JP2007163805A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面プリントにおいて、表面に形成された画像の状態に応じて、裏面の画像を整えて形成することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供すること。
【解決手段】表面に画像形成するときに、表面に画像形成される画像データを検索し、画像内の単色領域を検出して、その単色領域に、周囲の画像とは濃度表現方式を変化させて所定のマークを形成し、形成したマークの位置を検知し、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値と検知されたマークの位置情報とに基づいて、裏面の画像を調整するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関し、特に、感光体に形成されたトナー画像を転写紙に転写し熱定着を行う画像形成を転写紙の表裏両面に行う場合の技術に関する。
従来、複写機やプリンタなどの画像形成装置は、まず、均一に帯電された感光体(像担持体)を移動させつつ表面をレーザ光で露光して静電潜像を形成し、形成した静電潜像を現像してトナー像を形成する。さらに、トナー像を転写紙に転写し転写紙を感光体から分離し、転写したトナー像を加熱ローラ方式の定着手段により転写紙に定着し画像形成を行っている。また、上述のような画像形成装置で、はじめに転写紙の表面にトナー像を転写し、定着を行い、次に、裏面へのトナー像の転写を行い、定着を行うことによって両面に画像形成を行う両面プリントを可能にしたものがある。
このような両面プリントでは、はじめの定着によって加熱ローラの熱で転写紙に含まれる水分が減少させられて転写紙が収縮する。そして、裏面へのトナー像の転写は、その収縮した転写紙に対して行われる。その後、転写紙は時間の経過に伴い元の用紙サイズに戻るというように両面プリントが行われる。このようにして両面プリントが行われて転写紙が元の用紙サイズに戻ると、収縮した状態の転写紙に対して転写された裏面の画像のサイズ(以下、画像サイズという)が大きくなり、表面の画像サイズと異なるという問題があった。また、一般的に、転写紙の搬送路に設けたセンサにより転写紙の端部を検出し、得られた端部の位置情報に基づいて画像の位置を決定するので、転写紙の収縮により表面と裏面との画像位置がズレてしまうという問題があった。
この問題を解決するために、所定の調整パターン画像を出力し、印刷した画像を読取り、読み取った画像情報に基づいて裏面の画像の位置の補正及び裏面の画像サイズの調整を行うようにした画像形成装置(例えば、特許文献1参照。)や、表面の決められた位置に所定のマークを書き込み、裏面の画像形成を行う前にそのマーク位置を検出し、マークの位置情報に基づいて裏面の画像の位置の補正を行い、且つ、裏面の画像サイズを調整するようにした画像形成装置(例えば、特許文献2参照。)がある。
特開2003−280466号公報 特開2003−156974号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置の調整は、調整パターン画像を出力したときの装置の状態に基づくものであり、例えば連続して画像を形成し出力したときに装置の状態が変化すれば、その変化に応じた適正な調整を行うことができない。
また、上記の特許文献2に記載の装置に用いられるマークは、裁断用の目印となるマークを用いるので、裁断を行わない両面プリントに適用することは難しい。つまり、裁断を行わない両面プリントの表面にマークを形成すれば、表面の画像の中に意図しない画像が表示されるという問題が発生してしまう。したがって、裁断を行わない両面プリントの場合に、表面の画像に対する裏面の画像サイズ及び位置等の調整を行うことが望まれていた。
また、転写紙が傾いて搬送されてしまう場合に、転写紙に対して画像が傾いてしまう。特に両面プリントにおいては、両面プリントされた転写紙を透かしてみたときに表面の画像に対し裏面の画像が異なる方向に傾いてしまう場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、両面プリントにおいて、表面に形成された画像の状態に応じて、裏面の画像を整えて形成することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成位置を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、前記マーク形成手段は、前記マークを少なくとも3箇所に形成し、前記画像形成制御手段は、前記3箇所のマークを結ぶ形状の重心の位置を前記理論値及び前記検知された位置情報についてそれぞれ演算し、前記2つの演算結果を用いて前記調整をさせることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記表面の画像の伸縮率を求め、前記裏面に画像を形成するときに該画像を前記伸縮率で形成するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前記マーク形成手段は、前記マークを少なくとも3箇所に形成し、前記画像形成制御手段は、前記3箇所のマークを結ぶ形状の重心の位置を前記理論値及び前記検知された位置情報についてそれぞれ演算し、前記2つの演算結果を用いて前記伸縮率を求めることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、前記画像形成制御手段は、前記マークの位置情報が示す座標により分割された前記表面の画像の部分ごとに伸縮率を求め、前記表面の画像の部分に対応する前記裏面の画像の部分を前記求めたそれぞれの伸縮率で形成させることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成方向を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、前記検知手段は、前記濃度表現方式の違いを識別することにより前記マークの位置を検知することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、前記濃度表現方式は、網点であり、前記マーク形成手段は、前記網点の線数を変えて前記所定のマークを形成することを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、前記濃度表現方式は、ディザ処理によるものであり、前記マーク形成手段は、前記ディザ処理に用いるディザマトリックスを変えて前記所定のマークを形成することを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、前記濃度表現方式は、ラインスクリーンであり、前記マーク形成手段は、前記ラインスクリーンの角度を変えて前記所定のマークを形成することを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成位置を調整するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記表面の画像の伸縮率を求め、前記裏面に画像を形成するときに該画像を前記伸縮率で形成するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成方向を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴としている。
本発明の画像形成装置及び画像形成方法によれば、画像内の単色領域に濃度表現方式を変化させたマークを形成し、マークの位置情報を検知し、その位置情報に基づいて表裏の画像を整えて形成することができる。また、マークは、単色領域で濃度表現方式を変化させたものであるから、目視では識別しにくいので、裁断を行わない両面プリントの場合でも問題なく画像内にマークを形成し表裏の画像を整えて形成することができる。
[第1の実施の形態]
(装置構成)
以下、本実施の形態の画像形成装置1を、画像データに基づいてCはシアン(青緑色)、Mはマゼンタ(赤紫色)、Yはイエロー(黄色)、Kはブラック(黒色)の各基本色の画像を重ね合わせて形成することによりカラー画像を形成するものを一例として説明する。
先ず、本発明に係る第1の実施の形態の画像形成装置1の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、画像形成装置1の概略機械構成を示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部SCと、画像形成手段としての給紙部40、作像部10Y、10M、10C、10K(纏めて作像部10ということがある、他のY,M,C及びKを付して示すものも同様)、中間転写体ユニット7、定着部50、切換部75、反転排紙部30及び反転給紙部80と、排紙部60とを含んで構成される。
画像読取部SCは、複写機の上部に位置し、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202からなり、自動原稿送り装置201により搬送される原稿dの画像が原稿画像走査露光装置202の光学系により撮像素子であるラインイメージセンサCCDにより読取られ、アナログ信号に光電変換される。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、後述する図示しない画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われることにより、いわゆるビットマップグラフィックスと呼ばれ、横方向に所定の間隔(解像度)で配置された複数の画素(画素をdot(ドット)ということがある)で1ラインを構成し、さらにラインが縦方向に所定の間隔で並べられ、各画素が濃度で示される描画情報により示すラスターデータである画像データが作成され、後述の画像入力部103に送られる。
作像部(作像手段)10Y、10M、10C、10Kは鉛直方向に縦列配置されており、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの図示左側にはローラ71、72、73、74を巻回して回動可能に張架された半導電性エンドレスベルト状の中間転写体70が配置されている。また、中間転写体70は中間転写体駆動ローラ71により中間転写体駆動ローラ71に接続された図示しない駆動装置により矢印方向に搬送されている。
イエロー色の画像を形成する作像部10Yは、感光体ドラム1Y、帯電手段2Y、レーザ露光ユニット3Y、現像手段4Y、1次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Y及び図示しないイレーサを有する。
感光体ドラム1Yは回転体であり、図示しない駆動手段によって駆動され矢印方向に回転する。また、感光体ドラム1Yの周囲には1次転写ローラ5Yを起点として感光体ドラム1Yの回転方向に沿って、クリーニング手段6Y、図示しないイレーサ、帯電手段2Y、及び現像手段4Yが配置されている。また、レーザ露光ユニット3Yは、帯電手段2Yと現像手段4Yとの間に位置する。そして、イレーサで感光体ドラム1Yの表面を除電した後、帯電手段2Yにより所定の極性で所定の電位に一様に帯電させて、レーザ露光ユニット3Yによりレーザ光を走査することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像を現像手段4Yによって現像しトナー像を形成する。
レーザ露光ユニット3Yは、画像データに基づいて図示しないレーザダイオードを変調し、矢印方向に回転する感光体ドラム1Y上にその回転方向に対し直角方向にレーザ光を走査するものである。また、このレーザ光の走査方向を主走査方向、感光体ドラム1Yの回転方向を副走査方向という。
また、マゼンタ色の画像を形成する作像部10Mは、同様に、感光体ドラム1M、帯電手段2M、レーザ露光ユニット3M、現像手段4M、1次転写ローラ5M、クリーニング手段6M及び図示しないイレーサを有する。
また、シアン色の画像を形成する作像部10Cは、同様に、感光体ドラム1C、帯電手段2C、レーザ露光ユニット3C、現像手段4C、1次転写ローラ5C、クリーニング手段6C及び図示しないイレーサを有する。
また、黒色の画像を形成する作像部10Kは、同様に、感光体ドラム1K、帯電手段2K、レーザ露光ユニット3K、現像手段4K、1次転写ローラ5K、クリーニング手段6K及び図示しないイレーサを有する。
1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kは、画像の種類に応じて選択的に作動するように制御されてそれぞれ対応する感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに中間転写体70を押圧し、トナー像を中間転写体70側に転写させる。
このようにして、作像部10Y、10M、10C、10Kにより感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに形成された各色の画像は、1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kにより、回動する中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。また、作像部10Kにより感光体ドラム1Kに形成された黒色の画像のみを、1次転写ローラ5Kにより、回動する中間転写体70上に転写することにより、モノクロ画像を形成する。
さらに、ローラ72に対し中間転写体70をはさんで対向するローラ72に圧接される2次転写ローラ5Aを備える。この2次転写ローラ5Aは、ここを転写紙が通過して2次転写が行われるときにのみ、中間転写体70及び転写紙を介しローラ72に圧接され、中間転写体70上に形成された画像は転写紙側に転写される。
一方、給紙部40は、複数の給紙トレイ41(図では、41a、41b、及び、41cの2つ)を備えている。そして、転写紙はいずれかの給紙トレイ41から図示しない駆動手段により駆動される給紙ローラ対42(図では、42a、及び、42bの2つ)により選択的に1枚ずつ給紙・搬送され、転写紙の先端がレジストローラ対23に達したら一旦停止される。
さらに、図示しない駆動手段により駆動されるループローラ対22Dにより、ループローラ対22Dとレジストローラ対23の間で転写紙によるループが形成され、転写紙は、所定のタイミングをとってレジストローラ対23により搬送され、2次転写ローラ5Aの中間転写体70への圧接位置へ送られる。
そして、上述したように、2次転写ローラ5Aの中間転写体70への圧接位置で転写紙に画像が転写され、さらに、転写紙は定着部50へ送られる。
定着部50(定着手段)は、図示しないヒータ等の熱源を含み、その熱源により加熱される定着ローラ(加熱ローラ)52と、図示しない付勢手段としての加圧ローラ押圧手段により定着ローラ52に対して押圧され、定着ローラ52とともに転写紙を挟持する加圧ローラ51とで主に構成されている。そして、図示しない駆動手段により駆動される定着ローラ52と加圧ローラ51とで転写紙を搬送し、加熱することでトナー像を転写紙に定着し、転写紙を定着部50から切換部75に出力する。
切換部75は、転写紙の搬送方向を排紙部60または反転排紙部30に切り換えるために、切換ガイドソレノイド(図示せず)により動作する切換ガイド76を備えている。
反転排紙部30は、搬送ローラ対31、33を備えている。搬送ローラ対31、33は、図示しない駆動手段により駆動され、転写紙を搬送する。そして、反転排紙部30は、転写紙を排紙部60方向に切換えて搬送することにより、転写紙の表裏を反転し、排紙することになる。また、さらに裏面にプリントを行う場合には、搬送ローラ対31、33により転写紙を更に搬送し、反転給紙部80に送る。
反転給紙部80は、反転給紙ガイド82、搬送ローラ対81、83、84及び85を備えている。搬送ローラ対81、83、84及び85は、図示しない駆動手段により駆動され、転写紙を搬送する。反転給紙ガイド82は、転写紙を搬送ローラ対83方向にガイドする。そして、反転給紙部80は、転写紙を反転給紙ガイド82から搬送ローラ対81の方向に搬送し、転写紙の後端が反転給紙ガイド82を通過したら、搬送方向を切換え、転写紙は、反転給紙ガイド82にガイドされて、搬送ローラ対83方向に搬送され、反転ローラ86により転写紙の表裏が反転されて、さらにレジストローラ対23方向に搬送される。これにより、転写紙の裏面に再び作像部10で画像形成が行われることになる。
また、搬送ローラ対85の手前には、後述のマークを読み取るためのCCDラインセンサを含んで構成されるマーク読取手段91を備えている。マーク読取手段91は、転写紙の搬送方向とは直角方向に配置され、転写紙の搬送方向とは直角方向の転写紙の幅より広い範囲を読み取り可能で、転写紙が搬送されるときに表面の画像を読み取る。
排紙部60は、図示しない駆動手段により駆動される搬送ローラ対61を備えている。そして、排紙部60は、定着部50側から搬送される転写紙または反転排紙部30側から搬送される転写紙を受けて排紙する。
また、図示しないが、転写紙を検知するセンサが複数設けられ、上述の搬送の際などの制御に用いられる。
(制御構成)
本実施の形態は、転写紙の両面に画像形成を行う両面プリントにおいて後述のマークを検知しその位置情報に基づいて裏面の画像サイズ、及び、裏面の画像の画像形成位置の調整を行うものである。以下、本実施の形態の制御構成の一例について説明する。図2は、制御構成を示す機能ブロック図である。ここで、上述の各部を纏めてハードウェア群102とする。また、以下の説明で、表面に画像形成することを表面プリント、裏面に画像形成することを裏面プリントということがある。
図2に示すように、本画像形成装置1は、画像入力部103、画像データ処理部100、画像形成制御手段101、マーク位置検知手段90、ハードウェア群102及びマーク読取手段91を備えている。
画像入力部103は、画像データを受け付け、受け付けた画像データを画像データ処理部100送る。
画像データ処理部100は、印刷用データ化処理手段104、ページバッファ105、マーク作成部107及び合成手段106で構成される。
印刷用データ化処理手段104は、画像データを各ページごとに、Y、M、C、Kの各色版毎に分版し、所定の濃度表現方式により画像データの濃度を各色毎に表現する印刷用画像データを作成する。ここで、濃度表現方式とは、面積率により濃淡を示す方式であり、例えばいわゆる網点、ディザ処理によるものまたはラインスクリーンなどである。
ページバッファ105は、作成された印刷用画像データを一時格納する記憶手段である。
マーク作成部107は、表面プリントの場合に、表面に画像形成される画像において、マークを書き込むための領域としていずれかの色のみで構成される領域(単色領域)を画像データから検出するマーク書き込み領域検出手段108と、検出された領域に同じ色で形成されるマークを示すマークデータを作成するマークデータ作成手段109とを備える。単色領域にマークを形成するのは、目視で識別しにくくするためである。また、少なくとも3箇所に十字形状のマークを作成する。ここで、3箇所にマークを作成する理由は、後述する裏面プリントのときの説明で明らかにする。
マーク書き込み領域検出手段108は、画像データの各画素に示される各色の濃度を検索して、1つの色以外の濃度が0である単色領域を検出する。この単色領域がマーク書き込み領域となる。また、マークデータ作成手段109が作成するマークデータは、例えば、図3に示すような幅16dot長さ80dotの線が中央で垂直に交差する十字形状のマークを示すものである。したがって、単色領域として80dot×80dot以上の大きさの領域を必要とする。
また、マークデータ作成手段109は、検出された領域にマークの濃度表現方式が周囲とは変化させてマークが形成されるようにマークデータを作成する。例えば、図4にマークと周囲との境界部分の拡大図を示す。図4(a)には、濃度表現方式が網点の場合を示すが、例えばマーク部分の網点の線数を周囲の網点の線数より低くした。また、図4(b)には、濃度表現方式がディザ処理による場合を示すが、例えばマーク部分には集中型ディザマトリックス、周囲には分散型ディザマトリックスを用いてディザ処理を行ったものを示す。また、図4(c)には、濃度表現方式がラインスクリーンの場合を示すが、例えばマーク部分と周囲のラインの方向を90度変化させた。ただし、濃度表現方式の変化は濃度は同じになるようにする。この場合、網点などが占める面積率を同じにすれば、ほぼ同じ濃度とすることができるが、濃度表現方式の変化のさせ方により濃度が違って見えてしまうような場合には、予め濃度表現方式の変化による濃度変化を求めておきその濃度変化に基づいて補正してマークデータを作成してもよい。つまり、マークと周囲とが同じ濃度に見えるようにすることで目視ではマークを識別しにくく、濃度表現方式を変化させることにより、マーク位置検知手段90によりマーク位置を検知することが可能となる(詳細は、後述する)。
また、マークデータ作成手段109は、画像データに対して、図5に示すように、例えばレーザ露光ユニット3の走査開始位置に相当する書き出し基準位置を(0、0)とし、走査方向である主走査方向をX、主走査方向に直交する副走査方向をYとするXY座標平面における例えば(x1、y1)、(x2、y2)及び(x3、y3)の3箇所にそれぞれの十字形状の交点が位置するようにマークデータを作成する。ここで、(x1、y1)、(x2、y2)及び(x3、y3)は、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値である。また、この理論値はマーク位置検知手段90に送られる。
また、マークを形成するための単色領域が検出できない場合には、マーク書き込み領域検出手段108は、画像データの各画素に示される各色の濃度を検索して、全ての色の濃度が0である領域を検出し、その領域をマークを書き込むための領域とし、マークデータ作成手段109は、その領域にY(イエロー)のマークが形成されるようにマークデータを作成してもよい。
合成手段106は、表面プリントのときは、マークデータをそのマークデータと同じ色の印刷用画像データに合成して画像形成制御手段101に送る。一方、裏面プリントのときは、印刷用画像データは合成手段106をスルーして画像形成制御手段101に送られる。
画像形成制御手段101は、ハードウェア群102を制御し画像形成させる制御手段である。表面プリントのときは、合成手段106から送られた印刷用画像データに基づいて画像形成するように所定の条件でハードウェア群102をするように制御する。
本発明のマーク形成手段としては、主にマークデータ作成手段109、合成手段106、画像形成制御手段101及び作像部10、定着部50などを含んで構成される。
このとき、転写紙に形成された画像の領域内にマークが形成されることになる。そして、裏面プリントを行うべく、ハードウェア群102を制御して、定着部50により加熱することでトナー像が定着された転写紙を上述したように搬送し、このときマーク読取手段91は、形成された画像と同じ解像度で表面の画像を読み取り、マーク位置検知手段90に出力データとして送る。
マーク位置検知手段90は、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶手段としての機能を有するとともに、出力データより16dot×16dotのパターンマッチングにより、マーク領域(マークが形成されている領域)と背景領域(マークが形成されている上述の単色領域)を識別し、マークを構成する主走査方向及び副走査方向それぞれの幅16dot長さ80dotの線の交点を求めマーク位置として検知する機能を有する。そして、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値及び検知した位置をマーク位置情報として画像形成制御手段101に送る。この処理は、作成したマーク位置の近傍に限定して実施することで、処理時間の短縮が図れる。また、16dot×16dot領域に対するFFT(Fast Fourier Transform、高速フーリエ変換)による解析結果で識別することも可能である。例えば図4(a)に示すような網点の場合には、マーク領域は背景領域より低周波数に分布する。また同様に、空間フィルタリング処理によりマーク領域を抽出することにより識別することも可能である。本発明のマークの位置を検知する検知手段としては、主にマーク読取手段91及びマーク位置検知手段90を含んで構成される。
そして、画像形成制御手段101は、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値及び検知したマーク位置情報に基づいて、裏面プリントに書き出し位置の調整、及び、裏面に形成する画像サイズを調整する。例えば、図5に示したマークのそれぞれに対応するマーク位置情報を(x1´、y1´)、(x2´、y2´)及び(x3´、y3´)とする。そして、画像形成制御手段101は、例えば一例として、理論値の(x1、y1)、(x2、y2)及び(x3、y3)の重心の位置Z(x、y)、及び、検知されたマーク位置情報(x1´、y1´)、(x2´、y2´)及び(x3´、y3´)の重心の位置Z(x´、y´)を求め、このズレ量から書き出し位置の調整値及び表面の画像の伸縮率、すなわち裏面の画像倍率を求める。すなわち、画像形成制御手段101は、書き出し位置及び画像倍率の調整値決定手段としての機能を有する。そして、裏面プリントにおける書き出し位置の調整は、書き出し位置の調整値に基づいて、例えば、副走査方向は、レジストローラ対23による転写紙の搬送タイミングを変化させる制御を行うことや、または、感光体ドラム1の回転方向におけるレーザ露光ユニット3の書き出しタイミングを変更するように制御することなどにより行う。また、主走査方向は、レーザ光走査方向における書き出しタイミングの変更などにより行う。また、画像サイズの調整は、求めた画像倍率に基づいて、例えばレーザ露光ユニット3のレーザ光の走査速度の変更、感光体ドラム1の回転速度及び転写紙の搬送速度の変更するように制御して行う。また、例えば、主走査方向は、レーザ光走査方向におけるdot間のタイミングを変更(ドットクロック変更)するように制御ことにより行う。また、或いは、例えば、図示しない画像処理手段により画像データの変倍処理などを行って画像サイズの調整を行うことも可能である。
また、画像データ処理部100、画像形成制御手段101、及び、マーク位置検知手段90の機能は、CPU(図示せず)と、上述のテーブル、各種のプログラム、及び、そのプログラムを実行するときに必要な各種データなど記憶すると共に各種のプログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ(図示せず)などにより構成される。
(動作態様)
本実施形態の画像出力装置1において行われる画像形成方法の手順の一例について、図6を用いて説明する。図6は、本画像形成装置の動作態様の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、画像入力部103は、画像データを受け付ける(ステップS100。以下、ステップS100をS100と省略して表す。また、他のステップも同様に省略して表す。)。
画像入力部103は、受け付けた画像データを画像データ処理部100に送り、画像データ処理部100では、まず、印刷用データ化処理手段104で画像データに基づいて印刷用画像データを作成し、ページバッファ105で作成された印刷用画像データを一時格納する(S101)。
一方、マーク作成部107のマーク書き込み領域検出手段108は、画像データの各画素に示される各色の濃度を検索して単色領域を検出する。次に、マークデータ作成手段109は、検出した単色領域にマークを形成するためのマークデータを作成する(S102)。このとき、上述したようにマークの濃度表現方式は周囲とは変化させてマークを形成されるようになされ、3箇所にマークが作成されている。また、この3箇所の位置をマークの理論値としてマーク位置検知手段90に送る。
次に、合成手段106は、マークデータをそのマークデータと同じ色の印刷用画像データに合成して画像形成制御手段101に送る(S103)。
そして、画像形成制御手段101は、給紙部40制御していずれかの給紙トレイ41から転写紙を作像部10に給紙し、作像部10や定着部50を制御し、表面に画像形成を行う(S104)。
さらに、画像形成制御手段101は、切換部75、反転排紙部30及び反転給紙部80を制御して、転写紙を搬送するとともに転写紙の表裏を反転して、転写紙を再び作像部10に給紙する(S105)。
この転写紙の搬送中に、マーク読取手段91は、表面に形成された画像を読み取り、マーク位置検知手段90に出力データとして送る。マーク位置検知手段90は、出力データからマーク位置を検知しマーク位置情報として画像形成制御手段101に送る。また、マークの理論値を画像形成制御手段101に送る(S106)。
画像形成制御手段101は、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値とマーク位置情報に基づいて、書き出し位置の調整値及び裏面の画像倍率を求め、書き出し位置の調整及び裏面に形成する画像サイズを求めた画像倍率となるようにハードウェア群102を制御し、裏面に画像形成を行う(S107)。
画像形成制御手段101は、裏面プリント後、排紙部60を制御して、転写紙を排紙する(S108)。そして、全ページについて上述したようにプリントを行い、作業を終了する。
以上、上述したように画像内にマーク形成し、そのマークを用いて、裏面の画像位置や画像サイズを調整することができる。また、本実施の形態では、画像内にマーク形成するのであるが、マークは目視では識別しにくいので問題がない。したがって、裁断を行わない両面プリントの場合でも本実施の形態のマークによる裏面画像の位置の調整、画像サイズの調整を行うことが可能となる。また、言うまでも無いが、裏面の画像の位置の調整、または、裏面の画像サイズの調整のいずれか1つを行うように制御してもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、以下には第1の実施の形態と実質的に同様の構成については、詳細な説明を省略し、主に異なる点について述べる。
本実施の形態は、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値とマーク位置情報とに基づいて、転写紙に対する画像の傾きを検出し、裏面プリントされる画像の転写紙に対する傾きを調整することを特徴とする。例えば、両面プリントされた転写紙を透かしてみたときに表面の画像の傾きと裏面の画像の傾きが同じ方向になるように調整を行う。例えば、レジストローラ対23などの搬送手段により転写紙を搬送方向に対し傾けることにより、画像の傾きを調整する。
そのために、レジストローラ対23は搬送方向に対し軸方向の角度が変化するように、例えば図7に示すように軸の一端側を回転中心として回動可能に保持される。
さらに、図8の機能ブロック図に示すように、レジストローラ対23を回動させるための回動手段24を備える。
画像形成制御手段101は、裏面プリントを行うときに、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値と検知したマーク位置情報とに基づいて、レジストローラ対23の回動手段24を制御し、レジストローラ対23を回動させる。
例えば、図5に示したマーク(x1、y1)及び(x2、y2)を用いる場合に、それぞれに対応するマーク位置情報を(x1´、y1´)及び(x2´、y2´)とする。そして、画像形成制御手段101は、(x1、y1)及び(x2、y2)を端点とする直線のX軸に対する角度、及び、(x1´、y1´)及び(x2´、y2´)を端点とする直線のX軸に対する角度を求め、2つの角度の差分からレジストローラ対23の回動量を示す調整値求める。すなわち、画像形成制御手段101は、画像の傾きの調整値決定手段としての機能を有する。そして、求めた調整値に基づいて、レジストローラ対23を回動するように制御する。
そして、裏面プリントを行うときに、まず、ループローラ対22Dにより、ループローラ対22Dとレジストローラ対23の間で転写紙によるループが形成される。このとき転写紙の先端はレジストローラ対23に突き当てられレジストローラ対23に倣い搬送方向に対して傾くことになる。したがって、転写紙は搬送方向に対し傾けられ、その結果画像の傾きが調整される。
上述のようにして、転写紙に対し画像が傾いて形成される場合に、例えば、両面プリントされた転写紙を透かしてみたときに表面の画像の傾きと裏面の画像の傾きとを同じ方向に合わせることができる。
本実施の形態では、レジストローラ対23を上述のように回動させることにより転写紙を搬送方向に対し傾けるようにしたが、これに限らない。例えば、レジストローラ対23の転写紙を挟持する圧力を左右で変化させるなどして転写紙を傾けることが可能である。
また、言うまでも無いが、本実施の形態で述べた画像の傾きが調整は、第1の実施の形態で述べた裏面の画像の位置の調整、または、裏面の画像サイズの調整とともに行うことも可能である。
[第3の実施の形態]
本実施の形態は、裏面プリントされる画像サイズの調整を、画像を複数部分に分けて、各部分毎に倍率を変えて行うことを特徴とする。例えば、転写紙の収縮が一様ではなく部分的であった場合に、同じ画像やほとんど同じ様な画像を両面プリントすると表裏の画像が部分的にことなって見えることがある。そのような場合に、部分的に倍率を変えるように表裏の画像を調整する。
例えば、図9に示すように、XY座標平面のX方向及びY方向に複数のマークを、例えば、表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値(x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y3)、(x4、y4)及び(x5、y5)で形成するようにする。そして、それぞれに対応するマーク位置情報(x1´、y1´)、(x2´、y2´)、(x3´、y3´)、(x4´、y4´)及び(x5´、y5´)をマーク位置検知手段90により検知することにより求める。そして、(x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y3)、(x4、y4)及び(x5、y5)で構成される図9に示すX1からX4、及び、Y1からY4と、(x1´、y1´)、(x2´、y2´)、(x3´、y3´)、(x4´、y4´)及び(x5´、y5´)で構成されるそれぞれX1からX4、及び、Y1からY4に対応するX1´からX4´、及び、Y1´からY4´を求める。そしてそれぞれの差分、例えば、X1−X1´などを求めて、その差分にしたがってX1からX4、及び、Y1からY4の各部分についてそれぞれの伸縮率から裏面の画像の画像倍率を求めて、X1からX4、及び、Y1からY4の各部分についてのそれぞれの画像サイズを調整する。
本実施の形態における画像形成装置の概略機械構成を示す断面図である。 第1の実施の形態の制御構成を示す機能ブロック図である。 表面に形成されるマークを示す拡大図である。 濃度表現方式を説明するための表面に形成されるマークと周囲との境界部分の拡大図である。 本発明にかかるマークの転写紙に対する位置を示す図である。 本実施の形態における動作態様の一例を示すフローチャートである。 レジストローラ対の回動の様子を示す図である。 第2の実施の形態の制御構成を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態におけるマークの転写紙に対する位置を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
7 中間転写体ユニット
10 作像部
23 レジストローラ対
30 反転排紙部
40 給紙部
50 定着部
60 排紙部
75 切換部
80 反転給紙部
90 マーク位置検知手段
91 マーク読取手段
100 画像データ処理部
101 画像形成制御手段
102 ハードウェア群
103 画像入力部
104 印刷用データ化処理手段
105 ページバッファ
106 合成手段
107 マーク作成部
108 マーク書き込み領域検出手段
109 マークデータ作成手段
SC 画像読取部

Claims (13)

  1. 画像データに基づいて転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出手段と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出手段によって検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成手段と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶手段と、
    前記表面に形成されたマークの位置を検知する検知手段と、
    前記記憶手段に記憶した理論値と前記検知手段によって検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成位置を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マーク形成手段は、前記マークを少なくとも3箇所に形成し、
    前記画像形成制御手段は、前記3箇所のマークを結ぶ形状の重心の位置を前記理論値及び前記検知された位置情報についてそれぞれ演算し、前記2つの演算結果を用いて前記調整をさせる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像データに基づいて転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出手段と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出手段によって検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成手段と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶手段と、
    前記表面に形成されたマークの位置を検知する検知手段と、
    前記記憶手段に記憶した理論値と前記検知手段によって検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記表面の画像の伸縮率を求め、前記裏面に画像を形成するときに該画像を前記伸縮率で形成するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記マーク形成手段は、前記マークを少なくとも3箇所に形成し、
    前記画像形成制御手段は、前記3箇所のマークを結ぶ形状の重心の位置を前記理論値及び前記検知された位置情報についてそれぞれ演算し、前記2つの演算結果を用いて前記伸縮率を求める請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成制御手段は、前記マークの位置情報が示す座標により分割された前記表面の画像の部分ごとに伸縮率を求め、前記表面の画像の部分に対応する前記裏面の画像の部分を前記求めたそれぞれの伸縮率で形成させる請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づいて転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出手段と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出手段によって検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成手段と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶手段と、
    前記表面に形成されたマークの位置を検知する検知手段と、
    前記記憶手段に記憶した理論値と前記検知手段によって検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成方向を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、前記濃度表現方式の違いを識別することにより前記マークの位置を検知する請求項1乃至請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記濃度表現方式は、網点であり、
    前記マーク形成手段は、前記網点の線数を変えて前記所定のマークを形成する請求項1乃至請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記濃度表現方式は、ディザ処理によるものであり、
    前記マーク形成手段は、前記ディザ処理に用いるディザマトリックスを変えて前記所定のマークを形成する請求項1乃至請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記濃度表現方式は、ラインスクリーンであり、
    前記マーク形成手段は、前記ラインスクリーンの角度を変えて前記所定のマークを形成する請求項1乃至請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、
    前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、
    前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成位置を調整するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴とする画像形成方法。
  12. 画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、
    前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、
    前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記表面の画像の伸縮率を求め、前記裏面に画像を形成するときに該画像を前記伸縮率で形成するように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴とする画像形成方法。
  13. 画像データに基づいて画像形成手段によって転写紙の表面に所定の濃度表現方式で複数の基本色により画像形成した後に前記転写紙の表裏を反転して前記転写紙の裏面に画像形成する画像形成方法であって、
    前記画像データの表面に画像形成される画像データから前記複数の基本色の中の1つの色で構成される単色領域を検出する検出段階と、
    前記表面に画像形成するときに、前記検出段階で検出された単色領域に、濃度表現方式を変えて所定のマークを形成するマーク形成段階と、
    前記表面に画像形成するときのマークの位置を示す理論値を記憶する記憶段階と、
    前記形成されたマークの位置を検知する検知段階と、
    前記記憶段階で記憶した理論値と前記検知段階で検知された前記形成されたマークの位置情報とに基づいて、前記裏面に画像を形成するときに該画像の前記転写紙に対する形成方向を調整させるように前記画像形成手段を制御する画像形成制御段階とを含むことを特徴とする画像形成方法。


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JP2021086049A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム

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