JPH1111329A - 電動パワーステアリング装置の配設構造 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の配設構造

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JPH1111329A
JPH1111329A JP17081497A JP17081497A JPH1111329A JP H1111329 A JPH1111329 A JP H1111329A JP 17081497 A JP17081497 A JP 17081497A JP 17081497 A JP17081497 A JP 17081497A JP H1111329 A JPH1111329 A JP H1111329A
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pipe
steering
column
electric power
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Kazuya Tsugawa
和也 津川
Takehiro Suzuki
健弘 鈴木
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次衝突における傷害軽減を図り、併せてコ
ストを低減する。 【解決手段】 ステアリングコラム1及び車両の幅方向
に対しほぼ垂直に駆動モータ2を起立させて配置し、駆
動モータ2がフロントピラー間に設けたパイプ3の前方
にあり、駆動モータ2のモータ本体20がパイプ3と車
両の前後方向に重なり合う状態にて配置され組付けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング操作力を軽減するための駆動モータを備えている電
動パワーステアリング装置の配設構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ステアリングコラムに直付けして駆動モ
ータを配設することは従来から一般的に行われている。
従来の電動パワーステアリング装置の配設構造では、図
3に示すように、ステアリングコラム1の所定箇所に駆
動モータ2が車両の幅方向に沿って配設される場合と、
図4に示すように、駆動モータ2が約45度斜め上向き
に傾斜した姿勢にて配設される場合とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両の衝突時の二次衝
突において、ステアリングコラム1の取付角度が初期の
位置から変位を発生させない方が乗員の傷害を軽減する
ために有利な場合があるが、上記従来の構造では、いず
れも二次衝突における傷害軽減を図ることができないと
いう欠点があった。また、ステアリングコラム1の取付
けにおいて、重量物である駆動モータ2がステアリング
コラム1のシャフトに対し偏心していて、そのオフセッ
ト量が小さくなく、そのためコラム取付け部材にねじり
応力が常時発生しており、強度上コラム取付け部材が厚
板化又は大型化する傾向があるという欠点があった。
【0004】本発明は、上述のような従来の欠点に鑑み
なされたものであって、その目的とするところは、二次
衝突における傷害軽減及びコラム取付け部材の薄板化と
小型化を図り、併せてコストを低減することができる電
動パワーステアリング装置の配設構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ステアリングコラムにパワーステアリン
グ装置の駆動モータが取付けられている電動パワーステ
アリング装置の配設構造において、前記ステアリングコ
ラムと車両の幅方向とに対しほぼ垂直に前記駆動モータ
を起立させて配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る電動パ
ワーステアリング装置の配設構造につき、図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係
る電動パワーステアリング装置の配設構造を示す側面
図、図2は図1の要部を示す斜視図である。
【0007】この実施の形態に係る電動パワーステアリ
ング装置の配設構造は、ステアリングコラム1及び車両
の幅方向に対しほぼ垂直に駆動モータ2を起立させて配
置し、駆動モータ2が図示しない左右のフロントピラー
間に架け渡して設けられたパイプ3の前方にあって、駆
動モータ2の上部が車両の前後方向に該パイプ3と重な
り合う姿勢にて取付けられて構成されている。そして、
駆動モータ2は、ダッシュパネル4の上方のカウルトッ
プ5とパイプ3との間に配設され、フロントガラス6の
下方に位置している。
【0008】ステアリングコラム1は、外筒10と、該
外筒10に回動自在に嵌合するステアリングシャフト1
1とを備え、外筒10の上側外周にアッパブラケット1
2及びロアブラケット13を固着してあり、中継部材1
4を介してパイプ3にアッパブラケット12及びロアブ
ラケット13を固着して、後方上がりに傾斜させて取付
けられている。また、ステアリングコラム1は、ステア
リングシャフト11の上端にステアリングホイール15
が取付けられ、下端に自在継手16を介して伝動軸17
が連結されている。
【0009】駆動モータ2は、前方上がりに傾斜したモ
ータ本体20と、ステアリングコラム1寄りの伝動機構
21とを有し、モータ本体20及びその中にあるモータ
軸を起立させてステアリングコラム1及び車両の幅方向
に対しほぼ垂直に配置してある。また、駆動モータ2
は、図示しないモータ軸がステアリングシャフト11に
対し偏心していて、そのオフセット量が従来よりも小さ
く最小になるように配設されている。モータ本体20
は、上端がパイプ3の上面よりも高い位置まで突出して
おり、カウルトップ5とパイプ3との間にあって、該パ
イプ3と車両の前後方向に重なり合う状態にて配置され
ている。
【0010】パイプ3は、図示しない左右のフロントピ
ラーにそれぞれ対応する端部が固定されて該左右のフロ
ントピラー間にほぼ水平に配置され、車両の幅方向に沿
って設けられている。
【0011】かかる実施の形態に係る電動パワーステア
リング装置の配設構造の場合の作用について説明する。
車両前衝突時に、通常、車体がつぶれてカウルトップ5
とパイプ3の前後方向の距離が縮まる。モータ本体20
をパイプ3とカウルトップ5との間に配置することによ
り、衝突の際に、駆動モータ2がカウルトップ5とパイ
プ3との間に挟まれる恰好となる。
【0012】ここで、通常、駆動モータ2とステアリン
グコラム1は剛体として連結されているため、パイプ3
とカウルトップ5に駆動モータ2が挟まれることで、結
果的にステアリングコラム1の挙動が抑制され、乗員が
二次衝突でステアリングホイール15に衝突する際に、
緩衝材を内蔵したステアリングホーンパッドに衝突する
ことになり、乗員の傷害が低減される。
【0013】また、重量物である駆動モータ2のモータ
軸とステアリングシャクト11とのオフセット量が小さ
くなるため、コラム取付け部材に発生するねじり応力が
小さくなり、結果的に、コラム取付け部材の薄板化及び
小型化が可能である。
【0014】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、ステアリングコラム及び車両
の幅方向に対しほぼ垂直に駆動モータを起立させて配置
したことにより、ステアリングシャフトとモータ軸のオ
フセット量が最小となり、ねじり応力を低減させること
ができ、結果として、コラムの取付け部材の薄型化、小
型化が可能になり、コスト低減を図ることができるとい
う効果を奏する。また、駆動モータがフロントピラー間
に設けたパイプの前方にあって車両の前後方向に該パイ
プと重なり合う姿勢にて取付けられていることにより、
車両衝突時、特に前衝突時のコラムの挙動、特に立ち上
がりを抑制できるため、二次衝突における乗員の傷害を
低減することができ、併せてコストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電動パワーステアリ
ング装置の配設構造を示す側面図である。
【図2】図1の要部を示す斜視図である。
【図3】従来の電動パワーステアリング装置の配設構造
の要部を示す斜視図である。
【図4】従来の別の電動パワーステアリング装置の配設
構造の要部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 駆動モータ 3 パイプ 5 カウルトップ 10 外筒 11 ステアリングシャフト 12 アッパブラケット 13 ロアブラケット 15 ステアリングホイール 20 モータ本体 21 伝動機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムに駆動モータが組付
    けられている電動パワーステアリング装置の配設構造に
    おいて、前記ステアリングコラムと車両の幅方向とに対
    しほぼ垂直に前記駆動モータを起立させて配置したこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置の配設構造。
  2. 【請求項2】 前記駆動モータがフロントピラー間に設
    けたパイプの前方にあって車両の前後方向に該パイプと
    重なり合う姿勢にて取付けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の配設構
    造。
JP17081497A 1997-06-27 1997-06-27 電動パワーステアリング装置の駆動モータ配設構造 Expired - Lifetime JP3951199B2 (ja)

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