JP2009247607A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機において、遊技者にとって賞球の払い出しを視認し易いものにさせつつ、遊技盤面との関連性をもたせ、遊技の興趣を向上させる。
【解決手段】遊技領域Tに向けて発射された遊技球が入賞口21に入賞し、これに応じて賞球Pを排出する払出装置30は、遊技盤面20の後面側上方に配置されている。また、払出装置30にて排出された賞球Pを上皿14および下皿15まで誘導する誘導路40は、遊技盤面20の後面に設置され且つ少なくとも遊技盤面20の後面に設置された個所において前面側から内部が透過するように形成されている。さらに、遊技盤面20は、誘導路40が設置された個所を前面から後面に透過するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機に代表される弾球遊技機に関し、詳しくは遊技盤面の遊技領域に遊技球を発射して楽しむ弾球遊技機に関する。
従来、パチンコ機に代表される弾球遊技機にあっては、遊技盤面の遊技領域に入賞口を備え、遊技者は、この遊技領域に遊技球を発射して楽しむように構成されている。この入賞口に遊技球が入ると、遊技球の入賞ということとなり、賞球を払い出すようになっている。
図4は、従来の賞球払出し構造を示すパチンコ機100の正面図である。図4に示すように、賞球の払い出しは、一般に遊技盤面101の裏側に設置された払出装置102により行われており、払出装置102から排出された賞球は、遊技盤面101の裏側に設けられた誘導路103を通り、前枠104に設置された上皿105あるいは下皿106(以下、この上皿あるいは下皿を総じて払出皿という。)に払い出されるようになっている。
ところで、この払出皿105,106は、上記した払出装置102の賞球の払い出しによって一杯となってしまうことがある。このように、払出皿105,106が賞球の払い出しによって一杯となってしまうと、遊技者は、賞球の払い出しに気づき難く、遊技としての面白みに欠けるところがあった。
そこで、この払出装置102からの賞球を払い出すにあたって、その払い出しを遊技者に視認し易いように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この開示される弾球遊技機では、上記した払出装置から排出された賞球を払出皿まで誘導する誘導路を、透明な樹脂で形成するとともに、その設置位置を遊技機前面側とすることで、遊技者にとって賞球の払い出しを視認し易いものにしていた。
特開2006−43266号公報
ところが、上記開示される遊技機にあっては、遊技中の遊技者の視覚範囲は、主として表示演出される遊技盤面に向けられており、賞球の払出しの誘導路が遊技盤面から離れた個所に設置されたものとなっていると、遊技者の視覚範囲から逸れたものとなって、その払出しは遊技者に気づかれ難いものとなりがちであり、興趣に乏しい面があった。
また、入賞口に入賞することにより払い出される賞球は、単に誘導路を通って払出皿に払い出されるので、遊技盤面との関連性も無く、興趣に乏しい面があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、弾球遊技機において、遊技者にとって賞球の払い出しを視認し易いものにさせつつ、遊技盤面との関連性をもたせ、遊技の興趣をより一層向上させることにある。
上記課題を解決するため本発明に係る弾球遊技機は、次の手段を採用する。
すなわち、請求項1に係る弾球遊技機は、遊技盤面の遊技領域に入賞口を備え、遊技球を前記遊技領域に向けて発射する弾球遊技機であって、発射された遊技球が前記入賞口に入賞することに応じて賞球を排出する払出装置と、前記払出装置から排出された賞球を払出皿まで誘導する誘導路とを備え、前記払出装置は、前記遊技盤面の後面側上方に配置され、前記誘導路は、前記遊技盤面の後面に設置され、前記遊技盤面および前記誘導路は、少なくとも前記誘導路を前記遊技盤面の前記後面に設置した個所において、前記遊技盤面の前面から前記誘導路の内部まで透過するように構成されていることを特徴とする。なお、前面とは、遊技者が座って位置する側の面であることを意味しており、これに対し、後面とは、遊技者が座って位置する側とは反対側の面であることを意味している。
この弾球遊技機によれば、遊技領域に向けて発射された遊技球が入賞口に入賞し、払出装置にて排出された賞球を払出皿まで誘導するにあたって、払出装置は遊技盤面の後面側上方に配置され、誘導路は、遊技盤面の後面に設置され、遊技盤面および誘導路は、少なくとも誘導路を遊技盤面の後面に設置した個所において、遊技盤面の前面から誘導路の内部まで透過するように構成されているので、遊技者は、遊技盤面の遊技領域を見ているだけで、払出装置にて排出された賞球が払出皿まで誘導されている状態を視認することができる。これによって、遊技者は、賞球が払出しされていることを実感することができ、遊技の面白みが増すこととなる。
また、この賞球は、遊技領域に向けて発射された遊技球と重なり合うようにして払出皿まで誘導されつつ流れ出されていくこととなる。これによって、遊技領域に、遊技球に加えて賞球も視認可能に存在することとなって、遊技の興趣を向上させたものとなる。さらにいえば、賞球は遊技領域内に存在しているので、遊技演出コンセプトに合わせて流れ出すことができる。これによって、遊技の興趣を向上させたものとなる。
請求項2に係る弾球遊技機は、請求項1に記載の弾球遊技機において、演出手段を備え、前記演出手段は、前記誘導路に賞球を排出するに際して、その賞球の排出に応じた演出を行うことを特徴とする。なお、この演出手段による演出には、遊技者が視覚的に楽しめる画像表示演出や、ランプ点灯演出や、遊技者が聴覚的に楽しめる音声出力演出等が含まれる。
この弾球遊技機によれば、誘導路に賞球を排出するに際して、その賞球の排出に応じた演出を行うので、遊技者は、その演出によって賞球が払出しされていることをより実感することができ、遊技の面白みが一層増すこととなる。
請求項3に係る弾球遊技機は、請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において、前記誘導路に、前記払出装置から排出された賞球の流れ出しを変更する流出変更手段が設けられていることを特徴とする。なお、この賞球の流れ出しの変更には、賞球流れ出しの経路を変更するものや、賞球の流れ出し量を変更するもの等が含まれる。
この弾球遊技機によれば、誘導路に払出装置から排出された賞球の流れ出しを変更する流出変更手段が設けられているので、排出された賞球は、誘導路内で単純落下のように流れ出されてゆくのではなく、変化が加えられた流れ出しとすることができる。
これによって、賞球の流れ出しに関して興趣が加えられることとなり、遊技者は、賞球の流れ出しを楽しむことができて、遊技の面白みが一層増すこととなる。
請求項4に係る弾球遊技機は、請求項3に記載の弾球遊技機において、前記流出変更手段を操作する操作手段が設けられていることを特徴とする。
この弾球遊技機によれば、流出変更手段を操作する操作手段が設けられているので、流出変更手段による賞球の流れ出しの変更(賞球の経路変更、および賞球の流れ出し量変更を含む。)を、操作手段にて遊技者が任意に操作することができることとなる。これによって、遊技者は、賞球の流れ出しを視覚にて楽しむことができて遊技の面白みが一層増すこととなる。
本発明に係る弾球遊技機によれば、遊技者にとって賞球の払い出しを視認し易いものにさせつつ、遊技盤面との関連性をもたせ、遊技の興趣をより一層向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態となる弾球遊技機の一例であるパチンコ機1の正面図である。
パチンコ機1は、図1に示すように、外枠2にて支持される前枠10と、この前枠10にて支持される遊技盤面20とを備える。また、前枠10の上部においては、適宜の遊技演出に対応して点灯する演出手段としてのランプ装置9が設けられている。
前枠10は、図1に示すように、外枠2に対してヒンジ構造を有した連結部材19により連結され、透明の板ガラスを備えたガラス枠11を片側開閉可能に軸支する。この前枠10は、下方において、賞球を払い出すための上払出口12および下払出口13を備えるとともに、払出皿としての上皿14および下皿15を備える。この上皿14および下皿15は、上払出口12および下払出口13のそれぞれから排出される賞球の受け皿となるものである。
この上皿14には、操作手段としての操作スイッチ18が設けられている。操作スイッチ18は、遊技者の任意により、遊技に関する各種演出の選択あるいは変更の操作入力をするものである。
また、この前枠10には、図示においてはハンドル部しか見えないが、上皿14に貯留されている遊技球を、遊技盤面20の遊技領域Tに向けて発射する発射装置16が設置されている。
なお、発射装置16から発射された遊技球は、遊技盤面20の左側に設置された案内レール17にて遊技領域T内に案内されて進入する。この際、発射された遊技球は、遊技領域Tのうち、主として正面視中心線Yより左側の領域において転がりながら落下し易くなっており、この領域を以下において遊技球進入主領域として設定する。
図2は、図1に示すパチンコ機1の遊技盤面20を拡大して示す正面模式図である。図3は、図2に示す遊技盤面20を側面視した側面模式図である。
遊技盤面20は、図1および図2に示すように、上記発射装置16から発射された遊技球が転がりながら落下してゆく遊技領域Tを備える。この遊技領域Tには、適宜の入賞口21(21a,21b)、演出手段としての表示装置22、風車23、スルーチャッカー24、釘(不図示)等が設けられている。
この遊技盤面20は、後に詳述する誘導路40が設置された個所を、前面から後面に透過するように形成されている。具体的には、図1および図2に示すように、遊技盤面20のうち、誘導路40が設置された個所においては、遊技者のいる前面側から遊技盤面20の後面側まで透き通って見える透明な樹脂を用いて形成されている。
入賞口21は、開口された個所から遊技球が入ると、内部に設置された検出スイッチにて遊技球が入ったことを検出する。この検出スイッチは、その検出した旨の信号を遊技盤面20の後面側に配置された制御装置(不図示)に送信する。その検出した旨の信号を受信した制御装置は、遊技球が入賞したものと認識し、後述する払出装置30にて賞球を払い出すように制御する。このようにして、入賞口21に遊技球が入賞した場合には、賞球を払い出すようになっている。
表示装置22は、発射された遊技球が入賞口21に入賞したことや、遊技球がスルーチャッカー24に通過したこと等に起因して、制御装置の制御に基づき各種の表示演出がなされるところである。
次に、上記した入賞口21に発射された遊技球が入賞したことに応じて、賞球を払い出す賞球払出し構造に関して説明する。
賞球払出し構造は、図2および図3に示すように、発射された遊技球が入賞口21に入賞することに応じて賞球を排出する払出装置30と、この払出装置30から排出された賞球を上記した上皿14および下皿15まで誘導する誘導路40とを備えて構成される。
払出装置30は、遊技盤面20の後面側上方に配置されるものであって、上記したように、発射された遊技球が入賞口21に入賞したことにより、制御装置の制御に基づき賞球を払い出すものである。具体的には、払出装置30は、図1〜図3に示すように、上方に設置されているタンクレール(不図示)から送られてきた遊技球を、制御装置の制御信号に基づいて、予め設定されている賞球数に応じた遊技球をカウントして賞球として排出するカウント排出機能を備えて構成される。この排出された賞球は、次に説明する誘導路40に流れ出てゆく。
誘導路40は、遊技盤面20の後面に設置され、且つ少なくとも前面側から内部が透過するように形成されている。具体的には、誘導路40は、図1〜図3に示すように、遊技盤面20の左側後面に設置される誘導路本体41と、この誘導路本体41に払出装置30から排出された賞球を流れ入れる流入樋部42と、誘導路本体41を通過した賞球を上皿14および下皿15に流れ出す流出樋部43とを備える。なお、誘導路本体41内における符号Pは、賞球を示している。また、この流出樋部43は、従前の誘導路(図4の符号103参照)の一部を有効的に活用したものとなっている。
誘導路本体41は、遊技盤面20のうち遊技領域Tの後面に設置されるものであって、具体的には、遊技領域Tのうち正面視中心線Yから左側領域を覆うように設置されている。つまり、誘導路本体41は、遊技領域Tのうち、遊技球が主として転がり落ち易い遊技球進入主領域に亘って形成されている。これにより、払出装置30から排出された賞球は、誘導路本体41が設置された遊技球進入主領域内に亘って多様な転がり落ち方ができるようになっている。
誘導路本体41は、前面側から内部が透過するように形成されている。具体的には、誘導路本体41は、遊技盤面20の後面に面した個所(誘導路本体41の前面側)が、遊技者のいる前面側から誘導路本体41の内部まで透き通って見えるように、透明な樹脂を用いて形成されている。
この誘導路本体41の内部には、流入樋部42からの賞球Pの流れ出しを変更する、流出変更手段としての樹脂製釘44aおよび内方突出壁44bが設けられている。この樹脂製釘44aおよび内方突出壁44bは、流入樋部42から流れ入れられた賞球の流れ出る経路を、賞球の障害物となることによって変更させるものであり、遊技演出コンセプトに合わせて設定されたものである。
さらに、この誘導路40には、特に図示していないが、払出装置30から排出された賞球Pの流れ出しを変更する、流出変更手段としての貯留用開閉扉が、流入樋部42と誘導路本体41との繋ぎ目となる本体流入口45に設けられている。この貯留用開閉扉は、扉状に形成されて本体流入口45に設置されるものであって、適宜に制御された電動モータの駆動により、この本体流入口45を開閉させるものである。
つまり、本体流入口45を開けるように貯留用開閉扉が位置している場合には、払出装置30から排出された賞球は、誘導路本体41に流入されることとなり、流出樋部43を介して上皿14および下皿15に払い出される。また、本体流入口45を閉めるように、貯留用開閉扉が位置している場合には、払出装置30から排出された賞球は、誘導路本体41に流入されずに、流入樋部42に貯留されることとなる。
なお、本体流入口45が閉められて流入樋部42に賞球が貯留された後に、この本体流入口45が電動モータの駆動により開けられた場合には、この貯留された分だけ賞球流れ出しの流れ出し量を変更させることとなる。
また、この貯留用開閉扉の開閉は、上記した操作スイッチ18の操作入力により操作できるようになっている。具体的には、遊技者が操作スイッチ18を押下するたびに、貯留用開閉扉が開いたり閉まったり切り替わるようになっている。
一方、パチンコ機1においては、上記した誘導路40に賞球を排出するに際して、その賞球の排出に応じた演出を行っている。具体的には、発射装置16から発射された遊技球が入賞口21に入賞し、これに応じて払出装置30から賞球を払い出す際には、この賞球の払出しに応じて、上記したランプ装置9が点灯するようになっている。また、遊技者が操作スイッチ18を押下して貯留用開閉扉の開閉を切り替えた場合には、上記した表示装置22にて、この開閉の切り替えに応じた画像表示演出がなされるようになっている。
以上のように構成されたパチンコ機1によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、このパチンコ機1によれば、遊技領域Tに向けて発射された遊技球が入賞口21に入賞し、払出装置30にて排出された賞球を上皿14および下皿15まで誘導するにあたって、遊技盤面20のうち、誘導路40が設置された個所においては、遊技者のいる前面側から遊技盤面20の後面側まで透き通って見える透明な樹脂を用いて形成されているので、遊技者は、後面側に設置された誘導路40自体を見ることができる。
さらに、払出装置30は遊技盤面20の後面側上方に配置され、この払出装置30から排出された賞球を上皿14および下皿15まで誘導する誘導路40は、遊技盤面20の後面に設置された誘導路本体41を備え、この誘導路本体41は、遊技盤面20の後面に面した個所が、遊技者のいる前面側から誘導路本体41の内部まで透き通って見えるように、透明な樹脂を用いて形成されているので、遊技者は、誘導路本体41の内部を見ることができる。
このようにして、遊技盤面20および誘導路40(誘導路本体41)は、その設置個所において、遊技盤面20の前面から誘導路40の内部まで透過するように構成されることとなるので、遊技者は、遊技盤面20の遊技領域Tを見ているだけで、誘導路本体41の内部を見ることができ、これによって払出装置30にて排出された賞球Pが上皿14および下皿15まで誘導されている状態を視認することができる。したがって、遊技者は、賞球の払出しを実感することができ、遊技の面白みが増すこととなる。
また、この賞球Pは、遊技領域Tに向けて発射された遊技球と重なり合うようにして上皿14および下皿15まで誘導されつつ流れ出されていくこととなる。特に、誘導路本体41は、遊技領域Tのうち、遊技球が主として転がり落ち易い正面視中心線Yから左側領域の遊技球進入主領域に亘って形成されているので、遊技領域Tに向けて発射された遊技球との重なりは、顕著なものとなっている。これによって、遊技領域Tに、遊技球に加えて賞球Pも視認可能に存在することとなり、遊技としての面白みが一層向上したものとなる。さらにいえば、賞球Pは、遊技領域T内に存在しているので、この賞球の流れ出しを遊技演出コンセプトに合わせることができるので、遊技の興趣を向上させる。
また、このパチンコ機1によれば、誘導路40に賞球Pを排出するに際して、その賞球Pの排出に応じてランプ装置9が点灯するようになっており、さらに、操作スイッチ18を押下して貯留用開閉扉の開閉を切り替えた場合には表示装置22にて画像表示演出するようになっているので、遊技者は、賞球が払出しされていることをより実感することができ、遊技の面白みが一層増すこととなる。
このパチンコ機1によれば、誘導路本体41の内部に樹脂製釘44aおよび内方突出壁44bが設けられているので、流入樋部42から流れ入れられた賞球Pの流れ出る経路を、賞球の障害物となることによって変更させ、賞球Pの流れ出しに変化を加えることができる。これによって、賞球Pとして遊技球の流れ出しに関して興趣が加えられることとなり、遊技者は、賞球の流れ出しを楽しむことができて、遊技の面白みが一層増すこととなる。
さらに、このパチンコ機1によれば、流入樋部42と誘導路本体41との繋ぎ目となる本体流入口45に、電動モータの駆動により開け閉めされる貯留用開閉扉が設けられているので、流入樋部42から誘導路本体41に流入される賞球の流れ出し量を変更させ、賞球Pの流れ出しに変化を加えることができる。これによって、賞球Pとして遊技球の流れ出しに関して興趣が加えられることとなり、遊技者は、賞球の流れ出しを楽しむことができて、遊技の面白みが一層増すこととなる。
このパチンコ機1によれば、上記した貯留用開閉扉の開閉を操作する操作スイッチ18が設けられているので、遊技者が操作スイッチ18を押下するたびに、貯留用開閉扉を開けたり閉めたり切り替えることができ、賞球の流れ出し量を変更させることができて、遊技者は、賞球Pの流れ出しをさらに楽しむことができて、遊技の面白みが一層増すこととなる。
以上のように、このパチンコ機1によれば、遊技者にとって賞球Pの払い出しを視認し易いものにさせつつ、遊技盤面20との関連性をもたせ、遊技の興趣をより一層向上させることができる。
なお、本発明に係る弾球遊技機にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜に変更するものであっても何ら問題の無いものとされる。
例えば、上記実施の形態においては、弾球遊技機の一例として、中央に表示装置22を備えたパチンコ機を例に挙げて説明するものであったが、本発明に係る弾球遊技機は、これに限定されることはなく、適宜の遊技内容および適宜の配置構成が選択されるものであっても何ら問題のないものとされる。
また、上記実施の形態においては、誘導路40(誘導路本体41)は、遊技領域Tの後面であって、そのうち正面視中心線Yから左側領域となる遊技球進入主領域を覆うように設置されるものであったが、本発明に係る誘導路は、これに限定されることなく、遊技領域Tの範囲において、適宜の材質、適宜の形状、適宜の位置、適宜の大きさ、適宜の範囲を選択することができる。
また、上記実施の形態においては、誘導路40(誘導路本体41)は、遊技領域Tの後面に設置されるものであって、単体で賞球を誘導可能な角型筒状に形成されるものであったが、本発明に係る誘導路は、これに限定されることなく、複合体で賞球を誘導可能に形成されるものであってもよい。例えば、誘導路本体は、遊技盤面に設置させて合体させた際に角型筒状を成すように形成されるものであってもよい。
また、上記実施の形態においては、演出手段によって行われる誘導路に賞球を排出する際の演出としては、ランプ装置9の点灯によるものや、表示装置22の画像表示演出によるものを挙げたが、本発明に係る演出手段による演出としては、これに限定されることなく、LEDの点灯、セグメント表示演出、音声演出等の様々な演出が含まれる。このような場合には、LEDやセグメント表示器が演出手段に相当することとなる。
また、上記実施の形態においては、流出変更手段の例として、樹脂製釘44a、内方突出壁44b、貯留用開閉扉を挙げて説明したが、本発明に係る流出変更手段は、これに限定されることなく、賞球の流れ出しを変化させるものであれば、形状、駆動形式等を問わず、様々なものを選択することができるものである。
また、上記実施の形態においては、操作手段の例として操作スイッチ18を挙げて説明したが、本発明に係る操作手段は、これに限定されることなく、上記例のような流出変更手段を操作可能に構成されるものであれば何ら問題なく、形状、大きさ、設置位置、操作入力検出方法等を問わず、様々なものを選択することができるものである。
実施の形態となる弾球遊技機の一例であるパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の遊技盤面を拡大して示す正面模式図である。 図2に示す遊技盤面を側面視した側面模式図である。 従来の賞球払出し構造を示すパチンコ機の正面図である。
符号の説明
1 パチンコ機(弾球遊技機)
2 外枠
9 ランプ装置
10 前枠
11 ガラス枠
12 上払出口
13 下払出口
14 上皿
15 下皿
16 発射装置
17 案内レール
18 操作スイッチ(操作手段)
20 遊技盤面
21 入賞口
22 表示装置
30 払出装置
40 誘導路
41 誘導路本体
42 流入樋部
43 流出樋部
44a 樹脂製釘(流出変更手段)
44b 内方突出壁(流出変更手段)
45 本体流入口
P 賞球
T 遊技領域
Y 正面視中心線

Claims (4)

  1. 遊技盤面の遊技領域に入賞口を備え、遊技球を前記遊技領域に向けて発射する弾球遊技機であって、
    発射された遊技球が前記入賞口に入賞することに応じて賞球を排出する払出装置と、
    前記払出装置から排出された賞球を払出皿まで誘導する誘導路とを備え、
    前記払出装置は、前記遊技盤面の後面側上方に配置され、
    前記誘導路は、前記遊技盤面の後面に設置され、
    前記遊技盤面および前記誘導路は、少なくとも前記誘導路を前記遊技盤面の前記後面に設置した個所において、前記遊技盤面の前面から前記誘導路の内部まで透過するように構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    演出手段を備え、
    前記演出手段は、前記誘導路に賞球を排出するに際して、その賞球の排出に応じた演出を行うことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において、
    前記誘導路に、前記払出装置から排出された賞球の流れ出しを変更する流出変更手段が設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項3に記載の弾球遊技機において、
    前記流出変更手段を操作する操作手段が設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
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