JP2009023597A - エンジンマウントの取付構造 - Google Patents

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【課題】 車体構造の複雑化や車体重量の増大を抑制しながらエンジン支持剛性の向上等を実現したエンジンマウントの取付構造を提供する。
【解決手段】 右エンジンマウント12は、3本のボルト13によって右フロントサイドフレーム6の上面に締結されている。右フロントサイドフレーム6には、左右に離間した第1,第2ねじ孔21,22がその前部に設けられるとともに、第1,第2ねじ孔21,22の後方に第3ねじ孔23が設けられ、各ボルト13がこれら第1〜第3ねじ孔21〜23にねじ込まれている。第1〜第3ねじ孔21〜23は、相互を結ぶ直線が3角形Tを形成するように(すなわち、一直線上に存在しないように)配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンマウントの取付構造に係り、車体構造の複雑化や車体重量の増大を抑制しながらエンジン支持剛性の向上等を実現する技術に関する。
モノコック構造の自動車(以下、モノコック車と記す)は、薄鋼板をプレス成型することで多数のボディパネルや骨格部材を製造した後、これらをスポット溶接等により接合することでボディが製造される。通常、エンジンが車体前部に搭載された自動車では、ゴム等の弾性体を素材とするエンジンマウントを介して、骨格部材である左右のフロントサイドフレームにエンジンを支持させている。エンジンマウントは、フロントサイドフレームにボルトによって締結されるが、その支持剛性が不足するとNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)性能が低下する。そこで、本出願人は、フロントサイドフレームの閉断面部(矩形断面部)内に前後一対の隔壁を配置し、これら隔壁にエンジンマウント締結用のナットを溶接/一体化させたエンジンマウント取付構造を過去に提案した(特許文献1参照)。
特開2006−219068号公報
上述した特許文献1の構造は、エンジンを高い支持剛性をもって支持できるため、中型車等においてはNVH性能の大幅な向上を実現できるが、小型車への適用にあたっては更なる改善が求められていた。すなわち、特許文献1では、左右一対のエンジンマウントをそれぞれ前後2本のボルトによってフロントサイドフレームに締結するため、フロントサイドフレーム自体の剛性が小さい小型車ではエンジンマウント(すなわち、エンジン)の支持剛性が低くなり、十分なNVH性能が確保できなくなるのである。支持剛性を向上させる方法としては、例えば、エンジンマウントをフロントサイドフレームの上面に3本のボルトで締結することが考えられるが、これもフロントサイドフレームの幅が小さい小型車には適用が難しかった。
そのため、従来の小型車では、フロントサイドフレームのダンパハウジング側等に更にエンジンマウント締結部(第3のエンジンマウント締結部)を設置し、計3個のエンジンマウント締結部によってエンジンを支持する方法が採られていた。しかしながら、ヘッドライトが大きく、フロントウインドシールドが前進したデザインの小型車等では、第3のエンジンマウント締結部をヘッドライトとホイールハウスとの間に設置することが難しく、部品点数や組立工数の増大だけでなく、設計自由度の低下をも招いていた。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、車体構造の複雑化や車体重量の増大を抑制しながらエンジン支持剛性の向上等を実現したエンジンマウントの取付構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、左右一対のフロントサイドフレームにエンジンマウントを取り付ける構造であって、前記フロントサイドフレームは、その上面が平坦な閉断面部と、当該閉断面部の上壁から内外どちらか一方に延設された水平フランジとを有し、前記閉断面部の上壁に前後に離間するかたちで設置され、前記エンジンマウントが締結される第1および第2の締結部と、前記水平フランジに設置され、前記エンジンマウントが締結される第3の締結部とを備え、前記第1〜第3の締結部を相互に結ぶ直線が3角形を形成することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フロントサイドフレームの閉断面部の幅が比較的小さくとも、第3の締結部を水平フランジに設けることにより、例えば、エンジンマウントを3本のボルトで締結することが可能となり、エンジンマウント(すなわち、エンジン)の支持剛性が向上して高いNVH性能を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明を適用した自動車用車体構造の一実施形態を詳細に説明する。図1は実施形態に係る車体骨格構造を示す斜視図であり、図2は実施形態に係るエンジンマウントの取付構造を示す斜視図であり、図3は実施形態に係るフロントサイドフレームの要部縦断面図であり、図4は実施形態に係るフロントサイドフレームアウタの要部斜視図である。
≪実施形態の構成≫
本実施形態は、4ドアハッチバック型乗用車のボディに本発明を適用したものである。
図1に示すように、実施形態のボディ1は、その骨格部材として、フロントバンパビーム2の両端から左右ダンパハウジング3,4の下端に向けて略平行に延設された、左右一対のフロントサイドフレーム5,6を備えている。エンジンルーム7内にはエンジンとトランスミッションとを一体化してなるパワーユニット8が搭載され、このパワーユニット8が左右一対のエンジンマウント11,12を介して左右フロントサイドフレーム5,6に支持される。
以下、右側のエンジンマウント12およびフロントサイドフレーム6について、その取付形態や構造を説明する。
図2に示すように、右エンジンマウント12は、3本のボルト13によって右フロントサイドフレーム6の上面に締結されている。右フロントサイドフレーム6には、左右に離間した第1,第2ねじ孔(締結部)21,22がその前部に設けられるとともに、第1,第2ねじ孔21,22の後方に第3ねじ孔(締結部)23が設けられ、各ボルト13がこれら第1〜第3ねじ孔21〜23にねじ込まれている。第1〜第3ねじ孔21〜23は、相互を結ぶ直線が3角形Tを形成するように(すなわち、一直線上に存在しないように)配置されている。
図3に示すように、右フロントサイドフレーム6は、内側部分をなすフレームインナ31と、外側部分をなすフレームアウタ32とをスポット溶接によって一体化することで形成されている。右フロントサイドフレーム6は、フレームインナ31とフレームアウタ32とによって画成される閉断面部33と、閉断面部33の上壁から外側に向けて延設された水平フランジ34とを有している。
図4に示すように、閉断面部33内には、右エンジンマウント12の取付部位近傍に、フレームインナ31とフレームアウタ32とを連結する前後一対のスチフナ35,36が装着されている。これらスチフナ35,36には、第1,第3ねじ孔21,23を形成するナット37が溶接/一体化されている。また、図3に示すように、水平フランジ34には、第2ねじ孔22を形成するナット38がその下面に溶接/一体化されている。
≪実施形態の作用≫
自動車が走行を開始すると、パワーユニット8には車体の運動等に伴う加振力が作用し、エンジンマウント11,12のフロントサイドフレーム5,6への取付部に種々の方向の応力が発生する。ことろが、本実施形態では、エンジンマウント11,12が3本のボルト13によってフロントサイドフレーム5,6に締結され、かつ、3本のボルト13がねじ込まれる第1〜第3ねじ孔21〜23が相互を結ぶ直線が3角形Tを形成するように配置されているため、重量や部品点数の増大をもたらす第3のエンジンマウント等を用いることなく、高い支持剛性をもってパワーユニット8が支持され、これにより高いNVH性能を実現できる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態は本発明を4ドアハッチバック型乗用車に適用したものであるが、2ドア自動車等、他の自動車に本発明を適用してもよい。また、フロントサイドフレームに設ける締結部としては、ねじ孔に代えて、スタッドボルト等を採用するようにしてもよい。その他、フロントサイドフレーム等の具体的形状等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態に係る車体骨格構造を示す斜視図である。 実施形態に係るエンジンマウントの取付構造を示す斜視図である。 実施形態に係るフロントサイドフレームの要部縦断面図である。 実施形態に係るフロントサイドフレームアウタの要部斜視図である。
符号の説明
1 ボディ
5 左フロントサイドフレーム
6 右フロントサイドフレーム
8 パワーユニット
11 左エンジンマウント
12 右エンジンマウント
13 ボルト
21 第1ねじ孔(締結部)
22 第2ねじ孔(締結部)
23 第3ねじ孔(締結部)
31 フレームインナ
32 フレームアウタ
33 閉断面部
34 水平フランジ
35 スチフナ
37 ナット
38 ナット
T 3角形

Claims (1)

  1. 左右一対のフロントサイドフレームにエンジンマウントを取り付ける構造であって、
    前記フロントサイドフレームは、その上面が平坦な閉断面部と、当該閉断面部の上壁から内外どちらか一方に延設された水平フランジとを有し、
    前記閉断面部の上壁に前後に離間するかたちで設置され、前記エンジンマウントが締結される第1および第2の締結部と、
    前記水平フランジに設置され、前記エンジンマウントが締結される第3の締結部と
    を備え、
    前記第1〜第3の締結部を相互に結ぶ直線が3角形を形成することを特徴とするエンジンマウントの取付構造。
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