JP2003054452A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造

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JP2003054452A
JP2003054452A JP2001245968A JP2001245968A JP2003054452A JP 2003054452 A JP2003054452 A JP 2003054452A JP 2001245968 A JP2001245968 A JP 2001245968A JP 2001245968 A JP2001245968 A JP 2001245968A JP 2003054452 A JP2003054452 A JP 2003054452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントサイドメンバの後側領域における潰
れ残りを回避してエネルギー吸収効果の向上を図る。 【解決手段】 前面衝突によりフロントサイドメンバ8
の前端に衝突入力が作用すると、パワーユニット11を
連結支持したマウント部材12の設定部よりも前側領域
でフロントサイドメンバ8が軸圧潰変形し、後側領域で
は第1脆弱部13を起点に下向きに曲げ変形すると共に
第2脆弱部14を起点に車幅方向内側に曲げ変形するこ
とによって、フロントサイドメンバ8の後方に潰れ残り
を生じることなく有効に変形させてエネルギー吸収する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体前部構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体前部構造として例え
ば特開平10−258770号公報に示されているよう
に、ストラットハウジングとフロントサイドメンバとの
結合部に変位機構を設けて、車両の前面衝突時に前記変
位機構によりストラットハウジングをフロントサイドメ
ンバの上面側へ変位させて、フロントサイドメンバの上
方移動を抑制するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
に車両の前面衝突時にストラットハウジングでフロント
サイドメンバの上方移動を規制するようにした場合、フ
ロントサイドメンバの後方部分が変形しないで潰れ残り
が生じて、フロントコンパートメントの潰れ可能領域が
狭められてしまう可能性がある。
【0004】また、オフセット前面衝突時には片側のフ
ロントサイドメンバの前面部分の潰れ変形によるエネル
ギー吸収しか期待することができず、更には、フロント
コンパートメント側部への前方斜め方向からの衝突入力
(斜め側方衝突)に対してはフロントサイドメンバの軸
圧潰によるエネルギー吸収は期待することが難しい。
【0005】そこで、本発明は車両のフルラップ前面衝
突,オフセット前面衝突および斜め側方衝突の何れの衝
突時にあっても、左右のフロントサイドメンバを有効に
変形させてエネルギー吸収効果を高めることができる自
動車の車体前部構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、フロントコンパートメントの左右両側部に前後方向
に配設した一対のフロントサイドメンバに、パワーユニ
ットをマウント部材を介して連結支持した構造におい
て、前記フロントサイドメンバのパワーユニット連結支
持部よりも後方部位の下面に、車両前方からの衝突入力
により該フロントサイドメンバの下方向への変形を促進
する第1脆弱部を設けると共に、該フロントサイドメン
バの前記第1脆弱部の近傍で、かつ、パワーユニットの
後端位置よりも前方部位の側面に、前記衝突入力により
フロントサイドメンバの車幅方向内側への変形を促進す
る第2脆弱部を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の第1脆弱部を、フロントサイドメンバの下面に車幅
方向に設けたビードで形成したことを特徴としている。
【0008】請求項3の発明にあっては、請求項1に記
載の第1脆弱部を、フロントサイドメンバの下面両側の
隅角部に設けたノッチで構成したことを特徴としてい
る。
【0009】請求項4の発明にあっては、請求項1に記
載の第1脆弱部を、フロントサイドメンバ下面の補強材
付設,熱処理,材質変化等による剛性変化部又は硬度変
化部を設けて構成したことを特徴としている。
【0010】請求項5の発明にあっては、請求項1に記
載の第2脆弱部を、フロントサイドメンバの側面に上下
方向に設けたビードで構成したことを特徴としている。
【0011】請求項6の発明にあっては、請求項1に記
載の第2脆弱部を、フロントサイドメンバの側面の上下
隅角部に設けたノッチで構成したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項7の発明にあっては、請求項1に記
載の第2脆弱部を、フロントサイドメンバ側面の補強材
付設,熱処理,材質変化等による剛性変化部又は硬度変
化部を設けて構成したことを特徴としている。
【0013】請求項8の発明にあっては、請求項1〜7
に記載の第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミングを略
同時期に設定したことを特徴としている。
【0014】請求項9の発明にあっては、請求項1〜7
に記載の第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミングを、
第1脆弱部の変形が先行するように設定したことを特徴
としている。
【0015】請求項10の発明にあっては、請求項1〜
7に記載の第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミング
を、第2脆弱部の変形が先行するように設定したことを
特徴としている。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、車両の
フルラップ前面衝突により左右のフロントサイドメンバ
の前端に衝突入力が作用すると、これらフロントサイド
メンバのパワーユニット連結支持部よりも前側の領域で
は該フロントサイドメンバが軸圧潰変形する一方、パワ
ーユニット連結支持部よりも後側の領域では各フロント
サイドメンバが第1脆弱部を起点として下向きに曲げ変
形すると共に、第2脆弱部を起点として車幅方向内側に
曲げ変形し、この前側領域の軸圧潰変形作用と、後側領
域の上下方向および車幅方向の曲げ変形作用とによって
フロントサイドメンバの後方に潰れ残りを生じることな
く有効に変形させてエネルギー吸収することができ、フ
ロントコンパートメントの潰れ変形領域を拡大して衝突
エネルギー吸収量を増大することができる。
【0017】請求項2,3,4に記載の発明によれば、
何れも請求項1の発明の効果に加えて、第1脆弱部を汎
用の加工手段によって容易に形成することができると共
に、該第1脆弱部の変形タイミングの調整を容易に行う
ことができる。
【0018】請求項5,6,7に記載の発明によれば、
何れも請求項1の発明の効果に加えて、第2脆弱部を汎
用の加工手段によって容易に形成することができると共
に、該第2脆弱部の変形タイミングの調整を容易に行う
ことができる。
【0019】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜7の発明の効果に加えて、フロントサイドメンバの第
1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミングを略同時期に設
定してあるため、前記斜め側方衝突時のように衝突側の
一方のフロントサイドメンバがその軸方向および車幅方
向で反力を保って変形することが厳しい条件でも、前記
後側領域で第1脆弱部を起点とする下向きの曲げ変形と
第2脆弱部を起点とする車幅方向内側への曲げ変形とが
ほぼ同時に発生することで、スムーズな変形作用を行わ
せて効率的なエネルギー吸収を行わせることができる。
【0020】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
〜7の発明の効果に加えて、フロントサイドメンバの第
1脆弱部と第2脆弱部との変形タイミングを、第1脆弱
部の変形が先行するように設定してあるため、該第1脆
弱部を起点とする下向きの曲げ変形によりフロントサイ
ドメンバの軸方向の変形ストローク、つまり、フロント
コンパートメントの前後方向潰れストロークを確保し易
くなって効率的なエネルギー吸収を行わせることができ
る。
【0021】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1〜7の発明の効果に加えて、フロントサイドメンバの
第1脆弱部と第2脆弱部との変形タイミングを、第2脆
弱部の変形が先行するようにしてあるため、特に前記オ
フセット前面衝突又は斜め側方衝突時に衝突側の一方の
フロントサイドメンバが第2脆弱部を起点として車幅方
向内側へ曲げ変形してパワーユニットと干渉することに
より、反対側のフロントサイドメンバへ直ちに荷重伝達
して効率的なエネルギー吸収を行わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0023】図1において、車体1のキャビンCはダッ
シュパネル2によってフロントコンパートメントF・C
と隔成されており、フロントピラー3,センターピラー
4等の上下方向骨格メンバ、前後方向骨格メンバのサイ
ドシル5、および車幅方向骨格メンバのカウルボックス
6によって所要のキャビン剛性を確保してある。
【0024】一方、フロントコンパートメントF・Cに
あっては、その左右側部の上側部に設けられたフードリ
ッジメンバ7を、および下側部にフロントサイドメンバ
8をそれぞれ閉断面構造の前後方向骨格メンバとして配
設してある。
【0025】フードリッジメンバ7はその後端部をフロ
ントピラー3に結合してあり、該左右のフードリッジメ
ンバ7,7の前端は図外のラジエータコアサポートによ
り連結してある。
【0026】フロントサイドメンバ8はその後端部をダ
ッシュパネル2の下面側に廻り込んで結合してあり、該
左右のフロントサイドメンバ8,8の前端部は前記フー
ドリッジメンバ7の前端とほぼ同位置で図外のラジエー
タコアサポートにより連結してあると共に、該ラジエー
タコアサポートよりも前方の突出端をファーストクロス
メンバ9で連結してある。
【0027】また、フードリッジメンバ7およびフロン
トサイドメンバ8は、それらの長さの中間部分で、スト
ラットハウジング10により連結してある。
【0028】左右のフロントサイドメンバ8,8の前記
ストラットハウジング10を結合した部分よりも前方部
位には、図2にも示すようにモーター,エンジン等のパ
ワーユニット11をマウント部材12を介して連結支持
してある。
【0029】マウント部材12はフロントサイドメンバ
8の上面に固設した車体側のマウントブラケット12a
と、パワーユニット11の側面に固設したパワーユニッ
ト側のマウントブラケット12bと、これらマウントブ
ラケット12a,12bの連結を兼ねた防振部材12c
とを備えている。
【0030】フロントサイドメンバ8は図2に示すよう
にパネル材をもって方形の閉断面に形成してあり、ダッ
シュパネル2に結合した後側部分は、下方に向けて閉断
面積を漸次拡大して形成してある。
【0031】そして、このフロントサイドメンバ8の前
記パワーユニット11を連結支持した部分、即ち、マウ
ント部材12の配設部よりも後方部位の下面に、車両前
方からの衝突入力により該フロントサイドメンバ8の下
方への変形を促進する第1脆弱部13を設けてある。
【0032】また、該フロントサイドメンバ8の前記第
1脆弱部13の近傍で、かつ、パワーユニット11の後
端位置よりも前方部位の側面に、前記衝突入力によりフ
ロントサイドメンバ8の車幅方向内側への変形を促進す
る第2脆弱部14を設けてある。
【0033】本実施形態にあっては、前記第1脆弱部1
3をフロントサイドメンバ8の後側部が下方に閉断面積
が拡大変化した基部8P(以下、断面変化部と称する)
の下面に、ビード13Aを車幅方向に向けて構成してあ
る。
【0034】ビード13Aは所要の前後幅で上向きに膨
出させて形成してあり、本実施形態では該ビード13A
をフロントサイドメンバ8の車幅方向内側の下面隅角部
から幅方向中央部分に亘って所要の車幅方向長さで形成
してあるが、これは、後述するエネルギー吸収特性上の
要求からメンバ下面の左右隅角部に亘って全幅に設けて
もよい。
【0035】他方、第2脆弱部14はフロントサイドメ
ンバ8の車幅方向内側の側面にビード14Aを上下方向
に設けて構成している。
【0036】ビード14Aは所要の前後幅で車幅方向内
側に膨出させて形成してあり、本実施形態では該ビード
14Aを前記ビード13Aの前側に近接した位置に設け
てある。
【0037】次に以上の構成よりなる第1実施形態の車
体前部構造の車両前面衝突時における作用について説明
する。
【0038】(フルラップ衝突)車両がフルラップ前面
衝突して左右のフロントサイドメンバ8,8の前端に衝
突入力が軸方向に作用すると、これらフロントサイドメ
ンバ8,8の前端はファーストクロスメンバ9によって
車幅方向の開き変形が阻止されており、しかも、パワー
ユニット11の連結支持部、即ち、マウント部材12の
配設部分がパワーユニット11と共に剛体部となるか
ら、該マウント部材配設部よりも前側の領域では該フロ
ントサイドメンバ8,8が前端側から軸圧潰変形する。
【0039】一方、マウント部材配設部よりも後側の領
域では、断面変化部8Pが存在することと、この断面変
化部8Pの下面に第1脆弱部13としてのビード13A
を車幅方向に設けてあって、該ビード13Aに応力が集
中することから、該ビード13Aを起点にフロントサイ
ドメンバ8が下向きに曲げ変形すると共に、該ビード1
3Aの前側に近接してフロントサイドメンバ8の車幅方
向内側の側面に第2脆弱部14としてのビード14Aを
上下方向に設けてあるため、該ビード14Aに応力が集
中して該ビード14Aを起点にフロントサイドメンバ8
が車幅方向内側に曲げ変形する。
【0040】このように、左右のフロントサイドメンバ
8,8の前側領域の軸圧潰変形作用と、後側領域の上下
方向および車幅方向の曲げ変形作用とによって、フロン
トサイドメンバ8,8の後方に潰れ残りを生じることな
く有効に変形させてエネルギー吸収することができ、フ
ロントコンパートメントF・Cの潰れ可能領域を拡大し
て衝突エネルギー吸収量を増大することができる。
【0041】前記フロントサイドメンバ8,8の衝突入
力Fによる下向きの曲げ変形は、図3に示すようにパワ
ーユニット11の前下がりの回転挙動が伴って、該パワ
ーユニット11の後面上側部とダッシュパネル2との間
の距離Lが拡大される一方、左右フロントサイドメンバ
8,8の車幅方向内側への曲げ変形によって、これらフ
ロントサイドメンバ8,8がパワーユニット11を両側
から挟んで拘束して(図4(c)参照)、該パワーユニ
ット11の後退移動を抑制し、パワーユニット11の後
退によるダッシュパネル2への入力の程度や範囲を極力
小さくして該ダッシュパネル2のキャビンC側への変形
を軽減することができる。
【0042】(オフセット衝突)車両前部の片側が前面
衝突して一方のサイドメンバ8の前端に軸方向又はやや
斜め方向から衝突入力が作用すると、この衝突側の一方
のフロントサイドメンバ8は前述と同様の理由により図
4(A)に示すように、衝突物Mからの入力Fによって
マウント部材配設部よりも前側領域が軸圧潰変形し、マ
ウント部材配設部よりも後側領域が第1脆弱部13とし
てのビード13Aを起点に下向きに曲げ変形すると共
に、図4(B)に示すように第2脆弱部14としてのビ
ード14Aを起点に車幅方向内側に曲げ変形する。
【0043】この一方のフロントサイドメンバ8のビー
ド14Aを起点としての車幅方向内側への曲げ変形によ
って、その前方のマウント部材配設部には車幅方向外側
に向けて回転モーメントが作用し、これにより非衝突側
の他方のフロントサイドメンバ8のマウント部材連結部
にパワーユニット11を介して車幅方向内側への牽引力
が作用する。
【0044】このため、該他方のフロントサイドメンバ
8は前記牽引力によって、マウント部材配設部よりも後
側領域で第2脆弱部14であるビード14Aを起点に車
幅方向内側への曲げ変形が誘発される。
【0045】この結果、オフセット前面衝突時にあって
も衝突側の一方のフロントサイドメンバ8における前側
領域の軸圧潰変形と後側領域の上下方向および車幅方向
の曲げ変形だけにとどまらず、非衝突側の他方のフロン
トサイドメンバ8の後側領域で第2脆弱部14を起点と
した車幅方向の曲げ変形によって、フロントサイドメン
バ8,8の後方に潰れ残りを生じることなく有効に変形
させてエネルギー吸収することができ、フロントコンパ
ートメントF・Cの潰れ可能領域を拡大して衝突エネル
ギー吸収量を増大することができる。
【0046】そして、このように左右のフロントサイド
メンバ8,8の第2脆弱部14,14を起点とした車幅
方向への曲げ変形によって、これらフロントサイドメン
バ8,8が図4(c)に示すようにパワーユニット11
の側面に干渉して、該パワーユニット11を両側から挟
んで拘束して、該パワーユニット11の後退運動を抑制
し、パワーユニット11の後退によるダッシュパネル2
のキャビンC側への変形を軽減することができる。
【0047】(斜め側方衝突)前面衝突でも斜め側方衝
突のようにフロントコンパートメントF・Cの側部に前
方斜め方向から衝突物が衝突して、図5(A)に示すよ
うに衝突側の一方のフロントサイドメンバ8の側部に前
方斜め方向から衝突入力Fが作用すると、該一方のフロ
ントサイドメンバ8の後側領域でその軸方向および車幅
方向内側への入力によって第1脆弱部3であるビード1
3Aを起点とする下向きの曲げ変形が生じると共に、第
2脆弱部14であるビード14Aを起点とする車幅方向
内側への曲げ変形が生じ、また、前記オフセット前面衝
突時と同様の作用で非衝突側の他方のフロントサイドメ
ンバ8の後側領域で図5(B)に示すように第2脆弱部
14であるビード14Aを起点とした車幅方向内側への
曲げ変形を誘発させてエネルギー吸収することができ
て、衝突エネルギー吸収量を増大する。
【0048】また、図5(c)に示すようにこれら左右
のフロントサイドメンバ8,8でパワーユニット11を
両側から挟んで拘束して、該パワーユニット11の後退
によるダッシュパネル2の入力の程度や範囲を極力小さ
くして、該ダッシュパネル2のキャビンC側への変形を
軽減することができる。
【0049】図6は本発明の第2実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては、前記第1実施形態における
第2脆弱部14としてのビード14Aを、第1脆弱部1
3としてのビード13Aと同一の前後方向位置に設けて
ある。
【0050】従って、この第2実施形態の構造によれば
前記第1実施形態と同様の効果が得られる他、ビード1
4Aをビード13Aと同一の前後方向位置に設けてある
ため、これらビード13Aを起点とする下向きの曲げ変
形と、ビード14Aを起点とする車幅方向内側の曲げ変
形との変形タイミングを略同時期に設定することがで
き、前記斜め側方衝突時のように衝突側の一方のフロン
トサイドメンバ8がその軸方向および車幅方向で反力を
保って変形することが厳しい条件でも、前記後側領域で
ビード13Aを起点とする下向きの曲げ変形とビード1
4Aを起点とする車幅方向内側への曲げ変形とがほぼ同
時に発生することで、フロントサイドメンバ8のスムー
ズな変形作用を行わせて効率的なエネルギー吸収を行わ
せることができる。
【0051】この変形タイミングの同時期設定は、前述
のようにビード13A,14Aの形成位置を調整するこ
とと併せて、同図に示すようにビード13Aを断面変化
部の下面の全幅領域に設けたり、ビード14Aの車幅方
向内側への膨出量を増大する等によって容易にコントロ
ールすることができる。
【0052】図7〜9は本発明の第3実施形態を示すも
ので、本実施形態にあっては、前記第1実施形態におけ
る第1脆弱部13としてのビード13Aを断面変化部8
Pの下面に全幅領域に形成する一方、第2脆弱部14と
してのビード14Aをフロントサイドメンバ8の車幅方
向内側の側面と外側の側面の前後方向同一位置に、それ
ぞれ車幅方向内側に膨出して形成して、フロントサイド
メンバ8の第1脆弱部13と第2脆弱部14をそれぞれ
設定した断面部分における断面2次モーメントを調整す
るようにしている。
【0053】従って、この第3実施形態によれば前記第
1実施形態と同様の効果が得られる他、第1脆弱部13
を形成した部分における断面2次モーメントI1と、第
2脆弱部14を形成した部分における断面2次モーメン
トI2を調整することによって、要求に応じた変形タイ
ミングを得ることができる。
【0054】例えば、第1脆弱部13の形成部分におけ
る断面2次モーメントI1を、第2脆弱部14の形成部
分における断面2次モーメントI2よりも小さくした場
合(I1<I2)、フロントサイドメンバ8の第1脆弱部
13を起点とした下向きの曲げ変形が第2脆弱部14を
起点とした車幅方向内側への曲げ変形よりも早いタイミ
ングで行われ、この下向きの曲げ変形の先行によってフ
ロントサイドメンバ8の軸方向の変形ストローク、つま
り、フロントコンパートメントF・Cの前後方向潰れス
トロークを確保し易くなって効率的なエネルギー吸収を
行わせることができる。
【0055】また、前記断面2次モーメントI1を、断
面2次モーメントI2よりも大きくした場合(I1
2)、フロントサイドメンバ8の第2脆弱部14を起
点とした車幅方向内側への曲げ変形が第1脆弱部13を
起点とした下向きの曲げ変形よりも早いタイミングで行
われ、この車幅方向内側への曲げ変形の先行によって、
特にオフセット前面衝突又は斜め側方衝突時に、衝突側
の一方のフロントサイドメンバ8がパワーユニット11
と干渉することにより非衝突側の他方のフロントサイド
メンバ8への荷重伝達が直ちに行われ、効率的なエネル
ギー吸収を行わせることができる。
【0056】前記断面2次モーメントI1と断面2次モ
ーメントI2とをほぼ同じにした場合(I1≒I2)は、
前記第2実施形態と同様にフロントサイドメンバ8の第
1脆弱部13を起点とした下向きの曲げ変形と、第2脆
弱部14を起点とした車幅方向内側への曲げ変形とをほ
ぼ同時に行わせることができる。
【0057】この第3実施形態にあっては、変形タイミ
ングのコントロールを前述のように第1脆弱部13と第
2脆弱部14の各形成部分における断面2次モーメント
1,I2の調整によって行っているが、これら第1脆弱
部13と第2脆弱部14の各形成部分の硬度をパネル材
質を変える等により変化させ、該第1脆弱部13と第2
脆弱部14の各形成部分の縦弾性係数E1,E2を変え
て、これら各形成部分における断面係数E1・I1とE2
・I2との調整により変形タイミングをコントロールす
ることもできる。
【0058】これは、例えば第1脆弱部13の形成部分
における断面係数E1・I1を、第2脆弱部14の形成部
分における断面係数E2・I2よりも小さくすることによ
り(E1・I1<E2・I2)、フロントサイドメンバ8の
下向きの曲げ変形を先行させることができ、逆に、前記
断面係数E1・I1を、断面係数E2・I2よりも大きくす
ることにより(E1・I1>E2・I2)、フロントサイド
メンバ8の車幅方向内側への曲げ変形を先行させること
ができる。
【0059】図10は本発明の第4実施形態を示すもの
で、本実施形態にあってはフロントサイドメンバ8の第
2脆弱部14を、該フロントサイドメンバ8の車幅方向
外側の側面の上下隅角部にノッチ14Bを設けて構成し
ている。
【0060】この第4実施形態の構造では、例えばオフ
セット前面衝突でもフロントサイドメンバ8の前端に斜
め前方から衝突入力が作用した場合、あるいは斜め側方
衝突時のようにフロントサイドメンバ8の前側領域の側
部に斜め前方より衝突入力が作用した場合のように、フ
ロントサイドメンバ8の上下方向および車幅方向の曲げ
変形挙動が同時に進行することが予想される場合に、前
記ノッチ14Bから確実に車幅方向内側への曲げ変形を
実現することができる。
【0061】また、このように第2脆弱部14をノッチ
14Bで構成することに併せて、第1脆弱部13として
のビード13Aを同図に示すように前後方向の形成幅を
大きくしたり、あるいは該ビード13Aの絞り成形深さ
を調整することによって、前述と同様にフロントサイド
メンバ8の第1脆弱部13を起点とする下向きの曲げ変
形と、第2脆弱部14を起点とする車幅方向内側への曲
げ変形の変形タイミングを容易にコントローすることが
できる。
【0062】図11は本発明の第5実施形態を示すもの
で、本実施形態にあってはフロントサイドメンバ8の第
1脆弱部13を、該フロントサイドメンバ8の断面変化
部8Pにおける下面両側の隅角部にノッチ13Bを設け
て構成している。
【0063】この第5実施形態ではノッチ13Bを起点
にしてフロントサイドメンバ8の下向きの曲げ変形を促
進するが、オフセット前面衝突でもフロントサイドメン
バ8の前端に斜め前方から衝突入力が作用した場合や、
斜め側方衝突のようにフロントサイドメンバ8の前側領
域の側部に斜め前方より衝突入力が作用した場合に、前
記ノッチ13Bがフロントサイドメンバ8の車幅方向内
側への曲げ変形のきっかけとして働く場合もあり、その
際にはフロントサイドメンバ8を前記ノッチ13Bから
第2脆弱部14としてのビード14Aの部分に亘る範囲
で大きく曲げ変形させることができて、車幅方向内側へ
の曲げ変形を確実に行わせることができる。
【0064】図12は本発明の第6実施形態を示すもの
で、本実施形態にあってはフロントサイドメンバ8の断
面変化部8Pの直後付近の下面内部に、例えば補強材と
して山形に曲折成形した補強プレート15を車幅方向に
接合配設して、該補強プレート15の前部の断面変化部
8Pにおける下面の応力集中度合いを高めることによっ
て第1脆弱部13としての機能を発揮できるようにして
ある。
【0065】この第6実施形態の構造では、第1脆弱部
13の構成手段として、断面変化部8Pの下面にパネル
強度低下構造を採用しないため、該第1脆弱部13を起
点とする下向きの曲げ変形時におけるエネルギー吸収効
果を高めることができる。
【0066】図13は本発明の第7実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては前記第6実施形態における補
強プレート15の付設により第1脆弱部13を構成する
のに替えて、前記断面変化部8Pの直後付近の下面を所
要領域で焼入れ処理して硬度を高めた熱処理部16を設
け、該熱処理部16の前部の断面変形部8Pにおける下
面の応力集中度合いを高めることによって第1脆弱部1
3としての機能を発揮できるようにして、前記第6実施
形態と同様の効果を得るようにしている。
【0067】また、本実施形態では前記第6実施形態に
おける第2脆弱部14としてのビード14Aの成形相当
部も焼入れ処理して硬度を高めた熱処理部17を設け、
フロントサイドメンバ8の車幅方向外側の側面の前記熱
処理部17に対向した部分に車幅方向内側への曲げ応力
が集中するようにして第2脆弱部14としての機能を発
揮できるようにしている。
【0068】従って、フロントサイドメンバ8の車幅方
向内側への曲げ変形時には前述と同様の理由によりエネ
ルギー吸収効果を高めることができる。
【0069】なお、フロントサイドメンバ8としては前
記各実施形態に示した方形断面形状のものに限定される
ことはなく、例えば図14に示した8角形断面形状で、
かつ、前端から後端に亘ってほぼ直状に形成したものに
適用して前述と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象とする自動車の外観斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態のフルラップ前面衝突時
における作用を略示的に示す側面説明図。
【図4】本発明の第1実施形態のオフセット前面衝突時
における作用を略示的に示す平面説明図。
【図5】本発明の第1実施形態の斜め側方衝突時におけ
る作用を略示的に示す平面説明図。
【図6】本発明の第2実施形態を示す斜視図。
【図7】本発明の第3実施形態におけるフロントサイド
メンバの一方を示す斜視図。
【図8】図7のA−A線に沿う略示的断面説明図。
【図9】図7のB−B線に沿う略示的断面説明図。
【図10】本発明の第4実施形態におけるフロントサイ
ドメンバの一方を示す斜視図。
【図11】本発明の第5実施形態におけるフロントサイ
ドメンバの一方を示す斜視図。
【図12】本発明の第6実施形態におけるフロントサイ
ドメンバの一方を示す斜視図。
【図13】本発明の第7実施形態におけるフロントサイ
ドメンバの一方を示す斜視図。
【図14】本発明の第8実施形態におけるフロントサイ
ドメンバの一方を示す斜視図。
【符号の説明】
1 車体 2 ダッシュパネル 8 フロントサイドメンバ 11 パワーユニット 12 マウント部材 13 第1脆弱部 13A ビード 13B ノッチ 14 第2脆弱部 14A ビード 14B ノッチ 15 補強プレート(補強材) 16,17 熱処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントコンパートメントの左右両側部
    に前後方向に配設した一対のフロントサイドメンバに、
    パワーユニットをマウント部材を介して連結支持した構
    造において、 前記フロントサイドメンバのパワーユニット連結支持部
    よりも後方部位の下面に、車両前方からの衝突入力によ
    り該フロントサイドメンバの下方向への変形を促進する
    第1脆弱部を設けると共に、 該フロントサイドメンバの前記第1脆弱部の近傍で、か
    つ、パワーユニットの後端位置よりも前方部位の側面
    に、前記衝突入力によりフロントサイドメンバの車幅方
    向内側への変形を促進する第2脆弱部を設けたことを特
    徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 【請求項2】 第1脆弱部を、フロントサイドメンバの
    下面に車幅方向に設けたビードで形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  3. 【請求項3】 第1脆弱部を、フロントサイドメンバの
    下面両側の隅角部に設けたノッチで構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  4. 【請求項4】 第1脆弱部を、フロントサイドメンバ下
    面の補強材付設,熱処理,材質変化等による剛性変化部
    又は硬度変化部を設けて構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の自動車の車体前部構造。
  5. 【請求項5】 第2脆弱部を、フロントサイドメンバの
    側面に上下方向に設けたビードで構成したことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  6. 【請求項6】 第2脆弱部を、フロントサイドメンバの
    側面の上下隅角部に設けたノッチで構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  7. 【請求項7】 第2脆弱部を、フロントサイドメンバ側
    面の補強材付設,熱処理,材質変化等による剛性変化部
    又は硬度変化部を設けて構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の自動車の車体前部構造。
  8. 【請求項8】 第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミン
    グを略同時期に設定したことを特徴とする請求項1〜7
    の何れかに記載の自動車の車体前部構造。
  9. 【請求項9】 第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミン
    グを、第1脆弱部の変形が先行するように設定したこと
    を特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の自動車の車
    体前部構造。
  10. 【請求項10】 第1脆弱部と第2脆弱部の変形タイミ
    ングを、第2脆弱部の変形が先行するように設定したこ
    とを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の自動車の
    車体前部構造。
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