマーク位置に対応するパンチ穴の位置を求め、検知したパンチ穴の位置とのズレ方向、ズレ量を求める(S206)。そして、移動量記憶手段108は、演算手段102で求めたズレ方向及びズレ量を記憶する(S207)。一方、後処理部205から排紙トレイ25に排紙する(S208)。
そして、制御部100は、パンチユニット221によって記録用紙にパンチ穴を形成するときに、待機位置から記録用紙の搬送方向とは反対方向に所定量移動させ、移動量記憶手段108に記憶したズレ量、ズレ方向に従って、パンチユニット221を前後左右及び回転方向に移動させ、パンチユニット221を動作させてパンチ穴を形成する。
以上、上述したようにマークが形成された画像にパンチ穴を形成して、そのマークに対応するパンチ穴の位置と形成されたパンチ穴の位置とのズレ方向及びズレ量を求め記憶し、その記憶したズレ方向及びズレ量に基づいてパンチユニットの位置を調整するので、マークに応じた所定の位置にパンチ穴が形成されるように自動的に調整されることになる。
本実施の形態における画像形成装置の概略機械構成を示す断面図である。 後処理部を説明するために、載置台の上側からみた図である。 第1の実施の形態の制御構成を示す機能ブロック図である。 記録用紙に形成されるマークの一例を示す図である。 XY座標平面上のマーク位置の一例を示す図である。 XY座標平面上パンチ穴の基準位置の一例を示す図である。 検知されたマーク位置に対応するパンチ穴の位置の一例を示す図である。 第1の実施の形態における動作態様の一例を示すフローチャートである。 (a)は第1の実施の形態に基づいてパンチ穴を形成した場合の記録用紙、画像及びマークの位置関係を、(b)は、記録用紙に対し所定の位置となるようにパンチ穴を形成した場合の記録用紙、画像及びマークの位置関係を示す図である。 第2の実施の形態の制御構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態における動作態様の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
7 中間転写体ユニット
10 作像部
23 レジストローラ対
30 反転排紙部
40 給紙部
50 定着部
60 排紙部
70 切換部
80 反転給紙部
90 マーク位置検知手段
91 マーク読取手段
93 穴位置検知手段
100 制御部
101 マークデータ合成手段
102 演算手段
103 入力部
105 基準位置記憶手段
106 ハードウェア群
107 調整用画像データ作成手段
108 移動量記憶手段
210 整合手段
211 整合板
212 整合板
213 載置台
221 パンチユニット
222 移動手段
SC 画像読取部

Claims (6)

  1. 記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、記録用紙にパンチ穴を形成する位置調整可能なパンチ穴あけ手段を備える画像形成装置であって、
    前記記録用紙に前記画像データに基づく画像を形成するときに、該画像に対する所定の位置にマークを形成するマーク形成手段と、
    前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたマークの位置と基準位置との差を取得する取得手段と、を備え、
    前記差に基づいて位置調整されたパンチ穴あけ手段によりパンチ穴の形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記取得手段は、
    前記パンチ穴あけ手段が予め定められた位置にあるときに形成されるパンチ穴の位置を基準位置として予め記憶する記憶手段を備え、
    前記検知手段によって検知されたマークの位置に対するパンチ穴の位置を求め、該パンチ穴の位置の前記基準位置に対するズレ方向及びズレ量を前記差として取得する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、記録用紙にパンチ穴を形成する位置調整可能なパンチ穴あけ手段を備える画像形成装置であって、
    前記記録用紙に形成される画像に対する所定の位置となるようなマークを有する画像を記録用紙に形成するマーク形成手段と、
    前記マークを有する画像が形成された記録用紙の所定の位置に前記パンチ穴あけ手段によって仮のパンチ穴を形成させる手段と、
    前記記録用紙に形成されたパンチ穴の記録用紙に対する位置を検知する第1の検知手段と、
    前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によって検知されたマークの位置に対する所定の位置を求め、該所定の位置の前記第1の検知手段によって検知されたパンチ穴の位置に対するズレ方向及びズレ量を取得する取得手段と、
    前記取得したズレ方向及びズレ量を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記記憶されたズレ方向及びズレ量に基づいて位置調整されたパンチ穴あけ手段によりパンチ穴の形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記マークは、前記記録用紙を所定のサイズ裁断するためのガイドとなるマークである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、位置調整可能なパンチ穴あけ手段により記録用紙に形成されるパンチ穴の位置を調整するパンチ穴位置調整方法であって、
    前記記録用紙に前記画像データに基づく画像を形成するときに、該画像に対する所定の位置にマークを形成する段階と、
    前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する段階と、
    前記検知されたマークの位置と基準位置との差を取得する段階と、
    前記差に基づいて前記パンチ穴あけ手段の位置調整を行い、パンチ穴の形成を行う段階と、を含むことを特徴とするパンチ穴位置調整方法。
  6. 記録用紙に画像データに基づいて画像を形成した後に、位置調整可能なパンチ穴あけ手段により記録用紙に形成されるパンチ穴の位置を調整するパンチ穴位置調整方法であって、
    前記記録用紙に形成される画像に対する所定の位置となるようなマークを有する画像を記録用紙に形成する段階と、
    前記マークを有する画像が形成された記録用紙の所定の位置に前記パンチ穴あけ手段によって仮のパンチ穴を形成させる段階と、
    前記記録用紙に形成されたパンチ穴の記録用紙に対する位置を検知する段階と、
    前記形成されたマークの記録用紙に対する位置を検知する段階と、
    前記検知されたマークの位置に対する所定の位置を求め、該所定の位置の前記検知されたパンチ穴の位置に対するズレ方向及びズレ量を取得する段階と、
    前記取得したズレ方向及びズレ量を記憶する段階と、
    前記記憶されたズレ方向及びズレ量に基づいて前記パンチ穴あけ手段の位置調整を行い、パンチ穴の形成を行う段階とを含むことを特徴とするパンチ穴位置調整方法。



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