JP7380148B2 - 画像形成装置および画像形成動作調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成動作調整方法に関するものである。
従来から、書き込み装置により潜像担持体上に潜像を書き込み、この潜像を現像装置により可視像にし、この可視像を用紙に転写した後、定着装置にて用紙上の可視像を用紙に定着する複写機などの画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置では、スキューや変倍量等を調整するために調整用のチャートを読み込んで、調整動作を行っている。また、両面モードを備えた画像処理装置では、用紙の表面と裏面の位置を合わせる必要がある。
従来、用紙の表面の用紙端部から調整用のマークの位置と、裏面の用紙端部からの調整用のマークの位置を合わせることで、表裏の位置を合わせている。用紙端部を正確に検出するための方法として、調整用のチャートの四隅にL字の黒帯パッチを用意し、四隅を折り曲げることで、表面と裏面の用紙端部を検出し、用紙端部から調整用マークの位置をスキャナで読み取って計測する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1では、調整用のチャートの四隅を表面及び裏面と計8度折り曲げなければならず、調整の際に手間がかかるという問題がある。また、四隅を折り曲げるため、調整用のチャートが浮いてしまい、スキャナで読取る前に調整用のチャートをコンタクトガラスにセットする際に調整用のチャートがずれてしまい補正に失敗することにより、再度補正を行う手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、画像調整作業における手間を低減することが可能な画像形成装置および画像形成動作調整方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像形成手段により、評価マーク及び紙端検知マークを含む画像形成動作調整用画像が形成された用紙の第1の面に形成された前記評価マークが当該用紙の第2の面に形成された前記紙端検知マークと重なるように、当該評価マークを含む部分を第2の面へ折り返された当該用紙に、背景用紙を重ねた状態で、前記画像読取手段により読み取られた読取データから、当該用紙の紙端と及び前記評価マークを検出し、紙端と評価マークまでの距離を算出し、算出された距離に基づいて画像形成動作を調整する調整手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像調整作業における手間を低減することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 図2は、画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 図3は、調整用チャートの一例を示す図である。 図4は、調整用チャートの折り曲げを説明するための図である。 図5は、背景用チャートの一例を示す図である。 図6は、調整用チャートと背景用チャートのセット方法を説明するための図である。 図7は、本実施形態の画像補正の制御フロー図である。 図8は、調整用画像が形成された用紙の1角の拡大図である。 図9は、図8の破線の領域における1次元信号を示す図である。 図10は、画像スキュー量の算出について説明する図である。 図11は、スキュー補正板による用紙スキュー補正について説明する図である。 図12は、画像位置ずれの算出について説明する図である。 図13は、書き込み装置の要部構成図である。 図14は、書き込み制御の補正について説明する図である。 図15は、用紙幅方向の変倍量の算出について説明する図である。 図16は、調整用チャートの変形例を示す図である。 図17は、画像形成装置(MFP)のハードウェア構成図である。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置(MFP)400は、載置された原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)500と、原稿を読み取るスキャナ(画像読取装置)300、トナー画像を形成するプリンタ部100が配置されている。
プリンタ部100は、書き込み装置102、像形成部125、転写・定着ユニット130を含んで構成される。書き込み装置102は、半導体レーザ素子、ポリゴンミラーなどの光学要素を含み、像形成部125は、感光体ドラム、帯電装置、現像装置などを含む。また、転写・定着ユニット130は、定着ユニット、搬送ベルト、中間転写ベルトなどを含む。
書き込み装置102は、図示しないレーザ出力ユニットを含み、レーザ出力ユニットから射出された光ビームは、図示しないシリンドリカルレンズにより集光され、ポリゴンミラー104により、反射ミラー106へと偏向される。光ビームLは、図示した実施形態ではシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した数発生されていて、各々結像レンズを経て、感光体ドラム115K~Mを像状露光し、静電潜像を形成する。
形成された静電潜像は、各色の感光体ドラム115が回動するにつれて現像ユニット120へと搬送される。静電潜像は、現像剤により現像され、感光体ドラム115上に現像剤像が形成され、担持される。現像剤像は、感光体ドラム115の回動につれて、転写・定着ユニット130へと搬送される。転写・定着ユニット130は、給紙カセット108、109、110と、給紙ユニット111、112、113と、縦搬送ユニット114と、搬送ベルト116と、定着ユニット117とを含み構成される。各給紙カセット108~110に積載された上質紙やプラスチックシートなどの用紙は、それぞれ各給紙ユニット111~113により給紙され、縦搬送ユニット114により感光体ドラム115に当接する位置まで搬送される。
各色の感光体ドラム115上の現像剤像は、転写バイアス電位の下で搬送ベルト116に静電吸着された用紙に転写される。転写後、画像が形成された用紙は、定着ユニット117に供給される。定着ユニット117は、シリコーンゴム、フッソゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材を含んで構成されていて、用紙と多色現像剤像とを加圧加熱し、形成された画像を用紙上に定着させる。この定着時の加熱処理は、用紙に微小な縮みを生じさせる可能性を含んでいる。
定着後の用紙は、排紙ユニット118により、排紙トレイ119上に排紙される。また両面印刷を行う場合には、用紙は、分離爪121を上側にセットすることにより、排紙トレイ119上に導かれずに、両面印刷用給紙ユニット122に、搬送されることとなる。その後、両面印刷用給紙ユニット122に搬送された用紙は、裏面に画像を転写するために再給紙される。画像が両面に形成され定着された用紙は、分離爪121を下側にセットすることにより、排紙トレイ119上に排紙されることとなる。
また、スキャナ300の上部に配置された自動原稿搬送装置500は、原稿テーブル501、原稿分離給送ローラ502、原稿搬送ベルト503、原稿排紙トレイ504を具備している。
原稿テーブル501に原稿がセットされて読み取り開始指示を受けると、自動原稿搬送装置500では、原稿テーブル501上の原稿が原稿分離給送ローラ502により1枚ずつ送り出される。そして、その原稿は原稿搬送ベルト503によりコンタクトガラス309上に案内され、一時停止する。
そして、コンタクトガラス309上に一時停止した原稿は、スキャナ300によりその画像情報が読み取られる。その後、原稿搬送ベルト503が原稿の搬送を再開し、その原稿は原稿排紙トレイ504に排出される。
自動原稿搬送装置500によりコンタクトガラス309上に原稿が搬送されるか、ユーザーによりコンタクトガラス309上に原稿が載置されて、図示しない操作パネルにコピー開始操作がなされると、第一走行体303上の光源301が点灯する。また、これとともに、第一走行体303及び第二走行体306を、不図示のガイドレールに沿って移動させる。
そして、コンタクトガラス309上の原稿に光源301からの光が照射され、その反射光が、第一走行体303上のミラー302、第二走行体306上のミラー304,305、レンズ307に案内されて、CCD308で受光される。これにより、CCD308は原稿の画像情報を読み取り、その画像情報は図示しないA/D変換回路によってアナログデータからデジタルデータに変換される。この画像情報は、図示しない情報出力部からプリンタ部100の制御部へ送られる。
一方、プリンタ部100は、スキャナ300で読み取った画像情報に基づいた静電潜像が書き込み装置102により形成される。
図2は、画像形成装置400の制御系の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置400は、制御手段15を備えている。制御手段15には、スキャナ300、記憶装置12、画像メモリ13、プリンタ部100、操作パネル48を構成する操作手段14及び表示手段18などが接続されている。操作手段14は、画像形成モード又は補正モードを設定するように操作される。また、操作手段14は画像形成条件を設定する際にも使用される。表示手段18は、操作手段14により選択操作される画像形成条件等を表示するようになされる。
制御手段15はROM(Read Only Memory)24、中央処理ユニット(以下CPUという)25及びRAM(Random Access Memory)26を有している。ROM24には当該複写機全体を制御するためのシステムプログラムデータが格納される。RAM26はワークメモリとして使用される。例えば、調整用画像を読み取った読み取りデータや制御コマンド等を一時記憶するようになされる。この例でCPU25は電源がオンされると、ROM24からシステムプログラムデータを読み出してシステムを起動し、操作手段14からの操作データに基づいて当該複写機全体を制御するようになされる。
また、記憶装置12には制御手段15が接続されている。記憶装置12には、EEPROM等の不揮発性メモリが使用され、補正モードを実行するためのプログラムが格納される。このプログラムは、CPU25で読み取られ、実行される。また、記憶装置12には、画像形成動作調整用画像データが記憶されており、後述するように、用紙に調整用画像を形成する際に、CPU25により読み取られる。
本実施形態では、プリンタ部100の画像形成可能な最大用紙サイズが、スキャナ300のスキャン可能な最大スキャンサイズよりも大きい構成となっている。具体的には、スキャナ300の最大スキャンサイズがA3であり、プリンタ部100の最大画像形成サイズが、A3ノビ(A3ワイド)である。
次に、本実施形態の特徴点である画像形成動作の調整を行う補正モードについて説明する。画像形成装置400では、用紙がスキューして搬送されて、画像が用紙に対して傾斜して形成されてしまう場合がある。また、用紙がスキューして搬送される場合に限らず、用紙の搬送タイミングや幅方向の位置が所定の位置とはずれた状態で搬送されることで、画像が用紙に対して所望の位置からずれた位置に形成されてしまう場合がある。そのため、画像形成装置のセッティング時にサービスマンが操作パネル48を操作して補正モードを選択し、用紙を作像部へ搬送する動作を含む一連の画像形成動作の少なくともひとつを調整する。補正モードがサービスマンにより設定された場合は、記憶装置12から画像形成動作調整用画像データを読み出し、用紙に画像形成動作調整用画像データに基づいた調整用画像を形成する。調整用画像が形成された用紙を調整用チャートと称する。
調整用画像は、用紙の四角に形成される評価マークを有している。画像形成装置400は、用紙に調整用画像を形成したら、操作パネル48の表示手段18に、出力した用紙(以下、「調整用チャート」とも称する)をスキャナ300にセットするよう指示する旨の表示をする。サービスマンは、表示手段18の表示内容に従って、調整用チャートの読み込み作業を行う。画像形成装置400は、スキャナ300で調整用画像が読み込まれたら、読み込みデータに基づいて用紙の角と評価マークとの位置関係を測定し、理想の位置からのずれなどを算出する。そして、画像形成装置400は、算出したずれ量に基づいて、後述するスキュー補正や変倍量補正などの画像調整動作を実行する。
本実施の形態では、画像形成動作調整作業の手間を削減し、また、画像形成動作調整作業を簡素化することができるように、用紙に形成する調整用画像を工夫した。
図3は、本実の形態の調整用チャートの一例を示す図である。(a)は、用紙Pの表面(「第2の面」とも称する)に形成される調整用画像を示す図であり、(b)は、用紙Pの裏面(「第1の面」とも称する)に形成される調整用画像である。図3に示すように、用紙Pの表面及び裏面の四角付近には、評価マーク1が形成されている。同図に示す評価マーク1の例では、十字形状となっている。また、用紙Pの表面及び裏面には、用紙角における幅方向の紙端を検知するための紙端検知マーク2が形成されている。同図に示す紙端検知マーク2の例では、用紙Pの中央部に形成された黒帯となっている。紙端検知マーク2(以下、「黒帯」ともいう)の上部と下部には折り線3が形成されている。
図4は、調整用チャートの折り曲げを説明するための図である。(a)は、調整用チャートを折り返す前の状態、(b)は、調整用チャートを紙端検知マーク2の下部で折り返した状態、(c)は、調整用チャートを紙端検知マーク2の上部で折り返した状態を示している。(a)に示す調整用チャートを紙端検知マーク2の下部の折り線3に沿って、用紙Pを表面側へ折り返すと、(b)に示すように、裏面の下部の幅方向の紙端が紙端検知マーク2と重なるようになっている。また、(a)に示す調整用チャートを紙端検知マーク2の上部の折り線3に沿って、用紙Pを裏面側へ折り返すと、(c)に示すように、裏面の上部の幅方向の紙端が紙端検知マーク2と重なるようになっている。
なお、紙端検知マーク2のパターンや濃度は、用紙の幅方向の端を検知できる形状であればよく、ベタ画像でも網点画像でもよい。他方、用紙とのコントラストが高いほうが用紙の端を正確に検知できるため、ある程度の濃度を必要とする。また、折り線3は、サービスマンまたはユーザーが作業しやすいように形成したものであり、調整用画像に折り線3は、なくてもかまわない。
図5は、背景用チャート(「背景用紙」ともいう)の一例を示す図である。図5において、背景用チャートは、黒ベタ画像が望ましいが、これに限られるものではなく、用紙の幅方向及び長さ方向の端を検知できる画像であればよい。調整用チャートの端部から評価マーク1の位置を読み取って計測するために、調整用チャートに背景用チャートを重ねた状態で、スキャナ300で読み取るようにする。
図6は、調整用チャートと背景用チャートのセット方法を説明するための図である。(a)は、スキャナ300のコンタクトガラス309に調整用チャートと背景用チャートをセットした状態を示す模式図である。(b)は、読取面(コンタクトガラス309側)から見た調整用チャート及び背景用チャートを示す図である。
調整用チャートに背景チャートを重ねてスキャナ300で読み取ることで、調整用チャートの端部からの評価マーク1の位置が検出でき、折り曲げ回数が2回で表面及び裏面の調整用チャートの端部からの評価マーク1の位置を検出できるようになる。例えば、(b)のように、紙端検知マーク2の下部を折り曲げた場合は、表面の評価マーク1については、幅方向と長さ方向の紙端は背景チャートにより検知可能であり、下部の評価マーク1については、幅方向については紙端検知マーク2により検知可能であり、長さ方向の紙端は背景用チャートにより検知可能である。
図7は、画像形成動作調整の制御フロー図である。図7において、まず制御手段15は、操作パネル48を制御して表示手段18に、調整用画像を形成する用紙の用紙サイズや用いる給紙トレイなどを入力させる画面を表示する。サービスマンやユーザーが、操作パネル48の操作手段14を操作して、用紙サイズ(例えば、A3サイズ)や調整用画像を形成する用紙がセットされた給紙トレイを入力する。
制御手段15は、操作手段14から、用紙サイズ情報や給紙トレイ情報を受信したら、用紙サイズ情報や給紙トレイ情報をRAM26等に格納する。そして、用紙サイズ情報や給紙トレイ情報に基づいて、背景画像(背景用チャート)と調整用画像(調整用チャート)を印刷出力する(ステップS1,S2)。
また、予め所定のサイズの用紙でしか調整用画像が出力できないようにしたり、予め決められた給紙トレイからしか給紙できないようにしてもよい。例えば、プリンタ部100の最大画像形成サイズの用紙(例えば、A3ノビ)を指定したり、手差しトレイを指定したりする。この場合は、表示手段18に、規定の給紙トレイに規定サイズの用紙をセットする旨を表示する。そして、ユーザーやサービスマンが予め決められたサイズの用紙を、予め決められた給紙トレイにセットしたら、操作手段14のスタートボタンを押すことで、背景画像を出力後、調整用画像が出力される。
調整用画像の出力は、以下のようにして行われる。すなわち、まず、制御手段15は、画像形成動作調整用画像データを記憶装置12から読み出し、画像形成動作調整用画像データと、RAM26に記憶している用紙サイズ情報とを、画像処理手段21へ送信する。画像処理手段21は、画像形成動作調整用画像データと、用紙サイズ情報とに基づいて、書き込み装置102の露光ON/OFF制御のための出力データを生成する。そして、この生成した出力データに基づいて、書き込み装置102が制御され、図3に示した調整用画像の潜像が感光体ドラムに形成されて、用紙に図3に示した調整用画像(調整用チャート)が出力される。
調整用画像出力動作が終了したら、制御手段15は、操作パネル48の表示手段18に、黒帯の下部に沿って用紙を折って、調整用画像(調整用チャート)の上に背景用画像(背景用チャート)を載せてスキャナ300にセットする旨を表示する(ステップS3)。例えば、図6(a)に示すような内容のガイダンス表示を行ってもよい。ユーザーまたはサービスマンは、操作パネル48の表示手段18の指示に従って、黒帯(紙端検知マーク2)の下部に沿って用紙を折って、調整用画像(調整用チャート)の上に背景用画像(背景用チャート)を載せてスキャナ300にセットし、スキャンする(ステップS4)。
スキャン動作が終了したら、制御手段15は、操作パネル48の表示手段18に、黒帯の上部に沿って用紙を折って、調整用画像の上に背景用画像を載せてスキャナ300にセットする旨を表示する(ステップS5)。ユーザーまたはサービスマンは、操作パネル48の表示手段18の指示に従って、黒帯の上部に沿って用紙を折って、調整用画像(調整用チャート)の上に背景用画像(背景用チャート)を載せてスキャナ300にセットし、スキャンする(ステップS6)。
制御手段15は、スキャナ300によるスキャンが2回実行されたら、1回目の読取データ、2回目の読取データそれぞれに基づいて、長さ方向と幅方向の紙端と評価マーク1とを検出する。制御手段15は、検出した紙端と評価マーク1までの距離を算出して、表面の評価マーク1の位置(座標)と、裏面の評価マーク1の位置(座標)とをそれぞれ算出する(ステップS7)。
そして、算出結果に基づいて、画像スキュー・位置補正等の画像形成動作の調整が行われる(ステップS8)。
このように、上記操作を実施することで、スキャン回数が2回で画像スキュー・位置調整用の評価マーク1を読み取るこができるようになる。
ここで、読取データに基づく紙端と評価マーク1の検出と、評価マーク1の位置(座標)の算出とについて、図8、図9を用いて説明する。図8は、調整用画像が形成された用紙の1角の拡大図であり、図9は、図8の破線の領域における1次元信号を示す図である。読取データには、用紙の四角に形成された十字の評価マーク1と、主走査方向の紙端と、副走査方向の紙端と、紙端外側の黒色部分の紙端検知マーク2とが読み取られる。
次に、読取データの図8のXの領域と、Yの領域に対して紙のエッジ方向に平均化する。平均化によって、図9に示すような1次元信号がそれぞれ得られる。
この1次元信号に対して、所定のスレッシュレベルを設定し、スレッシュレベルと信号との交点を、紙端P1、評価マーク1の直線のエッジ位置P2、P3として検出する。図8のX領域を解析することにより、幅方向の紙端、評価マーク1が検出される。図8のY領域を解析することにより、長さ方向の紙端、評価マーク1が検出される。
紙端P1から十字線の中点までの距離は、|P1-(P3+P2)/2|により算出される。上記領域Xと領域Yとから、用紙の角を基準(領域XにおけるP1の座標を0、領域YにおけるP1の座標を0)としたときの評価マーク1の十字線の交点座標(x1、y1)が算出される。
このようにして、用紙の四角の評価マーク1について、それぞれ座標が算出されたら、評価マークの座標に基づいて、画像形成動作の調整を行う。本実施形態においては、画像形成動作の調整として、画像スキュー補正、画像位置補正などを実施する。
まず、画像スキュー補正について説明する。図10は、画像スキュー量の算出について説明する図である。画像スキュー量は、四角の評価マークの座標のうち、用紙先端側の幅方向一端の評価マークの座標と、他端の評価マークの座標から算出する。用紙幅方向一端側の左上評価マーク1Lの用紙角(この評価マークに最も近い用紙角)を基準とした座標x1は、図10に示す距離aLであり、座標y1は、図10に示す距離bLである。用紙幅方向他端側の右上評価マーク1Rの用紙角(この評価マークに最も近い用紙角)を基準とした座標x1は、図10に示す距離aRであり、座標y1は、図10に示す距離bRである。また、スキュー角をθ、評価マーク間の距離をhとすると、画像スキューは、以下のようにあらわすことができる。
画像スキュー=sinθ=(bR-bL)/h
なお、評価マーク間の距離hは、用紙の幅をWとすると、
h={(W-aR-aL)2+(bR-bL)2}1/2
であらわすことができる。
評価マークの座標に基づいて算出したスキュー量に基づいて、スキュー補正が実行される。画像スキューの補正は、レジストローラ対近傍に設けられたスキュー補正板の用紙搬送方向に対する角度を変更することでなされる。
ここで、スキュー補正板による用紙スキュー補正について説明する。図11は、スキュー補正板81による紙スキュー補正について説明する図である。通常、図11(a)に示すように、レジストローラ対80の一方の上ローラ80aは、他方の下ローラ80bから離間している。給紙カセットから搬送されてきた用紙Pは、図11(b)に示すように、先端がスキュー補正板81に突き当たって停止する。これにより、用紙Pのスキューが補正される。次に、図11(c)に示すように、レジストローラ対80の一方の上ローラ80aを下降させ、用紙Pをレジストローラ対80で挟みこむ。次に、図11(d)に示すように、スキュー補正板81を退避させた後、レジストローラ対80により用紙Pを像形成部125へ搬送する。これにより、スキュー補正された用紙がまっすぐに像形成部125へ搬送される。
画像スキューは、スキュー補正板81の用紙搬送方向に対する角度を変更することで、補正することができる。記憶装置12には、スキュー量とスキュー補正板81の調整量とを関連づけたテーブルが記憶されており、制御手段15は、スキュー量が算出されたら、記憶装置12から上記テーブルを読み出す。次に、制御手段15は、スキュー量とテーブルとから、スキュー補正板81の調整量を決定し、決定したスキュー補正板81の調整量を、操作パネル48の表示手段18に表示する。サービスマンやユーザーは、表示手段18に表示されたスキュー補正板81の調整量に基づいて、スキュー補正板81の幅方向一端を動かして、スキュー補正板81の用紙搬送方向に対する角度を変更する。これにより、用紙Pが、像形成部125へまっすぐ搬送されるようになり、用紙に対して、画像が傾くことなく、形成される。なお、スキュー補正板81の用紙搬送方向に対する角度を調整する調整機構を設けて、調整量に基づいてスキュー補正板81の用紙搬送方向に対する角度が自動で調整されるように構成してもよい。
次に、画像位置の補正について説明する。画像位置のずれは、まず、図12に示すように、理想位置からのずれを算出する。紙角を基準とした理想位置の座標(x0=AL,y0=BL)は、記憶装置12にあらかじめ記憶されている。制御手段15は、記憶装置12から理想位置の座標(x0=AL,y0=BL)を読み出し、理想位置からのずれを算出する。理想位置(x0、y0)とのズレは、(x0-x1=AL-aL,y0-y1=BL-bL)として算出される。
画像位置補正に用いる評価マークは、四角の評価マークのうち、いずれかひとつでよいが、書き込み装置102の書き込み開始位置に該当する評価マークを用いるのが好ましい。本実施形態では、用紙先端側で、用紙左側の評価マークが、書き込み開始位置に該当する評価マークである。
画像位置の補正は、算出したずれ量に基づいて、書き込み装置102の書き込み制御を補正することで行われる。具体的には、画像データを感光体上の所望の位置に静電潜像として書き込むための、各種タイミング信号と主走査カウンタ・副走査カウンタによるカウント値との組み合わせを調整することにより、画像位置ずれを補正する。
ここで、書き込み装置102の書き込み制御について説明する。図13は、書き込み装置102の要部構成図である。図13に示すように、書き込み装置102内には、主走査方向の書き出しタイミングを決定するための同期センサ105が設けられている。ポリゴンミラー104によって走査された光ビームは、まず、同期センサ105に入射する。同期センサ105が光ビームを検知すると、主走査方向同期信号が出力される。そして、主走査方向の同期が取れてレーザ出力ユニット103から画像データに基づくレーザ光が出力される。
副走査方向の書き出しタイミングを決定するための副走査方向同期信号は、先の図11に示したレジストローラ対80の付近に用紙検知センサを設け、用紙検知センサが、用紙の先端を検知したら、副走査方向同期信号が出力される。そして、副走査方向の同期が取れてレーザ出力ユニット103から画像データに基づくレーザ光が出力される。
図14に書き込み制御の補正について示す。通常の書き込み開始設定では、副走査同期検知信号から2カウント目、主走査同期検知信号から2カウント目が書き込み開始位置だったとする。調整用画像の読取データから、理想位置に対して、副走査方向に1走査線分ずれ、主走査方向に1ドット分ずれていたことが検出されたとする。この場合は、副走査同期検知信号から3カウント目、主走査同期検知信号から3カウント目から書き込みが開始されるように補正するのである。これにより、画像位置ずれが補正され、理想位置に画像が形成される。
図15は、用紙幅方向の変倍量の算出について説明する図である。なお、図15は、用紙の先端側を示している。算出した表面の用紙先端側の用紙左角に形成された評価マークの用紙左角を基準とした座標は、(表x1=表aL,表y1=表bL)である。表面の用紙先端側の用紙右角に形成された評価マークの用紙右角を基準とした座標は、(表x1=表aR,表y1=表bR)である。また、算出した裏面の用紙先端側の用紙左角に形成された評価マークの用紙左角を基準とした座標は、(裏x1=裏aL,裏y1=裏bL)である。裏面の用紙先端側の用紙右角に形成された評価マークの用紙右角を基準とした座標は、(裏x1=裏aR,裏y1=裏bR)である。用紙の表面に画像を形成した後、定着で用紙が縮むため、表面画像のほうが小さくなる。したがって、用紙幅方向(主走査方向)の表裏変倍量(縮み量)は、以下の式で表すことができる。
幅方向表裏変倍量=(裏aL+裏aR)/(表aL+表aR)
同様にして、用紙長さ方向(副走査方向)の表裏変倍量(縮み量)は、以下の式で表すことができる。
長さ方向表裏変倍量=(裏bL+裏bR)/(表bL+表bR)
制御手段15は、幅方向表裏変倍量と、長さ方向表裏変倍量とを算出したら、その算出結果を、操作パネル48の表示手段18に表示する。サービスマンやユーザーは、表示された結果に基づいて、操作手段14を操作し、裏面の縦倍率、横倍率の入力を行う。例えば、表面に対して裏面を0.98倍という風に入力するのである。なお、このような倍率入力を行わずに、装置内で自動的に変倍量補正を行ってもよい。
次に、変倍量に補正について説明する。変倍量の補正は、裏面に画像を形成する際の書き込み開始位置を補正するともに、裏面に形成する画像データに対して、所定のアルゴリズムに基づいて、ドットなどを間引く処理を行うことで補正する。具体的には、(裏aL-表aL)に基づいて、主走査同期検知信号からの書き込み開始タイミングが補正され、(裏bL-表bL)に基づいて、副走査同期検知信号からの書き込み開始タイミングが補正される。また、ユーザーやサービスマンにより入力された横倍率に基づいて、裏面画像データから主走査方向における間引くドット数が求められ、所定のアルゴリズムに基づいて、求められたドット数、裏面画像データからドットが間引かれる。これにより、裏面画像の横倍率が微小縮小される。また、入力された縦倍率に基づいて、裏面画像データから間引く主走査線方向の画像数を求めるのである。例えば、求められた像数が、2走査分に相当する場合は、裏面画像データから2走査分の主走査方向の画像を間引くのである。これにより、裏面画像の縦倍率が微小縮小される。
なお、裏面画像の書き込み開始タイミングは、表面に形成された評価マークの位置と理想位置とに基づいて、書き込み開始タイミングが補正された場合は、その補正量を考慮して、補正する。また、上述では、裏面画像を微小縮小することで、表裏の倍率誤差を補正しているが、表面画像を微小拡大して、表裏の倍率誤差を補正してもよい。
また、表面画像、裏面画像それぞれについて、理想位置に対する倍率誤差を算出し、表面画像、裏面画像それぞれが、理想位置に対して、倍率誤差が補正されるようにしてもよい。この場合は、理想位置の座標(x0=A,y0=B)とすると、
幅方向変倍量=((A-aL)+(A-aR))/h0
長さ方向変倍量=((B-bL)+(B-bL’))/l0
となる。
なお、上記h0、l0は、理想位置間の距離であり、用紙の幅をWとすると、h0=W-2Aであり、用紙長さLとすると、l0=L-2Bである。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置400によれば、評価マーク及び紙端検知マークを含む画像形成動作調整用画像が形成された用紙の第1の面に形成された評価マークが当該用紙の第2の面に形成された紙端検知マークと重なるように、当該評価マークを含む部分を第2の面へ折り返された当該用紙に、背景用紙を重ねた状態で、スキャナ300により読み取られた読取データから、当該用紙の紙端と及び評価マークを検出し、紙端と評価マークまでの距離を算出し、算出された距離に基づいて画像形成動作を調整することとしたので、調整用のチャートを折り曲げる回数を減らして、画像調整作業における手間を低減することが可能になる。
(変形例)
図16は、調整用チャートの変形例を示す図である。図3に示す例では、紙端検知マーク2を1本の黒帯としたが本発明はこれに限られるものではなく、用紙の幅方向の紙端を検知できる構成であればどのような画像でもよく、紙端検知マーク2は、例えば、図16に示すように、複数本の黒帯で構成してもよい。
(MFPのハードウェア構成)
図16は、MFP(画像形成装置400)のハードウェア構成を示す図である。この図16に示すように、MFPは、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
コントローラ910は、CPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、ローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、HDD909を有している。NB903とASIC906との間は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続されている。
CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジである。NB903は、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、メモリコントローラの各機能を実現させるプログラム又はデータの格納用メモリであるROM902a、プログラム又はデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリ等に用いられるRAM902bを有する。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス922、HDDコントローラ908及びMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC906は、PCIターゲット及びAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)及びMEM-C907を制御するメモリコントローラを有する。また、ASIC906は、ハードウェアロジック等により画像の回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部300及びプリンタ部100との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットを有する。なお、ASIC906には、USBインタフェース又はIEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続してもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HDD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HDD909は、CPU901の制御にしたがってHDD909に対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースである。AGPバス921は、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることで。グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
近距離通信回路920には、近距離通信回路920を有している。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。更に、エンジン制御部930は、スキャナ部300及びプリンタ部100を有している。
操作パネル940は、現在の設定値又は選択画面等を表示し、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等の表示部940aを有している。また、操作パネル940は、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値の入力を行うためのテンキー及びコピー開始を指示するためのスタートキー等を備えた操作部940bを有している。
コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば描画制御、通信制御、操作パネル940からの入力の処理等を行う。スキャナ部300又はプリンタ部100は、誤差拡散処理及びガンマ変換処理等の画像処理機能を有している。
なお、MFPは、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を順次に切り替えて実行可能となっている。MFPは、ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなる。また、MFP9は、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
ネットワークI/F950は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインタフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
1 評価マーク
2 紙端検知マーク
3 折り線
300 スキャナ
309 コンタクトガラス
400 画像形成装置
特開2015-228012号公報

Claims (4)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙の画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像形成手段により、評価マーク及び紙端検知マークを含む画像形成動作調整用画像が形成された用紙の第1の面に形成された前記評価マークが当該用紙の第2の面に形成された前記紙端検知マークと重なるように、当該評価マークを含む部分を第2の面へ折り返された当該用紙に、背景用紙を重ねた状態で、前記画像読取手段により読み取られた読取データから、当該用紙の紙端と及び前記評価マークを検出し、紙端と評価マークまでの距離を算出し、算出された距離に基づいて画像形成動作を調整する調整手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成動作調整用画像は、
    前記評価マークが、用紙の第1の面及び第2の面の4隅にそれぞれ形成されており、かつ、前記紙端検知マークが、用紙の第2の面に帯状に形成されており、
    用紙の第1の面の上部に形成された前記評価マークが当該用紙の第2の面に形成された紙端検知マークと重なるように、前記紙端検知マークの上部が折り返され、
    用紙の第1の面の下部に形成された前記評価マークが当該用紙の第2の面に形成された紙端検知マークと重なるように、前記紙端検知マークの下部が折り返されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記紙端検知マークは、折り返した部分の紙端と明暗の差がつくように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置の画像形成動作を調整する画像形成動作調整方法において、
    画像形成手段を用いて、用紙の第1の面に評価マークを第2の面に紙端検知マークを形成する工程と、
    用紙の第1の面に形成された評価マークが当該用紙の第2の面に形成された紙端検知マークと重なるように、当該評価マークを含む部分を第2の面へ折り返した当該用紙に、背景用紙を重ねた状態で、画像読取手段で読み取る工程と、
    前記画像読取手段で読み取った読取データに基づいて、用紙の端と、評価マークとを検知し、用紙の紙端から評価マークまでの距離を算出する工程と、
    前記用紙の端から評価マークまでの距離に基づいて、画像形成装置の画像形成動作を調整する工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成動作調整方法。
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