JP2008179295A - コラム付けニーエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリングコラム12の後端側下方にはコラム付けニーエアバッグ装置10が配設されており、かかるコラム付けニーエアバッグ装置10のエアバッグモジュール54は弾性体80を介して取付ブラケット70によってコラムチューブ26に支持されている。従って、エアバッグモジュール54をマスとしたダイナミックダンパ46が構成され、ステアリング振動を抑制するために効果的に作用させることができる。
【選択図】図2
Description
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
ステアリングコラム12に関して、本実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置10を説明するにあたって必要な要素及び関連する要素のみを以下に概説する。図1及び図2に示されるように、ステアリングコラム12は円筒状のコラムチューブ26を備えており、このコラムチューブ26の軸芯部にステアリングメインシャフト28が回転自在に支持されている。ステアリングメインシャフト28はコラム軸方向に二分割されており、アッパ側のシャフト28Aとロア側のシャフト(図示省略)とはスプライン嵌合によって連結されている。従って、アッパ側のシャフト28Aはロア側のシャフトに対して所定ストロークの範囲内で軸方向移動可能であるが、アッパ側のシャフト28Aはロア側のシャフトに対して相対回転不能である。また、アッパ側のシャフト28Aの後端部には、ドライバの操舵力が付与されるステアリングホイール34がナットで固定されている。
次に、本実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置10の全体構成について説明する。
次に、本実施形態の要部であるダイナミックダンパ46について詳細に説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
以下、図5及び図6を用いて、本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、エアバッグモジュール54を取付ブラケット102を介してステアリングコラム12のコラムチューブ26に取り付けるにあたって、二箇所に異なる性質の弾性体80、104を介在させたので、抑制可能なステアリング振動の周波数帯域を拡大することができる。従って、強制力(起振源)が異なるステアリング振動にも対応することが可能となる。例えば、エンジンを強制力とするステアリング振動とブレーキ系統及びサスペンション系統を強制力とするステアリング振動の両方を抑制可能な周波数帯域を持つことが可能になる。その結果、本実施形態によれば、ステアリング振動をより一層抑制することができる。
以下、図7及び図8を用いて、本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、ダイナミックダンパがコラム付けニーエアバッグ装置10のエアバッグモジュール54をマスとしたダイナミックダンパ46と、運転席用のエアバッグ装置122のエアバッグモジュール132をマスとした第2のダイナミックダンパ124の双方が設けられ、両者のピーク周波数を異なるステアリング振動のピーク周波数に対応させたので、抑制可能なステアリング振動の周波数帯域を拡大することができる。従って、強制力(起振源)が異なるステアリング振動にも対応することが可能となる。例えば、エンジンを強制力とするステアリング振動とブレーキ系統及びサスペンション系統を強制力とするステアリング振動の両方を抑制可能な周波数帯域を持つことが可能になる。特に、本実施形態を第2実施形態と組み合わせた場合には、抑制可能な周波数帯域が本実施形態を第1実施形態と組み合わせた場合よりも更に拡がる。例えば、20Hz、25Hz、30Hzといった三段階のステアリング振動を抑制するといったことも可能になる。
上述した本実施形態では、前面衝突することによりコラム付けニーエアバッグ装置10が作動する構成となっていたが、これに限らず、フロントバンパの中央部等にプリクラッシュセンサを搭載して、前面衝突予測(予知)時にもコラム付けニーエアバッグ装置10が作動する構成にしてもよい。
12 ステアリングコラム
26 コラムチューブ
28 ステアリングメインシャフト
46 ダイナミックダンパ(コラム側ダイナミックダンパ)
48 モジュールケース
50 インフレータ(ガス発生手段)
52 ニーエアバッグ
54 エアバッグモジュール
70 取付ブラケット(取付手段)
70C 両端部(取付面)
76 プレート(取付手段、取付座)
80 弾性体
82 ウエルドナット(取付手段、締結具)
84 カラー(取付手段)
88 ボルト(取付手段、締結具)
90 第2プレート(取付手段、取付座)
92 ボルト(取付手段、締結具)
94 ナット(取付手段、締結具)
100 ダイナミックダンパ(コラム側ダイナミックダンパ)
102 取付ブラケット(取付手段)
104 弾性体
110 取付ブラケット(取付手段)
110C 両端部(取付面)
120 ステアリングホイール
124 第2のダイナミックダンパ(ホイール側ダイナミックダンパ)
132 エアバッグモジュール
154 弾性体
Claims (7)
- ステアリングコラムの後端側下方に配置されると共に、衝突時に作動するガス発生手段からのガスの供給を受けて乗員の膝側へ膨張展開するニーエアバッグを含んで構成されたエアバッグモジュールと、
このエアバッグモジュールをステアリングコラムに取り付けるための取付手段と、
この取付手段を用いたエアバッグモジュールのステアリングコラムへの支持経路途中に設けられ、エアバッグモジュールをマスとしたダイナミックダンパを形成する弾性体と、
を有することを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記弾性体は、取付手段とエアバッグモジュールのモジュールケースとの間に介在されている、
ことを特徴とする請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記弾性体は、取付手段とステアリングコラムのコラムチューブとの間に介在されている、
ことを特徴とする請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記弾性体は、取付手段とエアバッグモジュールのモジュールケースとの間及び取付手段とステアリングコラムのコラムチューブとの間の双方に設けられている、
ことを特徴とする請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記取付手段は取付ブラケットを含んで構成されており、
当該取付ブラケットのコラム上方側から締結具で締結されることにより前記エアバッグモジュールが取付ブラケットに固定されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記エアバッグモジュールは、前記取付ブラケットの取付面に対して略平行に配置された取付座と、当該取付座と当該取付面との間に挟まれた筒状のカラーと、取付座のカラー配置側と反対側の面にカラーと同軸上に固定されたウエルドナットと、取付座とエアバッグモジュールの外郭を構成するモジュールケースとの間に介在された弾性体と、を含んで構成されており、
前記取付ブラケットの取付座の反エアバッグモジュール側からボルトがカラー内へ挿入されてウエルドナットに締結されることにより、エアバッグモジュールが取り付けられている、
ことを特徴とする請求項5記載のコラム付けニーエアバッグ装置。 - 前記ステアリングコラムは、軸芯部に配置されかつ後端部にステアリングホイールが固定されたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを覆いかつステアリングシャフトを回転自在に支持する筒状のコラムチューブと、を含んで構成されており、
前記ステアリングホイール内には別のダイナミックダンパが設けられており、
前記エアバッグモジュール側に設けられたコラム側ダイナミックダンパのピーク周波数と前記ステアリングホイール内に設けられたホイール側ダイナミックダンパのピーク周波数とを異なるステアリング振動のピーク周波数に対応させた、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007015392A JP2008179295A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | コラム付けニーエアバッグ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2007
- 2007-01-25 JP JP2007015392A patent/JP2008179295A/ja active Pending
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