JP2009241621A - ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造 - Google Patents

ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造

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Abstract

【課題】ステアリングコラムにニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング装置の駆動モータを搭載する際に、インパネリインフォースメントを中心とした質量バランスを向上させることを目的とする。
【解決手段】電動パワーステアリング装置12の駆動モータ64が、インパネリインフォースメント16を基準としてニーエアバッグ装置10の反対側となる車両前方側に搭載されている。換言すれば、インパネリインフォースメント16の車両後方側にニーエアバッグ装置10が搭載され、該インパネリインフォースメント16の車両前方側に電動パワーステアリング装置12が搭載されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造に関する。
ステアリングコラムを覆うコラムカバー内に、ニーエアバッグモジュールを配置したコラム付けニーエアバッグ装置が開示されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2007−131082号公報 特開2007−203937号公報
ところで、ステアリングホイールの操舵力をアシストするための電動パワーステアリング装置を、ステアリングコラムのうちインストルメントパネル内に位置する部位に設けることが一般に行われている。この電動パワーステアリング装置は、インストルメントパネル内を車幅方向に延びるインパネリインフォースメントの近傍に配置されることが一般的である。
しかしながら、上記した従来例では、ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング装置の駆動モータの搭載位置関係については、特に考慮されていない。
本発明は、上記事実を考慮して、ステアリングコラムにニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング装置の駆動モータを搭載する際に、インパネリインフォースメントを中心とした質量バランスを向上させることを目的とする。
請求項1の発明は、インストルメントパネル内を車幅方向に延びるインパネリインフォースメントに支持されるステアリングコラムの後端側を覆うコラムカバー内において、前記ステアリングコラムの下部外周面側に配設され、折畳み状態のニーエアバッグと該ニーエアバッグに対してガスを供給可能なインフレータとを含んで構成され、前記ニーエアバッグが前記ガスの供給を受けて前記コラムカバー内から乗員の膝部側へ膨張展開可能に構成されたニーエアバッグ装置と、電動パワーステアリング装置における操舵力アシスト用の駆動源として前記ステアリングコラムに取り付けられ、前記インパネリインフォースメントを基準として、前記ニーエアバッグ装置の反対側となる車両前方側に搭載された駆動モータと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、電動パワーステアリング装置の駆動モータが、インパネリインフォースメントを基準としてニーエアバッグ装置の反対側となる車両前方側に搭載されている。換言すれば、インパネリインフォースメントの車両後方側にニーエアバッグ装置が搭載され、該インパネリインフォースメントの車両前方側に電動パワーステアリング装置の駆動モータが搭載されている。このため、ステアリングコラムにニーエアバッグ装置と、電動パワーステアリング装置の駆動モータとを搭載する際に、インパネリインフォースメントを中心としたステアリングコラムの車両前後方向の質量バランスを向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記ステアリングコラムの軸方向における前記駆動モータの重心と前記インパネリインフォースメントの中心との間の距離が、前記ステアリングコラムの軸方向における前記インパネリインフォースメントの中心と前記ニーエアバッグ装置の重心との間の距離よりも短く設定されていることを特徴としている。
請求項2に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、比較的重い駆動モータの重心の位置が、比較的軽いニーエアバッグ装置の重心の位置よりもインパネリインフォースメントの近くに設定されているので、駆動モータの質量に基づきインパネリインフォースメントに作用するモーメントの大きさと、ニーエアバッグ装置の質量に基づきインパネリインフォースメントに作用するモーメントの大きさとが近い値となる。各々のモーメントは互いに逆方向に作用するため、該モーメントは互いに打ち消し合うこととなる。このため、通常時におけるインパネリインフォースメント回りのステアリングコラムの振動を効率的に抑制することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記駆動モータの重心は、前記インパネリインフォースメントの中心の車両上側に位置し、前記ニーエアバッグ装置の重心は、前記インパネリインフォースメントの中心の車両下側に位置することを特徴としている。
請求項3に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、駆動モータの重心がインパネリインフォースメントの中心の車両上側に位置し、ニーエアバッグ装置の重心がインパネリインフォースメントの中心の車両下側に位置しているので、車両の加減速時において、駆動モータの質量及びニーエアバッグ装置の質量に基づきインパネリインフォースメントに作用するモーメントが互いに打ち消され易い。このため、車両の加減速時におけるインパネリインフォースメント回りのステアリングコラムの振動を効率的に抑制することができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記駆動モータの重心の位置が、ステアリングコラムに対して車幅方向の一方側にオフセットされており、前記インフレータは、車幅方向における前記ステアリングコラムの中心を基準として前記駆動モータの重心と反対側に配置されていることを特徴としている。
請求項4に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、駆動モータの重心の位置が、ステアリングコラムに対して車幅方向の一方側にオフセットされており、インフレータが車幅方向におけるステアリングコラムの中心を基準として駆動モータの重心と反対側に配置されているので、駆動モータの質量及びニーエアバッグ装置の質量に基づきステアリングコラムに作用するモーメントが互いに打ち消され易い。このため、ステアリングコラムの軸線回りの振動を効率的に抑制することができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記駆動モータは、その軸線が、前記ステアリングコラムの中心を通る車両上下方向軸に対して、車幅方向の一方側に傾斜した状態で搭載されていることを特徴としている。
請求項5に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、駆動モータの軸線が、ステアリングコラムの中心を通る車両上下方向軸に対して車幅方向の一方側に傾斜した状態となっているので、該駆動モータの上端の高さ位置を低く抑えることができ、インストルメントパネル内の限られたスペースを有効に利用することができる。
請求項6の発明は、請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記ステアリングコラムは、ステアリングホイールの前後位置を所定範囲内で調節可能とするテレスコピック機構と、所定値以上の荷重が前記ステアリングホイール側から軸方向前側に入力された際に所定ストロークの範囲内で収縮して衝撃を吸収可能とする衝撃吸収機構を有しており、前記インフレータは、前記ステアリングコラムの軸線と略平行、かつ前記衝撃吸収機構により前記ステアリングコラムが収縮する際の可動側部位に設けられ、前記駆動モータは、前記ステアリングホイールの前後位置が前記テレスコピック機構により最前方位置とされた状態で前記ステアリングコラムが前記衝撃吸収機構により収縮した際に、前記インフレータと干渉しない領域に配置されていることを特徴としている。
請求項6に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、テレスコピック機構を用いてステアリングコラムを伸縮させることで、ステアリングホイールの前後位置を任意に調節することができる。また衝撃吸収機構により、所定値以上の荷重がステアリングホイール側からステアリングコラムの軸方向前側に入力された際に、該ステアリングコラムが所定ストロークの範囲内で収縮して、その衝撃を吸収することができる。インフレータは、ステアリングコラムが衝撃吸収機構により収縮する際の可動側部位に設けられているが、電動パワーステアリング装置の駆動モータは、ステアリングホイールの前後位置がテレスコピック機構により最前方位置とされた状態でステアリングコラムが衝撃吸収機構により収縮しても、インフレータと干渉しない領域に配置されている。このため、衝撃吸収機構におけるステアリングコラムの衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6の何れか1項に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、前記乗員の前記膝部の車両前方に位置する前記インストルメントパネルと、前記インパネリインフォースメントとの間には、前記ニーエアバッグにより前記膝部を拘束する際に該膝部から前記インストルメントパネルに入力される荷重を、前記インパネリインフォースメントに伝達可能な荷重伝達部材が配設されていることを特徴としている。
請求項7に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造では、車両の前面衝突時に、ニーエアバッグがコラムカバー内から乗員の膝部側へ展開するので、該ニーエアバッグにより該膝部を拘束することができる。このとき、膝部からニーエアバッグを介してインストルメントパネルに乗員の慣性力に基づく荷重が入力される。この荷重は、荷重伝達部材を介してインパネリインフォースメントに伝達される。このため、車両の前面衝突時に、パワープラント及び駆動モータを介してインパネリインフォースメントに衝突荷重が入力された場合でも、該インパネリインフォースメントの車両後方への変位を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、ステアリングコラムにニーエアバッグ装置と、電動パワーステアリング装置の駆動モータとを搭載するにあたり、インパネリインフォースメントを中心とした質量バランスを向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、通常時におけるインパネリインフォースメント回りのステアリングコラムの振動を効率的に抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、車両の加減速時におけるインパネリインフォースメント回りのステアリングコラムの振動を効率的に抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、ステアリングコラムの軸線回りの振動を効率的に抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項5に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、インストルメントパネル内の限られたスペースを有効に利用することができる、という優れた効果が得られる。
請求項6に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、衝撃吸収機構におけるステアリングコラムの衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる、という優れた効果が得られる。
請求項7に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造によれば、車両の前面衝突時に、インパネリインフォースメントの車両後方への変位を抑制することができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1において、本実施の形態に係るニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S1は、ニーエアバッグ装置10と、電動パワーステアリング装置12の駆動モータ64とを有している。
ニーエアバッグ装置10は、インストルメントパネル14内を車幅方向に延びるインパネリインフォースメント16に支持されるステアリングコラム18の後端側を覆うコラムカバー20内において、ステアリングコラム18の下部外周面側に配設され、折畳み状態のニーエアバッグ22と該ニーエアバッグ22に対してガスを供給可能なインフレータ24とを含んで構成され、ニーエアバッグ22がガスの供給を受けてコラムカバー20内から乗員23の膝部23K側へ膨張展開可能に構成されている。ここで、インパネリインフォースメント16は、例えば丸パイプ状の補強部材であり、車幅方向の両端において車体(図示せず)に結合されている。
ステアリングコラム18は、小型車用の例えば全長が比較的短いステアリングコラムであり、軸芯部に配置されたステアリングメインシャフト26と、該ステアリングメインシャフト26を覆うと共に車体に支持されるコラムチューブ28とを有して構成されており、インストルメントパネル14に設けられた開口部30に挿通され、該インストルメントパネル14よりも車両後方側へ突出している。ステアリングメインシャフト26の後端部には、車両を操舵するためのステアリングホイール32が取り付けられている。図5に示されるように、このステアリングホイール32には、運転席用エアバッグ装置33が設けられている。この運転席用エアバッグ装置33は、例えば車両の前面衝突時に、図示しないインフレータからのガスの供給を受けて膨張展開して、乗員23の頭部23Hや胸部(図示せず)を拘束可能なエアバッグ袋体25を有している。
図1において、ステアリングコラム18は、例えばチルト機能及びテレスコピック機能を有しており、ステアリングメインシャフト26及びコラムチューブ28は、該ステアリングメインシャフト26の軸方向に収縮可能に構成されている。具体的には、ステアリングメインシャフト26は、車両後方側に配置されるステアリングメインシャフトアッパ34と、車両前方側に配置されるステアリングメインシャフトロア36とに分割されている。ステアリングメインシャフトアッパ34の前端部とステアリングメインシャフトロア36の後端部とは、所定のラップ代でスプライン嵌合によって連結されている。これにより、ステアリングメインシャフト26は、テレスコピック操作によってステアリングホイール32の前後位置を調節することが可能となっている。またステアリングコラム18は、衝撃吸収機構を有しており、所定値以上の荷重がステアリングホイール32側から軸方向前側に入力された際に、所定ストロークの範囲内で収縮して衝撃を吸収可能(軸方向移動可能)となっている。
なお、ステアリングメインシャフトアッパ34とステアリングメインシャフトロア36とはスプライン嵌合によって連結されているため、一方が他方に対して相対回転することはできない。これにより、ステアリングホイール32に付与された操舵力が、ステアリングメインシャフト26を介してインターミディエイトシャフト(図示せず)に伝達され、更にはステアリングギヤボックスに伝達されるようになっている。またインターミディエイトシャフトも、ステアリングメインシャフト26と同様の収縮構造を有しており、所定値以上の荷重(突き上げ荷重)がステアリングギヤボックス(図示せず)から入力されることにより、所定ストロークの範囲内で収縮可能(軸方向移動可能)とされている。
またコラムチューブ28は、車両後方側に配置されたアウタチューブ38と、車両前方側に配置されたインナチューブ40との二重管構造になっている。なお、ステアリングメインシャフト26は、コラムチューブ28内において、図示しないベアリングを介して相対回転自在に支持されている。図示の例では、インナチューブ40よりもアウタチューブ38の方が、径が大きく設定されているが、径の大小関係をこの実施形態と逆に設定することも可能である。
上述したコラムチューブ28は、インパネリインフォースメント16に支持されている。具体的には、インパネリインフォースメント16のうち、車両平面視でステアリングコラム18が配設される位置には、ステアリングサポート42が溶接等により固着されている。このステアリングサポート42の後端下部には、例えばステアリングコラム18を跨ぐように配置されたコラムブラケット44が例えばボルト締結されている。ステアリングコラム18は、チルト操作やテレスコピック操作を行わない通常時において、該コラムブラケット44に対して固定されるようになっている。
一方、ステアリングサポート42の前端下部には、インナチューブ40の車両上側に固着されたブラケット(図示せず)が、ピン46を介して結合されており、ステアリングコラム18が該ピン46を中心として車両上下方向に揺動することでチルト操作可能に構成されている。なお、ステアリングコラム18のチルト機構及びテレスコピック機構は、手動式及び電動式の何れであってもよい。
コラムブラケット44は、ステアリングホイール32からステアリングコラム18の軸方向に所定以上の荷重が入力された際に、ステアリングサポート42から離脱するように構成されており、これによってステアリングコラム18が車両前方に縮んで衝撃を吸収できるようになっている。
次に、コラムカバー20は、例えば合成樹脂製の成形品であり、例えば筒状に構成されている。このコラムカバー20は、ステアリングコラム18の後端(アウタチューブ38)に設けられた例えばコンビネーションスイッチ49に固定されている。コラムカバー20の下壁部20Dの内面には、ニーエアバッグ22の展開方向を規制して車室48側への膨張展開を促すための前壁部50及び後壁部52が例えば該コラムカバー20と一体的に立設されている。前壁部50はニーエアバッグ装置10の車両前側に隣接して設けられ、後壁部52はニーエアバッグ装置10の車両後側に隣接して設けられている。前壁部50及び後壁部52には、夫々例えば複数の貫通孔が車幅方向に沿って整列して形成されている。ニーエアバッグ22及びインフレータ24を覆うモジュールケース53には、例えば金属製の反力部材54が被せられ、該反力部材54は、例えば略J字形の係止金具56を用いて前壁部50及び後壁部52の貫通孔に夫々係止されている。
コラムカバー20の下部には、ニーエアバッグ装置10に対応したエアバッグドア20Aが設けられている。このエアバッグドア20Aは、ニーエアバッグ22の所定値以上の膨張圧が作用した際に車室48側に展開して、ニーエアバッグ22の膨出用の開口部(図示せず)を形成可能に構成されている。
インフレータ24は、図示しないエアバッグECUからの点火電流により作動して、ニーエアバッグ22に対してガスを供給可能なガス供給源であり、例えば略円筒形に構成されている。このインフレータ24としては、ガス発生剤封入タイプのものを用いてもよいし、高圧ガス封入タイプのものを用いてもよい。
インフレータ24の構成例について簡単に説明すると、ガス発生剤封入タイプの場合には、周面に複数のガス噴出孔24Aが形成された有底円筒形のハウジングと、このハウジング内に配設され燃焼することによりガスを発生するガス発生剤と、このガス発生剤の燃焼後の砕片を除去するフィルタと、ハウジングの開口側の端部に装着されてガス発生剤を燃焼させる電気着火式の点火装置と、を含んで構成されている。
一方、高圧ガス封入タイプの場合には、有底円筒形のハウジングと、このハウジング内に配設された圧力隔壁と、この圧力隔壁及びハウジングによって隔成された室内に封入されたアルゴン・ヘリウム等の混合ガスと、圧力隔壁の近傍に移動可能に配置され移動することにより圧力隔壁を破断させる移動部材と、ハウジングの開口側の端部に装着されて移動部材を移動させる電気着火式の点火装置と、を含んで構成されている。コラム付けのニーエアバッグ装置10では、ニーエアバッグ22が比較的小さくガス容量も少なくてよいことから、高圧ガス封入タイプのインフレータ24が用いられる場合が多い。
このインフレータ24からは、モジュールケース53及び反力部材54を貫通する長さのスタッドボルト58が立設されており、該スタッドボルト58にナット60を車両上方側から締結することで、反力部材54とニーエアバッグ装置10とがサブアッセンブリー化されている。反力部材54は、上記したように、コラムカバー20の前壁部50及び後壁部52に係止されており、該コラムカバー20は、コンビネーションスイッチ49を介してステアリングコラム18の後端部、例えばアウタチューブ38に固定されている。アウタチューブ38、コンビネーションスイッチ49、コラムカバー20及びステアリングホイール32等は、衝撃吸収機構によりステアリングコラム18が収縮する際の可動側部位である。即ち、インフレータ24は、衝撃吸収機構によりステアリングコラム18が収縮する際の可動側部位に設けられている。
また、インフレータ24は、モジュールケース53内において、例えばステアリングコラム18におけるコラムチューブ28の真下に位置すると共に、該ステアリングコラム18の軸線と略平行に配置されている。補足すると、インフレータ24の軸線が、ステアリングコラム18におけるコラムチューブ28の軸線と略平行となるように設定されている。インフレータ24のガス噴出孔24Aは、例えば車両後方側に配置されている。なお、インフレータ24の配置はこれに限られるものではない。また図示の例では、インフレータ24のガス噴出孔24Aの周囲に、該ガス噴出孔24Aから噴出したガスの流れを規制するディフューザ62が設けられている。
電動パワーステアリング装置12は、ステアリングコラム18に取り付けられ、操舵力アシスト用の駆動源である駆動モータ64と、該駆動モータ64によって発生するアシストトルクをステアリングメインシャフトロア36に伝達するウォームギヤ機構66とを有して構成されている。この駆動モータ64は、インパネリインフォースメント16を基準として、ニーエアバッグ装置10の反対側となる車両前方側に搭載されている。
また図2(A),図3に示されるように、ステアリングコラムの軸方向における駆動モータ64の重心64Gとインパネリインフォースメント16の中心16Cとの間の距離LMは、ステアリングコラム18の軸方向におけるインパネリインフォースメント16の中心16Cとニーエアバッグ装置10の重心10Gとの間の距離LAよりも短く設定されている。これは、一般に、駆動モータ64の質量が2〜3kgであるのに対し、ニーエアバッグ装置10の質量は1kg未満であり、駆動モータ64の方が、ニーエアバッグ装置10よりも重いことによるものである。
更に、図2(A)に示されるように、駆動モータ64の重心64Gは、インパネリインフォースメント16の中心16Cの車両上側に位置し、ニーエアバッグ装置10の重心10Gは、インパネリインフォースメント16の中心16Cの車両下側に位置している。
また図4に示されるように、駆動モータ64は、実線で示されるように、その軸線Mが、ステアリングコラム18の中心を通る車両上下方向軸Zに対して車幅方向の一方側(例えば車両右側)に傾斜した状態、又は二点鎖線で示されるように横倒し状態で搭載されている。このように駆動モータ64を配置することで、駆動モータ64の上端の高さ位置を低く抑えることができ、インストルメントパネル18内の限られたスペースを有効に利用することができる。なお、図4に示されるインフレータ24の配置については、後述する変形例において説明する。
更に図5,図6に示されるように、駆動モータ64は、ステアリングホイール32の前後位置がテレスコピック機構により最前方位置とされた状態でステアリングコラム18が衝撃吸収機構により収縮した際に、インフレータ24と干渉しない領域に配置されている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1,図2(A)において、本実施形態に係るニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S1では、電動パワーステアリング装置12の駆動モータ64が、インパネリインフォースメント16を基準としてニーエアバッグ装置10の反対側となる車両前方側に搭載されている。換言すれば、インパネリインフォースメント16の車両後方側にニーエアバッグ装置10が搭載され、該インパネリインフォースメント16の車両前方側に電動パワーステアリング装置12が搭載されている。
ステアリングコラム18は、テレスコピック機構を有しているので、テレスコピック操作により該ステアリングコラム18を伸縮させることで、ステアリングホイール32の前後位置を所定範囲内で調節することが可能である。またステアリングコラム18は、衝撃吸収機構を有しているので、所定値以上の荷重がステアリングホイール32側から軸方向前側に入力された際に、所定ストロークの範囲内で収縮して衝撃を吸収することが可能である。
本実施形態では、駆動モータ64がインパネリインフォースメント16を基準としてニーエアバッグ装置10の反対側となる車両前方側に搭載されているので、該駆動モータ64がインパネリインフォースメント16の車両後方側に配置される場合と比較して、ニーエアバッグ装置10の位置と電動パワーステアリング装置12の位置とが、より遠く離れた状態となっている。またニーエアバッグ装置10のインフレータ24は、ステアリングコラム18が衝撃吸収機構により収縮する際の可動側部位に設けられているが、電動パワーステアリング装置12の駆動モータ64は、ステアリングホイール32の前後位置がテレスコピック機構により最前方位置とされた状態でステアリングコラム18が衝撃吸収機構により収縮しても、インフレータ24と干渉しない領域に配置されている。従って、ステアリングコラム18が収縮して衝撃吸収する際に、インフレータ24と駆動モータ64との干渉が抑制される。
具体的には、図1において、図示しない前突センサからの信号に基づいてエアバッグECUが前面衝突の発生を判定すると、該エアバッグECUから運転席用エアバッグ装置33のインフレータ(図示せず)及びニーエアバッグ装置10のインフレータ24に夫々作動電流が流され、各々のインフレータが作動する。図5において、運転席用エアバッグ装置33においては、インフレータが作動することで、該インフレータからエアバッグ袋体25に膨張用のガスが供給され、該エアバッグ袋体25がステアリングホイール32と乗員23の頭部23Hとの間に膨張展開する。乗員23の頭部23Hや胸部(図示せず)は、該エアバッグ袋体25により拘束される。このとき、エアバッグ袋体25には、該頭部23H等の慣性力が入力される。
一方、図1において、ニーエアバッグ装置10においては、インフレータ24のガス噴出孔24Aからディフューザ62を介してニーエアバッグ22に膨張用のガスが供給され、該ニーエアバッグ22が膨張展開し始める。すると、該ニーエアバッグ22の膨張圧が、反力部材54やコラムカバー20の下部に設けられたエアバッグドア20Aに作用するが、車両上方側への膨張は反力部材54により規制され、車両前後方向への膨張は前壁部50及び後壁部52により規制される。従って、ニーエアバッグ22の膨張圧は、エアバッグドア20Aに効率的に作用することとなり、該エアバッグドア20Aは所定値以上の膨張圧を受けて車室48側に展開する。これにより、コラムカバー20に、ニーエアバッグ22の膨出用の開口部(図示せず)が形成される。図5に示されるように、ニーエアバッグ22は、該開口部を通じて車室48側に膨出し、インストルメントパネル14と乗員23の膝部23Kとの間に膨張展開する。乗員23の膝部23Kは、該ニーエアバッグ22により拘束される。
図6に示されるように、乗員23の頭部23H等の慣性力が所定値以上の場合には、ステアリングコラム18の衝撃吸収機構が作動することで、その衝撃が吸収される。具体的には、所定値以上の荷重がステアリングホイール32側から軸方向前側に入力された際に、コラムブラケット44がステアリングサポート42から離脱することで、ステアリングコラム18が所定ストロークの範囲内で収縮する。このとき、ステアリングコラム18の可動側部位であるアウタチューブ38、コンビネーションスイッチ49、ステアリングホイール32等と共に、ニーエアバッグ装置10がステアリングコラム18の軸方向前方に移動する。図1に示されるように、このニーエアバッグ装置10内には、比較的剛性の高いインフレータ24が配置されているが、本実施形態では、上記したように、インフレータ24と、電動パワーステアリング装置12の駆動モータ64との干渉が抑制されるので、ステアリングコラム18の衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる。
これに加えて、図2(A)に示されるように、比較的重い駆動モータ64の重心64Gの位置が、比較的軽いニーエアバッグ装置10の重心10Gの位置よりもインパネリインフォースメント16の近くに設定されているので、図2(B)に示されるように、駆動モータ64の質量に基づく荷重FMによりインパネリインフォースメント16に作用するモーメントM2の大きさと、ニーエアバッグ装置10の質量に基づく荷重FAによりインパネリインフォースメント16に作用するモーメントM1の大きさとの差が少なくなる。図2(B)は、図2(A)におけるニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S1を、固定支点であるインパネリインフォースメント16により支持されたはりLの構造に置き換えた図である。紙面上、はりLの左端に駆動モータ64(図2(A))の重心64Gが位置し、はりLの右端にニーエアバッグ装置10(図2(A))の重心10Gが位置している。
図2(B)において、各々のモーメントは互いに逆方向に作用するため、該モーメントは互いに打ち消し合うこととなる。このため、ステアリングコラム18に電動パワーステアリング装置12及びニーエアバッグ装置10を搭載する際に、インパネリインフォースメント16を中心としたステアリングコラム18の車両前後方向の質量バランスを向上させることができる。またこれによって、通常時におけるインパネリインフォースメント16回りのステアリングコラム18の振動を効率的に抑制することができる。
更に、図2(A)に示されるように、本実施形態に係るニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S1では、駆動モータ64の重心64Gがインパネリインフォースメント16の中心16Cの車両上側に位置し、ニーエアバッグ装置10の重心10Gがインパネリインフォースメント16の中心16Cの車両下側に位置しているので、車両の加減速時において、駆動モータ64の質量及びニーエアバッグ装置10の質量に基づきインパネリインフォースメント16に作用するモーメントが互いに打ち消され易い(図示せず)。このため、車両の加減速時におけるインパネリインフォースメント16回りのステアリングコラム18の振動をも効率的に抑制することができる。
(変形例)
図4に示される例では、駆動モータ64が、実線で示されるように、その軸線Mが、ステアリングコラム18の中心を通る車両上下方向軸Zに対して車幅方向の一方側(例えば車両右側)に傾斜した状態、又は二点鎖線で示されるように横倒し状態で搭載されている。このように駆動モータ64を配置した場合、該駆動モータ64の重心64Gの位置は、ステアリングコラム18に対して車幅方向の一方側(車両右側)にオフセットされることとなる。これを考慮して、インフレータ24を、ステアリングコラム18の軸心を基準として、駆動モータ64の重心64Gと車幅方向の反対側(車両左側)に配置してもよい。
この例では、駆動モータ64の重心64Gの位置が、ステアリングコラム18に対して車幅方向の一方側に配置されており、ニーエアバッグ装置10を構成する部品の中で比較的重いインフレータ24が、車幅方向におけるステアリングコラム18の中心を基準として駆動モータ64の重心64Gと反対側にオフセットして配置されているので、駆動モータ64の質量及びニーエアバッグ装置10の質量に基づく荷重によりステアリングコラム18に作用するモーメントが互いに打ち消され易い(図示せず)。このため、ステアリングコラム18の軸線回りの質量バランスを向上させることができる。またこれによって、ステアリングコラム18の軸線回りの振動を効率的に抑制することができる。
[第2実施形態]
図7において、本実施の形態に係るニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S2では、乗員23の膝部23K(図8)の車両前方に位置するインストルメントパネル14とインパネリインフォースメント16との間に、ニーエアバッグ22により膝部23Kを拘束する際に該膝部23Kからインストルメントパネル14に入力される荷重を、インパネリインフォースメント16に伝達可能な荷重伝達部材70が配設されている。この荷重伝達部材70は、乗員23の両方の膝部23K(図8)に対応するように、例えばステアリングコラム18の車幅方向両側に一対設けられている。
また荷重伝達部材70は、一般部70Aと、荷重受け部70Bと、延長部70Cと、を有し、更に連結部材72により補強されている。荷重伝達部材70及び連結部材72は、高剛性化及び軽量化のため、車両側面視で略三角形の枠状体として構成されている。一般部70Aは、前端部においてインパネリインフォースメント16に固定され、膝部23Kの車両前方に位置するインストルメントパネル14の裏面に近接又は当接する位置まで、車両後方の斜め下方に延びる部位である。この一般部70Aは、長手方向の略中央部において、例えば車両上方側に凸となるようにわずかに屈曲形成されている。
また荷重受け部70Bは、一般部70Aの下端からインストルメントパネル14の裏面に沿って車両下方側に延びる部位である。この荷重受け部70Bが、膝部23K(図8)の車両前方に位置している。延長部70Cは、例えばインストルメントパネル14から離間するように荷重受け部70Bの下端から車両前方側に延びる部位である。この延長部70Cと、一般部70Aの前端部とは、車両上下方向に延びる連結部材72により連結されている。
なお、荷重伝達部材70及び連結部材72の構成は、図示の例には限られない。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図8において、本実施形態に係るニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造S2では、車両の前面衝突時に、ニーエアバッグ22がコラムカバー20内から乗員23の膝部23K側へ展開するので、該ニーエアバッグ22により該膝部23Kを拘束することができる。このとき、膝部23Kからインストルメントパネル14に、ニーエアバッグ22を介して、乗員23の慣性力に基づく荷重F1が入力される。この荷重F1は、荷重伝達部材70を介してインパネリインフォースメント16に伝達される。
具体的には、膝部23Kの車両前方に位置するインストルメントパネル14の裏面には、荷重伝達部材70の荷重受け部70Bが近接又は当接しているので、乗員23の膝部23Kから、ニーエアバッグ22を介してインストルメントパネル14に入力された荷重F1は、該荷重受け部70Bに入力される。この荷重受け部70Bに入力された荷重F1は、主として一般部70Aを通じてインパネリインフォースメント16に伝達される。
一般部70Aは、長手方向の略中央部において、車両上方側に凸となるようにわずかに屈曲形成されているので、荷重伝達の際に撓んで衝撃を吸収することも可能である。なお、荷重伝達部材70は、連結部材72により補強されているので、荷重伝達の際における該荷重伝達部材70の余分な変形は抑制される。このため、荷重伝達部材70を介した荷重伝達効率を高めることが可能である。
このように、車両の前面衝突時に、乗員23の慣性力に基づく荷重をインパネリインフォースメント16に伝達することで、エンジン等のパワープラント(図示せず)及び駆動モータ64を介してインパネリインフォースメント16に衝突荷重F2が入力された場合でも、該インパネリインフォースメント16を受け止めて、該インパネリインフォースメント16の車両後方への変位を抑制することができる。
なお、本実施形態における運転席用エアバッグ装置33や、ステアリングコラム18に設けられた衝撃吸収機構等の作用については、第1実施形態と同様である。
図1から図6は、第1実施形態に係り、図1は、ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造を示す縦断面図である。 (A)ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造において、車両側面視における電動パワーステアリング装置とニーエアバッグ装置との位置関係を示す模式図である。(B)ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造を、固定支点であるインパネリインフォースメントにより支持されたはりの構造に置き換えて示す模式図である。 図2(A)において、ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造を矢印3の方向から見た状態を示す矢視図である。 ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造の変形例を示す模式図である。 展開したエアバッグ袋体により乗員の頭部等を拘束し、展開したニーエアバッグにより乗員の膝部を拘束している状態を示す縦断面図である。 ステアリングコラムが、衝撃吸収機構により、図5の状態から収縮した状態を示す縦断面図である。 図7及び図8は、第2実施形態に係り、図7は、ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造を示す縦断面図である。 展開したニーエアバッグにより乗員の膝部を拘束する際に、該膝部からニーエアバッグを介してインストルメントパネルに入力される荷重を、荷重伝達部材を介してインパネリインフォースメントに伝達することで、車両の前面衝突時における該インパネリインフォースメントの車両後方への変位を抑制している状態を示す縦断面図である。
符号の説明
10 ニーエアバッグ装置
10G 重心
12 電動パワーステアリング装置
14 インストルメントパネル
16 インパネリインフォースメント
16C 中心
18 ステアリングコラム
20 コラムカバー
22 ニーエアバッグ
23 乗員
23K 膝部
24 インフレータ
32 ステアリングホイール
64 駆動モータ
64G 重心
66 ウォームギヤ機構
LA ステアリングコラムの軸方向におけるインパネリインフォースメントの中心とニーエアバッグ装置の重心との間の距離
LM ステアリングコラムの軸方向における駆動モータの重心とインパネリインフォースメントの中心との間の距離
M 駆動モータの軸線
S1 ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造
S2 ニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造
Z 車両上下方向軸

Claims (7)

  1. インストルメントパネル内を車幅方向に延びるインパネリインフォースメントに支持されるステアリングコラムの後端側を覆うコラムカバー内において、前記ステアリングコラムの下部外周面側に配設され、折畳み状態のニーエアバッグと該ニーエアバッグに対してガスを供給可能なインフレータとを含んで構成され、前記ニーエアバッグが前記ガスの供給を受けて前記コラムカバー内から乗員の膝部側へ膨張展開可能に構成されたニーエアバッグ装置と、
    電動パワーステアリング装置における操舵力アシスト用の駆動源として前記ステアリングコラムに取り付けられ、前記インパネリインフォースメントを基準として、前記ニーエアバッグ装置の反対側となる車両前方側に搭載された駆動モータと、
    を有することを特徴とするニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  2. 前記ステアリングコラムの軸方向における前記駆動モータの重心と前記インパネリインフォースメントの中心との間の距離が、前記ステアリングコラムの軸方向における前記インパネリインフォースメントの中心と前記ニーエアバッグ装置の重心との間の距離よりも短く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  3. 前記駆動モータの重心は、前記インパネリインフォースメントの中心の車両上側に位置し、
    前記ニーエアバッグ装置の重心は、前記インパネリインフォースメントの中心の車両下側に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  4. 前記駆動モータの重心の位置が、ステアリングコラムに対して車幅方向の一方側にオフセットされており、
    前記インフレータは、車幅方向における前記ステアリングコラムの中心を基準として前記駆動モータの重心と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  5. 前記駆動モータは、その軸線が、前記ステアリングコラムの中心を通る車両上下方向軸に対して、車幅方向の一方側に傾斜した状態で搭載されていることを特徴とする請求項4に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  6. 前記ステアリングコラムは、ステアリングホイールの前後位置を所定範囲内で調節可能とするテレスコピック機構と、所定値以上の荷重が前記ステアリングホイール側から軸方向前側に入力された際に所定ストロークの範囲内で収縮して衝撃を吸収可能とする衝撃吸収機構を有しており、
    前記インフレータは、前記ステアリングコラムの軸線と略平行、かつ前記衝撃吸収機構により前記ステアリングコラムが収縮する際の可動側部位に設けられ、
    前記駆動モータは、前記ステアリングホイールの前後位置が前記テレスコピック機構により最前方位置とされた状態で前記ステアリングコラムが前記衝撃吸収機構により収縮した際に、前記インフレータと干渉しない領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
  7. 前記乗員の前記膝部の車両前方に位置する前記インストルメントパネルと、前記インパネリインフォースメントとの間には、前記ニーエアバッグにより前記膝部を拘束する際に該膝部から前記インストルメントパネルに入力される荷重を、前記インパネリインフォースメントに伝達可能な荷重伝達部材が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のニーエアバッグ装置及び電動パワーステアリング駆動モータの搭載構造。
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